JP2003235656A - キッチン用収納庫およびキッチン用収納庫の設置構造 - Google Patents

キッチン用収納庫およびキッチン用収納庫の設置構造

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JP2003235656A
JP2003235656A JP2002038903A JP2002038903A JP2003235656A JP 2003235656 A JP2003235656 A JP 2003235656A JP 2002038903 A JP2002038903 A JP 2002038903A JP 2002038903 A JP2002038903 A JP 2002038903A JP 2003235656 A JP2003235656 A JP 2003235656A
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storage
door
kitchen
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plate
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JP2002038903A
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Junji Rikuno
純司 陸野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調味料や調理器具等の収納物を、随時扉を開
閉しなくても簡単に取り出すことができ、また、開放さ
れた扉が邪魔とならずに作業をスムーズに行うことので
きるキッチン用収納庫およびキッチン用収納庫の設置構
造を提供すること。 【解決手段】 キッチン用収納庫1は、キッチンKに設
けられて、前方が開口した収納庫本体2と、この収納庫
本体2の前面に設けられて該収納庫本体2の開口を開閉
する扉3とを備えている。そして、収納庫本体2は、収
納物が収納される収納部8と、扉3が開放された状態
で、収納庫本体2を形成する壁面に沿って扉3を後方に
移動させることによって扉3が収納される扉収納部9と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンに設けら
れて、前方が開口した収納庫本体と、この収納庫本体の
前面に設けられて該収納庫本体の開口を開閉する扉とを
備えたキッチン用収納庫およびキッチン用収納庫の設置
構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】例えば、特開平9−51821号公報
「システムキッチン」に記載されているように、流し台
や調理台の下部には、調味料や調理器具等の収納物が収
納される収納庫が設けられるとともに、作業台の上方に
は吊り戸棚が設けられている。そして、収納庫の前面や
吊り戸棚の前面には扉が開閉自在に取り付けられてい
る。ところで、上述したシステムキッチンでは、前記収
納庫や吊り戸棚に設けられた扉は開き戸であり、調理中
は扉が閉じられているので、必要な調味料や調理器具等
がどの場所にあるかがわかりづらく、また、これら調味
料や調理器具等を取り出す場合は、開き戸を随時開閉す
ることによって取り出さなければならないのでその取り
出しが面倒であった。そこで、例えば、特開平5−16
1516号公報「収納用箱物」に記載されているよう
に、吊り戸棚に設けられる扉を折り戸とし、調理中は、
この折り戸を全面開放することによって吊り戸棚内に収
納されている調味料や調理器具等を全て見渡せ、すぐに
取り出すことができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記折り戸は
折り畳まれた状態で、吊り戸棚の一端側に寄せられてお
り、この折り畳まれた折り戸は吊り戸棚の一端側におい
て吊り戸棚の前方に出っ張っていた。そのため調理中
に、この出っ張った折り戸が邪魔となり作業しづらいと
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、調味料や調理器具等の収納物を、随時扉を開閉しな
くても簡単に取り出すことができ、また、開放された扉
が邪魔とならずに作業をスムーズに行うことのできるキ
ッチン用収納庫およびキッチン用収納庫の設置構造を提
供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、例えば、図2、図3(a),(b)に
示すように、キッチンKに設けられて、前方が開口した
収納庫本体2と、この収納庫本体2の前面に設けられて
該収納庫本体2の開口を開閉する扉3とを備えたキッチ
ン用収納庫(例えば、第1のキッチン用収納庫1)であ
って、前記収納庫本体2は、収納物が収納される収納部
8と、前記扉3が開放された状態で、前記収納庫本体2
を形成する壁面(例えば、側板6)に沿って前記扉3を
後方に移動させることによって扉3が収納される扉収納
部9とを備えていることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、前記収納庫本体
2は、前記収納部8と扉収納部9とを備えているので、
前記扉収納部9に、前記扉3を開放した状態で収納庫本
体2を形成する壁面6に沿って、扉3を前後方向に移動
させて収納することによって、収納庫本体2の前面が全
て開放される。したがって、扉3を随時、開閉しなくて
も収納部8に収納された収納物を全て見渡すことがで
き、収納物を簡単に取り出すことができる。また、開放
された扉3が邪魔とならずに作業をスムーズに行うこと
ができる。さらに、前記収納庫本体2が全面開放されて
いるので、収納庫本体2に大きな収納物等でも容易に収
納することができる。
【0007】請求項2の発明は、例えば、図3(a),(b)
に示すように、請求項1記載のキッチン用収納庫1にお
いて、前記扉3は、複数のパネル11a,11aが左右に
接合されてなり、互いに隣接するパネル11a,11aの
接合部において、該接合部を軸として前記パネル11a,
11aが折り畳み自在であることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、前記扉3は、互
いに隣接するパネル11a,11aの接合部を軸として前
記パネル11a,11aが折り畳み自在であるので、この
扉3を折り畳むことによって扉3がコンパクトにまとめ
られて、前記扉収納部9にスムーズに収納することがで
きる。また、前記パネル11aの数を増やすことによっ
て簡単に扉3の長さを調節することができ、前記収納庫
本体9の開口の幅が広い場合でも容易に対応することが
できる。
【0009】請求項3の発明は、例えば、図4に示すよ
うに、請求項2記載のキッチン用収納庫1において、前
記収納庫本体2の開口を形成する内周面のうちの少なく
とも上面(例えば、上板4の内面)に、前記収納庫本体
2の前面から側面に沿って、前記扉3を前記扉収納部9
に案内するレール部(例えば、上レール部12)が設け
られていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、前記収納庫本体
2の開口を形成する内周面のうちの少なくとも上面に、
前記前面から側面に沿って、前記扉3を前記扉収納部9
に案内するレール部12が設けられているので、このレ
ール部12に沿って前記扉3を移動させることによって
スムーズに扉収納部9に収納させることができる。
【0011】請求項4の発明は、例えば、図2、図3
(b)に示すように、請求項1〜3のいずれかに記載のキ
ッチン用収納庫1において、前記収納部8と扉収納部9
との間には、これら収納部8と扉収納部9とを仕切る仕
切り板21が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、前記収納部8と
扉収納部9との間に仕切り板21が設けられているの
で、前記扉収納部9に、前記収納部8に収納されている
収納物が散乱することなく扉3を開放した状態での見栄
えが良い。また、前記扉収納部9に前記扉3を収納し易
くなる。
【0013】請求項5の発明は、例えば、図1、図3
(b)に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載のキ
ッチン用収納庫1において、前記扉3に取っ手20が設
けられており、この取っ手20は、前記扉3が前記扉収
納部9に収納された状態で、該扉収納部9の前面より外
側に位置していることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明によれば、前記取っ手20
は、前記扉3が前記扉収納部9に収納された状態で、該
扉収納部9の前面より外側に位置しているので、前記取
っ手20を使用して容易に扉3を閉鎖することができ
る。
【0015】請求項6の発明は、例えば、図1、図2、
図6に示すように、請求項1〜5のいずれかに記載のキ
ッチン用収納庫1において、前記収納部8には、内部に
収納物が収納されて、前後方向に引き出し可能な引き出
し部24が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明によれば、前記収納部8に
は、前後方向に引き出し可能な引き出し部24が設けら
れているので、この引き出し部24を前方に引き出すこ
とによって引き出し部24の奥側に収納された収納物も
容易に取り出すことができ、収納物の取り出しがスムー
ズに行える。
【0017】請求項7の発明は、例えば、図1、図2、
図6に示すように、請求項6記載のキッチン用収納庫1
において、前記引き出し部24の下方には、収納空間2
4aが設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明によれば、前記引き出し部
24の下方には、収納空間24aが設けられているの
で、この収納空間24aにも収納物を収納することがで
き、収納スペースが増える。
【0019】請求項8の発明は、例えば、図1、図7
(a),(b)に示すように、請求項1〜7のいずれかに記載
のキッチン用収納庫1において、前記収納庫本体2の上
面にシンク25を備えた天板26が設けられ、前記シン
ク25の前面側には前面板27が設けられ、この前面板
27は、前記シンク25の前面位置から前記収納庫本体
2の前面に突出する位置まで回動自在であり、前記前面
板27と前記シンク25との間に収納空間27aが設け
られていることを特徴とする。
【0020】請求項8の発明によれば、前記シンク25
の前面側に設けられた前面板27は、前記シンク25の
前面位置から前記収納庫本体2の前面に突出する位置ま
で回動自在であり、前記前面板27と前記シンク25と
の間に収納空間27aが設けられているので、前記前面
板27をシンク25の前面位置から前記収納庫本体2の
前面に突出する位置まで回動させることによって、前記
収納空間27aに物を入れることができ、また、前記前
面板27に物を置くなど棚として利用することができ、
作業スペースが増える。また、前記前面板27を、前記
収納庫本体2の前面に突出する位置から前記シンク25
の前面位置まで回動させることによって、前面板27を
収納することができるので、この前面板27を使用しな
い場合に邪魔となることもない。
【0021】請求項9の発明は、例えば、図2、図3
(a),(b)に示すように、請求項1〜8のいずれかに記載
のキッチン用収納庫(例えば、第1のキッチン用収納庫
1、第2のキッチン用収納庫41)が互いに隣接して設
置してなるキッチン用収納庫1,41の設置構造であっ
て、一方のキッチン用収納庫1の前記収納庫本体2を形
成する側板6と、他方のキッチン用収納庫41の前記収
納庫本体42を形成する側板46とが互いに当接してお
り、前記他方のキッチン用収納庫41の側板46の前端
面は、前記一方のキッチン用収納庫1の側板6の前端面
より奥側に位置しており、前記他方のキッチン用収納庫
41の側板46の前端面は、前記扉43の閉鎖状態でこ
の扉43によって覆われていることを特徴とする。
【0022】請求項9の発明によれば、前記他方のキッ
チン用収納庫41の側板46の前端面は、前記扉43の
閉鎖状態でこの扉によって覆われているので、この他方
のキッチン用収納庫41の側板46の前端面は外側から
見えず、前記一方のキッチン用収納庫1の側板6の前端
面しか見えない。したがって、これら両キッチン用収納
庫1,41が一体型デザインとなって外観に優れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1、第2の実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るキッチンの斜視図、図2は、キッ
チンの正断面図、図3(a)は、第1および第2のキッチ
ン用収納庫が互いに隣接して設置された設置構造におい
て扉の閉鎖状態を示す平断面図、図3(b)は、図3(a)に
おける扉の開放状態を示す平断面図、図4は、第1のキ
ッチン用収納庫の斜視図、図5(a)は、扉がレール部に
はめ込まれた状態を示す側断面図、図5(b)は、扉がレ
ール部にはめ込まれた状態を示す平断面図、図6は、引
き出し部が前方に引き出された状態を示す第1のキッチ
ン用収納庫の側断面図、図7(a)は、前面板が回動され
た状態を示す第1のキッチン用収納庫の側断面図、図7
(b)は、図7(a)の要部を示す拡大図である。図1〜図3
(a),(b)に示すように、本発明の第1の実施の形態のキ
ッチン用収納庫は、キッチンKの流し台の下部に設けら
れる第1のキッチン用収納庫1や、調理台の下部に設け
られる第2のキッチン用収納庫41、流し台の上方に設
けられる吊り戸棚61に適用される。
【0024】前記第1のキッチン用収納庫1は、前方が
開口した収納庫本体2と、この収納庫本体2の前面に設
けられて該収納庫本体2の開口を開閉する扉3とを備え
ている。前記収納庫本体2は、上板4と底板5と左右側
板6,6と背面板7とが組み付けられてなり、底板5の
上方には下板5aが設けられている。すなわち、底板5
と下板5aとの間には、後述する収納空間24aが設けら
れている。また、前記収納庫本体2は、収納物が収納さ
れる収納部8と、扉3が開放された状態で収納庫本体2
の側板6に沿って扉3を後方にスライドさせることによ
って扉3が収納される扉収納部9とを備えている。
【0025】前記扉3は、図中右側に折り畳まれる折り
戸10と左側に折り畳まれる折り戸10とを備え、観音
開きとされている。そして、前記折り戸10は2つのパ
ネル11a,11aが左右方向に並設されてなり、これら
パネル11a,11aどうしはその接合部に取り付けられ
たヒンジ11b,11bによって接合されている。つま
り、パネル11a,11aの接合部において、該接合部で
あるヒンジ11b,11bを軸として外側に折り畳まれる
ことによって収納庫本体2の開口が開放される。
【0026】また、図4、図5(a),(b)に示すように、
前記収納庫本体2の前面から側面に沿って、収納庫本体
2の開口を形成する内周面のうちの上面(上板4の内
面)と下面(下板5aの内面)とに、扉3を扉収納部9
に案内する上レール部12と下レール部13とが取り付
けられている。(なお、図4中では、一方の折り戸10
は説明のため省略した。) 前記上レール部12は、前記扉3を構成する2つのパネ
ル11a,11aのうちの、収納庫本体2の中央部側に位
置するパネル11aがスライドされる第1の上レール部
14と、前記2つのパネル11a,11aのうちの、収納
庫本体2の側板6側に位置するパネル11aがスライド
される第2の上レール部15とを備えている。第1の上
レール部14は平断面視略コ字型をなしており、コーナ
ー部は滑らかな曲線となっている。このように第1の上
レール部14のコーナー部を滑らかな曲線とすることに
よって、扉3を開放した場合に、扉3をスムーズに第1
の上レール部14に沿って奥側へ移動させることができ
る。なお、前記第1の上レール部14のコーナー部は、
図5(b)に示すように滑らかな曲線をなしていたが、例
えば、図5(c)に示すように直線状に傾斜した形状のコ
ーナー部を有する第1の上レール部14aとしても良
い。また、前記第2の上レール部15は平断面視直線状
をなしている。
【0027】そして、第1の上レール部14に、前記中
央部側に位置するパネル11の上端面に取り付けられた
上ガイド部16がはめ込まれ、第2の上レール部15
に、前記側板6側に位置するパネル11の上端面に取り
付けられた上ガイド部16がはめ込まれて、これら第1
の上レール部14および第2の上レール部15に沿って
扉3が移動することによって扉収納部9に扉3が収納さ
れる。
【0028】また、前記下レール部13は、前記中央部
側に位置するパネル11aがスライドされる第1の下レ
ール部17と、前記側板6側に位置するパネル11aが
スライドされる第2の下レール部18とを備えている。
第1の下レール部17は平断面視略コ字型をなしてお
り、コーナー部は滑らかな曲線となっている。第2の下
レール部18は平断面視直線状をなしている。そして、
第1の下レール部17に、前記中央部側に位置するパネ
ル11aの下端面に取り付けられた下ガイド部19がは
め込まれ、第2の下レール部18に、前記側板6側に位
置するパネル11aの下端面に取り付けられた下ガイド
部19がはめ込まれて、これら第1の下レール部17お
よび第2の下レール部18に沿って扉3が移動すること
によって扉収納部9に扉3が収納される。
【0029】前記扉3を構成するパネル11aの幅は、
図3(a),(b)に示すように、収納庫本体2の側板6の幅
よりも短くなっている。さらに、扉3を構成する2つの
パネル11a,11aのうちの、収納庫本体2の中央部側
に位置するパネル11aの接合部側には、パネル11aの
前面から突出するように取っ手20が取り付けられてい
る。つまり、扉3が扉収納部9に収納された状態で、パ
ネル11aの側端部は扉収納部9の前面に突出しないよ
うに納められ、取っ手20のみが扉収納部9の前面より
外側に位置している。
【0030】したがって、扉3を開放する際には、取っ
手20を使用してヒンジ11b,11bを軸としてパネル
11a,11aを外側に折り畳み、この扉3が開放された
状態で扉3を後方にスライドさせることによって扉3を
扉収納部9に収納させる。一方、扉3を閉鎖する際に
は、取っ手20を使用して扉3を前方にスライドさせた
後に、折り畳まれた扉3を左右に拡げる。
【0031】また、前記収納部8と扉収納部9との間に
は、収納庫本体2の側板6に沿って、収納部8と扉収納
部9とを仕切る仕切り板21が取り外し可能に設けられ
ている。すなわち、収納部8と扉収納部9との間の収納
庫本体2の背面板7に、該背面板7と直交し、かつ、側
板6と平行となるように内側板22が固定されている。
この内側板22の前後方向の長さは、側板6の前後方向
の長さよりも短く、内側板22と面一となるように前記
仕切り板21が収納部8と扉収納部9との間に設けられ
ている。
【0032】前記収納部8には、図1、図2、図6に示
すように、内部に収納物が収納されて前後方向に引き出
し可能な引き出し部24,24が左右に1つずつ収容さ
れている(図3、図4,図7には図示しない)。この引
き出し部24,24内の上側には、さらに、前後方向に
引き出し可能な収納箱23,23が設けられている。ま
た、引き出し部24の下方には収納空間24aが設けら
れている。すなわち、この収納空間24aは、収納庫本
体2を構成する底板5と下板5aとの間に設けられてい
る。また、引き出し部24の下方にあたる下板5aに開
口部(図示しない)が形成されており、引き出し部24
を前方に引き出した後に、前記開口部から物の出し入れ
が行われるようになっている。
【0033】上述した第1のキッチン用収納庫1は、収
納庫本体2の上面にシンク25を備えた天板26が設け
られており、シンク25は収納庫本体2の上方に配置さ
れている。このシンク25の前面側(扉3の上部)には
前面板27が設けられており、この前面板27は、図7
(a),(b)に示すように、シンク25の前面位置から収納
庫本体2の前面と略垂直となる位置まで回動自在であ
り、前面板27とシンク25との間に収納空間27aが
設けられている。すなわち、前面板27の内面と収納庫
本体2の側板6の内面とにヒンジ28が取り付けられて
おり、このヒンジ28を軸として回動自在とされてい
る。
【0034】また、前面板27の内面の上端部に側断面
視略L字型の取っ手29が固定されており、この取っ手
29にマグネット30aが取り付けられている。さら
に、シンク25を備えた天板26の下面に設けられた横
桟材31に、前記マグネット30aと一対となるマグネ
ットキャッチ30bが取り付けられている。そして、前
面板27が閉められるとマグネット30aとマグネット
キャッチ30bとがくっつき、前面板27が開けられる
とマグネット30aとマグネットキャッチ30bとが離れ
るようになっており、着脱自在となっている。このよう
に前面板27を開けた状態で、前面板27上には、例え
ば物を置いて使用することができる。また、前面板27
とシンク25との間の収納空間を小物入れ等として利用
しても良い。
【0035】次に、前記第2のキッチン用収納庫につい
て説明する。この第2のキッチン用収納庫は、第1のキ
ッチン用収納庫とほぼ同様の構成をなしており、同様の
構成部分についての詳細な説明は省略する。すなわち、
図1〜図3(a),(b)に示すように、前記第2のキッチン
用収納庫41は、収納庫本体42と扉43とを備えてい
る。この収納庫本体42は、上板44と底板45と左右
側板46,46と背面板47とが組み付けられてなり、
底板45の上方には下板45aが設けられている。すな
わち、底板45と下板45aとの間には、後述する収納
空間55aが設けられている。また、前記収納庫本体4
2は、収納物が収納される収納部48と、扉43が収納
される扉収納部49とを備えている。
【0036】前記収納庫本体42の上板44の内面と下
板45aの内面には、上述した第1のキッチン用収納庫
1と同様に、扉43を扉収納部49に案内する上レール
部と下レール部とが取り付けられている(図示しな
い)。前記扉43は、左側に折り畳まれる1つの折り戸
50であり、2つのパネル51a,51aがヒンジ51b,
51bによって左右方向に並設されてなる。また、前記
パネル51aの幅は、前記収納庫本体42の側板46の
幅よりも短くなっている。さらに、扉43を構成する2
つのパネル51a,51aのうちの、右側のパネル51a
の接合部側には、パネル51aの前面から突出するよう
にして取っ手52が取り付けられている。
【0037】また、前記収納部48と扉収納部49との
間には、収納部48と扉収納部49とを仕切る仕切り板
53が取り外し可能に設けられている。また、第1のキ
ッチン用収納庫1と同様に、収納庫本体42の背面板4
7に内側板54が固定されている。
【0038】前記収納部48には、内部に収納物が収納
されて、前後方向に引き出し可能な引き出し部55,5
5が上下に2段設けられている(図3には図示しな
い)。そして、下段に位置する引き出し部55の下方に
は、前記第1のキッチン用収納庫1の場合と同様に、収
納空間55aが設けられている。
【0039】また、図3(a),(b)に示すように、前記第
2のキッチン用収納庫41は、第1のキッチン用収納庫
1に隣接して設置されている。すなわち、第1のキッチ
ン用収納庫1の収納庫本体2の側板6と、第2のキッチ
ン用収納庫41の収納庫本体42の側板46とが互いに
当接している。前記第2のキッチン用収納庫41の側板
46の幅は、第1のキッチン用収納庫1の側板46の幅
よりも短く形成されている。つまり、第2のキッチン用
収納庫41の側板46の前端面は、第1のキッチン用収
納庫1の側板6の前端面より奥側に位置しており、第2
のキッチン用収納庫41の側板46の前端面は、扉43
の閉鎖状態でこの扉43によって覆われている。
【0040】次に、前記吊り戸棚について説明する。こ
の吊り戸棚も第1のキッチン用収納庫1とほぼ同様の構
成をなしており、同様の構成部分についての詳細な説明
は省略する。すなわち、図1および図2に示すように、
前記吊り戸棚61は、収納庫本体62と扉63とを備え
ている。前記収納庫本体62は、天板64と底板65と
左右側板66と背面板67とが組み付けられてなり、収
納物が収納される収納部68と、扉63が収納される扉
収納部69とを備えている。
【0041】前記収納庫本体62の天板64の内面と底
板65の内面には、上述した第1のキッチン用収納庫1
と同様に、扉63を扉収納部69に案内する上レール部
と下レール部とが取り付けられている(図示しない)。
前記扉63は、右側に折り畳まれる折り戸70と左側に
折り畳まれる折り戸70とを備え、観音開きとされてい
る。また、前記折り戸70は、それぞれ2つのパネル7
1a,71aがヒンジ71b,71bによって左右方向に並
設されてなる。また、前記パネル71aの幅は、前記収
納庫本体62の側板66の長さよりも長くなっており、
扉63が扉収納部69に収納された状態で、パネル71
aの側端部は扉収納部69から突出する。さらに、扉6
3を構成する2つのパネル71a,71aのうちの、収納
庫本体62の中央部側に位置するパネル71aの接合部
側には、パネル71aの前面から突出するように取っ手
72が取り付けられている。
【0042】また、前記収納部68と扉収納部69との
間には、収納部68と扉収納部69とを仕切る仕切り板
73が取り外し可能に設けられている。また、第1のキ
ッチン用収納庫1と同様に、収納庫本体62の背面板6
7に内側板(図示しない)が固定されている。
【0043】前記収納部68には、該収納部68を左右
に仕切る仕切り側板74aが設置されており、また、2
つに仕切られた収納部68,68をそれぞれ上下に仕切
る棚板74b,74bが設置され、3段の棚とされてい
る。なお、吊り戸棚61に隣接してレンジフード81が
設けられており、第2のキッチン用収納庫41の上方に
はガスコンロ91が配置されている。
【0044】本発明の第1の実施の形態によれば、前記
第1のキッチン用収納庫1の収納庫本体2は収納部8と
扉収納部9とを備えているので、扉3を開放した状態で
収納庫本体2の側板6に沿って扉3を前後方向に移動さ
せて収納することによって、収納庫本体2の前面が全て
開放される。したがって、扉3を随時、開閉しなくても
収納部8に収納された収納物を全て見渡すことができ、
収納物を簡単に取り出すことができる。また、開放され
た扉3が邪魔とならずに作業をスムーズに行うことがで
きる。
【0045】前記扉3は、互いに隣接するパネル11a,
11aの接合部を軸としてパネル11a,11aが折り畳み
自在であるので、扉3がコンパクトにまとめられて、扉
収納部9にスムーズに収納することができる。また、パ
ネル11aの数を増やすことによって簡単に扉3の長さ
を調節することができ、収納庫本体2の開口の幅が広い
場合でも容易に対応することができる。
【0046】前記収納庫本体2の上板4と下板5aの内
面に、収納庫本体2の前面から側面に沿って上レール部
12と下レール部13とが設けられているので、これら
上レール部12、下レール部13に沿って扉3を移動さ
せることによってスムーズに扉収納部9に収納させるこ
とができる。
【0047】前記収納部8と扉収納部9との間に仕切り
板21が設けられているので、扉収納部9に、収納部8
に収納されている収納物が散乱することなく、扉3を開
放した状態での見栄えが良い。また、扉収納部9に扉3
を収納し易くなる。
【0048】前記取っ手20は、扉3が扉収納部9に収
納された状態で、該扉収納部9の前面より外側に位置し
ているので、取っ手20を使用して容易に扉3を閉鎖す
ることができる。
【0049】前記収納部8には、前後方向に引き出し可
能に引き出し部24が設けられており、この引き出し部
24の下方が収納空間24aとされているので、収納物
の取り出しがスムーズに行え、また、収納スペースが増
える。
【0050】前記シンク25の前面側に設けられた前面
板27は、シンク25の前面位置から収納庫本体2の前
面と略垂直となる位置まで回動自在であり、前面板27
とシンク25との間に収納空間27aが設けられている
ので、この収納空間27aに物を入れることができ、ま
た、前面板27に物を置くなど棚として利用することが
でき、作業スペースが増える。また、この前面板27を
収納することができるので、使用しない場合に邪魔とな
ることもない。
【0051】第2のキッチン用収納庫41の側板46の
前端面は、第1のキッチン用収納庫1の前端面より奥側
に位置しており、第2のキッチン用収納庫41の側板4
6の前端面は、扉43の閉鎖状態でこの扉43によって
覆われているので、第2のキッチン用収納庫41の側板
46の前端面は外側から見えず、第1のキッチン用収納
庫1の側板6の前端面しか見えない。したがって、これ
ら第1および第2のキッチン用収納庫1,41が一体型
デザインとなって外観に優れる。
【0052】なお、本発明の第1の実施の形態におい
て、前記扉3を構成する2つのパネル11a,11aの内
面にそれぞれマグネット等を取り付けておくと、扉3を
折り畳み易く、また、扉3が折り畳まれた状態で固定さ
れるので、扉3を扉収納部9に収納し易くなる。さら
に、前記扉3に設けられた取っ手20は扉3の前面から
突出していたが、例えば、後述する第2の実施の形態の
キッチン用収納庫101の扉103に設けられた取っ手
111のように溝状に形成しても良い。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態のキッチ
ン用収納庫について説明する。図8は、本発明の第2の
実施の形態のキッチン用収納庫の斜視図、図9(a)は、
キッチン用収納庫の扉の閉鎖状態を示す平断面図、図9
(b)は、図9(a)における扉の開放状態を示す平断面図で
ある。本発明の第2の実施の形態のキッチン用収納庫
は、第1の実施の形態と同様に第1のキッチン用収納庫
1や第2のキッチン用収納庫41、吊り戸棚61に適用
されるが、ここでは、第1のキッチン用収納庫に適用さ
れる場合を例にとって説明する。
【0054】図8、図9(a),(b)に示すように、本発明
の第2の実施の形態を示す第1のキッチン用収納庫10
1は、前方が開口した収納庫本体102と、この収納庫
本体102の前面に設けられて該収納庫本体102の開
口を開閉する扉103とを備えている。前記収納庫本体
102は、上板104と底板105と左右側板106,
106と背面板107とが組み付けられてなり、底板1
05の上方には下板105aが設けられている。また、
前記収納庫本体102は、収納物が収納される収納部1
08と、扉103が開放された状態で収納庫本体102
の側板106に沿って、扉103を前後方向にスライド
させることによって扉103を収納可能な扉収納部10
9とを備えている。
【0055】前記扉103は、右側に開かれる開き戸1
10と左側に開かれる開き戸110とを備え、観音開き
とされている。また、前記収納庫本体102の側面に沿
って上板104の内面と下板105aの内面とに、扉1
03を扉収納部109に案内する上レール部(図示しな
い)と下レール部114とが取り付けられている。そし
て、上レール部に、開き戸110の上端面に取り付けら
れた上ガイド部(図示しない)がはめ込まれ、下レール
部114に、開き戸110の下端面に取り付けられた下
ガイド部(図示しない)がはめ込まれて、これら上レー
ル部および下レール部114に沿って扉103が移動す
ることによって扉収納部109に扉103が収納され
る。
【0056】前記扉103の幅は、前記収納庫本体10
9の側板106の幅よりも短くなっており、扉103が
扉収納部109に収納された状態で、扉103の側端部
は扉収納部109の前面に突出しないように納められて
いる。さらに、扉103の外面および内面には、溝状の
取っ手111,111が形成されている。
【0057】したがって、扉103を開放する際には、
扉103の外面に形成された取っ手111を使用して扉
103を外側に開き、この扉103が開放された状態で
扉103を後方にスライドさせることによって扉103
を扉収納部109に収納させる。一方、扉103を閉鎖
する際には、扉103の内面に形成された取っ手111
を使用して扉103を前方にスライドさせた後に、扉1
03を閉める。
【0058】また、前記収納部108と扉収納部109
との間には、収納部108と扉収納部109とを仕切る
仕切り板112が取り外し可能に設けられている。ま
た、台1の実施の形態の第1の収納庫本体1と同様に、
収納庫本体102の背面板107に内側板113が固定
されている。
【0059】本発明の第2の実施の形態のキッチン用収
納庫101によれば、第1の実施の形態のキッチン用収
納庫1と同様の効果を得ることができるので、その説明
は省略する。
【0060】なお、本発明の第1および第2の実施の形
態のキッチン用収納庫1,101は、前記扉3,103
が折り戸10や開き戸110であるとしたが、例えば、
図10や図11に示すような扉113,123を備えた
キッチン用収納庫111,121としても良い。すなわ
ち、図10におけるキッチン用収納庫111の扉113
は、左右方向に開閉可能なシャッターであり、図11に
おけるキッチン用収納庫121の扉123は、上下方向
に開閉可能なシャッターである。
【0061】また、本発明の第1および第2の実施の形
態のキッチン用収納庫1,101において、前記扉3,
103は、収納庫本体2,102を構成する上板4,1
04や下板5a,105aの内面にそれぞれ取り付けられ
た上レール部12や下レール部13,114に沿って移
動するようになっていたが、例えば、上板4,104の
内面の他に、側板6,106の内面に、該側板6,10
6の前後方向に沿ってレール部を上下に2つ取り付ける
ようにしても良い。この場合は、ヒンジの一端を前記レ
ール部にはめ込み、他端を扉103に取り付けるように
して、ヒンジをレール部にスライドさせることによって
扉3,103を移動させるようにする。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記収納庫本
体の前面が全て開放され、よって、扉を随時、開閉しな
くても収納部に収納された収納物を全て見渡すことがで
き、収納物を簡単に取り出すことができる。また、開放
された扉が邪魔とならずに作業をスムーズに行うことが
できる。
【0063】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記扉を折
り畳むことによって扉がコンパクトにまとめられて、前
記扉収納部にスムーズに収納することができる。また、
前記パネルの数を増やすことによって簡単に扉の長さを
調節することができ、前記収納庫本体の開口の幅が広い
場合でも容易に対応することができる。
【0064】請求項3の発明によれば、請求項1または
2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記レール部に沿って前記扉を移動させることによって、
スムーズに扉収納部に収納させることができる。
【0065】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記仕切り板によって、前記扉収納部に、前記収納
部に収納されている収納物が散乱することなく、扉を開
放した状態での見栄えが良く、また、前記扉収納部に前
記扉を収納し易くなる。
【0066】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記取っ手を使用して容易に扉を閉鎖することがで
きる。
【0067】請求項6の発明によれば、請求項1〜5の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記収納ケースを前方に引き出すことによって、収
納ケースの奥側に収納された収納物も容易に取り出すこ
とができ、収納物の取り出しがスムーズに行える。
【0068】請求項7の発明によれば、請求項6と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記収納空
間にも収納物を収納することができ、収納スペースが増
える。
【0069】請求項8の発明によれば、請求項1〜7の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記収納空間に物を入れたり、前記前面板に物を置
いたりすることができ、作業スペースが増える。また、
前記前面板を使用しない場合に邪魔となることもない。
【0070】請求項9の発明によれば、前記他方のキッ
チン用収納庫の側板の前端面は外側から見えず、前記一
方のキッチン用収納庫の側板の前端面しか見えない。し
たがって、これら両キッチン用収納庫が一体型デザイン
となって外観に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すためのもの
で、キッチンの斜視図である。
【図2】同、キッチンの正断面図である。
【図3】同、(a)は、第1および第2のキッチン用収納
庫が互いに隣接して設置された設置構造において扉の閉
鎖状態を示す平断面図、(b)は、(a)における扉の開放状
態を示す平断面図である。
【図4】同、第1のキッチン用収納庫の斜視図である。
【図5】同、(a)は、扉がレール部にはめ込まれた状態
を示す側断面図、(b)は、扉がレール部にはめ込まれた
状態を示す平断面図、(c)は、レール部の平断面図であ
る。
【図6】同、引き出し部が前方に引き出された状態を示
す第1のキッチン用収納庫の側断面図である。
【図7】同、(a)は、前面板が回動された状態を示す第
1のキッチン用収納庫の側断面図、(b)は、(a)の要部を
示す拡大図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示すためのもの
で、キッチン用収納庫の斜視図である。
【図9】同、(a)は、キッチン用収納庫の扉の閉鎖状態
を示す平断面図、(b)は、(a)における扉の開放状態を示
す平断面図である。
【図10】本発明のその他の実施の形態を示すためのも
ので、キッチン用収納庫の斜視図である。
【図11】同、キッチン用収納庫の斜視図である。
【符号の説明】
K キッチン 1,41 キッチン用収納庫(第1のキッチン用収納
庫) 2,42 収納庫本体 3,43 扉 6,46 側板 8 収納部 9 扉収納部 11a パネル 12 レール部(上レール部) 20 取っ手 21 仕切り板 24 引き出し部 24a 収納空間 25 シンク 26 天板 27 前面板 27a 収納空間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチンに設けられて、前方が開口した
    収納庫本体と、この収納庫本体の前面に設けられて該収
    納庫本体の開口を開閉する扉とを備えたキッチン用収納
    庫であって、 前記収納庫本体は、収納物が収納される収納部と、 前記扉が開放された状態で、前記収納庫本体を形成する
    壁面に沿って前記扉を後方に移動させることによって扉
    が収納される扉収納部とを備えていることを特徴とする
    キッチン用収納庫。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキッチン用収納庫におい
    て、 前記扉は、複数のパネルが左右に接合されてなり、互い
    に隣接するパネルの接合部において、該接合部を軸とし
    て前記パネルが折り畳み自在であることを特徴とするキ
    ッチン用収納庫。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のキッチン用収納庫におい
    て、 前記収納庫本体の開口を形成する内周面のうちの少なく
    とも上面に、前記収納庫本体の前面から側面に沿って、
    前記扉を前記扉収納部に案内するレール部が設けられて
    いることを特徴とするキッチン用収納庫。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のキッチ
    ン用収納庫において、 前記収納部と扉収納部との間には、これら収納部と扉収
    納部とを仕切る仕切り板が設けられていることを特徴と
    するキッチン用収納庫。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のキッチ
    ン用収納庫において、 前記扉に取っ手が設けられており、 この取っ手は、前記扉が前記扉収納部に収納された状態
    で、該扉収納部の前面より外側に位置していることを特
    徴とするキッチン用収納庫。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のキッチ
    ン用収納庫において、 前記収納部には、内部に収納物が収納されて、前後方向
    に引き出し可能な引き出し部が設けられていることを特
    徴とするキッチン用収納庫。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のキッチン用収納庫におい
    て、 前記引き出し部の下方には、収納空間が設けられている
    ことを特徴とするキッチン用収納庫。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のキッチ
    ン用収納庫において、 前記収納庫本体の上面にシンクを備えた天板が設けら
    れ、前記シンクの前面側には前面板が設けられ、この前
    面板は、前記シンクの前面位置から前記収納庫本体の前
    面に突出する位置まで回動自在であり、 前記前面板と前記シンクとの間に収納空間が設けられて
    いることを特徴とするキッチン用収納庫。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のキッチ
    ン用収納庫が互いに隣接して設置してなるキッチン用収
    納庫の設置構造であって、 一方のキッチン用収納庫の前記収納庫本体を形成する側
    板と、他方のキッチン用収納庫の前記収納庫本体を形成
    する側板とが互いに当接しており、 前記他方のキッチン用収納庫の側板の前端面は、前記一
    方のキッチン用収納庫の側板の前端面より奥側に位置し
    ており、前記他方のキッチン用収納庫の側板の前端面
    は、前記扉の閉鎖状態でこの扉によって覆われているこ
    とを特徴とするキッチン用収納庫の設置構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253948A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 Sun Wave Ind Co Ltd キッチン台
CN100421600C (zh) * 2006-11-14 2008-10-01 贾晓峰 组合橱柜的组装方法
JP2017140293A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 旭化成ホームズ株式会社 キッチンセット

Cited By (4)

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