JPH088665Y2 - テーブル兼用開閉扉付き収納家具 - Google Patents

テーブル兼用開閉扉付き収納家具

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JPH088665Y2
JPH088665Y2 JP1989134736U JP13473689U JPH088665Y2 JP H088665 Y2 JPH088665 Y2 JP H088665Y2 JP 1989134736 U JP1989134736 U JP 1989134736U JP 13473689 U JP13473689 U JP 13473689U JP H088665 Y2 JPH088665 Y2 JP H088665Y2
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JP
Japan
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opening
closing door
door
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gap
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JP1989134736U
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JPH0372734U (ja
Inventor
泰一 徳田
仁 梅野
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、収納家具の前面開口を閉止する開閉扉を水
平状態に開扉した状態でテーブルとして使用できるテー
ブル兼用開閉扉付き収納家具に関する。
〔従来の技術〕
従来、本体の前面開口を閉止する開閉扉を水平に開扉
した状態において、テーブルとして使用することができ
る収納家具としてライティングビューロは各種提供され
ていたが、該ライティングビューロの開閉扉はその下縁
を本体に単に枢着したものであり、その使用態様につい
ては該開閉扉を手前側に開扉して水平状態となし、そし
て該開閉扉の手前側に着座して使用することを前提とし
たものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、収納家具の前面側に十分な空間を設けること
ができない場合、開閉扉の手前側に着座することが困難
であり、また仮に手前側に椅子を配することができて
も、その椅子の後方の空間が極端に少なくなり、通行の
邪魔になるといった問題を有していた。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、開閉扉を手前側に回動開扉して水平状態となし、テ
ーブルとして使用可能となした後、該開閉扉を収納家具
の本体内部に一部を押込み格納可能となし、本体に対す
る開閉扉の突出長さを調節できるようにするとともに、
該開閉扉の側方に着座して使用することを前提としたテ
ーブル兼用開閉扉付き収納家具を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、前面開口した本体
の中段位置に上下に間隙を設けて二枚の固定板を取付
け、該間隙内に配した移動板を前記下方固定板に前後ス
ライド移動可能に連係するとともに、該移動板の前縁に
本体上段前面を閉止し得る開閉扉を枢着し、該開閉扉の
両側部であって枢着部から所定長さにわたり切欠部を形
成して水平状態において前記間隙内に押込み可能となす
とともに、該切欠部端を両側板前面に当接可能となし、
また該開閉扉閉止時において該切欠部に対応する両側板
前面に該切欠部と略同形の突出部を形成し、更に本体下
段には前記開閉扉を水平状態において支持する支持手段
を設けてなるテーブル兼用開閉扉付き収納家具を構成し
た。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のテーブル兼用開閉扉
付き収納家具は、開閉扉を閉扉した際には収納家具の本
体前面開口の上段を閉止し、また水平状態に開扉し、下
段に設けた支持手段にて該開閉扉を支持した状態で、該
開閉扉の側方に着座してテーブルとして使用可能とな
し、更に本体の中段位置に上下に間隙を設けて取付けた
二枚の固定板間の間隙内に前後スライド移動可能に配し
た移動体の前縁に前記開閉扉を枢着するとともに、該開
閉扉の両側部であって枢着部から所定長さにわたり切欠
部を形成したことにより、水平状態のテーブル兼用開閉
扉の切欠部を設けた部分を前記移動板の移動に伴って前
記間隙内に格納して、本体からの突出長さを調節できる
ようになしたものであり、また該開閉扉を最奥部に押込
んだ際に前記切欠部の端部が本体の両側板前面に当接し
てストッパーとして作用するとともに、閉扉時において
両側板前面に突設した突出部が前記切欠部に係合して開
閉扉の両側を面一となし、更に突出部により移動板と開
閉扉との枢着部を遮蔽するのである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳
細を説明する。
第1図〜第4図は本考案の代表的実施例を示し、図中
Aは収納家具の本体、Bはテーブル兼用開閉扉装置、C
は回転テーブル装置をそれぞれ示している。
収納家具本体Aは、両側板1,1、天板2、地板3及び
背板4で形成した前面開口の箱体よりなり、中段内部に
は第3図に示す如く上下に間隙5を設けて上方固定板6
と下方固定板7を取付け、該上方固定板6の上部を上段
収納空間A′となすとともに、下方固定板7の下方を下
段収納空間A″となしたものである。前記上段収納空間
A′には、両側板1,1の内面に並設した支持孔8,…に嵌
入したダボ9,…にて複数の棚板10を適宜装着できるよう
になしている。また、前記下段収納空間A″には、同様
に棚板10を装着してあり、その前面開口は一側を一方の
側板1に蝶番11にて枢着した回動扉12で閉止し得るよう
になし、そして該回動扉12の遊端の下端にはキャスター
13を取付けている。
前記テーブル兼用開閉扉装置Bは、前記上段収納空間
A′の前面開口を閉止し得る開閉扉14と、該開閉扉14の
下縁を枢支するとともに、前面開放した前記間隙5内で
前後スライド移動可能となした移動板15と、水平状態の
前記開閉扉14を支持する支持手段16とよりなる。
前記移動板15は、第3図〜第5図に示す如く前記間隙
5内に配し、前記下方固定板7の上面と該移動板15の下
面間に前後方向に配した二本にレール17,17にて前後ス
ライド移動可能に連係させたものであり、本実施例では
該移動板15の奥行幅を前記間隙5の奥行幅より十分小さ
く設定し、該間隙5内においてのみ前後移動可能となし
たものである。
また、前記開閉扉14は、前記移動板15の前縁に蝶番18
にてその下縁を上下に回動可能に枢着し、該移動板15を
最前部に位置させた状態で上方へ回動して前記上段収納
空間A′の前面開口を閉止するのであり、その際、該開
閉扉14の遊端側に突設したラッチ19を天板2の下面前縁
部に取付けたラッチ受け20にて係合して閉扉状態を保持
している。また、当該開閉扉14の両側部であって、前記
蝶番18による枢着部から所定長さにわたり切欠部21,21
を形成し、前記移動板15の後方移動に伴って該開閉扉14
の切欠部21を設けた部分を前記間隙5内に格納し得るよ
うになしている。そして、該開閉扉14を最奥部に格納し
た状態で、前記切欠部21の端部22が側板1の前面23に当
接して、それ以上の後方への移動を規制している。そし
て、当該開閉扉14を閉扉した状態において、前記切欠部
21に対応する両側板1,1の前面23には、該切欠部21と略
同形の突出部24を形成し、閉扉時において切欠部21を補
間して開閉扉14を面一となして外観性の向上を図るとと
もに、前記蝶番18を含む枢着部を直視できないように遮
蔽している。
また、前記支持手段16は、水平状態の前記開閉扉14を
下方より支持するもので、本実施例では開扉状態の前記
回動扉12を利用し、該回動扉12の遊端上端に突設した緩
衝部材25を開閉扉14の下面に当接してなるものである。
前記回転テーブル装置Cは、第1図〜第4図に示す如
く本体Aから側方へ突出したテーブルとして使用する開
閉扉14の上方に位置する前記上方固定板6の上面に前後
スライド可能に配した移動台26と、該移動台26の上面に
水平回転可能に取付けた回転テーブル27とよりなる。
前記移動台26は、前端を両側板1,1の前面23より後方
に設定した前記上方固定板6の上面と該移動台26の下面
を第5図に示す如く前後方向に配した二本のレール28,2
8にて前後スライド移動可能に連係されたものである。
ここで、前記レール28は、外部から直視できないよう
に、前記移動台26の下面中央部に形成した凹所29内に配
するとともに、該移動台26の前端には前記上方固定板6
の前面を覆い得る下向き突縁30を形成し、更に該突縁30
の上縁中央には陥没した把手31を形成している。
前記回転テーブル27は、第3図〜第5図に示す如く前
記移動台26の上面に回転金具32を介して取付けて水平回
転可能となしている。ここで、前記回転金具32は、外部
から直視できないように、前記回転テーブル27の下面中
央部に形成した凹所33内に配している。
尚、図中34は、前記開閉扉14の遊端側に設けた把手で
あり、35は前記回動扉12の遊端側に設けた把手である。
しかして、テーブル兼用開閉扉装置Bは、支持手段16
としての下段の回動扉12を途中まで約45度開扉した状態
にしておき、前記開閉扉14の把手34を手前側に引くと、
その下端が蝶番18にて移動板15に枢着されているので、
上下に回動して該開閉扉14を水平状態に開扉し、前記回
動扉12の上端の緩衝部材25に下面中央部を当接させた状
態にするのである。そして、該開閉扉14の手前側の余裕
空間のスペースに応じて、該開閉扉14を収納家具の本体
A内部に一部を格納するのであるが、水平状態の該開閉
扉14を本体A方向へ押すことにより、前記間隙5内での
移動板15の後方への移動に伴って、該開閉扉14の切欠部
21を設けた部分が間隙5内に格納され、本体Aからの突
出長さが短くなり、手前側の空間に余裕を持たせるので
ある。尚、この状態で、前記切欠部21の端部22は両側板
1,1の前面23に当接してストッパーとして作用し、それ
以上の後方移動を規制するのである。こうして、本体A
から水平突出状態の開閉扉14を、第6図に示す如く該開
閉扉14の側方に椅子Dを配してテーブルとして使用する
のである。
それから、前記回転テーブル装置Cは、前記開閉扉14
を本体Aの前方へ突出させ、該開閉扉14の側方に着座し
た状態で、前記移動台26の把手31を前方へ引き、該移動
台26の一部を開閉扉4の上方まで引出し、そして該移動
台26の上面に水平回動可能に取付けた回転テーブル27を
着座方向へ回転させて、例えば該回転テーブル27に載置
したワードプロセッサー又はパーソナルコンピューター
等のOA機器Eの本体部E′を着座方向に向け、前記開閉
扉14に載置したキーボードE″を操作する等して使用す
るのである。尚、前記回転テーブル27は、前記移動台26
を引出した状態のみならず、格納した状態でも回転でき
るようにしている。
また、使用後において格納するには、前記移動台26を
本体A内部に押し込み、前記開閉扉14を引出した状態
で、上方回動させて閉扉するとともに、回動扉12を閉扉
して第7図に示す如く通常の扉付きの収納家具の外形に
コンパクトに収納することができ、本考案の収納家具を
他の家具とともにユニット化することが可能となる。
本実施例では、前記支持手段16として、回動扉12を利
用したが、該開閉扉14に折畳み式の脚部を内蔵させるこ
とも可能であり、また移動板15と移動台26の前後スライ
ド移動可能となすためにレール17及び28を用いたが、レ
ールに限定されるものではなく、上方固定板6及び下方
固定板7にありみぞ等を形成したものや、両側板1,1の
内面側にそれぞれの側部を案内する溝を形成したものも
可能である。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のテーブル兼用開閉扉付き収納
家具によれば、収納家具の本体前面開口の上段を閉止し
得る開閉扉を、移動板の前縁の枢着部を中心として下方
回動させて水平状態に開扉し、下段に設けた支持手段に
て該開閉扉を支持した状態で、該開閉扉の側方に着座し
てテーブルとして使用することが可能となり、また該開
閉扉の手前側の空間が狭い場合には水平状態の開閉扉を
本体方向へ押し込むことにより、本体の中段位置に上下
に間隙を設けて取付けた二枚の固定板間の間隙内に前後
スライド移動可能に配した移動体が、該間隙内の奥端部
に格納されるのに伴って、該開閉扉の切欠部を設けた部
分が間隙内に格納され、本体からの突出長さを短く調節
することができ、しかも最奥端に押込んだ際には前記切
欠部の端部が本体の両側板前面に当接してストッパーと
して作用して、それ以上の後方移動を規制することがで
き、更に閉扉時において両側板前面に突設した突出部が
前記切欠部に係合して開閉扉の両側を面一となし且つ該
突出部により移動板と開閉扉との枢着部を遮蔽するので
外観性の向上が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉扉を水平状態に開扉した状態を示す全体斜
視図、第2図は水平状態の開閉扉の一部を本体内に格納
し且つ移動台を引出した状態の全体斜視図、第3図は閉
扉状態の部分縦断側面図、第4図は第2図の状態の縦断
側面図、第5図は要部の拡大縦断正面図、第6図は使用
状態の全体斜視図、第7図は閉扉状態の全体斜視図であ
る。 A:本体、B:テーブル兼用開閉扉装置、C:回転テーブル装
置、D:椅子、E:OA機器、1:側板、2:天板、3:地板、4:背
板、5:間隙、6:上方固定板、7:下方固定板、8:支持孔、
9:ダボ、10:棚板、11:蝶番、12:回動扉、13:キャスタ
ー、14:開閉扉、15:移動板、16:支持手段、17:レール、
18:蝶番、19:ラッチ、20:ラッチ受け、21:切欠部、22:
端部、23:前面、24:突出部、25:緩衝部材、26:移動台、
27:回転テーブル、28:レール、29:凹所、30:突縁、31:
把手、32:回転金具、33:凹所、34:把手、35:把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面開口した本体の中段位置に上下に間隙
    を設けて二枚の固定板を取付け、該間隙内に配した移動
    板を前記下方固定板に前後スライド移動可能に連係する
    とともに、該移動板の前縁に本体上段前面を閉止し得る
    開閉扉を枢着し、該開閉扉の両側部であって枢着部から
    所定長さにわたり切欠部を形成して水平状態において前
    記間隙内に押込み可能となすとともに、該切欠部端を両
    側板前面に当接可能となし、また該開閉扉閉止時におい
    て該切欠部に対応する両側板前面に該切欠部と略同形の
    突出部を形成し、更に本体下段には前記開閉扉を水平状
    態において支持する支持手段を設けてなることを特徴と
    するテーブル兼用開閉扉付き収納家具。
JP1989134736U 1989-11-20 1989-11-20 テーブル兼用開閉扉付き収納家具 Expired - Lifetime JPH088665Y2 (ja)

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JPH0372734U JPH0372734U (ja) 1991-07-23
JPH088665Y2 true JPH088665Y2 (ja) 1996-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533019Y2 (ja) * 1975-06-25 1980-08-06
JPS61156536U (ja) * 1985-03-20 1986-09-29
JPH023306Y2 (ja) * 1985-04-04 1990-01-25

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JPH0372734U (ja) 1991-07-23

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