JP2002115911A - 貯湯式加熱装置 - Google Patents

貯湯式加熱装置

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JP2002115911A
JP2002115911A JP2000310333A JP2000310333A JP2002115911A JP 2002115911 A JP2002115911 A JP 2002115911A JP 2000310333 A JP2000310333 A JP 2000310333A JP 2000310333 A JP2000310333 A JP 2000310333A JP 2002115911 A JP2002115911 A JP 2002115911A
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Japan
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hot water
temperature
water
hot
mixing ratio
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Application number
JP2000310333A
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English (en)
Inventor
Hiroteru Kuwabara
浩輝 桑原
Toru Tsuruta
透 鶴田
Teruki Kido
輝希 城戸
Masahiro Imoto
正弘 井本
Yoshinori Shicchi
義範 志智
Kazuhisa Shimada
和久 島田
Yoichi Nakamura
陽一 中村
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 出湯温度センサーの検出温度と、出湯温度の
目標値の設定温度とを比較した時に、タンク内の湯切れ
と混合比調整弁異常の誤検知を防ぐ。 【解決手段】 高温水温度センサーの検出温度とリモコ
ンの湯はり温度設定スイッチによる湯はり設定温度を比
較し(S25)、高温水温度センサーの検出温度が、湯
はり設定温度より低下した場合は、湯切れ異常(S2
6)と判断し、湯はり遮断弁を閉弁し(S27)、リモ
コンにより異常内容や異常コードを使用者に報知する
(S28)。S25で、高温水温度センサーが検出温度
が、湯はり設定温度より高い場合は、湯はり設定温度と
湯はり温度センサーの検出温度を比較し(S29)、湯
はり温度センサーの検出温度が湯はり設定温度より低下
した場合は、湯はり混合比調整弁異常(S30)と判断
し、湯はり遮断弁21を閉弁し(S31)、リモコンに
より異常内容や異常コードを使用者に報知し(S3
2)、タンク内の湯切れと混合比調整弁異常の誤検知を
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を加熱し貯湯す
るための貯湯タンクを備えた貯湯式加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水を加熱し貯湯するための貯
湯タンクと、貯湯タンクから高温水を供給するための高
温給湯管と、貯湯タンクをバイパスさせ水を供給するた
めのバイパス管と、高温給湯管とバイパス管の合流部に
設けられ、高温水と水の混合比を調整する混合比調整弁
と、給湯混合比調整弁で混合された湯水の温度を検出す
るための給湯温度センサーと、給湯温度の目標値を設定
するための温度設定部と、湯はり混合比調整弁で混合さ
れた湯水の温度を検出するための湯はり温度センサー
と、湯はり温度の目標値を設定するための温度設定部
と、湯はり混合比調整弁で混合された混合水の供給/停
止を行うための湯はり遮断弁とを備えた貯湯式加熱装置
があり、給湯温度センサーの検出する温度と、給湯温度
の目標値を設定するための温度設定部にて設定された温
度とを比較し、給湯温度センサーの検出する温度が、給
湯温度の目標値を設定するための温度設定部にて設定さ
れた温度を下回った時、又は湯はり温度センサーの検出
する温度と、湯はり温度の目標値を設定するための温度
設定部にて設定された温度とを比較し、湯はり温度セン
サーの検出する温度が、湯はり温度の目標値を設定する
ための温度設定部にて設定された温度を下回った時に、
タンク内の湯切れを判断し、エラー報知を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,上記のような
加熱装置では、給湯温度センサーの検出する温度と、給
湯温度の目標値を設定するための温度設定部にて設定さ
れた温度、又は湯はり温度センサーの検出する温度と、
湯はり温度の目標値を設定するための温度設定部にて設
定された温度とを比較した時に、出湯温度が目標値に対
して低くなる現象は、タンク内の湯切れと、混合比調整
弁が湯側を閉めた状態の故障時におこり、タンク内の湯
切れと混合比調整弁異常の区別がつきにくいという問題
点があった。本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は、タンク内の湯切れと混合比
調整弁異常の誤検知をしない貯湯式加熱装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、水を加熱し貯湯す
るための貯湯タンクと、前記貯湯タンクから高温水を供
給するための高温給湯管と、前記貯湯タンクをバイパス
させ水を供給するためのバイパス管と、前記高温給湯管
と、前記バイパス管の合流部に設けられ高温水と水の混
合比を調整する給湯混合比調整弁と、出湯されているこ
とを検知する給湯流量センサーと、高温水を検知するた
めの高温水温度センサーと、前記給湯混合比調整弁によ
り混合された湯水の温度を検出するための出湯温度セン
サーと、出湯温度の目標値を設定するための温度設定部
と、前記給湯混合比調整弁の開度を制御する制御部とを
備えた貯湯式加熱装置において、給湯中に前記高温水温
度センサーが検出する温度と、前記温度設定部により設
定された温度とを比較し、前記高温水温度センサーが検
出する温度が、前記温度設定部により設定された温度を
下回った時に、前記貯湯タンク内の湯切れを判断し、エ
ラー報知を行うこととしたので、給湯混合比調整弁異常
との区別ができ、誤検知をすることがない。
【0005】請求項2では、水を加熱し貯湯するための
貯湯タンクと、前記貯湯タンクから高温水を供給するた
めの高温給湯管と、前記貯湯タンクをバイパスさせ水を
供給するためのバイパス管と、前記高温給湯管と、前記
バイパス管の合流部に設けられ高温水と水の混合比を調
整する湯はり混合比調整弁と、高温水を検知するための
高温水温度センサーと、前記湯はり混合比調整弁により
混合された湯水の温度を検出するための湯はり温度セン
サーと、湯はり温度の目標値を設定するための温度設定
部と、前記湯はり混合比調整弁により混合された混合水
を浴槽に供給し、湯はりを行うための湯はり給湯管と、
湯はり時に前記湯はり混合比調整弁により混合された混
合水を浴槽へ供給/停止を行うための湯はり遮断弁と、
湯はり流量を検知する湯はり流量センサーと、前記湯は
り混合比調整弁の開度および前記遮断弁の開閉を制御す
る制御部とを備えた貯湯式加熱装置において、前記湯は
り遮断弁を開弁させたのち、湯はり中に前記高温水温度
センサーが検出する温度と、前記温度設定部により設定
された温度とを比較し、前記高温水温度センサーが検出
する温度が、前記温度設定部により設定された温度を下
回った時に、前記貯湯タンク内の湯切れを判断し、エラ
ー報知を行うこととしたので、湯はり混合比調整弁異常
との区別ができ、誤検知をすることがない。
【0006】請求項3では、請求項1に記載の貯湯式加
熱装置において、出湯中に前記給湯温度センサーの検出
する温度と、前記給湯温度の目標値を設定するための温
度設定部にて設定された温度とを比較し、前記給湯温度
センサーの検出する温度が、前記給湯温度の目標値を設
定するための温度設定部にて設定された温度を下回った
時に、給湯混合比調整弁異常を判断し、エラー報知を行
うこととしたので、前記貯湯タンク内の湯切れとの区別
ができ、誤検知をすることがない。
【0007】請求項4では、請求項2に記載の貯湯式加
熱装置において、湯はり中に前記湯はり混合比調整弁に
より混合された湯水の温度を検出するための湯はり温度
センサーと、前記湯はり温度の目標値を設定するための
温度設定部にて設定された温度とを比較し、前記湯はり
混合比調整弁により混合された湯水の温度を検出するた
めの湯はり温度センサーが、前記湯はり温度の目標値を
設定するための温度設定部にて設定された温度を下回っ
た時に、湯はり混合比調整弁異常を判断し、エラー報知
を行うこととしたので、前記貯湯タンク内の湯切れとの
区別ができ、誤検知をすることがない。
【0008】請求項5では、請求項2ないし請求項4に
記載の貯湯式加熱装置において、前記検知手段が前記タ
ンク内の湯切れ又は湯はり混合比調整弁異常を検知した
時には、異常の発生を報知し、前記湯はり遮断弁を閉止
させることによって、前記温度設定部により設定された
温度より低い温度での湯はり運転を行わないため、無駄
なお湯を使うことなく、使用者が修理を依頼するなどの
対応を迅速に行うことが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係わる加熱装置100を電気温水器に適用した構成図
である。給水源からの水は減圧弁1で減圧され、減圧弁
1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐される。バ
イパス管3は、給水逆止弁23Aを介して下流の給湯混
合比調整弁46Aに通じており、給水温度を検出する給
水温度センサー41、断水時など配管内に負圧が生じた
際に負圧をキャンセルするためのバキュームブレーカー
51を備えている。給水管2は加熱部31に通じてお
り、加熱部31は貯湯タンク32、下部ヒーター33、
上部ヒーター34から構成されている。貯湯タンク32
内の水は、下部ヒーター33、上部ヒーター34により
タンク下部温度センサー37、タンク上部温度センサー
38の検出温度が高温(例えば85℃)になるように加
熱される。貯湯タンク32の上部からの高温給湯管4
は、高温水逆止弁22Aを介して、給湯混合比調整弁4
6Aに通じている。さらに、貯湯タンク32の下部には
排水バルブ36を備える。また、貯湯タンク32の上部
には貯湯タンク32内の水の加熱時に発生する膨張水を
逃すための安全弁35と、貯湯タンク32からの高温水
を出湯するための高温給湯管4を備える。
【0010】ステッピングモーターにより駆動される給
湯混合比調整弁46Aでは、バイパス管3からの水と高
温給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8
Aへ供給される。給湯管8Aには給湯温度を検出するた
めの給湯温度センサー43A、給湯管8Aへ供給される
湯の流量を検出するための給湯流量センサー44を備え
ている。さらに高温給湯管4には加熱部31から供給さ
れる高温の湯の温度を検出するための高温水温度センサ
ー42を備えている。高温給湯管4は下流の高温給湯管
5と、高温水逆止弁22を介して、湯はり混合比調整弁
46Bに通じている。一方、バイパス管3はバキューム
ブレーカー51の下流で分岐し、バイパス管7と、給水
逆止弁23を介して、湯はり混合比調整弁46Bに通じ
ている。ステッピングモーターにより駆動される湯はり
混合比調整弁46Bでは、バイパス管7からの水と高温
給湯管5からの高温水を混合し、高温水、水、適温の湯
のいずれかが湯はり給湯管9へ供給される。湯はり給湯
管9には、リモコン71のスイッチ操作に応じて浴槽6
2への高温水、水、適温の湯の供給/停止を行うための
湯はり遮断弁21、湯はり温度を検出するための湯はり
温度センサー43B、湯はり給湯管9へ供給される湯水
の流量を検出するための湯はり流量センサー45および
湯はり逆止弁52、53を備えている。湯はり給湯管9
はさらに浴槽62の壁面に取り付けられたアダプター6
1に通じている。
【0011】ここで、給水逆止弁23Aおよび高温水逆
止弁22Aは、バイパス管3内の水が高温給湯管4に流
れ込んだり、逆に高温給湯管4内の高温水がバイパス管
3に流れ込むことことを防止している。また、給水逆止
弁23および高温水逆止弁22は、バイパス管7内の水
が高温給湯管5に流れ込んだり、逆に高温給湯管5内の
高温水がバイパス管7に流れ込むことことを防止してい
る。さらに、加熱装置100は、タンク下部温度センサ
ー37、タンク上部温度センサー38、給水温度センサ
ー41、高温水温度センサー42、給湯温度センサー4
3A、給湯流量センサー44、湯はり温度センサー43
B、湯はり流量センサー45等の検出信号およびリモコ
ン71からの指示に基づき、下部ヒーター33、上部ヒ
ーター34、給湯混合比調整弁46A、湯はり混合比調
整弁46B、湯はり遮断弁21等を制御するための本体
制御部70を備えている。
【0012】リモコン71には、給湯管8Aから供給さ
れる湯の設定温度Tsを設定する給湯温度設定スイッチ
85、浴槽62へ湯はりする湯の設定温度Tfsを設定
する湯はり温度設定スイッチ86、浴槽62へ湯はりす
る湯量を設定する湯はり量設定スイッチ87、浴槽62
へ湯張りする際にオン操作する湯はりスイッチ82、浴
槽62内に高温水を供給する際にオン操作する高温差し
湯スイッチ83、浴槽62内に水を供給する際にオン操
作する差し水スイッチ84、給湯設定温度Ts、湯はり
設定温度Tfs等や加熱装置の運転情報などを文字表示
する表示部81、音声により加熱装置の運転情報を報知
するスピーカー88を備える。また、リモコン71と本
体制御部70は通信線72で結ばれており、運転指示情
報や運転情報を相互通信している。
【0013】図2は、本発明に係わる給湯混合比調整弁
46A(または湯はり混合比調整弁46B)の構造図で
ある。給湯混合比調整弁46A(または湯はり混合比調
整弁46B)は、ステッピングモータ201、ボディ2
02、弁体203、シール部205、軸受け204から
構成されている。弁体203はステッピングモーター2
01により回転駆動し、湯水の混合比を調整している。
時計回り(湯側閉方向)に回転すると給水量が増加、高
温水量が減少し、逆に反時計回り(水側閉方向)に回転
すると給水量が減少、高温水量が増加する。
【0014】図3は、本発明に係わる給湯混合比調整弁
46A(または湯はり混合比調整弁46B)の湯水の混
合比Rと弁体203の回転角度θとの関係を示す図であ
る。ここで、混合比Rは混合比調整弁に流入する湯量
(Qh)と湯と水の総量(Q)との比(Qh /Q)を
示している。弁体203がステッピングモーター201
により回転駆動し、水側全閉位置(θ=0deg)では
混合比Rは1.0、湯側全閉位置(θ=150deg)
では混合比Rは0.0となっている。給湯混合比調整弁
46Aは、給湯流量センサー44が水流を検出している
時に次のように給湯設定温度Tsと給湯温度Tm(給湯
温度センサー43Aの検出温度)とが一致するように温
度制御を行う。まず、目標回転角度θtは式(1)によ
り算出される。 θt=f{Rt}…式(1) 式(1)においてRtは目標混合比、f{Rt}は、目標
混合比Rtから、図3に示す混合比Rに対する弁体20
3の回転角度θとの関係により目標回転角度θtを算出
する関数を示している。混合比Rに対する弁体203の
回転角度θの関係は、変換テーブルとして予めROM等
メモリに記憶させておき、目標混合比Rtが決定される
と目標回転角度θtが設定され、目標回転角度θtに基
づいてステッピングモータが駆動されて混合比調整弁の
弁体203を駆動させる。また、目標混合比Rtは式
(2)により算出される。 Rt=Rff+Rfb…式(2) ここで、Rffはフィードフォワード量であり、式
(3)により算出される。 Rff=Qh/Q=(Ts−Tc)/(Th−Tc)…式(3) ここで、Tsは給湯設定温度、Tcは給水温度(=給水
温度センサー41の検出温度)、Thは高温水温度(高
温水温度センサー42の検出温度)である。また、Rf
bはフィードバック量であり、式(4)により、給湯設
定温度Tsと給湯温度Tm(給湯温度センサー43Aの
検出温度)の偏差から算出される。 Rfb=fpid{K×(Ts−Tm)}…式(4) ここでfpid関数は、フィードバック演算を行う関数
であり、比例、積分、微分演算により給湯温度Tmを給
湯設定温度Tsに一致させるるためのフィードバック量
を算出する。また、定数Kはフィードバックゲインであ
る。
【0015】湯はり混合比調整弁46Bは、湯はり流量
センサー45が水流を検出している時に湯はり設定温度
Tfsと湯はり温度Tf(湯はり温度センサー43Bの
検出温度)とが一致するように温度制御を行い、フィー
ドフォワード量Rffは、式(5)により算出される。 Rff=Qh/Q=(Tfs−Tc)/(Th−Tc)…式(5) フィードバック量Rfbは、式(6)により、湯はり設
定温度Tfsと湯はり温度Tf(湯はり温度センサー4
3Bの検出温度)の偏差から算出される。 Rfb=fpid{K×(Tfs−Tf)}…式(6)
【0016】図4は、本発明の一実施形態における第一
の制御フローである。まず、給湯混合比調整弁46Aを
温度制御する(ステップS1)。次に、給湯流量センサ
ー44の検出している給湯流量を検知し(ステップS
2)、高温水温度センサー42の検出している温度とリ
モコン71の給湯温度設定スイッチ85により設定され
ている給湯設定温度を比較し(ステップS3)、高温水
温度センサー42が検出している温度が、給湯設定温度
より低下した場合は、湯切れ異常(ステップS4)と判
断し、リモコン71により異常内容や異常コードを使用
者に報知する(ステップS5)。ステップS3で、高温
水温度センサー42が検出している温度が、給湯設定温
度より高い場合は、給湯設定温度と給湯温度センサー4
3Aが検出している温度とを比較し(ステップS6)、
給湯温度センサー43Aが検出している温度が給湯設定
温度より低下した場合は、給湯混合比調整弁異常(ステ
ップS7)と判断し、リモコン71により異常内容や異
常コードを使用者に報知する(ステップS8)。ステッ
プS6で給湯温度センサー43Aが検出している温度が
給湯設定温度以上であれば正常と判断する。給湯使用中
は前記の動作を繰り返し判断する。
【0017】図5は、本発明の一実施形態における第二
の制御フローである。まず、リモコン71の湯はりスイ
ッチ82がONされたかどうかを確認し(ステップS2
1)、湯はりスイッチ82がONされると湯はり遮断弁
21を開弁し(ステップS22)、湯はり混合比調整弁
46Bにて温度制御を実施する(ステップS23)。次
に、湯はり流量センサー45が湯はり流量を検知してい
るかを判断し(ステップS24)、高温水温度センサー
42の検出している温度とリモコン71の湯はり温度設
定スイッチ86により設定されている湯はり設定温度を
比較し(ステップS25)、高温水温度センサー42が
検出している温度が、湯はり設定温度より低下した場合
は、湯切れ異常(ステップS26)と判断し、湯はり遮
断弁21を閉弁し(ステップS27)、リモコン71に
より異常内容や異常コードを使用者に報知する(ステッ
プS28)。ステップS25で、高温水温度センサー4
2が検出している温度が、湯はり設定温度より高い場合
は、湯はり設定温度と湯はり温度センサー43Bが検出
する温度を比較し(ステップS29)、湯はり温度セン
サー43Bが検出する温度が湯はり設定温度より低下し
た場合は、湯はり混合比調整弁異常(ステップS30)
と判断し、湯はり遮断弁21を閉弁し(ステップS3
1)、リモコン71により異常内容や異常コードを使用
者に報知する(ステップS32)。次に、湯はり流量セ
ンサー45の検出している湯はり積算量とリモコン71
の湯はり量設定スイッチ87により設定されている湯は
り設定量を比較し(ステップS33)、湯はり積算量が
湯はり設定量を超えると湯はり遮断弁21を閉弁し(ス
テップS34)、湯はり完了報知を行う(ステップS3
5)。ステップS33で湯はり積算量が湯はり設定量を
超えていない場合は、ステップS24に移行し、前記の
動作を湯はり完了まで行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる加熱装置100
を電気温水器に適用した構成図
【図2】 本発明に係わる給湯混合比調整弁46A(ま
たは湯はり混合比調整弁46B)の構造図
【図3】 本発明に係わる給湯混合比調整弁46A(ま
たは湯はり混合比調整弁46B)の湯水の混合比Rと弁
体203の回転角度θとの関係を示す図
【図4】 本発明の一実施形態における第一の制御フロ
【図5】 本発明の一実施形態における第二の制御フロ
【符号の説明】
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 4…高温給湯管 5…高温給湯管 7…バイパス管 8A…給湯管 9…湯はり給湯管 21…湯はり遮断弁 22…高温水逆止弁 22A…高温水逆止弁 23…給水逆止弁 23A…給水逆止弁 31…加熱部 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク下部温度センサー 38…タンク上部温度センサー 41…給水温度センサー 42…高温水温度センサー 43A…給湯温度センサー 43B…湯はり温度センサー 44…給湯流量センサー 45…湯はり流量センサー 46A…給湯混合比調整弁 46B…湯はり混合比調整弁 51…バキュームブレーカー 52…湯はり逆止弁 53…湯はり逆止弁 61…アダプター 62…浴槽 70…本体制御部 71…リモコン 72…通信線 81…表示部 82…湯はりスイッチ 83…高温差し湯スイッチ 84…差し水スイッチ 85…給湯温度設定スイッチ 86…湯はり温度設定スイッチ 87…湯はり量設定スイッチ 88…スピーカー 100…加熱装置 201…ステッピングモータ 202…ボディ 203…弁体 204…軸受け 205…シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸 輝希 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 (72)発明者 井本 正弘 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 (72)発明者 志智 義範 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 (72)発明者 島田 和久 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中村 陽一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を加熱し貯湯するための貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクから高温水を供給するための高温給湯管
    と、前記貯湯タンクをバイパスさせ水を供給するための
    バイパス管と、前記高温給湯管と前記バイパス管の合流
    部に設けられ、高温水と水の混合比を調整する給湯混合
    比調整弁と、出湯されていることを検知する給湯流量セ
    ンサーと、高温水を検知するための高温水温度センサー
    と、前記給湯混合比調整弁により混合された湯水の温度
    を検出するための給湯温度センサーと、給湯温度の目標
    値を設定するための温度設定部と、前記給湯混合比調整
    弁の開度を制御する制御部とを備えた貯湯式加熱装置に
    おいて、給湯中に前記高温水温度センサーが検出する温
    度と、前記温度設定部により設定された温度とを比較
    し、前記高温水温度センサーが検出する温度が、前記温
    度設定部により設定された温度を下回った時に前記貯湯
    タンク内の湯切れを判断し、エラー報知を行うことを特
    徴とした貯湯式加熱装置。
  2. 【請求項2】水を加熱し貯湯するための貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクから高温水を供給するための高温給湯管
    と、前記貯湯タンクをバイパスさせ水を供給するための
    バイパス管と、前記高温給湯管と前記バイパス管の合流
    部に設けられ、高温水と水の混合比を調整する湯はり混
    合比調整弁と、高温水を検知するための高温水温度セン
    サーと、前記湯はり混合比調整弁により混合された湯水
    の温度を検出するための湯はり温度センサーと、湯はり
    温度の目標値を設定するための温度設定部と、前記湯は
    り混合比調整弁により混合された混合水を浴槽に供給
    し、湯はりを行うための湯はり給湯管と、湯はり時に前
    記湯はり混合比調整弁により混合された混合水を浴槽へ
    供給/停止を行うための湯はり遮断弁と、湯はり流量を
    検知する湯はり流量センサーと、前記湯はり混合比調整
    弁の開度および前記湯はり遮断弁の開閉を制御する制御
    部とを備えた貯湯式加熱装置において、前記湯はり遮断
    弁を開弁させたのち、湯はり中に前記高温水温度センサ
    ーが検出する温度と、前記温度設定部により設定された
    温度とを比較し、前記高温水温度センサーが検出する温
    度が、前記温度設定部により設定された温度を下回った
    時に、前記貯湯タンク内の湯切れを判断し、エラー報知
    を行うことを特徴とした貯湯式加熱装置。
  3. 【請求項3】出湯中に、前記給湯温度センサーの検出す
    る温度と、前記給湯温度の目標値を設定するための温度
    設定部にて設定された温度とを比較し、前記給湯温度セ
    ンサーの検出する温度が、前記給湯温度の目標値を設定
    するための温度設定部にて設定された温度を下回った時
    に、給湯混合比調整弁異常を判断し、エラー報知を行う
    ことを特徴とした請求項1に記載の貯湯式加熱装置。
  4. 【請求項4】湯はり中に、前記湯はり混合比調整弁によ
    り混合された湯水の温度を検出するための湯はり温度セ
    ンサーと、前記湯はり温度の目標値を設定するための温
    度設定部にて設定された温度とを比較し、前記湯はり混
    合比調整弁により混合された湯水の温度を検出するため
    の湯はり温度センサーが、前記湯はり温度の目標値を設
    定するための温度設定部にて設定された温度を下回った
    時に、湯はり混合比調整弁異常を判断し、エラー報知を
    行うことを特徴とした請求項2に記載の貯湯式加熱装
    置。
  5. 【請求項5】タンク内の湯切れ又は湯はり混合比調整弁
    異常と判断した場合、エラー報知を行い湯はり遮断弁を
    閉止させ、湯はりを停止させることを特徴とした請求項
    2ないし請求項4に記載の貯湯式加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005038676A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池コージェネレーションシステム
JP2019113212A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 三菱電機株式会社 給湯装置

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