JP2002114657A - 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物

Info

Publication number
JP2002114657A
JP2002114657A JP2000306337A JP2000306337A JP2002114657A JP 2002114657 A JP2002114657 A JP 2002114657A JP 2000306337 A JP2000306337 A JP 2000306337A JP 2000306337 A JP2000306337 A JP 2000306337A JP 2002114657 A JP2002114657 A JP 2002114657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
oral composition
oral cavity
present
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000306337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4723068B2 (ja
Inventor
Shinji Sugiyama
眞次 杉山
Shigeyuki Ejiri
茂之 江尻
Yoshikazu Ishii
良和 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zettoc Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zettoc Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zettoc Co Ltd filed Critical Nippon Zettoc Co Ltd
Priority to JP2000306337A priority Critical patent/JP4723068B2/ja
Publication of JP2002114657A publication Critical patent/JP2002114657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4723068B2 publication Critical patent/JP4723068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔用組成物の製造に適した、特に非水性又
は水を殆ど含まない口腔用組成物の製造に適した口腔用
組成物用基剤を提供する。通常水の存在下では不安定な
有効成分を安定に配合した口腔用組成物、特に、非水性
又は水を殆ど含まない口腔用組成物を提供する。 【解決手段】 ポリエチレン末及びポリエチレンワック
スからなる群から選ばれる少なくとも1種、並びに流動
パラフィン、スクワラン及びスクワレンからなる群から
選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする口
腔用組成物用基剤;上記口腔用組成物用基剤を含有する
口腔用組成物;上記口腔用組成物用基剤、及びα−第三
リン酸カルシウム(α−TCP)を含有することを特徴
とする口腔用組成物;上記口腔用組成物用基剤、及び少
なくとも1種のフッ化物を含有する口腔用組成物;上記
口腔用組成物用基剤、及び酵素類を含有する口腔用組成
物;上記口腔用組成物用基剤、並びにヒノキチオール及
びε−アミノカプロン酸からなる群から選ばれる少なく
とも1種を含有することを特徴とする口腔用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔用組成物用基
剤に関し、より詳しくは、水を含まないか又は殆ど水を
含まない口腔用組成物を製造するのに適した口腔用組成
物基剤に関する。本発明はさらに、そのような口腔用組
成物用基剤を含有する口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】歯磨剤等の口腔用組成物には、一般的に
カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン
或いはキサンタンガムといった粘着剤が配合されてお
り、これらの成分が水に溶けることで粘性を発現し、研
磨剤等の粉体成分と液体成分を結合させ、保型性を与え
たり、適度の粘性を与えている。従って水を含まない歯
磨剤等の口腔用組成物においては、粘度が発現しないた
め、保型性を保たせることが難しく、口腔用組成物は経
時的に粉体成分と液体成分の分離が起きてしまう。
【0003】一方歯磨剤等の口腔用組成物には、機能・
効能の付与を目的として、製剤に種々の有効成分を配合
することがあり、有効成分としては再石灰化促進成分、
フッ化物、殺菌剤、抗炎症剤、止血剤、各種酵素等が挙
げられる。再石灰化促進成分として、ハイドロキシアパ
タイト等のリン酸カルシウム化合物が挙げられるが、そ
の中でもα−第三リン酸カルシウム(α−TCPと略称
する)は口腔内において極めて再石灰化促進効果が高
く、虫歯の予防・修復などに有効であることが知られて
いる。しかしα−TCPは、水存在下ではアパタイト化
合物へ転換する性質があり、その反応はフッ化物又はそ
の他水溶性のリン酸カルシウムの存在で加速され、自己
硬化反応を起こすため、通常の水を含有した歯磨剤等の
口腔用組成物には安定配合ができなかった。
【0004】またフッ化物としては、フッ化ナトリウ
ム、モノフルオロホスフェート、フッ化カリウム、モノ
フルオロリン酸ナトリウム、フッ化錫等が挙げられる
が、フッ化物の効能はフッ素イオンが歯のハイドロキシ
アパタイトをフッ素化して歯質を強化することにある。
通常の水を含有する歯磨剤等の口腔用組成物にフッ化物
を配合すると、口腔用組成物中でフッ素イオンは水に溶
けだし、研磨剤等の他の成分へ吸着し、フッ素イオン本
来の効果が発揮されないことがある。例えばフッ化ナト
リウム或いはフッ化錫等とリン酸カルシウム或いは炭酸
カルシウムといった研磨剤が配合された、水を含有する
口腔用組成物では、フッ素イオンが研磨剤に吸着しフッ
素イオンを不活性化してしまうことが知られている。
【0005】酵素としては、溶菌作用やタンパク分解作
用を有するリゾチーム、ムタナーゼ、プロテアーゼ、ア
ミラーゼ、デキストラナーゼ等が挙げられるが、これら
の酵素の多くは水の含有する組成に配合すると加水分解
を起こし、酵素活性が低下するといった問題がある。そ
こで水を含有する組成に酵素を配合する場合は、加水分
解の起こりにくい酵素を選択するか、各酵素個別に安定
配合の方法を探索する必要がある。
【0006】また、天然系の殺菌剤としてヒノキチオー
ルや、止血剤としてε−アミノカプロン酸を歯磨剤等の
口腔用組成物に配合することもあるが、これらの有効成
分も水を含有する組成に配合すると、加水分解により定
量値が低下する傾向がある。これら有効成分の安定性に
関する問題点は、全て歯磨剤等の口腔用組成物に水が含
有していることに起因している。従って、α−TCP、
フッ化物、各種酵素、ヒノキチオール及びε−アミノカ
プロン酸の安定配合が可能となる、水を殆ど含有しない
歯磨剤等の口腔用組成物において、保型性が有り、経時
的に粉体成分と液体成分の分離が起こらない組成の口腔
用組成物が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、口腔
用組成物の製造に適した、特に水を含まないか又は水を
殆ど含まない口腔用組成物の製造に適した口腔用組成物
用基剤を提供することである。本発明の目的はまた、保
型性に優れ成分の分離などが起こらない経時的に安定
な、水を含まないか又は水を殆ど含まない口腔用組成物
を製造するのに有利である口腔用組成物用基剤を提供す
ることである。本発明の目的はさらに、通常水の存在下
では不安定な有効成分を安定に配合することのできる口
腔用組成物用基剤を提供することである。本発明のさら
なる目的は、通常水の存在下では不安定な有効成分を安
定に配合した口腔用組成物、特に、水を含まないか又は
水を殆ど含まない口腔用組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の組成の口
腔用組成物用基剤を使用することによって、安定性が高
い口腔用組成物を提供することが可能であることを見出
し、本発明を完成させるに至った。従って本発明は、ポ
リエチレン末及びポリエチレンワックスからなる群から
選ばれる少なくとも1種、並びに流動パラフィン、スク
ワラン及びスクワレンからなる群から選ばれる少なくと
も1種を含有することを特徴とする口腔用組成物用基剤
に関する。本発明の好ましい実施態様として、さらに濃
グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール及びポリエチレングリコー
ルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する口
腔用組成物用基剤がある。本発明はさらに、上記口腔用
組成物用基剤を含有する口腔用組成物に関する。
【0009】本発明はまた、上記口腔用組成物用基剤及
びα−第三リン酸カルシウム(α−TCP)を含有する
ことを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明は、上
記口腔用組成物用基剤、及び少なくとも1種のフッ化物
を含有することを特徴とする口腔用組成物に関する。本
発明はまた、上記口腔用組成物用基剤、及び酵素類を含
有することを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明
はさらに、上記口腔用組成物用基剤、並びにヒノキチオ
ール、及びε−アミノカプロン酸からなる群から選ばれ
る少なくとも1種を含有することを特徴とする口腔用組
成物に関する。更に本発明は、上記口腔用組成物用基
剤、並びにα−TCP、フッ化物、酵素類、ヒノキチオ
ール、及びε−アミノカプロン酸から選ばれる少なくと
も1種を含有する口腔用組成物も包含する。本発明の口
腔用組成物の好ましい実施態様として、上記口腔用組成
物用基剤にα−TCPとフッ化物とを組み合わせた口腔
用組成物がある。
【0010】
【発明の実施の形態】本明細書中でいう口腔用組成物と
は、練歯磨剤、液状歯磨剤及び潤製歯磨剤などの歯磨剤
類、クリーム剤、軟膏剤、添付剤、口中清涼剤、洗口
剤、チューインガム又はうがい薬などを包含する。ま
た、本発明の口腔用組成物は望ましくは、水を含まない
か又は水を殆ど含まない口腔用組成物に向けられてい
る。本明細書中ではこれらを総称して非水系口腔用組成
物ともいう。非水系口腔用組成物とは、口腔用組成物全
体に対する水の含有量が0〜2質量%、好ましくは0〜
1質量%、より好ましくは水を全く含有しない口腔用組
成物を意味する。さらに、このような非水系口腔用組成
物の製造に適した基剤を非水系口腔用組成物用基剤とも
称する。
【0011】本発明の口腔用組成物用基剤に用いるポリ
エチレン末とは、エチレンを重合して得られるポリエチ
レンの粉末或いはフレーク状固形物のことである。ポリ
エチレンワックスとは、エチレンを重合して得られる低
融点のポリエチレンの塊、粉末或いはフレーク状の固形
物のことである。このようなポリエチレン末及びポリエ
チレンワックスは、医薬品や化粧品をはじめ、食品、雑
貨品、塗料工業、建築材料、石油化学工業など広く一般
的に使用されるものである。本発明においては市販品を
用いることができる。市販品として例えば、サンワック
ス(三洋化成工業)、エポーレン(長瀬産業)などがあ
る。口腔用組成物におけるポリエチレン末及びポリエチ
レンワックスから選ばれる少なくとも1種以上の含有量
は、口腔用組成物の全質量に対して0.1〜30質量%
が適当であり、好ましくは1〜10質量%である。この
量が0.1質量%未満であると、期待される粘着剤とし
ての効果が発揮されず、一方30質量%を越えると、含
有量に見合った効果が得られす、使用性を損なう場合が
ある。
【0012】本発明の口腔用組成物用基剤に用いる流動
パラフィンとは、石油から得た液状炭化水素類の混合物
のことであり、石油の潤滑油留分を高度に精製して得た
ものである。このような流動パラフィンは医薬品や化粧
品をはじめ、雑貨品、塗料工業、建築材料、石油化学工
業など広く一般的に使用されるものである。本発明にお
いては市販品を用いることができる。市販品として例え
ば、流動パラフィン(中央化成)などがある。
【0013】本発明の口腔用組成物用基剤に用いるスク
ワランとは、アイザメ他、主として深海にすむサメ類の
肝油から得た炭化水素を還元して得られる飽和炭化水素
で、主成分はスクワラン(C3062)である。このよう
なスクワランは医薬品や化粧品をはじめ、食品、雑貨
品、石油化学工業など広く一般的に使用されるものであ
る。本発明においては市販品を用いることができる。市
販品として例えば、NIKKOLスクワラン(日光ケミ
カル)などがある。
【0014】本発明の口腔用組成物用基剤に用いるスク
ワレンとは、サメ類の肝油をけん化し、不けん化物を減
圧蒸留して得られる物質である。このようなスクワレン
は医薬品や化粧品をはじめ、食品、雑貨品、石油化学工
業、塗料工業など広く一般的に使用されるものである。
本発明においては市販品を用いることができる。市販品
として例えば、NIKKOLスクワレンEX(日光ケミ
カル)などがある。口腔用組成物における流動パラフィ
ン、スクワラン及びスクワレンから選ばれる少なくとも
1種の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して1〜6
0質量%が適当であり、好ましくは10〜30質量%で
ある。この量が1質量%未満であると、期待される粘着
剤としての効果が発揮されず、一方60質量%を越える
と使用性を損なう場合がある。
【0015】また、ポリエチレン末及びポリエチレンワ
ックスから選ばれる少なくとも1種と、流動パラフィ
ン、スクワラン及びスクワレンから選ばれる少なくとも
1種との組み合わせとして、ゲル化炭化水素を用いるこ
とができる。ゲル化炭化水素とは、流動パラフィンをポ
リエチレン末でゲル化したものである。このようなゲル
化炭化水素は市販されており、市販品として例えばプラ
スチベース(ブリストル・マイヤーズスクイブ)があ
る。本発明では市販品を使用することができる。
【0016】本発明の口腔用組成物用基剤にはさらに、
濃グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコール及び1,3−ブチレングリコー
ルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含有させる
ことができる。特に好ましく用いられるのは濃グリセリ
ン、ジグリセリンである。濃グリセリン、ジグリセリ
ン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール及
び1,3−ブチレングリコールは、医薬品や化粧品をは
じめ、食品、雑貨品、石油化学工業、塗料工業など広く
一般的に使用されるものである。本発明においては市販
品を用いることができる。口腔用組成物における濃グリ
セリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール及び1,3−ブチレングリコールの少
なくとも1種の含有量は、口腔用組成物の全質量に対し
て1〜70質量%が適当であり、好ましくは10〜50
質量%である。この量が1質量%未満或いは70質量%
を越えると使用性を損なう場合がある。
【0017】本発明の口腔用組成物用基剤には、従来、
口腔用組成物に使用される添加剤、有効成分など種々の
成分を組み合わせて口腔用組成物とすることができる。
本発明の口腔用組成物用基剤は特に、通常水の存在下で
不安定な成分と組み合わせるのに有利である。そのよう
な成分として、α−TCP、フッ化物、酵素類、ヒノキ
チオール及びε−アミノカプロン酸などが挙げられる。
【0018】本発明の口腔用組成物に用いるα−TCP
とは、α−第三リン酸カルシウム(3Ca3(PO42
・Ca(OH)2)のことであり、医薬品や化粧品をは
じめ、食品、雑貨品、石油化学工業など広く一般的に使
用されるものである。本発明においては市販品を用いる
ことができる。本発明の口腔用組成物におけるα−TC
Pの含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.1〜
50質量%が適当であり、好ましくは1〜30質量%で
ある。この量が0.1質量%未満であると、期待される
再石化効果が発揮されず、一方50質量%を越えると使
用性を損なう場合がある。α−TCPを配合した場合
に、更にフッ化物を併用すると、再石灰化作用にフッ素
イオンの供給が加味されるため、極めて優れた効果を発
揮する。そこでα−TCPと後述するフッ化物との組み
合わせが好ましく用いられる。
【0019】本発明に用いるフッ化物としては具体的
に、フッ化ナトリウム、モノフルオロホスフェート、フ
ッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化
錫等が挙げられ、これらのうち少なくとも1種を使用す
ることができる。これらのフッ化物は医薬品や化粧品な
ど広く一般的に使用されるものである。本発明において
は市販品を用いることができる。本発明の口腔用組成物
におけるフッ化物含有量は、口腔用組成物の全質量に対
して0.01〜3質量%が適当であり、好ましくは歯磨
剤等の口腔用組成物中にフッ素として1000ppm以
下の含有量である。フッ化物としては、フッ化ナトリウ
ム及びモノフルオロリン酸ナトリウムが好適である。
【0020】本発明の口腔用組成物に用いる酵素類とし
て具体的に、リゾチーム、ムタナーゼ、プロテアーゼ、
アミラーゼ、デキストラナーゼ等が挙げられ、これらの
うち1種又は2種以上を使用することができる。これら
の酵素は、医薬品や化粧品、食品など広く一般的に使用
されるものである。本発明においては市販品を用いるこ
とができる。本発明の口腔用組成物における酵素含有量
は、口腔用組成物の全質量に対して0.01〜5質量%
が適当であり、好ましくは0.1〜2質量%である。酵
素としては、リゾチーム及びアミラーゼが好適である。
【0021】本発明の口腔用組成物に用いるヒノキチオ
ールとは、天然樹木である青森ヒバに含まれる特有成分
で、結晶性酸性化合物である。ヒノキチオールを含有す
る他の樹種としては、台湾ヒノキ、北米のウエスタンレ
ッドシダー等が挙げられる。ヒノキチオールは強い抗菌
活性と広い抗菌スペクトルを有しており、数少ない天然
系殺菌剤のひとつである。このようなヒノキチオールは
食品や化粧品をはじめ、医薬品、農芸用品、建築材料、
餌類など広く一般的に使用されるものであり、本発明に
おいてはこれらに使用されている市販品を用いることが
できる。本発明の口腔用組成物におけるヒノキチオール
の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.005
〜0.5質量%が適当であり、好ましくは0.01〜
0.2質量%である。
【0022】本発明の口腔用組成物に用いるε−アミノ
カプロン酸とは、抗プラスミン効果、止血効果、抗炎症
効果を有する成分であり、化粧品や医薬品をはじめ、食
品、農芸用品など広く一般的に使用されるものである。
本発明においては市販品を用いることができる。本発明
の口腔用組成物におけるε−アミノカプロン酸の含有量
は、口腔用組成物の全質量に対して0.001〜1質量
%が適当であり、好ましくは0.006〜0.2質量%
である。
【0023】上述のとおり、本発明の口腔用組成物用基
剤に組み合わせるのに適した有効成分として、α−T
CP;フッ化物;酵素類;ヒノキチオール;及び
ε−アミノカプロン酸がある。これらの各〜群の
化合物を1種又は2種以上選んで含ませることができ、
また、1群に限らず、2群以上から化合物を選択し併用
することができる。中でもα−TCPとフッ化物の併用
が好ましい。
【0024】本発明の口腔用組成物にはその種類に応じ
て、上記成分に加えて、必要により以下の成分を通常の
使用量の範囲内で配合することができる。 <研磨剤>シリカゲル、沈降性シリカ、火成性シリカ、
含水ケイ酸、無水ケイ酸、ゼオライト、アルミノシリケ
ート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第二リ
ン酸カルシウム二水和物、第二リン酸カルシウム無水和
物、ピロリン酸カルシウム、第三リン酸マグネシウム、
水酸化アルミニウム、アルミナ、軽質炭酸カルシウム、
重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸ジルコ
ニウム、合成樹脂系研磨剤などが挙げられ、これらのう
ち1種または2種以上を併用して用いることができる。
上記研磨剤の配合量は、組成物全体に対して3〜60質
量%が好ましく、より好ましくは10〜45質量%であ
る。
【0025】<湿潤剤>ソルビット、マルチトール等の
多価アルコール等の1種または2種以上を使用すること
ができる。 <発泡剤>ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコ
シンナトリウム、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、
ヤシ油脂肪酸モノグリセリンスルホン酸ナトリウム、α
-オレフィンスルホン酸ナトリウム、、N-アシルグルタ
メート等のN-アシルアミノ酸塩、2-アルキル-N-カルボ
キシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
イン、マルチトール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステア
レート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち1
種または2種以上を併用して用いることができる。
【0026】<甘味剤>サッカリンナトリウム、アスパ
ルテーム、トレハロース、ステビオサイド、ステビアエ
キス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘス
ペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等。 <防腐剤>メチルパラベン、エチルパラベン、プロピル
パラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナ
トリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミ
ノエチルグリシン等。
【0027】<香料成分>l-メントール、アネトール、
メントン、シネオール、リモネン、カルボン、メチルサ
リシレート、エチルブチレート、オイゲノール、チモー
ル、シンナミックアルデヒド、トランス-2-ヘキセナー
ルなどの中から1種または2種以上を併用して用いるこ
とができる。これらの成分は単品で配合してもよいが、
これらを含有する精油等を配合してもよい。また、上記
香料成分に加え、脂肪族アルコールやそのエステル、テ
ルペン系炭化水素、フェノールエーテル、アルデヒド、
ケトン、ラクトン等の香料成分、精油を本発明の効果を
妨げない範囲で配合してもよい。上記香料の配合量は、
組成物全体に対して0.02〜2質量%とすることが好
ましい。
【0028】<有効成分>ポリビニルピロリドン、ゼオ
ライト、アスコルビン酸、クロルヘキシジン塩類、塩化
セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベン
ゼトニウム、ビサボロール、トリクロサン、イソプロピ
ルメチルフェノール、酢酸トコフェロール、トラネキサ
ム酸、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン酸、グ
リチルリチン酸塩類、銅クロロフィリン塩、塩化ナトリ
ウム、グァイアズレンスルホン酸塩、塩酸ピリドキシン
などを1種または2種以上を配合することができる。
【0029】<その他>青色1号等の色素、酸化チタン
等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止
剤、チャ乾留液、グルタミン酸ナトリウム等の矯味剤な
ど。本発明の口腔用組成物にはその種類に応じて、水を
2質量%以下の範囲で配合した場合、上記成分に加え
て、必要により以下の粘結剤を配合することもできる。 <粘結剤>カラギーナン(ι、λ、κ)、アルギン酸、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル、カルシウム含有アルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸
アンモニウム等のアルギン酸塩及びその誘導体、キサン
タンガム、グァーガム、ゼラチン、寒天、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリアクリル酸ナトリウムなどが挙げられ、これら
のうち1種または2種以上を併用して用いることができ
る。
【0030】なお、上記成分を組み合わせた口腔用組成
物は、常法に準じて製造できるものであり、特に限定さ
れるものではない。また、得られた練歯磨等の組成物
は、アルミニウムチューブ、ラミネートチューブ、ガラ
ス蒸着チューブ、プラスチックチューブ、プラスチック
ボトル、エアゾール容器等に充填されて使用することが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物用基剤によれば、
保型性があって且つ安定性の高い非水性又は水を殆ど含
有しない口腔用組成物を得ることができる。また、本発
明の口腔用組成物用基剤と、通常水の存在下で不安定な
有効成分であるα−TCP、フッ化物、各種酵素、ヒノ
キチオール、ε−アミノカプロン酸などとを組み合わせ
て、保型性があって且つ有効成分が安定に維持され、粉
体成分と液体成分の分離が起こらない経時的に安定な、
非水性又は水を殆ど含有しない口腔用組成物を得ること
ができる。
【0032】
【実施例】以下、実験例及び比較例により、本発明を詳
細に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。表1〜3に示す組成(単位:質量%)にて
常法により各種練歯磨剤を調製し、以下の試験に供し
た。 <歯磨剤保存安定性試験>表1に示す歯磨剤を調製後、
下記条件にて過酷保存を行った。過酷保存終了後、下記
評価基準に従って各歯磨剤の状態について目視にて官能
評価を行った。 「過酷保存条件」 1.60℃の恒温槽中に、1ヶ月間保存 2.50℃の恒温槽中に、2ヶ月間保存 「評価基準」 ○:状態は調製直後と変わらない ×:分離が確認された
【0033】<フッ素イオン測定試験>表2に示す歯磨
剤を調製後、下記条件にて過酷保存を行った。過酷保存
終了後、各歯磨剤の一定量を量り取り、水で分散し直ち
に遠心分離し液層と固層とに分離した。これらの液層部
分について、フッ素イオンメーターを用いて、フッ素イ
オン濃度を測定した。ここで検出されたフッ素イオンに
ついては、歯磨剤中で他の成分に吸着していない、活性
のあるフッ素イオンと考えられる。尚、活性のあるフッ
素イオンの残存率は数式(1)より求めた。 「過酷保存条件」 1.60℃の恒温槽中に、1週間保存 2.60℃の恒温槽中に、2週間保存 「数式(1)」 残存率(%)=[(上記過酷保存後のフッ素イオンの
量)/(歯磨剤調整時のフッ素イオンの量)]×100 尚、歯磨剤過酷保存品において、フッ素イオン残存率、
即ち活性のあるフッ素イオンが80%以上であった場
合、フッ化物は安定であると判断した。
【0034】<ε−アミノカプロン酸定量試験>表3に
示す歯磨剤を調製後、下記条件にて過酷保存を行った。
過酷保存終了後、各歯磨剤中のε−アミノカプロン酸に
ついて液体クロマトグラフ法にて定量試験を行った。
尚、ε−アミノカプロン酸の残存率は数式(2)より求
めた。 「過酷保存条件」 1.60℃の恒温槽中に、1ヶ月間保存 2.50℃の恒温槽中に、2ヶ月間保存 「数式(2)」 残存率(%)=[(上記過酷保存後のε−アミノカプロ
ン酸の量)/(歯磨剤調整時のε−アミノカプロン酸の
量)]×100 尚、歯磨剤過酷保存品において、ε−アミノカプロン酸
残存率が90%以上であった場合、ε−アミノカプロン
酸は安定であると判断した。また、実施例3〜6の歯磨
剤の過酷保存における状態安定性は保たれていた。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】以上の実験結果から、まず表1から、本発
明の口腔用組成物用基剤を用いることで、練歯磨剤の状
態について分離がなく保存安定性が優れていることがわ
かる。さらに表2及び3から、本発明の口腔用組成物で
ある練歯磨剤において、フッ化物及びε−アミノカプロ
ン酸の保存安定性が優れていることがわかる。また下記
の実施例7〜11についても上記の実験を行ったとこ
ろ、全て上記と同様な結果が得られた。更に実施例12
〜15についてα−TCP、酵素及びヒノキチオールの
保存安定性について試験を行ったが、同様に保存安定性
に優れていることが分かった。以下、実施例を示す。組
成の単位は質量%である。
【0039】
【実施例7】練歯磨剤 ポリエチレン末 0.1 流動パラフィン 20.0 濃グリセリン 50.0 水酸化アルミニウム 17.55 無水ケイ酸 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 パラベン 0.1 香料 1.0 酢酸トコフェロール 0.1塩化セチルピリジニウム 0.05 計 100.0%
【0040】
【実施例8】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 1.0 流動パラフィン 1.0 濃グリセリン 50.0 プロピレングリコール 20.0 無水ケイ酸 15.0 ピロリン酸カルシウム 7.0 キシリトール 5.0 パラベン 0.1 香料 0.75 β−グリチルレチン酸 0.05酢酸トコフェロール 0.1 計 100.0%
【0041】
【実施例9】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 30.0 スクワラン 60.0 濃グリセリン 1.0 無水ケイ酸 7.5 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ステビアエキス 0.1 パラベン 0.1 香料 0.7イソプロピルメチルフェノール 0.1 計 100.0%
【0042】
【実施例10】練歯磨剤 ポリエチレン末 4.0 ポリエチレンワックス 4.0 流動パラフィン 20.0 スクワラン 20.0 ポリエチレングリコール 29.48 リン酸水素カルシウム 10.0 無水ケイ酸 8.0 シュガーエステル 1.8 サッカリンナトリウム 0.1 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 パラベン 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.01 塩化リゾチーム 0.01ε−アミノカプロン酸 1.0 計 100.0%
【0043】
【実施例11】練歯磨剤 ポリエチレン末 5.0 流動パラフィン 58.0 リン酸水素カルシウム 15.0 無水ケイ酸 9.0 ステビアエキス 0.1 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0 パラベン 0.1 香料 0.799 モノフルオロリン酸ナトリウム 3.0 塩化リゾチーム 5.0ε−アミノカプロン酸 0.001 計 100.0%
【0044】
【実施例12】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 2.0 流動パラフィン 30.0 ポリエチレングリコール 4.0 濃グリセリン 25.0 カラギーナン 1.0 炭酸カルシウム 20.0 無水ケイ酸 8.0 シュガーエステル 1.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 トレハロース 4.7 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 塩化ベンゼトニウム 0.1 ヒノキチオール 0.5水 2.0 計 100.0%
【0045】
【実施例13】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 2.0 流動パラフィン 30.0 ポリエチレングリコール 10.0 α−TCP 50.0 無水ケイ酸 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 安息香酸ナトリウム 0.7 香料 0.95 グルコン酸クロルヘキシジン 0.1 酢酸トコフェロール 0.1ヒノキチオール 0.05 計 100.0%
【0046】
【実施例14】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 2.0 流動パラフィン 30.0 ポリエチレングリコール 10.0 α−TCP 0.1 ピロリン酸カルシウム 25.0 リン酸水素カルシウム 24.9 無水ケイ酸 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 安息香酸ナトリウム 0.7 香料 1.0 グルコン酸クロルヘキシジン 0.1グリチルリチン酸 0.1 計 100.0%
【0047】
【実施例15】練歯磨剤 ポリエチレンワックス 2.0 流動パラフィン 30.0 ポリエチレングリコール 10.0 α−TCP 30.0 水酸化アルミニウム 15.0 無水ケイ酸 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 キシリトール 5.0 安息香酸ナトリウム 0.6 香料 0.9 フッ化ナトリウム 0.2 アラントイン 0.05 トリクロサン 0.1 塩酸クロルヘキシジン 0.1ヒノキチオール 0.05 計 100.0%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AB172 AB222 AB282 AB291 AB292 AB322 AB471 AB472 AC021 AC022 AC121 AC122 AC132 AC171 AC432 AC472 AC482 AC621 AC622 AC662 AC692 AC742 AC782 AC862 AD021 AD022 AD041 AD042 AD222 AD352 AD471 AD472 AD532 AD551 AD552 AD662 CC41 DD28 EE01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン末及びポリエチレンワック
    スからなる群から選ばれる少なくとも1種、並びに流動
    パラフィン、スクワラン及びスクワレンからなる群から
    選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする口
    腔用組成物用基剤。
  2. 【請求項2】 さらに濃グリセリン、ジグリセリン、プ
    ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及び
    ポリエチレングリコールからなる群から選ばれる少なく
    とも1種を含有する請求項1記載の口腔用組成物用基
    剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の口腔用組成物用基
    剤を含有する口腔用組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の口腔用組成物用基
    剤、及びα−第三リン酸カルシウム(α−TCP)を含
    有することを特徴とする口腔用組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の口腔用組成物用基
    剤、及び少なくとも1種のフッ化物を含有する口腔用組
    成物。
  6. 【請求項6】 さらに少なくとも1種のフッ化物を含有
    する請求項4記載の口腔用組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載の口腔用組成物用基
    剤、及び酵素類を含有する口腔用組成物。
  8. 【請求項8】 さらに酵素類を含有する請求項4〜6の
    いずれか1項記載の口腔用組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2記載の口腔用組成物用基
    剤、並びにヒノキチオール及びε−アミノカプロン酸か
    らなる群から選ばれる少なくとも1種を含有することを
    特徴とする口腔用組成物。
  10. 【請求項10】 さらにヒノキチオール及びε−アミノ
    カプロン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種を含
    有する請求項4〜8のいずれか1項の口腔用組成物。
JP2000306337A 2000-10-05 2000-10-05 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物 Expired - Fee Related JP4723068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306337A JP4723068B2 (ja) 2000-10-05 2000-10-05 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306337A JP4723068B2 (ja) 2000-10-05 2000-10-05 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002114657A true JP2002114657A (ja) 2002-04-16
JP4723068B2 JP4723068B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=18787045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306337A Expired - Fee Related JP4723068B2 (ja) 2000-10-05 2000-10-05 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4723068B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004123630A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Chisso Corp 抗う蝕、抗歯周病性組成物
WO2004041229A1 (ja) * 2002-11-07 2004-05-21 Nippon Zettoc Co.,Ltd. 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
JP2010505967A (ja) * 2006-05-15 2010-02-25 サン・ケミカル・コーポレーション 可食性インクの改良または可食性インクに関連した改良
JP2011068599A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Lion Corp 歯磨組成物
JP2011116754A (ja) * 2009-11-06 2011-06-16 Lion Corp 非イオン性薬物含有組成物
JP2011144160A (ja) * 2009-12-16 2011-07-28 Lion Corp 口腔用組成物及び油性成分を多く含有する口腔用組成物の安定化方法
JP2013512897A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 非水性、単一チューブ型の歯磨増白組成物、その使用方法および調製方法
WO2016114137A1 (ja) * 2015-01-16 2016-07-21 株式会社サンギ 歯磨用組成物
JP2019011271A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2019011272A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2020066588A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 歯ブラシ用組成物
JP2020066589A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 歯間ブラシ用組成物
JP2020066586A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2020066587A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物
WO2020085356A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148125A (ja) * 1984-12-21 1986-07-05 Sunstar Inc 歯周疾患治療剤
JPS6317819A (ja) * 1986-07-10 1988-01-25 Rooto Seiyaku Kk う蝕および歯周病に有効な口腔用組成物
JPH10245329A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Shiseido Co Ltd 口腔用組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148125A (ja) * 1984-12-21 1986-07-05 Sunstar Inc 歯周疾患治療剤
JPS6317819A (ja) * 1986-07-10 1988-01-25 Rooto Seiyaku Kk う蝕および歯周病に有効な口腔用組成物
JPH10245329A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Shiseido Co Ltd 口腔用組成物

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004123630A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Chisso Corp 抗う蝕、抗歯周病性組成物
WO2004041229A1 (ja) * 2002-11-07 2004-05-21 Nippon Zettoc Co.,Ltd. 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
WO2004041230A1 (ja) * 2002-11-07 2004-05-21 Taisho Pharmaceutical Co.,Ltd. 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
JPWO2004041229A1 (ja) * 2002-11-07 2006-03-02 日本ゼトック株式会社 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
US7393519B2 (en) 2002-11-07 2008-07-01 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Base for oral composition and the oral composition
JP2010505967A (ja) * 2006-05-15 2010-02-25 サン・ケミカル・コーポレーション 可食性インクの改良または可食性インクに関連した改良
JP2011068599A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Lion Corp 歯磨組成物
JP2011116754A (ja) * 2009-11-06 2011-06-16 Lion Corp 非イオン性薬物含有組成物
JP2013512897A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 非水性、単一チューブ型の歯磨増白組成物、その使用方法および調製方法
JP2011144160A (ja) * 2009-12-16 2011-07-28 Lion Corp 口腔用組成物及び油性成分を多く含有する口腔用組成物の安定化方法
JPWO2016114137A1 (ja) * 2015-01-16 2017-10-19 株式会社サンギ 歯磨用組成物
WO2016114137A1 (ja) * 2015-01-16 2016-07-21 株式会社サンギ 歯磨用組成物
US10039698B2 (en) 2015-01-16 2018-08-07 Kabushiki Kaisha Sangi Toothpaste composition
KR101904165B1 (ko) 2015-01-16 2018-10-05 가부시키가이샤 상기 치약용 조성물
RU2686753C2 (ru) * 2015-01-16 2019-04-30 Кабусики Кайся Санги Состав зубной пасты
CN107072935A (zh) * 2015-01-16 2017-08-18 三仪股份有限公司 牙膏用组合物
JP2021175749A (ja) * 2017-06-30 2021-11-04 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2019011271A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2019011272A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP7163462B2 (ja) 2017-06-30 2022-10-31 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2020066589A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 歯間ブラシ用組成物
JP2020066587A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物
WO2020085356A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物
CN112888417A (zh) * 2018-10-24 2021-06-01 太阳星光齿磨公司 口腔用组合物
JP2020066586A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2020066588A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 サンスター株式会社 歯ブラシ用組成物
CN112888417B (zh) * 2018-10-24 2024-03-01 太阳星光齿磨公司 口腔用组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP4723068B2 (ja) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4520858B2 (ja) 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
US5882631A (en) Oral composition
JP4723068B2 (ja) 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
JP4261744B2 (ja) 口腔用組成物
JP2586896B2 (ja) 口腔用組成物
JP4723067B2 (ja) 口腔用組成物用基剤及び口腔用組成物
JP4803889B2 (ja) 非水系練歯磨剤
JP4257001B2 (ja) 口腔用組成物
JP7076748B2 (ja) 口腔用組成物
JPS63192712A (ja) 練歯磨
JP4632553B2 (ja) 口腔用組成物
JP2002302429A (ja) 口腔用組成物
JP4257002B2 (ja) 口腔用組成物
JP4126140B2 (ja) 口腔用組成物
JP4377024B2 (ja) 口腔用組成物
JP5026056B2 (ja) 口腔用組成物
JP7342688B2 (ja) 口腔用組成物
JP3482323B2 (ja) 口腔用組成物
JP3417650B2 (ja) 歯磨組成物
JPH06271438A (ja) 口腔用組成物
JPH1112145A (ja) 口腔用組成物
JP4377023B2 (ja) 口腔用組成物
JPH056522B2 (ja)
JPH10158132A (ja) 口腔用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees