JP2002109406A

JP2002109406A - ショッピングモールシステム，サーバ装置，端末装置及び媒体

Info

Publication number: JP2002109406A
Application number: JP2000295650A
Authority: JP
Inventors: Koji Tokawa; 幸司東川
Original assignee: TENKEI FOODS KK
Current assignee: TENKEI FOODS KK
Priority date: 2000-09-28
Filing date: 2000-09-28
Publication date: 2002-04-12

Abstract

(57)【要約】【課題】ネットワークシステムを介して提供される商
品情報に基づいて商品を購入するシステムにおいて，さ
らにサービスを向上させる。【解決手段】少なくとも，ユーザ端末１００と，販売
商品に関する情報をユーザ端末に提供する情報提供サー
バ２００と，ユーザ端末１００から商品を発注情報を受
け取る受注サーバ３００と，受注サーバ３００からの納
入依頼を受けて指定された商品受け渡し場所に対して商
品を納入するための商品納入処理を行う商品納入業者サ
ーバ４００と，がネットワーク５００を介して接続され
るショッピングモールシステムであって，発注情報は，
少なくとも，受け取り人識別情報，発注商品識別情報，
発注商品受け渡し場所指定情報を含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は，ショッピングモー
ルシステム，サーバ装置，ユーザ端末及び媒体に関し，
さらに詳細には，インターネットに代表されるネットワ
ークに接続されたユーザ端末から，種々の商品を検索し
て商品を注文することが可能なショッピングモールシス
テム等に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年においては，インターネット等のコ
ンピュータネットワークを介して，幾多の商品に関する
情報が提供され，利用者はかかる商品情報を閲覧して商
品を注文するシステムが構築されている。かかるシステ
ムにより，ユーザは，商品情報から必要な商品を選択
し，オンラインで注文することができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら，従来の
ショッピングモールシステムでは，注文した商品の受け
取り場所が限られており，例えばユーザが自動車で旅行
している（特に，高速道路上を走行している）などの場
合には，商品を受け取ることができなかった。また，例
えば旅行の開始当初には，生鮮食料などの特産品を購入
したくても，生鮮食料品の取り扱いが困難であるため，
長期旅行などの場合には特産品などの購入を断念する場
合も少なくない。

【０００４】その一方，例えば生鮮食料品などの特産品
であっても，例えば高速道路上などで帰路の途中に商品
を受け取ることができれば，旅行開始当初の特産品の購
入を断念せずに済む。

【０００５】また，従来においては，商品の受け渡し場
所を指定して（特に高速道路上のサービスエリア等を指
定して），商品を受け取ることができるショッピングモ
ールシステムが存在せず，ユーザに対するサービスが十
分なものとはいえなかった。

【０００６】従って，本発明の目的は，ネットワークシ
ステムを介して提供される商品情報に基づいて商品を購
入するショッピングモールシステムにおいて，更なるサ
ービスの向上を図ることが可能な新規かつ改良したショ
ッピングモールシステムを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め，請求項１に記載の発明では，少なくとも，ユーザ端
末と，販売商品に関する情報をユーザ端末に提供する情
報提供サーバと，ユーザ端末から商品の発注情報を受け
取る受注サーバと，前記受注サーバからの納入依頼を受
けて指定された商品受け渡し場所に対して商品を納入す
るための商品納入処理を行う商品納入業者サーバと，が
ネットワークを介して接続されるショッピングモールシ
ステムであって，前記発注情報は，少なくとも，受け取
り人識別情報，発注商品識別情報，発注商品受け渡し場
所指定情報を含む，ことを特徴とするショッピングモー
ルシステムが提供される。

【０００８】本項記載の発明では，ユーザ端末で商品情
報を閲覧して注文した商品を，指定した場所で受け取る
ことができる。このように，ユーザは，商品の受け取り
場所を指定して商品を受け取ることができるので，ショ
ッピングモールシステムのサービスの向上を図ることが
できる。

【０００９】また，請求項２に記載の発明のように，前
記発注情報は，さらに発注商品受け取り日時指定情報を
含む，如く構成すれば，ユーザ端末から商品情報を閲覧
して注文した商品を，指定した場所で指定した時間に受
け取ることができる。このように，ユーザの都合に合わ
せて商品を指定時間に受け取ることができるので，ショ
ッピングモールシステムの更なるサービスの向上を図る
ことができる。

【００１０】また，請求項３に記載の発明のように，前
記発注情報は，さらに支払方法識別情報を含む，如く構
成すれば，ユーザは，商品料金の支払い方法を選択し，
例えばクレジットカードの引き落としや現金による購入
など，ユーザの都合に合わせて商品の料金を支払うこと
ができる。

【００１１】また，請求項４に記載の発明のように，前
記商品受け渡し場所は，高速道路内において，運転者が
アクセス可能な場所である如く構成すれば，高速道路を
走行中の運転者は，例えば高速道路のサービスエリアあ
るいはパーキングアリアなどで，注文した商品を受け取
ることができる。

【００１２】また，請求項５に記載の発明のように，前
記商品納入業者サーバは，商品納入処理を行う前に，前
記指定された商品受け渡し場所に該当商品の在庫が前記
受け渡し場所に存在するか否かを確認し，該当商品の在
庫が存在する場合には，該当商品の予約の処理を行う，
如く構成すれば，ユーザー端末から注文された商品を確
保することができるので，ユーザは，確実に，指定した
商品受け渡し場所で注文商品を受け取ることができる。

【００１３】また，請求項６に記載の発明のように，該
当商品の在庫が存在しない場合には，該当商品の納品処
理を行う如く構成すれば，商品受け渡し場所に商品の在
庫がない場合であっても，注文商品が商品受け渡し場所
に納入されるので，ユーザは，確実に，指定した商品受
け渡し場所で注文商品を受け取ることができる。

【００１４】また，請求項７に記載の発明のように，前
記受注サーバは，さらに，ユーザを会員登録するユーザ
会員登録手段と，ユーザが登録会員であるか否かを認証
するユーザ会員認証手段とを有し，前記商品発注情報を
送信したユーザが登録会員であることが認証された場合
にのみ，注文商品の受注処理をおこなう，如く構成すれ
ば，登録会員のみが利用可能なショッピングモールシス
テムとすることができる。

【００１５】また，請求項８に記載の発明のように前記
ユーザ端末は，ｉモード機能を有する携帯端末装置であ
る，如く構成すれば，ユーザが外出中であっても，簡易
かつ容易に商品情報を閲覧して商品を注文をすることが
できる。

【００１６】また，請求項９に記載の発明のように，前
記ユーザ端末は，カーナビゲーションシステム端末装置
である，如く構成すれば，ユーザが，自動車で外出して
いる場合であっても，簡易かつ容易に商品情報を閲覧し
て商品を注文をすることができる。

【００１７】上記課題を解決するため，請求項１０に記
載の発明では，少なくとも，ユーザ端末と，販売商品に
関する情報をユーザ端末に提供する情報提供サーバと，
商品受け渡し場所に対して商品を納入するための商品納
入処理を行う商品納入業者サーバと，がネットワークを
介して接続される，サーバ装置であって，前記サーバ装
置は，少なくとも，受け取り人識別情報，発注商品識別
情報，発注商品受け渡し場所指定情報を含む発注情報を
受け取り，前記注文商品の納入依頼を前記商品納入業者
サーバにおこなう，ことを特徴とするサーバ装置が提供
される。

【００１８】本項記載の発明では，ユーザ端末から商品
情報を閲覧して注文した商品を，指定した場所で受け取
ることが可能なサーバ装置を提供することができる。こ
のように，ユーザが商品の受け取り場所を指定して商品
を発注しすることが可能になるので，ショッピングモー
ルシステムのサービスの向上を図ることができる。

【００１９】また，請求項１１に記載の発明のように，
前記発注情報は，さらに発注商品受け取り日時指定情報
を含む，ことを特徴とする，如く構成すれば，ユーザ端
末から商品情報を閲覧して注文した商品を，指定した場
所で指定した時間に受け取ることが可能なサーバ装置を
提供することができる。このように，ユーザの都合に合
わせて商品を指定時間に受け取ることができ，ショッピ
ングモールシステムの更なるサービスの向上を図ること
ができる。

【００２０】また，請求項１２に記載の発明のように，
前記発注情報は，さらに支払方法識別情報を含む，こと
を特徴とする，如く構成すれば，ユーザは，商品料金の
支払い方法を選択し，例えばクレジットカードの引き落
としや現金による購入など，ユーザの都合に合わせて商
品の料金を支払うことができる。

【００２１】また，請求項１３に記載の発明のように，
前記請求項１から請求項９に記載のショッピングモール
システムに使用されるユーザ端末が提供される。

【００２２】また，請求項１４に記載の発明のように，
請求項１０から１２に記載のサーバ装置を実現するため
のプログラムを記録した媒体が提供される。

【００２３】本項記載の発明では，サーバ装置に対し，
請求項１０から１２に記載のサーバ装置を実現するため
の機能を付加することができる。

【００２４】また，請求項１５に記載の発明のように，
請求項１３に記載のユーザ端末を実現するためのプログ
ラムを記録した媒体が提供される。

【００２５】本項記載の発明では，端末装置に対し，請
求項１３に記載の端末装置を実現するための機能を付加
することができる。

【００２６】

【発明の実施の形態】以下，本発明の好適な実施の形態
について，添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚，以下の説明および添付図面において，同一の機能及
び構成を有する構成要素については，同一符号を付する
ことにより，重複説明を省略する。

【００２７】（第１の実施の形態）従来においては，ユ
ーザがネットワークを介して商品を注文した場合には，
商品の受け取り場所が限られていた。本実施形態にかか
るショッピングモールシステムでは，例えば高速道路の
サービスエリアあるいはパーキングエリアを商品の受け
渡し場所として指定することができる。

【００２８】以下，図１から図１２に基づいて，第１の
実施の形態について説明する。なお，図１は，本実施形
態にかかるショッピングモールシステムの構成を示すブ
ロック図である。

【００２９】まず，図１に示すように，本実施形態にか
かるショッピングモールシステムは，ユーザ端末１００
−１，２，・・・，ｎ，販売商品に関する情報をユーザ
端末に提供する情報提供サーバ２００，ユーザ端末から
商品を発注情報を受け取る受注サーバ３００，受注サー
バ３００からの納入依頼を受けて指定された商品受け渡
し場所に対して商品を納入するための商品納入処理を行
う商品納入業者サーバ４００が，ネットワーク５００を
介して相互に接続されている。

【００３０】ユーザ端末１００は，図２に示すように，
情報提供サーバからの販売商品に関する情報を受信し，
及び商品情報から商品を選択して商品発注情報を受注サ
ーバに送信するための通信を制御する通信制御装置１０
２，商品情報を情報提供サーバに要求するための商品情
報要求手段１０４，情報提供サーバから送信された商品
情報，商品を発注するための商品発注情報などを表示す
るための表示手段１０６，商品発注情報の記載事項など
を入力するための入力手段１０８，ユーザ端末１００が
要求した商品情報やユーザ端末１００が発注した商品の
商品発注情報などを記録するため記憶手段１１０，など
を有する。なお，かかるユーザ端末は，通常のコンピュ
ータシステム端末を始めとして，ｉモード機能を有する
携帯端末，カーナビゲーションシステム端末装置などが
該当する。

【００３１】また，図３に示すように，情報提供サーバ
２００は，ＣＰＵ２１０，通信ユニット２２０，メモリ
２３０，及びデータベース装置２４０などから構成され
る。

【００３２】ＣＰＵ２１０は，情報サーバ２１０の全体
制御を実行する。通信ユニット２２０は，ネットワーク
５００を介した外部との通信を制御するユニットであ
る。メモリ２３０は，ＣＰＵ２１０によってアクセスさ
れるためのプログラムやデータが格納されるもので，必
要に応じてデータベース装置２４０から読み出されて格
納される。

【００３３】データベース装置２４０には，商品納入業
者から提供された商品情報が保存され，ネットワーク５
００を介して，商品情報を各ユーザ端末装置に提供す
る。また，データベース装置２４０は，各種の情報を蓄
積するための記憶装置であり，商品情報以外にも例えば
高速道路のサービスエリア等の情報など商品以外の様々
な情報を格納することができる。

【００３４】また，図４に示すように，受注サーバ３０
０は，ＣＰＵ３１０，通信ユニット３２０，メモリ３３
０，及びデータベース装置３４０などから構成される。

【００３５】ＣＰＵ３１０は，受注サーバ３１０の全体
制御を実行する。通信ユニット３２０は，ネットワーク
５００を介した外部との通信を制御するユニットであ
る。メモリ３３０は，ＣＰＵ３１０によってアクセスさ
れるためのプログラムやデータが格納されるもので，必
要に応じてデータベース装置３３０から読み出されて格
納される。

【００３６】データベース装置３４０には，ユーザ端末
から送信された商品発注情報が保存されている。また，
データベース装置３４０は，各種の情報を蓄積するため
の記憶装置であり，商品発注情報以外にも，ユーザある
いは商品納入業者に関する様々な情報を格納することが
できる。

【００３７】かかるデータベース装置は，図５に示すよ
うに，ユーザ管理テーブル３４１，商品納入業者管理テ
ーブル３４２，課金テーブル３４３，発注商品管理テー
ブルなどを有する。

【００３８】ユーザ管理テーブル３４１は，図６に示す
ように，ユーザの認証を行う際に照合を行うための個人
データとして例えばユーザＩＤ，パスワードが格納され
る。他の属性として，ユーザの氏名，住所，料金の支払
方法なども格納される。また，商品納入業者管理テーブ
ル３４２には，図７に示すように，例えば，通番，商品
納入業者名，取り扱い商品名，商品納入業者の住所，商
品の納入実績等の情報が格納される。

【００３９】課金テーブル３４３は，図８に示すよう
に，通番，ユーザ管理テーブル上のユーザＩＤ，購入商
品，個数，料金，購入日時，クレジットＩＤ等を格納す
る。この課金テーブルには，ユーザが購入した商品の料
金が記録され，公知の課金システムにより例えばクレジ
ットカードにより商品料金の支払いを請求することがで
きる。

【００４０】発注商品管理テーブル３４４は，図９に示
すように，通番，発注ユーザ名，発注商品名，発注日
時，商品受け渡し場所，商品受け渡し（予定）日時，商
品受渡状況，料金支払状況などを格納する。

【００４１】また，受注サーバは３００，会員募集ペー
ジをウェブ上に提示し，例えばシステムを利用するユー
ザを募集することができる。ユーザは，会員登録情報
（図示せず）を送信することにより，会員としてユーザ
管理テーブル３４１に登録される。

【００４２】また，図１０に示すように，商品納入業者
サーバ４００は，ＣＰＵ４１０，通信ユニット４２０，
メモリ４３０，及びデータベース装置４４０などから構
成される。

【００４３】ＣＰＵ４１０は，商品納入業者サーバ４０
０の全体制御を実行する。通信ユニット４２０は，ネッ
トワーク５００を介した外部との通信を制御するユニッ
トである。メモリ４３０は，ＣＰＵ４１０によってアク
セスされるためのプログラムやデータが格納されるもの
で，必要に応じてデータベース装置４４０から読み出さ
れて格納される。

【００４４】データベース装置４４０は，受注サーバ３
００から送信された商品納入依頼に関する情報が保存さ
れている。また，データベース装置４４０は，各種の情
報を蓄積するための記憶装置であり，商品納入依頼に関
する情報以外にも様々な情報を格納することができる。

【００４５】次いで，図１１に基づいて，本実施形態に
かかるショッピングモールシステムの動作フローを説明
する。なお，図１１は，本実施形態にかかるショッピン
グモールシステムの動作フローを説明するためのフロー
チャートである。

【００４６】まず，図１１に示すように，ステップＳ２
００で，ユーザ端末１００は，情報提供サーバ２００に
接続して，商品情報の提供を要求する（ステップＳ２０
０）。これは，例えば利用者が汎用のＷｅｂブラウザを
利用して，情報提供サーバ２００のＵＲＬを指定するこ
とにより行うことができる。また，ユーザ端末が通常の
コンピュータ端末装置であれば，例えば旅行の計画中に
自宅から商品情報を取得することができ，ｉモード端末
装置であれば，ユーザは外出中でも商品情報を取得で
き，カーナビゲーションシステム端末装置であれば，自
動車で外出している場合でも商品情報を取得することが
できる。

【００４７】次いで，ステップＳ２０２で，情報提供サ
ーバ２００は，データベース装置２４０に格納されてい
る商品情報を抽出してユーザ端末１００に送信する（ス
テップＳ２０２）。

【００４８】このときユーザ端末に提供される商品情報
の一例を，図１２に示す。商品情報は，商品納入業者
名，情報の更新日時，通番，商品名，商品価格，その他
の属性情報などから構成される。商品納入業者名は，高
速道路のサービスエリアあるいはパーキングエリアに商
品を納入する業者名が記載されている。情報の更新日時
は，例えば情報が変更された場合に最新の情報が提供さ
れた日時が記載されている。通番は，商品リストに掲示
される順番を示す番号である。商品名は，商品納入業者
が取り扱う商品名が記載されている。商品価格は，取り
扱う商品の価格が記載されており，サービス品などの場
合には，安い価格を設定することもできる。その他の属
性情報は，商品情報に関するあらゆる情報が含まれ，例
えば商品の産地，旬の商品，サービス商品などの情報が
該当する。

【００４９】また，ユーザが商品を指定して商品情報の
提供を要求すれば，図１３に示すように，指定した同一
商品について他の納入業者との比較情報を提供すること
もできる。この場合には，商品情報は，例えば指定商品
名，通番，商品納入業者名，商品価格，ぞの他の属性情
報などから構成される。指定商品名は，ユーザが購入を
希望する商品名である。通番は，業者リストに掲示され
る順番を示す番号であり，例えば商品価格の安い順で表
示することができる。商品納入業者名は，高速道路のサ
ービスエリアあるいはパーキングエリアに商品を納入す
る業者名が記載されている。商品価格は，取り扱う商品
の価格が記載されており，サービス品などの場合には，
安い価格を設定することもできる。その他の属性情報
は，商品情報に関するあらゆる情報が含まれ，例えば商
品の産地，旬の商品，サービス商品などの情報が該当す
る。

【００５０】次いで，ステップＳ２０４で，ユーザ端末
１００は，受信した商品情報をディスプレイ装置に表示
し，ユーザは，提供された商品情報を自由に閲覧して商
品を選択した後，例えばユーザ名，ユーザＩＤ，注文す
る商品，商品の個数，商品の受け取り場所，商品の受け
取り日時，商品料金支払方法などからなる商品発注情報
を，受注サーバ３００に送信する。（ステップＳ２０
４）。

【００５１】このとき，ユーザは，複数の商品情報を提
供している商品情報サイトを巡回し，好みの商品が表示
されたページを選択することができる。また，商品情報
を提供するサイトで，キーワードを入力して検索を行
い，表示された商品情報から商品を選択する方法を採用
してもよい。また，好みの商品を選択する方法として，
商品情報を提供するサイトの検索エンジンを利用しても
良い。

【００５２】また，かかる商品発注情報の一例を，図１
４に示す。ユーザ名は，ユーザの氏名を記載する。ユー
ザＩＤは，会員登録したユーザに割り当てられたユーザ
の識別番号である。注文商品は，商品情報から選択した
商品を記載する。商品個数は，選択した商品の注文個数
を記載する。商品の受け取り場所は，本実施形態におい
ては，例えば高速道路のサービスエリア名あるいはパー
キングエリア名を記載する。商品の受け取り日時は，ユ
ーザが指定したサービスエリアあるいはパーキングエリ
アに到着する予定時刻を記載する。商品料金支払方法
は，商品料の支払方法を現金払いあるいはクレジットカ
ードによる支払いなどを選択して記載する。

【００５３】次いで，ステップＳ２０６で，受注サーバ
は，商品を注文したユーザが登録した会員であるか否か
の認証をおこない，ユーザがショッピングモールシステ
ムのの登録会員であることがユーザ認証手段により認証
された場合にのみ，商品発注情報を受け取ることができ
る。一方，ユーザが登録会員でない場合には，ユーザに
対して新規会員登録するように促す情報を提示して，ユ
ーザが新規会員登録した場合には商品発注情報を受け取
る。その後，受注サーバ１０２は，ユーザからの商品発
注情報を商品納入業者サーバ４００に送信する（ステッ
プＳ２０６）。

【００５４】次いで，ステップＳ２０８で，商品発注情
報を受信した商品納入業者サーバ４００は，商品納入処
理を行う前に，指定された商品受け渡し場所に該当商品
の在庫が受け渡し場所に存在するか否かを確認する（ス
テップＳ２０８）。

【００５５】かかる在庫の確認は，商品納入場所に設置
された端末から商品の在庫情報（図示せず）を商品納入
業者端末に登録する方法のほか，所定の連絡手段で商品
納入業者が商品受け渡し場所に連絡する方法などが挙げ
られる。

【００５６】ステップＳ２０８で，該当商品の在庫が存
在すると確認された場合には，ステップＳ２１０で，該
当商品の予約の処理を行う（ステップＳ２１０）。一
方，該当商品の在庫が存在しない場合には，ステップＳ
２１２で，該当商品の納品処理を行う（ステップＳ２１
２）。

【００５７】この納品処理は，商品納入業者が，例えば
トラックにより例えば高速道路を利用してサービスエリ
アに納品することができるほか，特に遠隔地の場合には
飛行機，列車などの他の交通手段を利用して納品するこ
とがもできる。即ち，例えば九州の高速道路のサービス
エリアを商品の受け取り場所にして，北海道の名産品を
納入するように商品が発注された場合には，飛行機など
の空輸手段を採用することもできる。また，商品納入業
者は，国内の商品納入業者に限定されず，海外の商品納
品業者であっても実施することができる。また，商品の
納品手段は，納品業者が所有する配送手段に限定され
ず，他社の配送手段を利用して商品を納入することもで
きる。

【００５８】その後，ステップＳ２１４で，ユーザは，
商品の受け取り場所として指定した高速道路のサービス
エリアあるいはパーキングエリアに，指定した日時に到
着し，注文した商品を受けとることができる（ステップ
Ｓ２１４）。

【００５９】なお，商品の受け渡しに際しては，ユーザ
が指定した料金支払方法で商品料金を支払うことができ
る。即ち，例えば現金の支払方法を指定した場合には，
現金と引き替えに商品が引き渡される。また，例えばク
レジットカードで支払う方法を指定した場合には，例え
ば受注サーバに設けられた課金手段により，自動的に商
品の料金を引き落とすことができる。

【００６０】このように，本実施形態においては，ユー
ザ端末から商品情報を閲覧して注文した商品を，指定し
た場所で受け取ることができる。したがって，ユーザ
は，商品の受け取り場所を指定して商品を発注すること
ができるので，ショッピングモールシステムのサービス
の向上を図ることができる。

【００６１】以上，本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが，本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において，各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり，それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。

【００６２】例えば，上記実施形態では，商品の受け渡
し場所として高速道路上のサービスエリアを指定した構
成を採用した例を説明したが，高速道路以外の場所（例
えばコンビニエンスストアなど）を指定することもでき
る。

【００６３】また，上記実施形態においては，ユーザが
注文商品を指定した受け取り場所で受け取る構成を例に
説明したが，例えばトラックの運転手が指定した受け取
り場所で積み荷を受け取るように構成することもでき
る。

【００６４】また，上記実施形態では，情報提供サーバ
は，商品情報に関する情報を提供する構成を採用した例
を説明したが，例えば高速道路上のサービスエリアのレ
ストランの予約状況や駐車場の空きスペース情報などの
あらゆる情報を提供する機能も付加することができる。
このとき，例えば受注サーバは，例えば高速道路上のサ
ービスエリアのレストランの予約や駐車場の予約をする
機能を付加すれば，例えば高速道路上のサービスエリア
などのサービスの向上をさらに図ることができる。

【００６５】また，上記情報サーバは，例えば高速道路
周辺の観光施設情報，宿泊情報などの情報を提供し，上
記受注サーバは，例えば観光施設やレジャー施設などの
各施設（例えばスキー場など）のチケットあるいは宿泊
施設などの予約をおこなうこともできる。

【００６６】また，上記情報サーバは，さらに，例えば
高速道路のサービスエリアのイベント情報や特産品情報
などの他のいかなる情報も提供することができる。この
ときユーザ端末は，特産品のオークションや各種イベン
トにネットワークを介して参加することもできる。

【００６７】また，受注サーバは，商品納入業者に対す
る料金の支払い手段を有する如く構成すれば，商品納入
業者に対して商品料金あるいは手数料を自動的に支払う
ことができる。

【００６８】また，ユーザ端末装置が相互に情報交換可
能に接続すれば，ユーザ同士で各種情報を交換し，情報
サーバが提供する情報以外の情報も得ることができるの
で，さらに，ショッピングモールシステムのサービスの
向上を図ることができる。

【００６９】また，例えば高速道路上のサービスエリア
に，ユーザ端末を設置すれば，サービスエリア上から商
品情報を取得し，及び商品の発注をすることもできる。

【００７０】また，例えば高速道路上のサービスエリア
に端末を設置し，各端末が相互に情報交換可能に接続す
れば，サービスエリアのテナントはテナント情報などあ
らゆる情報を相互に交換あるいは共有することができ
る。

【００７１】

【発明の効果】ユーザ端末から商品情報を閲覧して注文
した商品を，指定した場所で受け取ることができる。こ
のように，ユーザは，商品の受け取り場所を指定して商
品を発注することができるので，ショッピングモールシ
ステムのサービスの向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施の形態にかかるショッピングモール
システムの構成を示すブロック図である。

【図２】第１の実施の形態にかかるユーザ端末の構成を
示すブロック図である。

【図３】第１の実施の形態にかかる情報提供サーバの構
成を示すブロック図である。

【図４】第１の実施の形態にかかる受注サーバの構成を
示すブロック図である。

【図５】第１の実施の形態にかかる受注サーバのデータ
ベース装置が有する各テーブルを示すブロック図であ
る。

【図６】第１の実施の形態にかかる受注サーバのデータ
ベース装置に格納されるユーザ管理テーブルの構成を示
すブロック図である。

【図７】第１の実施の形態にかかる受注サーバのデータ
ベース装置に格納される商品納入業者管理テーブルの構
成を示すブロック図である。

【図８】第１の実施の形態にかかる受注サーバのデータ
ベース装置に格納される課金テーブルの構成を示すブロ
ック図である。

【図９】第１の実施の形態にかかる受注サーバのデータ
ベース装置に格納される受注商品管理テーブルの構成を
示すブロック図である。

【図１０】第１の実施の形態にかかる商品納入業者サー
バの構成を示すブロック図である。

【図１１】第１の実施の形態にかかるショッピングモー
ルシステムの動作フローを説明するためのフローチャー
トである。

【図１２】第１の実施の形態にかかるユーザ端末に表示
される商品情報の一例を示す説明図である。

【図１３】第１の実施の形態にかかるユーザ端末に表示
される商品情報の一例を示す説明図である。

【図１４】第１の実施の形態にかかるユーザ端末が送信
する商品発注情報の一例を示す説明図である。

【符号の説明】

１００ユーザ端末１０２通信制御装置１０４表示手段１０６入力手段２００情報提供サーバ２１０ＣＰＵ２２０通信ユニット２３０メモリ２４０データベース装置３００受注サーバ３４１ユーザ管理テーブル３４２商品納入業者管理テーブル３４３課金テーブル３４４受注商品管理テーブル４００商品納入業者サーバ５００ネットワーク

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも，ユーザ端末と，販売商品に
関する情報をユーザ端末に提供する情報提供サーバと，
ユーザ端末から商品の発注情報を受け取る受注サーバ
と，前記受注サーバからの納入依頼を受けて指定された
商品受け渡し場所に対して商品を納入するための商品納
入処理を行う商品納入業者サーバと，がネットワークを
介して接続されるショッピングモールシステムであっ
て，前記発注情報は，少なくとも，受け取り人識別情
報，発注商品識別情報，発注商品受け渡し場所指定情報
を含む，ことを特徴とするショッピングモールシステ
ム。
【請求項２】前記発注情報は，さらに注文商品受け取
り日時指定情報を含む，ことを特徴とする請求項１に記
載のショッピングモールシステム。
【請求項３】前記発注情報は，さらに支払方法識別情
報を含む，ことを特徴とする請求項１または２に記載の
ショッピングモールシステム。
【請求項４】前記商品受け渡し場所は，高速道路内に
おいて，運転者がアクセス可能な場所であることを特徴
とする，請求項１，２あるいは３項のうちいずれか１項
に記載のショッピングモールシステム。
【請求項５】前記商品納入業者サーバは，商品納入処
理を行う前に，前記指定された商品受け渡し場所に該当
商品の在庫が前記受け渡し場所に存在するか否かを確認
し，該当商品の在庫が存在する場合には，該当商品の予
約の処理を行うことを特徴とする，請求項１，２，３あ
るいは４項のうちいずれか１項に記載のショッピングモ
ールシステム。
【請求項６】該当商品の在庫が存在しない場合には，
該当商品の納品処理を行うことを特徴とする，請求項５
項に記載のショッピングモールシステム。
【請求項７】前記受注サーバは，さらに，ユーザを会
員登録するユーザ会員登録手段と，商品発注情報を送信
したユーザが登録会員であるか否かを認証するユーザ会
員認証手段とを有し，前記商品発注情報を送信したユー
ザが登録会員であることが認証された場合にのみ，注文
商品の受注処理をおこなう，こと特徴とする請求項１，
２，３，４，５あるいは６項のうちいずれか１項に記載
のショッピングモールシステム。
【請求項８】前記ユーザ端末は，ｉモード機能を有す
る携帯端末装置である，ことを特徴とする請求項１，
２，３，４，５，６あるいは７項のうちいずれか１項に
記載のショッピングモールシステム。
【請求項９】前記ユーザ端末は，カーナビゲーション
システム端末装置である，ことを特徴とする請求項１，
２，３，４，５，６あるいは７項のうちいずれか１項に
記載のショッピングモールシステム。
【請求項１０】少なくとも，ユーザ端末と，販売商品
に関する情報をユーザ端末に提供する情報提供サーバ
と，商品受け渡し場所に対して商品を納入するための商
品納入処理を行う商品納入業者サーバと，がネットワー
クを介して接続される，サーバ装置であって，前記サー
バ装置は，ユーザ端末から，少なくとも，受け取り人識
別情報，発注商品識別情報，発注商品受け渡し場所指定
情報を含む商品発注情報を受け取り，前記注文商品の納
入依頼を前記商品納入業者サーバにおこなう，ことを特
徴とするサーバ装置。
【請求項１１】前記発注情報は，さらに発注商品受け
取り日時指定情報を含む，ことを特徴とする，請求項１
０に記載のサーバ装置。
【請求項１２】前記発注情報は，さらに支払方法識別
情報を含む，ことを特徴とする，請求項１０または１１
に記載のサーバ装置。
【請求項１３】前記請求項１から請求項９に記載のシ
ョッピングモールシステムに使用されるユーザ端末。
【請求項１４】請求項１０から１２に記載のサーバ装
置を実現するためのプログラムを記録した媒体。
【請求項１５】請求項１３に記載のユーザ端末を実現
するためのプログラムを記録した媒体。