JPH0628369A - 在庫引当・配送オーダ作成装置 - Google Patents

在庫引当・配送オーダ作成装置

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JPH0628369A
JPH0628369A JP20706892A JP20706892A JPH0628369A JP H0628369 A JPH0628369 A JP H0628369A JP 20706892 A JP20706892 A JP 20706892A JP 20706892 A JP20706892 A JP 20706892A JP H0628369 A JPH0628369 A JP H0628369A
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JP
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JP20706892A
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Hidekazu Sekiguchi
秀和 関口
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出荷倉庫で引当不可の場合、その下位倉庫で
ある配送センタ,更にその下位倉庫である中央倉庫とい
った下位の倉庫からの引当を自動的に行う。 【構成】 初期処理部1は倉庫決定テーブルF3,ルート
決定テーブルF4,輸配送リードタイム決定テーブルF5を
参照して各受注オーダ毎に、関係する倉庫の階層,各倉
庫間及び送り先への輸配送ルート,各倉庫間及び送り先
のリードタイムを決定する。倉庫別引当処理部2はこの
決定された情報と輸配送便決定テーブルF6を参照して各
受注オーダ毎に、上位倉庫から順に下位倉庫まで受注数
量,納期を満たす在庫引当の可能性を判定しつつ引当明
細ファイル更新情報と配送オーダとを作成する。ファイ
ル更新部3は倉庫別引当処理部2において全受注数量を
納期までに満たすと判定された受注オーダに関し作成さ
れた引当明細ファイル更新情報及び配送オーダに基づき
引当明細ファイルF7及び配送オーダファイルF2を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階層化された倉庫群を
備え、下位の倉庫から上位の倉庫へ製品を順次配送し、
最上位倉庫から送り先(顧客)へ製品を配送する物流シ
ステムに対して、受注オーダに基づき在庫引当を行って
配送オーダを作成する在庫引当・配送オーダ作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】送り先(顧客)への製品出荷場所となる
出荷倉庫以外に、その出荷倉庫に配送する製品を保管す
る配送センタ,この配送センタに配送する製品を保管す
る中央倉庫といったように、倉庫が階層化されている物
流システムに対して、受注オーダに基づき在庫引当を行
って配送オーダを作成する従来の在庫引当・配送オーダ
作成装置においては、受注オーダに含まれる送り先コー
ドから求まる特定の出荷倉庫での在庫引当の可能性を判
定し、可能であれば配送オーダを作成すると共に引当明
細ファイルを更新し、不可能であれば単に引当不可の結
果を出力している。
【0003】利用者は、引当不可の結果が出力された場
合、その出荷倉庫の下位倉庫となる配送センタ,更にそ
の下位倉庫となる中央倉庫の在庫状況を調べ、在庫があ
れば出荷倉庫への在庫移動手配や振り替えを自ら行い、
その後、再度在庫引当・配送オーダ作成装置による在庫
引当処理を試行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の在庫
引当・配送オーダ作成装置では、送り先コードから求ま
る特定の出荷倉庫での在庫引当が不可の場合、利用者自
らがその下位倉庫の在庫状況を調べて在庫移動手配や振
り替えを行う必要があり、在庫引当,配送オーダ作成完
了までに手間と時間を必要とし、顧客サービスの低下,
業務の遅れ等を招来していた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、上位倉庫で引当不可の場合に
はその下位倉庫からの引当を自動的に行うことにより、
在庫引当,配送オーダの作成に要する利用者の負担を軽
減し、顧客サービスの向上,業務の迅速化等を可能にし
た在庫引当・配送オーダ作成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、階層化された倉庫群を備え、下位の倉庫
から上位の倉庫へ製品を順次配送し、最上位倉庫から送
り先へ製品を配送する物流システムに対して、受注オー
ダに基づき在庫引当を行って配送オーダを作成する在庫
引当・配送オーダ作成装置において、送り先コードと倉
庫の階層構造との関係を保持する倉庫決定テーブルと、
下位の倉庫から上位の倉庫への輸配送ルートおよび最上
位倉庫から送り先への輸配送ルートの情報を保持するル
ート決定テーブルと、各輸配送ルートのリードタイムを
保持する輸配送リードタイム決定テーブルと、各輸配送
ルートにおける輸配送便のスケジュールを保持する輸配
送便決定テーブルと、各倉庫,各製品コード単位の在庫
状況を保持する引当明細ファイルと、受注オーダを保持
する受注オーダファイルと、配送オーダを保持する配送
オーダファイルと、前記受注オーダファイルから各受注
オーダを入力し、その各々の内容と前記倉庫決定テーブ
ル,前記ルート決定テーブル,前記輸配送リードタイム
決定テーブルの内容とから、各受注オーダ毎に、関係す
る倉庫の階層と、各倉庫間および送り先への輸配送ルー
トと、各倉庫間および送り先のリードタイムとを決定す
る初期処理部と、該初期処理部で決定された情報と各受
注オーダの内容と前記輸配送便決定テーブルの内容とに
基づき、各受注オーダ毎に、上位倉庫から順に下位倉庫
まで受注数量,納期を満たす在庫引当の可能性を判定し
つつ引当明細ファイル更新情報と配送オーダとを作成す
る倉庫別引当処理部と、該倉庫別引当処理部において全
受注数量を納期までに満たすと判定された受注オーダに
関し作成された引当明細ファイル更新情報および配送オ
ーダに基づき前記引当明細ファイルおよび前記配送オー
ダファイルを更新するファイル更新部とを備えている。
【0007】
【作用】本発明の在庫引当・配送オーダ作成装置におい
ては、倉庫決定テーブルが、送り先コードと、その送り
先コードの送り先に製品を出荷する出荷倉庫,その下位
倉庫となる配送センタ,更にその下位倉庫となる中央倉
庫といった倉庫の階層構造との関係を保持し、ルート決
定テーブルが、下位の倉庫から上位の倉庫への輸配送ル
ートおよび最上位倉庫から送り先への輸配送ルートの情
報を保持し、輸配送リードタイム決定テーブルが、各輸
配送ルートのリードタイムを保持し、輸配送便決定テー
ブルが、各輸配送ルートにおける輸配送便のスケジュー
ルを保持し、引当明細ファイルが、各倉庫,各製品コー
ド単位の在庫状況を保持し、受注オーダファイルが、処
理の対象となる受注オーダを保持し、配送オーダファイ
ルが処理の結果得られた配送オーダを保持する。そし
て、初期処理部が、受注オーダファイルから各受注オー
ダを入力し、その各々の内容と倉庫決定テーブル,ルー
ト決定テーブル,輸配送リードタイム決定テーブルの内
容とから、各受注オーダ毎に、関係する倉庫の階層と、
各倉庫間および送り先への輸配送ルートと、各倉庫間お
よび送り先のリードタイムとを決定し、倉庫別引当処理
部が、初期処理部で決定された情報と各受注オーダの内
容と輸配送便決定テーブルの内容とに基づき、各受注オ
ーダ毎に、上位倉庫から順に下位倉庫まで受注数量,納
期を満たす在庫引当の可能性を判定しつつ引当明細ファ
イル更新情報と配送オーダとを作成し、ファイル更新部
が、倉庫別引当処理部において全受注数量を納期までに
満たすと判定された受注オーダに関し作成された引当明
細ファイル更新情報および配送オーダに基づき引当明細
ファイルおよび配送オーダファイルを更新する。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の在庫引当・配
送オーダ作成装置の一実施例は、処理装置Mと、それに
接続された受注オーダファイルF1,配送オーダファイ
ルF2,倉庫決定テーブルF3,ルート決定テーブルF
4,輸配送リードタイム決定テーブルF5,輸配送便決
定テーブルF6,引当明細ファイルF7とを備えてい
る。
【0010】受注オーダファイルF1は、処理すべき受
注オーダを保持するファイルである。個々の受注オーダ
は、受注オーダ番号,顧客コード,製品コード,数量,
送り先コード,受注区分,納期等のデータを含んでい
る。
【0011】倉庫決定テーブルF3は、送り先コードと
倉庫の階層構造との関係を保持するテーブルである。本
実施例の場合、倉庫は、送り先に製品を出荷する出荷倉
庫と、その下位倉庫となる配送センタと、更にその下位
倉庫となる中央倉庫といった階層構造になっており、倉
庫決定テーブルF3は、各送り先コード毎に、その送り
先コードに対応する送り先に製品を出荷する出荷倉庫が
どの出荷倉庫であるか、その出荷倉庫の下位の配送セン
タがどれであるか、更にその配送センタの下位の中央倉
庫がどれであるかといった関係情報を保持している。
【0012】ルート決定テーブルF4は、下位の倉庫か
ら上位の倉庫への輸配送ルートおよび最上位倉庫から送
り先への輸配送ルートを保持するテーブルであり、各中
央倉庫からその上位の配送センタへはどの輸配送ルート
で製品を配送するか、各配送センタからその上位の出荷
倉庫へはどの輸配送ルートで製品を配送するか、各出荷
倉庫からその管轄下の送り先へはどの輸配送ルートで製
品を配送するかといったデータを保持している。
【0013】輸配送リードタイム決定テーブルF5は、
ルート決定テーブルF4に記述されている各輸配送ルー
トのリードタイムを保持するテーブルである。
【0014】輸配送便決定テーブルF6は、ルート決定
テーブルF4に記述されている各輸配送ルートにおける
輸配送便のスケジュール(配送する曜日等)を保持する
テーブルである。
【0015】引当明細ファイルF7は、各倉庫,各製品
コード単位の在庫状況等を保持するファイルである。
【0016】配送オーダファイルF2は、処理の結果得
られた配送オーダを格納するファイルである。個々の配
送オーダは、出荷倉庫コード,製品コード,出荷予定
日,受注オーダ番号等のデータを含んでいる。
【0017】また、処理装置Mは、受注オーダを処理し
て配送オーダの作成等を行う装置であり、初期処理部1
と倉庫別引当処理部2とファイル更新部3とを備えてい
る。
【0018】初期処理部1は、受注オーダファイルF1
から各受注オーダを入力し、その各々の内容と倉庫決定
テーブルF3,ルート決定テーブルF4,輸配送リード
タイム決定テーブルF5の内容とから、各受注オーダ毎
に、関係する倉庫の階層と、各倉庫間および送り先への
輸配送ルートと、各倉庫間および送り先のリードタイム
とを決定する処理等を行う部分である。
【0019】倉庫別引当処理部2は、初期処理部1で決
定された情報と各受注オーダの内容と輸配送便決定テー
ブルF6の内容とに基づき、各受注オーダ毎に、上位倉
庫から順に下位倉庫まで受注数量,納期を満たす在庫引
当の可能性を判定しつつ引当明細ファイル更新情報と配
送オーダとを作成する部分であり、出荷倉庫への引当手
段21,配送センタへの引当手段22および中央倉庫へ
の引当手段23を備えている。
【0020】ファイル更新部3は、倉庫別引当処理部2
において全受注数量を納期までに満たすと判定された受
注オーダに関し作成された引当明細ファイル更新情報お
よび配送オーダに基づき引当明細ファイルF7および配
送オーダファイルF2を更新する部分である。
【0021】図2は初期処理部1の処理例を、図3は倉
庫別引当処理部2の処理例を、図4は出荷倉庫への引当
手段21の処理例を、図5は配送センタへの引当手段2
2の処理例を、図6は中央倉庫への引当手段23の処理
例をそれぞれ示す。以下、各図を参照して本実施例の動
作を説明する。
【0022】処理装置Mは図示しない利用者入力装置か
ら在庫引当・配送オーダ作成の指示が与えられると、受
注オーダファイルF1から受注オーダを1つ読み込み、
その受注オーダに対して初期処理部1,倉庫別引当処理
部2,ファイル更新部3による処理を行い、それが終了
すると受注オーダファイルF1から次の受注オーダを読
み込み、以下、受注オーダファイルF1に格納された全
ての受注オーダを同様に処理する。
【0023】初期処理部1では、図2に示すように、読
み込まれた受注オーダに含まれる受注区分を識別し(S
1)、受注区分が「予約」であれば在庫引当,配送オー
ダの作成は不要なので、当該受注データに関する処理を
終了する。また、受注区分が「一般」であれば、先ず、
その受注オーダに含まれる送り先コードをキーにして倉
庫決定テーブルF3を検索し、その送り先コードに対応
する送り先に製品を出荷する出荷倉庫,その下位の配送
センタ,その更に下位の中央倉庫から構成される倉庫の
階層を求める(S2)。
【0024】次に、ルート決定テーブルF4を参照し
て、処理S2で求められた中央倉庫から配送センタへの
輸配送ルート,その配送センタから出荷倉庫への輸配送
ルート,その出荷倉庫から送り先への輸配送ルートを決
定する(S3)。
【0025】次に、輸配送リードタイム決定テーブルF
5を参照して、処理S3で決定された各輸配送ルートの
リードタイムを決定する(S4)。そして、これらの情
報を引継ぎ情報として倉庫別引当処理部2を起動する。
【0026】倉庫別引当処理部2では、図3に示すよう
に、出荷倉庫への引当手段21,配送センタへの引当手
段22,中央倉庫への引当手段23の順に出荷予定日の
決定,引当が実行される。以下順に説明する。
【0027】出荷倉庫への引当手段21では、図4に示
すように、先ず初期処理部1で決定された出荷倉庫から
送り先へのリードタイムと受注オーダに含まれる納期と
から納期に間に合う最終の出荷日(出荷限界点)を求
め、次に輸配送便決定テーブルF6を参照して、当該出
荷倉庫から当該送り先への便がある前記出荷限界点に最
も近い日を出荷予定日として求める(S11)。
【0028】次に、その出荷予定日が引当処理日(現時
点)以前か否かを判定し(S12)、以前であれば間に
合わないので、受注不可として当該受注オーダの処理を
終了する。他方、以前でなければ、その出荷予定日の日
付で引当明細ファイル中の該当出荷倉庫における該当製
品の引当残を読み込み(S13)、この引当残が0か否
かを判定する(S14)。
【0029】引当残が0でない場合、その引当残が当該
受注オーダに示される製品の数量以上か否かを調べ(S
15)、以上であれば全数量の引当が可能なので、それ
に応じた配送オーダを作成すると共に引当明細ファイル
更新情報を作成し(S16)、これらを引継ぎ情報とし
てファイル更新部3を起動する。
【0030】他方、引当残が0の場合は処理S19へ進
み、引当残が0ではないが、受注数より少ない場合は、
引当残だけの数量の引当を行うための配送オーダおよび
引当明細ファイル更新情報を作成し(S17)、受注残
を新たな受注数とし(S18)、処理S19へ進む。
【0031】処理S19では、輸配送便決定テーブルF
6を参照して、当該出荷倉庫から当該送り先への便があ
る次に近い日を新たな出荷予定日として求める。そし
て、その出荷予定日が引当処理日(現時点)以前か否か
を判定し(S20)、以前でなければ処理S13に戻っ
て上述した処理を繰り返し、以前であれば最早当該出荷
倉庫からの引当は不可能なので配送センタでの引当を試
行するために配送センタへの引当手段22を起動する。
【0032】配送センタへの引当手段22では、図5に
示すように、先ず初期処理部1で決定された配送センタ
から出荷倉庫へのリードタイムおよび出荷倉庫から送り
先へのリードタイムと受注オーダに含まれる納期とから
納期に間に合う最終の出荷日(出荷限界点)を求め、次
に輸配送便決定テーブルF6を参照して、当該配送セン
タから当該出荷倉庫への便がある前記出荷限界点に最も
近い日を出荷予定日として求める(S21)。なお、こ
の求めた出荷予定日に出荷された製品が当該出荷倉庫へ
入庫し、その後に納期に間に合うように送り先に出荷す
る便があるか否かを確認し、若しそのような便がなけれ
ば、そのような便が確保できるまで上記の出荷予定日を
前の日にずらす処理を行う。
【0033】次に、その出荷予定日が引当処理日(現時
点)以前か否かを判定し(S22)、以前であれば間に
合わないので、受注不可として当該受注オーダの処理を
終了する。他方、以前でなければ、その出荷予定日の日
付で引当明細ファイル中の該当倉庫(今の場合は配送セ
ンタ)における該当製品の引当残を読み込み(S2
3)、この引当残が0か否かを判定する(S24)。
【0034】引当残が0でない場合、その引当残が受注
数量以上か否かを調べ(S25)、以上であれば全数量
の引当が可能なので、それに応じた配送オーダ(出荷倉
庫から送り先への配送オーダを含む)を作成すると共に
引当明細ファイル更新情報を作成し(S26)、これら
を引継ぎ情報としてファイル更新部3を起動する。
【0035】他方、引当残が0の場合は処理S29へ進
み、引当残が0ではないが、受注数より少ない場合は、
引当残だけの数量の引当を行うための配送オーダおよび
引当明細ファイル更新情報を作成し(S27)、受注残
を新たな受注数とし(S28)、処理S29へ進む。
【0036】処理S29では、輸配送便決定テーブルF
6を参照して、当該配送センタから当該出荷倉庫への便
がある次に近い日を新たな出荷予定日として処理S21
と同様にして求める。そして、その出荷予定日が引当処
理日(現時点)以前か否かを判定し(S30)、以前で
なければ処理S23に戻って上述した処理を繰り返し、
以前であれば最早当該出荷倉庫からの引当は不可能なの
で中央倉庫での引当を試行するために中央倉庫への引当
手段23を起動する。
【0037】中央倉庫への引当手段23では、図6に示
すように、先ず初期処理部1で決定された中央倉庫から
配送センタへのリードタイム,配送センタから出荷倉庫
へのリードタイムおよび出荷倉庫から送り先へのリード
タイムと受注オーダに含まれる納期とから納期に間に合
う最終の出荷日(出荷限界点)を求め、次に輸配送便決
定テーブルF6を参照して、当該中央倉庫から当該配送
センタへの便がある前記出荷限界点に最も近い日を出荷
予定日として求める(S31)。なお、この求めた出荷
予定日に出荷された製品が当該配送センタ,出荷倉庫へ
入庫し、更にそこから送り先へ納期に間に合うように配
送するための便があるか否かを確認し、若しそのような
便がなければ、そのような便が確保できるまで上記の出
荷予定日を前の日にずらす処理を行う。
【0038】次に、その出荷予定日が引当処理日(現時
点)以前か否かを判定し(S32)、以前であれば間に
合わないので、受注不可として当該受注オーダの処理を
終了する。他方、以前でなければ、その出荷予定日の日
付で引当明細ファイル中の該当倉庫(今の場合は中央倉
庫)における該当製品の引当残を読み込み(S33)、
この引当残が0か否かを判定する(S34)。
【0039】引当残が0でない場合、その引当残が受注
数量以上か否かを調べ(S35)、以上であれば全数量
の引当が可能なので、それに応じた配送オーダ(配送セ
ンタから出荷倉庫への配送オーダおよび出荷倉庫から送
り先への配送オーダを含む)を作成すると共に引当明細
ファイル更新情報を作成し(S36)、これらを引継ぎ
情報としてファイル更新部3を起動する。
【0040】他方、引当残が0の場合は処理S39へ進
み、引当残が0ではないが、受注数より少ない場合は、
引当残だけの数量の引当を行うための配送オーダおよび
引当明細ファイル更新情報を作成し(S37)、受注残
を新たな受注数とし(S38)、処理S39へ進む。
【0041】処理S39では、輸配送便決定テーブルF
6を参照して、当該中央倉庫から当該配送センタへの便
がある次に近い日を新たな出荷予定日として処理S31
と同様にして求める。そして、その出荷予定日が引当処
理日(現時点)以前か否かを判定し(S40)、以前で
なければ処理S33に戻って上述した処理を繰り返し、
以前であれば、引当不可として当該受注オーダの処理を
終了する。
【0042】最後に、ファイル更新部3では、倉庫別引
当処理部2における出荷倉庫への引当手段21の処理S
16,S17,配送センタへの引当手段22の処理S2
6,S27,中央倉庫への引当手段23の処理S36,
S37で作成された配送オーダを配送オーダファイルF
2に格納し、また引当明細ファイル更新情報に基づいて
引当明細ファイルF7を更新する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の在庫引当
・配送オーダ作成装置は、上位倉庫である出荷倉庫で引
当不可の場合にはその下位倉庫である配送センタ,更に
その下位倉庫である中央倉庫といった下位の倉庫からの
引当を自動的に行うため、在庫引当,配送オーダの作成
に要する利用者の負担が軽減され、また受注オーダに対
する配送オーダの作成が迅速に行えるので、顧客サービ
スが向上し、業務の迅速化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】初期処理部の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図3】倉庫別引当処理部の処理例を示すフローチャー
トである。
【図4】出荷倉庫への引当手段の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図5】配送センタへの引当手段の処理例を示すフロー
チャートである。
【図6】中央倉庫への引当手段の処理例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
M…処理装置 1…初期処理部 2…倉庫別引当処理部 21…出荷倉庫への引当手段 22…配送センタへの引当手段 23…中央倉庫への引当手段 3…ファイル更新部 F1…受注オーダファイル F2…配送オーダファイル F3…倉庫決定テーブル F4…ルート決定テーブル F5…輸配送リードタイム決定テーブル F6…輸配送便決定テーブル F7…引当明細ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層化された倉庫群を備え、下位の倉庫
    から上位の倉庫へ製品を順次配送し、最上位倉庫から送
    り先へ製品を配送する物流システムに対して、受注オー
    ダに基づき在庫引当を行って配送オーダを作成する在庫
    引当・配送オーダ作成装置において、 送り先コードと倉庫の階層構造との関係を保持する倉庫
    決定テーブルと、 下位の倉庫から上位の倉庫への輸配送ルートおよび最上
    位倉庫から送り先への輸配送ルートの情報を保持するル
    ート決定テーブルと、 各輸配送ルートのリードタイムを保持する輸配送リード
    タイム決定テーブルと、 各輸配送ルートにおける輸配送便のスケジュールを保持
    する輸配送便決定テーブルと、 各倉庫,各製品コード単位の在庫状況を保持する引当明
    細ファイルと、 受注オーダを保持する受注オーダファイルと、 配送オーダを保持する配送オーダファイルと、 前記受注オーダファイルから各受注オーダを入力し、そ
    の各々の内容と前記倉庫決定テーブル,前記ルート決定
    テーブル,前記輸配送リードタイム決定テーブルの内容
    とから、各受注オーダ毎に、関係する倉庫の階層と、各
    倉庫間および送り先への輸配送ルートと、各倉庫間およ
    び送り先のリードタイムとを決定する初期処理部と、 該初期処理部で決定された情報と各受注オーダの内容と
    前記輸配送便決定テーブルの内容とに基づき、各受注オ
    ーダ毎に、上位倉庫から順に下位倉庫まで受注数量,納
    期を満たす在庫引当の可能性を判定しつつ引当明細ファ
    イル更新情報と配送オーダとを作成する倉庫別引当処理
    部と、 該倉庫別引当処理部において全受注数量を納期までに満
    たすと判定された受注オーダに関し作成された引当明細
    ファイル更新情報および配送オーダに基づき前記引当明
    細ファイルおよび前記配送オーダファイルを更新するフ
    ァイル更新部とを具備したことを特徴とする在庫引当・
    配送オーダ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記倉庫別引当処理部は、各段階の倉庫
    毎に、納期に間に合う最終の出荷日からそれより早い出
    荷日に向かって順次に在庫引当の可能性を判定していく
    請求項1記載の在庫引当・配送オーダ作成装置。
  3. 【請求項3】 送り先への製品出荷場所となる出荷倉
    庫,その下位の配送センタ,更にその下位の中央倉庫で
    構成される階層化された倉庫群を取り扱う請求項1記載
    の在庫引当・配送オーダ作成装置。
JP20706892A 1992-07-10 1992-07-10 在庫引当・配送オーダ作成装置 Pending JPH0628369A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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