JP2002108997A - 物流システムおよび物流管理方法 - Google Patents

物流システムおよび物流管理方法

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JP2002108997A
JP2002108997A JP2000295031A JP2000295031A JP2002108997A JP 2002108997 A JP2002108997 A JP 2002108997A JP 2000295031 A JP2000295031 A JP 2000295031A JP 2000295031 A JP2000295031 A JP 2000295031A JP 2002108997 A JP2002108997 A JP 2002108997A
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Ryoichi Kadoi
亮一 角井
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Logit Kk E
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E LOGIT KK
Logit Kk E
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を介して行われる商品売買方法にお
ける商品選定時に商品配送費用および商品配送方法に関
する商品販売者の希望を反映させることができ、商品の
配送状況を容易に確認できる物流システムを提供する。 【解決手段】 物流システム10は、通信回線11を介
して相互に情報を送受信できる複数の情報処理手段であ
る物流管理手段20および第1〜第3の端末手段30,
40,50を含む。商品購入者41は、第2の端末手段
40を用いて商品を発注し、物流管理手段20は商品の
配送方法を決定する商品の配送方法には商品販売者の希
望が反映されるとともに、商品の配送状況を容易に確認
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して相互
に接続されるインターネット等のネットワークにおい
て、商品を受発注し、商品を配送手段によって配送する
物流システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットのWEB(World Wide W
eb)ページにおいて商品の売買を目的として公開された
商品に関する情報を閲覧し、商品を購入するいわゆるネ
ットショッピングが頻繁に行われるようになっている。
このようなネットショッピングにおいては、商品の受発
注は、通信回線を介して行われる情報の送受信によって
達成することができるけれども、ネットショッピングの
対象である購入する商品の配送は、宅配業務または配送
業務を遂行する運送業者等が商品を配送する一般的な物
流システムを利用して行われる。
【0003】具体的には、まず商品を購入しようとする
購入者は、商品を販売する販売者がWEBページにおい
て開示する商品情報を参考にして、購入する商品を選定
し、WEBページに表示される操作に従って商品を発注
する。商品の発注に伴って、販売者は商品を購入者に配
送するために、たとえば宅配業者に商品の集荷および配
送を依頼する。商品の集荷および配送を依頼された宅配
業者は、商品を集荷し、購入者に商品を届ける。
【0004】このような通信回線を介して行われる商品
売買方法においては、商品の対価としての商品代金およ
び集荷および配送に伴う配送費用が生じ、商品代金は購
入者が負担し、配送費用は購入者または販売者が負担す
る。購入者が商品代金とともに配送費用を負担する場
合、商品の購入に伴って負担すべき費用は商品代金およ
び配送費用が中心となる。購入者は、商品の購入に伴っ
て負担すべき費用と商品の価値および商品を購入しよう
とする購入意欲とを検討し、商品を購入するか否かを決
定する。商品代金は前述のようにWEBページに開示さ
れる商品情報に含まれる場合が含まれている場合には、
商品選定時に即座に認識することができるけれども、配
送費用は商品の種類、商品の大きさおよび重量、購入す
る商品の数量等によって区々に設定されるものであり、
また配送業務を担当する配送業者によっても異なるの
で、商品選定時に購入者が即座に認識することは困難で
ある。
【0005】前述のように、商品の購入を決定する際
に、商品の購入に伴って負担すべき費用は購入者にとっ
て極めて重要な検討事項のひとつであるけれども、従来
の通信回線を介して行われる商品売買方法においては、
配送費用を即座に認識することができない。
【0006】さらに、配送費用を販売者が負担する場合
であっても、従来の通信回線を介して行われる商品売買
方法においては、配送業者の選定を含めた配送方法に関
して、商品の購入者および販売者の希望を反映させるこ
とが困難である。
【0007】さらにまた、購入者の商品発注に対応する
受注に伴って、商品を購入者に配送するために、販売者
がたとえば宅配業者に商品の集荷および配送を依頼する
集荷および配送手配を行う必要があるけれども、多数の
配送手段の中から好ましい配送手段を選定することは困
難であって、たとえば複数の受注に対して、複数の配送
業者に集荷および配送を依頼することは煩雑である。配
送費用を販売者が負担する場合において、複数の配送業
者に集荷および配送依頼を行っている場合には、配送費
用の支払い等に関する業務が複数発生し、煩雑であって
業務効率が低下する。
【0008】さらにまた、従来の通信回線を介して行わ
れる商品売買方法においては、購入者および販売者が商
品の配送状況を知覚するためには、配送業者に電話等を
用いて問い合わせなければ商品の配送状況を確認するこ
とはできない。配送業者に電話等を用いて商品の配送状
況を確認する作業は煩雑であり、問い合わせを受けた配
送業者においても、問い合わせに関する対応が必要であ
る。たとえば、購入者が商品の配送状況を確認する場
合、まず販売者に配送業者を確認し、つぎに配送業者に
問い合わせ、問い合わせを受けた配送業者は配送状況を
調査し、その後購入者に配送状況を回答しなければなら
ない。また購入者から配送状況の問い合わせを受けた購
入者が配送状況を確認する場合、まず配送業者に問い合
わせ、問い合わせを受けた配送業者は配送状況を調査
し、その後販売者に配送状況を回答し、販売者は配送業
者から回答された配送状況を購入者に伝えなければなら
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、通信回線を介して行われる商品売買方法における
商品選定時に購入者が配送費用を含めた商品の購入に伴
って負担すべき費用を即座に認識することができる通信
回線を介して行われる商品売買方法に適用される物流シ
ステムを提供することである。
【0010】また、通信回線を介して行われる商品売買
方法において、配送業者の選定を含めた配送方法に関し
て、商品の購入者または販売者の希望を反映させること
ができる通信回線を介して行われる商品売買方法に適用
される物流システムを提供することである。
【0011】さらに、通信回線を介して行われる商品売
買方法において、好ましい商品の集荷および配送方法を
煩雑な作業を行うことなく、容易に決定することができ
る通信回線を介して行われる商品売買方法に適用される
物流システムを提供することである。
【0012】さらにまた、通信回線を介して行われる商
品売買方法において、購入者、販売者および配送業者が
煩雑な作業を行うことなく、商品の配送状況を容易に確
認できる通信回線を介して行われる商品売買方法に適用
される物流システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線を介
して相互に情報を送受信できる複数の情報処理手段を用
いて、商品の発注に関する情報および商品の配送に関す
る情報を相互に送受信し、予め定められた配送手段を用
いて商品を配送する物流システムであって、前記情報処
理手段は、商品の発注に関する情報である発注情報と商
品の配送に関する情報である配送情報とを記憶すること
ができ、かつ発注情報に基づいて商品の配送方法を決定
する物流管理手段と、物流管理手段に発注情報を送信す
ることができ、かつ物流管理手段から送信される配送情
報を受信することができる第1の端末手段と、第1の端
末手段から送信される商品情報および物流管理手段から
送信される配送情報を受信することができ、かつ第1の
端末手段に発注情報を送信することができる第2の端末
手段と、物流管理手段が決定した配送方法に関する情報
である配送方法情報を受信することができ、かつ物流管
理手段に配送情報を送信することができる第3の端末手
段とを含み、商品の販売者である商品販売者が第1の端
末手段を用いて開示する商品情報を、商品の購入者であ
る商品購入者が第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情
報に基づいて購入する商品を決定し、商品購入者が購入
を希望する商品を第2の端末手段を用いて注文し、物流
管理手段が商品の配送方法を決定する際に、商品販売者
が商品の配送方法に関して指定する情報である販売者希
望情報が用いられることを特徴とする物流システムであ
る。
【0014】本発明に従えば、商品の発注に関する発注
情報および商品の配送に関する配送情報は、複数の情報
処理手段を用いて、通信回線を介して接続されるインタ
ーネット等のネットワークを介して送受信される。商品
は発注情報に基づいて、予め定められた配送手段を用い
て配送される。情報処理手段は、発注情報と配送情報と
を記憶することができ、かつ発注情報に基づいて商品の
配送方法を決定する物流管理手段と、物流管理手段に発
注情報を送信することができ、かつ物流管理手段から送
信される配送情報を受信することができる第1の端末手
段と、第1の端末手段から送信される商品情報および物
流管理手段から送信される配送情報を受信することがで
き、かつ第1の端末手段に発注情報を送信することがで
きる第2の端末手段と、物流管理手段が決定した配送方
法に関する情報である配送方法情報を受信することがで
き、かつ物流管理手段に配送情報を送信することができ
る第3の端末手段とを含む。商品の購入者である商品購
入者は、商品の販売者である商品販売者が第1の端末手
段を用いて開示する商品情報を、第2の端末手段を用い
て閲覧し、商品購入者が購入を希望する商品を第2の端
末手段を用いて注文する。物流管理手段が商品の配送方
法を決定する際に、商品販売者が商品の配送方法に関し
て指定する情報である販売者希望情報が用いられるの
で、商品の配送方法に商品販売者の希望を反映させるこ
とができる。
【0015】発注情報および配送情報は、通信回線を介
して送受信され、商品は発注情報に基づいて、物流管理
手段が決定する配送方法に従って、予め定められた配送
手段を用いて配送されるので、商品販売者および商品購
入者は、第1または第2の端末手段であるたとえばパー
ソナルコンピュータ(PC)を操作するといった簡便な
行為を行うだけで容易に所望の商品を購入し、また販売
することができる。情報処理手段に含まれる物流管理手
段は、発注情報と配送情報とを記憶することができ、か
つ発注情報に基づいて商品の配送方法を決定するので、
発注情報の送信者である商品購入者の希望または指定が
反映した配送方法が決定され、この決定された配送方法
に基づいて、商品は商品購入者に届けられる。また情報
処理手段に含まれる第1の端末手段は、物流管理手段に
発注情報を送信することができ、かつ物流管理手段から
送信される配送情報を受信することができるので、発注
情報に基づいた好適な配送方法が物流管理手段によって
決定されるとともに、商品の配送状況を配送情報を受信
することによって商品販売者が確認することができる。
さらに情報処理手段に含まれる第2の端末手段は、第1
の端末手段に発注情報を送信することができ、かつ第1
の端末手段から送信される商品情報および物流管理手段
から送信される配送情報を受信することができるので、
発注情報に基づいた商品購入者の希望または指定が反映
された商品の配送方法によって、商品が商品購入者に届
けられるとともに、商品の配送状況を配送情報を受信す
ることによって商品購入者が確認することができる。さ
らにまた情報処理手段に含まれる第3の端末手段は、配
送方法情報を受信することができ、かつ物流管理手段に
配送情報を送信することができるので、物流管理手段が
決定した配送方法に基づいて商品を商品購入者に配送す
ることができるとともに、物流管理手段に送信される配
送情報に基づいて、商品購入者または商品販売者は商品
の配送状況を確認することができる。
【0016】商品購入者は、商品販売者が第1の端末手
段を用いて開示する商品情報を、第2の端末手段を用い
て閲覧し、商品購入者が購入を希望する商品を第2の端
末手段を用いて注文する場合に、商品の配送に関連する
料金を確認することができるので、開示された商品情報
の内容を充分に検討することができ、たとえばPCなど
で実現される第2の端末手段を操作するだけの簡便な方
法で商品を発注することができ、かつ、商品の注文時に
商品の配送に関連する料金である、たとえば配送料金等
を確認して商品を購入するか否かを決定することができ
る。商品発注時に、商品の購入に伴って負担すべき料金
が明確に把握できるので、商品購入者は安心して商品を
発注することができる。
【0017】また本発明は、前記販売者希望情報は、発
注情報に含まれることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、販売者希望情報が発注情
報に含まれるので、商品の受発注毎に商品の配送方法に
商品販売者の希望を反映させることができる。
【0019】さらに本発明は、前記物流管理手段は、商
品販売者に関する所定の情報を収集する販売者登録手段
を含み、商品販売者に関する所定の情報には販売者希望
情報が含まれることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、販売者希望情報を含む、
商品販売者に関する所定の情報が物流管理手段に含まれ
る販売者登録手段によって収集されるので、商品販売者
は商品の配送方法に関する指定を受発注の対象である商
品毎に行わなくとも、商品の配送方法に商品販売者の希
望を反映させることができる。
【0021】さらにまた本発明は、通信回線を介して相
互に情報を送受信できる複数の情報処理手段を用いて、
商品の発注に関する情報および商品の配送に関する情報
を相互に送受信し、予め定められた配送手段を用いて商
品を配送する物流システムであって、前記情報処理手段
は、商品の発注に関する情報である発注情報と商品の配
送に関する情報である配送情報とを記憶することがで
き、かつ発注情報に基づいて商品の配送方法を決定する
物流管理手段と、物流管理手段に発注情報を送信するこ
とができ、かつ物流管理手段から送信される配送情報を
受信することができる第1の端末手段と、第1の端末手
段から送信される商品情報および物流管理手段から送信
される配送情報を受信することができ、かつ第1の端末
手段に発注情報を送信することができる第2の端末手段
と、物流管理手段が決定した配送方法に関する情報であ
る配送方法情報を受信することができ、かつ物流管理手
段に配送情報を送信することができる第3の端末手段と
を含み、商品の販売者である商品販売者が第1の端末手
段を用いて開示する商品情報を、商品の購入者である商
品購入者が第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情報に
基づいて購入する商品を決定し、商品購入者が購入を希
望する商品を第2の端末手段を用いて注文し、商品販売
者が商品の配送方法に関して指定する情報である販売者
希望情報を含み第2の端末手段から送信される発注情報
に基づいて物流管理手段が商品の配送方法を決定し、商
品の配送を行う配送者が物流管理手段によって決定され
た配送方法に対応する配送方法情報を第3の端末手段を
用いて受信し、受信した配送方法情報に基づいて商品を
配送することを特徴とする物流システムである。
【0022】本発明に従えば、商品販売者が第1の端末
手段を用いて開示する商品情報を、商品購入者が第2の
端末手段を用いて閲覧し、商品情報に基づいて購入する
商品を決定し、商品購入者が購入を希望する商品を第2
の端末手段を用いて注文する。物流管理手段は、商品販
売者が商品の配送方法に関して指定する情報である販売
者希望情報を含み第2の端末手段から送信される発注情
報に基づいて商品の配送方法を決定し、配送者が第3の
端末手段によって受信した配送方法情報に基づいて商品
を配送する。商品購入者はPC等で実現される第2の端
末手段を操作して、商品販売者がPC等で実現される第
1の端末手段によって作成したWEBページを第2の端
末手段に表示させ、WEBページ内の商品情報を閲覧す
ることができる。第2の端末手段を操作する等の簡便な
行為によって商品を注文することができ、商品を受け取
ることができる。配送方法には、商品販売者の希望が反
映される。
【0023】さらにまた本発明は、物流管理手段と第1
の端末手段または第3の端末手段との間において相互に
送受信される情報は、前記情報に含まれるデータのうち
少なくとも一部のデータを予め定められた方法を用いて
データ変換を行い、データ変換された変換後のデータと
して送受信されることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、物流管理手段と第1の端
末手段または第3の端末手段との間において相互に送受
信される情報に含まれるデータのうち少なくとも一部の
データを予め定められた方法を用いてデータ変換を行
い、データ変換された変換後のデータとして、物流管理
手段と第1の端末手段または第3の端末手段との間にお
いて相互に送受信される。物流管理手段と第1の端末手
段または第3の端末手段との間において相互に送受信さ
れるデータが、たとえばAPI(application program
interface)などによって実現される予め定められた方
法を用いてデータ変換を行い、データ変換された変換後
のデータとして、物流管理手段と第1の端末手段または
第3の端末手段との間において相互に送受信されるの
で、第1の端末手段および第3の端末手段として汎用の
PCおよびプログラムソフトウエアを用いることができ
る。
【0025】さらにまた本発明は、通信回線を介して相
互に情報を送受信できる複数の情報処理手段を用いて、
商品の発注に関する情報および商品の配送に関する情報
を相互に送受信し、予め定められた配送手段を用いて商
品を配送する物流システムに適用される物流管理方法で
あって、前記情報処理手段は、商品の発注に関する情報
である発注情報と商品の配送に関する情報である配送情
報とを記憶することができ、かつ発注情報に基づいて商
品の配送方法を決定する物流管理手段と、物流管理手段
に発注情報を送信することができ、かつ物流管理手段か
ら送信される配送情報を受信することができる第1の端
末手段と、第1の端末手段から送信される商品情報およ
び物流管理手段から送信される配送情報を受信すること
ができ、かつ第1の端末手段に発注情報を送信すること
ができる第2の端末手段と、物流管理手段が決定した配
送方法に関する情報である配送方法情報を受信すること
ができ、かつ物流管理手段に配送情報を送信することが
できる第3の端末手段とを含み、商品の販売者である商
品販売者が第1の端末手段を用いて開示する商品情報を
商品の購入者である商品購入者が第2の端末手段を用い
て閲覧し、商品情報を入手する商品情報入手ステップ
と、商品購入者が入手した商品情報に基づいて商品を選
定する商品選定ステップと、商品購入者が選定した商品
を購入するために商品を発注する商品発注ステップと、
商品購入者の商品発注に関連して商品販売者が商品発注
を受注する受注ステップと、商品購入者が商品の配送方
法に関して指定する情報である購入者希望情報および商
品販売者が商品の配送方法に関して指定する情報である
販売者希望情報のうち少なくとも一方を用いて、発注さ
れた商品を配送する方法である商品配送方法を選定する
配送方法選定ステップと、選定された配送方法に基づい
て商品を配送する商品配送ステップとを含むことを特徴
とする物流管理方法である。
【0026】本発明に従えば、商品の販売者である商品
販売者が第1の端末手段を用いて開示する商品情報を商
品の購入者である商品購入者が第2の端末手段を用いて
閲覧し、商品情報を入手する商品情報入手ステップと、
商品購入者が入手した商品情報に基づいて商品を選定す
る商品選定ステップと、商品購入者が選定した商品を購
入するために商品を発注する商品発注ステップと、商品
購入者の商品発注に関連して商品販売者が商品発注を受
注する受注ステップと、商品購入者が商品の配送方法に
関して指定する情報である購入者希望情報および商品販
売者が商品の配送方法に関して指定する情報である販売
者希望情報のうち少なくとも一方を用いて、発注された
商品を配送する方法である商品配送方法を選定する配送
方法選定ステップと、選定された配送方法に基づいて商
品を配送する商品配送ステップとを含むので、通信回線
を介して相互に情報を送受信できる複数の情報処理手段
を用いて、商品の発注に関する情報および商品の配送に
関する情報を相互に送受信し、予め定められた配送手段
を用いて商品を配送することができる。配送方法には商
品販売者の希望を反映させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る物流システム10の概要を説明するための概念図であ
る。
【0028】物流システム10は、通信回線11を介し
て相互に情報を送受信できる複数の情報処理手段を用い
て、商品の発注に関する情報および商品の配送に関する
情報を相互に送受信し、予め定められた配送手段を用い
て商品を配送する物流システムである。物流システム1
0は、たとえばインターネット等のネットワーク12を
利用して行われる、いわゆるネットショッピングなどを
含む通信販売において好適に実現される。ここで通信販
売とは、購入の対象である商品に関する情報をテレビジ
ョン送受信機、PC、携帯電話等を用いて入手し、郵
便、電話、ファクシミリ送受信機、PC等を用いて商品
を注文し、この注文に対応して商品を配送する商品の販
売方法をいう。
【0029】物流システム10によって、情報処理手段
が送受信する情報は、電子化された文字情報、画像情
報、音声情報を含む。
【0030】物流システム10において送受信される情
報は、電子化された各種情報であるけれども、各種情報
を伝達する手段として、紙等に印刷された文字、図表等
を併用することもできる。
【0031】前記情報処理手段は、たとえばサーバコン
ピュータによって実現され、商品の発注に関する情報で
ある発注情報と商品の配送に関する情報である配送情報
とを記憶することができ、かつ発注情報に基づいて商品
の配送方法を決定する物流管理手段20と、たとえばク
ライアントコンピュータと呼ばれ、PCによって実現さ
れ、物流管理手段20に発注情報を送信することがで
き、かつ物流管理手段20から送信される配送情報を受
信することができる第1の端末手段30と、たとえばク
ライアントコンピュータと呼ばれ、PCによって実現さ
れ、第1の端末手段30から送信される商品情報および
物流管理手段20から送信される配送情報を受信するこ
とができ、かつ第1の端末手段30に発注情報を送信す
ることができる第2の端末手段40と、たとえばクライ
アントコンピュータと呼ばれ、PCによって実現され、
物流管理手段20が決定した配送方法に関する情報であ
る配送方法情報を受信することができ、かつ物流管理手
段20に配送情報を送信することができる第3の端末手
段50とを含む。
【0032】商品を購入する商品購入者は、まず、商品
販売者が第1の端末手段30を用いてWEBページ等に
おいて開示する商品情報を、第2の端末手段40を用い
て閲覧し、購入を希望する商品の内容を検討する。商品
情報を参考にして、購入する商品を選定し、WEBペー
ジに表示される操作に従って商品を発注する。商品の発
注に伴って、発注情報が第1の端末手段30を介して、
物流管理手段20に送信される。物流管理手段20は、
発注情報に含まれる商品購入者の配送に関する希望等お
よび商品販売者の配送に関する希望等である配送条件情
報ならびに商品情報に基づいて、商品の配送方法を決定
する。物流管理手段20は、配送方法を決定するととも
に、決定した配送方法によって商品購入者が負担すべき
料金を算出する。物流管理手段20が決定した配送方法
および該配送方法にかかる商品購入者が負担すべき料金
は、第2の端末手段40に通信回線11を介して送信さ
れ、この配送方法および料金を商品購入者が了承した後
に、最終的な商品発注が完了する。商品購入者が配送方
法および料金を承認した場合に、物流管理手段20は第
3の端末手段50に配送方法を通知するとともに、商品
の集荷および配送を指示する。
【0033】商品の集荷および配送の指示を物流管理手
段20から受けた配送業務を遂行する、たとえば宅配業
者等の配送者51は、第1図において破線で示した配送
経路13によって、商品購入者41に商品を配送する。
物流管理手段20が決定する配送方法に、商品の集荷を
商品の集荷場所である倉庫14において行うことが含ま
れている場合には、配送者51は、倉庫14において商
品を集荷し、その後、商品購入者41に商品を届ける。
物流管理手段20が決定する配送方法に、商品の集荷を
商品販売者31aの指定する集荷場所において行うこと
が含まれている場合には、配送者51は、商品販売者3
1aの指定する集荷場所において商品を集荷し、その
後、商品購入者41に商品を届ける。商品販売者31a
の指定する集荷場所は、たとえば商品販売者31aの指
定するコンビニエンスストア等である。
【0034】そして物流システム10を適用した本発明
の物流管理方法は、通信回線11を介して相互に情報を
送受信できる複数の情報処理手段である物流管理手段2
0、第1の端末手段30、第2の端末手段30および第
3の端末手段40を用いて、商品の発注に関する情報お
よび商品の配送に関する情報を相互に送受信し、予め定
められた配送手段を用いて商品を配送する物流システム
に適用される物流管理方法であって、商品販売者31が
第1の端末手段30を用いて開示する商品情報を商品購
入者41が第2の端末手段40を用いて閲覧し、商品情
報を入手する商品情報入手ステップと、商品購入者41
が入手した商品情報に基づいて商品を選定する商品選定
ステップと、商品購入者41が選定した商品を購入する
ために商品を発注する商品発注ステップと、商品購入者
41の商品発注に関連して商品販売者31が商品発注を
受注する受注ステップと、商品購入者41が商品の配送
方法に関して指定する情報である購入者希望情報および
商品販売者31が商品の配送方法に関して指定する情報
である販売者希望情報のうち少なくとも一方を用いて、
発注された商品を配送する方法である商品配送方法を選
定する配送方法選定ステップと、選定された配送方法に
基づいて商品を配送する商品配送ステップとを含む。
【0035】図2は、物流システム10に適用されるの
装置構成を簡略して示すブロック図である。
【0036】物流管理手段20は、一般的な構成のワー
クステーション、PC等と類似の構成によって実現され
るホストコンピュータであって、サーバコンピュータと
称される場合がある。物流管理手段20は、商品販売者
31に関連する所定の情報を登録することができる販売
者登録手段60と、商品購入者41に関連する所定の情
報を登録することができる購入者登録手段61と、発注
情報に基づいて商品の配送方法を決定する配送方法決定
手段62と、発注情報および販売者登録情報に基づいて
商品の集荷場所を決定する集荷場所決定手段63と、商
品販売者または商品購入者の問い合わせに応じて、配送
状況を確認することができる配送状況確認手段64と、
配送者51から第3の端末手段50を用いて送信される
商品の配送状況を示す配送情報を収集する配送方法収集
手段65と、商品の配送に関連する伝票を発行する伝票
発行手段66と、データを入力するための入力手段67
と、販売者に関する登録情報、購入者に関する登録情
報、配送方法を決定するために用いられるデータ、配送
情報などが記憶される記憶手段68と、通信回線11を
介して第1の端末手段30、第2の端末手段40および
第3の端末手段50に各種情報であるデータを送信する
とともに、通信回線11を介して第1の端末手段30、
第2の端末手段40および第3の端末手段50から送信
される各種情報であるデータを受信する送受信手段69
を備えた構成である。
【0037】第1の端末手段30は、一般的な構成のい
わゆるパーソナルコンピュータ(PC)等によって実現
され、クライアントコンピュータと称される場合があ
る。第1の端末手段30は、CPU(central processi
ng unit、中央演算処理装置)32、メモリおよびハー
ドディスク等の記憶装置33、キーボードおよびマウス
等の入力装置34、ディスプレイ等の出力装置35、モ
デム等の送受信装置36を備えた構成である。第1の端
末手段30は、商品販売者31が商品情報を開示するW
EBページの作成または保管に用いられるとともに、商
品の配送情報を物流管理手段20から収集する場合に用
いられる。
【0038】第2の端末手段40は、第1の端末手段3
0と同様に、一般的な構成のいわゆるパーソナルコンピ
ュータ(PC)等によって実現され、クライアントコン
ピュータと称される場合がある。第2の端末手段40
は、CPU(中央演算処理装置)42、メモリおよびハ
ードディスク等の記憶装置43、キーボードおよびマウ
ス等の入力装置44、ディスプレイ等の出力装置45、
モデム等の送受信装置46を備えた構成である。第2の
端末手段40は、商品購入者41が商品情報が開示され
るWEBページの閲覧、発注情報の送信および配送情報
の受信に用いられる。
【0039】第3の端末手段50は、第1の端末手段3
0および第2の端末手段40と同様に、一般的な構成の
いわゆるパーソナルコンピュータ(PC)等によって実
現され、クライアントコンピュータと称される場合があ
る。第3の端末手段50は、CPU(中央演算処理装
置)52、メモリおよびハードディスク等の記憶装置5
3、キーボードおよびマウス等の入力装置54、ディス
プレイ等の出力装置55、伝票等を印字するプリンタ等
の出力手段56ならびにモデム等の送受信装置57を備
えた構成である。第3の端末手段50は、商品購入者5
1による配送情報の物流管理手段20への送信および物
流管理手段20が送信する配送方法情報の受信に用いら
れる。
【0040】図3は、物流システム10の概要を説明す
るためのフローチャートである。まずステップS1にお
いて、商品販売者31が予め作成し、WEBページ等で
開示している商品情報を商品購入者41は閲覧し、商品
情報を入手する。ステップS2において、入手した商品
情報に基づき、商品購入者41が購入しようとする商品
を選定する。この商品選定の結果は仮発注情報として、
物流管理手段20に伝えられ、商品選定結果に基づい
て、ステップS3において、物流管理手段20が配送方
法を決定する。物流管理手段20によって決定された配
送方法を商品購入者41が承認した場合には、正式な発
注となり、ステップS4において、商品の発注とされ
る。商品発注に対応して、ステップS5において、商品
販売者31が商品の受注を行い、ステップS3において
決定されている配送方法に基づいて、ステップS6にお
いて商品の集荷依頼を配送者51に通知し、集荷手配と
される。集荷依頼を受けた配送者51は、ステップS7
において、決定されている配送方法に基づいて、商品の
集荷および配送を行う。このようにして、商品の選定、
発注、受注、集荷および配送が一連の手続きとして行わ
れる。
【0041】前述のステップS3において商品購入者4
1が送信する仮発注情報に、物流管理手段20が決定す
る配送方法を承認することを内容とする情報が含まれて
いる場合には、商品購入者41の配送方法に関する承認
を受けることなくステップS4に進む場合がある。この
場合に仮発注情報に、商品の配送方法に関する商品販売
者31の希望または指定である販売者希望情報が含まれ
ている場合には、販売者31の商品の配送方法に関する
希望が、物流管理手段20が決定する商品配送方法に反
映されることになる。
【0042】図4〜図8は、物流システム10の前提と
なる商品販売者31の物流管理手段20への商品販売者
31に関する所定の情報の登録の概要を示すフローチャ
ートである。商品販売者31に関する所定の情報は、た
とえば、商品販売者31の名称、ホームページアドレ
ス、メールアドレス、郵便番号、住所、電話番号、ファ
クシミリ番号、商品の集荷場所、配送依頼を希望する配
送業者の設定、支払い関係情報などである。
【0043】まずステップS101において第1の端末
手段30を用いて物流管理手段20に接続し、ステップ
S102において販売者登録画面を受信し、ステップS
103において、第1の端末手段30の表示装置35に
登録情報入力画面70が表示される。ステップS104
において、登録情報入力画面70の表示に基づいて、商
品販売者31に関する所定の情報を入力し、ステップS
105において、商品販売者31に関する登録情報が物
流管理手段20に送信される。
【0044】ステップS106において、物流管理手段
20は商品販売者31に関する登録情報を受信し、ステ
ップS107において商品販売者登録情報をメモリ等に
一時的に記憶する。ステップS108において、受信し
た商品販売者登録情報が登録情報として有効であるか否
かを判断し、受信した商品販売者登録情報が登録情報と
して有効である場合には、ステップS109に進み、商
品販売者毎に特定の登録コードが生成され、ステップS
110において記憶手段68に販売者登録情報として登
録され、記憶される。ステップS111において、登録
コードが第1の端末手段30に送信され、販売者登録情
報の登録が完了したことを通知する。登録コードは、商
品の配送状況を確認するために物流管理手段20の配送
状況確認手段64を利用する際にパスワードとともに入
力すべき販売者固有の符号となるものである。
【0045】ステップS108において、登録情報が有
効ではないと判断された場合、ステップS112に進
み、エラー通知を第1の端末手段30に送信する。
【0046】ステップS113において、第1の端末手
段30は物流管理手段20から送信された登録コードを
受信し、ステップS114において表示装置35に登録
コードが表示され、ステップS115において、終了信
号を入力装置34を用いて入力し、ステップS116に
おいて、終了信号を物流管理手段20に送信する。
【0047】ステップS117において、エラー通知を
受信した第1の端末手段30はステップS118におい
て、エラー通知を表示装置35に表示し、ステップS1
19において登録情報を再入力するか否かを判断し、再
度登録情報を入力する場合には、ステップS120に進
み、登録情報を入力装置34を用いて再度入力する。登
録情報を再度入力しない場合には、ステップS121に
おいて終了信号を生成しする。
【0048】ステップS122において第1の端末手段
30から終了信号を受信した物流管理手段20は、ステ
ップS123において終了処理をおこない、商品販売者
31に関連する情報の登録手続きが完了する。前述のス
テップS104またはステップS120において入力さ
れる商品販売者31に関する所定の情報である商品の集
荷場所および配送依頼を希望する配送業者の設定等が、
商品の配送方法に関する商品販売者31の商品の配送方
法に関する希望または指定である販売者希望情報とし
て、物流管理手段20が商品の配送方法を決定する際に
利用される。すなわち、販売者希望情報は、配送条件情
報に含まれる場合がある。
【0049】図9および図10は、商品販売者31に関
する所定の情報を登録するの販売者情報登録を行う際の
販売者情報登録画面例である。この販売者情報登録画面
70は、前述の図4におけるステップS104および図
7におけるステップS120の登録情報入力画面に対応
する。
【0050】前述のように、商品販売者31に関する所
定の情報は、たとえば、商品販売者31の名称、ホーム
ページアドレス、メールアドレス、郵便番号、住所、電
話番号、ファクシミリ番号、商品の集荷場所、配送依頼
を希望する配送業者の設定、支払い関係情報などであ
る。
【0051】いわゆるネットショッピングにおいて、商
品の概要および販売価格等の商品情報が開示されるWE
Bページは、店舗を有して商品を販売する販売店等と同
様に商品が販売されるので、WEB店舗、仮想店舗と呼
ばれる場合があり、図9の具体的な例においても店舗と
いう表現を使用している。
【0052】販売者情報登録画面70は、販売者情報を
登録する際には、第1の端末手段30である商品販売者
31の使用するPCの表示装置35に表示される。登録
情報は、入力装置34を用いて入力される。
【0053】販売者情報登録画面70は、商品販売者3
1毎に設定される登録コードである店舗コードが表示ま
たは入力される店舗コード入力欄71、商品販売者31
の名称またはこの名称に対応するWEB店舗の名称が入
力される店舗名入力欄72、商品販売者31の代表者氏
名が入力される代表者入力欄73、商品販売者31のW
EB店舗の担当者氏名が入力される担当者入力欄74、
商品販売者31のWEBページのホームページアドレス
が入力されるホームページアドレス入力欄75、商品販
売者31のメールアドレスが入力されるメールアドレス
入力欄76、商品販売者31の郵便番号が入力される郵
便番号入力欄77、商品販売者31の住所が入力される
住所入力欄78、商品販売者31の電話番号が入力され
る電話番号入力欄79、商品販売者31のファクシミリ
番号が入力されるファクシミリ番号入力欄80、商品の
集荷場所の数が入力される集荷場所数入力欄81、商品
販売者31の配送者51に関する希望または条件を入力
する運送会社指定欄82、商品販売者31の配送料金の
支払いを取り扱う金融機関に関する情報を入力する金融
機関情報入力欄83、商品販売者31の経理担当者氏名
を入力する経理担当者氏名入力欄84、商品販売者情報
を登録するために商品販売者31を認証するために用い
られるパスワードを入力するパスワード入力欄85、パ
スワード設定の際にパスワードの確認のためにパスワー
ドを再入力するためのパスワード再入力欄86、登録情
報入力完了後に商品販売者31に関する登録情報を物流
管理手段20に送信する送信処理を行う送信ボタン87
および入力された登録情報を取り消す取消処理を行うリ
セットボタン88を含む。送信ボタン87およびリセッ
トボタン88は、入力装置34であるマウスを操作する
ことによって表示画面上を移動するマウスカーソルを送
信ボタン87またはリセットボタン88に移動させ、マ
ウスボタンを押下するとによって対応する処理が実行さ
れる。
【0054】販売者情報登録画面70において入力する
商品販売者31に関する所定の情報のうち、一部の情報
の入力を必須とし、一部の情報の入力を任意とすること
も可能である。この場合には、登録情報の入力に要する
労力を低減することができる。
【0055】前記集荷場所数入力欄81に入力される集
荷場所数が2以上の場合には、さらに図10に示す集荷
場所情報入力画面90において、2箇所目以降の集荷場
所に関する情報を入力する。第1の集荷場所は販売者情
報登録画面70において入力された商品販売者31に関
する登録情報に対応して設定される。
【0056】集荷場所情報入力画面90は、第2の集荷
場所に関する情報を入力する第2集荷場所情報入力欄9
1、第3の集荷場所に関する情報を入力する第3集荷場
所情報入力欄101、第4の集荷場所に関する情報を入
力する第4集荷場所情報入力欄111を含み、集荷場所
情報入力画面90に含まれる2箇所目以降の集荷場所に
関する情報を入力する集荷場所情報入力欄91,10
1,111,…の数は、図9における集荷場所数入力欄
81に入力される集荷場所数に対応して表示され、集荷
場所数から1を減じた数の集荷場所情報入力欄91,1
01,111,…が表示される。また販売者情報登録画
面70と同様に、集荷場所情報入力完了後に集荷場所情
報を物流管理手段20に送信する送信処理を行う送信ボ
タン120および入力された集荷場所情報を取り消す取
消処理を行うリセットボタン121を含む。
【0057】第2集荷場所情報入力欄91は、集荷場所
名が入力される集荷場所名入力欄92、第2集荷場所の
担当者氏名が入力される担当者氏名入力欄93、第2集
荷場所の郵便番号が入力される郵便番号入力欄94、第
2集荷場所住所が入力される住所入力欄95、第2集荷
場所の電話番号が入力される電話番号入力欄96および
第2集荷場所のファクシミリ番号が入力されるファクシ
ミリ番号入力欄97を含む。
【0058】第3および第4集荷場所情報入力欄10
1,111も、第2集荷場所情報入力欄91と同様にそ
れぞれ集荷場所名入力欄101,112、担当者氏名入
力欄103,113、郵便番号入力欄104,114、
住所入力欄105,115、電話番号入力欄106,1
16およびファクシミリ番号入力欄107,117を含
む。
【0059】図11は、図9の運送会社指定欄82にお
いて運送会社を指定する際に表示されるプルダウンメニ
ュー130を示す図である。
【0060】運送会社指定欄82右側に配置されるプル
ダウンメニュー表示ボタン131上にマウスカーソルを
移動させマウスボタンを押下すると、プルダウンメニュ
ー130が表示され、運送会社名称表示欄132に表示
される運送会社を指定することによって運送会社を指定
することができる。運送会社を指定しない場合には、運
送会社指定欄82の表示を「お任せ」の状態にしてお
く。運送会社指定欄82において運送会社名称を指定し
ておくと、物流管理手段20が商品の配送方法を決定す
る際に指定した運送会社を優先的に選定することとな
り、商品販売者31の意向を配送方法の決定に反映させ
ることができる。
【0061】図12〜図16は、物流システム10にお
いて商品購入者41の物流管理手段20への商品購入者
41に関する所定の情報の登録の概要を示すフローチャ
ートである。商品購入者41に関する所定の情報は、た
とえば、商品購入者41の氏名、メールアドレス、郵便
番号、住所、電話番号、ファクシミリ番号、配送依頼を
希望する配送業者の設定、支払い関係情報などである。
【0062】まずステップS201において第2の端末
手段40を用いて物流管理手段20に接続し、ステップ
S202において購入者登録画面を受信し、ステップS
203において、第2の端末手段40の表示装置45に
登録情報入力画面が表示される。ステップS204にお
いて、登録情報入力画面の表示に基づいて、商品購入者
41に関する所定の情報を入力し、ステップS205に
おいて、商品購入者41に関する登録情報が物流管理手
段20に送信される。
【0063】ステップS206において、物流管理手段
20は商品購入者41に関する登録情報を受信し、ステ
ップS207において商品購入者登録情報をメモリ等に
一時的に記憶する。ステップS208において、受信し
た商品購入者登録情報が登録情報として有効であるか否
かを判断し、受信した商品購入者登録情報が登録情報と
して有効である場合には、ステップS209に進み、商
品購入者毎に特定の登録コードが生成され、ステップS
210において記憶手段68に購入者登録情報として登
録され、記憶される。ステップS211において、登録
コードが第2の端末手段40に送信され、購入者情報の
登録が完了したことを通知する。登録コードは、商品の
配送状況を確認するために物流管理手段20の配送状況
確認手段64を利用する際にパスワードとともに入力す
べき購入者固有の符号となるものである。
【0064】ステップS208において、登録情報が有
効ではないと判断された場合、ステップS212に進
み、エラー通知を第2の端末手段40に送信する。
【0065】ステップS213において、第2の端末手
段40は物流管理手段20から送信された登録コードを
受信し、ステップS214において表示装置45に登録
コードが表示され、ステップS215において、終了信
号を入力装置44を用いて入力し、ステップS216に
おいて、終了信号を物流管理手段20に送信する。
【0066】ステップS217において、エラー通知を
受信した第2の端末手段40はステップS218におい
て、エラー通知を表示装置45に表示し、ステップS2
19において登録情報を再入力するか否かを判断し、再
度登録情報を入力する場合には、ステップS220に進
み、登録情報を入力装置44を用いて再度入力する。登
録情報を再度入力しない場合には、ステップS221に
おいて終了信号を生成しする。
【0067】ステップS222において第2の端末手段
40から終了信号を受信した物流管理手段20は、ステ
ップS223において終了処理をおこない、商品購入者
41に関連する情報の登録手続きが完了する。商品購入
者41に関する所定の情報を商品の発注よりも前に物流
管理手段20に記憶させておくことによって、商品購入
者41が商品の購入を希望して商品を発注する際毎に入
力すべき情報の量を少なくすることができ、商品購入に
おける発注時に要する労力を低減することができる。
【0068】図17〜図28は、物流システム10にお
いて商品購入者41が商品を購入し、商品販売者31が
商品の集荷および配送を配送者51に依頼し、配送者5
1が商品を集荷および配送して、商品を商品購入者41
に届ける場合の概要を説明するためのフローチャートで
ある。
【0069】まずステップT1において、商品販売者3
1が開示する商品情報を含む商品販売者31に係るWE
Bページから、第2の端末手段40を用いて商品情報を
受信する。受信した商品情報に基づいて、ステップT2
において、商品購入者41は購入しようとする商品を選
定する。商品選定後、ステップT3において、商品購入
者41は入力手段44を用いて発注情報である仮発注情
報を入力し、ステップT4において、仮発注情報を第1
の端末手段30に送信する。仮発注情報は、後述する商
品の購入に伴って商品購入者41が負担すべき料金を算
出するために用いられる情報であって、最終的な発注情
報とは異なる。
【0070】ステップT5において、第2の端末手段4
0から送信された仮発注情報を第1の端末手段30が受
信し、ステップT6において、仮発注情報を物流管理手
段20に送信する。仮発注情報を物流管理手段20に送
信する際に、第1の端末手段30は、仮発注情報の対象
である商品に関するたとえば在庫場所、商品の取り扱い
等に関する制限である配送条件等の情報を、仮発注情報
とともに物流管理手段20に送信する場合がある。
【0071】ステップT7において、仮発注情報を受信
した物流管理手段20は、ステップT8において、集荷
場所決定手段63によって、仮発注情報および必要な場
合には前記配送条件等に基づいて集荷場所を決定し、集
荷場所決定に関する情報を一時的に記憶する。集荷場所
の決定に関する集荷場所決定手段の概要については、図
29を参照して後述する。
【0072】ステップT9において、配送方法決定手段
62によって、仮発注情報および必要な場合には前記配
送条件等に基づいて配送手段を決定し、配送手段決定に
関する情報を一時的に記憶する。配送手段の決定に関す
る配送方法決定手段62の概要については、図30およ
び図31を参照して後述する。
【0073】ステップT10において、決定された集荷
場所および配送手段並びに仮発注情報および必要な場合
には前記配送条件等に基づいて配送運賃を算出し、算出
した配送運賃を一時的に記憶する。
【0074】ステップT11において、決定された配送
手段および算出された配送運賃を第1の端末手段30に
送信する。
【0075】ステップT12において、物流管理手段2
0から送信された配送手段および配送運賃を、第1の端
末手段30が受信し、ステップT13において、第2の
端末手段40に配送手段および配送運賃を送信する。
【0076】ステップT14において、配送手段および
配送運賃を受信した第2の端末手段40は、仮発注情報
に対応して選択された好ましい配送手段および配送運賃
を表示装置45に表示し、商品購入者41がステップT
15においてこの配送手段および配送運賃を内容とする
配送方法を受け入れるか否かを判断する。
【0077】商品購入者41が、この配送方法を受け入
れる場合には、ステップT16に進み、配送方法を受け
入れることを了承することを内容とする配送方法了承信
号を入力装置44を用いて入力し、ステップT17にお
いて、配送方法了承信号を第1の端末手段30に送信す
る。配送方法了承信号を受信した第1の端末手段30
は、配送方法を記憶するとともに、配送方法了承信号を
物流管理手段20に送信する。
【0078】ステップT15において、商品購入者41
が、前記配送方法を受け入れない場合には、ステップT
18に進み、配送者51である運送会社を変更するか否
かを判断する。
【0079】ステップT18において、運送会社を変更
する場合にはステップT19に進み、入力装置44を用
いて希望する運送会社を入力し、ステップT20におい
て、商品の代金の支払方法を変更するか否かを判断す
る。
【0080】ステップT20において、商品代金の支払
方法を変更する場合には、ステップT21に進み、ステ
ップT21において、入力装置44を用いて希望する支
払方法を入力する。ステップT20において、商品代金
の支払方法を変更しない場合には、ステップT22に進
む。
【0081】ステップT18において、運送会社を変更
しない場合にはステップT23に進み、商品代金の支払
方法を変更するか否かを判断する。ステップT23にお
いて、商品代金の支払方法を変更する場合には、ステッ
プT24に進み、ステップT24において、入力装置4
4を用いて希望する支払方法を入力する。ステップT2
3において、商品代金の支払方法を変更しない場合に
は、ステップT25に進む。
【0082】ステップT22において、運送会社および
支払方法の変更等を含む仮発注情報に含まれる情報の修
正内容を修正情報として第1の端末手段30に送信す
る。第1の端末手段30が受信した修正情報は、物流管
理手段20に送信され、ステップT7において、仮発注
情報として物流管理手段20に受信され、前述したステ
ップを順次的に進む。
【0083】ステップT23において、商品代金の支払
方法を変更しない場合には、ステップT25に進み、ス
テップT25において、発注を取り消すか否かを判断す
る。ステップT25において、発注を取り消す場合には
ステップT26において終了信号が生成され、ステップ
T27において、第1の端末手段30に終了信号が送信
される。第1の端末手段30が受信した終了信号は、物
流管理手段20に送信される。ステップT25におい
て、発注を取り消さない場合にはステップT15に進
む。
【0084】ステップT45において、終了信号を受信
した物流管理手段20はステップT46において、終了
処理を行い、物流システム10における商品の受発注お
よび配送方法決定の処理が終了する。
【0085】ステップT28において、配送方法了承信
号を受信した第1の端末手段30は、ステップT29に
おいて、商品の集荷の手配を内容とする集荷発注情報を
物流管理手段20に送信する。
【0086】ステップT30において、集荷発注情報を
受信した物流管理手段20は、ステップT31におい
て、商品の在庫場所である倉庫14等に商品の出荷を依
頼する必要があるか否かを判断し、出荷依頼が必要であ
ればステップT32に進み、商品の在庫場所である倉庫
14等に出荷依頼を送信する。ステップT31におい
て、出荷依頼がないと判断された場合はステップT33
に進み、ステップT33において、集荷依頼情報を第3
の端末手段50に送信する。
【0087】ステップT34において、出荷依頼情報を
受信した出荷場所である14等は、ステップT35にお
いて、配送者51の集荷に備えて出荷準備を行い、ステ
ップT36において、配送者51の集荷に対して商品を
出荷する。商品を出荷した倉庫14等は、ステップT3
7において、物流管理手段20に商品の出荷が完了した
ことを内容とする出荷情報を送信する。
【0088】ステップT38において、第3の端末手段
50が受信した集荷依頼情報に基づいて配送者51はス
テップT39において商品の集荷および配送を行い、商
品購入者41に商品を届ける。商品を商品購入者41に
配送した後に、配送者51は第3の端末手段50を用い
て、商品の配送が完了したことを内容とする配送情報を
物流管理手段20に送信する。配送者51は、商品の出
荷場所である倉庫14等から商品を集荷した段階で、商
品の集荷を行ったことを内容とする集荷情報を物流管理
手段20に送信するようにしてもよい。
【0089】商品を出荷した倉庫14等から送信される
出荷情報をステップT41において受信した物流管理手
段20は、ステップT42において、出荷情報を配送状
況情報として記憶手段68に記憶する。
【0090】商品を配送した配送者51が第3の端末手
段50を用いて送信する集荷および配送情報をステップ
T43において受信した物流管理手段20は、ステップ
T44において、集荷および配送情報を配送状況情報と
して記憶手段68に記憶する。
【0091】以上のように、商品の購入に際して、商品
の配送方法の決定に商品購入者41の希望または指定が
反映するとともに、商品の購入に伴って商品購入者41
が負担すべき料金を認識することができ、商品購入者4
1および商品販売者31が商品の配送状況を物流管理手
段20にアクセスすることによっての容易に知ることが
できる。
【0092】図29は、図19のステップT8における
集荷場所決定手段63の集荷場所を決定する処理の概要
を説明するためのフローチャートである。集荷場所決定
手段63は、前述のように物流管理手段20に含まれ、
商品の集荷場所を決定する。集荷場所決定手段63によ
って決定された集荷場所に関する情報は、物流管理手段
20が好適な配送方法を決定し、配送料金を算出する際
に用いられる。
【0093】ステップT101において、第1の端末手
段30から送信される仮発注情報および在庫場所情報を
受信した物流管理手段20は、ステップT102におい
て、商品の在庫場所が複数か否かを判断し、在庫場所が
複数の場合にはステップT104に進み、在庫場所が一
箇所の場合にはステップT103に進む。在庫場所が一
箇所の場合には、唯一の在庫場所である登録されている
集荷場所を集荷場所として選定し、ステップT112に
進む。
【0094】在庫場所が複数の場合には、ステップT1
04に進み、商品購入者41が配送方法に関して希望ま
たは指定する情報を内容とする購入者希望情報を取得す
る。ステップT105において、ステップT104にお
いて取得した購入者希望情報に配送運賃が最も安い配送
方法を選定するという内容の購入者希望が存在するか否
かを判断し、配送運賃を最優先する場合にはステップT
106に進み、配送運賃を最優先しない場合には、ステ
ップT107に進む。
【0095】ステップT105において、配送運賃を最
優先すると判断された場合には、ステップT106にお
いて、配送運賃が最も安くなるような在庫場所を集荷場
所として選定し、ステップT112に進む。
【0096】ステップT105において、配送運賃を最
優先しないと判断された場合には、ステップT107に
おいて、商品を商品購入者41に配送する配達日が最も
早くなる配送方法を選定するという内容の購入者希望が
存在するか否かを判断する。配送日を最優先する場合に
は、ステップT108に進み、配送日が最も早くなる在
庫場所として配送場所に最も近い在庫場所を集荷場所と
して選定し、ステップT112に進む。
【0097】ステップT107において、配送日を最優
先しない場合には、ステップT109に進み、発注され
ている商品が品質保持期限を有する商品か否かを判断
し、商品に品質保持期限が設定されていないと判断され
た場合には、ステップT110において、配送運賃が最
も安くなる在庫場所を集荷場所として選定し、ステップ
T112に進む。
【0098】ステップT109において、商品に品質保
持期限が設定されていると判断された場合には、ステッ
プT111において、品質保持期限の最も早い商品が在
庫されている在庫場所を集荷場所として選定し、ステッ
プT112に進む。
【0099】ステップT112において、選定された集
荷場所を記憶する。このように選定され、記憶された集
荷場所は図19のステップT10における配送運賃の算
出に集荷場所情報として用いられる。
【0100】図30は、図19のステップT9における
配送方法決定手段62の配送手段を商品の取り扱い方法
に基づいて決定する処理の概要を説明するためのフロー
チャートである。配送方法決定手段62は、前述のよう
に物流管理手段20に含まれ、商品の配送方法を決定す
る。配送方法決定手段62によって決定された配送方法
に関する情報は、物流管理手段20が好適な配送方法を
決定し、配送料金を算出する際に用いられる。
【0101】ステップT201において、第1の端末手
段30から送信される商品に関する情報に含まれる配送
制限情報を取得し、ステップT202において、商品が
普通商品か否かを判断する。普通商品とは、商品を低温
雰囲気において冷蔵状態を保持する必要がある商品およ
び冷凍状態を保持する必要がある商品以外の商品とす
る。
【0102】ステップT202において、商品が普通商
品でないと判断された場合には、ステップT203に進
み、商品が低温雰囲気において配送されるべき商品であ
るか否かを判断する。ステップT203において、商品
が冷蔵状態を保持する商品ではなく、冷凍状態を保持す
べき商品であると判断された場合、ステップT204に
進み、ステップT204において商品の配送手段とし
て、冷凍状態を保持することができる、たとえば冷凍庫
を備えた貨物トラックを選定し、ステップT207に進
む。
【0103】ステップT202において商品が普通商品
であると判断された場合、ステップT205において、
商品の状態に制限が加えられない一般的な配送手段であ
る普通配送手段を選定し、ステップT207に進む。普
通配送手段としては、商品を低温状態に保持するための
低温庫および商品を冷凍状態に保持するための冷凍庫を
備えない貨物トラックなどである。
【0104】ステップT203において、商品が低温状
態を保持すべき商品であると判断された場合、ステップ
T206において、配送手段として商品を低温状態に保
持することができる、たとえば低温庫を備えた貨物トラ
ックなどを選定し、ステップT207に進む。
【0105】ステップT207において、選定された配
送手段を記憶し、このように選定され、記憶された配送
手段は図19のステップT10における配送運賃の算出
に集荷場所情報として用いられる。配送手段によって、
配送運賃が異なる場合があるので、物流システム10に
おいては好適な配送手段を選定する必要があり、好適に
選定された配送手段によって商品を配送するので、商品
の品質を劣化させることがない。
【0106】図30においては、商品の取り扱い方法に
基づいて配送方法を決定する場合において、商品の取り
扱い方法を商品の保持されるべき温度を基準にする場合
を示したけれども、他の具体的な例として、商品が美術
品であるか否かを基準として配送方法を決定するように
してもよい。また配送方法を決定するために考慮される
べき事項によって、配送料金が異なる場合には、そのよ
うな事項を基準として配送方法を決定するようにしても
よい。
【0107】図31は、図19のステップT9における
配送方法決定手段62の配送手段を商品代金の支払方法
に基づいて決定する処理の概要を説明するためのフロー
チャートである。配送方法決定手段62は、前述のよう
に物流管理手段20に含まれ、商品の配送方法を決定す
る。配送方法決定手段62によって決定された配送方法
に関する情報は、物流管理手段20が好適な配送方法を
決定し、配送料金を算出する際に用いられる。
【0108】ステップT211において、第1の端末手
段30から送信される仮発注情報に含まれる商品代金の
支払方法に関する情報である支払方法情報を取得し、ス
テップT212において、商品支払方法が商品の受け取
り時に、配送者51に商品代金を手渡すいわゆる代引き
方法であるか否かを判断する。
【0109】ステップT212において、商品支払方法
が代引き方法であると判断された場合には、ステップT
213に進み、代引き可能な配送手段を選定し、ステッ
プT215に進む。
【0110】ステップT212において、商品支払方法
が代引き方法でないと判断された場合には、ステップT
214に進み、普通配送手段を選定し、ステップT21
5に進む。配送者51および配送地域等の諸条件によっ
て、商品の支払方法として代引き方法を採用できない場
合があり、代引き方法に伴う手数料も異なるので、物流
システム10においては、商品代金の支払方法を考慮し
て、配送方法を決定し、配送運賃を算出する。
【0111】ステップT215において、商品代金の支
払方法に基づいて選定された配送手段を記憶し、このよ
うに選定され、記憶された配送手段は図19のステップ
T10における配送運賃の算出に支払方法情報として用
いられる。商品代金の支払方法として代引き方法に対応
することによって、商品購入者41の意向に沿ったサー
ビスを提供することができ、商品購入者41に満足感を
与えることができる。
【0112】図32は、商品の購入に伴って商品購入者
41が負担すべき料金を算出する処理を説明するための
フローチャートである。物流管理手段20によって、選
定された配送方法に対応する料金を算出し、この算出さ
れた料金を確認して、商品購入者41は商品を購入する
か否かの最終的な判断を行う。
【0113】ステップT301において、仮発注情報に
含まれる購入者希望情報を取得し、ステップT302に
おいて、購入者希望情報に配送者51である運送会社の
指定があるか否かを判断する。運送会社の指定がない場
合には、ステップT303に進み、登録されているすべ
ての運送会社のたとえば運賃体系などの配送料金を算出
するために必要な情報を取得または、取得できる状態と
し、ステップT305に進む。
【0114】ステップT302において、運送会社の指
定が存在しないと判断された場合、ステップT304に
進み、指定された運送会社のたとえば運賃体系などの配
送料金を算出するために必要な情報を取得または、取得
できる状態とし、ステップT305に進む。
【0115】ステップT305において、図29を参照
して説明したように集荷場所決定手段63によって選定
され、記憶されている集荷場所に関する情報である集荷
場所情報を取得し、ステップT306に進む。ステップ
T306において、図29を参照して説明したように配
送方法決定手段62によって選定され、記憶されている
商品代金の支払方法に対応する配送手段情報を取得し、
ステップT307に進む。ステップT307において、
図30を参照して説明したように配送方法決定手段62
によって選定され、記憶されている商品の取り扱い方法
である配送制限に対応する配送手段情報を取得し、ステ
ップT308に進む。
【0116】ステップT308において、商品の重量お
よび大きさに関する情報を仮発注情報および商品情報か
ら取得する。商品の重量および大きさによって、商品の
梱包形態が定まり、商品の重量および梱包形態によっ
て、配送料金が異なるので、物流システム10において
は、商品の重量および梱包形態の基礎となる商品の大き
さを考慮する必要がある。
【0117】前述のような配送料金の算出に必要な各種
情報を取得した後、ステップT309において、値引き
をする必要があるか否かを、商品販売者登録情報等に基
づいて判断し、値引きをする必要がある場合には、ステ
ップT310において値引きを計算し、値引きをする必
要がない場合には、ステップT311に進む。
【0118】ステップT311において、商品代金の支
払方法が前述のような代引き方法であるか否かを、仮発
注情報に基づいて判断し、商品代金の支払方法が代引き
方法である場合には、ステップT312において代引き
料金を計算し、ステップT311において、商品代金の
支払方法が代引き方法ではなく、一般的な方法であると
判断した場合には、ステップT313に進む。
【0119】ステップT313にいて、前述のような配
送料金の算出に必要な各種情報に基づいて、商品の購入
に際して、商品購入者が負担すべき料金を算出する。こ
のようにして算出された料金は、物流管理手段20が決
定した配送方法とともに、第1の端末手段30に送信さ
れ、第1の端末手段30から第2の端末手段40に送信
され、図21のステップT15において、この配送方法
および料金を了承するか否かを商品購入者41が判断す
ることになる。
【0120】本発明に係る他の実施の形態の物流システ
ムにおいては、前述のステップT301において取得す
る購入者希望情報の代わりに販売者希望情報を取得して
配送料金等を算出するようにしてもよく、また購入者希
望情報および販売者希望情報を配送条件情報として取得
して、配送方法を決定し、配送料金を算出するようにし
てもよい。
【0121】図33は、図17〜図32を参照して説明
した物流管理システム10の中心的な概念となる商品配
送方法決定処理の概要を説明するための概念図である。
【0122】物流管理システム10の商品配送方法決定
処理の概要を簡単に説明すると、商品の発送場所と商品
の納入場所と商品の重量とに基づいて、商品の配送方法
を選定し、商品配送方法を承認する権限を有する者がこ
の選定された商品配送方法を承認した場合には、商品配
送方法が決定される。物流システム10においては、こ
の決定された商品配送方法に従って、配送業者等の配送
者51によって商品が配送される。選定された商品配送
方法を商品権限を有する者が承認しない場合には、承認
権限を有する者が追加的に付加する条件を反映させた商
品配送方法が選定される。
【0123】具体的には、商品の発送場所は、商品販売
者31が指定する出荷場所である商品販売者31の住
所、商品販売者31の住所の近隣に存在するコンビニエ
ンスストア等の集配所、配送する商品の在庫場所である
倉庫14であり、商品の納入場所は商品購入者41の指
定する配送場所であって、たとえば商品購入者41の住
所、商品購入者41の住所の近隣に存在するコンビニエ
ンスストア等の集配所である。
【0124】図17〜図32を参照して説明したよう
に、配送者51である配送業者、すなわち運送会社の配
送料金は、商品の種別、商品の大きさ、配送距離等によ
って細分化され、算出されるようになっている。商品の
種別等によって種々の追加的な料金が算出されるが、基
本的には商品の大きさである商品の重量およびサイズと
配送距離とによって、商品の配送料金が定まるようにな
っている。
【0125】したがって、本発明の物流システム10に
おいては、商品の発送場所に対応する発送側郵便番号3
01と、商品の納入場所に対応する受取側郵便番号30
2と商品である荷物の重量303とを用いて検索処理を
行い、好適な配送方法を選定する。検索結果である配送
方法310を商品購入者41に示し、選定した配送方法
310について承認権限を有する者として商品購入者4
1に承認を得て、商品配送方法を決定するようにしてい
る。例示の商品配送方法310の内容としては、運送会
社名称として「運送会社A」および配送料金として「運
賃a」が商品購入者41に提示されている。
【0126】商品購入者41が提示された配送方法31
0を承認しない場合には、たとえば配送者51である運
送会社を商品購入者41の指定する「運送会社B」を検
索条件315として、検索条件に加え、再度、検索処理
を行い、その検索結果を商品配送方法320として、商
品購入者41に提示する。例示の商品配送方法320の
内容としては、運送会社名称として「運送会社B」およ
び配送料金として「運賃b」が商品購入者41に提示さ
れている。
【0127】商品購入者41が商品配送方法320を承
認した場合には、商品配送方法が決定される。このよう
な処理は、図21に示すフローチャートの処理の流れに
対応する。このようにたとえば、商品配送方法に関する
商品権限を有する者である商品購入者41の意向を商品
配送方法の決定処理に反映させることができるので、商
品購入者41に満足感を与えることができる。
【0128】図34〜図36は、商品の配送状況を確認
する処理を説明するためのフローチャートである。商品
の配送状況とは、発注された商品が、すでに集荷された
か、すでに配送されたか、未だ集荷されていないか等の
商品の状況を表し、物流管理手段20に含まれる配送状
況確認手段64を中心として、確認作業が行われる。図
34〜図36においては、商品の配送状況を商品販売者
31が確認する場合を説明するけれども、商品販売者3
1の代わりに、商品購入者41が商品の配送状況化確認
する場合も同様の処理が行われる。
【0129】まずステップU1において、商品販売者3
1は第1の端末手段30を用いて、物流管理手段20に
接続し、販売者情報登録時に商品販売者31に対して付
与されている固有の登録コードである識別符号および登
録されているパスワードを入力し、認証を受ける。
【0130】認証に成功した後、ステップU2におい
て、第1の端末手段30の表示装置35に、第35図を
参照して後述する検索条件入力画面300が表示され
る。ステップU3において、確認したい商品等を絞り込
むために検索条件を入力装置34を用いて入力し、ステ
ップU4において、検索条件を物流管理手段20に送信
する。
【0131】第1の端末手段30から送信された検索条
件をステップU5において受信した物流管理手段20
は、ステップう6において、検索処理を行い、検索条件
に合致する商品に係る配送状況を取得し、ステップU7
において検索結果を生成し、ステップU8において、検
索結果を配送状況確認結果として第1の端末手段30に
送信する。
【0132】ステップU9において、第1の端末手段3
0が検索結果である配送状況確認結果を受信し、ステッ
プU10において、表示装置35に配送状況確認結果が
表示され、商品販売者31は商品の配送状況を確認する
ことができる。
【0133】図37は商品の配送状況を確認するための
検索条件を入力する検索条件入力画面300である。配
送状況を確認したい商品が検索されるような検索条件を
検索条件入力画面の所定の入力欄に入力することによっ
て、配送状況を確認したい商品の配送状況を迅速に確認
することができる。
【0134】検索条件入力画面300は、集荷および配
送依頼に対応して付与される送り状番号を入力する送り
状番号入力欄301、商品に受注に対し付与される受注
番号を入力する受注番号入力欄302、商品の受注日を
入力する期間入力欄303、商品の配送状況を指定する
配送状況指定欄304および配送者51である運送会社
を指定する運送会社指定欄305を含む。検索条件入力
画面300において、複数の検索条件を入力することが
できるので、配送状況を確認したい商品について、迅速
に検索処理を行うことができる。
【0135】さらに検索条件入力画面300は、検索条
件に対応する検索結果である配送状況確認結果として、
後述する配送状況確認結果表示画面310に表示させる
項目および条件を指定することができる出力項目指定欄
306および出力条件指定欄307を含む。配送状況確
認結果表示画面320に表示させる出力項目および出力
条件を指定することができるの、配送状況確認結果表示
画面に所望の情報だけを表示させることができ、配送状
況を容易に確認することができる。
【0136】たとえば配送状況確認結果表示画面320
に表示させる項目として、配送者51である運送会社、
商品の配送状況である状態および配送料金である運賃と
する場合には、運送会社、状態および運賃に対応するチ
ェックボックス308a,b,cをチェックすると、運
送会社、状態および運賃を配送状況確認結果表示画面3
10に表示させることができる。同様に、出力条件指定
欄307のチェックボックス309にチェックをつける
ことによって、所望の情報を表示させることができる。
【0137】さらに検索条件入力画面300は、検索条
件を送信し、検索処理を開始させるための検索ボタン3
10、検索条件を取り消すリセットボタン311および
間作条件入力画面300から別の表示画面に切り替える
ことができる「戻る」ボタン312を有する。
【0138】図38は、配送状況確認結果の表示例の配
送状況確認結果表示画面320を示す図である。配送状
況確認結果表示画面320は、受注番号、集荷依頼日
時、運送会社名称、集荷店名称、集荷日時、配達店名
称、配達日時、商品の配送状況および備考が一覧表とし
て表示される表示画面例を示す。
【0139】配送状況確認結果表示画面320は、受注
番号が表示される受注番号表示欄321、集荷依頼日時
が表示される依頼日時表示欄322、配送者51である
運送会社の名称が表される運送会社表示欄323、集荷
場所である集荷店名称が表示される集荷店表示欄32
4、集荷日時が表示される集荷日時表示欄325、配達
店名称が表示される配達店表示欄326、配達日時が表
示される配達日時表示欄327、商品の配送状況が表示
される商品状態表示欄328および特記事項等が表示さ
れる備考欄329を含む。また配送状況確認結果表示画
面320は、表示件数が多い場合であって1ページでは
表示できない場合に、次ページに移動することができる
「次へ」ボタン330および配送状況確認結果表示画面
320を終了させることができる終了ボタン331を有
する。
【0140】図39は、商品の配送状況を確認するため
の検索条件を入力する他の検索条件入力画面340であ
る。配送状況を確認したい商品が検索されるような検索
条件を検索条件入力画面の所定の入力欄に入力すること
によって、配送状況を確認したい商品の配送状況を迅速
に確認することができる。
【0141】検索条件入力画面340は、商品販売者3
1の登録コードであるショップコードを入力するショッ
プコード入力欄341、依頼番号を入力する依頼番号入
力欄342、依頼日時を入力する依頼日時入力欄34
3、配送先であるお届け先名称を入力するお届け先名入
力欄344、お届け先の郵便番号を入力する郵便番号入
力欄345、お届け先の住所を入力する住所入力欄34
6、お届け先の電話番号を入力する電話番号入力欄34
7、お届け先のファクシミリ番号を入力するファクシミ
リ番号表示欄348、配送者51である運送会社の名称
を入力する運送会社名称入力欄349、商品のサイズを
入力するサイズ入力欄350、商品の総重量を入力する
総重量入力欄351、同送する商品の口数を入力する口
数入力欄352、配送運賃を入力する配送運賃入力欄3
54および配送状況を入力する配送状況入力欄354を
含む。
【0142】また検索条件入力画面340は、検索条件
を送信し、検索処理を開始させるための検索ボタン35
5および検索条件を取り消すリセットボタン356を有
する。
【0143】以上のように本発明の物流システム10に
おいては、インターネット等の通信回線を介して行われ
る商品売買方法において、商品選定時に商品購入者41
が配送費用を含めた商品の購入に伴って負担すべき費用
を即座に認識することができ、配送者51である配送業
者の選定を含めた配送方法に関して、商品購入者41の
希望を反映させることができ、好適な商品配送方法を容
易に決定することができ、商品購入者42、商品販売者
31および配送者51が煩雑な作業を行うことなく、商
品の配送状況を容易に確認できる。
【0144】図40は、本発明の他の実施の形態である
物流システム400の概要を説明するための概念図であ
る。
【0145】物流システム400は、物流システム10
と類似の構成であって、目的を同一とするものであるの
で、構成中、対応する箇所には同一の符号を付し、その
説明を省略する場合がある。
【0146】物流システム400は、物流システム10
と同様に、通信回線11を介して相互に情報を送受信で
きる複数の情報処理手段を用いて、商品の発注に関する
情報および商品の配送に関する情報を相互に送受信し、
予め定められた配送手段を用いて商品を配送する物流シ
ステムである。
【0147】物流システム400は、物流システム10
と同様に、たとえばインターネット等のネットワーク1
2を利用して行われる、いわゆるネットショッピングに
おいて好適に実現される。物流システム400は物流シ
ステム10の構成に、いわゆWEBモール410を加え
た構成である。WEBモールとは、WEBモールの管理
用サーバ411によって登録した複数のWEB店舗を管
理し、WEBモールに登録されたWEB店舗に対応して
作成されているWEBページに開示された商品情報に基
づいて、商品購入者421が商品を購入することができ
るように運営されるものである。
【0148】商品購入者421は、第2の端末装置42
0であるいわゆるPCを用いて、WEB店舗のWEBペ
ージに開示された商品情報を閲覧し、購入しようとする
商品を選定し、商品を購入する。商品選定、商品購入、
商品の配送方法の決定および商品の配送等は、物流シス
テム10における商品選定、商品購入、商品の配送方法
の決定および商品の配送等と同様の処理に沿って行われ
る。物流システム400における発注情報、配送情報等
はWEBモール410の管理用サーバ411を介して送
受信される。
【0149】図41は、物流システム400において、
物流管理手段20およびWEBモール410の管理用サ
ーバ411間において送受信される各種情報の送受信方
法を説明するための概念図である。
【0150】物流管理手段20とWEBモール410の
管理用サーバ411との間で送受信される各種情報は、
管理用サーバ411によって制御される各種データと物
流管理手段20によって制御される各種データとの整合
を実現する専用のAPI(application program interf
ace)によって行われる。すなわち、管理用サーバ41
1から送信される発注情報等の各種データは、管理用サ
ーバ411に組み込まれたAPI420のAPIシステ
ム421によって、物流管理手段20に組み込まれたA
PIシステム450が処理しうるデータに変換される。
【0151】物流管理手段20が商品の配送方法等を決
定するために必要な情報を管理用サーバ411から受信
する際には、管理用サーバ411において管理されてい
るデータをAPIシステム421が物流管理手段20が
利用し得るデータに変換し、この変換されたデータを受
信した物流管理手段20は、APIシステム450によ
って物流管理手段20が利用し得るデータに変換し利用
する。記憶手段68であるデータベース(DB)451
に記憶されている、商品の配送方法を決定するために必
要なデータと管理用サーバ410から送信されたデータ
とに基づいて、配送方法決定手段62に含まれる運賃選
択システム452等を利用して、配送料金等を選択し、
配送方法を決定する。商品の発注情報、配送方法、配送
状況等に関する各種データは記憶手段68であるDB4
53に記憶される。
【0152】図42は、WEBモール410の管理用サ
ーバ411からAPIシステム421,450を用いて
物流管理手段20に適用される各種情報であるデータの
具体的な例を示す図である。
【0153】WEBモール410の管理用サーバ411
において管理されている各種データのうち、たとえば、
商品の配送料金である運賃検索に用いられる各種情報と
して、商品の発送場所である「自分の所在地の郵便番
号」、商品の配送場所である「相手の所在地の郵便番
号」、商品である「荷物の重量」、商品が美術品、大型
品であるという内容の「荷物の種別」などが物流管理手
段20に送信され、商品の配送方法の決定に用いられ
る。
【0154】また、WEBモール410の管理用サーバ
411において管理されている各種データのうち、たと
えば、商品の配送方法を決定し、集荷を依頼するための
各種情報として、商品の発送場所である「自分の所在地
の郵便番号、住所、電話番号」、商品の配送場所である
「相手の所在地の郵便番号、住所、電話番号」、商品で
ある「荷物の重量」、商品が美術品、大型品であるとい
う内容の「荷物の種別」、「商品金額」、支払い方法情
報としての「代引き指定」および「デビットカード指
定」、配送条件情報としての「クール指定」および「チ
ルド指定」、配送日の指定情報として「期日指定」など
が物流管理手段20に送信され、商品の配送方法の決定
に用いられる。
【0155】図43は、物流システム400におけるW
EBモール410に出展しているWEB店舗であるテナ
ント430の利用する第1の端末手段であるPCと、物
流管理手段20との各種情報の送受信を説明するための
概念図である。
【0156】テナント430が公開するWEBページに
おいて公開される商品情報に基づいて商品を購入する商
品購入者41は、各テナント430に商品を発注する。
発注されたテナント430は、物流管理手段20および
管理用サーバ411の専用APIを利用して、発注情報
等の各種情報を物流管理手段20に送信することができ
る。送受信される各種データは、暗号化されて送受信さ
れるので、発注情報、顧客情報等の各種情報が漏洩する
ことが防がれる。
【0157】このように物流管理手段20とWEBモー
ル410の管理用サーバ411との間において送受信さ
れる各種データを専用のAPIシステム421,450
を介して行うことによって、WEBモール410におい
て管理されているWEB店舗等に関する顧客情報等を物
流管理手段20においても用いることができ、管理用サ
ーバ411において管理されているWEBモール410
に関する情報を物流管理手段20において取り込む必要
がなく、物流管理手段20の記憶手段の68等の記憶容
量を他の記憶すべきデータを記憶するために用いること
ができる。
【0158】さらに本発明の他の実施の形態の物流シス
テムは、前述の物流システム10,400と類似の構成
であって、類似の目的に適用され、類似の効果を得るこ
とができ、この物流システムは、通信回線を介して相互
に情報を送受信できる複数の情報処理手段である物流管
理手段と第1〜第3の端末手段を用いて、商品の発注に
関する情報である商品情報および商品の配送に関する情
報である配送状況情報を相互に送受信し、予め定められ
た配送手段を用いて商品を配送することができ、商品の
販売者である商品販売者が第1の端末手段を用いて開示
する商品情報を、商品の購入者である商品購入者が第2
の端末手段を用いて閲覧し、商品情報に基づいて購入す
る商品を決定し、商品購入者が購入を希望する商品を第
2の端末手段を用いて注文し、物流管理手段が商品の配
送方法を決定する際に、商品販売者が商品の配送方法に
関して指定する情報である販売者希望情報が用いられ
る。この物流システムにおいては、物流管理手段と第1
の端末手段または第3の端末手段との間において相互に
送受信される情報は、前記情報に含まれるデータのうち
少なくとも一部のデータを予め定められた方法を用いて
データ変換を行い、データ変換された変換後のデータと
して送受信される。
【0159】物流管理手段と第1の端末手段または第3
の端末手段との間において相互に送受信される情報に含
まれるデータのうち少なくとも一部のデータを予め定め
られた方法を用いてデータ変換を行い、データ変換され
た変換後のデータとして、物流管理手段と第1の端末手
段または第3の端末手段との間において相互に送受信さ
れる。物流管理手段と第1の端末手段または第3の端末
手段との間において相互に送受信されるデータが、たと
えばAPI(application program interface)などに
よって実現される予め定められた方法を用いてデータ変
換を行い、データ変換された変換後のデータとして、物
流管理手段と第1の端末手段または第3の端末手段との
間において相互に送受信されるので、第1の端末手段お
よび第3の端末手段として汎用のPCおよびプログラム
ソフトウエアを用いることができる。
【0160】以上の説明において、配送方法を決定する
際に考慮される購入者希望情報として挙げた購入者希望
情報は数例であって、たとえば、希望の配送料金を指定
しその金額の上下200円以内を検索するようにしても
よく、また複数の購入者希望情報に優先度を設定し、最
適な配送方法を選定するようにしてもよい。また配送方
法を決定する際に利用される販売者希望情報も、購入者
希望情報と同様に商品の配送方法の決定に利用すること
ができ、商品購入者および商品販売者の商品の配送方法
に関する希望または指定を、決定される商品の配送方法
に反映させることができる。
【0161】本明細書において、商品とは、たとえば貨
物トラック、貨物列車、飛行機、船等の陸上および海上
輸送および空輸によって行われる、あらゆる配送手段を
用いて配送される商品売買の対象物である有体物を意味
するものとして用いている。
【0162】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品の発
注に関する発注情報および商品の配送に関する配送情報
は、複数の情報処理手段を用いて、通信回線を介して接
続されるインターネット等のネットワークを介して送受
信されるので、商品の受発注に関する処理および商品の
配送状況の確認を迅速に行うことができる。また、商品
は発注情報に基づいて、予め定められた配送手段を用い
て配送されるので、商品の配送が迅速かつ確実に行われ
る。さらに、情報処理手段は、物流管理手段と第1の端
末手段と第2の端末手段と第3の端末手段とを含むの
で、商品の販売者である商品販売者と商品の購入者であ
る商品購入者と商品の配送を担当する配送者とが商品の
配送に関する各種情報を送受信することができる。商品
購入者は、商品販売者が第1の端末手段を用いて開示す
る商品情報を、第2の端末手段を用いて閲覧し、商品購
入者が購入を希望する商品を第2の端末手段を用いて注
文することができる。物流管理手段が商品の配送方法を
決定する際に、商品販売者が商品の配送方法に関して希
望し、そして指定する情報である販売者希望情報が用い
られるので、商品の配送方法に商品販売者の希望を反映
させることができる。
【0163】発注情報および配送情報は、通信回線を介
して送受信され、商品は発注情報に基づいて、物流管理
手段が決定する配送方法に従って、予め定められた配送
手段を用いて配送されるので、商品販売者および商品購
入者は、第1または第2の端末手段であるたとえばパー
ソナルコンピュータ(PC)を操作するといった簡便な
行為を行うだけで容易に所望の商品を購入し、また販売
することができる。情報処理手段に含まれる物流管理手
段は、発注情報と配送情報とを記憶することができ、か
つ発注情報に基づいて商品の配送方法を決定するので、
発注情報の送信者である商品購入者の希望または指定が
反映した配送方法が決定され、この決定された配送方法
に基づいて、商品は商品購入者に届けられる。また情報
処理手段に含まれる第1の端末手段は、物流管理手段に
発注情報を送信することができ、かつ物流管理手段から
送信される配送情報を受信することができるので、発注
情報に基づいた好適な配送方法が物流管理手段によって
決定されるとともに、商品の配送状況を配送情報を受信
することによって商品販売者が確認することができる。
さらに情報処理手段に含まれる第2の端末手段は、第1
の端末手段に発注情報を送信することができ、かつ第1
の端末手段から送信される商品情報および物流管理手段
から送信される配送情報を受信することができるので、
発注情報に基づいた商品購入者の希望または指定が反映
された商品の配送方法によって、商品が商品購入者に届
けられるとともに、商品の配送状況を配送情報を受信す
ることによって商品購入者が確認することができる。さ
らにまた情報処理手段に含まれる第3の端末手段は、配
送方法情報を受信することができ、かつ物流管理手段に
配送情報を送信することができるので、物流管理手段が
決定した配送方法に基づいて商品を商品購入者に配送す
ることができるとともに、物流管理手段に送信される配
送情報に基づいて、商品購入者または商品販売者は商品
の配送状況を確認することができる。
【0164】商品購入者は、商品販売者が第1の端末手
段を用いて開示する商品情報を、第2の端末手段を用い
て閲覧し、商品購入者が購入を希望する商品を第2の端
末手段を用いて注文する場合に、商品の配送に関連する
料金を確認することができるので、開示された商品情報
の内容を充分に検討することができ、たとえばPCなど
で実現される第2の端末手段を操作するだけの簡便な方
法で商品を発注することができ、かつ、商品の注文時に
商品の配送に関連する料金である、たとえば配送料金等
を確認して商品を購入するか否かを決定することができ
る。商品発注時に、商品の購入に伴って負担すべき料金
が明確に把握できるので、商品購入者は安心して商品を
発注することができる。
【0165】また本発明によれば、商品の発注に関連す
る発注情報に販売者希望情報が含まれるので、商品の受
発注毎に商品の配送方法に商品販売者の希望を反映させ
ることができ、商品毎に好適と思われる配送方法を、商
品販売者の考えを反映して容易に決定することができ
る。さらに本発明によれば、商品販売者は商品の配送方
法に関する指定を受発注の対象である商品毎に行わなく
とも、商品の配送方法に商品販売者の希望を反映させる
ことができる。したがって、商品毎に好適と思われる配
送方法を検討する労力を必要とすることなく、容易に商
品の配送方法を決定することができる。
【0166】さらにまた本発明によれば、商品販売者が
第1の端末手段を用いて開示する商品情報を、商品購入
者が第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情報に基づい
て購入する商品を決定し、商品購入者が購入を希望する
商品を第2の端末手段を用いて注文する。物流管理手段
は、商品販売者が商品の配送方法に関して指定する情報
である販売者希望情報を含み第2の端末手段から送信さ
れる発注情報に基づいて商品の配送方法を決定し、配送
者が第3の端末手段によって受信した配送方法情報に基
づいて商品を配送する。商品購入者はPC等で実現され
る第2の端末手段を操作して、商品販売者がPC等で実
現される第1の端末手段によって作成したWEBページ
を第2の端末手段に表示させ、WEBページ内の商品情
報を閲覧することができる。第2の端末手段を操作する
等の簡便な行為によって商品を注文することができ、商
品を受け取ることができる。
【0167】さらにまた本発明によれば、物流管理手段
と第1の端末手段または第3の端末手段との間において
相互に送受信される情報に含まれるデータのうち少なく
とも一部のデータを予め定められた方法を用いてデータ
変換を行い、データ変換された変換後のデータとして、
物流管理手段と第1の端末手段または第3の端末手段と
の間において相互に送受信される。物流管理手段と第1
の端末手段または第3の端末手段との間において相互に
送受信されるデータが、たとえばAPI(application
program interface)などによって実現される予め定め
られた方法を用いてデータ変換を行い、データ変換され
た変換後のデータとして、物流管理手段と第1の端末手
段または第3の端末手段との間において相互に送受信さ
れるので、第1の端末手段および第3の端末手段として
汎用のPCおよびプログラムソフトウエアを用いること
ができる。
【0168】さらにまた本発明によれば、商品の販売者
である商品販売者が第1の端末手段を用いて開示する商
品情報を商品の購入者である商品購入者が第2の端末手
段を用いて閲覧し、商品情報を入手する商品情報入手ス
テップと、商品購入者が入手した商品情報に基づいて商
品を選定する商品選定ステップと、商品購入者が選定し
た商品を購入するために商品を発注する商品発注ステッ
プと、商品購入者の商品発注に関連して商品販売者が商
品発注を受注する受注ステップと、商品購入者が商品の
配送方法に関して指定する情報である購入者希望情報お
よび商品販売者が商品の配送方法に関して指定する情報
である販売者希望情報のうち少なくとも一方を用いて、
発注された商品を配送する方法である商品配送方法を選
定する配送方法選定ステップと、選定された配送方法に
基づいて商品を配送する商品配送ステップとを含むの
で、通信回線を介して相互に情報を送受信できる複数の
情報処理手段を用いて、商品の発注に関する情報および
商品の配送に関する情報を相互に送受信し、予め定めら
れた配送手段を用いて商品を配送することができる。配
送方法には商品販売者の希望を反映させることができ
る。
【0169】以上のように本発明によれば、通信回線を
介して行われる商品売買方法における商品選定時に購入
者が配送費用を含めた商品の購入に伴って負担すべき費
用を即座に認識することができる。また、通信回線を介
して行われる商品売買方法において、配送業者の選定を
含めた配送方法に関して、商品の購入者および商品の販
売者の希望を反映させることができる。さらに、通信回
線を介して行われる商品売買方法において、好ましい商
品の集荷および配送方法を煩雑な作業を行うことなく、
容易に決定することができる。さらにまた、通信回線を
介して行われる商品売買方法において、購入者、販売者
および配送業者が煩雑な作業を行うことなく、商品の配
送状況を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である物流システム10
の概要を説明するための概念図である。
【図2】物流システム10に適用されるの装置構成を簡
略して示すブロック図である。
【図3】物流システム10の概要を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】商品販売者31の物流管理手段20への商品販
売者31に関する所定の情報の登録の概要の一部を示す
フローチャートである。
【図5】商品販売者31の物流管理手段20への商品販
売者31に関する所定の情報の登録の概要の一部を示す
フローチャートである。
【図6】商品販売者31の物流管理手段20への商品販
売者31に関する所定の情報の登録の概要の一部を示す
フローチャートである。
【図7】商品販売者31の物流管理手段20への商品販
売者31に関する所定の情報の登録の概要の一部を示す
フローチャートである。
【図8】商品販売者31の物流管理手段20への商品販
売者31に関する所定の情報の登録の概要の一部を示す
フローチャートである。
【図9】商品販売者31に関する所定の情報を登録する
の販売者情報登録を行う際の販売者情報登録画面例であ
る。
【図10】商品販売者31に関する所定の情報を登録す
るの販売者情報登録を行う際の販売者情報登録画面例で
ある。
【図11】図9の運送会社指定欄82において運送会社
を指定する際に表示されるプルダウンメニュー130を
示す図である。
【図12】物流システム10において商品購入者41の
物流管理手段20への商品購入者41に関する所定の情
報の登録の概要の一部を示すフローチャートである。
【図13】物流システム10において商品購入者41の
物流管理手段20への商品購入者41に関する所定の情
報の登録の概要の一部を示すフローチャートである。
【図14】物流システム10において商品購入者41の
物流管理手段20への商品購入者41に関する所定の情
報の登録の概要の一部を示すフローチャートである。
【図15】物流システム10において商品購入者41の
物流管理手段20への商品購入者41に関する所定の情
報の登録の概要の一部を示すフローチャートである。
【図16】物流システム10において商品購入者41の
物流管理手段20への商品購入者41に関する所定の情
報の登録の概要の一部を示すフローチャートである。
【図17】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図18】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図19】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図20】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図21】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図22】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図23】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図24】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図25】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図26】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図27】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図28】物流システム10において商品購入者41が
商品を購入し、商品販売者31が商品の集荷および配送
を配送者51に依頼し、配送者51が商品を集荷および
配送して、商品を商品購入者41に届ける場合の概要の
一部を説明するためのフローチャートである。
【図29】図19のステップT8における集荷場所決定
手段63の集荷場所を決定する処理の概要を説明するた
めのフローチャートである。
【図30】図19のステップT9における配送方法決定
手段62の配送手段を商品の取り扱い方法に基づいて決
定する処理の概要を説明するためのフローチャートであ
る。
【図31】図19のステップT9における配送方法決定
手段62の配送手段を商品代金の支払方法に基づいて決
定する処理の概要を説明するためのフローチャートであ
る。
【図32】商品の購入に伴って商品購入者41が負担す
べき料金を算出する処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図33】物流管理システム10の中心的な概念となる
商品配送方法決定処理の概要を説明するための概念図で
ある。
【図34】商品の配送状況を確認する処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図35】商品の配送状況を確認する処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図36】商品の配送状況を確認する処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図37】商品の配送状況を確認するための検索条件を
入力する検索条件入力画面300である。
【図38】配送状況確認結果の表示例の配送状況確認結
果表示画面320を示す図である。
【図39】商品の配送状況を確認するための検索条件を
入力する他の検索条件入力画面340である。
【図40】本発明の他の実施の形態である物流システム
400の概要を説明するための概念図である。
【図41】物流システム400において、物流管理手段
20およびWEBモール410の管理用サーバ411間
において送受信される各種情報の送受信方法を説明する
ための概念図である。
【図42】WEBモール410の管理用サーバ411か
らAPIシステム421,450を用いて物流管理手段
20に適用される各種情報であるデータの具体的な例を
示す図である。
【図43】物流システム400におけるWEBモール4
10に出展しているWEB店舗であるテナント430の
利用する第1の端末手段であるPCと、物流管理手段2
0との各種情報の送受信を説明するための概念図であ
る。
【符号の説明】
10,400 物流システム 11 通信回線 12 ネットワーク 20 物流管理手段 30 第1の端末手段 31 商品販売者 40,420 第2の端末手段 41,421 商品購入者 50 第3の端末手段 51 配送者

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して相互に情報を送受信で
    きる複数の情報処理手段を用いて、商品の発注に関する
    情報および商品の配送に関する情報を相互に送受信し、
    予め定められた配送手段を用いて商品を配送する物流シ
    ステムであって、 前記情報処理手段は、商品の発注に関する情報である発
    注情報と商品の配送に関する情報である配送情報とを記
    憶することができ、かつ発注情報に基づいて商品の配送
    方法を決定する物流管理手段と、物流管理手段に発注情
    報を送信することができ、かつ物流管理手段から送信さ
    れる配送情報を受信することができる第1の端末手段
    と、第1の端末手段から送信される商品情報および物流
    管理手段から送信される配送情報を受信することがで
    き、かつ第1の端末手段に発注情報を送信することがで
    きる第2の端末手段と、物流管理手段が決定した配送方
    法に関する情報である配送方法情報を受信することがで
    き、かつ物流管理手段に配送情報を送信することができ
    る第3の端末手段とを含み、 商品の販売者である商品販売者が第1の端末手段を用い
    て開示する商品情報を、商品の購入者である商品購入者
    が第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情報に基づいて
    購入する商品を決定し、商品購入者が購入を希望する商
    品を第2の端末手段を用いて注文し、 物流管理手段が商品の配送方法を決定する際に、商品販
    売者が商品の配送方法に関して指定する情報である販売
    者希望情報が用いられることを特徴とする物流システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記販売者希望情報は、発注情報に含ま
    れることを特徴とする請求項1記載の物流システム。
  3. 【請求項3】 前記物流管理手段は、商品販売者に関す
    る所定の情報を収集する販売者登録手段を含み、商品販
    売者に関する所定の情報には販売者希望情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の物流システム。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して相互に情報を送受信で
    きる複数の情報処理手段を用いて、商品の発注に関する
    情報および商品の配送に関する情報を相互に送受信し、
    予め定められた配送手段を用いて商品を配送する物流シ
    ステムであって、 前記情報処理手段は、商品の発注に関する情報である発
    注情報と商品の配送に関する情報である配送情報とを記
    憶することができ、かつ発注情報に基づいて商品の配送
    方法を決定する物流管理手段と、物流管理手段に発注情
    報を送信することができ、かつ物流管理手段から送信さ
    れる配送情報を受信することができる第1の端末手段
    と、第1の端末手段から送信される商品情報および物流
    管理手段から送信される配送情報を受信することがで
    き、かつ第1の端末手段に発注情報を送信することがで
    きる第2の端末手段と、物流管理手段が決定した配送方
    法に関する情報である配送方法情報を受信することがで
    き、かつ物流管理手段に配送情報を送信することができ
    る第3の端末手段とを含み、 商品の販売者である商品販売者が第1の端末手段を用い
    て開示する商品情報を、商品の購入者である商品購入者
    が第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情報に基づいて
    購入する商品を決定し、商品購入者が購入を希望する商
    品を第2の端末手段を用いて注文し、 商品販売者が商品の配送方法に関して指定する情報であ
    る販売者希望情報を含み第2の端末手段から送信される
    発注情報に基づいて物流管理手段が商品の配送方法を決
    定し、 商品の配送を行う配送者が物流管理手段によって決定さ
    れた配送方法に対応する配送方法情報を第3の端末手段
    を用いて受信し、受信した配送方法情報に基づいて商品
    を配送することを特徴とする物流システム。
  5. 【請求項5】 物流管理手段と第1の端末手段または第
    3の端末手段との間において相互に送受信される情報
    は、前記情報に含まれるデータのうち少なくとも一部の
    データを予め定められた方法を用いてデータ変換を行
    い、データ変換された変換後のデータとして送受信され
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の物流システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して相互に情報を送受信で
    きる複数の情報処理手段を用いて、商品の発注に関する
    情報および商品の配送に関する情報を相互に送受信し、
    予め定められた配送手段を用いて商品を配送する物流シ
    ステムに適用される物流管理方法であって、 前記情報処理手段は、商品の発注に関する情報である発
    注情報と商品の配送に関する情報である配送情報とを記
    憶することができ、かつ発注情報に基づいて商品の配送
    方法を決定する物流管理手段と、物流管理手段に発注情
    報を送信することができ、かつ物流管理手段から送信さ
    れる配送情報を受信することができる第1の端末手段
    と、第1の端末手段から送信される商品情報および物流
    管理手段から送信される配送情報を受信することがで
    き、かつ第1の端末手段に発注情報を送信することがで
    きる第2の端末手段と、物流管理手段が決定した配送方
    法に関する情報である配送方法情報を受信することがで
    き、かつ物流管理手段に配送情報を送信することができ
    る第3の端末手段とを含み、 商品の販売者である商品販売者が第1の端末手段を用い
    て開示する商品情報を商品の購入者である商品購入者が
    第2の端末手段を用いて閲覧し、商品情報を入手する商
    品情報入手ステップと、 商品購入者が入手した商品情報に基づいて商品を選定す
    る商品選定ステップと、 商品購入者が選定した商品を購入するために商品を発注
    する商品発注ステップと、 商品購入者の商品発注に関連して商品販売者が商品発注
    を受注する受注ステップと、 商品購入者が商品の配送方法に関して指定する情報であ
    る購入者希望情報および商品販売者が商品の配送方法に
    関して指定する情報である販売者希望情報のうち少なく
    とも一方を用いて、発注された商品を配送する方法であ
    る商品配送方法を選定する配送方法選定ステップと、 選定された配送方法に基づいて商品を配送する商品配送
    ステップとを含むことを特徴とする物流管理方法。
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