JP2002105628A - 真空アーク蒸着装置 - Google Patents
真空アーク蒸着装置Info
- Publication number
- JP2002105628A JP2002105628A JP2000303266A JP2000303266A JP2002105628A JP 2002105628 A JP2002105628 A JP 2002105628A JP 2000303266 A JP2000303266 A JP 2000303266A JP 2000303266 A JP2000303266 A JP 2000303266A JP 2002105628 A JP2002105628 A JP 2002105628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum arc
- porous member
- substrate
- plasma
- vapor deposition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/24—Vacuum evaporation
- C23C14/32—Vacuum evaporation by explosion; by evaporation and subsequent ionisation of the vapours, e.g. ion-plating
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32009—Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
- H01J37/32055—Arc discharge
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32431—Constructional details of the reactor
- H01J37/32798—Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
- H01J37/32853—Hygiene
- H01J37/32871—Means for trapping or directing unwanted particles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2237/00—Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
- H01J2237/02—Details
- H01J2237/022—Avoiding or removing foreign or contaminating particles, debris or deposits on sample or tube
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
い良質の薄膜を形成できる真空アーク蒸着装置を提供す
る。 【解決手段】 この真空アーク蒸着装置は真空アーク放
電によって、蒸発源6に取り付けられた陰極7から生成
する陰極物質を含むプラズマを粗大粒子を除去して、成
膜室1に収納された基体11近傍に導くように、その外
部に磁気コイル8を有する偏向磁場形成手段が設けられ
たプラズマダクト5の内壁に多孔部材10を配設してい
る。
Description
品、工具、金型等の耐摩耗性、耐焼付き性、摺動性等の
特性を向上させるための薄膜形成装置に関する。
て陰極物質を含むプラズマを生成する真空アーク蒸発源
を用いて、この真空アーク蒸発源で発生させたプラズマ
中のイオンを負バイアス電圧等によって基体に引き込ん
で基体の表面に薄膜を形成する手法は、真空アーク蒸着
法とも呼ばれており、成膜速度が大きい、薄膜の密着性
が高い等の特徴を有している。
極物質には、成膜に好ましい微小粒子の他に、例えば直
経が数μm程度またはそれ以上という粗大粒子(マクロ
パーティクル、あるいはドロップレットとも呼ばれてい
る。)が含まれており、この粗大粒子が基体に飛来して
付着していまい、これが原因で基体に対する薄膜の密着
性や薄膜表面の平滑性が低下するという問題がある。
が提案されているが、それらの一つに磁力線によって、
アーク放電で生成されたプラズマを基体に導き、同時に
生成される粗大粒子をを分離して低減させる装置が提案
されている。この代表的な例として、I.I.Aksenov
et al,Sov.J.Plasma Phys. 4(1978)425-428 に記載
された装置がある。本装置は真空アーク蒸発源と、真空
アーク蒸発源で生成したプラズマを粗大粒子を除去して
基体に導くように、その外部に磁場形成装置を有する湾
曲した輸送管(プラズマダクト)と、基体が収納される
成膜室とが連接されて構成されている。
源で生成したプラズマ中のイオンだけを基板に導く装置
の改良装置が種々提案されている。一例として特表平1
0−505633公報に記載された薄膜形成装置を以下
に説明する。
って蒸発物質が生成されるターゲット33と、前記ター
ゲット33に負電圧が印加された状態でこのターゲット
33に接触される触発電極35と、およそ直角に折曲さ
れたプラズマダクト39と、ターゲット33が設けられ
た部分のプラズマダクト39の外側に備えられた第1電
磁石46と、前記プラズマダクト39の屈曲部分に備え
られた第2電磁石48と、前記プラズマダクト39の出
口側に、このプラズマダクト39を取り囲むように備え
られた第3電磁石50とで構成されている。プラズマダ
クト39の内壁には内側に向かって延びるバッフル52
が設けられている。
態で前記触発電極35がターゲット33に接触すると、
瞬間的にアークが発生され、このアークがターゲット3
3の表面上に所定時間留まりながらターゲットを蒸発さ
せ、ターゲット物質を含むプラズマを生成する。
48,50に電流が印加されると、プラズマダクト39
に沿って磁力線40が分布される。従って、ターゲット
33から発生したターゲット物質を含むプラズマ中、荷
電粒子(イオン)は磁力線40(偏向磁場)に沿って、
進行し、プラズマダクト39の出口から成膜室(図示せ
ず)中に送出され、同室中に配設された基体(図示せ
ず)に蒸着される。そして、イオン化されない中性粒子
及び粗大粒子は基体まで到達できず、プラズマダクト3
9とこのプラズマダクト39の内壁に備えられたバッフ
ル52に付着される。
ト39内を進行しながらこのプラズマダクト39の内壁
やバッフル52に付着し除去される。
号、特開平10−280135公報にも同様な装置が開
示されているが、いずれも粗大粒子を捕獲するように前
記屈曲あるいは湾曲したプラズマダクト内壁にはプラズ
マダクト内壁から内側に向かって延びる金属リング状部
材もしくは羽根状の部材で構成されたバッフルが設けら
れている。
壁に設けられたバッフルの構造では下記のような問題点
がある。第1に、前記したように、いずれのバッフルも
プラズマダクト内壁から内側に向かって延びる金属リン
グ部材もしくは羽根状の部材で構成されているため、プ
ラズマダクトに垂直に面している部分に粗大粒子が飛来
した場合は、付着又は陰極方向に反射されるが、プラズ
マダクトに平行な面に飛来した場合は基体方向に反射す
る可能性が高い。
らせようとしてリング状もしくは羽根状部材を多数設け
ると、前記したようにプラズマダクトに平行した面が必
然的に多くなり、基体方向に反射される粗大粒子の数が
増加して、基体に粗大粒子が到達する可能性が高くな
り、薄膜の平滑性や密着性を阻害する。
材をプラズマダクト内壁に固定するためには、内壁にネ
ジ止めもしくは溶接する必要があるが、多数のリング状
もしくは羽根状部材を設置するためには、多大の加工時
間と取り付け作業時間を要し、製造コストが高くなる。
また、長時間運転した場合には、バッフルが汚れるため
交換する必要があるが、多数のバッフルを交換するには
多大の時間を要する。
は、プラズマダクト内壁にも大小の中性粒子が付着して
汚れるため、バッフル交換時等での汚れの除去作業が必
要であり、メンテナンス等が容易でない。
に、成膜に好ましい微小粒子であっても、基体に被覆さ
れず、成膜室内壁に付着するものもあり、以下の問題も
ある。前記した装置では、基体を収納する成膜室の内壁
の構造については記載されておらず、成膜室内壁が成膜
室を構成する材質のままであれば、成膜室内壁に一旦付
着した微小粒子が落下し、これらが薄膜中に混入し、膜
質を劣化させる恐れがある。
を解決するために考案されたもので、前記粗大粒子や微
小粒子の混入が少なく、平滑性、密着性及び膜質の優れ
た薄膜を基体に形成し、しかも、低コストでメンテナン
ス等の作業性の良い装置を提供することを目的とする。
の本発明の装置は、真空アーク放電によって、陰極を蒸
発させて陰極物質を含むプラズマを生成する真空アーク
蒸発源と、基体を収納して真空排気される成膜室と、こ
の真空アーク蒸発源によって生成したプラズマを、粗大
粒子を除去して基体近傍に導くように、その外部に偏向
磁場形成手段を有する湾曲したプラズマダクト、とを備
える薄膜形成装置において、前記プラズマダクトの内壁
に、多孔部材を配設してなることを特徴としている。さ
らに、前記プラズマダクトの内壁とともに、成膜室内壁
にも多孔部材を配設することも特徴としている。
ラズマダクト内壁に吸着表面積の大きい多孔状部材を配
設しているので、前記した従来例に比べて、飛来してき
た粗大粒子は多孔状部材の孔部に入るので捕獲しやす
く、多孔部材との密着性も良いため、基体方向に反射
し、薄膜に混入する粗大粒子を抑制することができる。
成膜室内壁にも多孔部材を配設した場合には、成膜室内
壁に付着した微小粒子は落下しにくく、成膜中に薄膜に
混入する微小粒子を抑制することができる。
孔部材は、フェルト状、メッシュ状の部材で構成するす
ることができる。フェルト状の部材とは線状の部材を綿
状に圧縮加工したもので、メッシュ状の部材とは網目状
に織られたものをしめす。特に、メッシュ状の部材を複
数重ねて用いると粗大粒子の捕獲効果は高くなる。
金属の多孔体によっても構成することができる。不織布
は、できれば200℃以上の高温に耐えられる耐熱性に
優れているものが望ましい。さらに、前記多孔部材が陰
極物質を含む材料で構成されていることが望ましい。陰
極物質を含んでいない材質よりも含んでいる材質の方
が、粗大粒子あるいは前記微小粒子とのなじみが良く、
付着力が強くなるため、捕獲能力が高くなるからであ
る。また、陰極物質を含んでいない場合であっても、あ
らかじめ陰極材料元素をを含む材料を一般に用いられる
めっきや蒸着等によって被覆しておくことによっても同
様な効果が得られる。
着装置の一例を示す概略断面図である。この真空アーク
蒸着装置は、図示しない真空排気装置によって真空排気
される成膜室1を備えており、その中に、成膜しようと
する基体11を保持するホルダ2が設けられている。こ
の成膜室1及びそれに接続された後述するプラズマダク
ト5は、この例では電気的に接地されている。ホルダ2
はこの例では支持軸3に支持されており、図示しない駆
動部によって例えばA方向に回転させられる。
ス、反応性ガス等のガスが導入される。不活性ガスは、
例えばアルゴンガスである。反応性ガスは真空アーク蒸
発源から発生する陰極物質と反応して化合物を作るガス
であり、例えば窒素ガスである。
は、この例では、バイアス電源4から、例えば−数十V
〜−1000V程度の負のバイアス電圧が印加される。
成膜される薄膜や基体が電気絶縁性物質である場合に
は、正負のパルス電圧や高周波電圧が印加される場合も
ある。
ラズマダクト5の一方の端部が、ホルダ2上の基体11
に向くように接続されている。このプラズマダクト5内
も、成膜室1とともに真空排気される。プラズマダクト
5の他方の端部には真空アーク蒸発源6が接続されてい
る。この真空アーク蒸発源6は陰極(ターゲット)7を
有していて、陰極とこの例では陽極を兼ねるプラズマダ
クト5との間の真空アーク放電によって、陰極7を局部
的に溶解させて陰極物質を蒸発させるものである。
うとする薄膜の種類に応じた所望の材料(例えば純金
属、合金、カーボン等)からなる。より具体的には、例
えばTi、Cr、Mo、Ta、W、Al、Cu等の純金
属、TiAl等の合金、グラファイト(カーボン)から
なる。
ズマダクト5に沿って湾曲した磁界を形成し、この磁界
によって真空アーク蒸発源6で生成したプラズマを成膜
室1内のホルダ2上の基体11の近傍に導く磁気コイル
8からなる偏向磁場形成手段が設けられている。磁気コ
イル8は図示しない直流の励磁電源によって励磁され
る。この磁気コイル8が励磁されることによって発生す
る磁力線9の一部を図1中に概略的に示すがプラズマダ
クト5の内面にほぼ沿っている。
イル8は、この例ではソレノイドコイルであるが、その
代わりに複数のトロイダルコイルをプラズマダクト外周
部に配してもよい。また、永久磁石を配してもよい。
取り付けられている。また、この例では成膜室1の内壁
にも多孔部材10が配設されている。
質の粗大粒子がプラズマダクト5中に飛来するが、当該
粗大粒子は上記多孔部材10に付着し、捕獲される。そ
して、この多孔部材10は多孔であるため吸着表面積が
大きく、従って付着能力が高く一旦捕獲された粗大粒子
があまり基体11方向に反射することはない。従って、
本発明の装置によれば、上記粗大粒子が除去されたプラ
ズマを磁力線に沿って、基体近傍に導くことができる。
のであるため、吸着表面積が大きく、孔径が粗大粒子以
上あり、しかも湾曲したプラズマダクトの内壁に取り付
けられるものであるため加工性の良いものであったらよ
い。具体的には、フェルト状、メッシュ状の部材、不織
布及び金属又は非金属の多孔体が挙げられる。特に、フ
ェルト状、メッシュ状の部材、及び不織布は上記特性の
他に弾力性があり、飛来する粗大粒子の運動エネルギー
を吸収するので、反射するエネルギーを減ずる効果があ
り、最も好ましい。
捕獲後に双方のなじみが良く、密着性が良いものであっ
てもよく、従って真空アーク放電によって蒸発する陰極
物質を含む材料で、あるいは陰極物質を含む材料がめっ
きや蒸着で被覆されている部材で構成することもでき
る。
トからなる陰極7を取り付け、陰極を蒸発させて基体1
1にカーボン膜を形成する場合には、多孔部材10とし
て、炭素含有フェルト材(カーボンフェルト)、多孔質
カーボン材(カーボンフォーム)、カーボンメッシュ材
(カーボン線材を網目状に縫い合わせたもの)等を用い
ることができる。多孔部材10がカーボン以外の材質の
場合にはあらかじめ多孔部材10にカーボンコーティン
グを施すことも有効である。
プラズマダクト内壁へ取り付けてもよい。取り付けは、
多孔部材の両端のネジ止め等で簡単にでき、従って、取
り替え等のメンテナンスが短時間に簡単にできる。な
お、多孔部材を分割してプラズマダクト内壁に取り付け
る場合、複数種の多孔部材を用いてもよい。
多孔部材10を配設しているが、この場合は、成膜室1
の内壁に付着した微小粒子が落下して、基体11に付
着、あるいは薄膜中に混入することがなく、さらに平滑
性及び密着性の良い、良質の薄膜を形成することができ
る。
壁のほぼ全体に多孔部材を配設しているが、粗大粒子の
飛来する割合の多い部分等プラズマダクトの一部に、あ
るいは複数部に多孔部材を配設してもよいのはもちろん
である。
したプラズマダクトの内壁に多孔部材を配設したので、
従来のプラズマダクトのバッフルの場合より製作コスト
が安く、メンテナンス等の作業性の良い真空アーク蒸着
装置を提供できる。
粗大粒子を確実に捕獲することができ、粗大粒子を除去
したプラズマを成膜する基体近傍に導くことができるの
で、表面平滑性及び基体との密着性の良い良質の薄膜を
形成することができる。
ると、成膜室の内壁に付着する微小粒子の落下を防ぎ、
基体へ付着や薄膜への混入を防ぐことができるので、さ
らに良質の薄膜を形成することができる。
す概略断面図である。
す断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 真空アーク放電によって、陰極を蒸発さ
せて陰極物質を含むプラズマを生成する真空アーク蒸発
源と、基体を収納して真空排気される成膜室と、この真
空アーク蒸発源によって生成したプラズマを、粗大粒子
を除去して基体近傍に導くように、その外部に偏向磁場
形成手段を有する湾曲したプラズマダクト、とを備える
薄膜形成装置において、前記プラズマダクトの内壁に、
多孔部材を配設してなることを特徴とする真空アーク蒸
着装置。 - 【請求項2】 真空アーク放電によって、陰極を蒸発さ
せて陰極物質を含むプラズマを生成する真空アーク蒸発
源と、基体を収納して真空排気される成膜室と、この真
空アーク蒸発源によって生成したプラズマを、粗大粒子
を除去して基体近傍に導くように、その外部に偏向磁場
形成手段を有する湾曲したプラズマダクト、とを備える
薄膜形成装置において、前記プラズマダクト及び成膜室
双方の内壁に多孔部材を配設してなることを特徴とする
真空アーク蒸着装置。 - 【請求項3】 前記多孔部材が、フェルト状の部材であ
る請求項1又は2記載の真空アーク蒸着装置。 - 【請求項4】 前記多孔部材が、メッシュ状の部材であ
る請求項1又は2記載の真空アーク蒸着装置。 - 【請求項5】 前記多孔部材が、不織布である請求項1
又は2記載の真空アーク蒸着装置。 - 【請求項6】 前記多孔部材が、金属又は非金属の多孔
体である請求項1又は2記載の真空アーク蒸着装置。 - 【請求項7】 前記多孔部材が、陰極物質を含む材料で
構成されている請求項1から6のいずれかに記載の真空
アーク蒸着装置。 - 【請求項8】 前記多孔部材が、陰極物質を含む材料で
被覆されている部材で構成されている請求項1から6の
いずれかに記載の真空アーク蒸着装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303266A JP2002105628A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 真空アーク蒸着装置 |
KR1020010060317A KR100610412B1 (ko) | 2000-10-03 | 2001-09-28 | 박막형성장치 |
US09/968,016 US6506292B2 (en) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Film forming apparatus |
EP01123260A EP1195792A3 (en) | 2000-10-03 | 2001-10-02 | Film forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303266A JP2002105628A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 真空アーク蒸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002105628A true JP2002105628A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18784486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303266A Pending JP2002105628A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 真空アーク蒸着装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6506292B2 (ja) |
EP (1) | EP1195792A3 (ja) |
JP (1) | JP2002105628A (ja) |
KR (1) | KR100610412B1 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008038700A1 (fr) * | 2006-09-30 | 2008-04-03 | Ferrotec Corporation | Appareil générateur de plasma de type à rayon élargi |
JP2008291326A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Fujitsu Ltd | 成膜装置及び成膜方法 |
WO2009119655A1 (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 株式会社フェローテック | プラズマ生成装置及びプラズマ処理装置 |
WO2010113544A1 (ja) | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 株式会社フェローテック | 絶縁体介装型プラズマ処理装置 |
JP2010287268A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | フィルタードカソーディックアーク装置およびそれを用いて成膜したカーボン保護膜 |
JP2011137191A (ja) * | 2009-12-26 | 2011-07-14 | Canon Anelva Corp | 真空アーク蒸着装置 |
WO2014115733A1 (ja) | 2013-01-22 | 2014-07-31 | 日新電機株式会社 | プラズマ装置、それを用いたカーボン薄膜の製造方法およびコーティング方法 |
KR101616855B1 (ko) * | 2014-11-11 | 2016-04-29 | 한국기계연구원 | 플라즈마 덕트부를 포함하는 진공 아크 증착 장치 |
JP2016089233A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | キヤノンアネルバ株式会社 | 成膜装置 |
JPWO2014171208A1 (ja) * | 2013-04-18 | 2017-02-16 | 株式会社日立製作所 | ガス遮断器 |
CN108085640A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-05-29 | 东莞市汇成真空科技有限公司 | 大型罐体内壁镀膜用真空阴极电弧镀膜机 |
JP2022542530A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-10-05 | 安徽純源鍍膜科技有限公司 | プラズマ移送用の伝送チャネル装置及びコーティング機器 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3826108B2 (ja) * | 2002-04-24 | 2006-09-27 | キヤノン株式会社 | 成膜装置及び成膜方法 |
JP2005029855A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 真空アーク蒸着装置、真空アーク蒸着法、および磁気記録媒体 |
US20050249983A1 (en) * | 2004-05-06 | 2005-11-10 | Seagate Technology Llc | Thickness gradient protective overcoat layers by filtered cathodic arc deposition |
US7872244B2 (en) * | 2007-08-08 | 2011-01-18 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
TWI379916B (en) * | 2009-02-24 | 2012-12-21 | Ind Tech Res Inst | Vacuum coating device and coating method |
DE102009057375B3 (de) * | 2009-12-09 | 2011-05-26 | Roth & Rau Ag | ECR-Plasmaquelle mit einem Beschichtungsschutz und Anwendung des Beschichtungsschutzes |
US9024273B2 (en) * | 2010-04-20 | 2015-05-05 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Method to generate molecular ions from ions with a smaller atomic mass |
JP5606777B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-10-15 | 株式会社フェローテック | プラズマ流生成方法、プラズマ処理方法、プラズマ発生装置及びプラズマ処理装置 |
US9840765B2 (en) * | 2013-10-16 | 2017-12-12 | General Electric Company | Systems and method of coating an interior surface of an object |
JP2016027604A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-02-18 | 株式会社荏原製作所 | 表面処理装置 |
JP6347414B2 (ja) * | 2014-11-04 | 2018-06-27 | 日新イオン機器株式会社 | 質量分析電磁石 |
KR101639630B1 (ko) * | 2014-12-11 | 2016-07-15 | 한국기계연구원 | 플라즈마 덕트부를 포함하는 진공 아크 증착 장치 |
EP3263737B1 (en) * | 2016-06-29 | 2019-06-12 | Oerlikon Surface Solutions AG, Pfäffikon | Vacuum coating chamber and method for filtering macroparticles during cathodic arc evaporation |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3634710A1 (de) * | 1986-10-11 | 1988-04-21 | Ver Glaswerke Gmbh | Vorrichtung zum vakuumbeschichten einer glasscheibe durch reaktive kathodenzerstaeubung |
US5637199A (en) * | 1992-06-26 | 1997-06-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Sputtering shields and method of manufacture |
US5279723A (en) | 1992-07-30 | 1994-01-18 | As Represented By The United States Department Of Energy | Filtered cathodic arc source |
US5480527A (en) | 1994-04-25 | 1996-01-02 | Vapor Technologies, Inc. | Rectangular vacuum-arc plasma source |
US5455426A (en) * | 1994-06-15 | 1995-10-03 | Texas Instruments Incorporated | Target chamber shielding |
GB9503305D0 (en) * | 1995-02-20 | 1995-04-12 | Univ Nanyang | Filtered cathodic arc source |
US5656092A (en) * | 1995-12-18 | 1997-08-12 | Eaton Corporation | Apparatus for capturing and removing contaminant particles from an interior region of an ion implanter |
KR100230279B1 (ko) | 1997-03-31 | 1999-11-15 | 윤종용 | 음극 아크 방전을 이용한 박막 증착장치 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303266A patent/JP2002105628A/ja active Pending
-
2001
- 2001-09-28 KR KR1020010060317A patent/KR100610412B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-10-02 EP EP01123260A patent/EP1195792A3/en not_active Withdrawn
- 2001-10-02 US US09/968,016 patent/US6506292B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4660452B2 (ja) * | 2006-09-30 | 2011-03-30 | 株式会社フェローテック | 拡径管型プラズマ生成装置 |
JP2008091184A (ja) * | 2006-09-30 | 2008-04-17 | Ferrotec Corp | 拡径管型プラズマ生成装置 |
WO2008038700A1 (fr) * | 2006-09-30 | 2008-04-03 | Ferrotec Corporation | Appareil générateur de plasma de type à rayon élargi |
JP2008291326A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Fujitsu Ltd | 成膜装置及び成膜方法 |
WO2009119655A1 (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 株式会社フェローテック | プラズマ生成装置及びプラズマ処理装置 |
US8562800B2 (en) | 2008-03-27 | 2013-10-22 | Ferrotec Corporation | Plasma generating apparatus and plasma processing apparatus |
WO2010113544A1 (ja) | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 株式会社フェローテック | 絶縁体介装型プラズマ処理装置 |
US8999122B2 (en) | 2009-03-31 | 2015-04-07 | Ferrotec Corporation | Insulator interposed type plasma processing apparatus |
JP2010287268A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | フィルタードカソーディックアーク装置およびそれを用いて成膜したカーボン保護膜 |
JP2011137191A (ja) * | 2009-12-26 | 2011-07-14 | Canon Anelva Corp | 真空アーク蒸着装置 |
WO2014115733A1 (ja) | 2013-01-22 | 2014-07-31 | 日新電機株式会社 | プラズマ装置、それを用いたカーボン薄膜の製造方法およびコーティング方法 |
JPWO2014171208A1 (ja) * | 2013-04-18 | 2017-02-16 | 株式会社日立製作所 | ガス遮断器 |
JP2016089233A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | キヤノンアネルバ株式会社 | 成膜装置 |
US9896760B2 (en) | 2014-11-06 | 2018-02-20 | Canon Anelva Corporation | Deposition apparatus |
KR101616855B1 (ko) * | 2014-11-11 | 2016-04-29 | 한국기계연구원 | 플라즈마 덕트부를 포함하는 진공 아크 증착 장치 |
CN108085640A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-05-29 | 东莞市汇成真空科技有限公司 | 大型罐体内壁镀膜用真空阴极电弧镀膜机 |
JP2022542530A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-10-05 | 安徽純源鍍膜科技有限公司 | プラズマ移送用の伝送チャネル装置及びコーティング機器 |
JP7273187B2 (ja) | 2020-07-02 | 2023-05-12 | 安徽純源鍍膜科技有限公司 | プラズマ移送用の伝送チャネル装置及びコーティング機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1195792A2 (en) | 2002-04-10 |
US20020074226A1 (en) | 2002-06-20 |
EP1195792A3 (en) | 2004-10-06 |
US6506292B2 (en) | 2003-01-14 |
KR20020026833A (ko) | 2002-04-12 |
KR100610412B1 (ko) | 2006-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002105628A (ja) | 真空アーク蒸着装置 | |
JP6200899B2 (ja) | フィルター付きカソードアーク堆積装置および方法 | |
US20030094366A1 (en) | Plasma processing apparatus with real-time particle filter | |
WO2005089031A1 (ja) | プラズマ生成装置 | |
JP5264168B2 (ja) | 基板を被覆するためのコーティング装置及び被覆方法 | |
JP2002008893A (ja) | プラズマ加工法 | |
WO2009157438A1 (ja) | カソードユニット及びこのカソードユニットを備えたスパッタリング装置 | |
EP1170776A2 (en) | Vacuum arc evaporation source and film formation apparatus using the same | |
KR102533881B1 (ko) | 단일 빔 플라즈마 소스 | |
JP2005350763A (ja) | 成膜装置および成膜方法 | |
JP4019457B2 (ja) | アーク式蒸発源 | |
EP1081247A2 (en) | Arc type ion plating apparatus | |
JP3305786B2 (ja) | 耐食性のすぐれた永久磁石の製造方法 | |
JP5429802B2 (ja) | 真空アーク蒸着装置 | |
JP2004183021A (ja) | 成膜装置及び成膜方法 | |
JP4019464B2 (ja) | アーク式蒸発源 | |
US20140034484A1 (en) | Device for the elimination of liquid droplets from a cathodic arc plasma source | |
JP4053210B2 (ja) | プラズマ加工法 | |
JP2005054230A (ja) | 真空アーク蒸着装置 | |
JPH07302575A (ja) | イオン注入用イオン源 | |
JP2812249B2 (ja) | イオン蒸着薄膜形成装置 | |
JP2005187864A (ja) | 成膜装置および成膜方法 | |
CN113366601A (zh) | 等离子体源的用于执行等离子体处理的磁体装置 | |
JP2002260541A (ja) | 液体金属イオン源 | |
JP2007154230A (ja) | 成膜装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070702 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070806 |