JP2002104744A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2002104744A JP2000293632A JP2000293632A JP2002104744A JP 2002104744 A JP2002104744 A JP 2002104744A JP 2000293632 A JP2000293632 A JP 2000293632A JP 2000293632 A JP2000293632 A JP 2000293632A JP 2002104744 A JP2002104744 A JP 2002104744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】営業時間帯が異なる、ビヤホール、レストラン
街等の階床と、商品売り場等の階床とをサービスする場
合に、直行運転専用のエレベータを設けることなく、ま
た建物内に時間帯によって隔壁や通路スペースを設ける
必要がなく、設置コストの低減とエレベータ利用効率の
向上を図る。 【解決手段】 昇降路1内を、2個の扉2a,2bを有
する乗りかご2が昇降する。第1の運転モードは乗りか
ご2が商品売り場等の第1の乗り場7bとレストラン街
等の第3の乗り場7e間を乗りかごの1個の扉2aを利
用してサービスする。第2の運転モードは建物出入口の
第2の乗り場7fと第3の乗り場7e間を乗りかごの2
個の扉を利用してサービスする。この第1の運転モード
と第2の運転モードを時間帯によって切換えるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個の扉を有する
乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、デパートの屋上等にあるビヤホー
ルあるいは屋上近くの階床や地下にあるレストラン街に
おいては、デパートが閉店時間となり、商品売り場の階
床が閉鎖されても営業している場合が多い。このような
場合、エレベータは商品売り場が営業中は全階床をサー
ビスし、商品売り場が閉鎖されると、利用者が建物内外
に出入する階床として例えば1階と、レストラン街のあ
る階床との間だけをサービスし、他の階床を不停止階と
する直行運転に切換わる運転制御を行うのが一般的であ
る。そしてこの場合、利用者が建物内外に出入する1階
の乗り場の周囲と商品売り場との間を隔離し、利用者が
商品売り場に立入らないように制限している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエレベータの利用形態では、1階の乗り場の周囲と
商品売り場との間を隔離するとともに利用者を建物の外
に案内するための通路としてのスペースを確保しておく
必要がある。このため1階の売り場面積が縮小された
り、店舗レイアウトに制限を受けたり、あるいは通常営
業時にそのスペースを利用していても閉店時には片付け
てスペースを確保する必要があったりして、建物の利用
に大きな制約を受けることになる。そこでレストラン街
等の階床と建物内外に出入する階床とを直行する専用の
エレベータを別途設けておくことも考えられるが、設置
コストが高くなり、エレベータの利用効率も悪くなる。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、営業時間帯が異なる、ビヤホール、レストラン
街等の階床と、商品売り場等の階床とが設けられたデパ
ート等の建物に設けられるエレベータであって、直行運
転専用のエレベータを設けることなく、また建物内に時
間帯によって隔壁や通路スペースを設ける必要がなく、
設置コストの低減とエレベータ利用効率の向上を図った
エレベータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一つの階床に第1及び第2の乗り場が設けられ、他
の階床に第3の乗り場が設けられた昇降路と、この昇降
路内を昇降する、2個の扉を有する乗りかごと、各乗り
場に設けられ乗り場呼びを発生させる乗り場呼び登録装
置と、前記乗りかごが前記第1の乗り場と第3の乗り場
間を乗りかごの1個の扉を利用してサービスする第1の
運転モード及び前記第2の乗り場と第3の乗り場間を乗
りかごの2個の扉を利用してサービスする第2の運転モ
ードにより前記乗りかごを制御する制御装置とを備え、
前記第1の運転制御と第2の運転制御を時間帯によって
切換わるように構成したことを特徴とする。請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のエレベータにおいて、
第1ないし第3の乗り場が利用者の入場を制限しない非
制限領域の乗り場であり、時間帯によって第1または第
2のいずれか一方の乗り場が利用者の入場を制限する制
限領域の乗り場となることを特徴とする。請求項3に記
載のエレベータは、請求項1に記載のエレベータにおい
て、第1及び第2の運転モードにおける乗り場呼び登録
は、設定された時間帯にのみ有効とすることにより切換
わることを特徴とする請求項4に記載のエレベータは、
請求項1に記載のエレベータにおいて、前記時間帯を手
動あるいは自動で変更できる手段を有することを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の形態に係わるエレベータ
の構成図である。図1に示す建物は、最上階の階床にレ
ストラン街等が設けられ、他の階床に商品売り場が設け
られた、地下1階、地上4階建てのデパート等の建物を
例にとっており、昇降路1はこの建物の側壁面に近い位
置に設けられている。この昇降路1内を乗りかご2が昇
降する。乗りかご2は巻上機3によって駆動されるシー
ブ4によりロープ5を介してカウンタウエイト6との釣
り合いによって昇降される。この乗りかご駆動方式は油
圧方式、リニアモータ方式など他の方式であってもよ
い。昇降路1を挟んで建物内側に位置する地上1階、2
階、3階、4階には、デパートの営業時間帯では利用者
の入場を制限しない非制限領域である商品売り場に連絡
する乗り場7a〜7eが設けられ、昇降路1を挟んで地
上1階の乗り場7bと反対側には、建物の内外に出入可
能であるが、デパートの営業時間帯には利用が禁止され
ている乗り場7fが設けられている。乗りかご2は前面
扉2a及び背面扉2bからなる2個のを有しており、こ
の乗りかご2内には、かご呼びを発生させる釦及び扉開
閉押釦スイッチを有するかご内操作盤8の他、乗客検出
装置(図示せず)、かご内報知装置9が設けられてい
る。かご内操作盤は各扉2a,2bの近傍に夫々設ける
こともできる。
【0006】また、かご内出力装置9はエレベータの運
転内容を報知するために音声や表示出力するもので、同
様に乗り場にも乗り場出力装置(図示せず)が設けられ
ている。昇降路1の各々の乗り場には、乗り場呼びを発
生させる釦を有する乗り場呼び登録装置10が設けられ
ている。一方、乗りかご2を運転制御する制御装置11
は、かご内操作盤8、かご内出力装置9、乗り場呼び登
録装置10、巻上機3等と接続されており、図示は省略
するが、乗り場側扉を構成する三方枠の戸袋内に設けら
れている。制御装置11は、前後双方向に前面扉2a及
び背面扉2bを有する乗りかご2に対して、デパートの
通常営業時間帯は、乗り場呼びに応答した側の扉のみ開
閉し、反対側の扉の開閉を禁止した片側扉運転を行う運
転モード(第1の運転モード)により、商品売り場に連
絡する各乗り場7a,7b,7c,7d,7e(図示昇
降路の右側の乗り場)間をサービスする。デパートの通
常営業時間が終了すると、乗り場呼びに応答した側の扉
と反対側の扉のみ開閉する両側扉運転を行う運転モード
(第2の運転モード)により、レストラン街のある乗り
場7eと建物の内外に出入り可能な乗り場7fとの間の
みをサービスする。即ち、時間帯によって、第1の運転
モードと第2の運転モードが切換えられる。この運転モ
ードの切換えは、乗り場呼び登録装置10にキ−スイッ
チ(図示せず)を付属して設けておき、係員がキー操作
によって手動で切換えるようにすることができ、また通
常デパートの閉店時間は特別な場合を除き毎日決まった
時間であるので、係員がその都度切り替える必要は無
く、制御装置11に設けたタイマにより予め設定してお
き、毎日定刻になったら自動的に切換わるようにするこ
ともできる。
【0007】図2は制御装置11のブロック構成図であ
る。制御装置11は、かご内操作盤8や乗り場呼び登録
装置10から呼びが入力されると、その呼びを登録する
と共にその旨を呼びを発生させたかご内操作盤8や乗り
場呼び登録装置10に通知する呼び応答手段12と、か
ご内出力装置9や乗り場出力装置にエレベータの運転状
況を報知する報知手段13と、呼び応答手段12に登録
された呼びに従って乗りかご2を運転制御する運転制御
手段14と、扉の開閉を行う開閉手段15と、乗りかご
2内に利用者が存在するか否かを判定する乗客検出手段
16とを有する。いま、運転モードは第1の運転モード
であるとし、昇降路1の右側のいずれかの階床の乗り場
呼び登録装置8内の呼び釦押下により、乗り場呼びが発
生する。この第1の運転モードでは乗り場2fの乗り場
呼び登録装置8は動作しない。呼び応答手段12は乗り
場呼びが発生すると、その乗り場呼びを登録すると共
に、その旨を呼びを発生させた乗り場呼び登録装置8に
通知する。報知手段13は呼び応答手段12に乗り場呼
びの登録があると、かご内出力装置9及び乗り場出力装
置9に出力する。また、運転制御手段14は呼び応答手
段12から乗り場呼びの登録の通知があると、現在処理
中の乗り場呼びがないときは、その乗り場呼びに乗りか
ご2を応答させるべく、乗りかご2を駆動する巻上機3
に乗りかご駆動指令を出力し、乗りかご2を乗り場呼び
のあった階床まで運転する。乗りかご2が乗り場呼びの
あった階床に到着すると、扉開閉手段15は乗り場呼び
のあった側の乗り場扉及び前面扉2aを開く。
【0008】この状態で利用者が乗りかご2内に乗った
か否かを乗客検出手段16で検出する。利用者が乗りか
ご2内に乗ったことを乗客検出手段16が検出し、利用
者がかご内操作盤8の行先階釦を押下すると、呼び応答
手段12に対して、かご呼びを発生させるための指令を
出力する。第1の運転モードの場合、昇降路1の右側の
全階床の乗り場に着床可能である。呼び応答手段12か
らかご呼びが発生すると、運転制御手段14は扉開閉手
段15に指令を出力して乗り場扉及び前面扉2aを閉
じ、乗りかご2をそのかご呼び行先階まで運転する。ま
た、報知手段13は呼び応答手段12からかご呼びが発
生すると、扉が開く方向の情報をかご内出力装置9に出
力する。そして、乗りかご2がかご呼び行先階に到着す
ると、運転制御手段14は扉開閉手段15に指令を出力
して乗り場扉及び前面扉2aを開く。この状態で、運転
制御手段14はその着床階に乗り場呼びが発生している
か否かを呼び応答手段12からの情報で判断し、その乗
り場呼びが発生していなくて、かつ乗りかご2内に利用
者が存在しないときは、扉開閉手段15に指令を出力し
て乗り場扉及び前面扉2aを閉じ片側扉運転を終了す
る。そして、呼び応答手段12に乗り場呼びが登録され
ているときはその登録されている乗り場呼びに応答す
る。また、着床階に乗り場呼びの発生はないが、乗りか
ご2内に利用者が存在しているときは、運転制御手段1
4は報知手段13に指令を出力し、異常状態が発生して
いるか否かを判定する。報知手段13は扉閉釦が押され
たか否かを判定し、乗りかご2内に利用者が存在してい
るにもかかわらず扉閉釦が押されていないときは、所定
の時間経過後にかご内出力装置9及び乗り場出力装置に
警報を発生する。これは、利用者が何らかの理由により
降りることができなかった異常事態と考えられるからで
ある。
【0009】また、かご呼びに応答して着床した後に、
その着床階に乗り場呼びがなく利用者が乗りかご2内に
存在し扉閉釦が押されたときは乗り場扉及び前面扉2a
を閉じ、その扉2aを閉じた後にかご呼び及び乗り場呼
びがないときは、所定の時間経過後にかご内出力装置9
及び乗り場出力装置に警報を発生する。この場合も同様
に、利用者が何らかの理由により降りることができなか
った異常事態と考えられるからである。第1の運転モー
ドから第2の運転モードに切換えられると、乗り場2f
と乗り場2eの乗り場呼び登録装置10のみが動作し、
その他の乗り場呼び登録装置は動作しない。乗り場2e
または2fのいずれかの乗り場呼び登録装置8内の呼び
釦押下により、乗り場呼びが発生する。呼び応答手段1
2は乗り場呼びが発生すると、その乗り場呼びを登録す
ると共に、その旨を呼びを発生させた乗り場呼び登録装
置8に通知する。報知手段13は呼び応答手段12に乗
り場呼びの登録があると、かご内出力装置9及び乗り場
出力装置に出力する。また、運転制御手段14は呼び応
答手段12から乗り場呼び登録の通知があると、現在処
理中の乗り場呼びがないときは、その乗り場呼びに乗り
かご2を応答させるべく、乗りかご2を駆動する巻上機
3に乗りかご駆動指令を出力し、乗りかご2を乗り場呼
びのあったいずれか一方の階床まで運転する。乗りかご
2が乗り場呼びのあった階床に到着すると、扉開閉手段
15は乗り場呼びのあった側の乗り場扉及び乗りかご扉
を開く。
【0010】この状態で利用者が乗りかご2内に乗った
か否かを乗客検出手段16で検出する。利用者が乗りか
ご2内に乗ったことを乗客検出手段16が検出し、利用
者がかご内操作盤8の行先階釦を押下すると、呼び応答
手段12に対して、かご呼びを発生させるための指令を
出力する。呼び応答手段12からかご呼びが発生する
と、運転制御手段14は扉開閉手段15に指令を出力し
て乗り場扉及び乗りかご扉を閉じ、乗りかご2を他方の
行先階まで運転する。また、報知手段13は呼び応答手
段12からかご呼びが発生すると、扉が開く方向の情報
をかご内出力装置9に出力する。そして、乗りかご2が
行先階に到着すると、運転制御手段14は扉開閉手段1
5に指令を出力して乗り場呼びのあった側と反対側の乗
り場扉及び乗りかご扉を開く。図3は制御装置の動作を
示すフローチャートである。乗り場呼びが発生するまで
常時監視し(ステップS1)、発生時点において、乗り
場呼びに応答し扉を開く(ステップS2)。ここで、行
先階のかご呼び釦が押されたか否かを判別し(ステップ
S3)、かご呼び釦が押されていなければ、かご内操作
盤のかご呼び登録促進を報知し(ステップS4)、所定
時間待機する(ステップS5)。その後、乗りかご内の
乗客の有無を判別し(ステップS6)、乗りかご内に乗
客がいれば、扉を開き、警報を出力して(ステップS
7)終了する。乗りかご内に利用者がいなければ、扉を
閉じ、報知を解除し(ステップS8)、スタートの待機
状態に戻る。これは、乗り場呼びに応答したにも拘ら
ず、かご呼び操作がなされないためである。
【0011】ステップ3に戻って、かご呼び釦が押され
た場合には、扉を閉じ、かご呼び行先階へ向かって運転
する(ステップS9)。かご呼び行先階で着床後、扉を
開く(ステップS10)。ここで、着床階で乗り場呼び
があるか否か判定し(ステップS11)、乗り場呼びが
有れば、ステップS3のかご内操作盤のかご呼び釦押下
判定処理に戻って処理を繰り返す。乗り場呼びが無けれ
ば、再度乗りかご内の乗客の有無を判別し(ステップS
12)、乗客を検出しなければ、扉を閉じ、運転終了の
報知をしてスタートの待機状態に戻る。(ステップS1
3)。乗客を検出した場合には、扉閉釦が押されたか否
か判定し(ステップS14)、扉閉釦が押されていなけ
れば、所定時間経過後(ステップS15)、扉を開き、
警報を出力して(ステップS7)終了する。扉閉釦が押
されたならば、扉を閉じ(ステップS16)、行先階の
かご呼び釦が押されたか否かの判定を行う(ステップS
17)。かご呼び釦が押されていれば、かご呼び行先階
に向かって運転を行う(ステップS18)。かご呼び釦
が押されていなければ、更に乗り場呼び発生の判定を行
い(ステップS19)、乗り場呼び発生があれば、乗り
場呼びに応答し扉を開く(ステップS2)が、乗り場呼
びが発生しなければ、行先階のかご呼び登録促進を報知
する(ステップS20)。
【0012】その後に、所定時間経過後(ステップS1
5)、扉を開き、警報を出力して(ステップS7)終了
する。この動作フローチャートに基づく乗りかごの制御
は第1の運転モードあるいは第2の運転モードともに同
様に行なわれる。このようにして第1の運転モードで
は、図1に示す昇降路1の右側に位置する各乗り場7a
〜7e間を乗りかご2の前面扉2aのみを利用してサー
ビスすることによって、デパートの商品売り場の営業時
間帯はいずれの階床にも自由にエレベータを利用して行
き来できる。そして商品売り場が閉鎖され、係員による
手動操作または制御装置11内のタイマにより自動的に
第2の運転モードに設定されると、レストラン街の乗り
場7eと建物の出入口である乗り場7fのみのサービス
となるので、商品売り場への立ち入りができなくなる。
これにより、1階の商品売り場にレストラン利用者の通
路を確保するスペースを設定する必要がなくなり、しか
も隔離するための遮蔽物を設けることなく、利用者が商
品売り場に立ち入ることを禁止することができる。また
直行運転専用のエレベータを設ける場合に比して設置コ
ストの低減が図れるとともにエレベータの利用効率も高
くなる。
【0013】なお、上記実施の形態では、前後双方向に
扉を有する乗りかごを使用した場合について説明した
が、直交する方向に扉を有する乗りかごを使用した場合
についても同様に実施できるものである。またレストラ
ン街が設けられるデパート等の建物に限らず、他の階床
とは営魚時間帯が異なる映画館やイベント会場等が設け
られている建物にも同様に適用できるものである。
【0014】
【発明の効果】このように、本発明のエレベータは、乗
りかごが第1の乗り場と第3の乗り場間を乗りかごの1
個の扉を利用してサービスする第1の運転モードと、第
2の乗り場と第3の乗り場間を乗りかごの2個の扉を利
用してサービスする第2の運転モードを時間帯によって
切換えるように構成したことにより、例えば営業時間帯
が異なるビヤホール、レストラン街等の階床と、商品売
り場等の階床とが設けられたデパート等の建物に設けれ
ば、直行運転専用のエレベータを設けることなく、また
建物内に時間帯によって隔壁や通路スペースを設けるこ
となく、商品売り場の閉鎖後において利用者が建物外か
ら直接レストラン街に入場できるとともに、退場も可能
となる。しかも商品売り場等の階床が営業時間中であっ
てもエレベータを通常の使用形態で利用できる。これに
より、エレベータの設置コストが低減でき、エレベータ
の利用効率も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるエレベータの構成
図。
【図2】本発明の実施の形態における制御装置のブロッ
ク構成図
【図3】本発明の実施の形態における制御装置の運転モ
ードの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 昇降路 2 乗りかご 2a 前面扉 2b 背面扉 3 巻上機 4 シーブ 5 ロープ 6 カウンタウエイト 7a〜7f 乗り場 8 かご内操作盤 9 かご内出力装置 10 乗り場呼び登録装置 11 制御装置 12 呼び応答手段 13 報知手段 14 運転制御手段 15 扉開閉手段 16 乗客検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの階床に第1及び第2の乗り場が設
    けられ、他の階床に第3の乗り場が設けられた昇降路
    と、この昇降路内を昇降する、2個の扉を有する乗りか
    ごと、各乗り場に設けられ乗り場呼びを発生させる乗り
    場呼び登録装置と、前記乗りかごが前記第1の乗り場と
    第3の乗り場間を前記乗りかごの1個の扉を利用してサ
    ービスする第1の運転モード及び前記第2の乗り場と第
    3の乗り場間を前記乗りかごの2個の扉を利用してサー
    ビスする第2の運転モードにより前記乗りかごを昇降制
    御する制御装置とを備え、前記第1の運転モードと第2
    の運転モードを時間帯によって切換えるように構成した
    ことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    第1ないし第3の乗り場が利用者の入場を制限しない非
    制限領域の乗り場であり、時間帯によって第1または第
    2の乗り場のいずれか一方が利用者の入場を制限する制
    限領域の乗り場となることを特徴とするエレベータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    第1及び第2の運転制御における乗り場呼び登録は、設
    定された時間帯にのみ有効とすることにより切換わるこ
    とを特徴とするエレベータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    前記時間帯を手動あるいは自動で変更できる手段を有す
    ることを特徴とするエレベータ。
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