JPH09202546A - 集中サービス対応型群管理エレベーター - Google Patents
集中サービス対応型群管理エレベーターInfo
- Publication number
- JPH09202546A JPH09202546A JP8010491A JP1049196A JPH09202546A JP H09202546 A JPH09202546 A JP H09202546A JP 8010491 A JP8010491 A JP 8010491A JP 1049196 A JP1049196 A JP 1049196A JP H09202546 A JPH09202546 A JP H09202546A
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- JP
- Japan
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- car
- cars
- hall
- floor
- control panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ある階で急に混雑が生じても、この混雑をす
ぐに緩和できるようにする。 【解決手段】 乗場呼びを発生させるためのホールボタ
ン１４と、複数のかごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの運転をそれぞれ
管理するかご制御盤１，２，３，４と、乗場呼びの信号
を入力し複数のかごの効率的な運行管理を行う上位制御
盤１３とを備え、前記ホールボタン１４が数秒以内に複
数回押されると、前記かごの効率的な運行管理を一時中
断して多くのかごを乗場に急行させるようにした。
ぐに緩和できるようにする。 【解決手段】 乗場呼びを発生させるためのホールボタ
ン１４と、複数のかごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの運転をそれぞれ
管理するかご制御盤１，２，３，４と、乗場呼びの信号
を入力し複数のかごの効率的な運行管理を行う上位制御
盤１３とを備え、前記ホールボタン１４が数秒以内に複
数回押されると、前記かごの効率的な運行管理を一時中
断して多くのかごを乗場に急行させるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、混雑階に多くのか
ごを急行させるようにした群管理エレベーターに関す
る。
ごを急行させるようにした群管理エレベーターに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近のビルにおいては、複数台のエレベ
ーターを効率的に運転するために、これらを１グループ
として管理する群管理エレベーターが設けられている。
この群管理エレベーターは、各エレベーターのかごの情
報を入力してそれぞれのかごの運転を制御する複数のか
ご制御盤と、この複数のかご制御盤からの情報および乗
場呼び情報を入力して交通需要の変化に対応しながら複
数のかごをそれぞれ効率的に運行させる上位制御盤とを
備えている。乗場呼びがある階で発生すると、上位制御
盤は各かごが前記乗場呼びに応答できる時間を演算し、
最も早く応答できるかごを前記乗場呼びに割り当ててい
る。
ーターを効率的に運転するために、これらを１グループ
として管理する群管理エレベーターが設けられている。
この群管理エレベーターは、各エレベーターのかごの情
報を入力してそれぞれのかごの運転を制御する複数のか
ご制御盤と、この複数のかご制御盤からの情報および乗
場呼び情報を入力して交通需要の変化に対応しながら複
数のかごをそれぞれ効率的に運行させる上位制御盤とを
備えている。乗場呼びがある階で発生すると、上位制御
盤は各かごが前記乗場呼びに応答できる時間を演算し、
最も早く応答できるかごを前記乗場呼びに割り当ててい
る。
【０００３】ところで、上位制御盤はタイマーを有して
おり、混雑時になったと判断すると、前記通常のモード
の群管理ではなく、混雑時サービスモードの群管理を行
う。すなわち、混雑時には、全かごをロビー階（混雑
階）に呼び、かご待ちしている多数の乗客を目的階に迅
速に運ぶようにしている。
おり、混雑時になったと判断すると、前記通常のモード
の群管理ではなく、混雑時サービスモードの群管理を行
う。すなわち、混雑時には、全かごをロビー階（混雑
階）に呼び、かご待ちしている多数の乗客を目的階に迅
速に運ぶようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、混雑時
以外のときにある階の乗場に多くの乗客が集まって急に
混雑が生じることがあり、このようなときにはこの混雑
階には多くのかごがすぐに来るようなことはないので、
この混雑はすぐには緩和できないという問題点があっ
た。
以外のときにある階の乗場に多くの乗客が集まって急に
混雑が生じることがあり、このようなときにはこの混雑
階には多くのかごがすぐに来るようなことはないので、
この混雑はすぐには緩和できないという問題点があっ
た。
【０００５】本発明は、ある階で急に混雑が生じても、
この混雑をすぐに緩和できるようにすることを目的とす
る。
この混雑をすぐに緩和できるようにすることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、乗場呼びを発生させるた
めのホールボタンと、複数のかごの運転をそれぞれ管理
するかご制御盤と、乗場呼びの信号を入力し複数のかご
の効率的な運行管理を行う上位制御盤とを備え、前記ホ
ールボタンが数秒以内に複数回押されると、前記かごの
効率的な運行管理を一時中断して多くのかごを乗場に急
行させるようにした構成としている。
るために、本発明にあっては、乗場呼びを発生させるた
めのホールボタンと、複数のかごの運転をそれぞれ管理
するかご制御盤と、乗場呼びの信号を入力し複数のかご
の効率的な運行管理を行う上位制御盤とを備え、前記ホ
ールボタンが数秒以内に複数回押されると、前記かごの
効率的な運行管理を一時中断して多くのかごを乗場に急
行させるようにした構成としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１および図２は本発明に係る集中サービス対
応型群管理エレベーターの一実施例を示す図である。
明する。図１および図２は本発明に係る集中サービス対
応型群管理エレベーターの一実施例を示す図である。
【０００８】図１において、符号１，２，３，４は建物
に設けられたエレベーターのかご制御盤であり、このか
ご制御盤１，２，３，４はそれぞれのかごＡ，Ｂ，Ｃ，
Ｄの運転を制御するためのものである。
に設けられたエレベーターのかご制御盤であり、このか
ご制御盤１，２，３，４はそれぞれのかごＡ，Ｂ，Ｃ，
Ｄの運転を制御するためのものである。
【０００９】かご制御盤１にはかごＡ内に設けられたか
ご操作盤５からかご呼びの符号が出力される。かごＡに
はメインロープを介して釣り合い重り６が取り付けら
れ、このメインロープは巻上機７の駆動シーブ７ａに掛
けられているが、この巻上機７の駆動はインバータ８を
介してかご制御盤１によって制御される。
ご操作盤５からかご呼びの符号が出力される。かごＡに
はメインロープを介して釣り合い重り６が取り付けら
れ、このメインロープは巻上機７の駆動シーブ７ａに掛
けられているが、この巻上機７の駆動はインバータ８を
介してかご制御盤１によって制御される。
【００１０】また、かごＡにはガバナーロープ１０が取
り付けられ、このガバナーロープ１０はシーブ１１に掛
けられ、このシーブ１１に設けられたロータリエンコー
ダ１２によってかごの位置を検出している。なお、他の
かご２，３，４も同様となっている。
り付けられ、このガバナーロープ１０はシーブ１１に掛
けられ、このシーブ１１に設けられたロータリエンコー
ダ１２によってかごの位置を検出している。なお、他の
かご２，３，４も同様となっている。
【００１１】かご制御盤１，２，３，４からかご位置情
報やかご呼び情報等が上位制御盤１３へ出力されるが、
この上位制御盤１３へは各階に設けられた各かご用のホ
ールボタン１４（図では１つのかご用のみを示し、他は
省略している）から乗場呼びの信号も出力される。上位
制御盤１３は、交通需要に応じた運行管理を行うため
に、時々刻々変化するかごの位置や運転方向、かご呼び
と乗場呼びの状況、かごの負荷状況、かごの出発間隔の
状況、その他の種々の交通情報を演算処理し、待ち階に
最も適切なかごを割り当てるものである。また、かご制
御盤１，２，３，４は上位制御盤１３からの指令に従っ
て、ドアの開閉やかごの走行を行っている。
報やかご呼び情報等が上位制御盤１３へ出力されるが、
この上位制御盤１３へは各階に設けられた各かご用のホ
ールボタン１４（図では１つのかご用のみを示し、他は
省略している）から乗場呼びの信号も出力される。上位
制御盤１３は、交通需要に応じた運行管理を行うため
に、時々刻々変化するかごの位置や運転方向、かご呼び
と乗場呼びの状況、かごの負荷状況、かごの出発間隔の
状況、その他の種々の交通情報を演算処理し、待ち階に
最も適切なかごを割り当てるものである。また、かご制
御盤１，２，３，４は上位制御盤１３からの指令に従っ
て、ドアの開閉やかごの走行を行っている。
【００１２】上位制御盤１３はタイマーを有しており、
出勤時（混雑時）になったと判断すると、全エレベータ
ーのかごをロビー階（混雑階）へ呼び、このロビー階で
かご待ちしている多くの乗客を目的階へ迅速に運ぶため
の出勤時サービスモードを実行する。
出勤時（混雑時）になったと判断すると、全エレベータ
ーのかごをロビー階（混雑階）へ呼び、このロビー階で
かご待ちしている多くの乗客を目的階へ迅速に運ぶため
の出勤時サービスモードを実行する。
【００１３】次に、この群管理エレベーターの作動を図
２に示すフローチャートを参照にしながら説明する。
２に示すフローチャートを参照にしながら説明する。
【００１４】混雑時以外にある階で混雑が急に生じるこ
とがあるが、このようなときには前記ある階に設けられ
ているホールボタン１４を５秒以内に２回以上押して乗
場呼びを発生させる（ステップＳ1）。次に、前記ホー
ルボタン１４の押下信号が上位制御盤１３に入力する
と、いま混雑時サービスモードを実行しているかどうか
判断する（ステップＳ2）。
とがあるが、このようなときには前記ある階に設けられ
ているホールボタン１４を５秒以内に２回以上押して乗
場呼びを発生させる（ステップＳ1）。次に、前記ホー
ルボタン１４の押下信号が上位制御盤１３に入力する
と、いま混雑時サービスモードを実行しているかどうか
判断する（ステップＳ2）。
【００１５】混雑時サービスモードを実行していないと
きには、上位制御盤１３から全かご制御盤１，２，３，
４に指令を出して、交通需要に応じた運行管理（群管
理）を一時中断し、全かごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄを前記乗場呼
びにすぐ応答させ（集中サービス）、前記ある階に途中
階の乗場呼びには応答させないで急行させる（ステップ
Ｓ3）。
きには、上位制御盤１３から全かご制御盤１，２，３，
４に指令を出して、交通需要に応じた運行管理（群管
理）を一時中断し、全かごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄを前記乗場呼
びにすぐ応答させ（集中サービス）、前記ある階に途中
階の乗場呼びには応答させないで急行させる（ステップ
Ｓ3）。
【００１６】次に、全かごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄが混雑してい
るある階に到着したかどうかを、それぞれのロータリエ
ンコーダ１２によって検出する（ステップＳ4）。全か
ごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄがこのある階に到着すると、乗場の前
に集まっている多くの乗客は次々にこのかごＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄに乗り込むことになる。ロータリエンコーダ１２
からの検出信号が上位制御盤１３に入力すると、再び前
の群管理を実行する（ステップＳ5）。
るある階に到着したかどうかを、それぞれのロータリエ
ンコーダ１２によって検出する（ステップＳ4）。全か
ごＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄがこのある階に到着すると、乗場の前
に集まっている多くの乗客は次々にこのかごＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄに乗り込むことになる。ロータリエンコーダ１２
からの検出信号が上位制御盤１３に入力すると、再び前
の群管理を実行する（ステップＳ5）。
【００１７】一方、ホールボタン１４の押下信号が上位
制御盤１３に入力したときに混雑時サービスモードを実
行しているときにはそのままこのモードを実行する（ス
テップＳ6）。
制御盤１３に入力したときに混雑時サービスモードを実
行しているときにはそのままこのモードを実行する（ス
テップＳ6）。
【００１８】なお、混雑時以外にある階で混雑が生じた
ときには、キースイッチによって全かごをすぐに呼ぶ
（集中サービス）ことも考えられるが、キースイッチが
すぐに見つからないときには集中サービスは受けられな
いことになる。
ときには、キースイッチによって全かごをすぐに呼ぶ
（集中サービス）ことも考えられるが、キースイッチが
すぐに見つからないときには集中サービスは受けられな
いことになる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホールボタンが数秒以内に複数回押されると、かごの効
率的な運行管理を一時中断して多くのかごを乗場に急行
させるようにしたので、ある階に混雑が急に生じても、
この混雑をすぐに緩和することができる。
ホールボタンが数秒以内に複数回押されると、かごの効
率的な運行管理を一時中断して多くのかごを乗場に急行
させるようにしたので、ある階に混雑が急に生じても、
この混雑をすぐに緩和することができる。
【図１】本発明に係る集中サービス対応型群管理エレベ
ーターの一実施例を示すブロック図。
ーターの一実施例を示すブロック図。
【図２】このエレベーターの作動を示すフローチャー
ト。
ト。
１，２，３，４…かご制御盤 １３…上位制御盤 １４…ホールボタン Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ…かご
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 格 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−１ 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内
Claims (1)
- 【請求項１】 乗場呼びを発生させるためのホールボタ
ンと、複数のかごの運転をそれぞれ管理するかご制御盤
と、乗場呼びの信号を入力し複数のかごの効率的な運行
管理を行う上位制御盤とを備え、前記ホールボタンが数
秒以内に複数回押されると、前記かごの効率的な運行管
理を一時中断して多くのかごを乗場に急行させるように
したことを特徴とする集中サービス対応型群管理エレベ
ーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010491A JPH09202546A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集中サービス対応型群管理エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010491A JPH09202546A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集中サービス対応型群管理エレベーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202546A true JPH09202546A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11751658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010491A Withdrawn JPH09202546A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集中サービス対応型群管理エレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09202546A (ja) |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010491A patent/JPH09202546A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |