JPH08175768A - 群管理エレベーター - Google Patents

群管理エレベーター

Info

Publication number
JPH08175768A
JPH08175768A JP6326598A JP32659894A JPH08175768A JP H08175768 A JPH08175768 A JP H08175768A JP 6326598 A JP6326598 A JP 6326598A JP 32659894 A JP32659894 A JP 32659894A JP H08175768 A JPH08175768 A JP H08175768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
floor
stand
empty
passengers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6326598A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamada
山田  敦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP6326598A priority Critical patent/JPH08175768A/ja
Publication of JPH08175768A publication Critical patent/JPH08175768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 混雑階において乗客が混雑する時間帯になる
と、グループ制御盤16は複数のかご制御盤1,2,3
からの情報に基づいてかご呼びおよびホール呼びのない
室かごがあるかどうかを判断し、複数の空かごがあると
きにはこの中の1台の空かごを前記混雑階に配送し、次
に空かごを混雑階の隣の待機階にて待機させるように
し、前記混雑階のかごを出発させると今度は待機してい
る空かごを混雑階に配送するようにした。 【効果】 ロビー階で待っている乗客は満員になったか
ごに乗り込めなくとも、次に空かごが配送されてくるの
で、長待ちするようなことはなくなる。また、ロビー階
には常時1台のかごしかいないので、待っている乗客は
この1台のかごにのみ乗り込むこととなる。このため、
乗客は満員になるまで乗り込むこととなり、その結果、
効率的に乗客を乗せることができることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のエレベーター
を一群として交通需要の変化に応じ効率的に運転管理を
行う群管理エレベーターに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のビルにおいては、複数台のエレベ
ーターを効率的に運転させるために、これらを1グルー
プとして管理する群管理エレベーターが設けられてい
る。
【0003】ところで、朝の出勤時等ではロビー階で
は、エレベーターを利用しようとする多くの乗客で混雑
している。そこで、図4に示すようにこのような混雑時
間帯では、かご呼びおよびホール呼びのない空かご10
1,102,103をロビー階に配送することとし、待
っている多くの乗客を迅速に乗せるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の群管
理エレベーターにあっては、空かごが複数あると、これ
らがロビー階に集中してほとんど同時に到着してしまう
ことがある。ここで、ロビー階で待っている乗客はロビ
ー階に到着したかごにそれぞれ乗り込み、それぞれのか
ごは満員にならない状態のまま密集して出発すること
(いわゆるダンゴ運転)になる。
【0005】ここで、複数のかごが出発した後にも、ロ
ビー階には多くの乗客が来てかごが来るのを待ってい
る。しかし、既にかごは出発した後であるので、次にロ
ビー階にかごが戻ってくるまでには時間がかかることに
なる。そうすると、ロビー階の乗客はかごをを長待ちす
ることになってしまうという問題点があった。また、か
ごが満員にならないままの状態で出発すると、ロビー階
で待っている乗客を効率よく乗せられないという問題点
もあった。
【0006】本発明は、ロビー階でかごを待って乗客が
なるべく長待ちにならないようにし、また乗客を効率よ
く乗せることができるようにした群管理エレベーターを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては建物に一群として配設され
た複数台のエレベーターであって、各エレベーターのか
ごの位置情報およびかご呼び情報を入力してそれぞれの
かごの運転を制御する複数のかご制御盤と、この複数の
かご制御盤からの情報およびホール呼び情報を入力して
交通需要の変化に対応しながら複数のかごをそれぞれ効
率的に運行させるグループ制御盤とを備え、混雑階にお
いて乗客が混雑する時間帯になると、前記グループ制御
盤は前記複数のかご制御盤からの情報に基づいてかご呼
びおよびホール呼びのない空かごがあるかどうかを判断
し、複数の空かごがあるときにはこの中の1台の空かご
を前記混雑階に配送し、次に空かごを混雑階の隣の待機
階にて待機させるようにし、前記混雑階のかごを出発さ
せると今度は待機している空かごを混雑階に配送するよ
うにした構成としたものである。
【0008】
【作用】ロビー階(混雑階)には1台のかごしかいない
ので、このかごにロビー階で待っている乗客は満員にな
るまで乗り込み、時間がきたらかごは出発する。次に、
前記かごに乗り込めなかった乗客はロビー階に残される
ことになるが、今度は待機階で待機している空かごがす
ぐにロビー階に配送されるので、長待ちすることなくす
ぐに乗り込める。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図3は本発明に係る群管理エレベーターの一実
施例を示す図である。
【0010】図1において符号1,2,3は建物に設け
られた複数のエレベーターにおけるかご制御盤であり、
このかご制御盤1,2,3はそれぞれのかご1a,2
a,3aの運転を制御するためのものである。
【0011】かご制御盤1にはかご1a内に設けられた
かご操作盤6からかご呼びの信号が出力される。また、
かご1にはメインロープ7を介して釣り合い重り8が取
り付けられ、このメインロープ7は巻上機9の駆動シー
ブ9aに掛けられているが、この巻上機9の駆動はイン
バータ10を介してかご制御盤1によって制御される。
また、かご1にはガバナーロープ11が取り付けられ、
このガバナーロープ11は調速機用シーブ12に掛けら
れ、この調速機用シーブ12に設けられたロータリエン
コーダ13によってかごの位置を検出している。また、
かご1にはこのかご側ドアを駆動するドアモータ14が
設けられ、このドアモータ14はドアインバータ15を
介してかご制御盤1によって制御される。また、かご制
御盤2,3の方も同様に信号が入力,出力して、かご2
a,3aを運転する。
【0012】かご制御盤1,2,3からかご位置情報や
かご呼び情報等がグループ制御盤16へ出力されるが、
このグループ制御盤16へは各階に設けられたホールボ
タン17からホール呼びの信号も出力される。グループ
制御盤16は、交通需要に応じた運行管理を行うため
に、時々刻々変化するかごの位置や運転方向、かご呼び
とホール呼びの状況、かごの負荷状況、かごの出発間隔
の状況、その他の種々の交通情報を演算処理し、待ち階
に最も適切なかごを割り当てるものである。また、かご
制御盤1,2,3はグループ制御盤16からの指令に従
って、ドアの開閉やかごの走行を行っている。
【0013】グループ制御盤16内のメモリ(RAM)
には、サービスツール(シリアルターミナル)により出
勤時間帯(混雑時間帯)、ロビー階(混雑階)、第1待
機階、第2待機階等がセットされている。
【0014】次に、この群管理エレベーターの作動を図
2に示すフローチャートおよび図3に基づいて説明す
る。
【0015】グループ制御盤16において、現在が出勤
時間帯(混雑時間帯)であるかどうかを判断する(ステ
ップS1)。次に、かご呼びおよびホール呼びがない空
のかごがあるかどうかを判断する(ステップS2)。次
に、ロビー階に既にかごがいるかどうかを判断する(ス
テップS3)。
【0016】ロビー階にかごがないときには、前記空か
ごの中でロビー階に最も近い位置にいるものを(かご1
a)をロビー階に配送する(ステップS4)。次に、ロ
ビー階に既にかごがあるときには、ロビー階の隣りの第
1待機階(ロビー階が一階のときは二階か地下一階)で
かごが待機しているかを判断する(ステップS5)。か
ごが待機していないときには、他の空かご2aを第1待
機階に配送する(ステップS6)。次に、第1待機階に
かごが既に待機しているときには、第1待機階の隣の第
2待機階(二階か地下二階)でかごが待機しているかを
判断する(ステップS7)。かごが待機していないとき
には、さらに他の空かごを配送する(ステップS8)。
第1待機階の空かご2aは、ロビー階のかご1aが出発
させられた後にロビー階に配送される。次に、第1待機
階には第2待機階の空かご3aが配送される。
【0017】ここで、ロビー階には1台のかご1aしか
いないので、このかご1aにロビー階で待っている乗客
は満員になるまで乗り込み、かご1aは時間がきたら出
発する。次に、前記かご1aに乗り込めなかった乗客は
ロビー階に残されることになるが、第1待機階で待機し
ている空かご2aがすぐにロビー階に配送されるので、
長待ちすることなくすぐに乗り込める。それでも乗り込
めなかった乗客は、次に配送される空かご3aに乗り込
めるので長待ちするようなことはない。
【0018】また、ロビー階には常時1台のかごしかい
ないので、待っている乗客はこの1台のかごにのみ乗り
込むこととなる。このため、乗客は満員になるまでこの
かごに乗り込むこととなり、その結果、効率的に乗客を
乗せることができることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の空かごの中の1台の空かごを混雑階に配送し、他
の空かごを混雑階の隣の待機階に待機させるようにし、
前記混雑階のかごを出発させると今度は待機している空
かごを混雑階に配送するようにしたので、ロビー階で待
っている乗客は前記かごが満員になって乗り込めなくと
も、次に空かごが配送されてくるので、長待ちするよう
なことはなくなる。
【0020】また、ロビー階には常時1台のかごしかい
ないので、待っている乗客はこの1台のかごにのみ乗り
込むこととなる。このため、乗客は満員になるまで乗り
込むこととなり、その結果、効率的に乗客を乗せること
ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る群管理エレベーターの一実施例を
示すブロック図。
【図2】この群管理エレベーターの作動を示すフローチ
ャート。
【図3】この群管理エレベーターの正面図。
【図4】従来の群管理エレベーターの正面図。
【符号の説明】
1,2,3…かご操作盤 1a,2a,3a…かご 6…かご制御盤 16…グループ制御盤 17…ホールボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に一群として配設された複数台のエ
    レベーターであって、各エレベーターのかごの位置情報
    およびかご呼び情報を入力してそれぞれのかごの運転を
    制御する複数のかご制御盤と、この複数のかご制御盤か
    らの情報およびホール呼び情報を入力して交通需要の変
    化に対応しながら複数のかごをそれぞれ効率的に運行さ
    せるグループ制御盤とを備え、混雑階において乗客が混
    雑する時間帯になると、前記グループ制御盤は前記複数
    のかご制御盤からの情報に基づいてかご呼びおよびホー
    ル呼びのない空かごがあるかどうかを判断し、複数の空
    かごがあるときにはこの中の1台の空かごを前記混雑階
    に配送し、次に空かごを混雑階の隣の待機階にて待機さ
    せるようにし、前記混雑階のかごを出発させると今度は
    待機している空かごを混雑階に配送するようにしたこと
    を特徴とする群管理エレベーター。
JP6326598A 1994-12-28 1994-12-28 群管理エレベーター Pending JPH08175768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326598A JPH08175768A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 群管理エレベーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326598A JPH08175768A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 群管理エレベーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08175768A true JPH08175768A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18189609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6326598A Pending JPH08175768A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 群管理エレベーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08175768A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019087250A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 株式会社日立製作所 渋滞回避運転システム及び方法
CN112010127A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 奥的斯电梯公司 基于视频分析的高级电梯分派

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019087250A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 株式会社日立製作所 渋滞回避運転システム及び方法
CN111201191A (zh) * 2017-10-30 2020-05-26 株式会社日立制作所 拥堵避免运转系统和方法
JPWO2019087250A1 (ja) * 2017-10-30 2020-10-22 株式会社日立製作所 渋滞回避運転システム及び方法
CN111201191B (zh) * 2017-10-30 2022-06-07 株式会社日立制作所 拥堵避免运转系统和方法
CN112010127A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 奥的斯电梯公司 基于视频分析的高级电梯分派
EP3744671A1 (en) * 2019-05-31 2020-12-02 Otis Elevator Company Video analytics based advanced elevator dispatching
US11685631B2 (en) 2019-05-31 2023-06-27 Otis Elevator Company Video analytics based advanced elevator dispatching

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5831226A (en) Group-controlled elevator system
JPH0635266U (ja) エレベータケージ制御装置
JP3073650B2 (ja) ダブルデッキエレベーターの制御装置
JPH0680332A (ja) エレベータ制御装置
JP2002037543A (ja) エレベーターの運転装置
JPH08175768A (ja) 群管理エレベーター
JPH06298467A (ja) 昇降装置の制御方法
JPH08175769A (ja) 群管理エレベーター
KR930009207B1 (ko) 엘리베이터의 운전방법
JPH11130349A (ja) エレベーターの群管理装置
CN112938666A (zh) 电梯运行调度方法、系统及电梯设备
JP2930825B2 (ja) エレベーターの運転制御装置
JP2001354365A (ja) エレベータの制御装置
JP3449289B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2006062760A (ja) エレベータ制御装置
JP2001233553A (ja) ダブルデッキエレベータの制御装置
JPH08259135A (ja) 群管理エレベーター
JPH0920485A (ja) 群管理エレベーター
JPH10182022A (ja) 群管理エレベーター
JPH09202546A (ja) 集中サービス対応型群管理エレベーター
JPH11139707A (ja) エレベーター
JP3730676B2 (ja) 群管理エレベーター
JPH11228041A (ja) エレベータシステムの運行方法
JP4523135B2 (ja) エレベータ
JP3369964B2 (ja) エレベータ群管理制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111