JP2002102642A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2002102642A
JP2002102642A JP2000303721A JP2000303721A JP2002102642A JP 2002102642 A JP2002102642 A JP 2002102642A JP 2000303721 A JP2000303721 A JP 2000303721A JP 2000303721 A JP2000303721 A JP 2000303721A JP 2002102642 A JP2002102642 A JP 2002102642A
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room
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dehumidifier
dehumidifying
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Koichi Mizuguchi
浩一 水口
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水作業の必要がないと共に、水漏れの発生
を防止でき、ヒータ入力を低減できる除湿機を提供す
る。 【解決手段】 ターボファン23により除湿通路25に
風を送り、室内からの空気を吸着材である除湿ロータ2
2の吸着領域22aに通して、室内空気の水分を除湿ロ
ータ22に吸着させて除湿された空気を室内に戻す。一
方、ターボファン23により排気通路26に風を送り、
排気通路26の除湿ロータ22の上流側に配置されたヒ
ータ24により、排気通路26を通る空気を加熱した
後、加熱された空気を除湿ロータ22の再生領域22b
に通し、吸着材に含まれる水分を脱着して加湿された空
気を室外に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内を除湿する
除湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、除湿機としては、図5に示すもの
がある(特開平11−300146号公報)。この除湿機
は、図5に示すように、ファン104により除湿通路1
07を介して取り入れられた室内空気は、凝縮器103
の一方通路103aを通って凝縮器103を冷却した
後、回転する除湿ロータ102の吸着領域102aを通
って除湿されて放出される。また、ファン106によっ
て再生通路108を通って吸い込まれた再生用空気は、
ヒータ105によって加熱されて、除湿ロータ102の
再生領域102bを通って再生領域102bの吸着材から
水分を脱着する。
【0003】そうして、再生された吸着材は、除湿ロー
タ102の矢印A方向の回転によって吸着領域102a
側に移動し、再び除湿通路107を通る室内空気から水
分を吸着する。また、上記除湿ロータ102を通過する
ことにより吸着材から水分を脱着して加湿された多湿空
気は、凝縮器103の他方通路103bを通って冷却さ
れ、多湿空気に含まれた水分が凝縮してタンク110内
に溜まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記除湿機
では、タンク110の容量が限られており、タンク11
0内が満水になると、除湿運転が止まるようになってい
る。このため、上記タンク110に溜まった水を使用者
がタンク110を取り出して排水作業を行わない限り、
除湿運転を再開できず、排水処理が煩わしいという問題
がある。なお、タンク110に溜まる水を排水管を用い
て室外に排水することも考えられるが、設置の自由度が
狭くなるという問題がある。
【0005】また、上記除湿機では、凝縮の熱源として
室内空気を使用するため、再生用空気の温度をヒータ1
05により室温以上に上げねばならず、ヒータ105の
入力が大きくなり効率が悪いという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、排水作業の必
要がないと共に、水漏れの発生を防止でき、ヒータ入力
を低減できる除湿機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の除湿機は、吸着材である除湿ロータと、
室内からの空気を上記除湿ロータの吸着領域を介して室
内に戻すための除湿通路と、室内からの空気を上記除湿
ロータの再生領域を介して室外に排出するための排気通
路と、上記排気通路の上記除湿ロータの上流側に配置さ
れ、上記除湿ロータの再生領域に流入する空気を加熱す
る加熱手段と、上記除湿通路および上記排気通路に風を
送るファンとを備えたことを特徴としている。
【0008】上記請求項1の除湿機によれば、上記ファ
ンにより上記除湿通路に風を送り、室内からの空気を上
記除湿ロータの吸着領域を介して室内に戻す。そうする
ことによって、室内空気の水分を除湿ロータの吸着領域
の吸着材に吸着させて、除湿された空気が室内に供給さ
れる。一方、上記ファンにより上記排気通路に風を送
り、室内からの空気を加熱手段により加熱した後に除湿
ロータの再生領域を介して室外に排出する。そうするこ
とによって、除湿ロータに吸着された水分が脱着されて
空気を加湿し、加湿された空気が室外に排出されると共
に、除湿ロータが回転することによって、吸着材が吸着
領域から再生領域に移りって吸着材の再生が行われ、再
生された吸着材が再び再生領域から吸着領域に移って吸
脱着を繰り返す。したがって、室内空気の水分を多湿空
気として室外に排出するので、凝縮器やタンクが不要で
排水作業の必要がないと共に、水漏れの恐れがなく、水
漏れの発生を防止できる。また、室内空気の水分を多湿
空気として室外に排出して、効率の悪い凝縮器を用いな
いので、加熱手段の入力を低減できる。また、排水ホー
スがないので、設置の自由度が広がる。さらに、凝縮器
やタンクを用いない簡単な構成によりコストを低減でき
る。
【0009】また、請求項2の除湿機は、請求項1の除
湿機において、上記ファンは、上記除湿通路および上記
排気通路に風を送る1つのファンであることを特徴とし
ている。
【0010】上記請求項2の除湿機によれば、例えば、
上記除湿ロータの吸着領域の下流側に配置された1つの
ファンによって、室内空気を上記加湿ロータの吸着領域
を介して吸い込み、吸い込まれた室内空気の一部を室内
に吹き出す一方、吸い込まれた室内空気の残りを除湿ロ
ータの再生領域に吹き込み、室外に排出する。または、
上記除湿ロータの吸着領域および再生領域の上流側に配
置された1つのファンによって、室内の空気を吸い込
み、吸い込まれた室内空気の一部を除湿ロータの吸着領
域に吹き込み、室内に戻す一方、吸い込まれた室内空気
の残りを除湿ロータの再生領域に吹き込み、室外に排出
する。したがって、上記除湿通路と排気通路にそれぞれ
ファンを設けるよりも、小型化,軽量化でき、コストを
さらに低減できる。
【0011】また、請求項3の除湿機は、請求項1また
は2の除湿機において、外管とその外管内に挿通された
内管とを有する2重管を備え、上記内管の内側に上記排
気通路の一部を形成し、上記外管の内周面と上記内管の
外周面との間に外気を室内に吸い込むための吸気通路を
形成したことを特徴としている。
【0012】上記請求項3の除湿機によれば、上記2重
管の内管を上記排気通路の一部として用いて、上記除湿
ロータの再生領域を通った加湿空気を室外に排出する一
方、2重管の外管の内周面と内管の外周面との間に形成
された吸気通路を介して室外の空気を室内に導くことに
よって、換気を行うことができる。
【0013】また、請求項4の除湿機は、請求項1また
は2の除湿機において、断面を2分割する仕切部を有す
る並列管を備え、上記並列管の一方の通路が上記排気通
路の一部であり、上記並列管の他方の通路が外気を室内
に吸い込むための吸気通路であることを特徴としてい
る。
【0014】上記請求項4の除湿機によれば、上記並列
管の一方の通路を上記排気通路の一部として用いて、上
記除湿ロータの再生領域を通った加湿空気を室外に排出
する一方、並列管の他方の通路である吸気通路を介して
室外の空気を室内に導くことによって、換気を行うこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の除湿機を図示の
実施の形態により詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)図1はこの発明の第1実
施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図であり、21は壁
20の室内側壁面に取り付けられたケーシング、22は
上記ケーシング21内に配置され、に軸が水平になるよ
うに回転自在に支持された円板形状の除湿ロータ、23
は上記ケーシング21内に配置され、上記除湿ロータ2
2の吸着領域22aを介して室内空気を吸い込むターボ
ファンである。上記除湿ロータ22は、シリカゲル,ゼ
オライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状また
は多孔多粒状に成形されており、円板形状の軸を中心に
図示しないモータにより回転する。
【0017】上記除湿機には、室内から吸い込まれた空
気を除湿ロータ22の吸着領域22a,ターボファン23
を介して室内に戻すための除湿通路25を形成してい
る。また、上記ターボファン23から吹き出した空気を
除湿ロータ22の再生領域22bを介して室外に排出す
るための排気通路26を形成している。上記排気通路2
6のターボファン23と除湿ロータ22の再生領域22
bとの間に、空気を加熱するヒータ24を配置してい
る。
【0018】上記構成の除湿機において、室内空気は、
除湿ロータ22の吸着領域22aを通って除湿された後
にターボファン23に吸い込まれ、その除湿された空気
の一部は、ターボファン23の一方の吹出口23aから
吹き出して再び室内に戻る。一方、除湿された空気の残
りは、ターボファン23の他方の吹出口23bから吹き
出してヒータ24により加熱され、その加熱された空気
が除湿ロータ22の再生領域22bに供給され、再生領
域22bの吸着材から水分を脱着する。そして、水分を
脱着して加湿された多湿空気を排気通路26を介して室
外に排出する。
【0019】このように、上記第1実施形態の除湿機で
は、室内空気の水分を多湿空気として室外に排出するの
で、凝縮器やタンクが不要となり排水作業の必要がなく
なると共に、水漏れの恐れがなくなる。また、効率の悪
い凝縮器を用いないので、ヒータ24の入力を低減する
ことができる。また、排水ホースがないので、設置の自
由度を広げることができる。さらに、凝縮器やタンクを
用いたい簡単な構成で除湿機を実現でき、コストを低減
することができる。
【0020】また、上記除湿ロータ22の吸着領域22
aの下流側に配置された1つのターボファン23によっ
て、室内空気を加湿ロータ22の吸着領域22aを介し
て吸い込み、室内に吹き出す一方、除湿ロータ22の再
生領域22bに吹き込み、室外に排出するので、除湿通
路と排気通路にそれぞれファンを設けるよりも、小型
化,軽量化でき、コストをさらに低減することができ
る。
【0021】また、図2(A)は上記除湿機の排気に用い
られる2重管タイプのダクト50の構造を示し、図2
(B)は上記除湿機の排気に用いられる並列管タイプのダ
クト60の構造を示している。なお、上記ダクト50,
60は、図1に示す壁20を貫通するように設置され
る。
【0022】図2(A)に示すダクト50は、円筒形状の
外管51とその外管51内に挿通された円筒形状の内管
52とを有する2重管構造をしており、内管52内に排
気通路26の一部を形成し、外管51の内周面と内管5
2の外周面との間に外気を吸い込むための吸気通路を形
成している。上記ダクト50の内管52を排気通路26
の一部として用いて、除湿ロータ22の再生領域22b
を通った後の多湿空気を室外に排出する一方、ダクト5
0の外管51の内周面と内管52の外周面との間に形成
された吸気通路を介して室外の空気を室内に導くことに
よって、換気を行うことができる。
【0023】また、図2(B)に示すダクト60は、断面
を2分割する仕切部60aを有する並列管構造をしてお
り、ダクト60の一方の通路が排気通路26の一部であ
り、ダクト60の他方の通路が外気を吸い込むための吸
気通路である。上記ダクト60の一方の通路を排気通路
26の一部として用いて、除湿ロータ22の再生領域2
2bを通った後の多湿空気を室外に排出する一方、ダク
ト60の他方の通路である吸気通路を介して室外の空気
を室内に導くことによって、換気を行うことができる。
【0024】特に、気密性の高い部屋において、多湿空
気の排気通路のみを設けた場合は、排気が困難となって
除湿機能が妨げられるが、上記ダクト50,60を用い
て吸気通路を設けることによって、多湿空気の排気が容
易となる。
【0025】(第2実施形態)図3はこの発明の第2実
施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図であり、31は壁
30の室内側壁面に取り付けられたケーシング、32は
上記ケーシング31内に配置され、軸が水平になるよう
に回転自在に支持された円板形状の除湿ロータ、33は
上記ケーシング31内に配置され、上記除湿ロータ32
の吸着領域32a,再生領域32bに室内空気を夫々吹き
込むターボファンである。上記除湿ロータ32は、シリ
カゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカ
ム状または多孔多粒状に成形されており、円板形状の軸
を中心に図示しないモータにより回転する。
【0026】上記除湿機には、室内からターボファン3
3により吹き込まれた空気を除湿ロータ32の吸着領域
32aを介して室内に戻すための除湿通路35を形成し
ている。また、上記ターボファン33から吹き出した空
気を除湿ロータ32の再生領域32bを介して室外に排
出するための排気通路36を形成している。上記排気通
路36のターボファン33と除湿ロータ32の再生領域
32bとの間に空気を加熱するヒータ34を配置してい
る。
【0027】上記構成の除湿機において、ターボファン
33によって吸い込まれた室内空気の一部は、ターボフ
ァン33の一方の吹出口33aから吹き出し、除湿ロー
タ32の吸着領域32aを通って除湿された後、再び室
内に吹き出す。また、上記ターボファン33によって吸
い込まれた室内空気の残りは、ターボファン33の他方
の吹出口33bから吹き出して、ヒータ34により加熱
され、その加熱された空気が除湿ロータ32の再生領域
32bに供給され、再生領域32bの吸着材から水分を脱
着する。そして、水分を脱着して加湿された空気を排気
通路36を介して室外に排出する。
【0028】なお、上記除湿機の排気には、第1実施形
態の除湿機と同様に、図2(A),(B)に示すダクト50,6
0のいずれか一方を用いている。
【0029】上記第2実施形態の除湿機は、第1実施形
態の除湿機と同様の効果を有する。
【0030】(第3実施形態)図4はこの発明の第3実
施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図であり、41は壁
40の室内側壁面に取り付けられたケーシング、42は
上記ケーシング41内に配置され、軸が水平になるよう
に回転自在に支持された円板形状の除湿ロータ、43A
は上記ケーシング41内に配置され、上記除湿ロータ4
2の吸着領域42aを介して室内空気を吸い込むターボ
ファン、43Bは上記ケーシング41内に配置され、上
記除湿ロータ42の再生領域42bに室内空気を吹き込
むターボファンである。上記除湿ロータ42は、シリカ
ゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム
状または多孔多粒状に成形されており、円板形状の軸を
中心に図示しないモータにより回転する。
【0031】上記除湿機には、室内からターボファン4
3Aにより吸い込まれた空気を除湿ロータ42の吸着領
域42aを介して室内に戻すための除湿通路45を形成
している。また、上記ターボファン43Bから吹き出し
た空気を除湿ロータ42の再生領域42bを介して室外
に排出するための排気通路46を形成している。上記排
気通路46のターボファン43Bと除湿ロータ42の再
生領域42bとの間に、空気を加熱するヒータ44を配
置している。
【0032】上記構成の除湿機において、ターボファン
43Aによって吸い込まれた室内空気が除湿ロータ42
の吸着領域42aを通って除湿された後、再び室内に吹
き出す。また、上記ターボファン43Bによって吹き込
まれた室内空気をヒータ44により加熱して、その加熱
された空気を除湿ロータ42の再生領域42bに供給し
て、その再生領域42bの吸着材から水分を脱着する。
そして、水分を脱着して加湿された空気を排気通路46
を介して室外に排出する。
【0033】なお、上記除湿機の排気には、図2(A),
(B)に示すダクト50,60のいずれか一方を用いてい
る。
【0034】このように、上記第3実施形態の除湿機で
は、室内空気の水分を多湿空気として室外に排出するの
で、タンクが不要となり排水作業の必要がなくなると共
に、水漏れの恐れがなくなる。また、効率の悪い凝縮器
を用いないので、ヒータ44の入力を低減することがで
きる。また、排水ホースがないので、設置の自由度を広
げることができる。
【0035】上記第1〜第3実施形態では、壁掛型の除
湿機について説明したが、据置型の除湿機等にこの発明
を適用してもよい。
【0036】また、上記第1〜第3実施形態では、ター
ボファン23,33,43A,43Bを用いたが、シロッ
コファン,遠心ファン,軸流ファンまたはクロスフローフ
ァン等のいかなるファンを用いてもよいのは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の除湿機によれば、吸着材である除湿ロータと、室内
からの空気を除湿ロータの吸着領域を介して室内に戻す
ための除湿通路と、室内からの空気を除湿ロータの再生
領域を介して室外に排出するための排気通路と、上記排
気通路の除湿ロータの上流側に配置され、除湿ロータの
再生領域に流入する空気を加熱する加熱手段と、上記除
湿通路および排気通路に風を送るファンとを備えること
によって、室内空気の水分を多湿空気として室外に排出
するので、凝縮器やタンクが不要で排水作業の必要がな
いと共に、水漏れの恐れがなく、水漏れの発生を防止す
ることができる。また、効率の悪い凝縮器を用いないの
で、加熱手段の入力を低減することができる。さらに、
排水ホースがないので、設置の自由度が広がると共に、
凝縮器やタンクを用いない簡単な構成であるので、コス
トを低減することができる。
【0038】また、請求項2の発明の除湿機によれば、
請求項1の除湿機において、上記除湿通路および上記排
気通路に風を送る手段として1つのファンを用いること
によって、除湿通路と排気通路にそれぞれファンを設け
るよりも、小型化,軽量化でき、コストをさらに低減す
ることができる。
【0039】また、請求項3の発明の除湿機によれば、
請求項1または2の除湿機において、外管とその外管内
に挿通された内管とを有する2重管を備え、上記2重管
の内管を上記排気通路の一部として用いて、上記除湿ロ
ータの再生領域を通った加湿空気を室外に排出する一
方、2重管の外管の内周面と内管の外周面との間に形成
された吸気通路を介して室外の空気を室内に導くことに
よって、室内の除湿を行いながら同時に換気を行うこと
ができる。また、この除湿機を高気密性の部屋に用いて
も、上記2重管の吸気通路により多湿空気の排気を妨げ
ることがない。
【0040】また、請求項4の発明の除湿機は、請求項
1または2の除湿機において、断面を2分割する仕切部
を有する並列管を備え、上記並列管の一方の通路を上記
排気通路の一部として用いて、上記除湿ロータの再生領
域を通った加湿空気を室外に排出する一方、並列管の他
方の通路である吸気通路を介して室外の空気を室内に導
くことによって、室内の除湿を行いながら同時に換気を
行うことができる。また、この除湿機を高気密性の部屋
に用いても、上記並列管の吸気通路により多湿空気の排
気を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の壁掛型の除
湿機の概略構成図である。
【図2】 図2(A),(B)は上記除湿機に用いられるダク
トの斜視図である。
【図3】 図3はこの発明の第2実施形態の壁掛型の除
湿機の概略構成図である。
【図4】 図4はこの発明の第3実施形態の壁掛型の除
湿機の概略構成図である。
【図5】 図5は従来の除湿機の概略構成図である。
【符号の説明】
21,31,41…ケーシング、 22,32,42…除湿ロータ、 22a,32a,42a…吸着領域、 22b,32b,42b…再生領域、 23,33,43A,43B…ターボファン、 24,34,44…ヒータ、 25,35,45…除湿通路、 26,36,46…排気通路、 20,30,40…壁、 50,60…ダクト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着材である除湿ロータ(22,32,4
    2)と、 室内からの空気を上記除湿ロータ(22,32,42)の吸
    着領域(22a,32a,42a)を介して室内に戻すための
    除湿通路(25,35,45)と、 室内からの空気を上記除湿ロータ(22,32,42)の再
    生領域(22b,32b,42b)を介して室外に排出するた
    めの排気通路(26,36,46)と、 上記排気通路(26,36,46)の上記除湿ロータ(22,
    32,42)の上流側に配置され、上記除湿ロータ(22,
    32,42)の再生領域(22b,32b,42b)に流入する
    空気を加熱する加熱手段(24,34,44)と、 上記除湿通路(25,35,45)および上記排気通路(2
    6,36,46)に風を送るファン(23,33,43A,4
    3B)とを備えたことを特徴とする除湿機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の除湿機において、 上記ファンは、上記除湿通路(25,35,45)および上
    記排気通路(26,36,46)に風を送る1つのファン
    (23,33)であることを特徴とする除湿機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の除湿機におい
    て、 外管(51)とその外管(51)内に挿通された内管(52)
    とを有する2重管(50)を備え、 上記内管(52)の内側に上記排気通路(26,36,46)
    の一部を形成し、上記外管(51)の内周面と上記内管
    (52)の外周面との間に外気を室内に吸い込むための吸
    気通路を形成したことを特徴とする除湿機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の除湿機におい
    て、 断面を2分割する仕切部(60a)を有する並列管(60)
    を備え、 上記並列管(60)の一方の通路が上記排気通路(26,3
    6,46)の一部であり、上記並列管(60)の他方の通路
    が外気を室内に吸い込むための吸気通路であることを特
    徴とする除湿機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009103373A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Japan Organo Co Ltd 空気調和装置
JP2011064439A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Shinko Kogyo Co Ltd 超低露点温度の乾燥空気を供給するデシカント空調機
CN105485763A (zh) * 2015-11-17 2016-04-13 袁一军 一种除湿方法及系统
CN111076380A (zh) * 2018-10-22 2020-04-28 大金工业株式会社 除湿系统的控制方法

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