JP2002195606A - 凝縮器付ユニットおよびそれを用いた除湿機 - Google Patents

凝縮器付ユニットおよびそれを用いた除湿機

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JP2002195606A JP2000390409A JP2000390409A JP2002195606A JP 2002195606 A JP2002195606 A JP 2002195606A JP 2000390409 A JP2000390409 A JP 2000390409A JP 2000390409 A JP2000390409 A JP 2000390409A JP 2002195606 A JP2002195606 A JP 2002195606A
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Atsushi Kuwata
淳 桑田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿空気を室外に排出することにより排水が
不要な除湿機を床置き可能にする凝縮器付ユニットおよ
びそれを用いた除湿機を提供する。 【解決手段】 除湿機10は、吸着材である除湿ロータ
11と、室内からの空気を除湿ロータ11の吸着領域を
介して排出するための除湿通路12と、室内からの空気
を除湿ロータ11の再生領域を介して排出するための排
気通路14と、排気通路14の除湿ロータ11の上流側
に配置され、除湿ロータ11の再生領域に流入する空気
を加熱するヒータ16と、除湿通路12および排気通路
14に風を送る除湿側ファン13,15とを備える。上
記排気通路14から排出された多湿空気中の水分を凝縮
する凝縮器21と、凝縮器21で凝縮された水を溜める
タンク24とを備えた凝縮器付ユニット20を除湿機1
0と組み合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、凝縮器付ユニッ
トおよびそれを用いた除湿機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、除湿機としては、図6に示すものがある(特開平1
1−300146号公報)。この除湿機では、図6に示
すように、ファン104により除湿通路107を介して
取り入れられた室内空気は、凝縮器103の一方通路1
03aを通って凝縮器103を冷却した後、回転する除
湿ロータ102の吸着領域102aを通って除湿されて
放出される。また、ファン106によって再生通路10
8を通って吸い込まれた再生用空気は、ヒータ105に
よって加熱されて、除湿ロータ102の再生領域102
bを通って再生領域102bの吸着材から水分を脱着す
る。そうして、再生された吸着材は、除湿ロータ102
の矢印A方向の回転によって吸着領域102a側に移動
し、再び除湿通路107を通る室内空気から水分を吸着
する。また、上記除湿ロータ102を通過することによ
り吸着材から水分を脱着して加湿された空気は、凝縮器
103の他方通路103bを通って冷却され、多湿空気
に含まれた水分が凝縮してタンク110内に溜まる。
【0003】このような除湿機では、タンク110の容
量が限られており、タンク110内が満水になると、除
湿運転が止まるようになっているため、タンク110に
溜まった水を使用者がタンク110を取り出して排水作
業を行わない限り、除湿運転を再開できず、排水処理が
煩わしいという問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、排水作業の必要がな
い除湿機を提案している。なお、この除湿機は、この発
明を理解しやすくするために説明するものであって、公
知技術ではなく、従来技術でもない。
【0005】この排水作業の必要がない除湿機は、壁の
室内側壁面に取り付けられたケーシングと、上記ケーシ
ング内に配置され、軸が水平になるように回転自在に支
持された円板形状の除湿ロータと、上記ケーシング内に
配置され、上記除湿ロータの吸着領域を介して室内空気
を吸い込むファンと、上記ケーシング内に配置され、上
記除湿ロータの再生領域に室内空気を吹き込むファンと
を備え、凝縮器とタンクのない構成としている。そし
て、室内からファンにより吸い込まれた空気を除湿ロー
タの吸着領域を介して室内に戻すための除湿通路を形成
すると共に、ファンから吹き出した空気を除湿ロータの
再生領域を介して室外に排出するための排気通路を形成
している。上記排気通路のファンと除湿ロータの再生領
域との間に、空気を加熱するヒータを配置している。
【0006】上記構成の除湿機において、ファンによっ
て吸い込まれた室内空気が除湿ロータの吸着領域を通っ
て除湿された後、再び室内に吹き出す一方、ファンによ
って吹き込まれた室内空気をヒータにより加熱して、そ
の加熱された空気を除湿ロータの再生領域に供給して、
その再生領域の吸着材から水分を脱着する。そして、水
分を脱着して加湿された空気を排気通路を介してそのま
ま室外に排出する。したがって、上記除湿機では、排水
作業の必要がないと共に、水漏れの発生を防止すること
ができる。
【0007】ところが、上記排水作業の必要がない除湿
機は、通常、加湿された空気を室外に排出するためのダ
クトを設ける必要から本体を壁面に取り付けることにな
るので、床置き型にできないという欠点がある。例え
ば、上記除湿機を壁面に取り付けていたが、都合で壁面
に取り付けるスペースを他の目的に使うためにこの除湿
機を床置きにしたいという場合もある。
【0008】そこで、この発明の目的は、加湿空気を室
外に排出することにより排水が不要な除湿機において、
その除湿機本体と組み合わせることによって、除湿され
た水分をタンクに溜めたり、排水ダクトを介して排水し
たりすることができ、除湿機を床置き可能にする凝縮器
付ユニットおよびそれを用いた除湿機を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の凝縮器付ユニットは、吸着材である除湿
ロータと、室内からの空気を上記除湿ロータの吸着領域
を介して排出するための除湿通路と、室内からの空気を
上記除湿ロータの再生領域を介して排出するための排気
通路と、上記排気通路の上記除湿ロータの上流側に配置
され、上記除湿ロータの再生領域に流入する空気を加熱
する加熱手段と、上記除湿通路および上記排気通路に風
を送るファンとを備えた除湿機と組み合わせ可能な凝縮
器付ユニットであって、上記排気通路から排出された多
湿空気中の水分を凝縮する凝縮器と、上記凝縮器で凝縮
された水を溜めるタンクとを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】上記請求項1の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記構成の除湿機は、ファンによって室内からの空
気が除湿ロータの吸着領域を通ることにより除湿され、
その後、再び室内に吹き出す一方、ファンによって吹き
込まれた室内空気を上記加熱手段により加熱して、その
加熱された空気を除湿ロータの再生領域に供給して、そ
の再生領域の吸着材から水分を脱着して加湿された空気
を排気通路を介して排出する。そして、上記凝縮器は、
排気通路から排出された多湿空気中の水分を凝縮して、
凝縮された水を上記タンクに溜める。したがって、例え
ば、壁面に取り付けられていた上記構成の除湿機を床置
きにしたいときに、その除湿機本体とこの凝縮器付ユニ
ットとを組み合わせることによって、除湿された水分を
タンクに溜めることができ、除湿機の床置きが可能とな
り、設置の自由度が広がる。
【0011】また、請求項2の凝縮器付ユニットは、吸
着材である除湿ロータと、室内からの空気を上記除湿ロ
ータの吸着領域を介して排出するための除湿通路と、室
内からの空気を上記除湿ロータの再生領域を介して排出
するための排気通路と、上記排気通路の上記除湿ロータ
の上流側に配置され、上記除湿ロータの再生領域に流入
する空気を加熱する加熱手段と、上記除湿通路および上
記排気通路に風を送るファンとを備えた除湿機と組み合
わせ可能な凝縮器付ユニットであって、上記排気通路か
ら排出された多湿空気中の水分を凝縮する凝縮器と、上
記凝縮器で凝縮された水を排水する排水ダクトとを備え
たことを特徴としている。
【0012】上記請求項2の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記構成の除湿機は、ファンによって室内からの空
気が除湿ロータの吸着領域を通ることにより除湿され、
その後、再び室内に吹き出す一方、ファンによって吹き
込まれた室内空気を上記加熱手段により加熱して、その
加熱された空気を除湿ロータの再生領域に供給して、そ
の再生領域の吸着材から水分を脱着して加湿された空気
を排気通路を介して排出する。そして、上記凝縮器は、
排気通路から排出された多湿空気中の水分を凝縮して、
凝縮された水を上記排水ダクトを介して排水する。した
がって、例えば、壁面に取り付けられていた上記構成の
除湿機を床置きにしたいときに、その除湿機本体とこの
凝縮器付ユニットとを組み合わせて、例えば排水口のあ
る洗面所や洗濯機置き場に設置することによって、除湿
された水分を排水ダクトを介して上記排水口から排水す
ることができ、除湿機の床置きが可能となり、設置の自
由度が広がる。
【0013】また、請求項3の凝縮器付ユニットは、請
求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、上記除湿
機の上記除湿通路から排出された除湿空気が上記凝縮器
の外側を流れて室内に排出されると共に、上記除湿機の
上記排気通路から排出された多湿空気が上記凝縮器の内
側を流れて上記多湿空気中の水分を凝縮することを特徴
としている。
【0014】上記請求項3の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記凝縮器の外側を流れて室内に排出される除湿空
気および上記凝縮器の内側を流れて水分が凝縮された空
気は、上記除湿機の除湿通路および排気通路に吸い込ま
れた空気の含有水分量よりも少ないため、室内に戻して
も室内が除湿されることになる。
【0015】また、請求項4の凝縮器付ユニットは、請
求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、上記除湿
機の上記除湿通路から排出された除湿空気が上記凝縮器
の外側を流れて室内に排出されると共に、上記除湿機の
上記排気通路の排出口から排出された多湿空気が上記凝
縮器の内側を流れて上記多湿空気中の水分を凝縮して、
上記排気通路の吸込口に流入することを特徴としてい
る。
【0016】上記請求項4の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記除湿機の排気通路の排出口から排出された多湿
空気が上記凝縮器の内側を流れて多湿空気中の水分を凝
縮して、再び除湿機の排気通路の吸込口に流入して、排
気通路と凝縮器の内側を循環することによって、循環す
る空気は加熱を繰り返し受けるため、加熱に費やす熱量
を少なくすることができ、凝縮器において効率よく凝縮
することができる。
【0017】また、請求項5の凝縮器付ユニットは、請
求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、室内から
の空気が上記凝縮器の外側を流れて上記除湿機の上記除
湿通路の吸込口に流入すると共に、上記除湿機の上記排
気通路から排出された多湿空気が上記凝縮器の内側を流
れて上記多湿空気中の水分を凝縮することを特徴として
いる。
【0018】上記請求項5の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記凝縮器の外側を流れて室内に排出される除湿空
気および上記凝縮器の内側を流れて水分が凝縮された空
気は、上記除湿機の除湿通路および排気通路に吸い込ま
れた空気の含有水分量よりも少ないため、室内に戻して
も室内が除湿されることになる。
【0019】また、請求項6の凝縮器付ユニットは、請
求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、室内から
の空気が上記凝縮器の外側を流れて上記除湿機の上記除
湿通路の吸込口に流入すると共に、上記除湿機の上記排
気通路の排出口から排出された多湿空気が上記凝縮器の
内側を流れて上記多湿空気中の水分を凝縮して、上記排
気通路の吸込口に流入することを特徴としている。
【0020】上記請求項6の凝縮器付ユニットによれ
ば、上記除湿機の排気通路の排出口から排出された多湿
空気が上記凝縮器の内側を流れて多湿空気中の水分を凝
縮して、再び除湿機の排気通路の吸込口に流入して、排
気通路と凝縮器の内側を循環することによって、循環す
る空気は加熱を繰り返し受けるため、加熱に費やす熱量
を少なくすることができ、凝縮器において効率よく凝縮
することができる。
【0021】また、請求項7の除湿機は、吸着材である
除湿ロータと、室内からの空気を上記除湿ロータの吸着
領域を介して排出するための除湿通路と、室内からの空
気を上記除湿ロータの再生領域を介して排出するための
排気通路と、上記排気通路の上記除湿ロータの上流側に
配置され、上記除湿ロータの再生領域に流入する空気を
加熱する加熱手段と、上記除湿通路および上記排気通路
に風を送るファンとを備えた除湿機であって、請求項1
乃至6のいずれか1つの凝縮器付ユニットと組み合わせ
たことを特徴としている。
【0022】上記請求項7の除湿機によれば、上記凝縮
器付ユニットと除湿機本体とを組み合わせることによっ
て、除湿された水分をタンクに溜めることができ、除湿
機の床置きが可能となり、設置の自由度が広がる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の凝縮器付ユニッ
トおよびそれを用いた除湿機を図示の実施の形態により
詳細に説明する。
【0024】(第1実施形態)図1はこの発明の第1実
施形態の凝縮器付ユニット20およびその凝縮器付ユニ
ット20が組み合わされた除湿機10の概略構成図であ
る。
【0025】上記除湿機10には、円板形状の除湿ロー
タ11を軸が水平になるように回転自在に支持し、室内
から吸い込まれた空気を除湿ロータ11の吸着領域を介
して室内に戻すための除湿通路12を形成している。上
記除湿通路12の除湿ロータ11の下流側に除湿側ファ
ン13を配設している。また、室内から吸い込まれた空
気を除湿ロータ11の再生領域を介して排出するための
排気通路14を形成している。上記排気通路14の除湿
ロータ11の上流側に排気側ファン15を配設し、その
排気側ファン15と除湿ロータ11の再生領域との間に
加熱手段としてのヒータ16を配設している。
【0026】また、上記凝縮器付ユニット20には、除
湿機10の除湿通路12の排出口12bから排出された
除湿空気が外側を流れて室内に排出され、除湿機10の
排気通路14の排出口14bから排出された多湿空気が
内側を流れてその多湿空気中の水分を凝縮する凝縮器2
1と、上記凝縮器21の下側に配設され、凝縮器21に
より凝縮された水を溜めるタンク24とを備えている。
【0027】上記除湿機10において、室内空気は、除
湿ロータ11の吸着領域を通って除湿された後に除湿側
ファン13に吸い込まれ、除湿通路12の排出口12b
から吹き出す。上記除湿機10の排気通路14を通って
除湿された空気は、凝縮器付ユニット20の凝縮器21
の外側を通って凝縮器21を冷却した後、室外に排出さ
れる(矢印22)。
【0028】一方、上記排気側ファン15によって排気
通路14の吸込口14aに吸い込まれた室内空気は、ヒ
ータ16により加熱され、その加熱された空気が除湿ロ
ータ11の再生領域に供給され、再生領域の吸着材から
水分を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された空
気を排気通路14の排出口14bから排出する。上記除
湿機10の排気通路14の排出口14bから排出された
多湿空気は、凝縮器付ユニット20の凝縮器21の入口
21aから流入し、内側を通って出口21bから室内に排
出される(矢印23)。このとき、上記凝縮器付ユニット
20の凝縮器21の内側で多湿空気が冷却されて、多湿
空気に含まれた水分が凝縮して排水口21cから滴下
し、タンク24内に溜まる。
【0029】したがって、除湿機10本体とこの凝縮器
付ユニット20とを組み合わせることによって、除湿さ
れた水分をタンクに溜めることができ、除湿機10の床
置きが可能となり、設置の自由度を広げることができ
る。
【0030】また、上記凝縮器付ユニット20の凝縮器
21の外側を流れて室内に排出される除湿空気および凝
縮器21の内側を流れて水分が凝縮された空気は、除湿
機10の除湿通路12および排気通路14に吸い込まれ
た空気の含有水分量よりも少ないため、室内に戻しても
室内を十分に除湿できる。
【0031】(第2実施形態)図2はこの発明の第2実
施形態の凝縮器付ユニット40およびその凝縮器付ユニ
ット40が組み合わされた除湿機30の概略構成図であ
る。
【0032】上記除湿機30には、円板形状の除湿ロー
タ31を軸が水平になるように回転自在に支持し、室内
から吸い込まれた空気を除湿ロータ31の吸着領域を介
して室内に戻すための除湿通路32を形成している。上
記除湿通路32の除湿ロータ31の下流側に除湿側ファ
ン33を配設している。また、室内から吸い込まれた空
気を除湿ロータ31の再生領域を介して排出するための
排気通路34を形成している。上記排気通路34の除湿
ロータ31の上流側に排気側ファン35を配設し、その
排気側ファン35と除湿ロータ31の再生領域との間に
加熱手段としてのヒータ36を配設している。
【0033】また、上記凝縮器付ユニット40には、除
湿通路32の排出口32bから排出された除湿空気が外
側を流れて室内に排出され、排気通路34の排出口34
bから排出された多湿空気が内側を流れてその多湿空気
中の水分を凝縮する凝縮器41と、上記凝縮器41の下
側に配設され、凝縮器41により凝縮された水を溜める
タンク44とを備えている。
【0034】上記除湿機30において、室内空気は、除
湿ロータ31の吸着領域を通って除湿された後に除湿側
ファン33に吸い込まれ、除湿通路32の排出口32b
から吹き出す。上記除湿機30の排気通路34を通って
除湿された空気は、凝縮器付ユニット40の凝縮器41
の外側を通って凝縮器41を冷却した後、室外に排出さ
れる(矢印42)。
【0035】一方、上記排気側ファン15によって排気
通路34の吸込口34aに吸い込まれた空気は、ヒータ
36により加熱され、その加熱された空気が除湿ロータ
31の再生領域に供給され、再生領域の吸着材から水分
を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された空気を
排気通路34の排出口34bから排出する。上記排気通
路34の排出口34bから排出された多湿空気は、凝縮
器付ユニット40の凝縮器41の入口41aから流入
し、内側を通って出口41bから再び除湿機30の排気
通路34の吸込口34aに吸い込まれる。すなわち、除
湿機30の排気通路34と凝縮器付ユニット40の凝縮
器41内を空気が循環する。このとき、上記凝縮器付ユ
ニット40の凝縮器41の内側で多湿空気が冷却され
て、多湿空気に含まれた水分が凝縮して排水口41cか
ら滴下し、タンク44内に溜まる。
【0036】上記第2実施形態の凝縮器付ユニット40
およびその凝縮器付ユニット40が組み合わされた除湿
機30は、第1実施形態と同様の効果を有すると共に、
排気通路34の排出口34bから排出された多湿空気が
凝縮器41の内側を流れて多湿空気中の水分を凝縮し
て、再び排気通路34の吸込口34aに流入して、排気
通路34と凝縮器41の内側を循環することによって、
循環する空気は加熱を繰り返し受けるため、加熱に費や
す熱量を少なくすることができ、凝縮器41により効率
よく凝縮することができる。
【0037】(第3実施形態)図3はこの発明の第3実
施形態の凝縮器付ユニット60およびその凝縮器付ユニ
ット60が組み合わされた除湿機50の概略構成図であ
る。
【0038】上記除湿機50には、円板形状の除湿ロー
タ51を軸が水平になるように回転自在に支持し、室内
から吸い込まれた空気を除湿ロータ51の吸着領域を介
して室内に戻すための除湿通路52を形成している。上
記除湿通路52の除湿ロータ51の下流側に除湿側ファ
ン53を配設している。また、室内から吸い込まれた空
気を除湿ロータ51の再生領域を介して排出するための
排気通路54を形成している。上記排気通路54の除湿
ロータ51の上流側に排気側ファン55を配設し、その
排気側ファン55と除湿ロータ51の再生領域との間に
加熱手段としてのヒータ56を配設している。
【0039】また、上記凝縮器付ユニット60には、室
内空気が外側を流れて除湿機50の除湿通路52の吸込
口52aに流入すると共に、除湿機50の排気通路54
の排出口54bから排出された多湿空気が内側を流れて
その多湿空気中の水分を凝縮する凝縮器61と、上記凝
縮器61の下側に配設され、凝縮器61により凝縮され
た水を溜めるタンク64とを備えている。
【0040】上記除湿機50において、室内空気は、凝
縮器付ユニット60の凝縮器61の外側を通って凝縮器
61を冷却した後、除湿ロータ51の吸着領域を通って
除湿された後に除湿側ファン53に吸い込まれ、除湿通
路52の排出口52bから室内に排出される。
【0041】一方、上記排気側ファン55によって排気
通路54の吸込口54aに吸い込まれた室内空気は、ヒ
ータ56により加熱され、その加熱された空気が除湿ロ
ータ51の再生領域に供給され、再生領域の吸着材から
水分を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された空
気を排気通路54の排出口54bから排出する。上記排
気通路54の排出口54bから排出された多湿空気は、
凝縮器付ユニット60の凝縮器61の入口61aから流
入し、内側を通って出口61bから室内に排出される。
このとき、上記凝縮器61内で多湿空気が冷却されて、
多湿空気に含まれた水分が凝縮して排水口61cから滴
下し、タンク64内に溜まる。
【0042】上記第3実施形態の凝縮器付ユニット60
およびその凝縮器付ユニット60が組み合わされた除湿
機50は、第1実施形態と同様の効果を有すると共に、
凝縮器61の外側を流れて室内に排出される除湿空気お
よび凝縮器61の内側を流れて水分が凝縮された空気
は、除湿機50の除湿通路52および排気通路54に吸
い込まれた空気の含有水分量よりも少ないため、室内に
戻しても室内を十分に除湿できる。
【0043】(第4実施形態)図4はこの発明の第4実
施形態の凝縮器付ユニット80およびその凝縮器付ユニ
ット80が組み合わされた除湿機70の概略構成図であ
る。
【0044】上記除湿機70には、円板形状の除湿ロー
タ71を軸が水平になるように回転自在に支持し、室内
から吸い込まれた空気を除湿ロータ71の吸着領域を介
して室内に戻すための除湿通路72を形成している。上
記除湿通路72の除湿ロータ71の下流側に除湿側ファ
ン73を配設している。また、室内から吸い込まれた空
気を除湿ロータ71の再生領域を介して排出するための
排気通路74を形成している。上記排気通路74の除湿
ロータ71の上流側に排気側ファン75を配設し、その
排気側ファン75と除湿ロータ71の再生領域との間に
加熱手段としてのヒータ76を配設している。
【0045】また、上記凝縮器付ユニット80には、室
内の空気が外側を流れて除湿機70の除湿通路72の吸
込口72aに流入すると共に、排気通路74の排出口7
4bから排出された多湿空気が内側を流れてその多湿空
気中の水分を凝縮する凝縮器81と、上記凝縮器81の
下側に配設され、凝縮器81により凝縮された水を溜め
るタンク84とを備えている。
【0046】上記除湿機70において、室内空気は、凝
縮器付ユニット80の凝縮器81の外側を通って凝縮器
81を冷却した後、除湿ロータ71の吸着領域を通って
除湿された後に除湿側ファン73に吸い込まれ、除湿通
路72の排出通路72bから室内に排出される。
【0047】一方、上記排気側ファン75によって排気
通路74に吸い込まれた空気は、ヒータ76により加熱
され、その加熱された空気が除湿ロータ71の再生領域
に供給され、再生領域の吸着材から水分を脱着する。そ
して、水分を脱着して加湿された空気を排気通路74の
排出口74bから排出する。上記排気通路74の排出口
74bから排出された多湿空気は、凝縮器付ユニット8
0の凝縮器81の入口81aから流入し、内側を通って
出口81bから再び除湿機70の排気通路74の吸込口
74aに吸い込まれる。すなわち、除湿機70の排気通
路74と凝縮器付ユニット80の凝縮器81内を空気が
循環する。このとき、上記凝縮器付ユニット80の凝縮
器81の内側で多湿空気が冷却されて、多湿空気に含ま
れた水分が凝縮して排水口81cから滴下し、タンク8
4内に溜まる。
【0048】上記第4実施形態の凝縮器付ユニット80
およびその凝縮器付ユニット80が組み合わされた除湿
機70は、第1実施形態と同様の効果を有すると共に、
排気通路74の排出口74bから排出された多湿空気が
凝縮器81の内側を流れて多湿空気中の水分を凝縮し
て、再び排気通路74の吸込口74aに流入して、排気
通路74と凝縮器81の内側を循環することによって、
室内空気よりも含有水分量の少ない空気が加湿ロータ7
1の再生領域を通るので、凝縮器81において効率よく
凝縮することができる。
【0049】(第5実施形態)図5はこの発明の第5実
施形態の凝縮器付ユニット100およびその凝縮器付ユ
ニット100が組み合わされた第1実施形態と同じ構成
の除湿機10の概略構成図である。この第5実施形態の
凝縮器付ユニット100は、タンク24を除き第1実施
形態の凝縮器付ユニット20と同一の構成をしており、
同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略する。上
記凝縮器付ユニット100は、タンク24の代わりに凝
縮器21の排水口21cに一端が接続された排水ダクト
90を備えている。
【0050】上記除湿機10において、室内空気は、除
湿ロータ11の吸着領域を通って除湿された後に除湿側
ファン13に吸い込まれ、除湿通路12の排出口12b
から吹き出す。上記除湿機10の排気通路14を通って
除湿された空気は、凝縮器付ユニット20の凝縮器21
の外側を通って凝縮器21を冷却した後、室外に排出さ
れる(矢印22)。
【0051】一方、上記排気側ファン15によって排気
通路14の吸込口14aに吸い込まれた室内空気は、ヒ
ータ16により加熱され、その加熱された空気が除湿ロ
ータ11の再生領域に供給され、再生領域の吸着材から
水分を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された空
気を排気通路14の排出口14bから排出する。上記除
湿機10の排気通路14の排出口14bから排出された
多湿空気は、凝縮器付ユニット20の凝縮器21の入口
21aから流入し、内側を通って出口21bから室内に排
出される(矢印23)。このとき、上記凝縮器付ユニット
20の凝縮器21の内側で多湿空気が冷却されて、多湿
空気に含まれた水分が凝縮して排水口21cから滴下
し、排水ダクト90を介して排水される。
【0052】したがって、除湿機10本体とこの凝縮器
付ユニット100とを組み合わせて、例えば排水口のあ
る洗面所や洗濯機置き場に設置することによって、除湿
された水分を排水ダクト90を介して上記排水口から排
水することができ、除湿機10の床置きが可能となり、
設置の自由度を広げることができる。
【0053】上記第1〜第5実施形態において、上記円
板形状の除湿ロータ11,31,51,71は、シリカゲ
ル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状
または多孔多粒状に成形されており、軸を中心に図示し
ないモータにより回転する。
【0054】また、上記第1〜第5実施形態では、除湿
機の除湿通路と排気通路に風を送るファンを夫々用いた
が、1つのファンで除湿通路および排気通路に風を送る
構成の除湿機と組み合わせ可能な凝縮器付ユニットにこ
の発明を適用してもよい。また、上記第2〜第4実施形
態では、タンク44,64,84に凝縮器21により凝縮
された水を溜めたが、タンクを用いず、第5実施形態と
同様、排水ダクトを介して排水してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の凝縮器付ユニットは、吸着材である除湿ロータと、
室内からの空気を除湿ロータの吸着領域を介して排出す
るための除湿通路と、室内からの空気を除湿ロータの再
生領域を介して排出するための排気通路と、上記排気通
路の除湿ロータの上流側に配置され、除湿ロータの再生
領域に流入する空気を加熱する加熱手段と、上記除湿通
路および排気通路に風を送るファンとを備えた除湿機と
組み合わせ可能な凝縮器付ユニットであって、排気通路
から排出された多湿空気中の水分を凝縮する凝縮器と、
凝縮器で凝縮された水を溜めるタンクとを備えたもので
ある。
【0056】したがって、請求項1の発明の凝縮器付ユ
ニットによれば、上記凝縮器は、除湿機の排気通路から
排出された多湿空気中の水分を凝縮して、凝縮された水
をタンクに溜めるので、除湿機を壁面取付から床置きに
したいときに、その除湿機本体とこの凝縮器付ユニット
とを組み合わせることによって、除湿された水分をタン
クに溜めることができ、除湿機の床置きが可能となり、
設置の自由度を広げることができる。
【0057】また、請求項2の発明の凝縮器付ユニット
は、吸着材である除湿ロータと、室内からの空気を除湿
ロータの吸着領域を介して排出するための除湿通路と、
室内からの空気を除湿ロータの再生領域を介して排出す
るための排気通路と、上記排気通路の除湿ロータの上流
側に配置され、除湿ロータの再生領域に流入する空気を
加熱する加熱手段と、上記除湿通路および排気通路に風
を送るファンとを備えた除湿機と組み合わせ可能な凝縮
器付ユニットであって、排気通路から排出された多湿空
気中の水分を凝縮する凝縮器と、凝縮器で凝縮された水
を排水する排水ダクトとを備えたものである。
【0058】したがって、請求項2の発明の凝縮器付ユ
ニットによれば、上記凝縮器は、除湿機の排気通路から
排出された多湿空気中の水分を凝縮して、凝縮された水
をタンクに溜めるので、除湿機を壁面取付から床置きに
したいときに、その除湿機本体とこの凝縮器付ユニット
とを組み合わせて排水口を備えた洗面所や洗濯機置き場
等に設置することによって、除湿された水分を排水ダク
トを介して排水することができ、除湿機の床置きが可能
となり、設置の自由度を広げることができる。
【0059】また、請求項3の発明の凝縮器付ユニット
は、請求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、上
記除湿機の除湿通路から排出された除湿空気が凝縮器の
外側を流れて室内に排出されると共に、上記除湿機の排
気通路から排出された多湿空気が凝縮器の内側を流れて
多湿空気中の水分を凝縮するので、凝縮器の外側を流れ
て室内に排出される除湿空気および凝縮器の内側を流れ
て水分が凝縮された空気は、除湿機の除湿通路および排
気通路に吸い込まれた室内空気の含有水分量よりも少な
くなり、室内に戻しても室内を十分に除湿できる。
【0060】また、請求項4の発明の凝縮器付ユニット
は、請求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、上
記除湿通路から排出された除湿空気が凝縮器の外側を流
れて室内に排出されると共に、排気通路の排出口から排
出された多湿空気が凝縮器の内側を流れて多湿空気中の
水分を凝縮して、排気通路の吸込口に流入するので、上
記除湿機の排気通路と凝縮器内を空気が循環することに
よって、循環する空気は加熱を繰り返し受けるため、加
熱に費やす熱量を少なくすることができ、凝縮器により
効率よく凝縮することができる。
【0061】また、請求項5の発明の凝縮器付ユニット
は、請求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、室
内からの空気が上記凝縮器の外側を流れて上記除湿機の
除湿通路の吸込口に流入すると共に、上記除湿機の排気
通路から排出された多湿空気が凝縮器の内側を流れて多
湿空気中の水分を凝縮するので、凝縮器の外側を流れて
室内に排出される除湿空気および凝縮器の内側を流れて
水分が凝縮された空気は、除湿機の除湿通路および排気
通路に吸い込まれた室内空気の含有水分量よりも少なく
なり、室内に戻しても室内を十分に除湿できる。
【0062】また、請求項6の発明の凝縮器付ユニット
は、請求項1または2の凝縮器付ユニットにおいて、室
内からの空気が上記凝縮器の外側を流れて上記除湿機の
除湿通路の吸込口に流入すると共に、上記除湿機の排気
通路の排出口から排出された多湿空気が凝縮器の内側を
流れて多湿空気中の水分を凝縮して、排気通路の吸込口
に流入するので、上記除湿機の排気通路と凝縮器内を空
気が循環することによって、室内空気よりも含有水分量
の少ない空気が加湿ロータの再生領域を通るので、凝縮
器により効率よく凝縮することができる。
【0063】また、請求項7の発明の除湿機は、吸着材
である除湿ロータと、室内からの空気を除湿ロータの吸
着領域を介して排出するための除湿通路と、室内からの
空気を除湿ロータの再生領域を介して排出するための排
気通路と、排気通路の除湿ロータの上流側に配置され、
除湿ロータの再生領域に流入する空気を加熱する加熱手
段と、除湿通路および排気通路に風を送るファンとを備
えた除湿機であって、請求項1乃至6のいずれか1つの
凝縮器付ユニットと組み合わせたものである。
【0064】したがって、請求項7の発明の除湿機によ
れば、上記凝縮器付ユニットと除湿機本体とを組み合わ
せることによって、除湿された水分をタンクに溜めるこ
とができ、除湿機の床置きが可能となり、設置自由度の
広い除湿機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の凝縮器付ユ
ニットおよび除湿機の概略構成図である。
【図2】 図2はこの発明の第2実施形態の凝縮器付ユ
ニットおよび除湿機の概略構成図である。
【図3】 図3はこの発明の第3実施形態の凝縮器付ユ
ニットおよび除湿機の概略構成図である。
【図4】 図4はこの発明の第4実施形態の凝縮器付ユ
ニットおよび除湿機の概略構成図である。
【図5】 図5はこの発明の第5実施形態の凝縮器付ユ
ニットおよび除湿機の概略構成図である。
【図6】 図6は従来の除湿機の概略構成図である。
【符号の説明】
10,30,50,70…除湿機、 11,31,51,71…除湿ロータ、 12,32,52,72…除湿通路、 12a,32a,52a,72a…吸込口、 12b,32b,52b,72b…排出口、 13,33,53,73…除湿側ファン、 14,34,54,74…排気通路、 14a,34a,54a,74a…吸込口、 14b,34b,54b,74b…排出口、 15,35,55,75…排気側ファン、 16,36,56,76…ヒータ、 20,40,60,80,100…凝縮器付ユニット、 21,41,61,81…凝縮器、 24,44,64,84…タンク、 90…排水ダクト。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着材である除湿ロータ(11,31,5
    1,71)と、室内からの空気を上記除湿ロータ(11,3
    1,51,71)の吸着領域を介して排出するための除湿
    通路(12,32,52,72)と、室内からの空気を上記
    除湿ロータ(11,31,51,71)の再生領域を介して
    排出するための排気通路(14,34,54,74)と、上
    記排気通路(14,34,54,74)の上記除湿ロータ(1
    1,31,51,71)の上流側に配置され、上記除湿ロー
    タ(11,31,51,71)の再生領域に流入する空気を
    加熱する加熱手段(16,36,56,76)と、上記除湿
    通路(12,32,52,72)および上記排気通路(14,
    34,54,74)に風を送るファン(13,33,53,7
    3,15,35,55,75)とを備えた除湿機(10,30,
    50,70)と組み合わせ可能な凝縮器付ユニットであっ
    て、 上記排気通路(14,34,54,74)から排出された多
    湿空気中の水分を凝縮する凝縮器(21,41,61,8
    1)と、 上記凝縮器(21,41,61,81)で凝縮された水を溜
    めるタンク(24,44,64,84)とを備えたことを特
    徴とする凝縮器付ユニット。
  2. 【請求項2】 吸着材である除湿ロータ(11)と、室内
    からの空気を上記除湿ロータ(11)の吸着領域を介して
    排出するための除湿通路(12)と、室内からの空気を上
    記除湿ロータ(11)の再生領域を介して排出するための
    排気通路(14)と、上記排気通路(14)の上記除湿ロー
    タ(11)の上流側に配置され、上記除湿ロータ(11)の
    再生領域に流入する空気を加熱する加熱手段(16)と、
    上記除湿通路(12)および上記排気通路(14)に風を送
    るファン(13)とを備えた除湿機(10)と組み合わせ可
    能な凝縮器付ユニットであって、 上記排気通路(14)から排出された多湿空気中の水分を
    凝縮する凝縮器(21)と、 上記凝縮器(21)で凝縮された水を排水する排水ダクト
    (90)とを備えたことを特徴とする凝縮器付ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の凝縮器付ユニ
    ットにおいて、 上記除湿機(10)の上記除湿通路(12)から排出された
    除湿空気が上記凝縮器(21)の外側を流れて室内に排出
    されると共に、上記除湿機(10)の上記排気通路(14)
    から排出された多湿空気が上記凝縮器(21)の内側を流
    れて上記多湿空気中の水分を凝縮することを特徴とする
    凝縮器付ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の凝縮器付ユニ
    ットにおいて、 上記除湿機(30)の上記除湿通路(32)から排出された
    除湿空気が上記凝縮器(41)の外側を流れて室内に排出
    されると共に、上記除湿機(30)の上記排気通路(34)
    の排出口から排出された多湿空気が上記凝縮器(41)の
    内側を流れて上記多湿空気中の水分を凝縮して、上記排
    気通路(34)の吸込口に流入することを特徴とする凝縮
    器付ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の凝縮器付ユニ
    ットにおいて、 室内からの空気が上記凝縮器(61)の外側を流れて上記
    除湿機(50)の上記除湿通路(52)の吸込口に流入する
    と共に、上記除湿機(50)の上記排気通路(54)から排
    出された多湿空気が上記凝縮器(61)の内側を流れて上
    記多湿空気中の水分を凝縮することを特徴とする凝縮器
    付ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の凝縮器付ユニ
    ットにおいて、 室内からの空気が上記凝縮器(81)の外側を流れて上記
    除湿機(70)の上記除湿通路(72)の吸込口に流入する
    と共に、上記除湿機(70)の上記排気通路(74)の排出
    口から排出された多湿空気が上記凝縮器(81)の内側を
    流れて上記多湿空気中の水分を凝縮して、上記排気通路
    (74)の吸込口に流入することを特徴とする凝縮器付ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 吸着材である除湿ロータ(11,31,5
    1,71)と、室内からの空気を上記除湿ロータ(11,3
    1,51,71)の吸着領域を介して排出するための除湿
    通路(12,32,52,72)と、室内からの空気を上記
    除湿ロータ(11,31,51,71)の再生領域を介して
    排出するための排気通路(14,34,54,74)と、上
    記排気通路(14,34,54,74)の上記除湿ロータ(1
    1,31,51,71)の上流側に配置され、上記除湿ロー
    タ(11,31,51,71)の再生領域に流入する空気を
    加熱する加熱手段(16,36,56,76)と、上記除湿
    通路(12,32,52,72)および上記排気通路(14,
    34,54,74)に風を送るファン(13,33,53,7
    3,15,35,55,75)とを備えた除湿機であって、 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の凝縮器付ユニッ
    トと組み合わせたことを特徴とする除湿機。
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