JP3861579B2 - 除湿機および局所空間用除湿機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、室内を除湿する除湿機および局所空間用除湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、除湿機としては、図4に示すものがある(特開平11−300146号公報)。この除湿機は、図4に示すように、ファン104により除湿通路107を介して取り入れられた室内空気は、凝縮器103の一方通路103aを通って凝縮器103を冷却した後、回転する除湿ロータ102の吸着領域102aを通って除湿されて放出される。また、ファン106によって再生通路108を通って吸い込まれた再生用空気は、ヒータ105によって加熱されて、除湿ロータ102の再生領域102bを通って再生領域102bの吸着材から水分を脱着する。
【0003】
そうして、再生された吸着材は、除湿ロータ102の矢印A方向の回転によって吸着領域102a側に移動し、再び除湿通路107を通る室内空気から水分を吸着する。また、上記除湿ロータ102を通過することにより吸着材から水分を脱着して加湿された多湿空気は、凝縮器103の他方通路103bを通って冷却され、多湿空気に含まれた水分が凝縮してタンク110内に溜まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記除湿機では、除湿通路107用のファン104と再生通路108用のファン106を備えるため、構造が複雑となって小型化,軽量化ができず、コストが高くつくという欠点がある。特に、壁掛型の除湿機において重量が重く寸法が大きい場合、壁面に据え付ける作業が困難となる。
【0005】
そこで、この発明の目的は、簡単な構成で小型化,軽量化でき、コストを低減できる除湿機および局所空間用除湿機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の除湿機は、吸着材である除湿ロータと、室内からの空気を上記除湿ロータの吸着領域を介して室内に戻すための除湿通路と、室内からの空気を上記除湿ロータの再生領域を介して排気する排気通路と、上記排気通路の上記除湿ロータの上流側に配置され、上記除湿ロータの再生領域に流入する空気を加熱する加熱手段と、2つの吹出口を有して、上記除湿通路および上記排気通路に風を送る1つのターボファンとを備え、上記1つのターボファンによって、室内空気を上記除湿ロータの吸着領域を介して吸い込み、吸い込まれた室内空気の一部を1つの上記吹出口から室内に吹き出す一方、吸い込まれた室内空気の残りをもう1つの上記吹出口から吹き出して上記加熱手段により加熱して上記除湿ロータの再生領域に吹き込むことを特徴としている。
【0007】
上記請求項1の除湿機によれば、上記除湿ロータの吸着領域の下流側に配置された1つのターボファンによって、室内空気を上記除湿ロータの吸着領域を介して吸い込み、吸い込まれた室内空気の一部を1つの吹出口から室内に吹き出す一方、吸い込まれた室内空気の残りをもう1つの吹出口から吹き出して上記加熱手段により加熱して除湿ロータの再生領域に吹き込む。そうすることによって、室内空気の水分を除湿ロータの吸着領域の吸着材に吸着させて、除湿された空気が室内に供給される一方、除湿ロータに吸着された水分が脱着されて空気を加湿し、加湿された空気を処理する。例えば、加湿された空気の水分を凝縮器により凝縮させて排水したり、加湿された空気を室外に排出したりする。そして、上記除湿ロータが回転することによって、吸着材が吸着領域から再生領域に移って吸着材の再生が行われ、再生された吸着材が再び再生領域から吸着領域に移って吸脱着を繰り返す。したがって、上記除湿通路と排気通路にそれぞれファンを設けるよりも、小型化,軽量化でき、コストを低減できる。
【0008】
また、請求項2の除湿機は、請求項1の除湿機において、上記排気通路は、室内からの空気を上記除湿ロータの再生領域を介して室外に排出するものであることを特徴としている。
【0009】
上記請求項2の除湿機によれば、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された空気を上記排気通路を介して室外に排出することによって、タンクが不要で排水作業の必要がないと共に、水漏れの恐れがなく、水漏れの発生を防止できる。また、排水ホースがないので、設置の自由度が広がる。さらに、凝縮器やタンクを用いない簡単な構成であるので、コストをさらに低減できる。
【0010】
また、請求項3の除湿機は、請求項1の除湿機において、上記除湿ロータの再生領域を通った後の空気の水分を凝縮する凝縮器と、上記凝縮器により凝縮された水を貯めるタンクとを備えたことを特徴としている。
【0011】
上記請求項3の除湿機によれば、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された多湿空気の水分を上記凝縮器により凝縮させて、その凝縮水を上記タンクに貯めることによって、除湿により室内空気から取り除かれた水分を容易に処理できる。
【0012】
また、請求項4の除湿機は、請求項1の除湿機において、上記除湿ロータの再生領域を通った後の空気の水分を凝縮する凝縮器と、上記凝縮器により凝縮された水を排水するドレンホースとを備えたことを特徴としている。
【0013】
上記請求項4の除湿機によれば、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された多湿空気の水分を上記凝縮器により凝縮させて、その凝縮水を上記ドレンホースにより排水することによって、除湿により室内空気から取り除かれた水分を容易に処理できる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
また、請求項5の局所空間用除湿機は、請求項1乃至4のいずれか1つの除湿機の構造を有し、局所空間に設置されることを特徴としている。
【0019】
上記請求項5の局所空間用除湿機によれば、この小型化,軽量化された局所空間用除湿機をクロゼット,押し入れ,下駄箱,脱衣所およびトイレットなどの除湿を最も必要とするような局所空間に広い設置場所を取ることなく設置でき、狭い局所空間を効果的に除湿することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の除湿機および局所空間用除湿機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0021】
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図であり、1は壁10の室内側壁面に取り付けられたケーシング、2は上記ケーシング1内に配置され、軸が水平になるように回転自在に支持された円板形状の除湿ロータ、3は上記ケーシング1内に配置され、上記除湿ロータ2の吸着領域2aを介して室内空気を吸い込むターボファン、4は上記ターボファン3と除湿ロータ2の再生領域2bとの間に配置されたヒータである。上記除湿ロータ2は、シリカゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状または多孔多粒状に成形されており、円板形状の軸を中心に図示しないモータにより回転する。
【0022】
上記除湿機には、室内から吸い込まれた空気を除湿ロータ2の吸着領域2a,ターボファン3を介して室内に戻すための除湿通路5を形成している。また、上記ターボファン3から吹き出した空気を除湿ロータ2の再生領域2bを介して排出するための排気通路6を形成している。そして、上記除湿通路5の除湿ロータ2の上流側、かつ、排気通路6の除湿ロータ2の下流側に、凝縮器7を配置し、その凝縮器7の下側に、凝縮器7から滴下する凝縮水を貯めるタンク8を配置している。
【0023】
上記構成の除湿機において、ターボファン3によって吸い込まれた室内空気が凝縮器7を通った後、除湿ロータ2の吸着領域2aを通って除湿され、除湿された空気の一部がターボファン3の一方の吹出口3aから吹き出して再び室内に戻る。また、上記除湿ロータ2の吸着領域2aを通って除湿された空気の残りは、ターボファン3の他方の吹出口3bから吹き出してヒータ4により加熱され、その加熱された空気が除湿ロータ2の再生領域2bに供給されて、その再生領域2bの吸着材から水分を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された空気を凝縮器7を介して室内に排気する。このとき、上記凝縮器7を室内から吸い込まれた空気により冷却し、除湿ロータ2の再生領域2bから水分を脱着して加湿された多湿空気に含まれた水分が凝縮器7で凝縮し、凝縮器7から滴下した凝縮水がタンク8に貯まる。
【0024】
このように、上記第1実施形態の除湿機では、除湿ロータ2の吸着領域2aの下流側に配置された1つのターボファン23によって、室内空気を除湿ロータ22の吸着領域2aを介して吸い込み、室内に吹き出す一方、除湿ロータ2の再生領域2bに吹き込み、凝縮器7を介して室内に吹き出すので、除湿通路と排気通路にそれぞれファンを設けるよりも、小型化,軽量化でき、コストを低減することができる。
【0025】
なお、上記除湿機ではタンク8を備えたが、凝縮器7により凝縮された水をドレンホースにより排水してもよい。
【0026】
(第2実施形態)
図2はこの発明の第2実施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図であり、21は壁20の室内側壁面に取り付けられたケーシング、22は上記ケーシング21内に配置され、軸が水平になるように回転自在に支持された円板形状の除湿ロータ、23は上記ケーシング21内に配置され、上記除湿ロータ22の吸着領域22aを介して室内空気を吸い込むターボファンである。上記除湿ロータ22は、シリカゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状または多孔多粒状に成形されており、円板形状の軸を中心に図示しないモータにより回転する。
【0027】
上記除湿機には、室内から吸い込まれた空気を除湿ロータ22の吸着領域22a,ターボファン23を介して室内に戻すための除湿通路25を形成している。また、上記ターボファン23から吹き出した空気を除湿ロータ22の再生領域22bを介して室外に排出するための排気通路26を形成している。上記排気通路26のターボファン23と除湿ロータ22の再生領域22bとの間に、空気を加熱するヒータ24を配置している。
【0028】
上記構成の除湿機において、室内空気は、除湿ロータ22の吸着領域22aを通って除湿された後にターボファン23に吸い込まれ、その除湿された空気の一部は、ターボファン23の一方の吹出口23aから吹き出して再び室内に戻る。一方、除湿された空気の残りは、ターボファン23の他方の吹出口23bから吹き出してヒータ24により加熱され、その加熱された空気が除湿ロータ22の再生領域22bに供給され、再生領域22bの吸着材から水分を脱着する。そして、水分を脱着して加湿された多湿空気を排気通路26を介して室外に排出する。
【0029】
このように、上記第2実施形態の除湿機では、除湿ロータ22の吸着領域22aの下流側に配置された1つのターボファン23によって、室内空気を除湿ロータ22の吸着領域22aを介して吸い込み、室内に吹き出す一方、除湿ロータ22の再生領域22bに吹き込み、室外に排出するので、除湿通路と排気通路にそれぞれファンを設けるよりも、小型化,軽量化でき、コストを低減することができる。
【0030】
また、図3(A)は上記除湿機の排気に用いられる2重管タイプのダクト50の構造を示し、図3(B)は上記除湿機の排気に用いられる並列管タイプのダクト60の構造を示している。なお、上記ダクト50,60は、図2に示す壁20を貫通するように設置される。
【0031】
図3(A)に示すダクト50は、円筒形状の外管51とその外管51内に挿通された円筒形状の内管52とを有する2重管構造をしており、内管52内に排気通路26の一部を形成し、外管51の内周面と内管52の外周面との間に外気を吸い込むための吸気通路を形成している。上記ダクト50の内管52を排気通路26の一部として用いて、除湿ロータ22の再生領域22bを通った後の多湿空気を室外に排出する一方、ダクト50の外管51の内周面と内管52の外周面との間に形成された吸気通路を介して室外の空気を室内に導くことによって、換気を行うことができる。
【0032】
また、図3(B)に示すダクト60は、断面を2分割する仕切部60aを有する並列管構造をしており、ダクト60の一方の通路が排気通路26の一部であり、ダクト60の他方の通路が外気を吸い込むための吸気通路である。上記ダクト60の一方の通路を排気通路26の一部として用いて、除湿ロータ22の再生領域22bを通った後の多湿空気を室外に排出する一方、ダクト60の他方の通路である吸気通路を介して室外の空気を室内に導くことによって、換気を行うことができる。
【0033】
特に、気密性の高い部屋において、多湿空気の排気通路のみを設けた場合は、排気が困難となって除湿機能が妨げられるが、上記ダクト50,60を用いて吸気通路を設けることによって、多湿空気の排気が容易となる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
(第3実施形態)
また、この発明の第3実施形態の局所空間用除湿機は、上記第1, 第2実施形態の除湿機の構造を有している。この局所空間用除湿機をクロゼット,押し入れ,下駄箱,脱衣所およびトイレットなどの局所空間に設置することによって、設置場所を大きく取らずに狭い局所空間を除湿することができる。また、凝縮器を用いずに多湿空気を排出する場合は、室外に限らず、上記局所空間に隣接する部屋や廊下等の換気が行われる空間に排出してもよい。
【0040】
また、上記第1, 第2実施形態では、壁掛型の除湿機について説明したが、据置型の除湿機等にこの発明を適用してもよい。
【0041】
また、上記第1, 第2実施形態では、ターボファン23,33,43A,43Bを用いたが、シロッコファン,遠心ファン,軸流ファンまたはクロスフローファン等のいかなるファンを用いてもよく、送風系を2つに分割可能な1つのファンであればよい。
【0042】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明の除湿機によれば、室内からの空気を除湿ロータの吸着領域を介して室内に戻すための除湿通路および室内からの空気を除湿ロータの再生領域を介して排気する排気通路に1つのターボファンによって風を送り、室内空気の水分を除湿ロータの吸着領域の吸着材に吸着させて、除湿された空気が室内に供給される一方、除湿ロータの再生領域に流入する空気を加熱手段により加熱し、加熱された空気により除湿ロータに吸着された水分を脱着させて、それにより加湿された多湿空気を処理するので、除湿通路と排気通路にそれぞれファンを設けるよりも、小型化,軽量化でき、コストを低減することができる。
【0043】
また、請求項2の発明の除湿機によれば、請求項1の除湿機において、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された空気を上記排気通路を介して室外に排出することによって、凝縮器やタンクが不要で排水作業の必要がないと共に、水漏れの恐れがなく、水漏れの発生を防止することができる。さらに、排水ホースがないので、設置の自由度が広がると共に、凝縮器やタンクを用いない簡単な構成によりコストをさらに低減することができる。
【0044】
また、請求項3の発明の除湿機によれば、請求項1の除湿機において、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された多湿空気の水分を凝縮器により凝縮させて、その凝縮水をタンクに貯めることによって、除湿により室内空気から取り除かれた水分を容易に処理することができる。
【0045】
また、請求項4の発明の除湿機によれば、請求項1の除湿機において、上記除湿ロータに吸着された水分が脱着されて加湿された多湿空気の水分を凝縮器により凝縮させて、その凝縮水をドレンホースにより排水することによって、除湿により室内空気から取り除かれた水分を容易に処理することができる。
【0046】
【0047】
【0048】
また、請求項5の発明の局所空間用除湿機によれば、請求項1乃至4のいずれか1つの除湿機の構造を有する小型の局所空間用除湿機を、クロゼット,押し入れ,下駄箱,脱衣所およびトイレットなどの局所空間に設置することによって、場所を取らずに狭い局所空間を除湿することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図である。
【図2】 図2この発明の第2実施形態の壁掛型の除湿機の概略構成図である。
【図3】 図3(A),(B)は上記除湿機に用いられるダクトの斜視図である。
【図4】 図4は従来の除湿機の概略構成図である。
【符号の説明】
1,21,31…ケーシング、
2,22,32…除湿ロータ、
2a,22a,32a,…吸着領域、
2b,22b,32b…再生領域、
3,23,33…ターボファン、
4,24,34…ヒータ、
5,25,35…除湿通路、
6,26,36…排気通路、
7…凝縮器、
8…タンク、
10,20,30…壁、
50,60…ダクト。
Claims (5)
- 吸着材である除湿ロータ(2,22)と、
室内からの空気を上記除湿ロータ(2,22)の吸着領域(2a,22a)を介して室内に戻すための除湿通路(5,25)と、
室内からの空気を上記除湿ロータ(2,22)の再生領域(2b,22b)を介して排気する排気通路(6,26)と、
上記排気通路(6,26)の上記除湿ロータ(2,22)の上流側に配置され、上記除湿ロータ(2,22)の再生領域(2b,22b)に流入する空気を加熱する加熱手段(4,24)と、
2つの吹出口を有して、上記除湿通路(5,25)および上記排気通路(6,26)に風を送る1つのターボファン(3,23)とを備え、
上記1つのターボファン(3,23)によって、室内空気を上記除湿ロータ(2,22)の吸着領域(2a,22a)を介して吸い込み、吸い込まれた室内空気の一部を1つの上記吹出口から室内に吹き出す一方、吸い込まれた室内空気の残りをもう1つの上記吹出口から吹き出して上記加熱手段(4,24)により加熱して上記除湿ロータ(2,22)の再生領域(2b,22b)に吹き込むことを特徴とする除湿機。 - 請求項1に記載の除湿機において、
上記排気通路( 26)は、室内からの空気を上記除湿ロータ( 22)の再生領域( 22b)を介して室外に排出するものであることを特徴とする除湿機。 - 請求項1に記載の除湿機において、
上記除湿ロータ(2)の再生領域(2b)を通った後の空気の水分を凝縮する凝縮器(7)と、
上記凝縮器(7)により凝縮された水を貯めるタンク(8)とを備えたことを特徴とする除湿機。 - 請求項1に記載の除湿機において、
上記除湿ロータ(2)の再生領域(2b)を通った後の空気の水分を凝縮する凝縮器(7)と、
上記凝縮器(7)により凝縮された水を排水するドレンホースとを備えたことを特徴とする除湿機。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の除湿機の構造を有し、局所空間に設置されることを特徴とする局所空間用除湿機。
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