JP2002098365A - 加湿ユニット - Google Patents
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Abstract
きる加湿ユニットを提供すること。 【解決手段】 加湿ロータ12と吸湿ファン13と加湿
ファン15とを平面に配置して、互いに重ならないよう
にして、加湿ユニットを薄くする。加湿通路Zに略Uま
たはJ字状に屈曲した部分Z1を設ける。これにより、
加湿ロータ12と加湿ファン15とが重ならなくて、平
面に配置されていても、加湿ロータ12から出た加湿空
気を、このUまたはJ字状に屈曲した部分Z1を通し
て、加湿ファン15に導くことができる。加湿ロータ1
2と加湿ファン15との間に電装品箱28を配置する。
Description
を捕集して、例えば、室内に供給する空気に加湿を行う
加湿ユニットに関する。
図5,6に示すようなものがある。この加湿ユニット
は、直方体形状のケーシング1内に、シリカゲルやゼオ
ライト等の吸着材からなる円板状の加湿ロータ2と、シ
ロッコファンからなる吸湿ファン3と、シロッコファン
からなる加湿ファン5と、電気ヒータ6と、吸湿ダクト
7と、電装品箱8を配置している。上記加湿ロータ2と
加湿ファン5と電気ヒータ6とは上下方向に積み重ねて
いる。
ように、吸湿通路Xを空気が流れて、まず、加湿ロータ
2が外気から吸湿し、この吸湿された空気は、吸湿ダク
ト7を通って吸湿ファン3から外部に放出される。一
方、矢印Yに示すように、加湿通路Yを空気が流れて、
まず、外気は、回転している加湿ロータ2の採熱領域を
通って予熱された後、電気ヒータ6でさらに加熱され
る。この加熱された空気は、加湿ロータ2の水分を含ん
だ加湿領域を通って加湿されて加湿空気となり、この加
湿空気は加湿ロータ2の下方の加湿ファン5に吸引され
て室内に供給される。
加湿ユニットでは、加湿ロータ2と加湿ファン5とを上
下方向に積み重ねているため、上下方向の厚さが厚くな
るという問題がある。特に、この加湿ユニットは、室外
機の上に搭載される場合が多いため、上下方向の厚さが
厚いと、据付スペースに入らないという問題が生じる。
て、どこにでも据付けることができる加湿ユニットを提
供することにある。
め、請求項1の発明の加湿ユニットは、加湿ロータと、
この加湿ロータを経由する吸湿通路に空気を流す吸湿フ
ァンと、上記加湿ロータを経由する加湿通路に空気を流
す加湿ファンと、上記加湿通路の空気を加熱する加熱手
段とを備えて、上記加湿ロータが、吸湿通路の空気から
吸湿する一方、加湿通路の加熱された空気に加湿する加
湿ユニットにおいて、上記加湿ロータと加湿ファンと吸
湿ファンとを互いに重ならないように平面に配置したこ
とを特徴としている。
ファンと吸湿ファンとを互いに重ならないように平面的
に配置しているので、薄型化が達成される。したがっ
て、加湿ユニットの据付スペースについての制約がなく
なる。
1に記載の加湿ユニットにおいて、上記加湿通路は、加
湿ロータの一面から出てきた加湿空気を、上記加湿ロー
タの上記一面と同じ側の上記加湿ファンの面に導く略U
またはJ字状に屈曲した部分を有することを特徴として
いる。
またはJ字状に屈曲した部分を有するから、上記加湿ロ
ータと加湿ファンとが重ならなくて、平面に配置されて
いても、加湿ロータから出た加湿空気を、このUまたは
J字状に屈曲した部分によって、加湿ファンに導くこと
ができる。つまり、この略UまたはJ字状に屈曲した部
分を有するから、加湿ロータと加湿ファンとを平面的に
配置することが可能になる。
1または2に記載の加湿ユニットにおいて、上記加湿ロ
ータと加湿ファンとの間、または、上記加湿ロータと吸
湿ファンとの間に電装品箱を配置したことを特徴として
いる。
ファンとの間、または、上記加湿ロータと吸湿ファンと
の間にに電装品箱を配置するので、上記加湿ロータと、
加湿ファンまたは吸湿ファンとの間のスペースを有効に
利用して、構造をコンパクトにできる。
1または2に記載の加湿ユニットにおいて、電装品箱を
備えていなくて、電装品が室外機の電装品箱内の電装品
に接続されることを特徴としている。
品箱がなくて、室外機の電装品箱を加湿ユニット用に兼
用するので、加湿ユニットの構造が簡単になる。
態により詳細に説明する。
は、略直方体形状のケーシング11の中央に円板状の加
湿ロータ12を備える。この加湿ロータ12は、シリカ
ゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材を例えばハニカ
ム状または多孔多粒状に成形してなる。この加湿ロータ
12は、図示しない薄型のモータによって回転させられ
る。さらに、上記ケーシング11内には、上記加湿ロー
タ12の左側にシロッコファンからなる吸湿ファン13
を設け、上記加湿ロータ12の右側にシロッコファンか
らなる加湿ファン15を設けている。上記加湿ロータ1
2と吸湿ファン13と加湿ファン15とは、平面に配置
して、互いに重ならないようにしている。
上方には、加熱手段としての電気ヒータ16を設けてい
る。また、上記加湿ファン15の上方には、電装品箱1
8を設けている。また、上記加湿ロータ12と吸湿ファ
ン13との上方には、吸湿通路Xの一部を形成する吸湿
ダクト17を設けている。上記吸湿通路Xには、矢印X
に示すように、吸湿された空気が流れ、加湿通路Zには
矢印Zに示すように、加湿空気が流れる。上記加湿通路
Zは、図2に示すように、略UまたはJ字状に屈曲した
部分Z1を有する。したがって、上記加湿ロータ12か
ら出た加湿空気は、このUまたはJ字状に屈曲した部分
Z1によって、加湿ファン15に導かれるようになって
いる。
印Xに示すように、吸湿通路Xを空気が流れて、まず、
加湿ロータ12が外気から吸湿し、この吸湿された空気
は、吸湿ダクト17を通って吸湿ファン13から外部に
放出される。一方、矢印Zに示すように、加湿通路Zを
空気が流れて、まず、外気は、回転している加湿ロータ
12の採熱領域を通って予熱された後、電気ヒータ16
でさらに加熱される。この加熱された空気は、加湿ロー
タ12の水分を含んだ加湿領域を通って加湿されて加湿
空気となり、この加湿空気は、略UまたはJ字状に屈曲
した部分Z1を通って、加湿ファン15内に吸引され、
さらに、加湿ファン15から室内に供給される。
ータ12と吸湿ファン13と加湿ファン15とを平面に
配置して、互いに重ならないようにしているので、加湿
ユニットが薄くなる。つまり、加湿ユニットの高さが低
くなる。したがって、室外機の上の狭いスペースに加湿
ユニットを設置できるようになる。
に屈曲した部分Z1を設けているので、加湿ロータ12
と加湿ファン15とが重ならなくて、平面に配置されて
いても、加湿ロータ12から出た加湿空気を、このUま
たはJ字状に屈曲した部分Z1を通して、加湿ファン1
5に導くことができる。つまり、この略UまたはJ字状
に屈曲した部分Z1を有するから、加湿ロータ12と加
湿ファン15とを平面的に配置することが可能になる。
形態は、電装品箱28の配置のみが図1,2の実施の形
態と異なる。したがって、図1、2における構成部と同
一構成部は、同一参照番号を付して説明を省略する。
加湿ロータ12と加湿ファン15との間のスペースに電
装品箱28を配置している。
ァン15との間に電装品箱28を配置するので、上記加
湿ロータ12と加湿ファン15との間のスペースを有効
に利用して、構造をコンパクトにできる。
と加湿ファン15との間に電装品箱28を配置したが、
加湿ロータ12と吸湿ファン13との間に電装品箱を配
置してもよい。
形態は、電装品箱を備えていなくて、図示しない電装品
が、図示しない室外機の電装品箱内の電装品に接続され
ている。
品箱がなくて、室外機の電装品箱を加湿ユニット用に兼
用するので、加湿ユニットの構造が簡単になる。
ヒータを用いたが、電気ヒータに代えて温水ヒータまた
は凝縮器を用いてもよい。
3および加湿ファン15は、加湿ロータ12の下流側に
設けたが、加湿ロータ12の上流側に設けてもよい。ま
た、吸湿ファン、加湿ファンは、シロッコファン以外の
ファンであってもよい。
明の加湿ユニットは、加湿ロータと加湿ファンと吸湿フ
ァンとを互いに重ならないように平面に配置しているの
で、薄くなって、据付スペースを小さくすることができ
る。
通路は、略UまたはJ字状に屈曲した部分を有するか
ら、上記加湿ロータと加湿ファンとが重ならなくて、平
面に配置されていても、加湿ロータから出た加湿空気
を、このUまたはJ字状に屈曲した部分によって、加湿
ファンに導くことができる。つまり、この略UまたはJ
字状に屈曲した部分を有するから、加湿ロータと加湿フ
ァンとを平面的に配置することが可能になる。
ータと加湿ファンとの間、または、加湿ロータと吸湿フ
ァンとの間に電装品箱を配置するので、上記加湿ロータ
と、加湿ファンまたは吸湿ファンとの間のスペースを有
効に利用して、構造をコンパクトにできる。
箱がなくて、室外機の電装品箱を加湿ユニット用に兼用
するので、加湿ユニットの構造が簡単になる。
面図である。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 加湿ロータ(12)と、この加湿ロータ
(12)を経由する吸湿通路(X)に空気を流す吸湿フ
ァン(13)と、上記加湿ロータ(12)を経由する加
湿通路(Z)に空気を流す加湿ファン(15)と、上記
加湿通路(Z)の空気を加熱する加熱手段(16)とを
備えて、上記加湿ロータ(12)が、吸湿通路(X)の
空気から吸湿する一方、加湿通路(Z)の加熱された空
気に加湿する加湿ユニットにおいて、 上記加湿ロータ(12)と加湿ファン(15)と吸湿フ
ァン(13)とを互いに重ならないように平面に配置し
たことを特徴とする加湿ユニット。 - 【請求項2】 請求項1に記載の加湿ユニットにおい
て、上記加湿通路(Z)は、加湿ロータ(12)の一面
から出てきた加湿空気を、上記加湿ロータ(12)の上
記一面と同じ側の上記加湿ファン(15)の面に導く略
UまたはJ字状に屈曲した部分(Z1)を有することを
特徴とする加湿ユニット。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の加湿ユニット
において、上記加湿ロータ(12)と加湿ファン(1
5)との間、または、上記加湿ロータ(12)と吸湿フ
ァン(13)との間に電装品箱(28)を配置したこと
を特徴とする加湿ユニット。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の加湿ユニット
において、電装品箱を備えていなくて、電装品が室外機
の電装品箱内の電装品に接続されることを特徴とする加
湿ユニット。
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