JP2002097922A - エンジンの消音器 - Google Patents

エンジンの消音器

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JP2002097922A JP2000287000A JP2000287000A JP2002097922A JP 2002097922 A JP2002097922 A JP 2002097922A JP 2000287000 A JP2000287000 A JP 2000287000A JP 2000287000 A JP2000287000 A JP 2000287000A JP 2002097922 A JP2002097922 A JP 2002097922A
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outlet pipe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シェル内に、排気管に連なるインレットパイ
プ、大気に開口するアウトレットパイプおよびそれら両
パイプを連通する膨張室とを備えた、エンジンの消音器
において、アウトレットパイプを充分長く延長して、消
音効果を高めながら、シェルの大型化、偏平化を防止
し、かつ、シェル内の残留水の排出を有利にする。 【解決手段】 消音効果を高めるべく、アウトレットパ
イプ20を、排気ガス進入パイプ部21、戻り方向パイ
プ部22、排気ガス排出パイプ部23と、それらを直列
に継ぐ2つの方向転換パイプ25とより長く延長して構
成し、前記パイプ部21,22,23は、シェル2の長
手方向に並列させ、それらの軸線21L,22L,23
Lを三角形の各頂点に位置するように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気系
に接続される消音器に関し、特に、そのシェルの大型
化、偏平化を回避して消音効果を高め、自動車などの車
両用エンジンに適用して好適なエンジンの消音器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの車両用エンジンの排
気系に接続される消音器は、エンジンの排気管に連なる
インレットパイプと、大気に開口するアウトレットパイ
プとそれら両パイプを連通する膨張室とを備えており、
かかる消音器において、前記アウトレットパイプの長さ
を延長すると、排気音の消音効果を増すことが知られて
いる。ところで、このアウトレットパイプを単に長くす
れば、その下流部分すなわちテールパイプが、消音器の
シェルから後方へ長く延長してしまい、これを自動車用
のエンジンに適用しようとすれば、このテールパイプ
が、自動車のリヤバンパなどの機器と干渉するため、自
ずからスペース上の制約があり、シェルから外方にアウ
トレットパイプ(テールパイプ)を延長させることが困
難な場合がある。
【0003】そこで、前記アウトレットパイプをシェル
内で延長させるための技術手段が従来より提案されてお
り、たとえば、アウトレットパイプをシェル内でU字状
に配管する手段(実開昭55−59119号公報参照)
あるいは、アウトレットパイプをシェル内でS字状に配
管する手段(実公平2−41293号公報参照)などが
従来より知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、アウトレットパイプを消音器のシェル内で延長させ
る場合において、特に、アウトレットパイプをより長く
すべく、これをS字状に配管するのに、前記従来のもの
のように、S字状配管の各直線状部分を同一平面上に配
置すると、その平面方向の消音器のシェル径を大きくし
なければならず、その結果、消音器のシェルが偏平化し
て、シェルの面剛性が低下して別途に補強手段が必要に
なったり、消音器のシェルが大型化するなどの問題があ
る。
【0005】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
であり、シェル内に配置されるアウトレットパイプの構
成に改良を加えることにより、前記問題をすべて解決で
きるようにした、新規な、エンジンの消音器を提供する
ことを主な目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本請求項1記載の発明は、シェルと、このシェルに
設けられエンジンの排気管に連なるインレットパイプ
と、前記シェルに設けられ大気に開口するアウトレット
パイプと、前記シェル内でそれら両パイプを連通する膨
張室とを備え、エンジンからの排気ガスをインレットパ
イプを介して膨張室に導き、さらに、そこからアウトレ
ットパイプを介して大気に排出するようにした、エンジ
ンの消音器において、前記アウトレットパイプを、各々
直線状をなす、排気ガス進入パイプ部、ガス戻り方向パ
イプ部、および排気ガス排出パイプ部と、それらを直列
に連結する各々湾曲状をなす、二つの方向変換パイプ部
とで構成し、前記排気ガス進入パイプ部、戻り方向パイ
プ部、および排気ガス排出パイプ部は、シェルの長手方
向に沿って並列され、かつ、それらのパイプ部の軸線が
三角形の各頂点に位置するように配置され、さらに、排
気ガス進入パイプ部は、シェルの底部寄りに配置されて
いることを特徴としており、かかる特徴によれば、消音
器のシェルの偏平化や大型化を回避することができ、ま
た、消音器内の残留水の排出に有利である。
【0007】また、前記目的を達成するため、本請求項
2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前
記アウトレットパイプの中間部の上部領域に、シェル内
に開口する排気音の干渉孔を設けたことを特徴としてお
り、かかる特徴によれば、消音器のシェルの偏平化や大
型化を回避することができ、また、消音器内の残留水の
排出に有利であることに加えて、アウトレットパイプ内
での排気音の共鳴を効果的に防止でき、さらに、アウト
レットパイプ内の残留水が大気に排出されずに、シェル
に戻ることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】本実施例は、本発明消音器を、自動車用エ
ンジンの排気系に実施した場合であり、図1は、本発明
消音器を備えたエンジンの排気系の概略平面図、図2
は、消音器の、図3の2−2線に沿う横断平面図、図3
は、図2の3−3線に沿う断面図、図4は、図2の4−
4線に沿う断面図、図5は、図2の5−5線に沿う断面
図、図6は、図3の6−6線に沿う断面図である。
【0010】図1において、全体を符号Eで示す自動車
用のエンジンには、その運転により排出される排気ガス
を大気に排出するための排気系Exが接続されており、
この排気系Exは、エンジンEの排気ポートに連結され
る排気マニホールドMfと、その下流端に接続される排
気管1に、その上流側から下流側に沿って順次接続され
る、触媒C、プリチャンバP、および消音器Mを備えて
いる。
【0011】前記排気系ExがエンジンEに接続される
とき、図3に示すように、シェル2は、若干前傾姿勢を
採るように、水平面に対して傾斜角θをもって傾斜して
配置され、そのシェル2内に溜まった残留水(後に詳
述)がその前部に集まるようになっている。
【0012】そして、エンジンEの運転により、そこか
ら排出された排気ガスは、触媒Cによりその有害成分が
浄化され、プリチャンバPにより一次消音され、さらに
消音器Mにより二次消音されて大気に排出される。
【0013】つぎに、本発明の要旨である消音器Mの構
造を、図1〜6を参照して詳細に説明する。
【0014】消音器Mのケーシングを構成するシェル2
は、ステンレス製に板材を楕円筒状に巻曲し、その両端
縁同志を、一体に接合して構成されるシェル本体2a
と、その左右開口端に、気密にかしめ固定される前、後
部端板2b,2cとにより密閉の中空楕円状に形成され
ている。この楕円状のシェル2は、その短径側を上下方
向に向けて排気管1の下流部に接続される。そして、こ
のシェル2の前部端板2bには、プリチャンバPに連通
される排気管1が、また、その後部端板2cには、大気
に開口するテールパイプ9がそれぞれ気密に接続されて
いる。
【0015】前記シェル2内には、その長手方向に間隔
をあけて第1の仕切板3および第2の仕切板4が、前記
前、後部端板2b,2cと略平行に固着されており、シ
ェル2の長手方向の中間部には、第1の仕切板3と第2
の仕切板4とによって第1の膨張室5が区画され、ま
た、第1の膨張室5の前側には、前部端板2bと第1の
仕切板3とにより第2の膨張室6が区画され、さらに、
前記第1の膨張室5の後側には、第2の仕切板4と後部
端板2cとにより共鳴室7が区画される。
【0016】図4に示すように、第1の仕切板3には、
複数の連通孔15,16,17が間隔をあけて開口され
ており、これらの連通孔15,16,17を介して第1
の膨張室5と第2の膨張室6とが相互に連通されてい
る。また、図5に示すように、第2の仕切板4には、複
数の小さな連通孔18が開口され、これらの連通孔18
を介して第2の膨張室5と共鳴室7とが相互に連通され
ている。
【0017】図2に示すように、排気管1の後端(下流
端)には、シェル2内に配設されるインレットパイプ1
0の前端(上流端)が連通して接続される。このインレ
ットパイプ10は、その全長にわたり直状をなして前記
前部端板2b、第1の仕切板3および第2の仕切板4に
貫通支持されて、シェル2内を長手方向に延びている。
そして、前記共鳴室7内に位置する後半部10rは、そ
の第1および第2の膨張室5,6内に位置する前半部1
0fよりも小径に形成されている。また、このインレッ
トパイプ10の後端はキャップ11により閉じられてい
る。インレットパイプ1の、第1の膨張室5に対応する
部分には、多数の小孔よりなる、排出孔12が開口さ
れ、これらの排出孔12を通してインレットパイプ10
内は、第1の膨張室5内に連通される。また、インレッ
トパイプ10の、第2の膨張室6に対応する部分にも多
数の小孔よりなる排出孔13が開口され、これらの排出
孔13を通してインレットパイプ10内は、第2の膨張
室6内に連通される。さらに、インレットパイプ10
の、共鳴室7に対応する部分にも多数の小孔よりなる排
出孔14が開口され、これらの排出孔14を通してイン
レットパイプ10内は、共鳴室7内に連通される。
【0018】したがって、排気管1からインレットパイ
プ10に流入した排気ガスは、排出孔12,13を通っ
て第1、第2の膨張室5,6に入り、さらに、インレッ
トパイプ10に流入した排気ガスの一部は、排出孔14
を通って共鳴室7にも入り、排気の膨張、共鳴作用によ
り排気振動の減衰がなされ、排気音の一次的な消音が行
われる。そして、インレットパイプ10より排出された
排気ガスは、第2膨張室6に合流されたのち、後述する
アウトレットパイプ20に入り、ここで、排気音の二次
的な消音が効果的に行われる。
【0019】前記シェル2内には、前記インレットパイ
プ10に並列してアウトレットパイプ20が配設されて
いる。このアウトレットパイプ20は、全体として、シ
ェル2の長手方向に沿ってS字状に屈曲して長く延長さ
れていて、各々直線状をなす、排気ガス進入パイプ部2
1、戻り方向パイプ部22および排気ガス排出パイプ部
23と、それらを一本に連結する二つの、上流および下
流側方向転換パイプ部24,25とで構成され、2回に
わたり屈曲されている。
【0020】前記直状の排気ガス進入パイプ部21は、
シェル2内の底部一側で、そのシェル2の軸線と平行に
配置されて第1および第2の仕切板3,4に開口した支
持孔26,29に貫通支持されている。そして、その前
端(上流端)が末広状に拡開されて前記第2膨張室6内
に開口され、また、その後端(下流端)は、前記共鳴室
7内にあって、上流側の方向転換パイプ部24に接続さ
れる。そして、この排気ガス導入パイプ部21は、シェ
ル2内の底部に配置されることにより、後に述べるよう
に、シェル2内の残留水のアウトレットパイプ20への
導入に有効である。
【0021】また、この戻り方向パイプ部22は、シェ
ル2内の上方にあって、その左右方向の中央部に位置し
ていて、そのシェル2の軸線と平行に配置されており、
第1および第2の仕切板3,4に開口した支持孔27,
30に貫通支持されている。そして、その後端(上流
端)が前記共鳴室7内にあって上流側の方向転換パイプ
部24に接続され、また、その前端(下流端)は、第2
の膨張室6内にあって、下流側の方向転換パイプ部25
に接続される。さらに、前記排気ガス排出パイプ部23
は、シェル2内の下部で、その左右方向の略中央部に位
置していて、そのシェル2の軸線と平行に配置されてお
り、第1、第2の仕切板3,4および後部端板2cに開
口した支持孔28,31および32に貫通支持されてい
る。そして、その前端(上流端)が前記第2膨張室6内
にあって下流側の方向転換パイプ部25に接続され、ま
たその後端(下流端)は、大気に開口されて、前記テー
ルパイプ9に接続されている。
【0022】図4,5に示すように、アウトレットパイ
プ20を構成する3本のパイプ部、すなわち排気ガス進
入パイプ部21、戻り方向パイプ部22、および排気ガ
ス排出パイプ部23は、互いにほぼ平行であって、シェ
ル2の長手方向に沿って並列され、それらのパイプ部2
1,22,23の軸線21L,22L,23Lが三角形
の各頂点に位置するように配置されている。そして、ア
ウトレットパイプ20を構成する、これら3本のパイプ
部21,22,23が、かかる配置を採ることにより、
アウトレットパイプ20が、シェル2内において占有す
る上下方向あるいは左右方向のスペースを短縮化して、
シェル2の小型化に寄与することができる。
【0023】しかして、アウトレットパイプ20の中間
部、この実施例では、戻り方向パイプ部22の長手方向
の上部領域、すなわち第1の膨張室5に対応する上部領
域には、多数の小孔よりなる排気音干渉孔34が開口さ
れている。この排気音干渉孔34は、後に詳しく述べる
ように、長いアウトレットパイプ20を流れる排気ガス
の排気音の共鳴を効果的に防止できる機能を有する。
【0024】図3に示すように、前記第1の仕切板3、
第2の仕切板4の最下部には、それらの前後を連通させ
る水通し孔36,37が設けられ、シェル2内に溜まっ
た残留水は、このシェル2が前述したように、若干前傾
姿勢にあることから、それらの水通し孔36,37を通
ってシェル2内の前部に集められ、その残留水は、前記
アウトレットパイプ20を通って外部に排出される。
【0025】つぎに、この実施例の作用について説明す
る。
【0026】いま、エンジンEが運転され、そこから排
出した排気ガスは、排気系Exへと導かれる。そして排
気系Exを流れる排気ガスは、消音器M内に入り、ここ
で排気音の主たる消音が行われる。
【0027】図2に矢印Aで示すように、排気管1より
インレットパイプ10に流入した排気ガスは、排出孔1
2および排出孔13を通って第1の膨張室5および第2
の膨張室6に入り、さらに、排気ガスの一部は、排出孔
14を通って共鳴室7にも入り、排気の膨張、共鳴の複
合作用により、排気振動エネルギの効果的な減衰が行わ
れて一次的な排気音の消音がなされる。
【0028】共鳴室7内の排気ガスは、小さな連通孔1
8を通って第1の膨張室5内に入り、さらに、第1の膨
張室5内の排気ガスは、第1の仕切板3の連通孔15,
16,17を通って第2の膨張室6内に入り、該室6内
で合流した排気ガスは、図2に矢印Bで示すように、排
気ガス進入パイプ部21の開口端よりアウトレットパイ
プ20内に流入する。しかして、このアウトレットパイ
プ20は、前述したように、S字状に迂回屈曲させて長
く延長したことにより、アウトレットパイプ20内の排
気ガスは、該パイプ20内を流れる間に、排気音がさら
に減衰されて、その消音が二次的に、効果的に行われ
る。そして充分に消音された排気ガスは、排気ガス排出
パイプ部23の後端より、図2に矢印Cで示すように、
テールパイプ9を通って大気に排出される。
【0029】ところで、排気音の消音効果を高めるべ
く、前記アウトレットパイプ20を、S字状に迂回屈曲
させて長く延長したにも拘らず、該パイプ20の主体部
分を構成する、排気ガス進入パイプ部21、戻り方向パ
イプ部22、および排気ガス排出パイプ部23は、シェ
ル2の長手方向に沿って並列させ、かつ、それらのパイ
プ部21,22,23の軸線21L,22L,23Lを
三角形の各頂点にくるように配置したので、シェル2の
偏平化による剛性の低下や、その大型化を抑制すること
ができる。
【0030】また、シェル2内には残留水が貯留される
が、この残留水は、シェル2が前傾姿勢であることによ
り、第2および第1の仕切板4,3の最下部の水通し孔
37,36を通って、そのシェル2の前部の下方に集め
られる。そして、この集められた残留水は、アウトレッ
トパイプ20の排気ガス進入パイプ部12の開口端よ
り、そのアウトレットパイプ20を経由して大気に排出
されるが、その際に、前記排気ガス進入パイプ部21
は、シェル2の底部寄りに位置していることにより、シ
ェル2内の残留水の排出を有利に行うことができる。
【0031】なお、前記残留水とは、高温の排気ガスが
シェル2内で冷却されて、そこに含まれる水分が露化
し、凝縮水となってシェル2内に溜まった水や、洗車時
にアウトレットパイプ20から侵入したシェル2内の溜
まった水をいう。
【0032】また、アウトレットパイプ20の長さを延
長すると、排気音の消音効果が増すが、アウトレットパ
イプ20を長く延長すると、反面そのアウトレットパイ
プ20内で排気ガスの排気音振動の共鳴が生じ易くな
り、こうした共鳴が生じると結果として充分な消音効果
が得られない場合がある。この場合、アウトレットパイ
プ20の中間部、この実施例では、戻り方向パイプ部2
2に排気音干渉孔34を形成すれば、排気ガス進入パイ
プ部21を経由しない音響的に位相のずれた排気音の波
をアウトレットパイプ20のほぼ中央部で、そのアウト
レットパイプ20を通過する排気ガスに排気音に干渉さ
せることができ、アウトレットパイプ20内での排気音
の共鳴を効果的に防止できる。また、排気音干渉孔34
を戻り方向パイプ部22の上部領域に形成したので、消
音器M内の残留水が、アウトレットパイプ20を経由し
て消音器M外に排出される際に、途中で残留水が排気音
干渉孔34から落下することもなく、アウトレットパイ
プからの残留水の排出も確実になされる。
【0033】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば、前記
実施例では、シェル内の上部に戻り方向パイプ部を、そ
の下部に排気ガス排出パイプ部を配置したが、シェル内
の上部に排気ガス排出パイプ部を、その下部に戻り方向
パイプ部を配置してもよい。また、前記実施例では、排
気音干渉孔を戻り方向パイプ部の上部に形成したが、こ
の排気音干渉孔は、アウトレットパイプの中間部であれ
ば、その他の部分の上部に形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本請求項1記載の発明に
よれば、エンジンの消音器において、アウトレットパイ
プを構成する、排気ガス進入パイプ部、戻り方向パイプ
部、および排気ガス排出パイプ部を、シェルの長手方向
に沿って並列し、かつ、それらのパイプ部の軸線が三角
形の各頂点に位置するように配置したので、消音器のシ
ェルの偏平化や大型化を回避することができ、さらに、
排気ガス進入パイプ部を、シェルの底部寄りに配置した
ので、消音器内の残留水の排出に有利である。
【0035】また、前記目的を達成するため、本請求項
2記載の発明によれば、消音器のシェルの偏平化や大型
化を回避することができ、また、消音器内の残留水の排
出に有利であることに加えて、アウトレットパイプの中
間部の上部領域に、排気音干渉孔を設けたので、そのア
ウトレットパイプ内での排出音の共鳴を効果的に防止で
き、さらに、アウトレットパイプ内の残留水が大気に排
出されずに、シェルに戻ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明消音器を備えたエンジンの排気系の概略
平面図
【図2】消音器の、図3の2−2線に沿う横断平面図
【図3】図2の3−3線に沿う断面図
【図4】図2の4−4線に沿う断面図
【図5】図2の5−5線に沿う断面図
【図6】図3の6−6線に沿う断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・排気管 2・・・・・・・・・・シェル 5・・・・・・・・・・膨張室(第1の膨張室) 6・・・・・・・・・・膨張室(第2の膨張室) 10・・・・・・・・・インレットパイプ 20・・・・・・・・・アウトレットパイプ 21・・・・・・・・・排気ガス進入パイプ部 21L・・・・・・・・軸線 22・・・・・・・・・戻り方向パイプ部 22L・・・・・・・・軸線 23・・・・・・・・・排気ガス排出パイプ部 23L・・・・・・・・軸線 24・・・・・・・・・方向転換パイプ部(上流側方向
転換パイプ部) 25・・・・・・・・・方向転換パイプ部(下流側方向
転換パイプ部) 34・・・・・・・・・排気音干渉孔 E・・・・・・・・・・・エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 豪 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G004 AA01 BA01 CA01 CA11 DA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル(2)と、このシェル(2)に設
    けられエンジン(E)の排気管(1)に連なるインレッ
    トパイプ(10)と、前記シェル(2)に設けられ大気
    に開口するアウトレットパイプ(20)と、前記シェル
    (2)内でそれら両パイプ(10,20)を連通する膨
    張室(5,6)とを備え、エンジン(E)からの排気ガ
    スをインレットパイプ(10)を介して膨張室(5,
    6)に導き、さらに、そこからアウトレットパイプ(2
    0)を介して大気に排出するようにした、エンジンの消
    音器において、 前記アウトレットパイプ(20)を、各々直線状をな
    す、排気ガス進入パイプ部(21)、ガス戻り方向パイ
    プ部(22)、および排気ガス排出パイプ部(23)
    と、それらを直列に連結する各々湾曲状をなす、二つの
    方向変換パイプ部(24,25)とで構成し、前記排気
    ガス進入パイプ部(21)、戻り方向パイプ部(2
    2)、および排気ガス排出パイプ部(23)は、シェル
    (2)の長手方向に沿って並列され、かつ、それらのパ
    イプ部(21,22,23)の軸線(21L,22L,
    23L)が三角形の各頂点に位置するように配置され、
    さらに、排気ガス進入パイプ部(21)は、シェル
    (2)の底部寄りに配置されていることを特徴とする、
    エンジンの消音器。
  2. 【請求項2】 前記アウトレットパイプ(20)の中間
    部の上部領域に、シェル(2)内に開口する排気音干渉
    孔(34)を設けたことを特徴とする、前記請求項1記
    載のエンジンの消音器。
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