JP2015007382A - 排気消音器 - Google Patents

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Koji Miike
浩二 三池
和宏 津田
Kazuhiro Tsuda
和宏 津田
直樹 奥原
Naoki Okuhara
直樹 奥原
金子 靖
Yasushi Kaneko
金子  靖
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Abstract

【課題】シェル内に、インレットパイプの下流端部が開口される膨張室を含む複数の膨張室が排気ガスを順次流通させるようにして形成され、複数の膨張室のうち排気ガスの流通順で最後の膨張室に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプが、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前シェル内で屈曲して形成される排気消音器において、耐久性および吸音性能の向上を図りつつコンパクトに構成することを可能とする。
【解決手段】排気ガスの流通順で最後の膨張室17に隣接してシェル12内に形成される吸音室23に吸音材24が充填され、アウトレットパイプ19の吸音室23に臨む部分に複数のパンチング孔25が設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シェル内に、インレットパイプの下流端部が開口される膨張室を含む複数の膨張室が排気ガスを順次流通させるようにして形成され、複数の前記膨張室のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプが、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル内で屈曲して形成される排気消音器に関する。
2箇所に略U字状の屈曲部を有して屈曲するように形成されるとともに3つの膨張室にわたるアウトレットパイプの中間部の膨張室に臨む部分に、複数のパンチング孔が設けられるようにした排気消音器が特許文献1で知られている。また屈曲成形されたアウトレットパイプの下流寄りの部分に複数のパンチング孔が設けられ、そのパンチング孔が設けられた部分でアウトレットパイプに吸音材が巻き付けられ、その吸音材が金属筒で覆われるようにした排気消音器が特許文献2で知られている。
特開2002−097922号公報 特開2004−124708号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、パンチング孔がアウトレットパイプの中間部に設けられており、パンチング孔が設けられる部分では排気ガスが比較的低温となるのに起因して凝縮水がアウトレットパイプ内に生じ、その凝縮水がパンチング孔から膨張室内に排出されるのを防止するために、パンチング孔の配設部分がアウトレットパイプの上部域に限定されてしまい、吸音効果の向上に妨げとなる。
また上記特許文献2で開示されるものでは、吸音材の搭載量に限界があり、吸音性能が低いものとなってしまうので吸音材の量を多くすると、膨張室の容量低下を招いてしまう。また吸音材に加えて金属筒が必要であり、部位品点数の増加および重量の増加を招いてしまう。さらにアウトレットパイプの下流寄りの部分に設けられるパンチング孔から排出された凝縮水が吸音材に含まれてしまい、これによっても吸音性能が低下するととも耐久性が低下してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、耐久性の向上および吸音性能の向上を図りつつコンパクトに構成することを可能とした排気消音器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シェル内に、インレットパイプの下流端部が開口される膨張室を含む複数の膨張室が排気ガスを順次流通させるようにして形成され、複数の前記膨張室のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプが、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル内で屈曲して形成される排気消音器において、前記最後の膨張室に隣接して前記シェル内に形成される吸音室に吸音材が充填され、前記アウトレットパイプの前記吸音室に臨む部分に複数のパンチング孔が設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記シェル内に、前記インレットパイプの下流端部が開口される第1の膨張室と、前記最後の膨張室である第2の膨張室と、第1および第2の膨張室間に挟まれる前記吸音室とが形成されることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、少なくとも1つの前記膨張室に配置される前記屈曲部の下部に排水孔が設けられることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、排気ガスの流通順で最後の膨張室にアウトレットパイプの上流端部が開口され、最後の膨張室に隣接してシェル内に形成される吸音室に吸音材が充填され、アウトレットパイプの最も上流側の部分にパンチング孔が設けられるので、前記パンチング孔が設けられる部分ではアウトレットパイプ内を流通する排気ガスの温度は比較的高温のままであり、したがってアウトレットパイプ内の凝縮水がパンチング孔から排出されることを抑制することができ、アウトレットパイプの周方向でパンチング孔の配設部分が限定されてしまうことはないので、多数のパンチング孔から吸音材に高周波の音を吸収することで吸音性能の向上を図ることができる。しかも吸音室内に吸音材を充填することで膨張室の容量減少を回避しつつ吸音材の量を多くすることができ、排気消音器をコンパクトに構成しつつ吸音性能の向上を図ることができる。さらに吸音材が凝縮水を含むことはないので、これによっても吸音性能の向上を図りつつ耐久性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、インレットパイプの下流端部が開口される第1の膨張室と、排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室との間に吸音室が挟まれるので、充分な量の吸音材を吸音室に充填することができ、部品点数および重量の増加を回避しつつ充分な消音効果を得ることができるようにして排気消音器をコンパクトに構成することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、膨張室に配置される屈曲部の下部に排水孔が設けられるので、排気消音器内の比較的低い位置に排水孔を配置させ易く、この排水孔から排出される凝縮水が吸音材に触れることもなく、消音性能および耐久性能に凝縮水が及ぼす影響を排除することができる。
第1の実施の形態の排気消音器の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2で示す部分を斜め上方から見た斜視図である。 第2の実施の形態の図2に対応した断面図である。 第3の実施の形態の図2に対応した断面図である。 第4の実施の形態の排気消音器の側面図である。 図6の7−7線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図3を参照しながら説明すると、たとえば四輪車両に用いられる排気消音器のシェル12内に、インレットパイプ18の下流端部が開口される第1の膨張室16と、第2の膨張室17とが排気ガスを順次流通させるようにして形成され、第1および第2の膨張室16,17のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室17に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプ19が前記シェル12内で屈曲して形成される。
前記シェル12は、横断面形状を矩形としたシェル本体13の一端部に皿状の蓋板14が溶接、結合されるとともに前記シェル本体13の他端部に皿状の蓋板15が溶接、結合されて成るものであり、第1の膨張室16は、前記シェル12の一端側の前記蓋板14と、前記シェル本体13の内周に外周が溶接、結合される仕切り板20との間で前記シェル12内に形成される。また第2の膨張室17は、前記シェル12の他端側の前記蓋板15と、前記仕切り板20から前記シェル12の他端側に間隔をあけた位置で前記シェル本体13の内周に外周が溶接、結合される仕切り板21との間で前記シェル12内に形成される。また両仕切り板20,21間で前記シェル12内には吸音室23が形成される。
前記インレットパイプ18は、前記シェル12の他端側で前記蓋板15を気密に貫通して第2の膨張室17に突入するとともに、第2の膨張室17側から前記仕切り板21,20を順番にかつ気密に貫通するようにして配設され、第1の膨張室16に前記インレットパイプ18の下流端部が開口される。また第1および第2の膨張室16,17を相互に連結させる連通管22が両仕切り板20,21を気密に貫通するように配設される。
前記アウトレットパイプ19は、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル12内で屈曲して形成されるものであり、この第1の実施の形態では、第2の膨張室17に一端部を開口させて前記仕切り板21,20をこの順で気密に貫通する第1の直管部19aと、第1の膨張室16内で略U字状に屈曲するとともに第1の直管部19aの他端部に一端部が連設される第1の屈曲部19bと、第1の屈曲部19bの他端部に一端部が連設されて前記仕切り板20,21をこの順で気密に貫通する第2の直管部19cと、第2の膨張室17内で第2の直管部19cの他端部に一端部が連設される第2の屈曲部19dと、第2の屈曲部19dの他端部に一端部が連設されて前記仕切り板21,20および前記シェル12の一端側の蓋板14を気密に貫通する第3の直管部19eとを一体に有するように形成され、第2の屈曲部19dは、平面視で略U字状に屈曲するとともに前記インレットパイプ18の下方を通るようにして前記インレットパイプ18の下方側に屈曲して形成され、第3の直管部19eの他端部が大気に開口する。
第1および第2の膨張室16,17のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室17に隣接する吸音室23は、前記仕切り板20,21間で前記シェル12内に形成されており、この吸音室23にグラスウール等の吸音材24が充填される。
前記アウトレットパイプ19の前記吸音室23に臨む部分、すなわち第1の直管部19aの中間部には、複数のパンチング孔25がその全周にわたって設けられる。
また前記アウトレットパイプ19は、第1の膨張室16に配置される第1の屈曲部19bと、第2の膨張室17に配置される第2の屈曲部19dとを有するが、1つの膨張室、この実施の形態では、第2の膨張室17に配置される第2の屈曲部19dの下部に排水孔26が設けられる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室17に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプ19が、少なくとも1箇所、この実施の形態では2箇所に略U字状である第1および第2の屈曲部19b,19dを有するようにしてシェル12内で屈曲して形成され、第2の膨張室17に隣接して前記シェル12内に形成される吸音室23に吸音材24が充填され、前記アウトレットパイプ19の前記吸音室23に臨む部分に複数のパンチング孔25が設けられる。したがって前記パンチング孔25が設けられる部分ではアウトレットパイプ19内を流通する排気ガスの温度は比較的高温のままであり、したがってアウトレットパイプ19内の凝縮水がパンチング孔25から排出されることを抑制することができ、アウトレットパイプ19の周方向でパンチング孔25の配設部分が限定されてしまうことはないので、多数のパンチング孔25からの高周波の音を吸音材24で吸収することで吸音性能の向上を図ることができる。しかも吸音室23内に吸音材24を充填することで第1および第2の膨張室16,17の容量減少を回避しつつ吸音材24の量を多くすることができ、排気消音器をコンパクトに構成しつつ吸音性能の向上を図ることができる。さらに吸音材24が凝縮水を含むことはないので、これによっても吸音性能の向上を図りつつ耐久性を高めることができる。
また前記シェル12内に、前記インレットパイプ18の下流端部が開口される第1の膨張室16と、第2の膨張室17との間に挟まれるようにして前記吸音室23が形成されるので、充分な量の吸音材24を吸音室23に充填することができ、部品点数および重量の増加を回避しつつ充分な消音効果を得ることができるようにして排気消音器をコンパクトに構成することができる。
さらに少なくとも1つの膨張室である第2の膨張室17に配置される第2の屈曲部19dの下部に排水孔26が設けられるので、排気消音器内の比較的低い位置に排水孔26を配置させ易く、この排水孔26から排出される凝縮水が吸音材24に触れることもなく、消音性能および耐久性能に凝縮水が及ぼす影響を排除することができる。
本発明の第2の実施の形態について図4を参照しながら説明すると、この排気消音器のシェル32内には、インレットパイプ38の下流端部が開口される第1の膨張室36と、第2の膨張室37とが排気ガスを順次流通させるようにして形成され、第1および第2の膨張室36,37のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室37に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプ39が前記シェル32内で屈曲して形成される。
前記シェル32は、横断面形状を矩形としたシェル本体33の一端部に皿状の蓋板34が溶接、結合されるとともに前記シェル本体33の他端部に皿状の蓋板35が溶接、結合されて成るものであり、第1の膨張室36は、前記シェル32の他端側の前記蓋板35と、前記シェル本体33の内周に外周が溶接、結合される仕切り板40との間で前記シェル32内に形成される。また第2の膨張室37は、前記シェル32の一端側の前記蓋板34と、前記仕切り板40から前記シェル32の一端側に間隔をあけた位置で前記シェル本体33の内周に外周が溶接、結合される仕切り板41との間で前記シェル32内に形成される。また両仕切り板40,41間で前記シェル32内には吸音室43が形成される。
前記インレットパイプ38は、前記シェル32の他端側で前記蓋板35を気密に貫通するようにして配設され、第1の膨張室36に前記インレットパイプ38の下流端部が開口される。また第1および第2の膨張室36,37を相互に連結させる連通管42が両仕切り板40,41を気密に貫通するように配設される。
前記アウトレットパイプ39は、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル32内で屈曲して形成されるものであり、第2の膨張室37に一端部を開口させて前記仕切り板41,40をこの順で気密に貫通する第1の直管部39aと、第1の膨張室36内で略U字状に屈曲するとともに第1の直管部39aの他端部に一端部が連設される屈曲部39bと、その屈曲部39bの他端部に一端部が連設されて前記仕切り板40,41および前記シェル32の一端側の蓋板34を気密に貫通する第2の直管部39cとを一体に有するように形成され、第1の膨張室36内で前記屈曲部39bは前記インレットパイプ38の下方を通るように配置され、第2の直管部39cの他端が大気開口する。
第1および第2の膨張室36,37のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室37に隣接する吸音室43は、前記両仕切り板40,41間で前記シェル32内に形成されており、この吸音室43にグラスウール等の吸音材24が充填される。
前記アウトレットパイプ39の前記吸音室43に臨む部分、すなわち第1の直管部39aの中間部には、複数のパンチング孔45がその全周にわたって設けられる。
また前記アウトレットパイプ39において第1の膨張室36に配置される前記屈曲部39bの下部に排水孔46が設けられる。
この第2の実施の形態によっても上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明の第3の実施の形態について図5を参照しながら説明すると、この排気消音器のシェル32は、上記第2の実施の形態と同様に構成されており、シェル32の蓋板35を気密に貫通するインレットパイプ38の下流端部が第1の膨張室36に開口され、第1および第2の膨張室36,37を相互に連結させる連通管42が両仕切り板40,41を気密に貫通するように配設される。
第1および第2の膨張室36,37のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室である第2の膨張室37に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプ47が前記シェル32内で屈曲して形成される。
前記アウトレットパイプ47は、略U字状の屈曲部を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル32内で屈曲して形成されるものであり、第2の膨張室37に一端部を開口させて前記仕切り板41,40をこの順で気密に貫通する第1の直管部47aと、第1の膨張室36内で略U字状に屈曲するとともに第1の直管部47aの他端部に一端部が連設される第1の屈曲部47bと、第1の屈曲部47bの他端部に一端部が連設されて前記仕切り板40,41を気密に貫通する第2の直管部47cと、第2の膨張室37内で略U字状に屈曲するとともに第2の直管部47cの他端部に一端部が連設される第2の屈曲部47dと、第2の屈曲部47dの他端部に一端部が連設されて前記仕切り板41,40および蓋板35を気密に貫通する第3の直管部47eとを一体に有して略S字状に形成され、第3の直管部47eの他端が大気に開口される。
前記アウトレットパイプ47の前記吸音室43に臨む部分、すなわち第1の直管部47aの中間部には、複数のパンチング孔48がその全周にわたって設けられる。
また前記アウトレットパイプ47において第2の膨張室37に配置される第2の屈曲部47dの下部に排水孔49が設けられる。
この第3の実施の形態によっても上記第1および第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明の第4の実施の形態について図6および図7を参照しながら説明すると、この排気消音器のシェル52は、上端を開放した矩形の箱状のシェル本体53と、そのシェル本体53の上端開口部を閉じるようにしてシェル本体53の上端部に結合されるカバー部材54とから成る。
このシェル52内の構造は、図1〜図3で示した第1の実施の形態と基本的に同一に構成されるものであり、インレットパイプ18の下流端部が開口される第1の膨張室16と、第2の膨張室17と、グラスウール等の吸音材24が充填される吸音室23とが、シェル52内に仕切り板20,21で仕切ることで形成され、両仕切り板20,21を気密に貫通する連通管22で第1および第2の膨張室16,17が相互に連通される。
第2の膨張室17に上流端部が開口されるアウトレットパイプ19は、第1の実施の形態と同様にして、第2の膨張室17に一端部を開口させるとともに吸音室23に臨む部分の中間部に複数のパンチング孔25が設けられる第1の直管部19aと、第1の膨張室16内で略U字状に屈曲して第1の直管部19aの他端部に一端部が連設される第1の屈曲部19bと、第1の屈曲部19bの他端部に一端部が連設される第2の直管部19cと、第2の膨張室17内で略U字状に屈曲して第2の直管部19cの他端部に一端部が連設されるとともに排水孔26が下部に設けられる第2の屈曲部19dと、第2の屈曲部19dの他端部に一端部が連設される第3の直管部19eとを一体に有するように形成され、第3の直管部19eの他端部が大気に開口する。
この第4の実施の形態によっても上記第1〜第3の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
12,32,52・・・シェル
16,17,36,37・・・膨張室
18,38・・・インレットパイプ
19,39,47・・・アウトレットパイプ
19b,19d;39b;47b,47d・・・屈曲部
23,43・・・吸音室
24・・・吸音材
25,45,48・・・パンチング孔
26,46,49・・・排水孔

Claims (3)

  1. シェル(12,32,52)内に、インレットパイプ(18,38)の下流端部が開口される膨張室(16,36)を含む複数の膨張室(16,36;17,37)が排気ガスを順次流通させるようにして形成され、複数の前記膨張室(16,36;17,37)のうち前記排気ガスの流通順で最後の膨張室(17,37)に上流端部を開口させるとともに下流端部を大気に開口させたアウトレットパイプ(19,39,47)が、略U字状の屈曲部(19b,19d;39b;47b,47d)を少なくとも1箇所に有するようにして前記シェル(12,32,52)内で屈曲して形成される排気消音器において、前記最後の膨張室(17,37)に隣接して前記シェル(12,32,52)内に形成される吸音室(23,43)に吸音材(24)が充填され、前記アウトレットパイプ(19,39,47)の前記吸音室(23,43)に臨む部分に複数のパンチング孔(25,45,48)が設けられることを特徴とする排気消音器。
  2. 前記シェル(12,32,52)内に、前記インレットパイプ(18,38)の下流端部が開口される第1の膨張室(16,36)と、前記最後の膨張室である第2の膨張室(17,37)と、第1および第2の膨張室(16,36;17,37)間に挟まれる前記吸音室(23,43)とが形成されることを特徴とする請求項1記載の排気消音器。
  3. 少なくとも1つの前記膨張室(17,36,37)に配置される前記屈曲部(19d,39b,47d)の下部に排水孔(26,46,49)が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の排気消音器。
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