JP2002097754A - 屋根葺き構造並びに受金具及び屋根材 - Google Patents
屋根葺き構造並びに受金具及び屋根材Info
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Abstract
高い止水性を得ることのできる屋根葺き構造を提供す
る。 【解決手段】受金具4の両側部に上下二段の受止部46
4,465を形成し、すくい側冠状部6の内側係止部6
2を下段受止部465に、外端係止部66を上段受止部
464にそれぞれ係止させ、かぶせ側冠状部7の内側係
止部72及び外端係止部76を両下段係止部464に係
止させる。また、すくい側冠状部6の内側斜面部63と
かぶせ側冠状部7の内側斜面部73及び外側斜面部75
にそれぞれ谷形リブ631,731,751を形成し
て、かぶせ側冠状部7の外側斜面部75の谷形リブ75
1をすくい側冠状部6の内側斜面部63の谷形リブ63
1に重合するとともに、かぶせ側冠状部7の内側斜面部
73の谷形リブ731をすくい側冠状部6の外端係止部
66に被せる。
Description
材を用いた屋根葺き構造に関する。
金具に折板状の屋根材を簡単かつ迅速に取り付けること
のできる、いわゆるボルトレス・嵌合式の屋根葺き構造
として、例えば実開昭63−28722号公報に記載の
屋根葺き構造(図4)が知られている。
成された受金具1と屋根材2(嵌合用建築用板)とから
構成されるもので、屋根の傾斜方向に直交して配設され
た屋根の構造材3上に所定間隔で受金具1を固定し、受
金具1に対応する山谷形状に形成された屋根材2をこの
受金具1に被せて順次嵌装させることにより葺設され
る。
してなる左右対称形状の部材で、台形の頂辺に略水平又
は略円弧状に形成された頂辺部11と、頂辺部11の両
縁から下方に傾斜して拡幅する左右一対の脚部12と、
各脚部12の下縁から水平に延設された左右一対の底部
13と、各脚部12よりも外側に張り出して斜め下方に
突出するように形成された左右一対の受止片14とを備
えている。
す主板部21と、その両側縁にそれぞれ連続して形成さ
れた冠状部22とを有し、冠状部22の一方がすくい側
(先葺き側/以下、各部の符号にAを付して示す)、他
方がかぶせ側(後葺き側/同、Bを付して示す)となさ
れている。これらの冠状部22(22A,22B)の断
面形状は、受金具1を弾性的に抱持しうる略台形状に成
形されている。
上向きに立ち上げられた内側斜面基部23と、内側斜面
基部23の上縁を主板部21側に折り返して形成された
内側係止部24と、内側係止部24の上縁から再び外側
斜め上向きに立ち上げられた内側斜面部25と、内側斜
面部25の上縁から外側に水平に張り出す頂面部26
と、頂面部26の外縁から外側斜め下向きに迫り出した
外側斜面部27と、外側斜面部27の下縁を主板部21
側にフック状に折り込んで形成された外端係止部28と
を備えている。そして、まず、すくい側屋根材2Aの冠
状部22Aを受金具1に被せ、その内側係止部24A及
び外端係止部28Aを受金具1の両受止片14,14に
係止させて嵌装される。次いで、その上にかぶせ側屋根
材2Bの冠状部22Bを被せ、その内側係止部24B及
び外端係止部28Bを前記すくい側冠状部22Aの上か
ら受金具1の両受止片14,14に係止させて嵌装され
る。
の冠状部22を足で踏み込んで受金具1に嵌装させるこ
とができ、また吊子やビスなど細かい部材の取り付け
や、ハゼ締め加工などの面倒な作業を要しないので、き
わめて施工が容易であるという特長を有する。
来のボルトレス・嵌合式の屋根葺き構造は、屋根材2を
受金具1に嵌合させるのが容易である反面、屋根材2と
受金具1との間にボルトやビスなどの固着手段が介在し
ないため、屋根材2の剛性や保持力はあまり強固になら
ない。そのため、積雪などの正圧荷重に対しては十分な
強度を発揮するものの、強い風圧で屋根材2が持ち上げ
られるような負圧荷重を受けたときには、冠状部22が
変形して屋根材2が受金具1から外れたり、すくい側冠
状部22Aとかぶせ側冠状部22Bとの間に隙間ができ
てそこから風雨が浸入したりするおそれがある。
り幅を大きくして、冠状部22が深くまで嵌装されるよ
うにすれば、屋根材2の保持力や止水性をある程度高め
ることも可能である。しかし、これでは、屋根材2を形
成するのに必要な板材量が増え、屋根材22の製造コス
トや重量が増加してしまう。
り製造されるが、成形精度のばらつきや施工時の不測の
変形等によっては、すくい側冠状部22Aとかぶせ側冠
状部22Bとが適正に重なり合わなくなる重合誤差を生
じ、受金具1への嵌合強度が低下してしまうおそれもあ
る。
ので、受金具と屋根材との嵌合部分の断面形状を改良す
ることにより、特に冠状部の剛性を向上させて変形を抑
止し、屋根材の保持力を強化して止水性の向上を図ると
ともに、屋根材の製造コストを削減しうる屋根葺き構造
を提供することを目的とする。
受金具及び屋根材を提供することを目的とする。
は、屋根の構造材上に略台形状の受金具を固定し、屋根
材の主板部の両側縁に前記受金具を弾性的に抱持しうる
冠状部を形成して、一方をすくい側冠状部、他方をかぶ
せ側冠状部とし、隣接する屋根材のすくい側冠状部とか
ぶせ側冠状部とを前記受金具に嵌装させる屋根葺き構造
において、受金具には、その両斜辺部に上段受止部と下
段受止部とからなる上下2段の受止部をそれぞれ設け、
屋根材のすくい側冠状部には、主板部の側縁から外側斜
め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基
部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、こ
の内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅
方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側
斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面
部の外縁から外側斜め下向きに迫り出す外側斜面部と、
この外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端
係止部とを設け、このすくい側冠状部における外側斜面
部の板幅を内側斜面部の板幅よりも小さくなるように形
成して、内側係止部を前記受金具の両斜辺部に設けた受
止部のうち当該屋根材の主板部側に位置する下段受止部
に、外端係止部を当該反対側の上段受止部にそれぞれ係
止させる一方、屋根材のかぶせ側冠状部には、主板部の
側縁から外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、
この内側斜面基部の上縁を主板部側に折り返してなる内
側係止部と、この内側係止部の上縁から外側斜め上向き
に立ち上がり幅方向略中央に谷形リブを有する内側斜面
部と、この内側斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面
部と、この頂面部の外縁から外側斜め下向きに迫り出し
て幅方向略中央に谷形リブを有する外側斜面部と、この
外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端係止
部とを設け、このかぶせ側冠状部における外側斜面部と
内側斜面部とを略同寸の板幅になるように形成して、内
側係止部を前記受金具の両斜辺部に設けた受止部のうち
当該屋根材の主板部側に位置する下段受止部に、外端係
止部を当該反対側の下段受止部にそれぞれ係止させると
ともに、かぶせ側冠状部の外側斜面部に形成した谷形リ
ブをすくい側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リブに
重合させ、かぶせ側冠状部の内側斜面部に形成した谷形
リブをすくい側冠状部の外端係止部に被せるようにし
て、各屋根材を受金具に嵌装させたことを特徴とする。
頂辺部の両縁から外側斜め下向きに迫り出した左右一対
の斜辺部と、各斜辺部の下縁から水平に張り出した左右
一対の底部と、各斜辺部の上部近傍に設けられて外側斜
め下向きに突出する左右一対の上段受止部及び下段受止
部とを備え、左右対称に形成されてなることを特徴とす
る。
分に形成される主板部と、この主板部の一方の側縁に形
成されたすくい側冠状部と、この主板部の他方の側縁に
形成されたかぶせ側冠状部とからなる折板状の屋根材で
あって、すくい側冠状部は、主板部の側縁から外側斜め
上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基部
の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、この
内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅方
向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側斜
面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面部
の外縁から外側斜め下向きに迫り出す外側斜面部と、こ
の外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端係
止部とを備え、このすくい側冠状部における外側斜面部
の板幅は内側斜面部の板幅よりも小さくなるように形成
される一方、かぶせ側冠状部は、主板部の側縁から外側
斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面
基部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、
この内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり
幅方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内
側斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂
面部の外縁から外側斜め下向きに迫り出して幅方向略中
央に谷形リブを有する外側斜面部と、この外側斜面部の
下縁を主板部側に折り込んでなる外端係止部とを備え、
このかぶせ側冠状部における外側斜面部と内側斜面部と
は略同寸の板幅になるように形成されるとともに、すく
い側冠状部にかぶせ側冠状部を嵌装したとき、かぶせ側
冠状部の外側斜面部に形成された谷形リブがすくい側冠
状部の内側斜面部に形成された谷形リブに重合し、かぶ
せ側冠状部の内側斜面部に形成された谷形リブがすくい
側冠状部の外端係止部に被さるように形成されたことを
特徴とする。
上下2段の受止部を設けて、すくい側冠状部については
その内側係止部を受金具の下段受止部に、外端係止部を
上段係止部にそれぞれ係止させることにより、左右(内
外)非対称の嵌装状態を形成する一方、かぶせ側冠状部
についてはその内側係止部と外端係止部とをそれぞれ受
金具の両側の下段係止部に係止させることにより、左右
対称の嵌装状態を形成するものである。このように、す
くい側冠状部とかぶせ側冠状部の双方をそれぞれ左右2
カ所で受金具に係止するのに加え、すくい側冠状部の外
端係止部とかぶせ側冠状部の内側係止部とを上段・下段
に離隔して係止させることにより、屋根材の成形精度の
ばらつきや不測の変形等によって生じる軽度の重合誤差
を吸収しやすくすることができる。
ぶせ側冠状部の内側斜面部及び外側斜面部には、それぞ
れ谷形リブを形成して、各斜面部の剛性を強化してい
る。そして、かぶせ側冠状部の外側斜面部に形成した谷
形リブをすくい側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リ
ブに重合し、かぶせ側冠状部の内側斜面部に形成した谷
形リブをすくい側冠状部の外端係止部に被せることによ
り、嵌装状態での各冠状部の断面性能は格段に強化され
るとともに、すくい側冠状部の外端係止部の浮き上がり
も押さえ込まれる。こうして、冠状部の嵌装状態が強固
になり、負圧荷重等に対する冠状部の変形や離脱も抑止
されて、屋根材の保持力及び止水性が向上する。
係止部を受金具の上段受止部に係止させるように構成さ
れているため、すくい側冠状部の板幅をかぶせ側冠状部
の板幅よりも小さくして板材量を節約することができ
る。これにより、屋根材の製造コストを圧縮でき、屋根
材の重量による屋根の構造的負担を軽減できる。
ることにより、前記屋根葺き構造を容易かつ確実に実施
することができ、冠状部の嵌装状態も良好になる。
て、図面を参照しつつ説明する。
嵌装部の断面図、図2は本発明の屋根材の形状を示す透
視図である。
成された受金具4と屋根材5とから構成されるもので、
屋根の傾斜方向に直交して配設された屋根の構造材3上
に受金具4を固定し、屋根材5をこの受金具4に被せて
順次嵌装させることにより葺設される。
で、頂部41と、その両縁から外側斜め下向きに迫り出
す左右一対の斜辺部42,42と、各斜辺部42,42
の下縁からそれぞれ外側に水平に張り出した左右一対の
底部43,43とを備える。これら頂部41、斜辺部4
2及び底部43は、幅数cm程度の金属製帯板を折曲す
るなどして一体に形成され、その裏面側には左右の斜辺
部42,42間を水平方向に結合する補強部材44,4
5が取り付けられている。
受止部材46,46が固定されて、これらの受止部材4
6が屋根材5を嵌装状態で保持するための受止部を構成
する。受止部材46は、斜辺部42に取り付けられる固
定部461と、固定部461の上部及び下部にそれぞれ
形成された上段突出部462及び下段突出部463を有
する側面視凹字状の部材である。上段突出部462及び
下段突出部463の各角部には、受金具4の外側斜め下
向きに突出する上段受止部464及び下段受止部465
がそれぞれ設けられている。
屋材や梁材等の構造材3上に所定の位置及び間隔で固定
されるが、側面視左右対称に形成されているので、構造
材3上に受金具4を配置する際に、左右の向きを気にせ
ず効率的に作業することができる。
形状を有する長尺又は定尺の折板状部材で、幅方向の中
央部分に形成される主板部51と、主板部51の両側縁
に連続して形成された冠状部6,7とを有し、一方の冠
状部6がすくい側、他方の冠状部7がかぶせ側となされ
ている。そして、隣接する屋根材5のすくい側冠状部6
とかぶせ側冠状部7とが、受金具4上で順次重ね合わさ
れ、受金具4に嵌装されて葺設される。
ら外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部61と、こ
の内側斜面基部61の上縁を主板部51側に折り返して
なる内側係止部62と、この内側係止部62の上縁から
外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面部63と、この内
側斜面部63の上縁から略水平に張り出す頂面部64
と、この頂面部64の外縁から外側斜め下向きに迫り出
す外側斜面部65と、この外側斜面部65の下縁を主板
部51側に折り込んでなる外端係止部66とを備える。
内側斜面部63には、その幅方向略中央に、浅いV字形
の断面形状をなす谷形リブ631が折曲形成されてい
る。また、内側斜面基部61の上下2カ所には、互いに
反対側に浅い角度で折り返された折返部611,612
が形成されている。 このすくい側冠状部6は、外側斜
面部65の板幅が内側斜面部63の板幅よりも小さくな
るように形成されている。そして、図1に示すように、
内側係止部62が受金具4の下段受止部465に、外端
係止部66が上段受止部464にそれぞれ係止され、受
金具4に対して左右(内外)非対称の嵌装状態を形成す
る。
側縁から外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部71
と、この内側斜面基部71の上縁を主板部51側に折り
返してなる内側係止部72と、この内側係止部72の上
縁から外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面部73と、
この内側斜面部73の上縁から略水平に張り出す頂面部
74と、この頂面部74の外縁から外側斜め下向きに迫
り出す外側斜面部75と、この外側斜面部75の下縁を
主板部51側に折り込んでなる外端係止部76とを備え
ている。外端係止部76は、その縁部がさらに外側斜め
下向きに折り返されている。内側斜面部73及び外側斜
面部75には、それぞれの幅方向略中央に、浅いV字形
の断面形状をなす谷形リブ731,751が折曲形成さ
れている。また、内側斜面基部71の上下2カ所には、
すくい側冠状部6と同様に、互いに反対側に浅い角度で
折り返された折返部711,712が形成されている。
がすくい側冠状部6の内側斜面部63の幅に板厚分の幅
を加えた幅に形成されて、すくい側冠状部6の内側斜面
部63に重合するように形成されるとともに、外側斜面
部75と内側斜面部73とが略同寸の板幅になるように
形成されている。そして、図1に示すように、内側係止
部72及び外端係止部76が、受金具4の左右の下段受
止部465,465にそれぞれ係止され、受金具4に対
して左右対称の嵌装状態を形成する。
部7とを受金具4に嵌装した状態では、かぶせ側冠状部
7の外側斜面部75に形成された谷形リブ751がすく
い側冠状部6の内側斜面部63に形成された谷形リブ6
31に重なり合うとともに、かぶせ側冠状部7の内側斜
面部73に形成された谷形リブ731がすくい側冠状部
6の外端係止部66に被さる。
くい側冠状部6の外端係止部66とかぶせ側冠状部7の
内側係止部72とが、それぞれ受金具4の上段受止部4
64と下段受止部465に離隔して係止されるので、屋
根材5の成形精度のばらつきや不測の変形等によりすく
い側冠状部6とかぶせ側冠状部7との間に重合誤差が生
じた場合でも、その重合誤差を吸収しやすくなる。
とかぶせ側冠状部7の内側斜面部73及び外側斜面部7
5にはそれぞれ谷形リブ631,731,751が形成
されて、各斜面部63,73,75の剛性も強化され
る。そして、かぶせ側冠状部7の外側斜面部75に形成
した谷形リブ751がすくい側冠状部6の内側斜面部6
3に形成した谷形リブ631に重合され、かぶせ側冠状
部7の内側斜面部73に形成した谷形リブ731がすく
い側冠状部6の外端係止部66に被さるので、嵌装状態
での各冠状部6,7の断面性能は格段に強化される。併
せて、すくい側冠状部6の外端係止部66の浮き上がり
も、かぶせ側冠状部7の内側斜面部73によって押さえ
込まれる。こうして、冠状部6,7の嵌装状態が強固に
なり、負圧荷重等に対する冠状部6,7の変形や離脱も
抑止されて、屋根材5の保持力及び止水性が向上する。
側冠状部6の外端係止部66との係止状態の変形例を示
す。
部6の外端係止部66をフック状に内側に折り込み、そ
の縁部を受金具4の受止部材46の固定部461に当接
させるようにしたものである。(b)に示した係止状態
は、受止部材46を、その上段突出部462と下段突出
部463とが離隔するように形成し、すくい側冠状部6
の外端係止部66を延長して、フック状に折り込んだ縁
部を受金具4の斜辺部42に当接させるようにしたもの
である。(c)に示した係止状態は、すくい側冠状部6
の外端係止部66を、受止部材46の上段係止部464
に係止させるようにして内側に折り込み、さらにその縁
部を前記(a)とは反対に外側に折り返してフック状に
形成したものである。(d)に示した係止状態は、すく
い側冠状部6の外端係止部66を、受止部材46の上段
係止部464に係止させるようにして内側に折り込み、
さらにその縁部を外側斜め下向き及び外側斜め上向きに
折り返して、略三角形の断面形状をなすように形成した
ものである。これらいずれの形態においても、すくい側
冠状部6の外端係止部66は、かぶせ側冠状部7の内側
係止部72から離隔した位置で受金具4に係止されると
ともに、すくい側冠状部6の外端係止部66にかぶせ側
冠状部7の内側斜面部73に形成した谷形リブ731が
被さって、すくい側冠状部6の外端係止部66の浮き上
がりが押さえ込まれることとなる。
5の主板部51の断面形状は特に限定しない。屋根材5
の主板部51は、例えば全く平坦なものや、図2に示す
ように複数カ所の段部を有するものなど、屋根材5の働
き幅や用途、意匠的効果に応じて適宜に設定可能であ
る。屋根材5の各冠状部6,7におる内側斜面基部6
1,71や頂面部64,74についても同様に、適宜変
形可能である。また、主板部51や、すくい側及びかぶ
せ側の内側斜面基部61,71などに、その長さ方向に
沿って適宜間隔で補強用の起伏部などを形成してもよ
い。
に設けた上下2段の受止部に対して、すくい側冠状部が
左右非対称に、かぶせ側冠状部が左右対称に嵌装され、
すくい側冠状部の外端係止部とかぶせ側冠状部の内側係
止部とが上段・下段にずれて係止されるので、屋根材の
成形精度のばらつきや不測の変形等によって生じる軽度
の重合誤差が支障なく吸収される。また、すくい側冠状
部の内側斜面部とかぶせ側冠状部の内側斜面部及び外側
斜面部に、それぞれ谷形リブを形成しているので、各斜
面部の剛性が強化される。そして、かぶせ側冠状部の外
側斜面部に形成した谷形リブがすくい側冠状部の内側斜
面部に形成した谷形リブに重合され、かぶせ側冠状部の
内側斜面部に形成した谷形リブがすくい側冠状部の外端
係止部に被さるので、嵌装状態での各冠状部の断面性能
は格段に強化されるとともに、すくい側冠状部の外端係
止部の浮き上がりも押さえ込まれる。こうして、冠状部
の嵌装状態が強固になり、負圧荷重等に対する冠状部の
変形や離脱も抑止されて、屋根材の保持力及び止水性が
向上する。
具の上段受止部に係止されるように構成されているの
で、すくい側冠状部の板幅をかぶせ側冠状部の板幅より
も小さくして板材量を節約することができる。これによ
り、屋根材の製造コストを圧縮でき、屋根材の重量によ
る屋根の構造的負担を軽減できる。
ば、前記屋根葺き構造を容易かつ確実に実施することが
でき、冠状部の嵌装状態も良好になる。
部分の断面図である。
る。
部分断面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 屋根の構造材上に略台形状の受金具を固
定し、屋根材の主板部の両側縁に前記受金具を弾性的に
抱持しうる冠状部を形成して、一方をすくい側冠状部、
他方をかぶせ側冠状部とし、隣接する屋根材のすくい側
冠状部とかぶせ側冠状部とを前記受金具に嵌装させる屋
根葺き構造において、 受金具には、その両斜辺部に上段受止部と下段受止部と
からなる上下2段の受止部をそれぞれ設け、 屋根材のすくい側冠状部には、主板部の側縁から外側斜
め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基
部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、こ
の内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅
方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側
斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面
部の外縁から外側斜め下向きに迫り出す外側斜面部と、
この外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端
係止部とを設け、 このすくい側冠状部における外側斜面部の板幅を内側斜
面部の板幅よりも小さくなるように形成して、内側係止
部を前記受金具の両斜辺部に設けた受止部のうち当該屋
根材の主板部側に位置する下段受止部に、外端係止部を
当該反対側の上段受止部にそれぞれ係止させる一方、 屋根材のかぶせ側冠状部には、主板部の側縁から外側斜
め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基
部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、こ
の内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅
方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側
斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面
部の外縁から外側斜め下向きに迫り出して幅方向略中央
に谷形リブを有する外側斜面部と、この外側斜面部の下
縁を主板部側に折り込んでなる外端係止部とを設け、 このかぶせ側冠状部における外側斜面部と内側斜面部と
を略同寸の板幅になるように形成して、内側係止部を前
記受金具の両斜辺部に設けた受止部のうち当該屋根材の
主板部側に位置する下段受止部に、外端係止部を当該反
対側の下段受止部にそれぞれ係止させるとともに、 かぶせ側冠状部の外側斜面部に形成した谷形リブをすく
い側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リブに重合さ
せ、かぶせ側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リブを
すくい側冠状部の外端係止部に被せるようにして、各屋
根材を受金具に嵌装させたことを特徴とする屋根葺き構
造。 - 【請求項2】 頂辺部と、この頂辺部の両縁から外側斜
め下向きに迫り出した左右一対の斜辺部と、各斜辺部の
下縁から水平に張り出した左右一対の底部と、各斜辺部
の上部近傍に設けられて外側斜め下向きに突出する左右
一対の上段受止部及び下段受止部とを備え、左右対称に
形成されてなる受金具。 - 【請求項3】 幅方向の中央部分に形成される主板部
と、この主板部の一方の側縁に形成されたすくい側冠状
部と、この主板部の他方の側縁に形成されたかぶせ側冠
状部とからなる折板状の屋根材であって、 すくい側冠状部は、主板部の側縁から外側斜め上向きに
立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基部の上縁を
主板部側に折り返してなる内側係止部と、この内側係止
部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅方向略中央
に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側斜面部の上
縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面部の外縁か
ら外側斜め下向きに迫り出す外側斜面部と、この外側斜
面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端係止部とを
備え、このすくい側冠状部における外側斜面部の板幅は
内側斜面部の板幅よりも小さくなるように形成される一
方、 かぶせ側冠状部は、主板部の側縁から外側斜め上向きに
立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基部の上縁を
主板部側に折り返してなる内側係止部と、この内側係止
部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅方向略中央
に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側斜面部の上
縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面部の外縁か
ら外側斜め下向きに迫り出して幅方向略中央に谷形リブ
を有する外側斜面部と、この外側斜面部の下縁を主板部
側に折り込んでなる外端係止部とを備え、このかぶせ側
冠状部における外側斜面部と内側斜面部とは略同寸の板
幅になるように形成されるとともに、 すくい側冠状部にかぶせ側冠状部を嵌装したとき、かぶ
せ側冠状部の外側斜面部に形成された谷形リブがすくい
側冠状部の内側斜面部に形成された谷形リブに重合し、
かぶせ側冠状部の内側斜面部に形成された谷形リブがす
くい側冠状部の外端係止部に被さるように形成されたこ
とを特徴とする屋根材。
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