JP2002097752A - 断熱屋根用折板支持具 - Google Patents

断熱屋根用折板支持具

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JP2002097752A JP2000291445A JP2000291445A JP2002097752A JP 2002097752 A JP2002097752 A JP 2002097752A JP 2000291445 A JP2000291445 A JP 2000291445A JP 2000291445 A JP2000291445 A JP 2000291445A JP 2002097752 A JP2002097752 A JP 2002097752A
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insulating member
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JP2000291445A
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Kohei Sawada
宏平 澤田
Shunichi Fujimoto
俊一 藤本
Juichi Yasumoto
重一 安本
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Daido Kenzai Kogyo Kk
Maruichi Inc
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Daido Kenzai Kogyo Kk
Maruichi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下葺屋根と上葺屋根の間に介在させて断熱屋根
を形成する断熱屋根用折板支持具において、支持具自体
の剛性を高めて高い支持強度を得られるようにするこ
と。 【解決手段】下葺屋根7の上端部7aに挟持固定する係
合部18を有する左右一対の挟持金具10,10と、上
葺屋根9を係止させる固定金具11と、左右方向に挿通
して上記挟持金具10,10を挟持する挟持ボルト12
と、挟持金具10,10間に介在する合成樹脂製の第1
断熱部材13と、上記挟持ボルト12と挟持金具10,
10との間に介在する合成樹脂製の第2断熱部材14,
14と、上記第1断熱部材13内に収納され、上端面1
5aに上記固定金具11を固定する内装金具15とで構
成した断熱屋根用折板支持具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、断熱屋根を形成
するために下葺屋根と上葺屋根との間に介在させる断熱
屋根用折板支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような断熱屋根用折板支持具は、
上葺屋根から下葺屋根へ、また下葺屋根から上葺屋根へ
の熱伝導を防ぐようにするため、例えば図7、図8に示
したように形成されている。
【0003】すなわち、下葺屋根101の上端部101
aの左右に2つ形成された係止部101b,101cを
左右に挟持する挟持部102と、上葺屋根103を係止
させる固定部104とを、合成樹脂製の断熱部材105
で上下に連結した構成である。連結は、断熱部材105
にインサート成形したボルト106やナット107を利
用して上下方向に行っており、ボルトやナットを用いて
の固定には回転を要するため、断熱部材105は円柱状
に形成されている。
【0004】しかし、このような構成の支持具では、負
圧や正圧が繰り返し作用すると、断熱部材にはあらゆる
力がかかる。このとき荷重を支えるのは、連結に用いた
ボルトナットと、断熱部材自体であるが、前述のような
断熱部材は円柱状であるので、特に傾斜方向の力を支え
にくい。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、支持強度が高い断熱屋根用折板支持具の提供を主た
る課題とする。
【0006】そのための手段は、下葺屋根の上端部に固
定する挟持金具と、上葺屋根を係止させる固定金具との
間に合成樹脂製の断熱部材を介在させた断熱屋根用折板
支持具であって、上記挟持金具を左右に二分割して左右
方向に挿通する挟持ボルトで緊締可能にするとともに、
上記挟持金具の上端に、外方に向けて突出する受け片を
延設し、下端には下葺屋根の上端部に係合する係合部を
形成して、上記左右の挟持金具の間には、上記受け片の
上に乗る突出片を有するとともに、下端には、上記下葺
屋根の上端部に接触する接触面を有した第1断熱部材を
介在し、上記挟持ボルトと左右の挟持金具との間には、
第2断熱部材を介在して、上記第1断熱部材内には、上
端から下部にかけて空所を形成するとともに、該空所に
内嵌する形状で上記挟持ボルトで抜止めされる内装金具
を収納し、該内装金具の上端面に、上記固定金具を載置
固定した断熱屋根用折板支持具であることを特徴とす
る。
【0007】すなわち、断熱屋根の形成に際しては、ま
ず下葺屋根を形成した後に、下端の係合部を、挟持ボル
トの緊締により、下葺屋根の上端部に係合する。続い
て、下葺屋根の上面に断熱材を敷き込んだのち、上端面
に載置固定した固定金具に、上葺屋根を係止させる。
【0008】断熱屋根用折板支持具は、下葺屋根の上端
部に対しては、左右の挟持金具の係合部が下葺屋根の上
端部を挟持するとともに、これら挟持金具の間に挟持さ
れ保持される第1断熱部材の下端の接触面は、下葺屋根
の上端部に接触して安定する。このため、負圧や正圧が
繰り返し作用して断熱屋根用折板支持具に倒れようとす
る力が作用しても、左右の挟持金具と、これら挟持金具
により挟持されながら接触する第1断熱部材の接触面と
により、強力に下葺屋根の上端部を保持する。また、第
1断熱部材内に空所を形成し、該空所内に内装金具を保
持したので、内装金具が中空形状であれば、その中空部
をなす、熱電導率の低い空気部分でも断熱作用が行われ
る。
【0009】前記内装金具は、前記上端面と、該上端面
の左右から垂設された垂下片と、該垂下片の下端から内
側に延設され上へ立ち上げた立上がり部を相互に突き合
わせる支持片とを有する形状に形成するとよい。挟持ボ
ルトにより緊締しても、支持片同士が当接し合うので、
内装金具は所定の形状を維持することができ、断熱屋根
用折板支持具自体の強度を一そう高められる。上記上端
面の前後からは、上記垂下片に挟まれる第2垂下片を垂
設するもよい。上部においても内装金具の変形を阻止で
きる。
【0010】また、前記係合部は、折板の一側縁に、隣
接する別の折板の他側縁を係合して左右に2つ形成され
た係止部に係合する形状の係合部であるとよい。第1断
熱部材の接触部を有効に接触させて安定性がより高い断
熱屋根用折板支持具とすることができるからである。
【0011】さらに、前記第1断熱部材の接触面を平ら
に形成するとともに、その外形を方形状に形成するとよ
い。左右の挟持金具との協動で、水平方向に回転したり
することを阻止でき、この結果、余分なガタ付きの発生
を抑止して、より強度の高い固定状態を得ることができ
るからである。
【0012】また、前記第2断熱部材には、挟持金具1
0と第1断熱部材13の側面に形成した孔部に嵌合する
嵌合部を形成し、該嵌合部に、前記挟持ボルトを挿通す
る貫通孔を形成するとよい。確実に熱伝導を防げる上
に、合成樹脂製の第1断熱部材および第2断熱部材と、
挟持金具との一体性が高まるからである。一体性が高ま
ることにより、負圧が作用して内装金具と挟持金具との
間に上下方向にずれる力が作用した場合でも、嵌合部の
外周面で力の伝達がなされ、確実に荷重を支えることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下図面
を用いて説明する。図1は断熱屋根用折板支持具1(以
下、支持具という)の斜視図、図2はその断面図であ
り、この支持具1は図3に示したような断熱屋根2の形
成に用いる。
【0014】すなわち、下地材3の上にタイトフレーム
4を固定し、このタイトフレーム4の上に固定した固定
金具5に、折板6の一側縁6aを係止するとともに、そ
の上から、隣接する別の折板6の他側縁6bを係止して
下葺屋根7を形成し、この下葺屋根7の上端部7aに支
持具1を固定する。そして下葺屋根7の上には断熱材8
を敷き込んでその後、先に固定した支持具1を利用して
折板6を固定し上葺屋根9を形成する。
【0015】支持具1は、図4にも示したように次のよ
うな各部材で構成される。
【0016】上記下葺屋根7の上端部7aに挟持固定す
る左右一対の挟持金具10,10と、上葺屋根9を係止
させる固定金具11と、上記挟持金具10,10を挟持
する挟持ボルト12と、挟持金具10,10間に介在す
る合成樹脂製の第1断熱部材13と、上記挟持ボルト1
2と挟持金具10,10との間に介在する合成樹脂製の
第2断熱部材14,14と、上記第1断熱部材13内に
収納され、上端面15aに上記固定金具11を固定する
内装金具15である。
【0017】挟持金具10は、垂直な挟持片16の上端
に、外方へ向けて突出する受け片17を形成し、下端に
は前記下葺屋根7の上端部の左右2か所に形成される係
止部7b,7cに係合可能な形状の係合部18を形成し
ている。すなわち係合部18は、挟持片16の下端から
若干外方へ突出した後、外方斜め下へ延出し、その先端
を内方略水平に折曲した形状である。挟持片16から受
け片17、挟持片16から係合部18にかけては補強用
のリブ19,20を形成している。
【0018】また、挟持片16の略中央には、挟持ボル
ト12の挿通を可能にするための正方形の角孔16aを
形成している。
【0019】固定金具11は、前記下葺屋根7の折板6
と同じ形状の折板6を係止するのに必要な形状で、平ら
な固定片21の左右両側から係止片22,22を立ち上
げた形状である。係止片22は、上方へ立ち上がった後
先端側を円弧を描いて外方斜め下に延出している。上記
固定片21には、固定のためのボルト23を挿通する貫
通孔21aを形成している。また、図中11aは補強用
のリブである。
【0020】上記挟持金具10,10が下葺屋根7の係
止部7b,7cに係止した状態と、固定金具11が上葺
屋根9の折板6を係止した状態は図5に示している。
【0021】なお、上記固定金具11は、上記以外の形
状のものでもよく、例えば図6に示したような皿型形状
のものでもよい。また、上葺屋根9の折板6が上述の形
状のものでない場合には、それに合わせる。つまり、例
えば馳締め式のもの、キャップ嵌合式のものなど、それ
にあった固定金具を用いるとともに、適した固定が行え
るように前記内装金具15との固定構造も適宜変更す
る。
【0022】第1断熱部材13は、直方体の上端から左
右両側に向けて庇状に突出する突出片24,24を形成
した形状である。この突出片24は、上記挟持金具10
の受け片17の上に乗り、上葺屋根9から受け片17へ
の熱伝導を遮断するものであって、乗った時には、受け
片17よりも若干外方へ突出する長さに設定している。
【0023】そして直方体部分の上端から下部にかけ
て、直方体状の空所25を形成している。空所25の深
さは、挟持金具10の前記角孔16a位置よりも下方に
至る深さで、適宜圧の底26が形成されるようにしてい
る。図示例では、底26の中央部を切欠いているが、切
欠かなくともよい。
【0024】第1断熱部材13は、上述のように空所2
5を有する構造であるので、上記突出片24,24をは
じめ、全ての部分を同一、または略同一厚に形成でき
る。上記突出片24,24を含めて薄く形成することに
より、支持具1の軽量化を図れ、材料費を抑えることが
できる。
【0025】この第1断熱部材の底面は、下葺屋根7の
上端部7aに接触する接触面27であり、下葺屋根7の
上端面が平坦であるので平らに形成したが、下葺屋根7
が例えば馳締めタイプのものであれば馳締め部に上から
接触するのような断面半円形等の形の接触面を形成す
る。
【0026】また、この第1断熱部材13の左右両側面
であって上記挟持金具10の角孔16aに対応する部位
には、挟持ボルト12を挿通可能にするため上記角孔1
6aと同じ大きさの角孔28,28を形成して、上記空
所25に連通している。
【0027】第2断熱部材14は、短い円柱状をなす短
円柱状部29の一側面に挟持金具10と第1断熱部材1
3の上記角孔(孔部)16a,28に嵌合する嵌合部3
0を形成した形状である。この嵌合部30は、挟持金具
10の外側から嵌めた時に、第1断熱部材13の空所2
5を形成する内側面と面一になる長さに設定している。
上記短円柱状部29には、挟持ボルト12の頭部を回り
止めする適宜深さで略長円形状の凹部29aを形成する
とともに、その凹部29aの中心から嵌合部30側にか
けて貫通孔31を形成している。
【0028】この第2断熱部材14は、前述のように挟
持ボルト12と挟持金具10との間に介在することで、
上葺屋根9から挟持ボルト12に伝わった熱と、下葺屋
根7から挟持金具10,10に伝わった熱との相互間の
伝導を遮断する。また、嵌合部30の存在により、合成
樹脂製の第1断熱部材13および第2断熱部材14,1
4と、挟持金具10,10との一体性が高まり、負圧が
作用して内装金具15と挟持金具10との間に上下方向
にずれる力が作用した場合でも、嵌合部30の外周面で
力の伝達がなされ、確実に荷重を支えることができる。
【0029】内装金具15は、第1断熱部材13の空所
25に内嵌する箱形で、挟持金具10や固定金具11と
同様に金属板を折曲して形成され、収納状態は挟持ボル
ト12の挿通により保たれる。
【0030】上記箱形は、第1断熱部材13の突出片2
4と面一になる上端面15aと、該上端面15aの左右
から垂設された垂下片32,32と、これら垂下片3
2,32の下端から内側に延設されその先端側を上へ立
ち上げた立上がり部33aを相互に突き合わせる支持片
33と、上記上端面の前後から垂設されて上記垂下片3
2,32に挟まれる適宜長さの第2垂下片34とで形成
される。また、このような中空の形状であるので、内部
には空気による断熱層35が形成される。
【0031】なお、上記立上がり部33aは、図5に仮
想線で示したように、挟持ボルト12の下側に接する程
度の長さに設定するもよい。負圧を受けたときに内装金
具15にかかる荷重を分散できる。
【0032】また上端面15aには、貫通孔36を形成
して、下からボルト23を挿通するようにしている。こ
のボルト23は、上記固定金具11を固定するためのも
ので、単に挿通するだけであるも、また挿通後に溶接で
固定するもよい。
【0033】また、上記左右の垂下片32における第2
断熱部材14の貫通孔31に対応する部位には、挟持ボ
ルト12挿通用の貫通孔32aを形成している。この挟
持ボルト12の挿通で内装金具15は抜止めされる。
【0034】以上のような各部材からなる支持具1は、
固定金具11を内装金具15に載置固定した後、この内
装金具15を第1断熱部材13に収納してから、第1断
熱部材13を挟持金具10,10で挟持するとともに、
第2断熱部材14,14を所定位置に当てて挟持ボルト
12を挿通すれば容易に組み立てられる。固定金具11
の載置固定は後であるもよい。
【0035】使用に当っては、前述の通り下葺屋根7を
形成した後、この下葺屋根7の上端部7aの左右2つの
係止部7b,7cに、挟持金具10の係合部18を係合
するようにあてがって挟持ボルト12を緊締して固定す
る。このとき、挟持金具10に挟持される第1断熱部材
13は、下葺屋根7の上端面に接地して安定する。その
後、断熱材8を敷き込んでから上葺屋根9を形成するた
め折板6を固定金具11に係止すればよい。
【0036】上述のように、支持具1を構成する挟持部
材10と第1断熱部材13との左右方向での一体性が高
い状態で、下葺屋根7上に固定することになり、負圧や
正圧が繰り返し作用して支持具1に倒れようとする力が
作用しても、左右の挟持金具10と、これら挟持金具1
0により挟持されながら接地する第1断熱部材13の接
触面27とにより、強力に下葺屋根7の上端部7aを保
持することができる。このため、高い固定強度を得るこ
とができる。
【0037】また、第1断熱部材13内には内装金具1
5を収納保持してこの内装金具15の上端面15aに固
定金具11を固定しているので、合成樹脂製の断熱部材
にボルトをインサート成形する場合に比べて製造が容易
である。さらに、このように第1断熱部材13内には内
装金具15を収納保持しているとともに、挟持金具10
には垂直な挟持片16を設けているので、下葺屋根7に
固定する部位(係合部18)と上葺屋根9を係止する部
位(固定金具11)とを上下に連結する部位に、金属と
合成樹脂と金属とが内外に重なり合った構造が得られる
ので、強度の補い合いができて、合成樹脂だけで構成し
た場合に比して、上記部位の剛性を高めることができ
る。この効果は、内装金具15の下端に立上がり部33
aを有した支持片33を形成して相互に突き合わせるよ
うにするとともに、上端部には第2垂下片34を形成し
て左右の垂下片32,32の間に挟まるようにして、挟
持ボルト12をきつく締めても変形しないようにしたこ
とによっても高められる。
【0038】さらにまた、内装金具15を中空にして断
熱層35を形成したので、熱伝導率の低い空気による断
熱作用も得られ、断熱効果を高めることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、断熱作
用を行う中心となる第1断熱部材を左右2つの挟持金具
で挟持しながら、下葺屋根に対する固定を行うので、第
1断熱部材と挟持金具との一体性が高い状態で固定する
ことになり、高い固定強度を得ることができる。つま
り、従来のように上下方向のボルトナットのみで連結し
た場合とは異なり、ガタ付いたりしにくく、繰り返しの
荷重にも耐力を発揮できる。
【0040】また、第1断熱部材内には、内装金具を内
嵌しているので、従来のようなインサート成形が不要と
なり、製造が容易になるとともに、内装金具を中空に形
成できるので、空気層による断熱も図れ、断熱効果を高
められるという利益も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 断熱屋根用折板支持具の斜視図。
【図2】 断熱屋根用折板支持具の断面図。
【図3】 断熱屋根の断面図。
【図4】 断熱屋根用折板支持具の分解斜視図。
【図5】 要部の断面図。
【図6】 他の例に係る断熱屋根用折板支持具の斜視
図。
【図7】 従来技術の斜視図。
【図8】 従来技術の断面図。
【符号の説明】
1…断熱屋根用折板支持具 2…断熱屋根 6…折板 6a…一側縁 6b…他側縁 7…下葺屋根 7a…上端部 7b,7c…係止部 9…上葺屋根 10…挟持金具 11…固定金具 12…挟持ボルト 13…第1断熱部材 14…第2断熱部材 15…内装金具 15…上端面 16a…角孔(孔部) 17…受け片 18…係合部 24…突出片 25…空所 27…接触面 28…角孔(孔部) 30…嵌合部 31…貫通孔 32…垂下片 33…支持片 33a…立上がり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 俊一 大阪府大阪市中央区高麗橋2丁目3番7号 大同建材工業株式会社内 (72)発明者 安本 重一 大阪市都島区大東町2丁目21番22号 株式 会社マルイチ内 Fターム(参考) 2E108 BN06 FF03 GG01 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下葺屋根の上端部に固定する挟持金具と、
    上葺屋根を係止させる固定金具との間に合成樹脂製の断
    熱部材を介在させた断熱屋根用折板支持具であって、上
    記挟持金具を左右に二分割して左右方向に挿通する挟持
    ボルトで緊締可能にするとともに、上記挟持金具の上端
    に、外方に向けて突出する受け片を延設し、下端には下
    葺屋根の上端部に係合する係合部を形成して、上記左右
    の挟持金具の間には、上記受け片の上に乗る突出片を有
    するとともに、下端には、上記下葺屋根の上端部に接触
    する接触面を有した第1断熱部材を介在し、上記挟持ボ
    ルトと左右の挟持金具との間には、第2断熱部材を介在
    して、上記第1断熱部材内には、上端から下部にかけて
    空所を形成するとともに、該空所に内嵌する形状で上記
    挟持ボルトで抜止めされる内装金具を収納し、該内装金
    具の上端面に、上記固定金具を載置固定した断熱屋根用
    折板支持具。
  2. 【請求項2】前記内装金具を、前記上端面と、該上端面
    の左右から垂設された垂下片と、該垂下片の下端から内
    側に延設され上へ立ち上げた立上がり部を相互に突き合
    わせる支持片とを有する形状に形成した請求項1に記載
    の断熱屋根用折板支持具。
  3. 【請求項3】前記係合部が、折板の一側縁に、隣接する
    別の折板の他側縁を係合して左右に2つ形成された係止
    部に係合する形状の係合部である請求項1または請求項
    2に記載の断熱屋根用折板支持具。
  4. 【請求項4】前記第1断熱部材の接触面を平らに形成す
    るとともに、その外形を方形状に形成した請求項1から
    請求項3のうちのいずれか一項に記載の断熱屋根用折板
    支持具。
  5. 【請求項5】前記第2断熱部材には、挟持金具10と第
    1断熱部材13の側面に形成した孔部に嵌合する嵌合部
    を形成し、該嵌合部に、前記挟持ボルトを挿通する貫通
    孔を形成した請求項1から請求項4のうちのいずれか一
    項に記載の断熱屋根用折板支持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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