JP4768511B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、天板を支持する柱状の脚支柱と、この脚支柱を支持する脚座とを備えるテーブルに関するものである。
従来より、天板と、天板を支持する柱状の脚支柱と、この脚支柱の天板の支持部より下方に取り付けられて脚支柱を支持する脚座と、からなるテーブルが知られており、脚支柱に脚座を固定する方法としては様々なものが提案されている。
例えば、脚支柱及び脚座を樹脂等により一体に成型したり、また脚支柱及び脚座が金属により構成されている場合には、溶接により脚座を結合するものがある。
また例えば、脚支柱及び脚座の夫々に挿通孔を形成し、この挿通孔にリベットを挿通してかしめることにより結合したり、また、脚支柱及び脚座にねじ孔及び挿通孔の何れかを夫々形成し、ねじにより結合するものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2004−121441号公報
しかしながら、脚支柱と脚座とが溶接により結合されている場合には、例えば、脚座が破損したり、変形してしまったとしても、脚座を容易に取り替えたりすることはできず、修理が困難であった。また、上記提案のテーブルのように、脚座が脚支柱に対してねじにて結合されている場合には、脚座を脚支柱から取り外すことはできるけれども、結合状態をねじのみにて維持しなければならず、脚支柱及び脚座の形状や配置によっては、強度上十分とは言えないことがあった。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、天板と、天板を支持する脚支柱と、この脚支柱を支持する脚座と、からなるテーブルにおいて、脚座と脚支柱とを確実に結合でき、しかも、容易に取り外すことができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、
天板と、
該天板を支持する柱状の脚支柱と、
少なくとも一部が床面に当接し、前記脚支柱の前記天板の支持部より下方に取り付けられて該脚支柱を支持する脚座と、
からなるテーブルであって、
前記脚座は、前記脚支柱に結合するための手段として、
前記脚支柱に当接し、該脚支柱を両側から挟持可能な一対の挟持部と、
該一対の挟持部により前記脚支柱が挟持された状態で、該一対の挟持部を締め付けて結合するための締結手段と、
を備えたことを特徴とする。
このように、本発明のテーブルにおいては、脚座に一対の挟持部及び締結手段が設けられており、一対の挟持部により脚支柱が挟持された状態で、締結手段により一対の挟持部が締め付け結合される。
従って、本発明のテーブルによれば、挟持部の圧力により脚座と脚支柱とを結合しているので、十分な強度で確実に結合することができ、締結手段による挟持部の締め付けを解除することで、脚座を脚支柱から容易に取り外すことができる。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテーブルにおいて、締結手段は、脚支柱を貫通しない位置で挟持部を結合することを特徴とする。
従って、請求項2に記載のテーブルによれば、締結手段としてのねじが脚支柱に貫通されないので、脚支柱にねじを貫通させるための孔を設ける必要がなく、一対の挟持部により挟持可能な任意の位置で、脚支柱と脚座とを結合することができる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のテーブルにおいて、脚座は2つの部材に分割されており、この分割された各部材には挟持部が形成されていることを特徴とする。
従って、請求項3に記載のテーブルによれば、脚座が2つの部材に分割されているので、各部材に形成された挟持部により容易に脚支柱の所定部を挟み込むことができ、脚支柱と脚座との結合を容易に行うことができる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のテーブルにおいて、脚座を構成する部材の1つは、一部が床面に当接して脚支柱を支持する脚座本体であり、他の1つの部材は、脚座本体との間で、脚支柱を挟持するための結合用部材であることを特徴とする。
従って、請求項4に記載のテーブルによれば、例えば、脚座が破損したような場合でも、結合用部材はそのまま使用できるので、脚座本体を取り替えるだけで、脚座を修理することができる。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れかに記載のテーブルにおいて、脚支柱には、脚座が係合される被係合部が形成されており、脚座には、脚支柱の被係合部に係合して当該脚座を脚支柱の所定位置に位置決めするための係合部が形成されたことを特徴とする。
従って、請求項5に記載のテーブルによれば、脚座の係合部と脚支柱の被係止部との係合により、脚座が脚支柱に対して位置決めされるので、組立治具等を用いることなく所定の位置に脚座を結合することができる。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のテーブルにおいて、脚支柱には、脚座が係合される被係合部が形成され、結合用部材の挟持部には、脚支柱の被係合部に係合して当該結合用部材を前記脚支柱の所定位置に位置決めするための係合部と、脚支柱に当接する部分の両側に設けられ、脚座本体の挟持部と結合される連結部と、が設けられており、係合部は、連結部を結ぶ直線からずれた位置に配置されたことを特徴とする。
従って、請求項6に記載のテーブルによれば、結合用部材に形成された係合部が、連結部を結ぶ直線からずれた位置に配置されているので、結合用部材を上下方向に反転させて脚支柱に係合させることで、連結部の高さ位置が変化する。よって、同じ脚支柱に対して異なる高さに脚座を結合することができる。
次に、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れかに記載のテーブルにおいて、脚支柱は天板の左右両側に設けられ、天板の支持部と反対側の端部は床面に当接されており、脚座は、一端が脚支柱の中央部に結合され、他端が床面に当接するように下方に傾斜されていると共に、脚支柱と前後方向に重ならないように形成されたことを特徴とする。
従って、請求項7に記載のテーブルによれば、脚座が脚支柱の中央部から下方に傾斜されると共に、脚支柱と前後方向に重ならないように形成されているので、テーブル同士を左右にずらすことなく前後方向にスタックすることができる。例えば、脚座が、脚座本体と、結合用部材と、から構成されているような場合には、脚座本体を単純な直線状にすると共に、挟持部を左右方向に突設させることで、脚座本体は脚柱よりも外側または内側にずれて配置されるので、テーブル同士を左右にずらすことなく前後方向にスタック可能なテーブルを構成できる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本実施形態の移動机1の外観を表す斜視図、図2は、本実施形態の移動机1の側面図、図3は、脚座8の脚柱6への取付構成を示す説明図である。
本実施形態の移動机1は、天板2が水平な使用位置にある場合に床面に対して固定され、天板2が略垂直な収納位置にある場合に床面上を移動可能に構成されたものであり、図1及び図2に示すように、長方形の板材からなる天板2と、天板2の長手方向の両端の下方に設けられ、天板支持部20を介して天板2を使用位置と収納位置との間で回動可能に支持すると共に、下方にキャスタ部10を備えた一対の脚部4と、を備えている。また、天板2を使用位置または収納位置で固定するためのロック装置が設けられており、天板支持部20に設けられた操作レバー24を操作することにより、ロックを解除可能に構成されている。
以下、本発明の特徴部分である脚部4の構成について説明する。なお、以下、天板2の長手方向を移動机1の左右方向、この方向に直交する方向を前後方向とし、椅子を配置する側を移動机1の後方、反対側を移動机1の前方として説明する。
脚部4は、上端をやや後方に傾けて上下方向に配置される脚柱6と、端部にて脚柱6の中央部からやや下がった位置に結合され、前後方向に配置される脚座8と、から構成されている。
脚柱6は、断面長方形の管状の長尺部材からなり、その下端にはキャスタ本体と、取付部とからなるキャスタ部10が設けられている。そして、脚柱6を形成する2組の対向する一対の側板の内、幅の狭い第1側板が前後方向を向くように配置されている。また、図3(a)に示すように、幅の広い第2側板の内、移動机1の内側に配置される側板の中央部よりもやや下方には、円形の係合孔6aが、長手方向に直交する方向に間隔を空けて2箇所に形成されている。
また、脚柱6の内部には、天板2が使用位置にあるときにキャスタ10の下方にストッパ12を突出させて床面に当接させ、天板2が収納位置にあるときにはこのストッパ12を床面から離間させるための図示しない制動機構が設けられている。そして、この制動機構により、天板2が使用位置にあるときに、移動机1の移動が阻止されるように構成されている。
脚座8は、前後方向に配置される長尺状の脚座本体14と、脚座本体14を脚柱6に取り付けるための脚座取付部材16と、取付ボルト18と、から構成されている。
脚座本体14は、断面が長方形で、直線状の金属の棒状部材からなり、その一端が一部下方に突出されている。そして、この突出された部分には、キャスタ部10と、床面からの高さを調整するためのアジャスタ22とが設けられている。
一方、脚柱6に結合される側の端部14eは、図3に示すように、移動机1の内側に向けて長円形に突出されており、突出された部分の中央部には、脚柱6と係合可能な係合溝14aが、脚座本体14の長手方向と直交する向きに形成されている。そして、係合溝14aの幅は、脚柱6の第2側板の幅よりわずかに広く形成されており、深さは、第1側板の幅の半分の長さよりわずかに深く形成されている。そして、この係合溝14aの角部には、図3(b)のC部に示すように、係合溝14aの底面と側面を接続する45度の面14dが形成されている。
さらに、長円形に突出された部分の端面には、係合溝14aの両側に脚座取付部材16の一部が係合する凹部14bが形成されており、各凹部14bの中央部には、取付ボルト18が螺合可能なねじ孔14cが形成されている。
脚座取付部材16は、脚座8の長円形の突出部分とほぼ等しい形状に形成された断面が長円形のブロックであり、その中央部には、脚柱6と係合可能な係合溝16aが係合溝14aと同じ形状で短辺方向に沿って形成されている。そして、この係合溝16aの両側には、脚座本体14の凹部14bに夫々係合可能な凸部16bが形成されており、さらに凸部の中央部には夫々取付ボルト18を挿通可能な挿通孔16cが形成されている。ここで、凸部16bは、脚座取付部材16が係合溝16aにて脚柱6に係合され、脚柱6を挟んで反対側から脚座本体14が係合された際に、凸部16bの端面と、凹部14bの底面との間に隙間を有する高さに形成されている。
また、脚座取付部材16は、係合溝16aの底面の一端側が延出されており、この延出された部分には、係合溝16aと脚柱6とを係合させた際に、脚柱6に形成された2箇所の係合孔6aと夫々係合可能な円形の凸部16dが、係合溝16aの開口方向に向けて2箇所突出されている。一方、係合溝16aが形成された面と反対側の面には、取付ボルト18のねじ頭を収納可能な形状のざぐり16eが各挿通孔16cの周囲に形成されている。
そして、脚座取付部材16は、凸部16dが形成された側を上方に向けて脚柱6の内側から係合溝16aにて脚柱6に係合されると共に、凸部16dは係合孔6aに係合される。一方、脚座本体14は、キャスタ部10を下方に向けて、脚柱6の外側から係合溝14aにて脚柱6に係合されると共に、脚座取付部材16の凸部16bは、その端面が、凹部14bの底面に到達しない位置で凹部14bと係合される。
そして、このように脚柱6が脚座本体14と脚座取付部材16とに挟み込まれた状態で、取付ボルト18が、脚座取付部材16の係合溝16aの両側に形成された挿通孔16cに夫々挿通されると共に脚座本体14に形成されたねじ孔14cに夫々螺合されて、脚座本体14と脚座取付部材16とが締結される。そして、脚座本体14と脚座取付部材16とが締結されることにより、脚柱6は、第2側板が係合溝14aの底面または係合溝16aの底面に当接した状態で、脚座本体14の端部14eと脚座取付部材16とに当接面を介して圧接され、脚座本体14が脚柱6に対して直交するように結合される。
なお、図3(a)は、脚柱6と脚座8との取付部の詳細(図1のA部)を示す分解斜視図であり、図3(b)は、脚柱6と脚座8との取付部の詳細(図2の断面B)を示す断面図である。
以上、説明したように、本実施形態の移動机1においては、脚柱6が、係合溝14a及び係合溝16aに係合されることにより、脚座本体14と脚座取付部材16とに挟み込まれた状態で、取付ボルト18が、脚座取付部材16の係合溝16aの両側に形成された挿通孔16cに夫々挿通されると共に、脚座本体14に形成されたねじ孔14cに夫々螺合されて、脚座本体14と脚座取付部材16とが締結される。
従って、本実施形態の移動机1によれば、脚柱6は、第2側板が係合溝14aの底面または係合溝16aの底面に当接した状態で、脚座本体14の端部と脚座取付部材16とに当接面を介して圧接されるので、脚座8を脚柱6に確実に結合することができる。また、取付ボルト18をはずすことで、脚座本体14の端部と脚座取付部材16による圧接状態が解除されるので、脚座8を脚柱6から容易に取り外すことができる。また、取付ボルト18を締結するためのねじ孔14cは、係合溝14aの両側に設けられているので、脚柱6に取付ボルト18を貫通させるための孔を設けることなく、脚座8を脚柱6に固定することが可能である。
さらに、脚座8が、脚座本体14と、脚座取付部材16とに分割されているので、脚座本体14の端部と、脚座取付部材16とで、容易に脚柱6の所定部を挟み込むことができ、既に、移動机1全体が組み立てられた後でも、脚座8の取り替えを容易に行うことができる。
また、本実施形態の移動机1においては、脚座取付部材16に、脚柱6に係合させるための凸部16dが形成されており、脚柱6には、脚座取付部材16の凸部が係合される係合孔6aが形成されているので、凸部16dと、係合孔6aを係合させることにより、脚座取付部材16が脚柱6に対して位置決めされるので、組立治具等を用いることなく所定の位置に脚座8を結合することができる。さらに、凸部16d及び係合孔6aは、脚柱6の長手方向に直交する方向に間隔を空けて2箇所に形成されているので、脚座取付部材16は脚柱6に対して直交するように係合され、脚座8を脚柱6に対して直交するように結合することができる。
ところで、上述したように、係合孔6aと凸部16dとの係合により、脚座8の脚柱6への結合角度が決まるが、係合孔6aと凸部16dとの間には、実際にはガタが生じているために、その精度はあまり高くない。また、係合溝16aと脚柱6との係合によっても、ある程度の角度は決まるが、係合溝16aは、脚柱6の外形よりもわずかに広い幅に形成されているので、やはり、脚柱6と係合溝16aとが係合された際には微少なガタが生じてしまい、結合角度の精度としてはあまり高くない。
そこで、本実施形態の移動机1においては、結合角度の精度を上げるために、脚座本体14の係合溝14aの角部に45度の面14dを形成し、取付ボルト18が螺合され、脚座本体14と脚座取付部材16との締結が進むにつれて、脚柱6の角がこの面に圧接され、次第に脚柱6が脚座本体14に対して直交するように補正されるようにしている。よって、本実施形態の移動机1によれば、組立治具を用いることなく、精度良く、脚座8を脚柱6と直交するように結合することができる。
一方、本実施形態の移動机1においては、脚座取付部材16は、脚柱6の内側から係合溝16aにて脚柱6の中央部よりやや下方に係合されており、一方、直線状に形成された脚座本体14は、脚柱6の外側から、係合溝14aにて脚柱6に係合され、脚座取付部材16に締結されている。そして、脚座本体14の係合溝14aは、脚座本体14の端部にて、移動机1の内側に向けて長円形に突出された部分の中央部に形成されている。
つまり、本実施形態の移動机1では、脚座本体14は、脚柱6よりも外側、つまり、前後方向に脚柱6と重ならない位置に配置されているので、図4に示すように、天板2が略垂直な収納位置にあるときに、移動机1同士を左右にずらすことなく前後方向にスタックすることができる。なお、図4は、移動机1を前後方向に複数スタックした状態を表す外観図である。
ところで、本実施形態の移動机1においては、脚座取付部材16の脚柱6の係合孔6aと係合する凸部16dは、取付ボルト18が挿通される挿通孔16cを結ぶ直線からずれた位置に配置されているので、脚座取付部材16を上下に反転させて脚柱6の係合孔6aに係合させることで、挿通孔16cの高さが変化する。つまり、脚座取付部材16を上下に反転させることで、脚柱6への脚座の取付高さを変えることができる。
そして、この特徴を利用することにより、本実施形態の移動机1は、天板2及び脚座本体14のみを取り替えることで、天板の大きさの異なる移動机50を構成することが可能である。以下、移動机50の構成について図4を用いて説明する。なお、移動机50は、天板2及び脚座本体14以外は移動机1と構成が同じであるため、異なる部分についてのみ説明する。図5(a)は、移動机50の外観を示す側面図、図5(b)は、移動机50の結合状態を説明するための斜視図である。
天板52は、天板2の後方部分を延出させ、天板2よりも前後方向の幅が広い長方形の板材から構成されており、天板支持部20にて支持されている。
脚座本体54は、その両端の構成は、脚座本体14と同様に構成されており、天板52を安定して支持できるように脚座本体14よりも長く構成されている。
そして、脚座取付部材16は、図5(a)及び図5(b)に示すように、凸部16dが形成された側を下方にして脚柱6の内側から係合溝16aにて脚柱6に係合されると共に、凸部16dは係合孔6aに係合される。一方、脚座本体54は、キャスタ部10を下方に向けて、脚柱6の外側から係合溝にて脚柱6に係合されると共に、脚座取付部材16の凸部16bは、その端面が、凹部の底面に到達しない位置で凹部と係合される。
そして、このように脚柱6が脚座本体54と脚座取付部材16とに挟み込まれた状態で、取付ボルト18が、脚座取付部材16の係合溝16aの両側に形成された挿通孔16cに夫々挿通されると共に脚座本体54に形成されたねじ孔に夫々螺合されて、脚座本体54と脚座取付部材16とが締結される。そして、脚座本体54と脚座取付部材16とが締結されることにより、脚柱6は、第2側板が各係合溝の底面に当接した状態で、脚座本体54の端部と脚座取付部材16とに当接面を介して圧接され、脚座本体54が脚柱6に対して直交するように結合される。なお、脚座本体54は、脚柱6に結合された際に、キャスタ部10が床面に接地する長さに構成されている。
以上説明したように、移動机50を構成する際には、移動机1を構成する際に、凸部16dが形成された側を上方に向けて脚柱6と係合させた脚座取付部材16を、凸部16dが形成された側を下方に向けて脚柱6と係合させている。このため、脚座の結合位置が、移動机1よりも高い位置となり、脚座本体14よりも長さの長い脚座本体54を、脚座本体14の結合角度と同じ角度で、しかも、脚座本体14よりも高い位置で脚柱6に直交するように結合することができる。
そして、この結果、天板2及び脚座本体14以外の部品、例えば、脚柱6、脚座取付部材16等の部品を、移動机1、移動机50の何れにも共通して使用できるので、部品点数を減らすことができ、ひいては、製造コストを低減することが可能となる。
なお、本実施形態においては、移動机1が本発明のテーブルに相当し、脚柱6が本発明の脚支柱に相当し、脚座取付部材16が本発明の結合用部材に相当し、脚座本体14の端部14e及び、脚座取付部材16が本発明の挟持部に相当し、ねじ孔14c、挿通孔16c及び取付ボルト18が本発明の締結手段に相当し、係合孔6aが本発明の脚支柱の被係合部に相当し、凸部16dが本発明の脚座の係合部または本発明の挟持部の係合部に相当し、脚座取付部材16の挿通孔16cが本発明の挟持部の結合部に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以下、上記実施形態の変形例として、上記実施形態の脚座とは異なる脚座を用いた例について説明する。図6は、各変形例の脚座の脚柱6への取付構成を示す説明図である。
上記実施形態では、脚座8を脚座本体14、脚座取付部材16、2本の取付ボルト18から構成したが、例えば、以下の変形例1のように、脚座本体14と、脚座取付部材16とを一体に構成するようにしてもよい。
変形例1の脚座30は、図6(a)に示すように、脚座本体14と、脚座取付部材16とを一体に構成してフック状にし、このフック状に形成された部分で、脚柱6に係合する係合孔30aを構成している。そして、脚柱6は、上下何れかの方向から係合孔30aに挿通され、脚柱6の第2側板が、係合孔30aの一対の対向した面に当接される。そして、この状態で、挿通孔30bが形成されたフック状の部分の端部と、ねじ孔30cが形成された根元の部分とが、取付ボルト32により締結されることにより、脚柱6が、脚座30のフック状に形成された部分により当接面を介して圧接され、脚座30が脚柱6に結合される。
なお、本変形例1において、脚座30の端部が本発明の挟持部に相当し、挿通孔30b、ねじ孔30c、取付ボルト32が本発明の締結手段に相当する。
また、上記実施形態では、移動机1を左右方向にずらすことなく前後方向にスタックできるようにするために、脚座本体14の脚柱6と結合される側の端部を机の内側の方向に突出させ、脚座本体14が、脚柱6よりも外側に位置するようにしたが、前後方向にスタックする必要が無い場合には、例えば、以下に示す変形例2のように、脚座をよりシンプルな形状に構成してもよい。
変形例2の脚座は、図6(b)に示すように、脚座本体34と、脚座取付部材36と、取付ボルト38と、から構成されている。そして、脚座本体34は、脚柱6に結合される側の端部の左右方向の厚さが他の部分の半分になるように形成されると共に、内側を向く面に脚柱6に係合可能な係合溝34aが形成されている。一方、脚座取付部材36は、脚座本体34の薄く形成された部分を埋めるような直方体のブロック状に形成されると共に、脚座本体34と対向する面に脚柱6に係合可能な係合溝36aが形成されており、上記実施形態と同様に取付ボルト38にて、脚座本体34と、脚座取付部材36とが締結されている。
そして、このように構成された変形例2の脚座によれば、脚座本体34と脚座取付部材36とが締結された際には、脚柱6が脚座の左右方向の中心で挟持され、脚座本体34が、脚柱6と前後方向に重なる位置で後方に延出されるように結合されるので、外観上シンプルな脚座とすることができる。
また、上記実施形態においては、脚座本体14及び脚座取付部材16の係合溝の底面が脚柱6の第2側板に当接されるようにし、脚柱6を左右方向から挟み込むように構成したが、変形例3のように、脚柱6を前後方向から挟み込むように脚座を構成してもよい。
変形例3の脚座は、図6(c)に示すように、断面が長方形の直線状の棒状部材からなり、脚柱6の前方に配置される側の端面に、脚柱6の第1側板よりもわずかに広い幅で、第2側板の幅の3分の2程度の深さの係合溝40aが形成された脚座本体40と、脚座本体40と断面が同形のブロックからなり、後方に配置される側の端面に、係合溝40aと同じ幅の係合溝42aが形成された脚座取付部材42と、取付ボルト44と、から構成されている。なお、係合溝42aの深さは、脚柱6に係合させた際に、反対側の端部から係合された脚座本体40と端面が当接しない深さに形成されている。
そして、脚座取付部材42を前方から脚柱6に係合させると共に、脚座本体40を後方から脚柱6に係合させ、脚柱6の両側で取付ボルト44にて脚座本体40と、脚座取付部材42とを締結することにより、脚座本体40が、脚柱6に結合されている。
また、上記実施形態及び各変形例においては、取付ボルトは、脚柱6を貫通しない位置に配置されているが、脚柱6を貫通する位置に配置してもよい。そして、この場合には、脚柱6の側板の内、各部材の係合溝に当接する側板に、予め取付ボルトを貫通可能な挿通孔を形成しておけばよい。
さらに、上記実施形態においては、脚柱6は、上端をやや後方に向けて上下方向に配置されるものとし、脚座8は、この脚柱6と直交するように結合されるようにしたが、この角度に限定されるものではなく、例えば、脚柱が垂直に配置されていてもよく、脚座が水平に配置されていてもよい。また、脚座と脚柱とが直交している場合には、脚柱の近傍で脚座と脚座取付部材とを締結することができるため、脚座を確実に脚柱に結合することが可能となるが、結合強度を保てる範囲であれば、脚座と脚柱は、必ずしも直交していなくてもよい。
また、本実施形態においては、脚柱6に係合して、脚座本体14を脚柱6に結合する位置を決めるための係合部を脚座取付部材16に凸部16dとして設けたが、係合部は、脚座本体14に設けてもよい。また、脚座8の形状としては種々の形状が考えられ、例えば、脚柱6と脚座8との接点が複数あるような場合には、各接点にて脚柱6を両側から挟み込んで締結させてもよく、また、1箇所のみ両側から挟み込んで締結し、他の部分に位置決め用の係合部を設けておくようにしてもよい。
なお、本実施形態の移動机1は、脚部にキャスタ部を備えた移動可能な机であるが、本発明は、キャスタ部のない固定机にも適用できることは言うまでもない。
本実施形態の移動机1の外観を表す斜視図である。 本実施形態の移動机1の側面図である。 本実施形態の脚座8の脚柱6への取付構成を示す説明図である。 本実施形態の移動机1を前後方向にスタックした状態を示す外観図である。 本実施形態の移動机50の側面図及び斜視図である。 変形例の脚座の脚柱6への取付構成を示す説明図である。
符号の説明
1…移動机、2…天板、4…脚部、6…脚柱、6a…係合孔、8…脚座、10…キャスタ部、12…ストッパ、14…脚座本体、14a…係合溝、14b…凹部、14c…ねじ孔、14d…面、14e…端部、16…脚座取付部材、16a…係合溝、16b…凸部、16c…挿通孔、16d…凸部、18…取付ボルト、20…天板支持部、22…アジャスタ、24…操作レバー、30…脚座、30a…係合孔、30b…挿通孔、30c…ねじ孔、32…取付ボルト、34…脚座本体、34a…係合溝、36…脚座取付部材、36a…係合溝、38…取付ボルト、40…脚座本体、40a…係合溝、42…脚座取付部材、42a…係合溝、44…取付ボルト、50…移動机、52…天板、54…脚座本体

Claims (7)

  1. 天板と、
    該天板を支持する柱状の脚支柱と、
    少なくとも一部が床面に当接し、前記脚支柱の前記天板の支持部より下方に取り付けられて該脚支柱を支持する脚座と、
    からなるテーブルであって、
    前記脚座は、前記脚支柱に結合するための手段として、
    前記脚支柱に当接し、該脚支柱を両側から挟持可能な一対の挟持部と、
    該一対の挟持部により前記脚支柱が挟持された状態で、該一対の挟持部を締め付けて結合するための締結手段と、
    を備えたことを特徴とするテーブル。
  2. 前記締結手段は、前記脚支柱を貫通しない位置で前記挟持部を結合することを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記脚座は2つの部材に分割されており、該分割された各部材には前記挟持部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル。
  4. 前記脚座を構成する部材の1つは、一部が床面に当接して前記脚支柱を支持する脚座本体であり、
    他の1つの部材は、前記脚座本体との間で、前記脚支柱を挟持するための結合用部材であることを特徴とする請求項3に記載のテーブル。
  5. 前記脚支柱には、前記脚座が係合される被係合部が形成されており、
    前記脚座には、前記脚支柱の被係合部に係合して当該脚座を前記脚支柱の所定位置に位置決めするための係合部が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のテーブル。
  6. 前記脚支柱には、前記脚座が係合される被係合部が形成され、
    前記結合用部材の挟持部には、
    前記脚支柱の被係合部に係合して当該結合用部材を前記脚支柱の所定位置に位置決めするための係合部と、
    前記脚支柱に当接する部分の両側に設けられ、前記脚座本体の挟持部と結合される連結部と、
    が設けられており、
    前記係合部は、前記連結部を結ぶ直線からずれた位置に配置されたことを特徴とする請求項4に記載のテーブル。
  7. 前記脚支柱は前記天板の左右両側に設けられ、前記天板の支持部と反対側の端部は床面に当接されており、
    前記脚座は、一端が前記脚支柱の中央部に結合され、他端が床面に当接するように下方に傾斜されていると共に、前記脚支柱と前後方向に重ならないように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載のテーブル。
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