JP4551187B2 - 棚受け具を備えた棚装置 - Google Patents

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本発明は、棚本体の側板の内側面の前部及び後部に上下方向に並べて係着孔を設け、該係着孔の適宜の位置に係着した棚受け具に、棚板の左右下面の前後に形成した凹溝部を載置することにより、左右の側板間に棚板を架設できるようにした棚装置に関する。
従来の複数の棚板が上下に多段に設けられた棚装置は、棚本体の左右側板の内側面の前後に棚柱が平行に埋設されており、棚柱の上下に複数の透孔が穿設されている。これら透孔の所定の高さ位置には、板金で上面視コ字状に形成されたフックが前後左右の四箇所に取り付けられている。このフックは、上下に延設される基片と上方に突出するカム面とで構成され、透孔に基片を係止させることで、棚柱に係止され取り付けられている。
一方、棚板の左右側端の下端位置には、切欠溝が前後に向けて形成されており、この切欠溝を閉蓋するように下方に向く起立片と、水平片とを具備した板金製の棚受金具が設けられ、棚受金具の前後位置の起立片と水平片の間に開口が形成されている。そこで、棚板を棚本体に取り付けるには、上述したフックの基片とカム面との間に形成された凹溝部に起立片を差し入れることでフックに嵌合され、棚板が棚本体内の所定の高さ位置に取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
実公平7−22102号公報(第2頁38行〜第3頁24行、第3図、第4図、第5図)
しかしながら、特許文献1にあっては、脚柱に取り付けられたフックは、基片の係止のみで透孔に取り付けられているので、フックのガタツキが生じやすく、稀にフックに載置された棚板を棚本体から取り外した際に、透孔からフックが取り外れてしまうことがあった。また、棚板を棚本体に簡便に取り付けることができるものの、棚板の左右側端の下端位置に切欠溝を形成させ、かつ棚受金具を設ける必要があり、棚板の構造が複雑となるため棚板の製造コストが高くなっていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、棚板の構造を複雑にすることなく、棚本体に棚板を容易に取り付けることができ、棚本体から棚板を取り外す際にも、棚板を支持する棚受け具が安易に取り外れることのない棚受け具を備えた棚装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の棚受け具を備えた棚装置は、棚本体の側板の内側面の前部及び後部に上下方向に並べて係着孔を設け、該係着孔の適宜の位置に係着した棚受け具に、棚板の左右下面の前後に形成した凹溝部を載置することにより、左右の側板間に棚板を架設できるようにした棚装置であって、前記側板の内側面側に棚受け具を固定支持するための取付金具が固設され、この取付金具に前後方向に広幅の係着孔が穿設され、前記棚受け具は、前記係着孔に係着される前後方向を向くフック部と、該フック部と一体的に成形され、左右の両側板間側に突出する雄ネジ部から成る係着体と、該雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が螺設された棚板支持用ナットで構成され、前記フック部は、前後方向を向く二つの突出部を有し、前記係着孔外周の取付金具内側面で前後方向を向いて取り付けられるように前記フック部を前記係着孔に挿入した状態で、前記棚板支持用ナットをネジの締め方向に移動させて、前記フック部と前記棚板支持用ナットとで係着孔外周の取付金具を挟持するようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、フック部と棚板支持用ナットとが間隔があくように離した状態でフック部を係着孔に挿入できるので、挿入作業が楽に行え、且つフック部の挿入後は、棚板支持用ナットをネジの締め方向に移動させることで、フック部と棚板支持用ナットとが取付金具を挟持するので、棚受け具を取付金具に確実に係着させることができる。また、前後方向に広幅に穿設された係着孔に前後方向を向くフック部が係着されるので、棚板支持用ナット締め付け時に係着体が前後方向に移動しても高さ方向のズレは生じないので、棚板は常に水平状態を保つことができる。更に係着孔の前後方向をフック部の前後方向に合わせた状態で、一方の突出部を先に係着孔に挿入させ、その後他方の突出部を挿入できるので、フック部の挿入が楽であり、係着孔に挿入後は二つの突出部が係着孔外周の取付金具内側面に対して前後方向に向いているので、そのままの状態で棚板支持用ナットをねじ込むことができ、取付作業が容易に行える。
本発明の請求項2に記載の棚受け具は、請求項1に記載の棚受け具を備えた棚装置であって、前記取付金具は断面コ字状に成形され、前記側板の上下方向に延びて側板の内側面の前部及び後部に設けられた凹溝内に、前記断面コ字状の両側部が嵌入し、前記コ字状の底面部に上下方向に並べた複数の係着孔が穿設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、取付金具の断面コ字状の両側部が側板の凹溝内に嵌入することで、取付金具の取付強度の向上が図れ、断面コ字状の底面部に複数の係着孔を穿設することで、断面コ字状の三面すべてを有効利用することができる。
本発明の請求項に記載の棚受け具は、請求項1または2に記載の棚受け具を備えた棚装置であって、前記フック部の二つの突出部のうち、少なくとも一方の突出部の内側面が、前記係着孔外周の取付金具内側面と当接する直線部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、棚板支持用ナットをねじ込んだ時、係着孔外周の取付金具内側面と直線部とが当接するので、係合面積の範囲が広がり、棚受け具の取付金具に対する確実な支持が実現できる。
本発明の請求項に記載の棚受け具は、請求項に記載の棚受け具を備えた棚装置であって、前記直線部と前記雄ネジ部が連接する部位が円弧状に凹設され、前記直線部を有する突出部と逆側の突出部の外側端縁が、外方に向かって円弧状に凸設していることを特徴としている。
この特徴によれば、直線部を有する突出部を先に係着孔に挿入して円弧状に凹設された部位を係着孔に当接させ、その後棚受け具を回動させれば、凹設された円弧を支点として逆側の突出部に円滑な回動運動を与えると共に、逆側の突出部の外側端縁が円弧状に凸設しているので、係着孔に対して少ない間隙のもとに係着孔を通過させることができる。
本発明の請求項に記載の棚受け具は、請求項3または4に記載の棚受け具を備えた棚装置であって、前記直線部を有する突出部と逆側の突出部の先端に、前記係着孔外周の取付金具内側面と所定間隙を存して対峙している係合片を有することを特徴としている。
この特徴によれば、フック部の一方の突出部が棚板支持用ナットと協動して取付金具を挟持し、他方の突出部に設けた係合片が係着孔外周の取付金具内側面と所定間隙を有して対峙している、棚受け具の左右方向の移動が抑えられると共に、棚受け具を取り外すときに、係着体を傾動することが容易となり、棚受け具の取り外し作業が楽に行える。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明の実施例1における棚装置の全体像を示す斜視図であり、図2は、棚板の下面より棚装置を見上げた斜視図であり、棚柱への棚受け具の取り付け、及び棚受け具に棚板が載置された状態を示し、図3は、棚板支持用ナットに係着体を取り付ける過程を示す棚受け具の分解組立斜視図であり、図4は、棚板支持用ナットに係着体が螺合された状態を示す棚受け具の断面図であり、図5(a)は、棚柱の係着孔に係着体のフック部を係着させる状態を示す断面図であり、図5(b)は、さらにフック部を係着孔内に係合させる過程を示す断面図であり、図5(c)は、棚受け具を係着孔に取り付けた断面図である。
本発明の棚受け具10は、棚装置の棚本体内に設けられる棚板の支持手段として用いられている。そこで、本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、まず図1に示されるように、棚装置1は主に、左右に立設された側板4,4と、これら側板4,4の上端部に設けられた天板2と、側板4,4の下端部に設けられた載置台3と、から構成される枠体である棚本体1aと、棚本体1a内の上下方向に向けて複数段(本実施例では4段)架設された棚板5とで構成されている。以下、本実施例では棚装置1の正面側を前方とし、背面側を後方とし、側板4,4側を左右方向として説明する。
図2に示すように、側板4,4の内側面の前部および後部には、上下の長さ方向に向けて取付金具6が設けられており、取付金具6には、棚受け具10を固定支持するための係着孔6aが前後方向に幅広の横長矩形で上下方向に向けて複数穿設されており、これら係着孔6aの所定の高さ位置には、棚受け具10が取り付けられている。この棚受け具10は、後述において詳述に説明するが、この棚受け具10は、係着孔6a内に係着される係着体11と、棚板5を支持する円柱型の棚支持用ナット(以下、ナット)14とから成り、棚板5下面の前部及び後部において長さ方向に形成された凹溝部5aにナット14が嵌合することで、棚板5が支持される。
棚受け具10について具体的に説明すると、図3に示されるように、棚受け具10は鉤状のフック部12と雄ネジ部13とからなる係着体11と、円柱状のナット14から構成され、係着体11のフック部12には、前後方向を向く突出部12bおよび突出部12dが形成されており、突出部12d側が突出部12bに比べ一方側に大きく突出され、平板状の雄ネジ部13には、ナット14に形成された雌ネジ部14aに螺合するネジが部分的に螺設されている。
そこで、雄ネジ部13と雌ネジ部14aを螺合して、ナット14またはフック部12を回転させれば、図4に示されるように、雌ネジ部14aに雄ネジ部13が螺合されていき、係着体11とナット14を一体にして棚受け具10が構成される。雄ネジ部13にはネジが部分的にしか螺設されていないので、軽快に螺合操作を行うことができる。なお、係着孔6aに取り付ける際には、雌ネジ部14a内に雄ネジ部13を完全に侵入させずに、若干遊びを設けてある。
図4にて係着体11のフック部12構造について説明すると、突出部12dの雄ネジ部13側の内側面には直線部12eが形成され、さらに直線部12eから雄ネジ部13にかけて両者を連接する部位は凹設された円弧12fが形成され、直線部12eが形成された他方の突出部12bの外側端縁にかけては、外方に向かって凸設された円弧12cが形成され、この円弧12cの雄ネジ部13側は係合片12aとなっている。
次に、係着体11とナット14で一体成形された棚受け具10を取付金具6に取り付ける過程を説明する。図5(a)に示されるように、取付金具6は上面視断面コ字状に成形され、取付金具6の断面コ字状の両側部が側板4の嵌合溝4a内に嵌入することで、取付金具6の取付強度の向上が図れ、断面コ字状の底面部に複数の係着孔6aを穿設することで、断面コ字状の三面すべてを有効利用することができるようになっている。
係着孔6aに棚受け具10を取り付けるには、図5(a)に示されるように、フック部12とナット14との間隔があくように若干離間させた状態で、棚受け具10を傾けて係着孔6aに対して、フック部12の突出部12d側を先に挿入させていき、直線部12を係合孔6aに当接させながら、凹設された円弧12fが係着孔6aに当接するまで突出部12dを取付金具6の内側に挿入する。
さらに、図5(b)に示されるように、凹設された円弧12fを係着孔6aに当接させた状態で、棚受け具10を回動させていくことで、円弧12fを支点として逆側の突出部12bに円滑な回動運動を与えるとともに、突出部12bの外側端縁が凸設された円弧12eに形成されているので、フック部12に対して少ない間隙であっても円滑に係着孔6aを通過させていくことができる。
そして、図5(c)に示されるように、フック部12が係着孔6aを介して嵌合溝4a内に挿入されると、突出部12d,12bが係着孔6aの口径よりも前後の外方に向けて突出された状態となる。そこで、ナット14を回転させながら係着体11の雄ネジ部13を雌ネジ部14にねじ込ませていくことで、係着孔6a外周の前方側の内側面6bに直線部12eが当接されるとともに、内側面6bの反対面にナット14の端面が当接されていき、係着孔6a外方が直線部12eとナット14の端面に挟持され、取付金具6に棚受け具10が固定される。
このように、係着孔6aの前後方向をフック部12の前後方向に合わせた状態で、一方の突出部12dを先に係着孔6aに挿入させ、その後、他方の突出部12bを挿入できるので、フック部12の挿入が楽であり、係着孔6aに挿入後は二つの突出部12d,12bが係着孔6a外周の取付金具6の内側面6bに対して前後方向に向いているので、そのままの状態でナット14をねじ込むことができ取付作業が容易に行える。
しかも、係着孔6a外周の取付金具6の内側面6bと直線部12eとが当接されるので、係合面積の範囲が広がり、取付金具6に棚受け具10を強固に取り付けることができ、安易に取り外れが防止され、棚受け具10の取付金具6に対する確実な支持が実現できる。
なお、直線部12eを有する突出部12dと逆側に位置する突出部12bの先端には、係着孔6a外周の取付金具6の内側面6bと所定間隙を存して対峙した係合片12aを有することから、フック部12の突出部12dがナット14と協動して、取付金具6に挟持された際に、係合片12aが係着孔6a外周の内側面6bと所定間隙を有して対峙しているので、棚受け具10の左右方向の移動が抑えられると共に、特に図示しないが棚受け具10を取り外すときに、その所定間隙を利用して係着体11を傾動させることが容易となり、棚受け具10の取り外し作業が楽に行える。
以上の説明により実施例1では、フック部12とナット14との間隔があくように離した状態でフック部12を係着孔6aに挿入できるので挿入作業が楽に行え、且つフック部12の挿入後は、ナット14をネジの締め方向に移動させることで、フック部12とナット14とが取付金具6を挟持するので、棚受け具10を取付金具6に確実に係着させることができる。
したがって、棚板5の下面に形成された凹溝部5aを棚受け具10に載置するだけで、棚板5の構造を複雑にすることなく、棚本体1a内に容易に取り付けることができ、棚本体1aから棚板5を取り外す際にも、棚受け具10が係着孔6aから安易に取り外れてしまう事が防止されている。
また、前後方向に広幅に穿設された係着孔6aに前後方向を向くフック部12が係着されるので、ナット14締め付け時に係着体11が前後方向に移動しても高さ方向のズレは生じないので、棚板5は常に水平状態を保つことができる。
次に、本発明の実施例2を図6に基づいて説明する。図6(a)は、棚受け具の取り付けの一変形例を示す断面図であり、図6(b)も同様に棚受け具の取り付けの一変形例を示す断面図である。なお、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
まず、図6(a)に示されるように、側板4の表面に取り付けられた表面板4’は金属製のスチール材で構成されており、フック部12が収納される収納空間4a’が形成され、係着孔6a’の外周面に取付面15が構成されている。このように、表面板4’はスチール材で構成されているので、棚受け具の取付金具として充分な強度を有し、且つ美感的にも優れている。
次に、図6(b)に示されるように、棚板4’’には実施例1の嵌合溝4aと略同型の嵌合溝4a’’が形成され、この嵌合溝4a’’を閉蓋するようにボルト17で板金の取付金具16が取り付けられている。この取付金具16には、実施例1の係着孔6aと同型の係着孔16aが貫通されている。このように、取付金具16が板金で構成されているので、製作コストも低く抑えられる。そしてこの取付金具16は上下方向に延びる一枚の板金であっても良いし、いくつかに分割した板物であっても良い。
以上、本発明を実施例に基づき説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、棚板5の下面に形成した凹溝部5aは長さ方向に渡って設ける必要はなく座ぐり孔でも良い。また、係着体は平板状で部分的に雄ネジが螺設されたものを用いているが、フック部を平板状とし雄ネジ部を通常の円柱体で構成しても良い。
本発明の実施例1における棚装置の全体像を示す斜視図である。 棚板の下面より棚装置を見上げた斜視図であり、取付金具への棚受け具の取り付け、及び棚受け具に棚板が載置された状態を示す。 棚板支持用ナットに係着体を取り付ける過程を示す棚受け具の分解組立斜視図である。 棚板支持用ナットに係着体が螺合された状態を示す棚受け具の断面図である。 (a)は、取付金具の係着孔に係着体のフック部を係着させる状態を示す断面図であり、(b)は、さらにフック部を係着孔内に係合させる過程を示す断面図であり、(c)は、棚受け具を係着孔に取り付けた断面図である。 (a)は、実施例2における棚受け具の取り付けの一変形例を示す断面図であり、(b)も同様に棚受け具の取り付けの一変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 棚装置
1a 棚本体
2 天板
3 載置台
4、4’’ 側板
4’ 表面板
4a、4a’’ 嵌合溝
4a’ 収納空間
5 棚板
5a 凹溝部
6 取付金具
6a、6a’ 係着孔
6b 内側面
10 棚受け具
11 係着体
12 フック部
12a 係合片
12b 突出部
12c 凸設された円弧
12d 突出部
12e 直線部
12f 凹設された円弧
13 雄ネジ部
14 ナット(棚支持用ナット)
14a 雌ネジ部
15 取付面
16 取付金具
16a 係着孔
17 ボルト

Claims (5)

  1. 棚本体の側板の内側面の前部及び後部に上下方向に並べて係着孔を設け、該係着孔の適宜の位置に係着した棚受け具に、棚板の左右下面の前後に形成した凹溝部を載置することにより、左右の側板間に棚板を架設できるようにした棚装置であって、前記側板の内側面側に棚受け具を固定支持するための取付金具が固設され、この取付金具に前後方向に広幅の係着孔が穿設され、前記棚受け具は、前記係着孔に係着される前後方向を向くフック部と、該フック部と一体的に成形され、左右の両側板間側に突出する雄ネジ部から成る係着体と、該雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が螺設された棚板支持用ナットで構成され、前記フック部は、前後方向を向く二つの突出部を有し、前記係着孔外周の取付金具内側面で前後方向を向いて取り付けられるように前記フック部を前記係着孔に挿入した状態で、前記棚板支持用ナットをネジの締め方向に移動させて、前記フック部と前記棚板支持用ナットとで係着孔外周の取付金具を挟持するようにしたことを特徴とする棚装置。
  2. 前記取付金具は断面コ字状に成形され、前記側板の上下方向に延びて側板の内側面の前部及び後部に設けられた凹溝内に、前記断面コ字状の両側部が嵌入し、前記コ字状の底面部に上下方向に並べた複数の係着孔が穿設されている請求項1に記載の棚装置。
  3. 前記フック部の二つの突出部のうち、少なくとも一方の突出部の内側面が、前記係着孔外周の取付金具内側面と当接する直線部を有する請求項1または2に記載の棚装置。
  4. 前記直線部と前記雄ネジ部が連接する部位が円弧状に凹設され、前記直線部を有する突出部と逆側の突出部の外側端縁が、外方に向かって円弧状に凸設している請求項に記載の棚装置。
  5. 前記直線部を有する突出部と逆側の突出部の先端に、前記係着孔外周の取付金具内側面と所定間隙を存して対峙している係合片を有する請求項またはに記載の棚装置。
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