JPH03182204A

JPH03182204A - 棚装置における脚柱

Info

Publication number: JPH03182204A
Application number: JP31892089A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiko Shinoda; 信田　佳彦; Katsura Hino; 日野　桂
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 1989-12-11
Filing date: 1989-12-11
Publication date: 1991-08-08
Anticipated expiration: 2009-12-21
Also published as: JPH06104087B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本願は、例えば陳列棚のような棚装置における脚柱に関
する。

従来の技術従来、陳列棚などの棚装置における脚柱は、高さ方向に
多数の係止孔を隔設した長尺な支柱の下端部に、脚部材
をＬ字状に固着して成り、この脚柱を横方向に隔設する
と共に、係止孔に支持アームの後端に有するフックを係
止して、横方向で対向する支持アーム間にｍ４１ｉを載
置する棚装置は公知である。

発明が解決しようとする課題ところが、前記した従来の棚装置における脚柱によれば
、支柱と脚部材とを一体に構威しであるので、脚部材の
突出により棚装置の輸送、梱包が不便であると共に、使
用目的に応して脚部材の長さを変更する場合にも不便で
あった。

課題を解決するための手段そこで本願は、上記した不便を解消するために、少なく
とも一つの面の下部に係止孔を設けた支柱と、後端部に
その後端面より後方に突出すると共に、先端が下面より
突出して前記係止孔と係止する係止片を有し、かつ、下
面にネジ孔を有した脚部材と、後部に前記係止片の先端
突出部を介入する介入部を、前部に前記ネジ孔と合致す
る取付孔を設けた連結部材とから成り、前記係止孔に係
止片を係止することにより、支柱の一つの面に脚部材の
後端面を当接し、かつ、連結部材を支柱と脚部材の下面
とに跨がって重合すると共に、介入部に係止片の先端突
出部を介入し、取付孔を介して、取付ネジを前記ネジ孔
に緊締することにより、前記係止片の先端突出部を介入
部に係止して支柱と脚部片とを連結固定したことを特徴
とするものであり、上記において、連結部の強度をさら
に増すように、支柱が、その少なくとも一つの面の下部
の左右位置に係止孔を配設して成り、かつ、脚部材が各
係止孔と係止する係止片を夫々設けた別体構成の左右一
対の係止板を、脚部材の後端部左右内側面に夫々固着し
、または支柱が、各係止孔の上部に、さらに他の係止孔
を夫々設けて成り、かつ、脚部材の後端部左右内側面に
夫々固着した係止板が、係止片の上部にさらに他の係止
片を設けて成り、また、係止片の先端突出部と介入部と
の係止を強固にするために取付ネジが円錐状の頭部を有
しており、かつ、連結部材の取付孔が下部に円錐状の窪
み部を有し、かつ、取付孔の中心が、ネジ孔の中心より
後方寄りに偏心して設けて成るものである。

作　　　　　　　　用しかして、使用の際は、支柱の少なくとも一つの面の下
部に設けた係止孔に、脚部材の係止片を挿入して、脚部
材の後端面を支柱の前面に当接した状態で脚部材を押し
下げて、係止片を係止孔に係止し、この状態において、
支柱の下面と脚部材の下面とが一致し、かつ、係止片の
先端が支柱の下面より突出する０次いで、支柱の下端面
と脚部材の下面とに跨ぐように連結部材を重合して、支
柱の下面から突出した係止片の先端突出部を連結部材の
介入部に介入したのち、取付ネジを取付孔を介して前記
ネジ孔に緊締して支柱と脚部材をその下面で連結するも
のである。

上記において、取付ネジが円錐状の頭部を有しており、
かつ、連結部材の取付孔が下部に円錐状の窪み部を有し
、かつ、取付孔の中心が、ネジ孔の中心より後方寄りに
偏心して設けて成るときは、取付ネジの緊縛時に、取付
ネジの頭部が偏心した公文、連結部材が前方に強制的に
移動するので、係止片の先端突出部と連結部材の介入部
との係止が強固となる。

実　　　　施　　　　例以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述すると、（１
）は横断面が方形状で長尺な筒状の支柱で、その短手側
の前後板の下部左右位置に、上下方向に比較的長い方形
状の下位係止孔（２）と、それよれも短尺な方形状の上
位係止孔（３）とが夫々上下に隔設してあり、かつ、長
手側の左右側面には対向する左右支柱間を連結する連結
杆取付用の連結孔（４）及び棚板を受ける支持アームの
フックと係止する下向きテーパー状の係止孔（５）が配
設してあり、また、支柱（１）の底面の中央位置に、ア
ジセスタ取付用のネジ孔（６）を有した駒片（７）が、
その下面と支柱（１）の底面とが面一となるように溶着
により一体に設けである。（８）は縦断面が方形状で前
端面が閉じている比較的短尺な筒状の脚部材で、その底
板（９）の前部位置に、例えば絞り加工により形成され
たアジャスタ取付用のネジ孔（ｌＯ）を有する筒部（１
））が、また、底板（９）の後部位置に、後述する取付
ネジ（２０）のナツト（１２）が夫々設けてあり、さら
に、脚部材（８）の後端部の左右内側面には、前記上位
係止孔（３）に係止する比較的短尺な下向きＬ字状の上
位係止片（１３）と、前記下位係止孔（２）に係止する
比較的長尺な下向きＬ字状の下位係止片（１４）とを上
下に有した左右−対の係止板（１５）が、その各係止片
（１３）、　（１４）が脚部材（８）の後端開口面から
突出し、かつ、下位係止片（１４）の先端が、脚部材（
８）の下面より突出するように溶着により一体に固着し
てあり、脚部材（８）の後部下面に、前記ナツト（１２
）のネジ孔（１２）ａを開口する透孔（１６）が設けで
ある。　（１７）は支柱（１）と脚部材（８）とを連結
する連結部材で方形状の板から成り、その後部には、前
記左右の下位係止片（１４）、　（１４）の先端突出部
（１４）ａ　、　（１４）ａを夫々介入して係止する左
右の介入部（１８）、　（１８）が、また、その前部に
は、前記ナツト（１２）のネジ孔（１２）ａと合致する
取付孔（１９）が設けてあり、この取付孔（１９）の下
部は、取付ネジ（２０）の円錐状の頭部（２０）　ａと
合致するように円錐状に窪んでおり、前記取付孔（１９
）は、好ましくはネジ孔（１２）ａの中心より若干後方
寄りに偏心して設けられ、また、取付孔（１９）の中心
から介入部（１８）の後面までの距離ｌが、ナフ）　（
１２）のネジ孔（１２）ａの中心から下位係止片（１４
）の後面までの距離にほぼ等しく、かつ、上位係止片（
１３）及び下位係止片（１４）の内縁と、脚部材（８）
の後端面との隙間ａが支柱（１）の前板の板厚にほぼ等
しく設定されている。　（２２）、　（２３）は前記ネ
ジ孔（６）　、　（１０）に夫々螺着するアジャスタ、
（２４）は脚部材（８）の後端部上面に固着した補強片
である。

しかして使用に際しては、支柱（１〉の下部前面に設け
た下位係止孔（２）と上位係止孔（３）とに、脚部材（
８）の下位係止片（１４）と上位係止片（１３）とを夫
々挿入して、脚部材（８）の後端面を支柱（１）の前面
に当接した状態で、脚部材（８）を押し下げることによ
り、上位係止片（１３）を上位係止孔（３）及び下位係
止片（１４）を下位係止孔（２）に夫々圧入して係止し
、この状態で支柱（１）の下面と脚部材（８）の下面と
が一敗すると共に、下位係止片（１４）の先端突出部（
１４）ａが支柱（１）の下端面より突出する０次いで支
柱（１）の下端面と脚部材（８〉の下面とに跨ぐように
連結部材（１７〉を重合して、支柱（１）の下面から突
出した下位係止片（１４）の先端突出部（１４）ａを連
結部材（１７）の介入部（１８）に介入したのち、取付
ネジ（２０）を、取付孔（１９）を介してナンド（１２
）に緊締して支柱（１）と脚部材（８）をその下面位置
で連結し、然るのち、ネジ孔（６）　、　（１０）にア
ジャスタ（２２）、　（２３）を夫々螺合して脚柱の水
平基準を調整するものである。なお本例において、富み
部（２１）の中心がネジ孔（１２）ａの中心より若干後
方寄りに偏心して設けであるので、第４図から明らかな
ように取付ネジ（２０）の緊締により、同図仮想線で示
すように連結部材（１７）が若干前方（矢印）方向に移
動して、下位係止片（１４）と連結部材（８）との係止
が強固となる。

発明の効果本願は畝上のように、棚装置の脚柱を支柱と脚部材とに
分解可能な構成としたので、輸送、梱包に便利であると
共に、これらを係止孔と係止片との係止のみならず、係
止片の先端突出部と介入部との係止状態で、連結部材を
脚部材に緊締することにより、支柱と脚部材とをその下
面で連結する構成であるので、支柱と脚部材との連結部
の機械的強度が充分に得られ、特に請求項２または３記
載の構成により連結部の強度をさらに増すことができ、
また、請求項５の構成において、係止片と連結部材との
係止が強固となるなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は中間を省略
し、一部切欠した総体側面図、第２図は中間を省略した
総体底面図、第３図は中間を省略し、一部切欠した分解
斜視図、第４図は連結部材の取付部分の拡大断面図であ
る。図中、（１）は支柱、（２）　、　（３）は係止孔、（
８）は脚部材、（１２）ａはネジ孔、（１３）、　（１
４）は係止片、（１４）ａは先端突出部、（１５）は係
止板、（１７）は連結部材、（１８）は介入部、（１９
）は取付孔、（２０）は取付ネジ、（２０）　ａは頭部
、（２１）は窪み部である。第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも一つの面の下部に係止孔を設けた支柱
と、後端部にその後端面より後方に突出すると共に、先
端が下面より突出して前記係止孔と係止する係止片を有
し、かつ、下面にネジ孔を有した脚部材と、後部に前記
係止片の先端突出部を介入する介入部を、前部に前記ネ
ジ孔と合致する取付孔を設けた連結部材とから成り、前
記係止孔に係止片を係止することにより、支柱の一つの
面に脚部材の後端面を当接し、かつ、連結部材を支柱と
脚部材の下面とに跨がって重合すると共に、介入部に係
止片の先端突出部を介入し、取付孔を介して、取付ネジ
を前記ネジ孔に緊締することにより、前記係止片の先端
突出部を介入部に係止して支柱と脚部片とを連結固定し
たことを特徴とする棚装置における脚柱。
（２）支柱が、その少なくとも一つの面の下部の左右位
置に係止孔を配設して成り、かつ、脚部材が各係止孔と
係止する係止片を夫々設けた別体構成の左右一対の係止
板を、脚部材の後端部左右内側面に夫々固着して成る請
求項１記載の棚装置における脚柱。
（３）支柱が、各係止孔の上部に、さらに他の係止孔を
夫々設けて成り、かつ、脚部材の後端部左右内側面に夫
々固着した係止板が、係止片の上部にさらに他の係止片
を設けて成る請求項２記載の棚装置における脚柱。
（４）支柱及び脚部材が、断面方形状の筒体から成る請
求項１、２または３記載の棚装置における脚柱。
（５）取付ネジが円錐状の頭部を有しており、かつ、連
結部材の取付孔が下部に円錐状の窪み部を有し、かつ、
取付孔の中心が、ネジ孔の中心より後方寄りに偏心して
設けて成る請求項１、２、３または４記載の棚装置にお
ける脚柱。