JP2021004616A - 連結構造体 - Google Patents

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智広 長▲崎▼
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Abstract

【課題】簡単に連結部材を被連結面に連結することのできる連結構造体を提供する。【解決手段】連結構造体1は、ジョイント部材30を介して壁10の被連結面11に連結部材20が連結される。壁10は被連結面11に開口する第1の孔12、12を備え、連結部材20は端面23に被連結面11と当接する当接面23bとを備えた筒状部21を有し、連結部材20及び壁10のいずれか一方には、連結部材20の当接面23b又は壁10の被連結面11に開口する第2の孔13を備え、他方に第2の孔13に嵌め込まれる突起24を備え、ジョイント部材30は、筒状部21に差し込まれて全長にわたって筒状部21に嵌合する基部31と、基部31の一端側に設けられ第1の孔12、12に抜け止め状態で係止されるフック部36、36と、を備え、ジョイント部材30の基部31と連結部材20の筒状部21とがネジ40により結合される。【選択図】図1

Description

本発明は、什器をはじめとした種々の構造物の組み立てに利用可能な連結構造体に関する。
従来、店舗等で用いられる什器として、筒状の支柱同士を連結して枠体を構成し、この枠体に棚や板部材等が設けられるものがある。このような什器の支柱の連結構造として、例えば特許文献1が提供されている。特許文献1に記載の連結構造は、一方の支柱に溶接されるとともに他方の支柱内に挿入される連結機構を備え、連結機構は、凹状部の底面部に雌ねじを有した孔が形成された基材と、この基材の雌ねじに螺入され、凹状部側の端面にレンチが挿入される穴が形成された調整雄ねじと、基材の凹状部で調整雄ねじの上方に配され、雄ねじの螺入出によって上下動するロック部材と、このロック部材を上下移動可能に保持しつつ基材に取り付けられる保持部材とを備えている。連結機構が他方の支柱内に挿入された状態で、調整雄ねじを基材の雌ねじを有した孔から螺出させることで、ロック部材を基材に対して上昇し、ロック部材が他方の支柱の筒状内を開く方向に押圧して、他方の支柱を結合させる。
特許第4272003号公報
しかし、特許文献1に記載の連結構造においては、連結機構を支柱に溶接しなければならず、手間がかかるという問題がある。また、連結機構は、基材と調整雄ネジとロック部材と保持部材とからなり、連結構造の構成が複雑であるという問題がある。本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、簡単に連結部材を被連結面に連結することのできる連結構造体を提供することを目的としている。
本発明による連結構造体は、ジョイント部材を介して壁の被連結面に連結部材が連結されるものであって、前記壁は前記被連結面に開口する第1の孔を備え、前記連結部材は、少なくとも非連結面と連結される側の端部が内部に中空部を有する筒状部であり、前記筒状部は、端面に、前記中空部と連通する開口と、前記被連結面と当接する当接面とを備え、前記連結部材及び前記壁のいずれか一方には、前記連結部材の当接面又は前記壁の被連結面に開口する第2の孔を備え、他方に前記第2の孔に嵌め込まれる突起を備え、前記ジョイント部材は、前記筒状部の開口より中空部に差し込まれて全長にわたって前記筒状部に嵌合する基部と、前記基部の一端側に設けられ前記第1の孔に抜け止め状態で係止されるフック部と、を備え、前記ジョイント部材の基部と前記連結部材の筒状部とが結合手段により結合される。
本発明の連結構造体を組み立てるには、まず、壁の被連結面の第1の孔にジョイント部材のフック部を差し込んで被連結面にジョイント部材を係止し、次に、連結部材の筒状部の中空部に開口からジョイント部材の基部を差し込んで嵌合させるとともに、被連結面の第2の孔に連結部材の突起を嵌合することで、連結部材の当接面が被連結面に当接する。そして、ジョイント部材の基部と連結部材の筒状部とを結合手段により結合する。
上記の連結構造体によれば、ジョイント部材を被連結面に係止し、連結部材をジョイント部材に嵌合させて固定手段で固定するだけで、簡単に連結部材を被連結面に連結することができる。
前記結合手段は、前記ジョイント部材の基部と前記連結部材の筒状部とが嵌合した状態で、前記連結部材の筒状部に設けられた第2のネジ用孔及び前記ジョイント部材の基部に設けられる第1のネジ用孔を通るネジであってもよい。
前記第2のネジ用孔は、前記第1のネジ用孔が設けられる位置よりも前記被連結面から離れる方向にずれた位置に設けられていてもよい。
本発明の連結構造体によれば、簡単に連結部材を被連結面に連結することができる。
本発明の一実施形態に係る連結構造体の一部分の断面図である。 連結構造体の分解斜視図である。 被連結面を有する支柱の一部分の背面図である。 連結部材の(A)は一部分の側面図、(B)は正面図、(C)は一部分の平面図である。 ジョイント部材の、(A)は側面図、(B)は背面図、(C)は平面図、(D)は底面図、(E)は正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 ジョイント部材及び連結部材の一部分の要部拡大図である。 什器のフレームの一例を示す説明図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の連結構造体1を示す。本実施形態の連結構造体1は、ジョイント部材30を介して壁10の被連結面11に連結部材20が連結されるものである。本実施形態の連結構造体1は、家具や什器のフレーム2に用いられ、例えば図8に示すように、2本の支柱3の間が連結部材20を構成するジョイントバーで連結されたフレーム2において、支柱3と連結部材20との連結に用いられるものである。なお、連結構造体1は、家具や什器のフレーム2に限定されず、例えば木造建築物の柱と横木との連結に用いられてもよく、用途は限定されない。
被連結面11は、板状部材や柱などを構成する板状の壁10の一方の面の一部である。壁10は、一対の第1の孔12、12及び第2の孔13を有し、一対の第1の孔12、12及び第2の孔13は、被連結面11から他方の面に貫通し、被連結面11及び他方の面に開口する。壁10の他方の面側には、一対の第1の孔12、12に挿入されるジョイント部材30のフック部36、36(後述)が位置する空間14が存在している。本実施形態では、被連結面11は支柱3の周壁10の外面の一部であり、支柱3は内部に空間14を有する筒状の角柱である。なお、以下の説明では、被連結面11に連結部材20及びジョイント部材30が差し込まれる方向を前側または先端側といい、前側と反対側を後側という。また、支柱3の延びる方向を上下方向とする。
第1の孔12、12は、それぞれ、同一形状の縦長の矩形状の孔であって、図3において横方向に所定の間隔を開けて並んで設けられており、後述するジョイント部材30が係止される。第2の孔13は横長の矩形状の孔であって、一対の第1の孔12、12の下側に設けられ、後述する連結部材20の突起24が嵌め込まれる。一対の第1の孔12、12と第2の孔13とは同じ対称軸で線対称に設けられている。
連結部材20は、図4(A)〜図4(C)に示すように、少なくとも被連結面11と連結される側の端部に、内部に中空部22を有する筒状部21を備え、本実施形態では、筒状部21が全長にわたって形成された、断面形状が正方形状の筒状棒体である。連結部材20の端面23は、中空部22と連通する開口23aと、被連結面11と当接する環状の当接面23bとを備えている。当接面23bの下辺には、連結部材20の長さ方向に沿って突出する突起24が設けられている。突起24は、支柱3の周壁10の第2の孔13に対応した厚みと幅を備え、突起24が第2の孔13に嵌め込まれて連結部材20の上下左右方向の移動が規制される。図1に示すように、突起24が第2の孔13に嵌め込まれた状態では、連結部材20の当接面23bが被連結面11に当接する。連結部材20の底壁33には、ネジ40を通すための第2のネジ用孔25が形成されている。第2のネジ用孔25の詳細は後述する。
図5(A)〜図5(E)に示すように、ジョイント部材30は、連結部材20の筒状部21の開口23aより中空部22に差し込まれて全長にわたって筒状部21に嵌合する基部31と、基部31の一端側に設けられ被連結面11の第1の孔12、12に抜け止め状態で係止される一対のフック部36、36とを備えている。基部31は、図54(B)に示す背面図において略U字形状を呈しており、一対の側壁32、32と、側壁32、32の下端縁とを連結する底壁33とを備えている。図5(C)に示すように、底壁33の後端と一対の側壁32、32の後端とは揃っており、側壁32、32の前端は底壁33の前端よりも突出しており、底壁33の前後方向の長さは一対の側壁32、32の前後方向の長さよりも短い。基部31は、連結部材20の部材の中空部22に対応する幅及び高さを備え、基部31が連結部材20の筒状部21に嵌合した状態で、側壁32、32の外面及び上面、底壁33の底面が連結部材20の筒状部21の内面と当接する。なお、ジョイント部材30は、左側面が図5(A)に示す右側面と対称に現れる。
底壁33の内面には、ネジ孔34aを有するナット34が溶接等により取り付けられている。底壁33には、ナット34のネジ孔34aに対応する位置に、ネジ孔34aと連通しネジ40を通すための第1のネジ用孔35が形成されている。第1のネジ用孔35の詳細は後述する。
各側壁32、32は、図5(A)に示すように、側面から見た形状が略矩形状であり、前側の上側の角部は上下方向に対して略30度の角度で斜めに切り落とされた傾斜部32aである。また、側壁32、32の下縁であって底壁33の前端より前位置には、ジョイント部材30の製造時に金属板の曲げ加工がしやすいように、切り欠き32bが形成されている。
各フック部36、36は、一対の側壁32、32に連続して設けられており、側壁32、32と同じ厚みであって一対の第1の孔12、12に挿入可能な厚みを有している。フック部36、36は、図5(A)に示すように、側壁32、32の傾斜部32aの下端位置に設けられる基端部37と、基端部37の前端面に設けられる係止部38とを備えている。
図1に示すように、基端部37の上下方向の長さd2は第1の孔12、12の長さd10(図3)よりも小さく設定されている。係止部38は、上下方向の長さd3が第1の孔12、12の長さd10よりも長く設定されており、側面から見た形状において先端側が円弧状の半楕円形状を呈しており、基端部37よりも上向きに突出する上端部38aと、基端部37よりも下向きに突出する下端部38bとを備えている。係止部38の下端部38bの後端面38cと側壁32、32の前端面32cとは対向しており、対向する各面の間の距離d4は支柱3の周壁10の厚みd11(図1)よりも若干大きく設定されている。
図1に示すように、フック部36、36が支柱3の周壁10の第1の孔12、12に抜け止め状態で係止されたときに、係止部38は支柱3の周壁10の内側の空間14に位置し、基端部37は第1の孔12、12内に位置し、係止部38の下端部38bの後端面38cと側壁32、32の前端面32cとの間の空間に支柱3の周壁10が位置し、係止部38の上側の後端面と側壁32、32の傾斜部32aの前端面との間に支柱3の周壁10が位置する。
次に、ジョイント部材30の基部31と連結部材20の筒状部21との結合について説明する。図1、図7に示すように、支柱3の周壁10の第1の孔12、12にジョイント部材30が係止され、連結部材20の突起24が支柱3の周壁10の第2の孔13に嵌合されて、ジョイント部材30の基部31と連結部材20の筒状部21とが嵌合した状態で、連結部材20の第2のネジ用孔25はジョイント部材30のナット34のネジ孔34a及び第1のネジ用孔35と対応した位置にあり、連結部材20の第2のネジ用孔25とジョイント部材30のナット34のネジ孔34a及び第1のネジ用孔35は連通して一連となっている。図1に示すように、ネジ40が連結部材20の第2のネジ用孔25とジョイント部材30の第1のネジ用孔35に通され、ナット34のネジ孔34aと螺合することで、ジョイント部材30と連結部材20とが結合する。
ネジ40は、ネジ部41と頭部42とを有する皿ネジであり、頭部42は下面が平らで座面42aが截頭円錐形を呈している。第2のネジ用孔25及び第1のネジ用孔35は一体として皿ネジの頭部42を収容可能であり、皿ネジの頭部42の座面42aの形状に対応した截頭円錐形状のテーパ孔にザグリ加工されている。第1のネジ用孔35の上面の直径d1(図5)は、ネジ40のネジ部41が通過できるように、ネジ40のネジ部41の直径d40(図1)よりもわずかに大きく設定されている。
詳細には、図7に示すように、支柱3の周壁10の被連結面11にジョイント部材30の側壁32、32の前端面32cが当接し、支柱3の周壁10の被連結面11に連結部材20の当接面23bが当接した状態で、連結部材20の第2のネジ用孔25は、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35が設けられる位置よりも被連結面11から離れる方向にずれた位置に設けられるように、連結部材20の端面23から第2のネジ用孔25の軸芯までの長さが設定されている。
ずれの距離D、すなわち第2のネジ用孔25の軸芯と第1のネジ用孔35の軸芯との間の距離Dは、第1のネジ用孔35の上面の直径d1とネジ40のネジ部41の直径d40との差と、支柱3の周壁10の厚みd11とジョイント部材30の係止部38の下端部38bの後端面38cと側壁32、32の前端面32cとの間の距離d4との差とを足した長さよりも短く設定されている。すなわち、距離Dは、ネジ40をナット34に螺合する際に、第1のネジ用孔35の上面の直径d1とネジ40のネジ部41の直径d40との差と、支柱3の周壁10の厚みd11とジョイント部材30の上記距離d4との差とによりずれを吸収することのできる距離に設定されている。本実施形態では、ネジ40は、呼び径がM6の皿ネジを用いており、皿ネジは、頭部41の直径が5.8mm、頭部42の径が12mm、頭部42の高さが3.4mmであり、連結部材20の第2のネジ用孔25の上下方向の長さを1.4mm、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35の上下方向の長さを2mm、第1のネジ用孔35の上面の直径d1を6.5mm、支柱3の周壁10の厚みd11を1.6mm、上記距離d4を2mmに設定しており、ずれの距離Dを0.6mmとしている。なお、図7は説明の便宜上、ずれの距離Dを大きく表わしているが、同図は実際の縮尺によるものではない。
ネジ40のネジ部41を連結部材20の第2のネジ用孔25、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35に順に通し、ナット34のネジ孔34aに螺合させると、ネジ40の頭部42が第2のネジ用孔25内に入る。このとき、ネジ40の頭部42の座面42aが連結部材20の第2のネジ用孔25の被連結面11側の内面25aに当たり、内面25aを被連結面11に近づく方向すなわち前側に押しつける。これにより、連結部材20が被連結面11にしっかりと押しつけられる。また、ネジ40の頭部42の座面42aがジョイント部材30の第1のネジ用孔35の後端側の内面35aに当たり、内面35aを被連結面11から離れる方向すなわち後側に押しつける。これにより、支柱3の周壁10にフック部36、36の下端部38bの後端面38cが当接するまで、ジョイント部材30は被連結面11から離れる方向に移動する。このように、第2のネジ用孔25と第1のネジ用孔35とがずれた位置に設けられた状態で連結部材20とジョイント部材30とがネジ40により結合されることで、連結部材20は支柱3にしっかりと連結される。
次に、ジョイント部材30を介して壁10の被連結面11に連結部材20を連結させて連結構造体1を構成する方法について説明する。まず、図2に示すように、支柱3の周壁10の第1の孔12、12にジョイント部材30のフック部36、36の係止部38の上端部38aを斜め上方向から挿入し、第1の孔12、12を通過させて支柱3の内部の空間14に進入させる。このとき、ジョイント部材30の側壁32、32の傾斜部32aにより、フック部36、36の係止部38の上端部38aと側壁32、32との間が広くなっており、フック部36、36の上端部38aを第1の孔12、12に挿入しやすくなっている。
そして、ジョイント部材30を下に向けて回動させることで、フック部36、36の係止部38の下端部38bが第1の孔12、12に挿入され第1の孔12、12を通過する。フック部36、36は前端側が略円弧形状になっているため、フック部36、36の係止部38の下端部38bは第1の孔12、12の周囲の周壁10に当たること無く第1の孔12、12を通過して支柱3の内部の空間14に位置する。これにより、ジョイント部材30は第1の孔12、12に対して抜け止め状態となる。さらにジョイント部材30を下降させると、係止部38の下端部38bの後端面38cと側壁32、32の前端面32cとの間に支柱3の周壁10が位置し、基端部37の下面が第1の孔12、12の下側の周壁10に当たって支持される。この状態においては、フック部36、36の基端部37は第1の孔12、12の長さd10よりも短いため、ジョイント部材30は上下方向へ移動可能である。
次に、連結部材20の筒状部21の開口23aからジョイント部材30の基部31を挿入し、基部31を全長にわたって筒状部21の中空部22に嵌合する。連結部材20の突起24は、支柱3の周壁10の第2の孔13に挿入される。これにより、ジョイント部材30及び連結部材20の上下の移動が規制される。
そして、ネジ40のネジ部41を連結部材20の第2のネジ用孔25、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35を通してナット34のネジ孔34aに螺合する。このとき、連結部材20の第2のネジ用孔25は、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35が設けられる位置よりも被連結面11から離れる方向にずれた位置にあり、ネジ40の頭部42の座面42aによって、ジョイント部材30の第1のネジ用孔35の後端側の内面35aが被連結面11から離れる方向すなわち後側に押しつけられ、被連結面11から離れる方向にわずかに移動するとともに、連結部材20の第2のネジ用孔25の被連結面11側の内面25aが被連結面11に近づく方向に押しつけられる。第1のネジ用孔35の上面の直径d1とネジ40のネジ部41の直径d40との差と、支柱3の周壁10の厚みd11とジョイント部材30の上記距離d4との差とによりずれの距離Dを吸収しつつ、ネジ40をナット34に螺合する。これにより、連結部材20が被連結面11に押しつけられてしっかりと連結される。
上記の実施形態によれば、ジョイント部材30を被連結面11に係止し、連結部材20をジョイント部材30に嵌合させてネジ40などの結合手段で結合するだけで、簡単に連結部材20を被連結面11に連結することができる。また、ジョイント部材30を予め支柱3の被連結面11に溶接しておく必要がないので、組み立てる手間が簡単である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、第2の孔13は壁10に設けられ、突起24は連結部材20の当接面23bに設けられているが、第2の孔13が連結部材20の当接面23bに設けられ、突起24は壁10の被連結面11に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、第2の孔13は一対の第1の孔12、12の下側に設けられているが、上側に設けられていてもよく、一方または他方の第1の孔12、12の横に並んで設けられていてもよい。この場合、第2の孔13に嵌め込まれる連結部材20の突起24は、第2の孔13に対応する位置に設けられる。
また、本実施形態では、支柱3の長さ方向に第1の孔12,12の長さ方向が沿うように第1の孔12,12が設けられているが、支柱3の長さ方向に対して斜め方向に第1の孔12,12の長さ方向が沿うように第1の孔12,12が設けられていてもよい。この場合、連結部材20は長さ方向を軸心として回転した状態で支柱3に取付けられる。
さらに、連結部材20は断面形状が正方形状には限定されず、ジョイント部材30の基部31が連結部材20の筒状部21に嵌合できればいずれの形状でもよく、例えば断面形状が矩形状であってもよく、円形状であってもよい。
1 連結構造体
3 支柱
10 壁
11 被連結面
12、12 第1の孔
13 第2の孔
20 連結部材
21 筒状部
22 中空部
23 端面
23a 開口
23b 当接面
24 突起
25 第2のネジ用孔
30 ジョイント部材
31 基部
35 第1のネジ用孔
36、36 フック部
38 係止部
38a 上端部
38b 下端部
40 ネジ(結合手段)

Claims (3)

  1. ジョイント部材を介して壁の被連結面に連結部材が連結される連結構造体であって、
    前記壁は前記被連結面に開口する第1の孔を備え、
    前記連結部材は、少なくとも非連結面と連結される側の端部が内部に中空部を有する筒状部であり、前記筒状部は、端面に、前記中空部と連通する開口と、前記被連結面と当接する当接面とを備え、
    前記連結部材及び前記壁のいずれか一方には、前記連結部材の当接面又は前記壁の被連結面に開口する第2の孔を備え、他方に前記第2の孔に嵌め込まれる突起を備え、
    前記ジョイント部材は、前記筒状部の開口より中空部に差し込まれて全長にわたって前記筒状部に嵌合する基部と、前記基部の一端側に設けられ前記第1の孔に抜け止め状態で係止されるフック部と、を備え、
    前記ジョイント部材の基部と前記連結部材の筒状部とが結合手段により結合される、連結構造体。
  2. 前記結合手段は、
    前記ジョイント部材の基部と前記連結部材の筒状部とが嵌合した状態で、前記連結部材の筒状部に設けられた第2のネジ用孔及び前記ジョイント部材の基部に設けられる第1のネジ用孔を通るネジである請求項1に記載の連結構造体。
  3. 前記第2のネジ用孔は、前記第1のネジ用孔が設けられる位置よりも前記被連結面から離れる方向にずれた位置に設けられる請求項2に記載の連結構造体。
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