JP2017128854A - 建築用受具及びその嵌合外囲体 - Google Patents

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Abstract

【目的】主に重合タイプの折板建築用板にて施工される屋根,壁等の外囲体を構成する建築用受具及びその嵌合外囲体とすること。【構成】長方形状のベース板状部1と該ベース板状部1上に形成された長方形状の膨出部2とを備えた嵌合取付部材Aと、該嵌合取付部材Aを上部に支持固定する受本体Bとを備え、前記ベース板状部1の長手方向両端は、折板建築用板8の下半山形部82及び上半山形部83の高さ方向中間箇所に形成された被嵌合屈曲部86,86に嵌合可能な嵌合端部11,11とし、両前記嵌合端部11,11には下方に折り返し状の屈曲片11a,11aが形成されること。【選択図】 図1

Description

本発明は、主に重合タイプの折板建築用板にて施工される屋根,壁等の外囲体を構成する建築用受具及びその嵌合外囲体に関する。
近年、種々の金属製の折板タイプの屋根板材,壁板材等の建築用板が多く使用された屋根,壁等の外囲体が施工されている。この種の建築用板は、母屋,胴縁等の構造材に建築用受具を介して固定されているものであり、前記建築用板同士の連結構造として、重合タイプ或いは馳締タイプのものが存在し、このタイプのものが多く使用されている。
これらの建築用板にて施工された屋根,壁等の外囲体では、建築用板同士の連結は、重合或いは馳締によって行われる。つまり、重合又は馳締による連結のみで、建築用板が建築用受具に固定される構成となっている。
ところが、それぞれの建築用板に風による負圧が作用したときに、その平坦面が広ければ広いほど、大きな負圧外力が作用し、建築用板は上方に持ち上げられるような力がかかる。そして、近年では、自然環境の変化により大型且つ強力な台風が増加し、その規模も強大となる傾向にある。
そのために、屋根,壁等の外囲体では、建築用板同士の重合或いは馳締部等の連結部が建築用受具から外れて建築用板が飛ばされてしまうという状況が以前よりも増加する傾向にあり、屋根,壁等の外囲体の耐久性を向上させることがより一層強く求められることになった。そこで、受金具には、吊子と共に建築用板を強固に固定するために工夫が行われている。
特開2014−40720号公報
屋根,壁等の外囲体を構成する建築用板が、強風による負圧にて破損することを防止するための具体的な対策の一例として、重合或いは馳締部等の連結箇所以外の部分で建築用受具に建築用板を固定する構造としたものが存在する。その具体例として特許文献1を挙げる。特許文献1を概説する。なお、符号は特許文献1に使用されたものをそのまま使用する。特許文献1には、屋根材取付部(3)と脚部(1)が開示されている。
特許文献1には、屋根材取付部(3)と脚部(1)が開示されている。折板屋根材(10)の側部の上下方向中間に係止部(12)が形成されている。また、タイトフレーム(T)には、折板同士の馳締部を支持固定するハゼ受部(6)が具備されている。この特許文献1に見られるように近年では、馳締タイプの建築用板には、馳締部以外に被係止部が形成され、タイトフレーム(建築用受具)は、馳締連結部と共に被係止部でも建築用板が固定される構成としたもの多く使用されている。
ところで、特許文献1では、屋根材取付部(3)は、立方体状の箱の開口を下向きにしたような形状であり、該屋根材取付部(3)の外周の対向する一辺を係止受部(5)としたものである。そして、前述したように、近年気象環境が大きく変化し、台風も発生も増加し、しかも大型化している状況にある。
そのため、特許文献1における屋根材取付部(3)の係止受部(5)の領域は小さく、折板屋根材(10)の係止部(12)との係止範囲も狭くなり、その係止状態は必ずしも万全とは言えず、強風によって係止受部(5)と係止部(12)とが外れてしまうおそれは十分にある。そこで、本発明の目的は、強風によって折板建築用材が受具から極めて外れ難く、優れた耐久性を有する建築用受具及びその外囲体を提供することにある。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、長方形状のベース板状部と該ベース板状部上に形成された長方形状の膨出部とを備えた嵌合取付部材と、該嵌合取付部材を上部に支持固定する受本体とを備え、前記ベース板状部の長手方向両端は、折板建築用板の下半山形部と上半山形部との高さ方向中間箇所に形成された被嵌合屈曲部に嵌合可能な嵌合端部とし、両前記嵌合端部には下方に折り返し状の屈曲片が形成されてなる建築用受具としたことにより上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記膨出部の頂部下面側には、前記受本体の受頂部と連結する連結部材が設けられてなる建築用受具としたことにより上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記嵌合取付部材は前記受本体に対して水平面上を所定角度回動自在とした構成としてなる建築用受具としたことにより上記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項1,2又は3の何れか1項の記載において、前記嵌合取付部材の頂部の下面側には内螺子を有する位置決め部材が設けられてなる建築用受具としたことにより上記課題を解決した。請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記膨出部の頂部のY方向両端面との角部は丸みを有してなる建築用受具としたことにより上記課題を解決した。
請求項6の発明を、長方形状のベース板状部と該ベース板状部上に形成された長方形状の膨出部とを備えた嵌合取付部材と、該嵌合取付部材を上部に支持固定する受本体とを備え、前記ベース板状部の長手方向両端は嵌合端部とし、両前記嵌合端部には下方に折り返し状の屈曲片が形成されてなる建築用受具と、主板の幅方向両側より半山形部が形成され、両前記半山形部の高さ方向中間箇所に被嵌合屈曲部が形成された折板建築用板とを備え、前記建築用受具の前記嵌合取付部材のY方向にて隣接する折板建築用板の半山形部同士を連結すると共に、前記建築用受具の前記嵌合取付部材の両前記嵌合突出部と前記折板建築用板の両前記被嵌合屈曲部とが嵌合する構成としてなる嵌合外囲体としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、受本体は、嵌合取付部材と受本体とを備えたものであり、嵌合取付部材は、ベース板状部と膨出部とを有している。ベース板状部は長方形状であり、そのY方向つまり長手方向の両端部分を嵌合端部としたものである。つまり、長方形状のベース板状部のY方向両端を嵌合端部としたことにより、折板建築用板の被嵌合屈曲部に嵌合する嵌合端部は直線状で嵌合範囲を大きく且つ有効的に確保することができる。
膨出部は、ベース板状部をベースとして上方に向かって膨出する構造としたものであり、そのため膨出部は、略シェル的な構造或いは略モノコック的な構造となる。したがって、ベース板状部と膨出部とが相互に他方を補強することができ、嵌合取付部材は、力学的強度に優れたものにできる。
また、膨出部2は、主板の幅方向両側に半山形部を設けた折板建築用板による折板タイプの屋根,壁面の施工に好適となる。つまり、膨出部に隣接する折板建築用板同士の半山形部同士を重合又はキャップ材等によって連結するときに、この連結部分を安定した状態にすることができる。さらに、嵌合取付部材は、従来タイプの折板建築用板用の受具に固着することで、被嵌合屈曲部を有する折板建築用板の施工に対応させることができ、従来タイプの建築用受具を有効に使用することができる。
また、前記ベース板状部の両前記嵌合端部には下方に折り返し状の屈曲片が形成されたことにより、ベース板状部のY方向両端の嵌合端部の力学的強度をより一層向上させることができる。請求項2の発明では、前記膨出部の頂部下面側には、前記受本体の受頂部と連結する連結部材が設けられたことにより、嵌合取付部材を受本体に対して簡易に連結でき且つ極めて安定した状態で装着することができる。
請求項3の発明では、前記嵌合取付部材は前記受本体に対して水平面上を所定角度回動自在とした構成としたことにより、建築用受具によって折板建築用板を構造材に施工する際に、受本体の取付位置及び方向等の取付精度が多少甘くても嵌合取付部材を回転させることで、折板建築用板に嵌合端部を適正に合わせて嵌合させることができる。
また、一般的に折板建築用板の長手方向と構造材の長手方向とが直交するものであるが、必要に応じて、折板建築用板の長手方向と構造材の長手方向とが直交しない場合、つまり折板建築用板の長手方向が構造材の長手方向に対して傾斜するような施工を行う場合にも本発明における建築用受具の嵌合取付部材を受本体に対して水平面上を回転させることで、適応させることができる。
請求項4の発明を、前記嵌合取付部材の前記高位頂部の下面側には内螺子を有する位置決め部材が設けられたことにより、嵌合取付部材を受本体に装着した状態で、嵌合取付部材は、受本体に対して位置ずれを防止できる。請求項5の発明を、前記膨出部の頂部のY方向両端面との角部は丸みを有したことにより、嵌合取付部材の嵌合端部に折板建築用板の被嵌合屈曲部を嵌合するときに、前記丸みによって、嵌合し易く、且つ被嵌合屈曲部側には傷が付き難くなる。請求項6の発明では、極めて強固な馳締タイプの折板外囲体を施工することができる。
(A)は本発明における第1実施形態の嵌合取付部材を有する建築用受具と吊子の斜視図、(B)は嵌合取付部材の拡大斜視図、(C)は嵌合取付部材の拡大平面図である。 (A)は図1(C)のX1-X1矢視断面図、(B)は(A)のY1-Y1矢視断面図である。 (A)は第2実施形態の嵌合取付部材の拡大斜視図、(B)は第2実施形態の嵌合取付部材の縦断側面図、(C)は第2実施形態の嵌合取付部材の変形例の縦断側面図である。 (A)は本発明における建築用受具を使用した外囲体の正面略示図、(B)は(A)の(α)部拡大図である。 キャップ材と共に使用する嵌合タイプの折板建築用板を使用した実施形態の要部正面図である。 (A)は嵌合取付部材を製造するためのプレス加工が行われる状態の平面図、(B)は(A)の(β)部斜視図、(C)は(A)の(γ)部斜視図、(D)は(A)の(δ)部斜視図、(E)は(A)のX2-X2矢視拡大断面図、(F)は(A)のX3-X3矢視拡大断面図である。 (A)は受本体に対して嵌合取付部材が水平面上を角度θ傾斜した状態の要部平面図、(B)は受本体に対して嵌合取付部材を位置決め部材にて固定している状態の要部縦断正面図、(C)は(B)の(ε)部拡大図、(D)は本発明における嵌合外囲体を構成する折板建築用板が角度θ傾斜して施工された略示図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。まず、本発明では、方向を示す文言としてX方向及びY方向を使用する。本発明の建築用受具によって、施工される折板建築用板8の並列される方向をY方向とし〔図4(A)参照〕、各折板建築用板8の長手方向となる方向をX方向とする。したがって、本発明の建築用受具が装着される構造材の長手方向はY方向となる〔図4(A)参照〕。X方向及びY方向については、図中に記載した。
本発明には、複数の実施形態が存在し、何れも金属製の嵌合取付部材Aと、金属製の受本体Bとによって構成される。嵌合取付部材Aは、ベース板状部1と膨出部2とから構成される〔図1(A)参照〕。ベース板状部1は、Y方向を長手方向とした長方形の板状に形成されたものである。ベース板状部1の板厚寸法は、約2乃至2.5ミリ程度である。
膨出部2は、前記ベース板状部1の上方から見ると凸状の膨らみ状で且つ下方から見ると凹状の窪みとなる部位であり、ベース板状部1を土台として、四方及び上方が全て閉鎖状となった構造である〔図1(B),図2等参照〕。具体的には、カプセルを半割にした略方形状容器のような形状である。膨出部2は、上面から見ると略長方形状であり、その4つの角部は丸みつまり円弧状に形成されている〔図1(B),(C)参照〕。
また、膨出部2は、ベース板状部1に対して、その内部に収まるようにして、最大限の面積を有するように形成されている〔図1(B),(C)参照〕。つまり、膨出部2の平面形状は、ベース板状部1の平面形状の範囲内において占める割合が大きい。膨出部2の4個の角は円弧状であり、そのためにベース板状部1の4個の隅は、平坦状の部位として残されている。さらに、ベース板状部1の長辺付近は僅かに略平坦となる部位が残されている〔図1(B),(C)参照〕。
膨出部2は、頂部21を有し、Y方向の両端には傾斜状の端面22,22が形成されている。前記頂部21と傾斜状の両前記端面22,22との角部21t,21tは、円弧状の丸みを有している〔図1(B),図2(A)参照〕。
前記ベース板状部1の長手方向つまりY方向の両端の位置は、嵌合端部11,11となっている。両該嵌合端部11,11は、長方形状の前記ベース板状部1の対向する両短辺部分で、直線の縁となっている。両該嵌合端部11,11は、後述する折板建築用板8の被嵌合屈曲部86,86に嵌合して、折板建築用板8を建築用受具に固定する役目をなす。つまり、ベース板状部1の嵌合端部11は、その全体が折板建築用板8の被嵌合屈曲部86に当接することができる。また、嵌合端部11は、前記膨出部2の両端面22,22の下端と同一位置となっている。
両前記嵌合端部11,11には、ベース板状部1の下面側に向かって折り返し状の屈曲片11a,11aが形成されている〔図1(B),図2(A)参照〕。両屈曲片11a,11aは、共に略逆「ハ」字形状、又は水平状となるように屈曲形成される〔図1(B),図2(A)参照〕。
両該屈曲片11a,11aがベース板状部1の両嵌合端部11,11に形成されることにより、両嵌合端部11,11部分の力学的強度を向上させると共に、折板建築用板8の被嵌合屈曲部86との当接状態をより確実なものにできる。さらに、折板建築用板8の被嵌合屈曲部86を、嵌合取付部材Aの嵌合端部11と嵌合させるときに、折板建築用板8の内面側に傷が付くことを防止することができる。
前記膨出部2の頂部21には連結用固定孔21a及び位置決め孔21bが形成されている。該位置決め孔21bの下面側には位置決め部材3が設けられている〔図1(B),図2(A)参照〕。該位置決め部材3は、内螺子部31及び外螺子部32から構成される。前記内螺子部31は、具体的にはナットであり、外螺子部32は具体的にはボルトである。
位置決め部材3は、嵌合取付部材Aを受本体Bに連結したときに、水平方向の振れを防止し、確実に受本体Bと連結するための役目をなすものである。外螺子部(ボルト)32の先端は、前記位置決め孔21bに挿入する。位置決め部材3は、必要に応じて適宜設けられたものであり、該位置決め部材3が設けられない実施形態も存在する。
膨出部2の連結用固定孔21aの位置で且つ前記頂部21の下面側には連結部材4が設けられる〔図1(B),図2(A)参照〕。該連結部材4は、頂部21の下面側に溶接等にて固着される。また、連結部材4は、必ずしも膨出部2の下面側に固着されず、嵌合取付部材Aとは別部材としても構わない。
連結部材4は、内部に内螺子41aを有する被連結部41と、外螺子42aを有する連結部42とからなる。被連結部41は、具体的にはナットが使用され、連結部42は具体的にはボルトが使用される。
嵌合取付部材Aは、ベース板状部1に対して膨出部2が成形型からなるプレス機を使用してプレス加工により形成される(図6参照)。具体的には、原材料となる金属原板Mにベース板状部1が形成されるように、該ベース板状部1の形成される周囲に切抜き部m1が形成される。このとき、ベース板状部1の初期形状は、膨出部2がプレス加工によって形成されることを考慮に入れて、ベース板状部1を樽型状とすることもある〔図6(A)参照〕。
膨出部2は頂部21が存在するので、プレス加工時に、絞込み量がベース板状部1のY方向の一方側と他方側とで差が生じるものであり、これらを考慮した結果、ベース板状部1の成形初期形状を樽型としたものである。樽形状とした成形初期形状のベース板状部1は、膨出部2をプレス加工により形成することで、略長方形状となる〔図6(A)の(γ)部参照〕。
前記金属原板Mは、ベース板状部1となる部位が複数形成されている。前記切抜き部m1は、プレス機械等により打ち抜き形成され、次第に成形初期形状のベース板状部1が形成される。さらに、成形初期形状のベース板状部1にプレス機械によってプレスをかけて、膨出部2が形成される。このとき、該膨出部2が形成されることにより、ベース板状部1は、略長方形状に変形する。
次に、膨出部2が形成されたベース板状部1のY方向両端が嵌合端部11,11となるように整えられ、屈曲片11a,11aが形成されてゆく。図6(E)は、ベース板状部1の両嵌合端部11,11に屈曲片11a,11aが形成される前の状態であり、図6(F)は両嵌合端部11,11に屈曲片11a,11aが形成された後の状態である。そして、嵌合取付部材Aが形成されたときに、該嵌合取付部材Aが金属原板Mから切断され、単独の嵌合取付部材Aの製造が完了する〔図6(A)の(δ)部及び(D)参照〕。
嵌合取付部材Aの第2実施形態では、前記ベース板状部1に対して膨出部2が占有する面積を少なくしたものである〔図3(A),(B)参照〕。この実施形態では、ベース板状部1の平坦状部が多く現われる。つまり、ベース板状部1には、膨出部2が形成されていない部位が第1実施形態の場合よりも広く存在することになり、ベース板状部1のY方向の両側部分のみならず、X方向の両側部分にも平坦状の部位が存在することになる。
また、第2実施形態の変形例として、膨出部2の両端面22,22を、略垂直状にすることもある。これによって、嵌合取付部材Aは、膨出部2の成形範囲をより一層狭くし、ベース板状部1の平坦状部分を大きくすることができる。この第2実施形態のように、ベース板状部1に対して膨出部2の形成領域を小さくすることにより、ベース板状部1の嵌合端部11,11の形状がより一層、突出し且つ嵌合端部11における屈曲片11a部分の角度がより一層鋭角となり、折板建築用板の被嵌合屈曲部に食い込み易くすることができ、折板建築用板8の建築用受具に対する固定状態をより一層強固なるものにすることができる。
第1実施形態及び第2実施形態の嵌合取付部材Aは、前述したように、ベース板状部1に膨出部2が膨出形成されることにより、膨出部2はカプセルを半割にした容器のような形状となる。したがって、膨出部2は、略シェル的な構造或いは略モノコック的な構造となり、ベース板状部1と膨出部2とが相互に他方を補強することができ、嵌合取付部材Aは、相乗的に力学的強度に優れたものにできる。
次に、受本体Bは、受頂部51と脚部52,52とから構成されている〔図1(A),図4参照〕。前記受頂部51は、平坦状に形成されている。そして、受頂部51には連結用孔51a及び位置固定用孔51bが形成されている。そして、前記連結用孔51aにはボルトとした前記連結部42が貫通し、嵌合取付部材Aのナットとした被連結部41に螺合され、嵌合取付部材Aが受本体Bに連結される〔図4(B)参照〕。
ボルトとした連結部42の先端は、嵌合取付部材Aの頂部21に形成された連結用固定孔21aに挿入される。また、前記位置決め部材3によって、嵌合取付部材Aが受本体Bに対して水平面上に振れることを防止し、強固に固定することができる。
ここで、ボルト・ナットとした連結部42と被連結部41とによって、嵌合取付部材Aは、受本体Bに対して水平面上を回動することができる〔図7(A)参照〕。さらに、受頂部51の位置固定用孔51bには、外螺子部(ボルト)32が貫通し、嵌合取付部材Aに設けられた内螺子部(ナット)31と螺合し、受本体Bに対して嵌合取付部材Aの位置を固定し、該嵌合取付部材Aが振れることを防止する〔図4(B)参照〕。前記脚部52,52は、前記受頂部51のY方向両端から外方下向きに傾斜するようにして形成されたものである。
折板建築用板8は、主板81の幅方向の一端に下半山形部82が形成され、他端に下半山形部82が形成されている。上半山形部83と下半山形部82は、それぞれの頂片82a,頂片83aと、傾斜状側片82b,傾斜状側片83bとから構成されている。前記上半山形部83と下半山形部82の高さ方向中間には、被嵌合屈曲部86,86が形成されている。
該被嵌合屈曲部86は、前記傾斜状側片82b及び傾斜状側片83bの高さ方向の中間箇所に段状部として形成されたものであり、傾斜状側片82b,傾斜状側片83bにおいて、前記段状部の上方側が下方側よりも外方に突出するように形成された部位である(図4参照)。
次に、本発明の建築用受具と折板建築用板8と構造材9にて屋根,壁等の嵌合外囲体を施工する工程について説明する。まず、複数の本発明の建築用受具が構造材9上に配置される。このとき、それぞれの隣接する建築用受具の間隔は、折板建築用板8の幅方向両側に形成された被嵌合屈曲部86,86に対して、隣接する嵌合取付部材A,Aのそれぞれの嵌合端部11,11が適正に嵌合することができる範囲に設定される〔図4(A)参照〕。
そして、隣接する建築用受具の対向する嵌合取付部材A,A間に折板建築用板8が配置され、まず下半山形部82側の被嵌合屈曲部86,86を嵌合取付部材Aの両嵌合端部11,11と嵌合させる。次いで、隣接する別の折板建築用板8の上半山形部83を建築用受具に嵌合済みの前記下半山形部82上に重合するように被せ、上半山形部83側の両被嵌合屈曲部86,86を下半山形部82側の両被嵌合屈曲部86,86に嵌合させる。
このようにして、隣接する折板建築用板8,8の下半山形部82と上半山形部83とを本発明の建築用受具の嵌合取付部材A上で重合させ、それぞれの折板建築用板8,8の被嵌合屈曲部86,86同士を相互に嵌合させ、これを順次繰り返し、屋根,壁等の嵌合外囲体を施工する(図4参照)。本発明では、本発明の建築用受具と、折板建築用板8,8,…によって施工された屋根,壁等の嵌合外囲体を極めて強固に支持固定し、特に強風による負圧に対して優れた耐久性を発揮できるものである。
また、別のタイプの折板建築用板8としては、折板建築用板8に加えて嵌合キャップ材88と吊子87とが加えられたものが存在する(図5参照)。この嵌合タイプの折板建築用板8では、主板81の幅方向両側に傾斜状立上り部84,84が形成され、その上端に前記キャップ材88と嵌合する嵌合頂部85,85が形成されている。
この実施形態の折板建築用板8を使用する場合には、嵌合取付部材Aと受本体Bとを連結する連結部材4として円筒状のカラー部43が構成部材として使用される。カラー部43の貫通孔43aには、ボルト状の連結部42が貫通する。カラー部43は、受本体Bの受頂部51と嵌合取付部材Aの頂部21との間に配置される。
そして、嵌合取付部材Aの頂部21上に吊子87を配置し、受本体Bの受頂部51と、カラー部43と嵌合取付部材Aとを連結部(ボルト)42とナット44とで固着する。そして、吊子87の両側に隣接する折板建築用板8,8を配置し、前記嵌合頂部85,85が吊子87によって固定され、隣接する両前記嵌合頂部85,85上に嵌合キャップ材88が嵌合によって被せられる。これを、順次繰り返して嵌合キャップ材88を使用した嵌合外囲体が施工される。
本発明では、図7に示すように、前記嵌合取付部材Aは、前記受本体Bに対して水平面上において、所定角度θを回動自在とした構成を有する。これによって、折板建築用板8を構造材9に施工する際に、受本体Bの取付位置及び方向等の取付精度が多少甘くても、嵌合取付部材Aを水平面上で、回動させることで〔図7(A)参照〕、折板建築用板8の被嵌合屈曲部86,86に、嵌合取付部材Aの嵌合端部11,11を適正に合わせることができる。
また、一般的に折板建築用板8の長手方向は、構造材9の長手方向(Y方向)と直交するものである。しかし、必要に応じて、折板建築用板8の長手方向(X方向)と構造材9の長手方向(Y方向)とを直交させず、水平面上において相互に傾斜する構造とすることもある。
上記のように、折板建築用板8の長手方向(X方向)を構造材9の長手方向(Y方向)に対して直交しないで、折板建築用板8の長手方向(X方向)を直交した場合に対して角度θ傾斜させた場合においても、受本体BのY方向に対して嵌合取付部材Aを水平面上に所定の角度θで回動させることで、嵌合取付部材Aの長手方向(Y方向)を、折板建築用板8の長手方向(X方向)に直交させ、嵌合取付部材Aの両嵌合端部11,11を、折板建築用板8の被嵌合屈曲部86,86に適正に嵌合させることができる。これによって、高い精度で、折板建築用板8を構造材9上に施工することができる〔図7(D)参照〕。
また、前記嵌合取付部材Aの頂部21の下面側には位置決め部材3が設けられている。ここで、位置決め部材3は、外螺子部(ボルト)31の螺子軸部は、嵌合取付部材Aの頂部21に形成された位置決め孔21bの上方側より挿入し、頂部21の位置決め孔21bの下面に固着した内螺子部(ナット)31に螺合する構造とした〔図7(B),(C)参照〕。
そして、嵌合取付部材Aを受本体BのY方向に対して水平面上において所定角度θに設定し、位置決め部材3の外螺子部材32を内螺子部材31に対して締め付ける方向に回動させることで、外螺子部材32の先端が受本体Bの受頂部51に当接且つ押圧し、これによって、嵌合取付部材Aは、受本体Bに対して水平面上において所定角度θ傾斜した状態で固定でき、その結果、折板建築用板8を構造材9に対して傾斜する構造とした嵌合外囲体を強固なものとすることができる。
A…嵌合取付部材、1…ベース板状部、11…嵌合端部、11a…屈曲片、
2…膨出部、21…頂部、22…端面、B…受本体、3…位置決め部材、
4…連結部材。

Claims (6)

  1. 長方形状のベース板状部と該ベース板状部上に形成された長方形状の膨出部とを備えた嵌合取付部材と、該嵌合取付部材を上部に支持固定する受本体とを備え、前記ベース板状部の長手方向両端は、折板建築用板の下半山形部と上半山形部との高さ方向中間箇所に形成された被嵌合屈曲部に嵌合可能な嵌合端部とし、両前記嵌合端部には下方に折り返し状の屈曲片が形成されてなることを特徴とする建築用受具。
  2. 請求項1において、前記膨出部の頂部下面側には、前記受本体の受頂部と連結する連結部材が設けられてなることを特徴とする建築用受具。
  3. 請求項1又は2において、前記嵌合取付部材は前記受本体に対して水平面上を所定角度回動自在とした構成としてなることを特徴とする建築用受具。
  4. 請求項1,2又は3の何れか1項の記載において、前記嵌合取付部材の頂部の下面側には内螺子を有する位置決め部材が設けられてなることを特徴とする建築用受具。
  5. 請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記膨出部の頂部のY方向両端面との角部は丸みを有してなることを特徴とする建築用受具。
  6. 長方形状のベース板状部と該ベース板状部上に形成された長方形状の膨出部とを備えた嵌合取付部材と、該嵌合取付部材を上部に支持固定する受本体とを備え、前記ベース板状部の長手方向両端は嵌合端部とし、両前記嵌合端部には下方に折り返し状の屈曲片が形成されてなる建築用受具と、主板の幅方向両側より半山形部が形成され、両前記半山形部の高さ方向中間箇所に被嵌合屈曲部が形成された折板建築用板とを備え、前記建築用受具の前記嵌合取付部材のY方向にて隣接する折板建築用板の半山形部同士を連結すると共に、前記建築用受具の前記嵌合取付部材の両前記嵌合突出部と前記折板建築用板の両前記被嵌合屈曲部とが嵌合する構成としてなることを特徴とする嵌合外囲体。
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