JP2002096688A - リヤパーセルシェルフ構造 - Google Patents

リヤパーセルシェルフ構造

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JP2002096688A
JP2002096688A JP2000288823A JP2000288823A JP2002096688A JP 2002096688 A JP2002096688 A JP 2002096688A JP 2000288823 A JP2000288823 A JP 2000288823A JP 2000288823 A JP2000288823 A JP 2000288823A JP 2002096688 A JP2002096688 A JP 2002096688A
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    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置合わせが容易で、露出している部分に隙
間を発生させること無く、外観品質を良好なものとする
事ができるリヤパーセルシェルフ構造を提供する。 【解決手段】 リヤピラートリム部材22のピラー被覆
部6とシート側壁被覆部7とを連続させる入隅部には、
車両後方及び下方に向けて所定量d1,d2突設される
重複凸部25を設け、リヤパーセルシェルフ部材17の
車両前方側の隅部に、重複凸部25を車両側面視で没入
させる隠し段部20を形成すると共に、リヤピラートリ
ム部材22には、ピラー被覆部6下縁から下方に向けて
係止爪部23を突設形成して、係止爪部23を、水平面
部18に開口形成された係止長孔21に、車両前後方向
で係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の座席後方
上部に位置するリヤパーセルシェルフ構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のリヤパーセルシェルフ構造
としては、例えば、図7乃至図9に示す様なものが知ら
れている。
【0003】このような一従来例のリヤパーセルシェル
フ構造では、車両の後部座席のヘッドレスト後方に、リ
ヤパーセルシェルフ部材1が、支持部材2によって支持
されて設けられている。このリヤパーセルシェルフ部材
1には、略水平に水平面部3が延設されている。
【0004】この水平面部3の車両前方側の隅部3aか
らは、所定の角度で下方に向けて傾斜することにより、
シートバック部材8のショルダ部8a裏面側に位置する
シートバック当接面部4が設けられている。
【0005】また、このリヤパーセルシェルフ部材1の
車幅方向左右端縁近傍からは、リヤピラートリム部材5
が立設されている。
【0006】このリヤピラートリム部材5には、車両の
Cピラー内側壁を覆うピラー被覆部6が設けられてい
る。このピラー被覆部6の下縁部には、前記水平面部3
上面に当接される合わせ面部6aが設けられると共に、
この合わせ面部6aよりも車幅方向外側には、前記水平
面部3の前後方向略全幅に渡って開口された係合溝3b
に係合する係合片6bが形成されている。
【0007】また、このリヤピラートリム部材5には、
このピラー被覆部6から一体となるように、前記シート
バック当接面部4に沿って下方に向けて屈曲延設される
シート側壁被覆部7が設けられていて、後部座席のシー
トバック部材8の側方部分に対向する車体インナパネル
の内側壁を覆うように構成されている。
【0008】また、図10乃至図13には、他の従来例
のリヤパーセルシェルフ構造が示されている。
【0009】この他の従来例では、車両10のリヤパー
セルシェルフ部材101の車幅方向左右端縁近傍に、段
差部11が形成されていて、水平面部103の一般面1
03cよりも低い端縁部103dに、前記係合溝103
bが形成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記一
従来例のリヤパーセルシェルフ構造では、リヤパーセル
シェルフ部材1に対して、前記リヤピラートリム部材5
が車両前方にずれて装着されると、前記シートバック当
接面部4と、シート側壁被覆部7との間に、隙間12が
生じる。
【0011】この隙間12は、シートバック部材8のシ
ョルダ部8aの上縁部8bが、前記合わせ面部6aより
も低い位置に存在する図9に示すような状態では、車室
内側から視認されて外観品質を低下させてしまうといっ
た問題があった。
【0012】また、前記他の従来例に示すリヤパーセル
シェルフ構造では、前記段差部11によって、一般面1
03cよりも低い位置に合わせ面部6aが位置するの
で、図12に示すように、比較的容易に、前記ショルダ
部8aによって、この隙間12を覆うことができる。
【0013】しかしながら、図13に示すように、前記
合わせ面部6aは、車両後方に向けて左右間隔を狭める
ように絞り込まれた円弧形状を呈している。
【0014】このため、上面視では、車幅方向と車両前
後方向とで、前記リヤパーセルシェルフ部材9に、前記
リヤピラートリム部材5が精度良く取り付けられていな
ければならず、例えば、図13中に示すように、車両後
方に前記リヤピラートリム部材5が位置ズレしている
と、段差部11と、リヤピラートリム部材5との間に隙
間Dが生じてしまう虞があった。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、位置合わせが容易で、露出している部分に隙間
を発生させること無く、外観品質を良好なものとする事
ができるリヤパーセルシェルフ構造を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、略水平に延設され
る水平面部と、該水平面部の車両前方側の隅部から下方
に向けて傾斜するシートバック当接面部とを有するリヤ
パーセルシェルフ部材に、該リヤパーセルシェルフ部材
の車幅方向左右端縁近傍から立設されるピラー被覆部
と、該ピラー被覆部から一体となるように前記シートバ
ック当接面部に沿って下方に向けて屈曲延設されるシー
ト側壁被覆部とを有するリヤピラートリム部材を装着し
てなるリヤパーセルシェルフ構造において、前記リヤピ
ラートリム部材のピラー被覆部とシート側壁被覆部とを
連続させる入隅部には、車両後方及び下方に向けて所定
量突設される重複凸部を設け、前記リヤパーセルシェル
フ部材の前記隅部に、該重複凸部を車両側面視で没入さ
せる隠し段部を形成すると共に、前記リヤピラートリム
部材には、前記ピラー被覆部下縁から下方に向けて係止
爪部を突設形成して、該係止爪部を、前記水平面部に開
口形成された係止孔に、車両前後方向で係止させるリヤ
パーセルシェルフ構造を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記リヤパーセルシェルフ部材に、前記リヤピラ
ートリム部材を装着する際、前記隠し段部内に前記重複
凸部を位置させて、車両後方へ向けて該リヤピラートリ
ム部材を移動させることにより、該リヤピラートリム部
材のピラー被覆部下縁に形成された係止爪部が、前記係
止孔に係合されて、上下方向及び左右車幅方向の移動が
規制される。
【0018】このように、前記隠し段部内に前記重複凸
部を没入させることにより、車両側面視では、シートバ
ックの高さに拘わらず、シートバック当接面部と、シー
ト側壁被覆部との間に形成された隙間が視認されない。
【0019】しかも、従来のように、前記リヤパーセル
シェルフに、車両前,後方向全域に渡る段部を形成する
必要が無いので、車両後方へ前記リヤピラートリム部材
が移動しても、隙間が形成されること無く、外観品質を
良好に保つことができる。
【0020】また、前記係止爪部が、前記水平面部に開
口形成された係止孔に、車両前後方向で係止されるの
で、リヤピラートリム部材の後部が、上下方向及び左右
車幅方向で位置規制されて、所望の位置に装着出来、こ
の点においても良好な外観品質を得られる。
【0021】そして、請求項2に記載されたものでは、
前記係止爪部には、前記係止孔の後端縁を上,下から挟
持して抱え込む挟持部が形成されている請求項1記載の
リヤパーセルシェルフ構造を特徴としている。
【0022】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記係止爪部に形成された挟持部が、前記係止孔
の後端縁を上,下から挟持して抱え込むので、上下方向
のガタつきが無くなる。
【0023】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記ピラー被覆部の下縁部には、前記水平面部上面に当
接される合わせ面部を設けると共に、該合わせ面部より
も車幅方向外側に、前記係止爪部を形成する請求項1又
は2記載のリヤパーセルシェルフ構造を特徴としてい
る。
【0024】このように構成された請求項3記載のもの
では、合わせ面部よりも車幅方向外側に前記係止爪部が
形成されているので、該係止爪部を係止させる前記係止
孔及び該係止爪部が、該ピラー被覆部によって隠れて車
室内側から見えない。
【0025】このため、更に外観品質が良好である。
【0026】また、請求項4に記載されたものでは、前
記隠し段部には、前記重複凸部を介挿することにより前
記リヤピラートリム部材の車幅方向の移動を規制するリ
ブ部を形成している請求項1乃至3のうちいづれか一項
記載のリヤパーセルシェルフ構造を特徴としている。
【0027】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記隠し段部に形成されたリブ部が、前記重複凸
部を介挿することにより前記リヤピラートリム部材の車
幅方向の移動を規制する。
【0028】このため、前記リヤピラートリム部材の前
部は、車幅方向で位置規制される。
【0029】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記隠し段部には、前記重複凸部を挿通することにより前
記リヤピラートリム部材の車幅方向の移動を規制する移
動規制孔部を形成している請求項1乃至4のうちいづれ
か一項記載のリヤパーセルシェルフ構造を特徴としてい
る。
【0030】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記隠し段部に形成された移動規制孔部が、前記
重複凸部を挿通することにより前記リヤピラートリム部
材の車幅方向の移動を規制する。
【0031】このため、前記リヤピラートリム部材の車
幅方向の位置精度が良好となり、前記リヤパーセルシェ
ルフ部材に対して、所望の位置にリヤピラートリム部材
を装着して、更に外観品質を良好なものとすることがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0033】図1乃至図3は、この発明の実施の形態1
のリヤパーセルシェルフ構造を示すものである。なお、
前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を
付して説明する。
【0034】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のリヤパーセルシェルフ構造では、車両15の後部座
席16のヘッドレスト後方には、リヤパーセルシェルフ
部材17が、設けられている。
【0035】このリヤパーセルシェルフ部材17には、
略水平に水平面部18が延設されている。
【0036】この水平面部18の車両前方側の隅部18
aからは、所定の角度で下方に向けて傾斜することによ
り、シートバック部材8のショルダ部8a裏面側に位置
するシートバック当接面部19が設けられている。
【0037】そして、このリヤパーセルシェルフ部材1
7の車両前方側の隅部左右端縁近傍には、隠し段部20
が形成されている。
【0038】また、前記リヤパーセルシェルフ部材17
の水平面部18には、長手方向を前後方向に沿わせて、
リヤピラートリム部材5を挿入可能な幅及び所定の長さ
Lで開口された係止長孔21が形成されている。
【0039】このリヤパーセルシェルフ部材17の車幅
方向左右端縁近傍からは、リヤピラートリム部材22が
立設されている。
【0040】このリヤピラートリム部材22には、車両
のCピラー23内側壁を覆うピラー被覆部6が設けられ
ている。このピラー被覆部6の下縁部には、前記水平面
部3上面に当接される合わせ面部6aが設けられている
と共に、この合わせ面部6aよりも車幅方向外側には、
前記係止長孔21に車両前後方向で係合する係合爪部2
3が形成されている。
【0041】この係合爪部23の合わせ面6aの対向面
には、前記係止長孔21の後端縁21aを、後側合わせ
面23bと共に、上,下から挟持して抱え込む挟持部2
3aが形成されている。
【0042】また、このリヤピラートリム部材22に
は、このピラー被覆部6から一体となるように、前記シ
ートバック当接面部19に沿って下方に向けて屈曲延設
されるシート側壁被覆部7が設けられている。このシー
ト側壁被覆部7は、後部座席のシートバック部材8の側
方部分に対向する車体インナパネルの内側壁を覆うよう
に構成されている。
【0043】そして、このリヤピラートリム部材22で
は、前記ピラー被覆部6とシート側壁被覆部7とを連続
させる入隅部に、車両後方及び下方に向けて所定量d
1,d2突設される重複凸部25が設けられている。こ
の重複凸部25は、このリヤピラートリム部材22装着
状態で、前記隠し段部20内に側面視で没入するように
構成されている。
【0044】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0045】このように構成された実施の形態1のリヤ
パーセルシェルフ構造では、前記リヤパーセルシェルフ
部材17に、前記リヤピラートリム部材22を装着する
際、前記係止長孔21内に、前記リヤピラートリム部材
22のピラー被覆部下縁に形成された係合爪部23を挿
入して位置させると共に、前記隠し段部20内に前記重
複凸部25を位置させて、車両15後方へ向けて、この
リヤピラートリム部材22を移動させることにより、こ
の係止爪部23が、前記係止長孔21に係合されて、上
下方向及び左右車幅方向の移動が規制される。
【0046】この実施の形態1では、前記係止爪部23
に形成された挟持部23aが、前記係止長孔21の後端
縁21aを上,下から挟持して抱え込むので、上下方向
のガタつきが無くなる。
【0047】このように、前記隠し段部20内に前記重
複凸部25を没入させることにより、車両側面視では、
シートバック部材8のショルダ部8aの高さに拘わら
ず、シートバック当接面部19と、シート側壁被覆部7
の後縁部との間に形成される隙間が視認されない。
【0048】しかも、従来の図10に示すように、前記
リヤパーセルシェルフ17の水平面部18に、車両前,
後方向全域に渡る段差部11を形成する必要が無いの
で、車両後方へ前記リヤピラートリム部材が移動して
も、隙間12(図10参照)が形成されること無く、外
観品質を良好に保つことができる。
【0049】従って、造形、部品分割位置、及びレイア
ウトの自由度が高く、例えば、前記合わせ面部6aを上
面視で、車両後方に向けて左右間隔を狭めるように絞り
込まれた円弧形状となるように形成しても、良好な外観
品質を得られる。
【0050】また、前記係止爪部23が、前記水平面部
18に開口形成された係止長孔21に、車両前後方向で
係止されるので、リヤピラートリム部材22の後部が、
リヤウインドウガラスの傾斜により、リヤピラー後端
が、奥へ延設されている場合でも、容易に装着できると
共に、上下方向及び左右車幅方向で位置規制されて、所
望の位置に装着出来て隙間等ができにくく、この点にお
いても良好な外観品質を得られる。
【0051】しかも、この実施の形態1では、図4に示
すように、前記合わせ面部6aよりも車幅方向外側に前
記係止爪部23が形成されているので、この係止爪部2
3を係止させる前記係止長孔21及びこの係止爪部23
が、前記ピラー被覆部6によって隠れて車室内側から見
えない。このため、更に外観品質が良好である。
【0052】
【変形例1】図5は、この発明の実施の形態1の変形例
1を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃
至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0053】この変形例1のリヤパーセルシェルフ構造
では、リヤパーセルシェルフ117の水平面部118よ
りも一段低い隠し段部20の底面部に、前記側壁部27
との間と、所定間隔をおいてリブ部26が立設形成され
ている。このリブ部26と前記隠し段部20の側壁部2
7との間に形成される凹状溝28には、前記重複凸部2
5下縁が介挿されることにより、リヤピラートリム部材
122の車幅方向の移動が規制されるように構成されて
いる。
【0054】次に、この変形例1の作用について説明す
る。
【0055】このように構成された変形例1のリヤパー
セルシェルフ構造では、前記実施の形態1の作用効果に
加えて、更に、前記リヤピラートリム部材122の重複
凸部25下縁が、前記凹状溝28内に介挿されることに
より、車幅方向の位置が規制されて、側壁部27と、リ
ヤピラートリム部材122との間隙を減少させることが
できる。
【0056】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0057】
【変形例2】図6は、この発明の実施の形態1の変形例
2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃
至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0058】この変形例2のリヤパーセルシェルフ構造
では、リヤパーセルシェルフ217の水平面部218よ
りも一段低い隠し段部20の底面部に、重複凸部125
の挿通片126を挿通することにより、リヤピラートリ
ム部材222の車幅方向の移動を規制する移動規制孔部
30が形成されている。
【0059】この挿通片126は、リヤピラートリム部
材222の下端127よりも車幅方向外側に位置するよ
うに構成されている。
【0060】次に、この変形例2の作用について説明す
る。
【0061】このように構成された変形例2のリヤパー
セルシェルフ構造では、前記実施の形態1の作用効果に
加えて、更に、前記リヤピラートリム部材222の重複
凸部125下縁に形成された挿通片126が、前記移動
規制孔部30内に挿通されることにより、車幅方向の位
置が規制されて、側壁部27と、このリヤピラートリム
部材222との間隙を減少させることができる。
【0062】このため、リヤピラートリム部材222の
前部においても、前記リヤピラートリム部材222の車
幅方向の位置精度が良好となり、前記リヤパーセルシェ
ルフ部材217に対して、所望の位置にリヤピラートリ
ム部材222を装着して、更に外観品質を良好なものと
することができる。
【0063】他の構成、及び作用効果については、前記
実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0064】以上、この発明の実施の形態1及び変形例
1,2を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこ
の実施の形態1及び変形例1,2に限らず、この発明の
要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発
明に含まれる。
【0065】例えば、前記実施の形態1では、図3に示
すように、係止爪部23として、挟持部23aを有する
ものを用いて説明してきたが、特にこれに限らず、例え
ば、図中二点鎖線で示すような側面視略L字状の係止爪
部123であってもよく、形状、数量、材質が特に限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のリヤパーセルシェルフ
構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1のリヤパーセルシェルフ構造が用
いられる車両の後方斜視図である。
【図3】実施の形態1のリヤパーセルシェルフ構造で、
リヤピラートリム部材後部の係止爪部近傍を示し、図1
中G−G線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1のリヤパーセルシェルフ構造で、
図1中E−E線に沿った位置での断面図である。
【図5】変形例1のリヤパーセルシェルフ構造で、図1
中F−F線に沿った位置に対応する位置での断面図であ
る。
【図6】変形例2のリヤパーセルシェルフ構造で、図1
中F−F線に沿った位置に対応する位置での断面図であ
る。
【図7】一従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、要部
の構成を説明する斜視図である。
【図8】一従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、図7
中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図9】一従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、要部
の側面模式図である。
【図10】他の従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、
要部の構成を説明する斜視図である。
【図11】他の従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、
図10中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図12】他の従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、
要部の側面模式図である。
【図13】他の従来例のリヤパーセルシェルフ構造で、
間隔Dが形成される様子を説明する要部の上面模式図で
ある。
【符号の説明】
6 ピラー被覆部 7 シート側壁被覆部 17,117 リヤパーセルシェルフ部
材 18,118,218 水平面部 19 シートバック当接面部 21 係止長孔(係止孔) 22,122,222 リヤピラートリム部材 23,123 係止爪部 23a 挟持部 23b 合わせ面部 25,125 重複凸部 26 リブ部 30 移動規制孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平に延設される水平面部と、該水平面
    部の車両前方側の隅部から下方に向けて傾斜するシート
    バック当接面部とを有するリヤパーセルシェルフ部材
    に、該リヤパーセルシェルフ部材の車幅方向左右端縁近
    傍から立設されるピラー被覆部と、該ピラー被覆部から
    一体となるように前記シートバック当接面部に沿って下
    方に向けて屈曲延設されるシート側壁被覆部とを有する
    リヤピラートリム部材を装着してなるリヤパーセルシェ
    ルフ構造において、 前記リヤピラートリム部材のピラー被覆部とシート側壁
    被覆部とを連続させる入隅部には、車両後方及び下方に
    向けて所定量突設される重複凸部を設け、前記リヤパー
    セルシェルフ部材の前記隅部に、該重複凸部を車両側面
    視で没入させる隠し段部を形成すると共に、前記リヤピ
    ラートリム部材には、前記ピラー被覆部下縁から下方に
    向けて係止爪部を突設形成して、該係止爪部を、前記水
    平面部に開口形成された係止孔に、車両前後方向で係止
    させることを特徴とするリヤパーセルシェルフ構造。
  2. 【請求項2】前記係止爪部には、前記係止孔の後端縁を
    上,下から挟持して抱え込む挟持部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のリヤパーセルシェルフ構
    造。
  3. 【請求項3】前記ピラー被覆部の下縁部には、前記水平
    面部上面に当接される合わせ面部を設けると共に、該合
    わせ面部よりも車幅方向外側に、前記係止爪部を形成す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のリヤパーセル
    シェルフ構造。
  4. 【請求項4】前記隠し段部には、前記重複凸部を介挿す
    ることにより前記リヤピラートリム部材の車幅方向の移
    動を規制するリブ部を形成していることを特徴とする請
    求項1乃至3のうちいづれか一項記載のリヤパーセルシ
    ェルフ構造。
  5. 【請求項5】前記隠し段部には、前記重複凸部を挿通す
    ることにより前記リヤピラートリム部材の車幅方向の移
    動を規制する移動規制孔部を形成していることを特徴と
    する請求項1乃至4のうちいづれか一項記載のリヤパー
    セルシェルフ構造。
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