JP2959746B2 - パーセルサイドの取付構造 - Google Patents

パーセルサイドの取付構造

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JP2959746B2 JP6249716A JP24971694A JP2959746B2 JP 2959746 B2 JP2959746 B2 JP 2959746B2 JP 6249716 A JP6249716 A JP 6249716A JP 24971694 A JP24971694 A JP 24971694A JP 2959746 B2 JP2959746 B2 JP 2959746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の後部荷物室両
側に設置されるパーセルサイドの取付構造に係り、体裁
が良く、しかも型費が簡素化でき、変形も防止できるパ
ーセルサイドの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、図6に示すように、車両の後部荷
物室Rを覆い、それ自体棚機能を持つリヤパーセルシェ
ルフ1が設置されており、このリヤパーセルシェルフ1
は、後部荷物室Rの両側に設置されているパーセルサイ
ド2に支持されている。
【0003】通常、パーセルサイド2には、リヤパーセ
ルシェルフ1の両側線を支持するように段部2aが設け
られているとともに、リヤパーセルシェルフ1の回動軸
1aを段部2aに設定されたホルダ2b内に回動可能に
軸受けすることにより、リヤパーセルシェルフ1を回動
可能にかつ、確実にパーセルサイド2で支持するように
なっている。
【0004】図7は、上記パーセルサイド2の構成、並
びに車体側への取付構造を示すもので、パーセルサイド
2は、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂等を射出成形し
てなり、パーセルサイド2の上面に前後方向に沿って所
定間隔を隔ててビス穴2cが設けられているとともに、
フロント側端末近くにもビス穴2dが開設されており、
車体側に溶着固定されているブラケット3,4の各ビス
穴3a,4aに対してビスBを締め付け固定することに
より、パーセルサイド2は車体に取付られている。
【0005】更に、パーセルサイド2におけるビス固定
部を隠すために、オーナメント5がパーセルサイド2の
上面にクリップ等の図示しない固着手段を介して取り付
けられているとともに、通常、後席乗員用のシートベル
トのリトラクターがパーセルサイド2の内面に設置され
ている関係で、パーセルサイド2のフロント側コーナー
部にはシートベルト用開口2eが開設されており、この
シートベルト用開口2eにシートベルトエスカッション
6が嵌着されている。
【0006】また、図8に示すように、パーセルサイド
2の後部端末には、ラゲージリヤトリム7が連設され、
パーセルサイド2の前部側には可倒式のリヤシート8が
位置しており、後席乗員用のシートベルトのウエビング
9がシートベルトエスカッションのガイド穴6aを通し
て挿通されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パーセルサイド2の取付構造においては、パーセルサイ
ド2に開設されるフロント側のビス穴2dが縦壁部に開
設されるため、パーセルサイド2の成形金型において、
この部位にスライド型を使用しなければならず、型構造
が複雑化し、型費アップを招来するという不具合があっ
た。
【0008】更に、パーセルサイド2のフロント側のビ
ス穴2dにビスBを取り付けるというフロント側の取付
部は、車両の前後方向に沿うロケートになるため、熱変
形によりパーセルサイド2に寸法誤差等が生じた場合、
パーセルサイド2の後端末と、ラゲージリヤトリム7と
の間にスキが発生し、後部荷物室Rの体裁を損なうとい
う問題点があった。
【0009】更に、パーセルサイド2の取付基準点は、
パーセルサイド2のほぼ中央部に設定されているため、
パーセルサイド2に熱変形が生じた場合、パーセルサイ
ド2のフロント側のビス穴2dとブラケット4のビス穴
4aとの間に隙間が生じ、取付に支障が生じるという不
具合もあった。
【0010】加えて、パーセルサイド2のフロント側
は、可倒式リヤシート8を可倒操作した際、リヤシート
8のシートバックがパーセルサイド2のフロント側にぶ
つかり、変形を誘発しやすいとともに、パーセルサイド
2のフロント側のビス穴2dに締め付け固定するビスB
をリヤシート8で隠すために、フロント側のビス穴2d
の設置箇所も制約を受けるという問題点が指摘されてい
た。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、パーセルサイドのフロント側の取付構造に
工夫を加えることにより、パーセルサイドのフロント部
の剛性を強化し、かつ、リヤシートで取付部を隠すとい
うビス取付位置の制約もなくし、しかも、型費も低減で
き、パーセルサイドの熱収縮等が生じても、取付上、並
びに体裁上の不備が生じないパーセルサイドの取付構造
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、後部荷物室の両側に設置され、リヤパー
セルシェルフの両側を支持するとともに、シートベルト
のウエビングを挿通させるシートベルト用開口が形成さ
れたパーセルサイドを車体パネルに取り付けるパーセル
サイドの取付構造において、前記パーセルサイドには、
フロント側コーナー部に開設されたシートベルト用開口
の下縁に水平方向で内側に伸びる取付用フランジが一体
に設けられており、車体側に水平方向に伸びる取付片を
固定し、この取付片に上記取付用フランジを重ね合わ
せ、ビス止め固定したことを特徴とする。
【0013】更に、上記シールベルト用開口を取着する
シートベルトエスカッションによりパーセルサイドのフ
ロント側を固定するビスの頭部が目隠しされていること
を特徴とする。
【0014】加えて、パーセルサイドに形成した取付用
フランジのビス穴、あるいは、車体側のブラケットに設
けた取付片のビス穴のいずれか一方が車両の前後方向に
沿って伸びる長穴状に設定されていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】以上の構成から明らかなように、パーセルサイ
ドのフロント側の取付部として、シートベルト用開口の
下縁から水平方向で内側に伸びる取付用フランジが形成
されており、この取付用フランジに鉛直方向にビスを取
り付けるビス穴が開設されているため、従来の縦壁部に
ビス穴を開設するためのスライド型が不要となる。
【0016】上記取付用フランジは、補強リブ機能を備
えているとともに、この取付用フランジを取り付ける取
付片をリトラクタ取付用のブラケットと一体化構造とす
れば、パーセルサイドフロント側の剛性がより強化され
る。
【0017】また、パーセルサイドに開設したシートベ
ルト用開口をシートベルトエスカッションで取着すれ
ば、このシートベルトエスカッションにより取付用フラ
ンジを隠すことができ、従来のように、リヤシートのシ
ートバックで取付部を被覆する必要がない。
【0018】更に、パーセルサイドの取付用フランジの
ビス穴あるいは、車体側のブラケットに設けた取付片の
ビス穴のいずれか一方側が車両の前後方向に伸びる長穴
状に設定されていれば、パーセルサイドの熱変形、ある
いは寸法誤差、取付誤差等が生じた場合でも、車両の長
手方向に沿う取付誤差、寸法誤差を有効に吸収できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るパーセルサイドの取付構
造の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0020】図1乃至図4は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は車両の後部室に設置されるパーセルサイ
ドを示す外観図、図2は本発明に係る本発明に係るパー
セルサイドの取付構造の一実施例を示す分解斜視図、図
3は本発明に係るパーセルサイドの取付構造を示す断面
図、図4はパーセルサイドの側面図である。
【0021】図1乃至図3において、後部荷物室10に
は、後部荷物室10の上面開口を覆い、それ自体棚機能
を有するリヤパーセルシェルフ20が設置されるととも
に、このリヤパーセルシェルフ20の両側を支持するた
めに、後部荷物室10の両側にはパーセルサイド30が
設置されており、このパーセルサイド30の後部端末に
隣接するようにラゲージリヤトリム40が設置されてい
る。
【0022】上記パーセルサイド30は、ABS樹脂,
PP樹脂等の合成樹脂の射出成形体からなり、リヤパー
セルシェルフ20の両側線を支持する段部31がその内
壁面側に設けられているとともに、この段部31所定箇
所にホルダ32が設置されており、このホルダ32にリ
ヤパーセルシェルフ20のシャフト21を回動可能に挿
着することにより、リヤパーセルシェルフ20は、回動
可能にパーセルサイド30に確実に支持される。
【0023】また、このパーセルサイド30の上面に
は、ビス等の取付部材を隠し、体裁を整えるためのオー
ナメント50が取付られているとともに、フロント側に
は、シートベルトエスカッション60が設置され、シー
トベルトエスカッション60のガイド穴61を通じてシ
ートベルトのウエビング62が挿通されている。
【0024】次に、図2,図3に基づいて、パーセルサ
イド30の構成並びに車体側への取付構造について説明
する。
【0025】パーセルサイド30の上面には、その3カ
所にビス穴33が車両の前後方向に沿って適宜間隔を配
して開設されており、ビス穴33間にオーナメント50
取付用の係止穴34が開設されている。
【0026】上記ビス穴33,係止穴34の構成は従来
と同様であるが、本発明の特徴は以下に説明するパーセ
ルサイド30のフロント側の取付構造にある。
【0027】すなわち、パーセルサイド30のフロント
側コーナー部にシートベルト用開口35が開設されてい
るとともに、このシートベルト用開口35の下縁35a
から水平方向でかつ内側に伸びる取付用フランジ36が
一体形成され、この取付用フランジ36の先端は、型抜
きの関係上、シートベルト用開口35の上縁35bより
も後方に突出していない。
【0028】そして、この取付用フランジ36には、ほ
ぼ中央にビス穴37が車両の前後方向に沿って伸びる長
穴状に設定されているとともに、このビス穴37の両側
にシートベルトエスカッション60の爪63を係着する
係止穴38が形成されている。
【0029】一方、パーセルサイド30を取り付ける車
体側の構成としては、シートベルトのリトラクタ70を
収容保持する断面ハット形状のブラケット71が、その
上下縁に設けたフランジ72を介して、車体パネル側に
溶接固定されており、更に、このブラケット71に対し
て取付片73がブラケット71と一体、もしくは溶接固
定により別体に設けられており、この取付片73は、パ
ーセルサイド30に設けた水平状の取付用フランジ36
と重合する所定位置に、これも水平面をなすように設け
られている。
【0030】そして、このブラケット71並びに取付片
73においても、パーセルサイドのビス穴33,37に
対応する位置にそれぞれビス穴74,75が開設されて
いる。
【0031】したがって、本発明に係るパーセルサイド
30を車体側に取り付けるには、リトラクター70を保
持しているブラケット71上面にパーセルサイド30を
位置決めし、ブラケット71のビス穴74に対してパー
セルサイド30の上面に設けられたビス穴33を合致さ
せて、ビス39aを締め付け固定するとともに、ブラケ
ット71に一体もしくは別体に取り付けられている取付
片73上面に、パーセルサイド30に形成した水平方向
に伸びる取付用フランジ36を重ね合わせ、両者のビス
穴37,75にビス39bを締め付け固定することによ
り、パーセルサイド30を車体側に簡単かつ確実に固定
することができる。
【0032】このビス39の取付作業においても、従来
のように、フロント側の取付部が水平方向であったのに
対し、ビス39の取付作業は全て鉛直方向に統一されて
いるため、作業性が向上するという利点がある。
【0033】その後、パーセルサイド30の上面に現れ
ているビス39aを隠すために、オーナメント50を裏
面に一体化した係着爪51をパーセルサイド30上面の
係止穴34内に嵌着することにより、パーセルサイド3
0上面の体裁を整えるとともに、シートベルトのウエビ
ング62に通されたシートベルトエスカッション60を
パーセルサイド30のフロント側に開設されたシートベ
ルト用開口35に嵌め込み、シートベルトエスカッショ
ン60の係止爪63を係止穴38に嵌着することによ
り、シートベルトエスカッション60を取り付けてパー
セルサイド30の取付を完了する。
【0034】以上説明したように、本発明に係るパーセ
ルサイド30の取付構造は、パーセルサイド30のフロ
ント側の取付構造として、フロント側の縦壁部にビス穴
を横方向に開設するという従来構成を改め、シートベル
ト用開口35の下縁35aから水平方向に伸びる取付用
フランジ36を設け、この取付用フランジ36を車体側
の取付片73を介してビス止め固定するというものであ
るから、従来のスライド型が廃止でき、パーセルサイド
30の成形金型を簡素化でき、加工コストを引き下げる
ことができるという利点がある。
【0035】更に、取付用フランジ36の両側も縦壁を
介して、パーセルサイド30と一体化しており、取付用
フランジ36が補強リブ機能を持つため、図4に示すよ
うに、可倒式リヤシート80の起倒操作を繰り返して
も、可倒式リヤシート80のシートバック81がパーセ
ルサイド30のフロント側にぶつかっても、容易に変形
することがないという利点がある。
【0036】また、この取付用フランジ36は、シート
ベルト用開口35に取着されるシートベルトエスカッシ
ョン60により目隠しされるため、従来のようにビスを
リヤシートで隠すため、ビス固定点の設定位置が限定さ
れるという不具合がなくなり、車体側に設定される取付
片の位置設定と合わせて、パーセルサイド30並びに車
体パネルの設定自由度が向上するという効果がある。
【0037】更に、本発明においては、取付用フランジ
36のビス穴37を車両の前後方向に沿って伸びる長穴
状に設定したため、例えば、パーセルサイド30の取付
基準点を図2中Aで示す箇所に設定した場合等、パーセ
ルサイド30の熱変形等による寸法誤差や取付誤差が生
じても、車体側の取付片73に対して、取付用フランジ
36をスライドさせて、取付片73のビス穴75と取付
用フランジ36のビス穴37とを合わせ、ビス39を締
め付けることができるため、パーセルサイド30の熱変
形に伴う寸法誤差や取付誤差等を有効に吸収することが
でき、特に、パーセルサイド30の後端末とラゲージリ
ヤトリム40との間にスキが発生することがなく、後部
荷物室10の美観を長期に渡り美麗に維持できるという
効果がある。
【0038】尚、この実施例では、パーセルサイド30
の取付用フランジ36のビス穴37を長穴とし、車体側
の取付片73に開設されるビス穴75を丸穴としたが、
車体側の取付片73のビス穴75を長穴としても良く、
少なくともいずれか一方が長穴状に設定されていれば良
い。
【0039】次いで、図5は、上述実施例のオーナメン
ト50とシートベルトエスカッション60とを一体化し
た一体型エスカッション90を設置したもので、パーセ
ルサイド30側の構成は第1実施例と同一であり、この
一体型オーナメント90には、シートベルトのウエビン
グ62を挿通させるためのガイド穴91が横方向に開設
されているとともに、パーセルサイド30の係止穴34
に係着する係止爪92と、シートベルト用開口35近傍
に設置される係止穴38に対して係着する係止爪93と
が設けられており、パーセルサイド30の係止穴34,
38に対して一体型オーナメント90裏面の係止爪9
2,93を嵌着操作ればよいため、第1実施例に比べ、
取付作業性が向上するとともに、一体型オーナメント9
0構造であるため、型費も廉価になるという付随的な作
用効果がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るパーセ
ルサイドの取付構造は、以下に記載する格別の作用効果
を有する。
【0041】(1)請求項1記載の発明によれば、パー
セルサイドのフロント側の取付構造として、パーセルサ
イドのフロント側コーナー部に開設されるシートベルト
用開口の下縁から水平方向で内側に伸びる取付用フラン
ジを設定し、ビスの取付方向を鉛直方向に設定したビス
穴をこの取付用フランジに形成するというものであるか
ら、パーセルサイドの縦壁部にビス穴を開設するための
スライド型が不要となり、パーセルサイドの成形に使用
する金型構造を簡素化でき、製品コストを引き下げるこ
とができるという効果を有する。
【0042】(2)請求項1記載の発明によれば、パー
セルサイドのフロント側コーナー部に設けたシートベル
ト用開口の下縁に沿って、水平方向で内側に伸びる取付
用フランジを形成するというものであるから、この取付
用フランジが補強リブ機能をもち、例えば、可倒式リヤ
シートの起倒操作により、リヤシートのシートバックが
パーセルサイドのフロント側に頻繁にぶつかっても、取
付用フランジにより剛性が強化されているため、変形等
が生じることがなく、初期形状を長期に渡り維持できる
という効果を有する。
【0043】(3)請求項2記載の発明によれば、シー
トベルト用開口を取着するシートベルトエスカッション
により、取付用フランジが目隠しされているため、従来
のように、ビス穴の設定位置が制約を受ける等の造形上
の制約がなく、車体パネル側の取付片の設定も含め設計
自由度が大幅に向上するという効果を有する。
【0044】(4)請求項3記載の発明によれば、パー
セルサイド側の取付用フランジのビス穴あるいは、車体
側の取付片のビス穴のいずれか一方側が、車両の前後方
向に沿って伸びる長穴状に設定されているため、パーセ
ルサイドの熱収縮や取付誤差等が生じた場合でも、パー
セルサイドのフロント側の取付固定点を車両の前後方向
に沿って調整でき、パーセルサイドの熱収縮に対して有
効に対応できるとともに、ラゲージリヤトリムとの間に
スキが生じることがなく、後部荷物室における室内美観
を長期に渡り有効に維持できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパーセルサイドの一実施例を示す
外観図。
【図2】図1に示すパーセルサイドの取付構造を示す分
解斜視図。
【図3】図1に示すパーセルサイドを車体側に取り付け
た状態を示す断面図。
【図4】図1に示すパーセルサイドを車体側に取り付け
た状態を示す側面図。
【図5】本発明に係るパーセルサイドの別実施例を示す
斜視図。
【図6】従来のパーセルサイドの外観図。
【図7】従来のパーセルサイドの取付構造を示す分解斜
視図。
【図8】従来のパーセルサイドの設置箇所を示す側面
図。
【符号の説明】
10 後部荷物室 30 パーセルサイド 35 シートベルト用開口 36 取付用フランジ 37 ビス穴 40 ラゲージリヤトリム 50 オーナメント 60 シートベルトエスカッション 71 ブラケット 73 取付片 75 ビス穴 90 一体型オーナメント
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 5/04 B60R 22/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部荷物室(10)の両側に設置され、
    リヤパーセルシェルフ(20)の両側を支持するととも
    に、シートベルトのウエビング(62)を挿通させるシ
    ートベルト用開口(35)が形成されたパーセルサイド
    (30)を車体パネルに取り付けるパーセルサイドの取
    付構造において、 前記パーセルサイド(30)には、フロント側コーナー
    部に開設されたシートベルト用開口(35)の下縁(3
    5a)に水平方向で内側に伸びる取付用フランジ(3
    6)が一体に設けられており、車体側に水平方向に伸び
    る取付片(73)を固定し、この取付片(73)に上記
    取付用フランジ(36)を重ね合わせ、ビス止め固定し
    たことを特徴とするパーセルサイドの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記シールベルト用開口(35)にシー
    ルベルトエスカッション(60)を取着することによ
    り、取付用フランジ(36)を目隠ししたことを特徴と
    する請求項1記載のパーセルサイドの取付構造。
  3. 【請求項3】 パーセルサイド(30)に形成した取付
    用フランジ(36)のビス穴(37)、あるいは、車体
    側のブラケット(71)の取付片(73)に開設したビ
    ス穴(75)のいずれか一方が車両の前後方向に沿って
    伸びる長穴状に設定されていることを特徴とする請求項
    1,2記載のパーセルサイドの取付構造。
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