JP2009161153A - アームレストの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドエアバッグ装置を内蔵したドアトリムに設けられるアームレストの取付構造であって、外観性能、側突性能を良好に維持するとともに、アームレストの成形金型を簡素化することで製作費を抑える。
【解決手段】アームレスト50の内面に台座51を設け、台座51と一体化した取付片52にU字形状のビス止め孔53を開設するとともに、台座51の水平部51bにスライド型70の型抜き方向に沿う係止孔54を形成し、ドアトリムロア40の取付用ボス43をアームレスト50のビス止め孔53と合致させてビス60を締め付けるとともに、ドアトリムロア40の係止爪45をアームレスト50における台座51の係止孔54に係着することで、アームレスト50の上方への浮き上がりを規制して、両者の合わせラインにスキaが生じることがなく、外観性能を高めるとともに、係止孔54を付加することで側突性能を高める。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品に取り付けるアームレストの取付構造であって、外観性能、側突性能を向上させるとともに、廉価に実施できるアームレストの取付構造に関する。
図8は、車両のドアパネルの室内面側に装着されるドアトリム1の正面図であり、ドアトリム1はドアトリム本体2に各種機能部品を装着して構成されている。例えば、ドアトリム本体2の中接部にはインサイドハンドルユニット2a、ドアトリム本体2の下部側には備品を収容できるドアポケット2b、そのフロント側にはスピーカグリル2c等の各種機能部品を装着して構成されている。
ところで、最近では、側突時において乗員の安全保護を目的として、ドアトリム本体2の内部にサイドエアバッグ装置2dを内蔵したドアトリム1が多用されている。そして、一般にドアトリム本体2のリヤ側ほぼ中央にアームレスト3が装着されている関係で、このアームレスト3は、サイドエアバッグ装置2dの展開時、ドアトリム本体2から容易に外れることがないように、ドアトリム本体2に対してアームレスト3はビス止め固定されているのが一般的である(図9参照)。すなわち、図10に示すように、アームレスト3のコーナー部の内面側には、断面L字状の台座3aが形成され、この台座3aから下方向に延びる取付片3bが一体化され、型抜きの関係上、この取付片3bに開設されるビス止め孔3cはU字形状に形成され、この台座3aをアームレスト3の内面に形成するために図示しないスライド型が図10中矢印方向にスライド配置されて形成される。そして、アームレスト3の内面に台座3aに延設した取付片3bに開設したU字形状のビス止め孔3cにドアトリム本体2に設けた取付用ボス2eを位置決めしてビス4を締め付け固定することでアームレスト3をドアトリム本体2に固定しているのが実情である。
しかしながら、ビス止め孔3cがU字形状であるため、アームレスト3が上方に浮き上がり、アームレスト3とドアトリム本体2との接合部にスキ(図9中aで示す)が発生して、外観見栄えを低下させる要因となっている。
この対策として、図11,図12に示すように、アームレスト3の内面に形成した台座3aと一体化した取付片3bに円形状のビス止め孔3dを形成するという試みもなされており、図11に示すように、ドアトリム本体2の取付用ボス2eをアームレスト3の取付片3bに設けた円形状のビス止め孔3d内に挿入して、ラップシロを確保し、アームレスト3とドアトリム本体2との合わせラインでのスキ発生を防止するという構成である。この場合、図12中A,B矢印方向に沿ってスライドする二つのスライド型が必要となり、金型コストが高騰化し、金型の加工自由度に制約を受けるという不具合がある。また、ドアトリム本体2の取付用ボス2eをアームレスト3の円形状のビス止め孔3d内に嵌め入れる必要があるため、アームレスト3の位置決め作業も非常に面倒であり、作業性の低下をもたらすという問題点も同時に指摘されている。尚、内部にサイドエアバッグ装置2dを内蔵したドアトリムのアームレスト3付近の構成の従来例としては特許文献1に示されている。
特開平10−211857号公報
このように、サイドエアバッグ装置2dを内蔵したドアトリム1においては、エアバッグ展開時にアームレスト3が容易に外れると、エアバッグの展開性能に影響がでるため、アームレスト3はドアトリム本体2にビス止め固定される構成が採用されている。この時、廉価な金型を使用するためにU字形状のビス止め孔3cを設定した場合には、外部の衝撃によりアームレスト3が上方に浮き上がり易く、アームレスト3とドアトリム本体2との合わせラインにスキaが発生する等の外観不良を招き易いという欠点がある。更に、アームレスト3の内面に断面L字状の台座3aが形成されるため、側突時に、この台座3aがストッパーとして作用し、反力を増大させる要因となっており、側突性能を低下させていた。
また、図11,図12に示すビス止め孔3dを円形状に設定し、かつドアトリム本体2の取付用ボス2eをビス止め孔3d内に挿入固定するという構成を採用した場合、スライド型が複数個必要となり、金型コストの高騰化を招くとともに、金型の加工自由度に制約を受け、更に、アームレスト3の組み付け作業も面倒である一方、側突性能においても満足のいくものではないという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、サイドエアバッグ装置を内蔵した内装部品におけるアームレストの取付構造であって、廉価な金型を使用して製作できるとともに、外観性能並びに側突性能に優れたアームレストの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品に取り付けるアームレストであって、上記内装部品におけるトリム本体に内蔵されるサイドエアバッグ装置の室内面側に対向して、トリム本体にアームレストを取り付けるアームレストの取付構造において、前記アームレストの内面に形成される台座に連接される取付片のビス止め孔に対してトリム本体側の取付用ボスを突き合わせて、ビス止め固定することでアームレストがトリム本体に固定されるとともに、トリム本体側の係止爪をアームレストにおける台座の水平部に開設した係止孔に係着することで、トリム本体に対するアームレストの上方への浮き上がりを規制したことを特徴とする。
ここで、内装部品としては、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられるドアトリム、リヤサイドトリム、又はワゴン車等のラゲージサイドトリムに適用でき、基本的にはベースとしてのトリム本体に各種機能部品を装着して構成されており、内部にサイドエアバッグ装置を内蔵した構成のものに適用できる。そして、サイドエアバッグ装置の設置箇所に対応して、トリム本体に装着されるアームレストは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択した合成樹脂を射出成形することにより所要形状に成形されている。尚、トリム本体としても、アームレストの成形に使用する合成樹脂材料から適宜選択でき、射出成形、モールドプレス成形等により所要形状に成形される。
次いで、アームレストとトリム本体との取付構造としては、アームレストのコーナー部の内面に台座が形成され、この台座は、水平部と垂直部を有する断面L字状に成形され、屈曲部付近から下方向に延びる取付片が一体化され、この取付片にはU字形状のビス止め孔が開設され、かつ台座の水平部においてもU字形状の係止孔が形成されている。そして、トリム本体には、アームレストにおける取付片のビス止め孔に一致させる取付用ボスが立設されるとともに、台座の係止孔に係着する係止爪が設けられている。
以上の構成から明らかなように、本発明によれば、トリム本体に対してアームレストを取り付けるには、トリム本体の取付用ボスに対してアームレストの台座に形成した取付片のビス止め孔を一致させてビス止め固定するとともに、台座の水平部に設けた係止孔にトリム本体の係止爪を係着することで、アームレストの上方への浮き上がりを規制することができ、合わせラインにスキが発生することがない。
更に、台座の水平部に係止孔が開設されているため、台座の剛性が低下することにより、側突時における反力の高騰を抑え、側突性能を向上させることができるとともに、取付片のビス止め孔はU字形状であるため、円形状のビス止め孔を開設する際に必要となるスライド型が不要となるため、単一のスライド型で台座の成形が完了し、金型構造を簡素化でき、金型の加工自由度も増大する。
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記アームレストに成形する台座は、アームレストの縦壁部内に収まるように断面コ字状に成形されているとともに、アームレストの水平面部と縦壁部との間のコーナー部には、溝部が設けられていることを特徴とする。
そして、この実施の形態によれば、アームレストに形成される台座は、アームレストの縦壁部に収まるように断面コ字状に形状設定がなされ、かつアームレストのコーナー部には溝部が設定され、側突時に折曲を助長する形状に設定されているため、側突時における初期反力を低下させ、乗員に加わる負荷を軽減することができる。
以上説明した通り、本発明に係るアームレストの取付構造は、アームレストの台座に一体化される取付片に設けるビス止め孔は型抜き可能なU字形状に設定されるとともに、台座の水平部には、トリム本体の係止爪と係着する係止孔を形成するという構成であるため、アームレストの成形には単一のスライド型で足りることから、金型構造を簡素化でき、コストダウンを招来するという効果を有する。
更に、本発明に係るアームレストの取付構造は、取付用ボスとビス止め孔とを一致させてビス止め固定するとともに、トリム本体の係止爪を台座の水平部に開設した係止孔に係着するため、アームレストの上方への浮き上がり変形を規制でき、合わせラインにスキが生じることがなく、外観性能を高め、室内美観を向上させることができるという効果を有する。
また、本発明に係るアームレストの取付構造は、台座に係止孔を開設することでアームレストの剛性を低下させることができ、側突時における初期反力を低下させることで乗員に加わる負荷を軽減でき、側突性能を高めることができるという効果を有する。
以下、本発明に係るアームレストの取付構造における好適な実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を示すものに過ぎない。
図1乃至図7は本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明に係るアームレストを装備したドアトリムを示す正面図、図2は本発明に係るアームレストの取付構造を示す断面図、図3はアームレストの内面形状を示す斜視図、図4,図5はアームレストに対応するドアトリム本体を表裏面側からそれぞれ見た各斜視図、図6,図7は本発明に係るアームレストの取付構造の変形例を示すもので、図6はアームレストを取り付けた状態を示す断面図、図7はアームレストの取付部分の内面形状を示す斜視図である。
図1は本発明に係るアームレストを装備してなるドアトリム10を示すもので、このドアトリム10は、ベースとなるドアトリム本体20の表面適宜位置に各種機能部品を取り付けて構成されている。ドアトリム本体20は、外観性能並びに成形時における成形金型のコンパクト化を図るために、ドアトリムアッパー30とドアトリムロア40の上下二分割体から構成されている。そして、ドアトリム本体20に装着する機能部品としては、ドアトリムアッパー30側にインサイドハンドルユニット21が取り付けられているとともに、ドアトリムロア40側には備品を収容できるドアポケット22が設けられており、そのフロント側にスピーカグリル23がドアトリムロア40と一体あるいは別体に設けられている。
そして、乗員が肘を掛けて休めるように、ドアトリムアッパー30とドアトリムロア40の接合ラインに沿うドアトリム本体20のリヤ側には、アームレスト50が装着されている。更に、このドアトリム10は、サイドエアバッグ装置24が中接部近傍に内蔵されている。すなわち、図1から明らかなように、サイドエアバッグ装置24の下部側がアームレスト50とラップする位置にきている。従って、アームレスト50の機能としては、乗員が肘を掛けて休めるクッション機能を備えるとともに、側突時等、乗員に加わる負荷を軽減できるように、撓み変形、あるいは破断を誘発して、衝撃荷重を吸収できる側突機能を備える他、サイドエアバッグ装置24が展開する際には、ドアトリム本体20からアームレスト50が容易に離脱しない、例えば、ドアトリム本体20にビス等により固定して脱落を防止する機能が備わっている。
本発明は、このアームレスト50の上述したクッション機能、側突機能、脱落防止機能を備えるとともに、更に、アームレスト50において、廉価な金型での成形を可能にすることでコストダウンを図るとともに、アームレスト50とドアトリム本体20との間の合わせラインも常に良好に保つことができ、外観性能を良好に維持できるアームレスト50の取付構造を提供することが特徴である。
すなわち、図2にはドアトリム本体20に対してアームレスト50を取り付けた状態が示されており、図3はアームレスト50の内面形状を示す斜視図であり、図4,図5はアームレスト50を支持する側のドアトリム本体20を表裏側から見た各斜視図である。アームレスト50の構成を説明する前に、ドアトリム本体20の構成について説明する。この実施例では、ドアトリム本体20は、ドアトリムアッパー30とドアトリムロア40との上下二分割体から構成されるが、ドアトリム本体20の一体型構造を採用しても良い。ドアトリムアッパー30及びドアトリムロア40は、それぞれ汎用の熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ABS樹脂等をモールドプレス成形、あるいは射出成形することにより所望の曲面形状に成形されている。
一方、アームレスト50においても、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ABS樹脂等、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形することにより所要形状に成形されており、図2,図3に示すように、アームレスト50は、乗員が肘を掛けて荷重をかける水平面部50aと、水平面部50aと連接して手前側下方に延在する縦壁部50bとからなっており、ドアトリム本体20に対してアームレスト50をビス止め可能なように水平面部50aから縦壁部50bのそれぞれ内面にかけて断面L字状の台座51が形成され、この台座51の屈曲部51aから更にアームレスト50の縦壁部50bと略平行に延びるプレート状の取付片52が一体化され、この取付片52にビス止め孔53が型抜きを考慮してU字形状に開設されている。このビス止め孔53がドアトリム本体20に対してどのように固定されるかは後述する。更に、この実施例においては台座51の屈曲部51aからアームレスト50の縦壁部50bにかけて水平部51bが設定され、台座51を成形する際のスライド型のスライド方向に沿って開設するU字形状の係止孔54がこの水平部51bに開設されている。この係止孔54は、ドアトリム本体20との係着構造に有効に機能するとともに、台座51の剛性がこの係止孔54により低下することで側突時における乗員に加わる反力を軽減することができ、側突機能の向上に役立っている。尚、アームレスト50に設けられる台座51及び取付片52には、補強リブ55が設けられている。
次いで、アームレスト50を支持する側のドアトリム本体20(具体的にはドアトリムロア40)の対応箇所の構成について、図4,図5を基に説明する。ドアトリムロア40は、アームレスト50の下端縁50cを突き当てる段部41が形成され、この段部41を介して上方に延びるフランジ42が一体化され、このフランジ42にアームレスト50のビス止め孔53と一致させる取付用ボス43が立設されている。そして、フランジ42の先端に折曲縁44が形成され、この折曲縁44に係止爪45が設けられており、アームレスト50における台座51の水平部51bに設けた係止孔54に上記係止爪45を係着することにより、ドアトリムロア40に対してアームレスト50の浮き上がりを規制している。尚、フランジ42には、補強リブ46が所定ピッチ間隔で設けられている。従って、ドアトリム本体20に対してアームレスト50を取り付けるには、ドアトリムロア40の取付用ボス43に対してアームレスト50における台座51の取付片52のビス止め孔53と合致させてビス60を締め付け固定するとともに、ドアトリムロア40における係止爪45をアームレスト50の台座51に設けた係止孔54に引っ掛け固定することで、取り付けが完了する。従って、アームレスト50が上方に浮き上がることを係止爪45の係着構造により、確実に規制することができる。
このように、本発明に係るアームレスト50の取付構造は、ドアトリムロア40とアームレスト50とをビス60を介して固定するビス止め孔53は、U字形状に設定され、スライド型を必要とせず、金型のパーティング構造により簡単に形成できるとともに、台座51の水平部51bに開設する係止孔54についてもスライド型70のスライド方向に沿って設けるため、別途金型を必要とせず、係止爪45の係着構造を採用することができることから、廉価な金型設備で成形が可能になるとともに、ドアトリムロア40とアームレスト50との間の合わせラインにスキaが生じることがなく、外観性能を長期に亘り美麗に保つことができる。また、係止孔54による剛性低下が期待できるとともに、側突時における乗員に加わる反力の低減にも役立ち、しかも、アームレスト50を成形する金型は単一のスライド型だけの使用で成形ができ、金型コストを高騰化させることなく、簡単かつ廉価に成形することができる。尚、スライド型70は、図3で示すように、台座51の形状を形成するブロック形状を備え、かつ係止孔54を形成するための凸部71が設けられている。
次いで、図6,図7は本発明の変形例を示すもので、上述実施例と同様に、ドアトリム本体20、具体的にはドアトリムロア40に対してアームレスト50を簡単かつ廉価に取り付けることができるとともに、外観性能、側突性能を向上させることができる。そして、この変形例においては、アームレスト50における台座51は、アームレスト50における縦壁部50bに収まるように断面コ字状をなしており、また、アームレスト50における水平面部50aと縦壁部50bの境界となるコーナー部には、溝部56が設定されている。従って、この変形例によれば、側突時には、この溝部56を基点としてアームレスト50が撓み変形し易いため、側突時の衝撃荷重に対する乗員に加わる反力を更に緩和することができる。
以上説明した実施例は、ドアトリム本体20の構成がドアトリムアッパー30とドアトリムロア40との分割体から構成され、アームレスト50は、ドアトリムロア40に固定されるが、一体型のドアトリム本体20を採用することもできる。
本発明に係るアームレストの取付構造を適用したドアトリムを示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図2に示すアームレストの取付構造におけるアームレストの内面形状を示す斜視図である。 図2に示すアームレストの取付構造に適用するドアトリムロアを表面側から見た斜視図である。 図2に示すアームレストの取付構造に適用するドアトリムロアを裏面側から見た斜視図である。 本発明に係るアームレストの取付構造の変形例を示す断面図である。 図6に示すアームレストの取付構造に適用するアームレストの内面形状を示す斜視図である。 サイドエアバッグ装置を内蔵した従来のドアトリムを示す正面図である。 図8中IX−IX線断面図である。 従来のアームレストの内面形状を示す斜視図である。 従来のアームレストの取付構造を示す断面図である。 従来のアームレストの内面形状を示す斜視図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
21 インサイドハンドルユニット
22 ドアポケット
23 スピーカグリル
24 サイドエアバッグ装置
30 ドアトリムアッパー
40 ドアトリムロア
41 段部
42 フランジ
43 取付用ボス
44 折曲縁
45 係止爪
46 補強リブ
50 アームレスト
50a 水平面部
50b 縦壁部
50c 下端縁
51 台座
51a 屈曲部
51b 水平部
52 取付片
53 ビス止め孔
54 係止孔
55 補強リブ
56 溝部
60 ビス
70 スライド型

Claims (3)

  1. 車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品(10)に取り付けるアームレスト(50)であって、上記内装部品(10)におけるトリム本体(20,30,40)に内蔵されるサイドエアバッグ装置(24)の室内面側に対向して、トリム本体(20,30,40)にアームレスト(50)を取り付けるアームレストの取付構造において、
    前記アームレスト(50)の内面に形成される台座(51)に連接される取付片(52)のビス止め孔(53)に対してトリム本体(40)側の取付用ボス(43)を突き合わせて、ビス(60)止め固定することでアームレスト(50)がトリム本体(40)に固定されるとともに、トリム本体(40)側の係止爪(45)をアームレスト(50)における台座(51)の水平部(51b)に開設した係止孔(54)に係着することで、トリム本体(40)に対するアームレスト(50)の上方への浮き上がりを規制したことを特徴とするアームレストの取付構造。
  2. 前記アームレスト(50)における台座(51)は、成形金型に配置したスライド型(70)のスライド操作により成形されるとともに、台座(51)の水平部(51b)に形成されるU字形状の係止孔(54)は、スライド型(70)の型抜き方向に沿って開設されていることを特徴とする請求項1に記載のアームレストの取付構造。
  3. 前記アームレスト(50)に成形する台座(51)は、アームレスト(50)の縦壁部(50b)内に収まるように断面コ字状に成形されているとともに、アームレスト(50)の水平面部(50a)と縦壁部(50b)との間のコーナー部には、溝部(56)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアームレストの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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