JP2002096609A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤ構造を変更することによりタイヤモード
周波数を低下させ空洞共鳴音を低減できる空気入りタイ
ヤを得る。 【解決手段】内側ベルト補強層30及び外側ベルト補強
層38を構成する各ベルト補強層ユニット36間に間隔
S1、S2を設けベルト補強層ユニット36の使用量を
少なくすることにより、トレッド部の剛性を大きく低下
することができる。これによりタイヤモード周波数を低
下することができ空洞共鳴周波数とほぼ一致させること
ができるため、空洞共鳴音を低減できる。このように、
本発明ではタイヤ構造を変更することにより、容易に空
洞共鳴音すなわち騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空洞共鳴音を低減
することができる空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤはその構造上、タイヤ内
部の円管長さに起因する空洞共鳴現象を有することが知
られている。そしていずれの乗用車タイヤもその周長さ
から空洞共鳴周波数は200Hz〜270Hz辺りに存
在し、空洞共鳴であるがために車軸に伝達される際には
それ以外の帯域と異なり鋭いピークとなり不快な車室内
騒音の一因となる。
【0003】ここで、上記騒音は発生要因が空気の共鳴
であることから空気入りタイヤでは不可避な現象であ
り、この騒音を改良する従来の改良手法としては例えば
タイヤ内部にスポンジを挿入するようなタイヤ内部の音
場に対策を施す方法しか無かった。
【0004】しかしながら、上記タイヤ内部の音場に対
策する手法は、タイヤが製品となった後にスポンジを装
着する手法であり、タイヤ構造を変更して改良するもの
ではないため、上記スポンジを装着するのに手間がかか
りコストも増加する問題がある。
【0005】そこで、種々の研究の結果、タイヤモード
が空洞共鳴に影響を与えることを発見し、300〜50
0Hzにあるタイヤ振動モード周波数を低下させれば、
問題となっている空洞共鳴(250Hz付近)の音も低
減できることが判明した。これにより、タイヤ構造を変
更することによって空洞共鳴を改良することができるこ
ととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、上記事実
を考慮し、タイヤ構造を変更することにより、タイヤモ
ード周波数を低下させ空洞共鳴の音を低減することがで
きる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気入
りタイヤでは、1対のビードコアと、タイヤ赤道線に対
して傾斜したコードを有し前記ビードコアにトロイド状
に跨る少なくとも1層のカーカス層と、前記カーカス層
のタイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、前記ベル
ト層のタイヤ径方向外側に配置された少なくとも1層の
ベルト補強層を備えた空気入りタイヤであって、前記ベ
ルト補強層の少なくともタイヤ赤道線を含めたセンター
領域の強度を低下させる強度調整手段を設けたことを特
徴とする。
【0008】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0009】空洞共鳴に起因する騒音を改良すべく検討
を重ねた結果、300〜500Hzに存在するタイヤモ
ード(タイヤ断面幅方向4節のモード)を低減すれば、
タイヤ内部の音場に効果的に作用して問題の騒音も低減
できることが判明した。
【0010】この理由として、タイヤトレッド部を加振
して車軸力を測定してみると、空洞共鳴の成分はトレッ
ド加振方向と同相で車軸力が発生するが、該当タイヤモ
ード(タイヤ断面幅方向4節のモード)に起因する車軸
力はトレッド加振方向と逆相で発生することから、この
両者は路面入力に対しては逆相で車軸力を発生している
ことが判った。そのため両者の周波数が一致する方向に
なるほど上記車軸力が打ち消されると考えることができ
る。
【0011】さらに、一般的な空気入りラジアルタイヤ
での空洞共鳴周波数とタイヤモード周波数の関係は、空
洞共鳴周波数が低くタイヤモード周波数が高い関係にあ
る。ここで、空洞共鳴周波数はタイヤ内部の円管長さに
よって決定されるためタイヤサイズが一定の場合にはタ
イヤ構造によらず略一定となるため、空洞共鳴周波数を
高くするよりも、タイヤモード周波数の方を低下させる
ことが改良課題となる。そして、タイヤモード周波数を
低減するためにさらに解析を進めた結果、そのモード形
態からトレッド部の剛性を低下させるのが効果的である
ことが判明した。
【0012】一方、タイヤトレッド部は主にトレッドゴ
ム、ベルト層、ベルト補強層、プライ層から構成されて
いる。このため、ベルト補強層の分布をトレッド部のタ
イヤ赤道線を含めたセンター領域で少なくすることによ
りトレッド部の剛性を低下させることができる。
【0013】ここで、最も簡便な形態はトレッド部のセ
ンター領域のベルト補強層を完全に除去しショルダー部
のみに配することであるが、タイヤが高速で転動してい
る場合には遠心力によりベルト補強層がないトレッド部
の変形が局所的に大きくなり、操縦性能、摩耗性能に悪
影響を与えることがある。
【0014】そこで、本発明の空気入りタイヤように、
ベルト補強層の少なくともタイヤ赤道線を含めたセンタ
ー領域の強度を低下させる強度調整手段を設けたことに
より、トレッド部のセンター領域のベルト補強層の強度
を低下させることができる。
【0015】このため、ベルト補強層を設けているので
トレッド部のセンター領域の遠心力による変形を抑制す
ることができるとともに、強度調整手段によりトレッド
部の剛性を大きく低下させることができる。この結果、
タイヤモード周波数を低下することができ空洞共鳴周波
数とほぼ一致させることができるため、上記車軸力を打
ち消すことができ、空洞共鳴音を低減できる。
【0016】このように、本発明ではタイヤ構造を変更
することにより、容易に空洞共鳴音、すなわち騒音を低
くすることができる。
【0017】請求項2に記載の空気入りタイヤでは、ベ
ルト補強層は、タイヤ断面幅方向において複数のベルト
補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿って並んで構成され
たものであり、前記強度調整手段は、前記ベルト補強層
ユニットがタイヤ幅方向に沿って所定の間隔を空けて配
列されることにより構成したことを特徴とする。
【0018】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0019】ベルト補強層は、タイヤ断面幅方向におい
て複数のベルト補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿って
並んで構成されたものであり、このベルト補強層ユニッ
トをタイヤ幅方向に沿って所定の間隔を空けて配列する
ことにより、既存のベルト補強層ユニットを用いて容易
にベルト補強層の強度を低下させることができる。
【0020】また、タイヤ幅が一定の場合では、ベルト
補強層ユニットを所定の間隔で並べるとことにより、ベ
ルト補強層ユニットの数を減らすことができるため、コ
ストを低減できるとともに重量の増加を防止できる。
【0021】請求項3に記載の空気入りタイヤでは、間
隔は一定であることを特徴とする。
【0022】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0023】ベルト補強層ユニットの間隔を一定とする
ことにより、タイヤ製造時においてベルト補強層ユニッ
トの配置を制御する複雑な装置が不要となるため、コス
ト高を防止するとともに作業性を向上することができ
る。
【0024】請求項4に記載の空気入りタイヤでは、ベ
ルト補強層は、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置
された内側ベルト補強層と、前記内側ベルト補強層のタ
イヤ径方向外側に配置された外側ベルト補強層を含んで
構成され、前記内側ベルト補強層及び前記外側ベルト補
強層は、タイヤ断面幅方向において複数のベルト補強層
ユニットがタイヤ幅方向に沿って並んで構成されたもの
であり、前記強度調整手段は、前記内側ベルト補強層で
は前記ベルト補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿ってS
1の間隔を空けて配列され、前記外側ベルト補強層では
前記ベルト補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿ってS2
の間隔を空けて配列され、かつ S1≠S2………(A) を満足して構成されたものであることを特徴とする。
【0025】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0026】内側ベルト補強層ではベルト補強層ユニッ
トがタイヤ幅方向に沿ってS1の間隔を空けて配列さ
れ、外側ベルト補強層ではベルト補強層ユニットがタイ
ヤ幅方向に沿ってS2の間隔を空けて配列され、かつS
1≠S2………(A)を満足することによっても、トレ
ッド部のセンター領域の遠心力による変形を抑制すると
共に、トレッド部の剛性を低下させることができる。
【0027】特に、(A)式を満足することにより、ト
レッド部のセンター領域でのベルト補強層の剛性とショ
ルダー部でのベルト補強層の剛性の比を任意に設定でき
る。
【0028】請求項5に記載の空気入りタイヤでは、S
1及びS2は、それぞれ一定であることを特徴とする。
【0029】次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0030】S1及びS2をそれぞれ一定とすることに
より、タイヤ製造時においてベルト補強層ユニットの配
置を制御する複雑な装置が不要となるため、コスト高を
防止するとともに作業性を向上することができる。
【0031】請求項6に記載の空気入りタイヤでは、シ
ョルダー部近傍の単位タイヤ幅における前記ベルト補強
層ユニットの総数をN1、タイヤ赤道線近傍の単位タイ
ヤ幅における前記ベルト補強層ユニットの総数をN2と
した場合、 (N1/N2)>2………(B) を満たすことを特徴とする。
【0032】次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0033】ショルダー部近傍の単位タイヤ幅における
ベルト補強層ユニットの総数をN1、タイヤ赤道線近傍
の単位タイヤ幅におけるベルト補強層ユニットの総数を
N2とした場合、(B)式を満たすようにしたことによ
り、ショルダー部の剛性をトレッド部のセンター領域の
剛性に対して高くできる。
【0034】このためトレッド部のセンター領域の剛性
を局所的に低下させることができるとともに、ショルダ
ー部の剛性を局所的に高めることができる。
【0035】この結果、例えばタイヤの内圧充填時にお
いてショルダー部のタイヤ径方向外側への変形を抑制で
き、操縦安定性及び摩耗性の低下を防止できる。
【0036】請求項7に記載の空気入りタイヤでは、ベ
ルト補強層は、前記ベルト補強層ユニットが前記ベルト
層のタイヤ半径方向外側にタイヤ幅方向に沿って巻き付
けられたスパイラル状であることを特徴とする。
【0037】次に、請求項7に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0038】ベルト補強層をスパイラル状とすることに
より、隣り合うベルト補強層ユニットの間隔を容易に空
けることができ、作業性を向上できる。
【0039】請求項8に記載の空気入りタイヤでは、前
記ベルト補強層ユニットの単位タイヤ幅における総数
は、前記ベルト補強層のスパイラル間隔により調整する
ことを特徴とする。
【0040】次に、請求項8に記載の空気入りタイヤの
作用効果について説明する。
【0041】ベルト補強層ユニットの単位タイヤ幅にお
ける総数をベルト補強層のスパイラル間隔により調整す
ることにより、ベルト補強層ユニットの単位タイヤ幅に
おける総数を容易に調整することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る空気入りタイヤについて説明す
る。図1は本発明の空気入りタイヤの断面図である。
【0043】先ず、本発明である空気入りタイヤの全体
構造について説明する。
【0044】図1に示すように、空気入りタイヤ10
(以下、適宜「タイヤ10」と略称する。)は、1対の
ビードコア12と、1対のビードコア12にトロイド状
に跨るカーカス14を有している。このカーカス14
は、1枚のカーカスプライ(カーカス層)16から構成
されている。このカーカスプライ16は、タイヤ赤道線
に対して70〜90度傾斜したコードがゴムコーティン
グされて構成されている。なお、カーカスプライ16は
1枚に限られず複数枚あってもよい。
【0045】カーカスプライ16は、ビードコア12の
回りをタイヤ軸方向内側から外側へ向けて折返されてい
る。このカーカスプライ16の本体部16Aと折返部1
6Bとの間には、ビード部20の剛性を確保するため
に、比較的硬度の高いゴムからなるスティフナ22が配
設されている。また、カーカス14のタイヤ軸方向外側
にはサイドゴム層24が形成されている。一方、カーカ
ス14のタイヤ軸方向内側にはインナーライナー34が
形成されている。
【0046】カーカス14のタイヤ径方向外側には、内
側ベルト層26がカーカス14と接触して設けられてい
る。また、内側ベルト層26のタイヤ径方向外側には、
外側ベルト層28が設けられている。内側ベルト層26
及び外側ベルト層28は、比較的小さな角度で互いに交
差したコードをゴムコーティングして構成されている。
本実施形態では、内側ベルト層26及び外側ベルト層2
8の2層からなる交錯層を示したが、これに限られず3
層以上のベルト層を設けてもよい。
【0047】外側ベルト層28のタイヤ径方向外側に
は、内側ベルト補強層30が配置されている。
【0048】図2及び図3に示すように、内側ベルト補
強層30は、タイヤ周方向に延びたコード32をゴムコ
ーティングして形成されたベルト補強層ユニット36を
タイヤ幅方向に沿って巻き付けてスパイラル状に構成さ
れている。これにより、タイヤ断面幅方向において複数
のベルト補強層ユニット36がタイヤ幅方向に沿って配
置されることになる。
【0049】ここで、内側ベルト補強層30を構成する
ベルト補強層ユニット36の幅はW0であり、タイヤ幅
方向の両端に位置するベルト補強層ユニット36間の寸
法はW1に設定されている。各ベルト補強層ユニット3
6の間隔(スパイラル間隔)はS1(一定)に設定され
ている。この各ベルト補強層ユニット36の間隔S1を
調整することにより、ベルト補強層ユニット36の総数
を調整することができる。
【0050】図1に示すように、内側ベルト補強層30
のタイヤ径方向外側であり、かつ、ショルダー部40近
傍には、外側ベルト補強層38が配置されている。外側
ベルト補強層38も内側ベルト補強層30と同様に、ベ
ルト補強層ユニット36(図2参照)をタイヤ幅方向に
沿って巻き付けてスパイラル状に構成されている。
【0051】ここで、図3に示すように、外側ベルト補
強層38を構成するベルト補強層ユニット36の幅もW
0であり、一方のショルダー部40近傍に位置する外側
ベルト補強層38の両端部に位置するベルト補強層ユニ
ット36間の寸法はW2/2に設定されている。なお、
各ベルト補強層ユニット36の間隔(スパイラル間隔)
はS2(<S1)(一定)に設定されている。この各ベ
ルト補強層ユニット36の間隔S2を調整することによ
り、ベルト補強層ユニット36の総数を調整することが
できる。なお、他方のショルダー部近傍に位置する外側
ベルト補強層も同様に構成されている。
【0052】ここで、ショルダー部40近傍の単位タイ
ヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット36の総数(使用
量)とタイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lにおける
ベルト補強層ユニット36の総数(使用量)との関係に
ついて説明する。
【0053】なお、ショルダー部40近傍の単位タイヤ
幅Lには内側ベルト補強層30及び外側ベルト補強層3
8が存在し、タイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lに
は内側ベルト補強層30のみが存在している。
【0054】ショルダー部40近傍の単位タイヤ幅Lに
おけるベルト補強層ユニット36の総数N1は、内側ベ
ルト補強層30の単位タイヤ幅Lにおいて使用されるベ
ルト補強層ユニット36の総数L/(W0+S1)と外
側ベルト補強層38の単位タイヤ幅Lにおいて使用され
るベルト補強層ユニット36の総数L/(W0+S2)
の和となる。
【0055】 すなわち、N1=L/(W0+S1)+L/(W0+S2)………(1) となる。
【0056】タイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lに
おけるベルト補強層ユニット36の層数N2は、内側ベ
ルト補強層30の単位タイヤ幅Lにおいて使用されるベ
ルト補強層ユニット36の総数L/(W0+S1)とな
る。
【0057】 すなわち、N2=L/(W0+S1)………(2) となる。
【0058】したがって、ショルダー部40近傍の単位
タイヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット36の総数N
1(使用量)のタイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅L
におけるベルト補強層ユニット36の総数N2に対する
比は以下の式で求まる。
【0059】 (L/(W0+S1)+L/(W0+S2))/(L/(W0+S1))…… …(3) ここで、上式(3)は、S1>S2を考慮すると、 1+(W0+S1)/(W0+S2)>2………(4) (N1/N2)>2………(5) となる。
【0060】すなわち、ショルダー部40近傍の単位タ
イヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット36の使用量
は、タイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lにおけるベ
ルト補強層ユニット36の使用量の2倍よりも大きくな
る。
【0061】なお、外側ベルト補強層38のタイヤ径方
向外側のトレッドゴム42の表面には、タイヤ周方向に
沿って延びた周方向溝44が形成されている。
【0062】次に、本発明の空気入りタイヤ10の作用
及び効果について説明する。
【0063】従来において空洞共鳴音を低減する手段と
して、タイヤ構造を改良することにより行うことは不可
能と考えられていた。
【0064】しかしながら、本発明に至る種々の研究の
結果、タイヤモードが空洞共鳴に影響を与えることを発
見し、300〜500Hzにあるタイヤ振動モード周波
数を低下させれば、問題となっている空洞共鳴(250
Hz付近)の音も低減できることが判明した。
【0065】この理由として、トレッド部を加振して車
軸力を測定してみると、空洞共鳴の成分はトレッド加振
方向と同相で車軸力が発生するが、該当タイヤモード
(タイヤ断面幅方向4節のモード)に起因する車軸力は
トレッド加振方向と逆相で発生することから、この両者
は路面入力に対しては逆相で車軸力を発生していること
が判った。そのため両者の周波数が一致する方向になる
ほど上記車軸力が打ち消されると考えることができる。
【0066】一般的な空気入りラジアルタイヤでの空洞
共鳴周波数とタイヤモード周波数の関係は、空洞共鳴周
波数が低くタイヤモード周波数が高い関係にある。
【0067】ここで、空洞共鳴周波数はタイヤ内部の円
管長さによって決定されるためタイヤサイズが一定の場
合にはタイヤ構造によらず略一定となるため、空洞共鳴
周波数を高くするよりも、タイヤモード周波数の方を低
下させることが改良課題となる。そして、タイヤモード
周波数を低減するためにさらに解析を進めた結果、その
モード形態からトレッド部の剛性を低下させるのが効果
的であることが判明した。
【0068】そこで、図1及び図3に示す本発明の空気
入りタイヤ10のように、各ベルト補強層ユニット36
をタイヤ幅方向に巻き付けて内側ベルト補強層30及び
外側ベルト補強層38をスパイル状とし、各ベルト補強
層ユニット36のスパイラル間隔S1、S2を設けてベ
ルト補強層ユニット36の使用量を少なくすることによ
り、遠心力によるトレッド部46のセンター領域46C
の変形を防止すると同時に、内側ベルト補強層30及び
外側ベルト補強層38の剛性を低下させることによりト
レッド部46の剛性を低下させることができる。
【0069】この結果、タイヤモード周波数を低下させ
空洞共鳴周波数と一致させることができるため、上記車
軸力をほぼ打ち消すことができ、空洞共鳴音を低減でき
る。
【0070】なお、内側ベルト補強層30及び外側ベル
ト補強層38をスパイラル状としているため、ベルト補
強層ユニット36の間隔S1、S2を容易に調整するこ
とができる。ベルト補強層ユニット36の間隔S1、S
2を調整することにより、ベルト補強層ユニット36の
使用量を調整でき、トレッド部46の剛性を容易に調整
することができる。
【0071】また、各ベルト補強層ユニット36の間隔
S1、S2をそれぞれ一定にすることにより、タイヤ製
造時にベルト補強層ユニット36の間隔を制御する複雑
な装置が不要となるため、コストの低減及び作業性の向
上を実現できる。
【0072】次に、ベルト補強層ユニット36の使用量
について説明する。
【0073】図4に示すように、従来のタイヤの内側ベ
ルト層56及び外側ベルト層58のタイヤ径方向外側に
配置された内側ベルト補強層50及び外側ベルト補強層
52では、複数のベルト補強層ユニット54をタイヤ幅
方向に間隔を設けず突き合わせて構成していた。
【0074】ここで、ベルト補強層ユニット54の幅を
W0、内側ベルト補強層50の幅をW1、一方の外側ベ
ルト補強層52の幅をW2/2とした場合、ショルダー
部近傍の単位タイヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット
54の総数T1(使用量)は、内側ベルト補強層50の
単位タイヤ幅Lにおいて使用されるベルト補強層ユニッ
ト54の総数L/W0と外側ベルト補強層52の単位タ
イヤ幅Lにおいて使用されるベルト補強層ユニット54
の総数L/W0の和となる。
【0075】すなわち、T1=2L/W0………(6) となる。
【0076】一方、タイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ
幅Lにおけるベルト補強層ユニット54の層数T2は、
内側ベルト補強層50の単位タイヤ幅Lにおいて使用さ
れるベルト補強層ユニット54の総数L/W0となる。
【0077】すなわち、T2=L/W0………(7) となる。
【0078】したがって、ショルダー部近傍の単位タイ
ヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット54の総数T1
(使用量)のタイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lに
おけるベルト補強層ユニット54の総数T2に対する比
は以下の式で求まる。
【0079】 2(L/W0)/(L/W0)=2………(8) (T1/T2)=2………(9) すなわち、ショルダー部近傍の単位タイヤ幅Lにおける
ベルト補強層ユニット54の使用量は、タイヤ赤道線C
L近傍の単位タイヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット
54の使用量の2倍となる。
【0080】これに対して、本発明のタイヤ10では、
(5)式で示したように、ショルダー部40近傍の単位
タイヤ幅Lにおけるベルト補強層ユニット36の使用量
は、タイヤ赤道線CL近傍の単位タイヤ幅Lにおけるベ
ルト補強層ユニット36の使用量の2倍よりも大きくな
る。
【0081】また、従来タイヤのベルト補強層ユニット
54の総数(使用量)は(W1+W2)/W0となる
が、両者の内側ベルト補強層及び外側ベルト補強層の幅
を同一とした場合に、本発明のタイヤ10に用いるタイ
ヤ断面幅方向におけるベルト補強層ユニット36の総数
(使用量)は、各ベルト補強層ユニット36間に間隔を
空けた分だけ少なくなる。
【0082】このため、本発明のタイヤ10では、従来
タイヤと比較して、トレッド部46のセンター領域46
Cの剛性を低下させるとともに、ショルダー部40の剛
性を局所的に高めることができる。
【0083】この結果、上記した空洞共鳴音の低減の効
果に加え、例えば内厚充填時においてショルダー部40
のタイヤ径方向外側への変形を抑制でき、操縦安定性及
び摩耗性の低下をも防止できる。
【0084】なお、本実施形態では、トレッド部46の
剛性を低下させるための手段として、内側ベルト補強層
30及び外側ベルト補強層38を構成する各ベルト補強
層ユニット36の間に間隔を空けるようにしたが、これ
に限られず、ベルト補強層ユニット36のコード32の
引張強度を低くしたり、このコード32の打ち込み数を
少なくすることにより、トレッド部46の剛性を低下さ
せてもよい。 (試験例)次に、本発明のタイヤを用いた試験例につい
て説明する。
【0085】本発明の構成を備えたタイヤサイズ195
/65R14の発明タイヤ、比較タイヤ及び従来タイヤ
を用いて、ハンマーによるインパクト試験及び実車実走
による車内音測定試験を行った。この実車実走による車
内音測定試験では、2000CCクラスの乗用車に2名
乗車して、荒れたアスファルト路を速度50km/hで
走行し、ドライバーの耳元で騒音を測定した。
【0086】ここで、本試験で用いた各タイヤでは、内
側ベルト層の幅150mm、外側ベルト層の幅140m
m、キャップ幅160mm、レイヤー幅30mm(セッ
ト幅160mm)に設定した。
【0087】また、発明タイヤに用いたベルト補強層ユ
ニットのコード材質を66ナイロンとし、コード径を1
400dtex/2(0.61mm)、コードの打ち込
み数を1本/1mm、ベルト補強層ユニット幅を6mm
に設定した。
【0088】これらの各タイヤを14−6JJのアルミ
リムに組み付け空気圧200kpaを充填した。
【0089】この試験の結果は以下の表1及び表2に示
すようになった。
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】上記表1及び表2に示すように、本発明の
タイヤ(上記表1中の発明タイヤ4に該当)では、タイ
ヤ断面幅方向4節のタイヤモード周波数が約20Hz低
下し、車内音をナローバンドの周波数解析することによ
り空洞共鳴に起因するピークレベルが約3dB低下した
ことが確認できた。
【0093】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤによれば、ベル
ト補強層を構成する各ベルト補強層ユニット間の間隔を
空けることにより、トレッド部のセンター領域の遠心力
による変形を抑制するとともに、トレッド部の剛性を低
下させることができる。
【0094】この結果、タイヤモード周波数を低下する
ことができ、空洞共鳴音(騒音)を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の空気入りタイヤの断面図
である。
【図2】本発明の一実施形態の空気入りタイヤのベルト
補強層を構成するベルト補強層ユニットの断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのベ
ルト層及びベルト補強層の配置図である。
【図4】従来タイヤのベルト層及びベルト補強層の配置
図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 12 ビードコア 16 カーカス層 26 内側ベルト層(ベルト層) 28 外側ベルト層(ベルト層) 30 内側ベルト補強層(ベルト補強層) 36 ベルト補強層ユニット 38 外側ベルト補強層(ベルト補強層)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対のビードコアと、タイヤ赤道線に対し
    て傾斜したコードを有し前記ビードコアにトロイド状に
    跨る少なくとも1層のカーカス層と、前記カーカス層の
    タイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、前記ベルト
    層のタイヤ径方向外側に配置された少なくとも1層のベ
    ルト補強層を備えた空気入りタイヤであって、 前記ベルト補強層の少なくともタイヤ赤道線を含めたセ
    ンター領域の強度を低下させる強度調整手段を設けたこ
    とを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ベルト補強層は、タイヤ断面幅方向
    において複数のベルト補強層ユニットがタイヤ幅方向に
    沿って並んで構成されたものであり、 前記強度調整手段は、前記ベルト補強層ユニットがタイ
    ヤ幅方向に沿って所定の間隔を空けて配列されることに
    より構成したことを特徴とする請求項1に記載の空気入
    りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記間隔は一定であることを特徴とする
    請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ベルト補強層は、前記ベルト層のタ
    イヤ径方向外側に配置された内側ベルト補強層と、前記
    内側ベルト補強層のタイヤ径方向外側に配置された外側
    ベルト補強層を含んで構成され、 前記内側ベルト補強層及び前記外側ベルト補強層は、タ
    イヤ断面幅方向において複数のベルト補強層ユニットが
    タイヤ幅方向に沿って並んで構成されたものであり、 前記強度調整手段は、前記内側ベルト補強層では前記ベ
    ルト補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿ってS1の間隔
    を空けて配列され、前記外側ベルト補強層では前記ベル
    ト補強層ユニットがタイヤ幅方向に沿ってS2の間隔を
    空けて配列され、かつ S1≠S2………(A) を満足して構成されたものであることを特徴とする請求
    項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記S1及びS2は、それぞれ一定であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 ショルダー部近傍の単位タイヤ幅におけ
    る前記ベルト補強層ユニットの総数をN1、タイヤ赤道
    線近傍の単位タイヤ幅における前記ベルト補強層ユニッ
    トの総数をN2とした場合、 (N1/N2)>2………(B) を満たすことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1
    項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記ベルト補強層は、前記ベルト補強層
    ユニットが前記ベルト層のタイヤ半径方向外側にタイヤ
    幅方向に沿って巻き付けられたスパイラル状であること
    を特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の空
    気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記ベルト補強層ユニットの単位タイヤ
    幅における総数は、前記ベルト補強層のスパイラル間隔
    により調整することを特徴とする請求項7に記載の空気
    入りタイヤ。
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