JP4367907B2 - 空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、トレッドゴム層のようにタイヤ全周にわたって延在するタイヤ構成部材を備えた空気入りタイヤ及びその製造方法に関し、更に詳しくは、タイヤ特性を悪化させることなく騒音の低減を可能にした空気入りタイヤ及びその製造方法に関する。
空気入りタイヤは、走行中の路面からの入力によって特定の周波数(固有周波数)で振動し、これがロードノイズの原因となる。特に、タイヤの空洞部において振動が空洞共鳴を起こすと、その騒音が増大することになる。そこで、タイヤの空洞共鳴を防止するために、タイヤ内面やリム外周面に所定の容積を有する部材をタイヤ周方向に沿って間欠的に配置し、空洞部の断面積をタイヤ周方向に変化させるなどの対策が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。しかしながら、空洞部の断面積をタイヤ周方向に変化させるために、タイヤ内面やリム外周面にタイヤ周方向に沿って間欠的に部材を配置すると、それに伴ってタイヤのユニフォミティーが悪化する問題がある。
一方、トレッドパターンに起因するパターンノイズを低減するために、トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させ、所謂ピッチバリエーションを採用することが行われている。ところが、ピッチバリエーションはパターンノイズの周波数を分散させる点では有効であるが、ピッチが大きい部分ではトレッド剛性が高くなっているため、その部分での振動が大きくなるという欠点がある。また、ピッチが大きい部分ではドライ路面走行時のグリップ力が高くなっているため、タイヤ周上でコーナリング性能にバラツキを生じ、操縦安定性が低下するという欠点もある。更に、ピッチが大きい部分ではウェット性能が低くなるという欠点もある。
特開2001−113902号公報 特開2002−120509号公報
本発明の目的は、タイヤ特性を悪化させることなく騒音の低減を可能にした空気入りタイヤ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の第の空気入りタイヤは、トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の硬度(又はモジュラス)を相対的に低くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の硬度(又はモジュラス)を相対的に高くしたことを特徴とするものである。
更に、上記目的を達成するための本発明の第の空気入りタイヤは、トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に高くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に低くしたことを特徴とするものである。
一方、本発明の第1の空気入りタイヤの製造方法は、2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ押し出してタイヤ1周分の長さと等しい幅を有するシート材を成形し、該シート材をその幅方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材を前記ストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形し、該グリーンタイヤを加硫することを特徴とするものである。
また、本発明の第2の空気入りタイヤの製造方法は、2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ円柱状のロッドの周囲に螺旋状に巻き付け、前記ストリップ材の巻き付け総幅をタイヤ1周分の長さと等しくし、前記ストリップ材を前記ロッドの軸方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材を前記ストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形し、該グリーンタイヤを加硫することを特徴とするものである。
本発明の第の空気入りタイヤによれば、ピッチバリエーションを採用した場合において、トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の硬度(又はモジュラス)を相対的に低くし、トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の硬度(又はモジュラス)を相対的に高くすることにより、ピッチの大小に拘らずトレッド剛性を実質的に均一にすることができる。従って、ピッチバリエーションによって改善されたパターンノイズを悪化させずに振動を低減することができる。しかも、ピッチの大きさに起因するグリップ力のバラツキを打ち消すような硬度(又はモジュラス)を設定することにより、コーナリング性能をタイヤの周上で均一にし、操縦安定性を向上し、その操縦安定性とパターンノイズとの両立が可能になる。
本発明の第の空気入りタイヤによれば、ピッチバリエーションを採用した場合において、トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に高くし、トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に低くし、つまりピッチの大きさに起因するウェット性能のバラツキを打ち消すような摩擦係数(又はtanδ)を設定することにより、ピッチバリエーションによって改善されたパターンノイズを悪化させずにウェット性能を向上することができる。
本発明において、トレッドパターンのピッチとは、トレッドパターンを形成する陸部の最小繰り返し単位の長さである。トレッドパターンのピッチはタイヤ全周において2〜4周期で変動することが好ましい。
一方、本発明の第1の空気入りタイヤの製造方法によれば、2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ押し出してタイヤ1周分の長さと等しい幅を有するシート材を成形し、該シート材をその幅方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材をストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形するから、上述した空気入りタイヤを簡単に製造することができる。
また、本発明の第2の空気入りタイヤの製造方法によれば、2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ円柱状のロッドの周囲に螺旋状に巻き付け、ストリップ材の巻き付け総幅をタイヤ1周分の長さと等しくし、ストリップ材をロッドの軸方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材を前記ストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形するから、上述した空気入りタイヤを簡単に製造することができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図、図2はそのトレッドパターンを示す展開図、図3は上記空気入りタイヤを示す側面図である。
図1において、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。図1に示すように、左右一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。カーカス層4はビード部3に埋設された環状のビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には、複数層のベルト層6が埋設されている。そして、ベルト層6の外周側にはタイヤ全周にわたってトレッドゴム層7が配置されている。
図2に示すように、トレッド部1にはタイヤ周方向に延びる複数本の主溝11やタイヤ幅方向に延びる複数本の横溝12が形成され、これら主溝11や横溝12によってリブ13やブロック14が区画されている。
上記空気入りタイヤにおいて、トレッドゴム層7(タイヤ構成部材)の物性はタイヤ周方向の位置に応じて種々異なっている。図3において、トレッドゴム層7はタイヤ周方向に沿って4つの領域L1 〜L4 に区分され、これら領域L1 〜L4 の物性が交互に異なっている。その結果、領域L1 〜L4 において測定されるタイヤの固有周波数が複数の帯域に分散して各帯域での振動レベルが下がるため、タイヤの騒音や振動を低減することができる。
トレッドパターンにピッチバリエーションを採用した場合、そのピッチバリエーションに応じてトレッドゴム層7の物性を変化させることも有効である。図2において、Pはトレッドパターンを形成する陸部の最小繰り返し単位のピッチである。これらピッチPの長さをタイヤ全周において2〜4周期で増減させることにより、ピッチバリエーションが形成されている。
例えば、ピッチPが相対的に大きい部分が領域L1 ,L3 であり、ピッチPが相対的に小さい部分が領域L2 ,L4 である場合、ピッチPが相対的に大きい領域L1 ,L3 ではトレッドゴム層7の硬度(又はモジュラス)を相対的に低くし、ピッチPが相対的に小さい領域L2 ,L4 ではトレッドゴム層7の硬度(又はモジュラス)を相対的に高くする。硬度を変化させる場合、高硬度部分のJIS-A 硬さを低硬度部分のJIS-A 硬さの+2〜+10ポイントにすると良い。また、モジュラスを変化させる場合、高モジュラス部分の100%モジュラスを低モジュラス部分の100%モジュラスの110〜300%にすると良い。
これにより、ピッチPの大小に拘らずトレッド剛性を実質的に均一にすることが可能であるので、ピッチバリエーションによって改善されたパターンノイズを悪化させずに振動を低減することができる。しかも、ピッチPの大きさに起因するグリップ力のバラツキを打ち消すような硬度(又はモジュラス)を設定することにより、コーナリング性能をタイヤの周上で均一にし、操縦安定性を向上し、その操縦安定性とパターンノイズとの両立が可能になる。
また、ピッチPが相対的に大きい部分が領域L1 ,L3 であり、ピッチPが相対的に小さい部分が領域L2 ,L4 である場合、ピッチPが相対的に大きい領域L1 ,L3 ではトレッドゴム層7の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に高くし、ピッチPが相対的に小さい領域L2 ,L4 ではトレッドゴム層7の摩擦係数(又はtanδ)を相対的に低くする。摩擦係数を変化させる場合、高摩擦係数部分の摩擦係数を低摩擦係数部分の摩擦係数の110〜300%にすると良い。また、tanδを変化させる場合、高tanδ部分のtanδを低tanδ部分のtanδの110〜300%にすると良い。ここで言うtanδは、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所製)を使用して、温度60℃、周波数20Hz、初期歪10%、動歪±2%の条件で測定したものである。
このようにしてピッチPの大きさに起因するウェット性能のバラツキを打ち消すような摩擦係数(又はtanδ)を設定することにより、ピッチバリエーションによって改善されたパターンノイズを悪化させずにウェット性能を向上することができる。
次に、本発明の空気入りタイヤの製造方法について説明する。上記空気入りタイヤを製造する方法は、特に限定されるものではないが、タイヤの生産性を考慮すると、下記の2通りの製造方法が推奨される。
図4(a)〜図4(c)は上記空気入りタイヤの製造方法の一例を示すものである。図4(a)において、押出機21は物性が異なるストリップ材X,Yを交互に並べつつ押し出してタイヤ1周分の長さLと等しい幅を有するシート材22を成形するようになっている。ストリップ材Xとストリップ材Yは、端部同士を突き合わせた状態であっても良く、端部同士を重ね合わせた状態であっても良い。そして、シート材22をその幅方向に沿って切断することにより、図4(b)に示すようなタイヤ1周分のタイヤ構成部材23(例えば、トレッドゴム層)を加工する。次いで、図4(c)に示すように、タイヤ構成部材23をストリップ材X,Yがタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤ24を成形し、しかる後、そのグリーンタイヤ24を加硫する。これにより、タイヤ構成部材の物性がタイヤ周方向に変化する空気入りタイヤを簡単に得ることができる。
図5(a)〜図5(c)は上記空気入りタイヤの他の製造方法を示すものである。図5(a)において、物性が異なるストリップ材X,Yを交互に並べつつ回転自在に支持された円柱状のロッド31の周囲に螺旋状に巻き付ける。ストリップ材Xとストリップ材Yは、端部同士を突き合わせた状態であっても良く、端部同士を重ね合わせた状態であっても良い。ここで、ストリップ材X,Yの巻き付け総幅をタイヤ1周分の長さLと等しくする。そして、ストリップ材X,Yをロッド31の軸方向に沿って切断し、その切断片を開くことにより、図5(b)に示すようなタイヤ1周分のタイヤ構成部材33(例えば、トレッドゴム層)を加工する。次いで、図5(c)に示すように、タイヤ構成部材33をストリップ材X,Yがタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤ34を成形し、しかる後、そのグリーンタイヤ34を加硫する。これにより、タイヤ構成部材の物性がタイヤ周方向に変化する空気入りタイヤを簡単に得ることができる。特に、後者の製造方法は、前者の製造方法に比べて、タイヤ構成部材を加工する際の自由度が高いという利点がある。
上述した空気入りタイヤの製造方法では、物性が異なる2種類のストリップ材を交互に配置し、得ようとするタイヤ構成部材の幅方向に4〜8枚のストリップ材を並べることが好ましい。特に、物性が異なる2種類のストリップ材を交互に配置し、タイヤ構成部材の幅方向に4枚のストリップ材を並べると良い。これにより、少ない部材数でより優れた周波数分散効果を得ることができる。
タイヤサイズ205/65R15で、トレッドパターンに2周期の変動を持つピッチバリエーションを採用した空気入りタイヤにおいて、トレッドゴム層の物性だけを種々異ならせた従来例及び実施例をそれぞれ製作した。トレッドゴム層を構成するゴム組成物としては、表1に示すゴム組成物A,Bを用いた。そして、従来例ではトレッドゴム層にゴム組成物Aを使用し、実施例ではトレッドゴム層にゴム組成物A,Bを使用した。実施例において、トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分にはゴム組成物Bを配置し、トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分にはゴム組成物Aを配置した。
Figure 0004367907
これら試験タイヤについて、以下の測定条件により、車内騒音、操縦安定性、ウェット性能をを評価し、その結果を表2に示した。
車内騒音:
各試験タイヤを空気圧220kPaとして排気量2500ccの乗用車に装着し、車室内運転席窓側耳の位置にマイクロフォンを設置し、粗い路面を速度50km/hで走行したときの車内騒音(0〜500Hzの周波数域及び500〜1.5kHzの周波数域)を測定した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が小さいほど騒音が小さいことを意味する。
操縦安定性:
各試験タイヤを空気圧220kPaとして排気量2500ccの乗用車に装着し、5人のパネラーにより操縦安定性についてフィーリング評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど操縦安定性が優れていることを意味する。
ウェット性能
各試験タイヤを空気圧220kPaとして排気量2500ccの乗用車に装着し、5人のパネラーによりウェット性能(制動性)についてフィーリング評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどウェット性能が優れていることを意味する。
Figure 0004367907
この表2から判るように、実施例のタイヤは車内騒音、操縦安定性、ウェット性能の評価において、従来例よりも良好な結果が得られた。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線半断面図である。 図1の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の空気入りタイヤの側面図である。 本発明の空気入りタイヤの製造方法の第1工程を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの製造方法の第2工程を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの製造方法の第3工程を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの他の製造方法の第1工程を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの他の製造方法の第2工程を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの他の製造方法の第3工程を示す説明図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ベルト層
7 トレッドゴム層
11 主溝
12 横溝
13 リブ
14 ブロック
21 押出機
22 シート材
23,33 タイヤ構成部材
24,34 グリーンタイヤ
31 ロッド
X,Y ストリップ材

Claims (7)

  1. トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の硬度を相対的に低くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の硬度を相対的に高くした空気入りタイヤ。
  2. トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層のモジュラスを相対的に低くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層のモジュラスを相対的に高くした空気入りタイヤ。
  3. トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数を相対的に高くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層の摩擦係数を相対的に低くした空気入りタイヤ。
  4. トレッドパターンのピッチをタイヤ周方向に周期的に変動させた空気入りタイヤにおいて、前記トレッドパターンのピッチが相対的に大きい部分ではトレッドゴム層のtanδを相対的に高くし、前記トレッドパターンのピッチが相対的に小さい部分ではトレッドゴム層のtanδを相対的に低くした空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッドパターンのピッチがタイヤ全周において2〜4周期で変動する請求項のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ押し出してタイヤ1周分の長さと等しい幅を有するシート材を成形し、該シート材をその幅方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材を前記ストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形し、該グリーンタイヤを加硫する空気入りタイヤの製造方法。
  7. 2種類以上のストリップ材を交互に並べつつ円柱状のロッドの周囲に螺旋状に巻き付け、前記ストリップ材の巻き付け総幅をタイヤ1周分の長さと等しくし、前記ストリップ材を前記ロッドの軸方向に沿って切断することでタイヤ1周分のタイヤ構成部材を加工し、該タイヤ構成部材を前記ストリップ材がタイヤ軸方向に配列するように環状に配置してグリーンタイヤを成形し、該グリーンタイヤを加硫する空気入りタイヤの製造方法。
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