JP2009190446A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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典克 中田
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Abstract

【課題】ユニフォミティに優れるタイヤ28の提供。
【解決手段】このタイヤ28は、ベルト38と、このベルト38を覆うバンド40とを備える。ベルト38は、ベルトプライ58、60を備える。バンド40は、センター部68と、このセンター部68の軸方向外側に位置する一対のサイド部70とを備える。センター部68の端は、軸方向においてベルトプライ60の端62の内側に位置する。センター部68の端72からベルトプライ60の端62までの軸方向幅は、5mm以上10mm以下である。センター部68は、幅広リボンが周方向に螺旋巻きされて形成される。サイド部70は、幅狭リボンが周方向に螺旋巻きされて形成される。幅狭リボンの幅は、幅広リボンの幅よりも小さい。幅狭リボンの第二コードのモジュラスは、幅広リボンの第一コードのモジュラスに比して大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として乗用車に装着される空気入りタイヤに関する。
図6は、加硫工程前にある従来のタイヤ2の一部が示された拡大断面図である。この図6には、トレッド4、カーカス6、ベルト8及びバンド10が示されている。この図6において、左右方向がこのタイヤ2の軸方向であり、上下方向がこのタイヤ2の半径方向である。この紙面の垂直方向が、このタイヤ2の周方向である。
バンド10は、トレッド4とベルト8との間に設けられる。このバンド10は、バンドプライ12からなる。このバンドプライ12は、周方向に螺旋巻きされるバンドコード14を含む。このバンドプライ12は、軸方向中央近傍に位置するセンター部16と、ベルト8の端の近傍に位置するサイド部18とを備える。このサイド部18のバンドコード14sのモジュラスは、このセンター部16のバンドコード14cのモジュラスよりも高い。このサイド部18は、ベルト8の端を拘束しうる。このサイド部18は、高速走行時の遠心力に起因するベルト8のリフティングを抑制しうる。このタイヤ2は、静粛性及び乗り心地に優れる。
このタイヤ2では、サイド部18はその長手方向に延在するバンドコード14sを含むリボン20が周方向に螺旋巻きされて形成される。このリボン20の巻始めの部分及びこのリボン20の巻終わりの部分の拘束力は、充分ではない。充分な拘束力の確保の観点から、このリボン20を巻き回す回数(以下、巻き数)は、通常3回以上とされる。図示されているように、このタイヤ2では、サイド部18は、リボン20が3回巻き回されて形成されている。このようなタイヤ2の一例が、特開2005−263137公報に開示されている。
特開2005−263137公報
図6に示されているように、サイド部18を形成するリボン20には、通常10本のバンドコード14sが含まれる。これらのバンドコード14sは、リボン20の幅方向に並列される。このリボン20は、大きな幅を有する。このタイヤ2では、このサイド部18とセンター部16との境界22は、ベルト8を構成する外側ベルトプライ24の端から大きく軸方向に離間してしまう。このようなリボン20では、ベルト8の端の部分のみを効果的に覆うサイド部18を形成させることはできない。
前述したように、このタイヤ2では、サイド部18を形成するリボン20の巻始めの部分及び巻終わりの部分の拘束力は、十分ではない。このため、このサイド部18の両端の部分の拘束力はこのサイド部18の中央部分の拘束力に比して小さい。このリボン20で形成されるサイド部18の幅は大きいので、この両端の部分の拘束力と中央部分の拘束力との差がベルト8の変形を招来してしまう。このベルト8の変形は、タイヤ2の外観に影響を与える。
前述したように、このタイヤ2では、サイド部18はリボン20が螺旋巻きされて形成される。このサイド部18において、一のリボン20の部分26aと、この一のリボン20の部分の隣に位置する別のリボン20の部分26bとの境界の付近のコード密度は、この境界の付近以外のコード密度とは異なる。この境界の付近は、特異である。特異な部分を含むサイド部18の剛性は不均一である。このようなサイド部18は、タイヤ2のユニフォミティを阻害する。
本発明の目的は、ユニフォミティに優れるタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの半径方向外側に積層されるベルトと、このベルトの半径方向外側に位置しておりこのベルトを覆うバンドとを備えている。このベルトは、ベルトプライを備えている。このバンドは、軸方向中央近傍に位置するセンター部と、このセンター部の軸方向外側に位置する一対のサイド部とを備えるバンドプライからなる。このセンター部の端は、軸方向においてこのベルトプライの端の内側に位置している。このセンター部の端とこのベルトプライの端との間の軸方向距離は、5mm以上10mm以下である。このセンター部は、幅広リボンが周方向に螺旋巻きされて形成されている。このサイド部は、幅狭リボンが周方向に螺旋巻きされて形成されている。この幅狭リボンの幅は、幅広リボンの幅よりも小さい。この幅広リボンは、長手方向に延在する第一コードを含んでいる。この幅狭リボンは、長手方向に延在する第二コードを含んでいる。この第二コードのモジュラスは、この第一コードのモジュラスに比して大きい。
好ましくは、このタイヤでは、上記幅広リボンに含まれる第一コードの本数は、9本以上11本以下である。上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数は、1本以上2本以下である。
好ましくは、このタイヤでは、上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数は、1本である。この幅狭リボンが5回以上巻き回されて、上記サイド部は形成される。
好ましくは、このタイヤでは、上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数は、2本である。この幅狭リボンが3回以上巻き回されて、上記サイド部は形成される。
本発明に係るタイヤの製造方法は、
(1)第一コードを含んでおり、その長手方向にこの第一コードが延在している幅広リボンが成形される工程、
(2)第二コードを含んでおり、その長手方向にこの第二コードが延在している幅狭リボンが成形される工程、
(3)ベルトプライが形成されているフォーマーに、この幅広リボンとこの幅狭リボンとが供給される工程
及び
(4)この幅広リボンを周方向に螺旋巻きしてこのベルトプライの軸方向中央に位置するセンター部を形成し、この幅狭リボンを周方向に螺旋巻きしてこのセンター部の軸方向外側に位置するサイド部を形成して、このセンター部とサイド部とを有するバンドプライを備えるグリーンタイヤが得られる工程
を含む。
このタイヤでは、サイド部は、その幅が小さい幅狭リボンが周方向に螺旋巻きされて形成される。このタイヤでは、サイド部の幅が精密に制御されうる。このサイド部は、ベルトの端の近傍のみを充分な拘束力で覆う。このサイド部は、リフティングを効果的に抑制しうる。このタイヤでは、第二コードの過剰な使用が防止されうるので、生産コストが抑えられる。この幅狭リボンで形成されたサイド部の幅は小さいので、ベルトの変形が抑制されうる。このサイド部によるユニフォミティの阻害が抑制されるので、このタイヤはユニフォミティに優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ28の一部が示された断面図である。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ28は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ28の赤道面を表す。このタイヤ28は、トレッド30、サイドウォール32、ビード34、カーカス36、ベルト38、バンド40、インナーライナー42及びチェーファー44を備えている。このタイヤ28は、チューブレスタイプである。このタイヤ28は、乗用車に装着される。
トレッド30は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド30は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド30は、トレッド面46を備えている。このトレッド面46は、路面と接地する。トレッド面46には、溝48が刻まれている。この溝48により、トレッドパターンが形成されている。トレッド30に溝48が刻まれなくてもよい。
サイドウォール32は、トレッド30の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール32は、架橋ゴムからなる。サイドウォール32は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール32は、カーカス36の外傷を防止する。
ビード34は、サイドウォール32よりも半径方向略内側に位置している。ビード34は、コア50と、このコア50から半径方向外向きに延びるエイペックス52とを備えている。コア50は、リング状である。コア50は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス52は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス52は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス36は、第一カーカスプライ54及び第二カーカスプライ56からなる。第一カーカスプライ54及び第二カーカスプライ56は、両側のビード34の間に架け渡されており、トレッド30及びサイドウォール32の内側に沿っている。第一カーカスプライ54及び第二カーカスプライ56は、コア50の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。
図示されていないが、第一カーカスプライ54及び第二カーカスプライ56は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス36はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト38は、カーカス36の半径方向外側に位置している。ベルト38は、カーカス36と積層されている。ベルト38は、カーカス36を補強する。ベルト38は、内側ベルトプライ58及び外側ベルトプライ60からなる。この外側ベルトプライ60は、この内側ベルトプライ58の半径方向外側に積層されている。この外側ベルトプライ60の端62は、軸方向において内側ベルトプライ58の端64よりも内側に位置している。図示されていないが、内側ベルトプライ58及び外側ベルトプライ60のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側ベルトプライ58のコードの傾斜方向は、外側ベルトプライ60のコードの傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
インナーライナー42は、カーカス36の内周面に接合されている。インナーライナー42は、架橋ゴムからなる。インナーライナー42には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー42は、タイヤ28の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー44は、ビード34の近傍に位置している。タイヤ28がリムに組み込まれると、このチェーファー44がリムと当接する。この当接により、ビード34の近傍が保護される。チェーファー44は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー44が用いられてもよい。
図2は、図1のタイヤ28のベルト38及びバンド40の一部が示された拡大断面図である。この図2には、ベルト38及びバンド40以外に、カーカス36の一部も示されている。この図2において、左右方向がこのタイヤ28の軸方向であり、上下方向がこのタイヤ28の半径方向である。このバンド40は、ベルト38の半径方向外側に位置している。このバンド40は、このベルト38を覆う。このバンド40は、バンドプライ66からなる。このバンドプライ66は、センター部68と、一対のサイド部70とを備えている。
センター部68は、外側ベルトプライ60に積層されている。このセンター部68は、軸方向中央近傍に位置する。このセンター部68の端72は、軸方向において外側ベルトプライ60の端62の内側に位置している。
サイド部70は、このセンター部68の軸方向外側に位置している。このサイド部70は、ベルト38の端の近傍に位置している。このサイド部70は、外側ベルトプライ60の端62及び内側ベルトプライ58の端64を覆う。このタイヤ28では、サイド部70の軸方向内側に位置する端(内端)74は、軸方向においてセンター部68の端72の外側に位置している。この内端74は、軸方向において外側ベルトプライ60の端62の内側に位置している。この内端74の位置が、軸方向においてこの外側ベルトプライ60の端62の位置と同じにされてもよい。このタイヤ28では、サイド部70の軸方向外側に位置する端(外端)76は、軸方向において内側ベルトプライ58の端64の外側に位置している。この外端76の位置が、軸方向においてこの内側ベルトプライ58の端64の位置と同じにされてもよい。
図3は、加硫工程前のバンドプライ66の一部が示された拡大断面図である。この図3には、このバンドプライ66以外に、外側ベルトプライ60、内側ベルトプライ58及び第二カーカスプライ56が示されている。この図3において、左右方向がこのタイヤ28の軸方向であり、上下方向がこのタイヤ28の半径方向である。この紙面に対して垂直方向が、このタイヤ28の周方向である。このタイヤ28では、センター部68は幅広リボン78が周方向に螺旋巻きされて形成される。サイド部70は、幅狭リボン80が周方向に螺旋巻きされて形成される。
図4は、図3のセンター部68の幅広リボン78が示された拡大断面斜視図である。図4において、両矢印線Aはこの幅広リボン78の長手方向を表している。この幅広リボン78は、第一コード82とトッピングゴム84wとからなる。
第一コード82は、幅広リボン78の長手方向に沿って延在している。前述したように、センター部68はこの幅広リボン78が螺旋状に巻かれて形成される。このため、この第一コード82も螺旋状に巻かれている。この第一コード82は、いわゆるジョイントレスである。この第一コード82は、実質的に周方向に延在している。前述したように、この第一コード82は螺旋状に巻かれるので、厳密には第一コード82は周方向に対して若干傾斜している。第一コード82が周方向に対してなす角度の絶対値は、2.0°未満である。本発明では、周方向に対する角度の絶対値が2.0°未満である方向は、「実質的な周方向」とされる。
このタイヤ28では、センター部68の第一コード82は小さなモジュラスを有する。従って、ベルト38の中央近傍に対するセンター部68の拘束力は、比較的小さい。このセンター部68を備えたタイヤ28の中央近傍の剛性は、比較的小さい。このタイヤ28は、乗り心地に優れる。モジュラスが小さな第一コード82は、車外騒音の低減及び転がり抵抗の低減にも寄与する。
図5は、図3のサイド部70の幅狭リボン80が示された拡大断面斜視図である。図5において、両矢印線Dはこの幅狭リボン80の長手方向を表している。この幅狭リボン80は、第二コード86とトッピングゴム84nとからなる。
第二コード86は、幅狭リボン80の長手方向に沿って延在している。前述したように、サイド部70はこの幅狭リボン80が螺旋状に巻かれて形成される。このため、第二コード86も螺旋状に巻かれている。この第二コード86は、いわゆるジョイントレスである。この第二コード86も、センター部68の第一コード82と同様、実質的に周方向に延在している。この第二コード86が周方向に対してなす角度の絶対値も、この第一コード82と同様、2.0°未満である。
このタイヤ28では、サイド部70の第二コード86は大きなモジュラスを有する。従って、ベルト38の端の近傍に対するサイド部70の拘束力は大きい。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。特に、その周波数が中領域であるノイズが抑制される。このタイヤ28は、静寂性に優れる。
このタイヤ28では、幅狭リボン80の幅は、幅広リボン78の幅よりも小さい。この幅狭リボン80は、サイド部70の幅を精密に制御しうる。図2に示されているように、サイド部70とセンター部68との境界88が、外側ベルトプライ60の端62から軸方向に大きく離間することはない。このサイド部70は、ベルト38の端の近傍のみを適切に覆う。このタイヤ28では、必要以上にサイド部70が形成されない。このタイヤ28では、過剰な第二コード86の使用が防止されうるので、生産コストが抑えられる。
このタイヤ28では、この幅狭リボン80が充分に巻き回されてサイド部70が形成されうる。このサイド部70の、ベルト38の端の近傍の拘束力は、充分である。このタイヤ28では、リフティングが抑制される。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。特に、その周波数が中領域であるノイズが抑制される。このタイヤ28は、静寂性に優れる。
前述したように、このタイヤ28のサイド部70は、ベルト38の端の近傍のみを適切に覆う。このサイド部70の幅は、従来のタイヤ28に比して小さい。このベルト38の、サイド部70で拘束される部分が小さいので、ベルト38の変形が抑制される。このサイド部70は、タイヤ28の外観不良の発生を抑制しうる。
このタイヤ28のサイド部70では、巻き回された幅狭リボン80の一の部分とこの一の部分に隣接する他の部分との境界90が複数形成される。前述したように、この幅狭リボン80の幅は小さい。このため、このサイド部70において、一の境界90aと他の境界90bとの間隔は狭い。このタイヤ28では、この境界90の部分がサイド部70の特異な部分として作用しない。このタイヤ28では、このサイド部70によるタイヤ28のユニフォミティの阻害が抑制されうる。このタイヤ28は、ユニフォミティに優れる。
このタイヤ28では、幅狭リボン80に含まれる第二コード86の本数が多いと、幅狭リボン80の幅が過大となる。過大な幅を有する幅狭リボン80では、充分な拘束力を維持しつつベルト38の端の部分のみを効果的に覆うサイド部70が形成され得ない。この観点から、この幅狭リボン80に含まれる第二コード86の本数は、2本以下であるのが好ましい。タイヤ28のユニフォミティの阻害が効果的に抑制されうるという観点から、この第二コード86の本数は1本であるのが特に好ましい。図5に示されているように、このタイヤ28では、この幅狭リボン80に含まれる第二コード86の本数は1本である。
このタイヤ28では、サイド部70がベルト38の端の近傍を充分に拘束しうるという観点から、このサイド部70において、幅狭リボン80が巻き回される回数(以下、巻き数)は5回以上とされるのが好ましい。なお、この幅狭リボン80に含まれる第二コード86の本数が2本である場合、この巻き数は3回以上とされるのが好ましい。
このタイヤ28では、幅広リボン78は複数の第一コード82を含んでいる。これらの第一コード82は、この幅広リボン78の幅方向に所定の間隔を開けて並列されている。この幅広リボン78に含まれる第一コード82の本数が多い場合、この幅広リボン78の幅は大きい。この場合、この幅広リボン78で形成されたセンター部68では、この幅広リボン78の巻き数が小さい。このような幅広リボン78は、タイヤ28の生産性に寄与しうる。その一方で、この幅広リボン78は、センター部68の拘束力に影響を与える。生産性と拘束力とのバランスの観点から、この幅広リボン78に含まれる第一コード82の本数は9本以上が好ましい。この幅広リボン78に含まれる第一コード82の本数が少ない場合、この幅広リボン78の幅は小さい。この場合、この幅広リボン78で形成されたセンター部68では、この幅広リボン78の巻き数が大きい。このような幅広リボン78は、センター部68の拘束力に寄与しうる。その一方で、この幅広リボン78は、タイヤ28の生産性に影響を与える。生産性と拘束力とのバランスの観点から、この本数は11本以下が好ましい。図4に示されているように、このタイヤ28では、10本の第一コード82がこの幅広リボン78に含まれている。
図2において、両矢印線WAはセンター部68の端72から外側ベルトプライ60の端62までの軸方向幅を表している。両矢印線WBは、サイド部70の軸方向幅を表している。両矢印線WCは、バンドプライ66の幅を表している。
このタイヤ28では、幅WAは5mm以上10mm以下である。この幅WAが5mm以上に設定されることにより、サイド部70が幅狭リボン80の巻き回しにより容易に形成されうる。このサイド部70により、外側ベルトプライ60の端62が充分に拘束されうる。このタイヤ28は、ユニフォミティに優れる。この観点から、この幅WAは、6mm以上がより好ましく、7mm以上がより好ましい。この幅WAが10mm以下に設定されることにより、この幅狭リボン80で形成されるサイド部70の幅が適切に維持されうる。不必要にサイド部70が形成されないので、不必要なコードの使用が防止されうる。このタイヤ28では、生産コストが抑えられる。この観点から、この幅WAは9mm以下がより好ましく、8mm以下が特に好ましい。
このタイヤ28では、幅WBの、幅WCに対する比率は、1.0%以上5.0%未満であるのが好ましい。この比率が1.0%以上に設定されることにより、サイド部70がリフティングの抑制に寄与しうる。この観点から、この比率は2.0%以上であるのが好ましい。この比率が5.0%未満に設定されることにより、サイド部70がタイヤ28の剛性に適切に寄与しうる。このタイヤ28は、ユニフォミティに優れる。この観点から、この比率は4.5%以下がより好ましい。
サイド部70による静寂性と、センター部68による乗り心地との両立の観点から、第二コード86のモジュラスMsと第一コード82のモジュラスMcとの比(Ms/Mc)は、2.0以上4.0以下が好ましい。比(Ms/Mc)は2.3以上がより好ましく、2.6以上が特に好ましい。比(Ms/Mc)は3.8以下がより好ましく、3.7以下が特に好ましい。本発明では、比(Ms/Mc)は、モジュラスMs、Mcに基づいて算出される。モジュラスMsは、第二コード86の2%伸長時の見掛けヤング率である。モジュラスMcは、第一コード82の2%伸長時の見掛けヤング率である。モジュラスMs、Mcは、「JIS L 1017」の規定に準拠して、次に示される条件で、材料試験機(インテスコ社製の「2005型」)によって測定される。
試験温度:20℃
試験湿度:65%
材料つかみ間隔:250mm
引張速度:300mm/min
ロードノイズ低減の観点から、サイド部70の第二コード86のモジュラスMsは3000N/mm以上が好ましく、5000N/mm以上がより好ましい。モジュラスMsが過大であると、操縦安定性が阻害され、しかも転がり抵抗が大きくなる。この観点から、モジュラスMsは8000N/mm以下が好ましく、7500N/mm以下がより好ましく、7000N/mm以下が特に好ましい。
第二コード86には、有機繊維が好適に用いられうる。第二コード86の好ましい材質としては、ポリエチレンナフタレート(PEN)繊維及びアラミド繊維が挙げられる。第二コード86に、ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体が用いられてもよい。この複合体は、ロードノイズの低減、操縦安定性の向上及び転がり抵抗の低減に寄与する。この複合体におけるナイロン繊維とアラミド繊維との質量比は、1/4以上4/1以下が好ましく、2/3以上3/2以下がより好ましい。この第二コード86の断面積は、0.10mm以上1.6mm以下が好ましい。
乗り心地の向上、車外騒音の低減及び転がり抵抗の低減の観点から、センター部68の第一コード82のモジュラスMcは2500N/mm以下が好ましく、2200N/mm以下がより好ましい。モジュラスMcが過小であると、タイヤ282の耐久性が不十分となる。この観点から、モジュラスMcは1000N/mm以上が好ましく、1500N/mm以上がより好ましい。
第一コード82には、有機繊維が好適に用いられうる。典型的には、第一コード82にナイロン繊維が用いられる。第一コード82に、ポリエステル繊維又はビニロン繊維が用いられてもよい。この第一コード82の断面積は、0.10mm以上1.6mm以下が好ましい。
このタイヤ28では、バンドプライ66のセンター部68が充分にベルト38を拘束しうるという観点から、このセンター部68における第一コード82の密度は、5本/cm以上20本/cm以下が好ましい。なお、この密度は、第一コード82の長手方向に垂直な断面において、このセンター部68の5cm幅あたりに存在する第一コード82の本数(エンズ)が計測されることにより、得られる。後述するサイド部70における第二コード86の密度も、同様にして計測される。
このタイヤ28では、バンドプライ66のサイド部70が充分にベルト38の端の近傍を拘束しうるという観点から、このサイド部70における第二コード86の密度は、5本/cm以上20本/cm以下が好ましい。
このタイヤ28、次のようにして製造される。まず、10本の第一コード82とトッピングゴム84wとからなり、その長手方向にこれらの第一コード82が延在する幅広リボン78が形成される。1本の第二コード86とトッピングゴム84nとからなり、その長手方向にこの第二コード86が延在する幅狭リボン80が成形される。次に、この幅広リボン78及び幅狭リボン80が、フォーマーへ供給される。このフォーマーには、他の部材も供給される。この他の部材としては、インナーライナー42、第一カーカスプライ54及び第二カーカスプライ56、内側ベルトプライ58、外側ベルトプライ60、サイドウォール32、トレッド30等が挙げられる。フォーマーにおいてこれらのゴム部材がアッセンブリーされて、グリーンタイヤが得られる。このアッセンブリーにおいて、外側ベルトプライ60が形成された後、この幅広リボン78が周方向に螺旋巻きされて、この外側ベルトプライ60の軸方向中央に位置するセンター部68が形成される。この幅狭リボン80が周方向に螺旋巻きされて、このセンター部68の軸方向外側に位置するサイド部70が形成される。このようにしてこのセンター部68とサイド部70とを有するバンドプライ66を備えるグリーンタイヤが得られる工程は、成形工程と称される。
次に、グリーンタイヤは加硫工程に供される。加硫工程では、まずこのグリーンタイヤが、開かれたモールドに投入される。投入のとき、ブラダーは収縮している。投入により、ブラダーはグリーンタイヤの内側に位置する。次に、ガスの充填によりブラダーが膨張する。この膨張により、グリーンタイヤは変形する。この変形は、シェーピングと称されている。次に、モールドが締められる。次に、ブラダーの内圧が高められる。グリーンタイヤは、モールドのキャビティ面とブラダーの外面とに挟まれて、加圧される。グリーンタイヤは、ブラダー及びモールドからの熱伝導により、加熱される。加圧と加熱とにより、グリーンタイヤのゴム組成物が流動する。加熱によりゴム組成物が架橋反応を起こし、タイヤ28が得られる。
本発明では、タイヤ28の各部材の寸法及び角度は、タイヤ28が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ28に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ28には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ28が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ28が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。便宜上、乗用車用タイヤ28の内圧は180kPaに設定される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤサイズは、215/60R16 95Hである。バンドプライを構成するサイド部に含まれる第二コードのモジュラスは、6200N/mmである。このサイド部は、幅狭リボンが周巻きされて形成されている。この幅狭リボンの巻き数は、5回である。この幅狭リボンに含まれる第二コードの本数は、1本である。この第二コードには、ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体が用いられている。バンドプライを構成するセンター部に含まれる第一コードのモジュラスは、1950N/mmである。このセンター部は、幅広リボンが周巻きされて形成されている。この幅広リボンに含まれる第一コードの本数は、10本である。この第一コードには、ナイロン繊維が用いられている。この外側ベルトプライの端からこのセンター部の端までの軸方向幅WAは、5mmである。
[比較例3及び4並びに実施例2及び3]
幅狭リボンの巻き数及び幅WAを下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例1及び2並び実施例4]
幅狭リボンのコード本数及び巻き数並びに幅WAを下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例5]
第二コードのモジュラス及び第一コードのモジュラスを下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[耐久性能]
試作タイヤがドラム耐久試験機のリム(サイズ;16×6.5J)に装着されて、JIS D 4230の規格に準拠して高速耐久性が評価された。タイヤの内圧は、230kPaとされた。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。
[ロードノイズ]
タイヤをリム(サイズ;16×6.5J)に組み込み、タイヤの内圧を230kPaとした。このタイヤを、排気量が2300ccである前側エンジン前輪駆動の乗用車に装着した。この乗用車を、粗度の高いアスファルト製路面の上で、50km/hの速度で走行させた。この走行時の、ドライバーの右耳許での音量(オーバーオール値)を測定した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が小さいほど、良好であることが示される。
[ベルト変形度]
タイヤのトレッド面からバンドまでの厚みを計測して、その厚みの最大値及び最小値を得た。この最大値と最小値との差を求めて、この差に基づいてベルト変形度を評価した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が小さいほど、良好であることが示される。
[タイヤコスト]
タイヤコストを試算した。この試算結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が小さいほど、良好であることが示される。
[ユニフォミティ評価]
上記仕様のタイヤを各20本ずつ試作し、これらのタイヤのユニフォミティを計測した。ユニフォミティはドラム試験機を用い、JASO C607:2000のユニフォミティ試験条件に準拠して、ラジアルフォースバリエーション(RFV)を計測した。評価速度は、10km/hである。20本のタイヤの平均値を用いて、評価が実施された。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に示されている。この値が小さいほど、良好であることが示される。
Figure 2009190446
Figure 2009190446
表1に示されるように、実施例のタイヤは、ベルト変形度及びユニフォミティに特に優れる。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係る空気入りタイヤは、種々の車両に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのベルト及びバンドの一部が示された拡大断面図である。 図3は、加硫工程前のバンドプライの一部が示された拡大断面図である。 図4は、図3のセンター部の幅広リボンが示された拡大断面斜視図である。 図5は、図3のサイド部の幅狭リボンが示された拡大断面斜視図である。 図6は、加硫工程前にある従来のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
符号の説明
2、28・・・タイヤ
4、30・・・トレッド
6、36・・・カーカス
8、38・・・ベルト
10、40・・・バンド
12、66・・・バンドプライ
14、14c、14s・・・バンドコード
16、68・・・センター部
18、70・・・サイド部
20・・・リボン
24・・・外側ベルトプライ
32・・・サイドウォール
34・・・ビード
42・・・インナーライナー
44・・・チェーファー
46・・・トレッド面
54・・・第一カーカスプライ
56・・・第二カーカスプライ
58・・・内側ベルトプライ
60・・・外側ベルトプライ
62、64・・・端
66・・・バンドプライ
68・・・センター部
70・・・サイド部
72・・・端
74・・・内端
76・・・外端
78・・・幅広リボン
80・・・幅狭リボン
82・・・第一コード
86・・・第二コード

Claims (5)

  1. 一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの半径方向外側に積層されるベルトと、このベルトの半径方向外側に位置しておりこのベルトを覆うバンドとを備えており、
    このベルトが、ベルトプライを備えており、
    このバンドが、軸方向中央近傍に位置するセンター部と、このセンター部の軸方向外側に位置する一対のサイド部とを有するバンドプライからなり、
    このセンター部の端が、軸方向においてこのベルトプライの端の内側に位置しており、
    このセンター部の端とこのベルトプライの端との間の軸方向距離が、5mm以上10mm以下であり、
    このセンター部が、幅広リボンが周方向に螺旋巻きされて形成されており、
    このサイド部が、幅狭リボンが周方向に螺旋巻きされて形成されており、
    この幅狭リボンの幅が、幅広リボンの幅よりも小さく、
    この幅広リボンが、長手方向に延在する第一コードを含んでおり、
    この幅狭リボンが、長手方向に延在する第二コードを含んでおり、
    この第二コードのモジュラスが、この第一コードのモジュラスに比して大きい空気入りタイヤ。
  2. 上記幅広リボンに含まれる第一コードの本数が、9本以上11本以下であり、
    上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数が、1本以上2本以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数が、1本であり、
    この幅狭リボンが5回以上巻き回されて、上記サイド部が形成される請求項2に記載のタイヤ。
  4. 上記幅狭リボンに含まれる第二コードの本数が、2本であり、
    この幅狭リボンが3回以上巻き回されて、上記サイド部が形成される請求項2に記載のタイヤ。
  5. 第一コードを含んでおり、その長手方向にこの第一コードが延在している幅広リボンが成形される工程、
    第二コードを含んでおり、その長手方向にこの第二コードが延在している幅狭リボンが成形される工程、
    ベルトプライが形成されているフォーマーに、この幅広リボンとこの幅狭リボンとが供給される工程
    及び
    この幅広リボンを周方向に螺旋巻きしてこのベルトプライの軸方向中央に位置するセンター部を形成し、この幅狭リボンを周方向に螺旋巻きしてこのセンター部の軸方向外側に位置するサイド部を形成して、このセンター部とサイド部とを有するバンドプライを備えるグリーンタイヤが得られる工程
    を含む空気入りタイヤの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051457A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Bridgestone Corp 航空機用タイヤ
JP2015058901A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

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