JP2002095880A - 刺繍データ作成装置および記録媒体 - Google Patents
刺繍データ作成装置および記録媒体Info
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Abstract
い領域を他の刺繍縫い領域に食い込ませた場合におい
て、割れが発生するのを防止する。 【解決手段】 被食い込み領域のステッチ方向の幅wが
閾値より広い時(S110:YES)には被食い込み領
域を先に縫い、前記幅wが閾値以下の時(S110:N
O)には食い込み領域を先に縫う。このように、被食い
込み領域の縫い幅が広い、という食い込み領域に割れが
発生し易い状況においては、食い込み領域を後から刺繍
するので割れの発生を防止できる。一方、被食い込み領
域の縫い幅が狭い、という割れが発生しにくい状況にお
いては、食い込み領域を先に縫うので、食い込み部分は
被食い込み領域によって覆い隠される。従って美しい縫
い上がりとなる。
Description
の動作を行なわせるための刺繍データを作成する刺繍デ
ータ作成装置に関する。
う場合、複数の部分刺繍領域に分割することがある。例
えば、本出願人による特許公報2924257号に記載
の刺繍データ作成装置においては、外部から図6(a)
に示すような刺繍縫い領域90の外形線を示すデータが
入力されると、これを図6(b)のようなP2、P3、P4、
P5 で囲まれた領域92とP1、P6、P7、P8 で囲まれた
領域94との2領域に分割した上で刺繍データを作成し
ている。特にこの刺繍データ作成装置では、領域92の
辺P3P2を点P2 方向に、辺P4P5を点P5 方向に伸ば
すことにより、領域92を領域94に食い込ませてい
る。これは、縫い上がりにおいて、領域92、94間に
隙間があかないようにするためである。こうして分割さ
れてなる刺繍縫い領域に対し針落ち点、刺繍方向などを
設定することにより刺繍データが作成される。この刺繍
データに従って刺繍ミシンを制御すると図6(c)のよ
うに、刺繍縫い領域90が縫い目により形成され、隙間
は発生しないと期待される。
報の技術のように食い込みを発生させた場合に、割れが
発生する場合がある。割れとは、食い込みを発生させた
結果、下側の刺繍縫い領域の縫い目をなす糸が、上側の
刺繍縫い領域の縫い目をなす糸によって引っ張られるこ
と等により、かき分けられ、その下にあるもの(刺繍対
象(布、皮など)や、かき分けられた糸の更に下に施さ
れた刺繍)が露出してしまう現象であり、これが発生す
ると所望の縫い上がりパターンが得られない。そして、
割れが発生するケースは、食い込んだ側の刺繍縫い領域
と食い込まれた側の刺繍縫い領域との縫い方向が垂直に
近いほど多くなる。また、上記公報のように食い込みを
発生させたり、更にその食い込みの量を増大させたりし
ても、割れの防止に対しては殆ど効果がない。
で、1つの刺繍縫い領域を他の刺繍縫い領域に食い込ま
せた場合において、割れの発生を防止することを目的と
する。
題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載の
刺繍データ作成装置は、部分的な刺繍縫い領域に対応す
る部分刺繍データを複数記憶可能な部分刺繍データ記憶
手段を備え、該複数の部分刺繍データを組み合せる事に
より全体の刺繍データを生成する刺繍データ作成装置に
おいて、前記部分刺繍データ記憶手段に記憶されている
部分刺繍データの中で、ある1つの部分刺繍データによ
り示される刺繍縫い領域が他の1つの部分刺繍データに
より示される刺繍縫い領域に食い込んでいる場合に、該
2つの部分刺繍データにより示される刺繍縫い領域の
内、どちらを先に刺繍するかを決定することにより割れ
が発生しないようにする刺繍順序決定手段を備えたこと
を特徴とする。
によれば、2つの刺繍縫い領域の刺繍順序を刺繍順序決
定手段が決定するので、割れの発生を防止することがで
きる。なお、2つの部分刺繍データは当該刺繍データ作
成装置で作成しても良いし、他の刺繍データ作成装置か
らフレキシブルディスクなどの記録媒体経由またはデー
タ通信により受け取っても良い。
載の刺繍データ作成装置において、前記刺繍順序決定手
段が、前記2つの部分刺繍データの各縫い方向が、互い
に略垂直な場合に、どちらを先に刺繍するかを決定する
ものであることを特徴とする。
部分刺繍データの各縫い方向が、互いに略垂直な場合に
発生しやすいので、このように構成された刺繍データ作
成装置によれば、一方の刺繍縫い領域の糸が他方の刺繍
縫い領域の糸を引っ張り、かき分けることにより発生す
る割れを、効果的に防止することができる。
載の刺繍データ作成装置において、前記刺繍順序決定手
段が、前記2つの刺繍縫い領域の内、他方の刺繍縫い領
域に食い込まれている被食い込み領域に対応する部分刺
繍データのステッチ方向の幅である縫い幅に応じて、ど
ちらを先に刺繍するかを決定するものであることを特徴
とする。
の刺繍縫い領域の糸を引っ張り、かき分けることが原因
で発生する割れは、前記縫い幅の大きさが影響している
ことが分かっている。従ってこのように構成された刺繍
データ作成装置によれば、割れの発生を一層効果的に防
止することができる。
載の刺繍データ作成装置において、前記刺繍順序決定手
段が、前記被食い込み領域の縫い幅が予め定められた閾
値よりも大きい場合に、該被食い込み領域を先に刺繍す
る、と決定するものであることを特徴とする。
大きいと、その被食い込み領域をなす糸の張力が大きく
なり、食い込み領域の糸をかき分け、割れを発生させる
傾向がある。こうした場合には、食い込み領域の方を後
に刺繍することによりその糸がかき分けられないように
するというのが、この刺繍データ作成装置の主旨であ
る。
ば、割れの発生を防止することができ、しかも閾値と縫
い幅の大小比較という簡素な処理により、どちらの刺繍
縫い領域を先に縫うかを決定することができる。請求項
5に記載の本発明は、請求項3に記載の刺繍データ作成
装置において、縫い幅の閾値を入力するための閾値入力
手段を備え、前記刺繍順序決定手段が、前記被食い込み
領域の縫い幅が、前記閾値入力手段を介して入力された
閾値よりも大きい場合に該被食い込み領域を先に刺繍す
る、と決定するものであることを特徴とする。
によれば、閾値が変更可能であるため、糸の特性や被縫
製物の特性に応じて、常に最適な刺繍順序を自動的に決
定させることができる。請求項6に記載の本発明は、請
求項2に記載の刺繍データ作成装置において、前記刺繍
順序決定手段が、前記2つの刺繍縫い領域の内、他方の
刺繍縫い領域に食い込まれている刺繍縫い領域のステッ
チ方向の幅である縫い幅を出力するための縫い幅表示手
段と、前記2つの領域の内、どちらを先に刺繍するかを
入力するための刺繍順序入力手段とを備えたものである
ことを特徴とする。
によれば、当該刺繍データ作成装置の操作者が、縫い幅
表示手段により出力された被食い込み領域の縫い幅か
ら、食い込み領域、被食い込み領域のどちらを先に刺繍
すべきかを判断し、刺繍順序入力手段により指定するこ
とができる。
6のいずれか記載の刺繍データ作成装置において、部分
的な刺繍縫い領域の外形を示すアウトラインデータを複
数記憶可能なアウトライン記憶手段と、該アウトライン
記憶手段に記憶されたアウトラインデータから前記部分
刺繍データを生成する部分刺繍データ生成手段とを備え
たことを特徴とする。
領域、被食い込み領域のどちらを先に縫うかを決定する
に先んじて、任意の2つの刺繍縫い領域に関して、食い
込みの有無を判定することになる。このように構成され
た刺繍データ作成装置によれば、アウトラインデータか
ら食い込みを判定することができるので、食い込みの判
定を容易に行なうことができる。
述したように他の作成装置から刺繍データ自体を当該刺
繍データ作成装置が受け取った場合には、刺繍データか
ら直接、食い込みの有無を判定しても良いし、刺繍デー
タからアウトラインデータを逆作成して、このアウトラ
インデータに基づいて食い込みの有無を判定しても良
い。
6にいずれか記載の刺繍データ作成装置の各手段として
コンピュータシステムを機能させるためのプログラムが
記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体をその
要旨とする。この記録媒体をパーソナルコンピュータな
どのコンピュータシステムに読み取らせ、実行させれ
ば、前記した各手段による効果を発揮させることができ
る。
面と共に説明する。まず、図1は本発明を適用した刺繍
データ作成装置7とミシン8の斜視図である。ミシン8
には、そのミシンテーブル10上にミシンアーム12が
配設され、その前端部に針棒支持ケース14が左右方向
に移動可能に取り付けられている。針棒支持ケース14
は5本の針棒16を上下動可能に支持しており、各針棒
16の下端には針18が取り付けられている。各針18
にはそれぞれ、図示しない糸供給源から針棒支持ケース
14上の糸調子器20および天秤22を経て種類の異な
る糸が供給される。針棒支持ケース14はミシンアーム
12に取り付けられた針選択モータ24により駆動され
て移動し、5本の針棒16および針18のいずれかを使
用位置に位置決めする。使用位置に位置決めされた針棒
16は図示しない動力伝達機構を介してミシンモータ2
6に連結され、上下方向に往復動させられる。使用位置
にある針棒16に対向する位置にミシンテーブル10か
らミシンベッド28が突設されており、そのミシンベッ
ド28に針18と共同して被縫製物である加工布Wに縫
目を形成するための糸輪捕捉器(図示省略)が設けられ
ている。
方向移動枠30(図1では一方のみ図示)が矢印Yの方
向に移動可能に設けられており、図示しないY軸駆動モ
ータにより正逆両方向に任意の距離だけ移動される。両
Y方向移動枠30間には支持枠32が掛け渡されてお
り、その支持枠32によりX方向移動枠34が矢印Xの
方向に移動可能に支持されている。X方向移動枠34
は、図示しないX軸駆動モータにより正逆両方向に任意
の距離だけ移動させられるとともに、加工布Wを着脱可
能に保持する加工布保持枠36が取り付けられており、
加工布保持枠36はX方向移動枠34、Y方向移動枠3
0の移動によりX−Y平面上の任意の位置へ移動するこ
とができる。Y方向移動枠30、Y軸駆動モータ、X方
向移動枠34、X軸駆動モータ、加工布保持枠36等が
加工布送り装置38を構成している。
2および入力装置44が接続されている。入力装置44
は、キーボード46、マウス48、ライトペン50、お
よびCCD方式のイメージリーダ51から構成されてい
る。キーボード46から入力されたデータ、主制御装置
42において作成されたデータ、ミシン8から送られた
データ等も表示装置52に表示される。主制御装置42
には外部記憶装置54が接続されている。この外部記憶
装置54はフレキシブルディスク駆動装置およびハード
ディスク装置で構成される。
図2に示す。本図に示すように主制御装置42は、CP
U60、ROM62およびRAM64がバスで接続され
て成るコンピュータを主体とするものであり、CPU6
0には入出力ポート66が接続されている。入出力ポー
ト66には駆動回路68、70、72を介して針選択モ
ータ24、ミシンモータ26、加工布送り装置38がそ
れぞれ接続されている。CPU60にはまた、入力制御
回路74を介して入力装置44が接続され、データが入
力されるとともに、表示制御回路76を介して表示装置
52が接続され、表示を制御するようにされている。
いて図3(a)に示す。RAM64は、外形線データエ
リア80、分割未済スタックエリア82、分割済みスタ
ックエリア84、隣接刺繍領域データエリア86、刺繍
データエリア88等がワーキングエリアと共に設けられ
ている。また、ROM62には、図4に示す刺繍順序決
定処理や、刺繍データ作成処理、刺繍領域分割処理等、
刺繍データの作成および刺繍に必要な種々のルーチンが
格納されている。
(b)のようなアウトラインデータ1、2が刺繍データ
作成装置7に入力されたとする。これらは一旦、外形線
データエリア80に記憶されるが、分割が必要なものに
ついては分割未済スタックエリア82に移され、分割が
終了すると分割済みスタックエリア84に移される。入
力した時点で既に分割されているものについては分割済
みスタックエリア84に直接記憶される。この例ではア
ウトラインデータ1、2はこれらにそれぞれ対応する刺
繍縫い領域3、4の内、一方の刺繍縫い領域3が他方の
刺繍縫い領域4に食い込んだ状態になっているので、分
割未済スタックエリア82を経ず、外形線データエリア
80から分割済みスタックエリア84に直接記憶され
る。
されたアウトラインデータからそれぞれ部分刺繍データ
が作成され、刺繍データエリア88に記憶される。但
し、2つのアウトラインデータの一方が他方に食い込ん
でいる場合は、隣接刺繍領域データエリア86に記憶さ
れる。すなわち、分割済みスタックエリア84が本発明
のアウトライン記憶手段に対応し、ここから部分刺繍デ
ータを生成する処理が本発明の部分刺繍データ生成手段
に対応し、隣接刺繍領域データエリア86および刺繍デ
ータエリア88が本発明の部分刺繍データ記憶手段に対
応する。
た2つの部分刺繍データの縫い方向が互いに垂直になっ
ている場合(垂直に近い場合も含む)に、刺繍データ作
成装置7の主制御装置42は図4に示す刺繍順序決定処
理を実行する。刺繍順序決定処理が起動されると、まず
S100にて食い込まれている方の刺繍縫い領域4(図
4では被食い込み領域と記載。以下これに倣う。これに
対し刺繍縫い領域3を食い込み領域3と言う)の縫い幅
wを求める。縫い幅wは、図5(b)に示すように被食
い込み領域4のステッチ方向の幅である。
められた閾値(例えばw=5mm)より大きいか否かを
判定する。大きいと判定された時にはS120に進み、
食い込み領域3を後に刺繍する領域(後方縫製領域)、
被食い込み領域4を先に刺繍する領域(先行縫製領域)
と設定する。逆に、縫い幅wが閾値より小さいと判定さ
れた時にはS120に進み、食い込み領域3を後に刺繍
する領域(後方縫製領域)、被食い込み領域4を先に刺
繍する領域(先行縫製領域)と設定する。こうして先行
縫製領域、先行縫製領域の設定が終了すると本処理を終
了する。なお、前記閾値は、縫う糸の種類、布の種類等
の諸条件によって変動し、前記諸条件を勘案して予め設
定される。
順序決定手段に相当するもので、被食い込み領域4の縫
い幅wが閾値より広い時には被食い込み領域4を先に縫
い、被食い込み領域4の縫い幅wが閾値以下の時には食
い込み領域3を先に縫う、と決定する処理となってい
る。このようにすることにより、被食い込み領域4の縫
い幅が閾値よりも広い、という食い込み領域3に割れが
発生し易い状況においては、食い込み領域3を後から刺
繍するので割れの発生を防止することができる。一方、
被食い込み領域4の縫い幅が閾値以下という割れが発生
しにくい状況においては、食い込み領域3を先に縫うの
で、食い込み部分(図5(a)参照)は被食い込み領域
4によって覆い隠される。従って美しい縫い上がりとな
る。
は、それらの内の2者について同様の処理を繰り返すこ
とにより、刺繍順序を決定することができる。以上、本
発明を適用した一実施の形態について説明してきたが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく
様々な態様で実施しうる。
5(a)に示したものに限らない)の縫い幅wを刺繍デ
ータ作成装置7の操作者に報知し、どちらを先に縫うか
を操作者に選択させるようにしても良い。これについて
図5(b)に示す。図5(b)はこの態様において、表
示装置52に表示された画面の一例を示したものであ
る。即ちこの態様では、被食い込み領域の縫い幅wが画
面の上方Pの位置に表示される。この例では縫い幅wが
例えば前記閾値より若干大きい5.5mmである旨が表
示されている。この表示を行う処理が本発明の縫い幅表
示手段に相当する。この表示を見て操作者が、食い込み
領域、被食い込み領域のどちらを先に縫うかをマウス4
8(本発明の刺繍順序入力手段に相当)を操作してラジ
オスイッチ5を指定し、OKのアイコン6をクリックす
ることにより決定する。本図では「食い込み領域を先に
縫う」と設定した様子である。
る処理結果とは逆になっている。すなわち、刺繍順序決
定処理が実行されれば、縫い幅wが5.5mmの場合、
S110でYESと判定されて被食い込み領域が先行縫
製領域となる筈である。図5(b)の態様によれば、刺
繍順序決定処理のように自動的に刺繍順序を決定するこ
とができない反面、操作者の判断を優先させて刺繍順序
を決定することができる。判断とは例えば「5.5mm
程度の縫い幅wであれば、割れは発生しない可能性が高
い。だから縫い上がりの美しさを優先するために食い込
み領域を先に刺繍させよう」とか「縫い幅wは閾値を下
回っているが、あえて被食い込み領域を先に刺繍させ、
縫い領域が重なっている事を明示することにより造形的
な演出をしよう」といったものである。
るようにしても良い。この場合には例えば、閾値を入力
するためのメニュー画面が表示装置52に表示され、キ
ーボード46等を操作して閾値を入力するようにするこ
とが考えられる。こうして閾値を設定すると、以降、刺
繍順序決定処理では、その閾値よりも被食い込み領域の
縫い幅が大きい場合に被食い込み領域を先に縫う、と決
定するようにする。このように閾値を変更可能にするこ
とにより、糸の特性や被縫製物の特性に応じて閾値の変
更が必要な時にも、常に最適な刺繍順序を自動的に決定
させることができる。なおここではキーボード46が本
発明の閾値入力手段に相当する。
繍データではなく、他の作成装置で作成された刺繍デー
タをフレキシブルディスクやデータ通信で刺繍データ作
成装置7にロードして、刺繍順序決定処理を行なうよう
にしても良い。
置7およびミシン8を示す斜視図である。
成を示すブロック図である。
RAM64にデータが記憶されている様子を模式的に示
した図および一方が他方に食い込まれた刺繍縫い領域
3、4の一例を示す説明図である。
れる刺繍順序決定処理のフローチャートである。
模式図および本発明の別の実施形態を示す説明図であ
る。
い領域90が分割されてなる部分刺繍縫い領域を重ね合
せ、それを刺繍した様子を示す説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 部分的な刺繍縫い領域に対応する部分刺
繍データを複数記憶可能な部分刺繍データ記憶手段を備
え、該複数の部分刺繍データを組み合せる事により全体
の刺繍データを生成する刺繍データ作成装置において、 前記部分刺繍データ記憶手段に記憶されている部分刺繍
データの中で、ある1つの部分刺繍データにより示され
る刺繍縫い領域が他の1つの部分刺繍データにより示さ
れる刺繍縫い領域に食い込んでいる場合に、該2つの部
分刺繍データにより示される刺繍縫い領域の内、どちら
を先に刺繍するかを決定することにより割れが発生しな
いようにする刺繍順序決定手段を備えたことを特徴とす
る刺繍データ作成装置。 - 【請求項2】 前記刺繍順序決定手段が、 前記2つの部分刺繍データの各縫い方向が、互いに略垂
直な場合に、どちらを先に刺繍するかを決定するもので
あることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ作成
装置。 - 【請求項3】 前記刺繍順序決定手段が、 前記2つの刺繍縫い領域の内、他方の刺繍縫い領域に食
い込まれている被食い込み領域に対応する部分刺繍デー
タのステッチ方向の幅である縫い幅に応じて、どちらを
先に刺繍するかを決定するものであることを特徴とする
請求項2に記載の刺繍データ作成装置。 - 【請求項4】 前記刺繍順序決定手段が、 前記被食い込み領域の縫い幅が予め定められた閾値より
も大きい場合に、該被食い込み領域を先に刺繍する、と
決定するものであることを特徴とする請求項3に記載の
刺繍データ作成装置。 - 【請求項5】 縫い幅の閾値を入力するための閾値入力
手段を備え、前記刺繍順序決定手段が、 前記被食い込み領域の縫い幅が、前記閾値入力手段を介
して入力された閾値よりも大きい場合に該被食い込み領
域を先に刺繍する、と決定するものであることを特徴と
する請求項3に記載の刺繍データ作成装置。 - 【請求項6】 前記刺繍順序決定手段が、 前記2つの刺繍縫い領域の内、他方の刺繍縫い領域に食
い込まれている刺繍縫い領域のステッチ方向の幅である
縫い幅を出力するための縫い幅表示手段と、 前記2つの領域の内、どちらを先に刺繍するかを入力す
るための刺繍順序入力手段とを備えたものであることを
特徴とする請求項2に記載の刺繍データ作成装置。 - 【請求項7】 部分的な刺繍縫い領域の外形を示すアウ
トラインデータを複数記憶可能なアウトライン記憶手段
と、 該アウトライン記憶手段に記憶されたアウトラインデー
タから前記部分刺繍データを生成する部分刺繍データ生
成手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から6にいずれか記
載の刺繍データ作成装置。 - 【請求項8】 請求項1から6にいずれか記載の刺繍デ
ータ作成装置の各手段としてコンピュータシステムを機
能させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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2000
- 2000-09-22 JP JP2000288919A patent/JP4552300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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