JP2002095449A - ルウの製造方法 - Google Patents

ルウの製造方法

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JP2002095449A JP2001238402A JP2001238402A JP2002095449A JP 2002095449 A JP2002095449 A JP 2002095449A JP 2001238402 A JP2001238402 A JP 2001238402A JP 2001238402 A JP2001238402 A JP 2001238402A JP 2002095449 A JP2002095449 A JP 2002095449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しいタイプのルウの製造方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原
料として小麦粉4重量%〜18重量%及びコーンスター
チ8重量%〜18重量%を用い、上記の原料を65℃以
上の温度で仕上げのために加熱処理することを特徴とす
るルウの製造方法。また、少なくとも油脂、風味原料及
び澱粉系原料を用い、原料中の吸湿性粉体原料を澱粉系
原料と共に粉砕し、これらの原料を65℃以上の温度で
仕上げのために加熱処理することを特徴とするルウの製
造方法。 【効果】 小麦粉を用いるルウと同等の粘度等の物性を
有し、かつ食感及び風味の優れたルウを製造することが
できる。また、原料の沈降分離が回避された物質で高品
質のルウを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、澱粉系原料とし
て、特定量の小麦粉及びコーンスターチを配合して製造
されてなる食感及び風味の改質された新規なルウを製造
する方法に関するものである。また、本発明は、小麦粉
ルウ、及び粉体原料等を配合し、これを加熱混合してな
るルウであって、吸湿性粉体原料が均質に配合されてな
る均質で高品質のカレールウ等のルウを製造する方法に
関するものであり、更に詳しくは、吸湿性粉体原料を澱
粉系原料と共に粉砕した均一な粒度で加工適性が高い原
料を用いることによって、粉体原料の沈降分離を回避し
て、製品中の粉体原料を均質化させることにより、従来
製品と比べて、滑らかな粘度で優れた食感と風味を有す
るように改質された新しいタイプの高品質のルウを製造
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カレー等のルウは、その原料配
合、製造プロセス等の差異に起因するデリケートな風味
上の質的、量的差異が製品の性格を大きく決定付ける重
要な要素となっている。したがって、従来より、カレー
等のルウを製造する場合は、原料配合、製造プロセス等
において様々な工夫を施すことが実施されており、例え
ば、従来、一般に、カレー等のルウを製造する場合は、
油脂と小麦粉とを加熱攪拌混合して小麦粉ルウを作った
後に、風味が逸散、分解しやすいカレーパウダー、及び
その他の粉体原料等を加え、加熱攪拌混合後、充填機に
て容器に入れ冷却固化して製造する方法が採用されてい
る。また、従来、一般に、小麦粉と油脂とを焙煎してル
ウ(並びに本発明で対象とするルウを煮込んで調理され
たもの)に特有の風味を付するために、あるいは適切な
粘度を得るために澱粉系原料として小麦粉が用いられて
おり、通常、ルウ原料中の当該小麦粉の添加量はおおよ
そ20%程度となっている。しかしながら、一方では、
澱粉系原料として小麦粉を使用することにより、調理し
たルウの風味に生臭さや粉っぽさが出たり、あるいは小
麦粉特有の風味によりルウに特有の本来のデリケートな
香辛味や旨味がかなり抑えられて、そのために、不可避
的に全体の風味が低下する等の問題があった。更に、澱
粉系原料についていえば、従来、小麦粉の一部を澱粉質
に代替することも行われているが、従来のものは、澱粉
質を単に補助的に用いるだけであって、その添加量は僅
少であり、上記小麦粉による風味上の問題は依然として
未解決な状況にあった。このように、従来、ルウを製造
するに際して、小麦粉の一部を澱粉質に代替することが
行われていたとしても、あくまでも補助的原料としての
位置付けを出るものではなく、また、ルウの食感乃至風
味上の問題と当該澱粉質との関係についての基本的な知
見は未知な状況となっていた。一方、ルウの流動性を向
上させるため、粉体原料等は微粉砕して用いられるが、
製品(固形ルウ)をミクロに見ると食塩、砂糖等の粉体
原料が沈降分離しており、またルウの製造時にも各スト
ック工程(充填用タンク内等)で沈降分離が生じてい
る。そこで、ルウ製品における、このような粉体原料の
沈降分離を極少にして、均質な製品を得るために食塩、
砂糖等の粉体原料を均質に微粉砕する必要がある。
【0003】しかし、上記粉体原料を均一に、しかも品
質を損なうことなく、粉砕することは必ずしも容易では
なく、従来、そのような粉砕プロセスについて改善すべ
き種々の問題点があった。粉体原料を粉砕する場合、粉
砕機としては、ロール式(発熱なし/粉砕量少)、高速
粉砕機(回転式=発熱あり/粉砕量大)等がある。この
うち、前者は、粉砕時に発熱がない利点をもつ反面、粉
砕量が少ないので生産効率が悪く、また食塩、砂糖等の
粉体原料は熱による風味品質への影響を受けにくい原料
であるため、敢えてロール式粉砕機等で粉砕する必要は
なく、他の粉砕量の大きい粉砕機等を採用して多量に連
続粉砕することがルウの製造工程上望ましい。しかし、
高速粉砕機を用いる場合は粉砕時に発熱しやすく、熱で
粉砕適性が悪くなる恐れがあり、食塩を単独で粉砕する
と、粉砕時あるいは粉砕後に結着しやすく、また移送配
管やストックタンクに付着しやすいという問題がある。
また、砂糖についても同様であり、単独で粉砕すると、
発熱溶融して粉砕物がベタつき、上記と同様の問題があ
る。
【0004】このように、粉体原料をそのまま粉砕した
場合は、いずれの粉砕機を用いた場合であっても、上記
粉体原料の粉砕工程には上記のような種々の問題点があ
り、したがって、従来、粉体原料の沈降分離を極少にし
て、均質な製品を得ることは技術的に難しい面があり、
そのため、上記のような問題を確実に解消することがで
きる新しい技術を確立することが強く要請されている状
況にあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、上記小麦粉ルウにみられる問題点を
根本的に改善すると共に、従来製品と比べて、食感が滑
らかとなり、風味立ちが良好となるような新しいタイプ
のルウ製品を開発することを目標として鋭意研究を積み
重ねた結果、澱粉系原料として、少なくとも特定量の小
麦粉及びコーンスターチを使用し、しかも香辛料等の微
粒子状に含まれる水不溶性原料の粒子径を特定のものに
調整することにより、所期の目的を達成し得ることを見
出した。更に、本発明者らは、ルウの製造工程におい
て、製品における粉体原料の沈降分離を極少にして、高
品質の製品を作製することを可能とするための新しい方
法を開発することを目標として鋭意研究を積み重ねた結
果、ルウの原料配合において、粉体原料をコーンスター
チ等の澱粉系原料と共に粉砕することにより、加工適性
の高い粉砕原料が得られること、そして、この原料を使
用して製品化することにより、原料の沈降分離が回避さ
れた均質で高品質の製品が得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。すなわち、本発明は、従来製品
と比べて、食感が滑らかとなり、風味立ちがよい食感及
び風味が改質された新しいタイプのルウを製造する方法
を提供することを目的とするものである。また、本発明
は、先行技術の小麦粉を用いるルウと同等の粘度等の物
性を有し、かつ食感及び風味の優れた新しいタイプのル
ウを製造する方法を提供することを目的とするものであ
る。本発明は、ルウの原料配合において、加工適性の高
い特定の粉砕粉体原料を使用することにより、粉体原料
を均質に含む高品質のルウを製造する方法を提供するこ
とを別の目的とする。また、本発明は、ルウの製造にお
いて、吸湿性粉体原料を澱粉系粉体原料と共に粉砕した
原料を用いてなる高品質のルウを製造する方法を提供す
ることを目的とする。更に、本発明は、滑らかな粘度で
優れた食感、風味を有する高品質のルウを製造する方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、小麦粉ルウからなるルウ製品を製造する方
法であって、少なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原料
として小麦粉4重量%〜18重量%及びコーンスターチ
10重量%〜18重量%を用い、油脂と小麦粉とを加熱
混合して小麦粉ルウを作った後、これに風味原料を混合
し65℃以上の温度で仕上げのために加熱処理するか、
上記の原料を一括して混合し65℃以上の温度で仕上げ
のために加熱処理することを特徴とするルウの製造方法
(以下第1態様という)、である。また、本発明は、小
麦粉ルウからなるルウ製品を製造する方法であって、少
なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原料を用い、原料中
の吸湿性粉体原料を澱粉系原料と共に湿熱処理すること
なく粉砕し、これらの原料を65℃以上の温度で仕上げ
のために加熱処理することを特徴とするルウの製造方法
(以下第2態様という)、である。更に、本発明は、小
麦粉ルウからなるルウ製品を製造する方法であって、少
なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原料として小麦粉4
重量%〜18重量%及びコーンスターチ8重量%〜18
重量%を用い、上記の原料を65℃以上の温度で仕上げ
のために加熱処理した後、充填機にて型に流し、冷却固
化することを特徴とするルウの製造方法、であり、吸湿
性粉体原料として食塩及び/又は砂糖を用い、澱粉系原
料としてコーンスターチのみを用いる上記のルウの製造
方法、吸湿性粉体原料1部に対して0.01〜2部の澱
粉系原料の比率でこれらを混合して粉砕する前記のルウ
の製造方法、吸湿性粉体原料の粉砕前の中心粒径が、食
塩で212〜425μm、砂糖で425〜550μmで
あり、澱粉系原料の粉砕前の中心粒径が、63〜106
μmである前記のルウの製造方法、粉砕処理により得ら
れる吸湿性粉体原料の中心粒径が125〜355μmで
ある前記のルウの製造方法、を望ましい態様としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について更に詳述す
る。本発明においては、小麦粉の添加量を従来一般的で
あったものより抑えた一定量のレベルとし、かつ特定の
澱粉としてコーンスターチを小麦粉に対して同等レベル
の一定量用いてルウとすることにより、上記課題を達成
するようにするものである。つまり、小麦粉を一定量に
抑えて使用することにより、小麦粉による風味低下の問
題を回避しつつ、しかも小麦粉特有のコク味や粘度を得
るようにすると共に、かつ一定量のコーンスターチを使
用することにより、コーンスターチの作用等によって、
より滑らかで適切な粘度となるようにして、ルウに特有
の本来のデリケートな香辛味や旨味を十分に引き出し得
るルウとすることを可能とするものである。また、本発
明は、上記にように、ルウの製造時の原料配合におい
て、吸湿性粉体原料を澱粉系粉体原料と共に粉砕した原
料を用いることを特徴としている。上記のように、従
来、ルウの製造において、食塩、砂糖等の粉体原料を粉
砕機で粉砕することも行われていたが、用いる粉砕機に
よって、作業効率や品質の面で改善すべき問題点が多々
みられた。
【0008】これに対して、本発明においては、これら
の原料をコーンスターチ等の澱粉系粉体原料と共に粉砕
するものであり、このことにより、澱粉系原料が粉砕時
の熱を奪い、上記の問題が極力回避され、均一な粒度で
加工適性の高い粉砕食塩(砂糖等)が得られ、結果とし
てこれを原料に含んだ製品は、原料の沈降分離が極力回
避された均質で高品質なものとなることがわかった。
【0009】本発明の対象とするルウは、カレー、シチ
ュー等のルウであって、必要により、水、各種の具材を
加えて煮込んで調理される、固形状、粉末状、ペースト
状、液状等の形態のものである。このようなルウは、一
般的に油脂と小麦粉とを100〜170℃程度に加熱混
合して小麦粉ルウを作った後に風味原料等を加えるか、
あるいはこれらの原料を一括して上記の温度で加熱混合
して製造される。
【0010】このようなルウの基本原料として、澱粉系
原料が必要であり、従来、これに小麦粉が用いられた
が、本発明の第1態様では、澱粉質原料として小麦粉及
びコーンスターチを各々特定の配合量で併用することが
重要である。また、第2態様では、澱粉系原料として小
麦粉及びコーンスターチ等任意の澱粉系原料を使用す
る。本発明者らの知見によると、澱粉系原料中、特に、
コーンスターチは、ルウを調理した際に次のような特性
と機能を示すことが分かった。したがって、例えば、小
麦粉とコーンスターチの添加量を調整して用いることに
より、両者の特性を十分に活かすことが可能であり、こ
れにより、風味及び物性の面で優れたルウが得られると
いう作用効果が得られる。
【0011】(ルウの原料としての小麦粉の特性及び機
能) (1) 油脂と焙煎して独特のコク味のある風味が得られ
る。 (2) 反面、添加量が増えると生臭さや粉っぽさが出た
り、特有の風味により風味原料由来の香りや旨味を抑え
る。 (3) ルウに適切な食感を与える粘度、舌触り、口どけを
付与し得る。 (ルウの原料としてのコーンスターチの特性及び機能) (4) それ自体の風味は弱く、他の風味原料由来の香りや
旨味をストレートに引き立たせる。 (5) ルウに適切な食感を与える粘度を付与し得、かつ物
性は小麦粉に比べてより滑らかで、舌触り、口どけが滑
らかである。
【0012】以上の理由により、本発明の第1態様にお
いては、小麦粉4〜18重量%(以下、%と略称する)
及びコーンスターチ8〜18%を用いる。小麦粉の添加
量が4%に満たないと、前記(1) の小麦粉の効果が十分
に得られず、一方18%を超えると前記(2) の問題が顕
在化する。したがって、上記添加量の範囲とすることに
より、このような問題を回避して、コーンスターチの作
用と相乗して良好な風味と粘度・舌触り・口どけを達成
し得るルウを得ることが可能となる。同様の根拠から、
小麦粉を7〜12%用いることが更に好ましい。次に、
コーンスターチの添加量が8%に満たないと、添加量を
抑えられた小麦粉の作用を補填してルウに適切な食感を
与える粘度を十分に付与し難く、一方18%を超えると
ルウの食感が糊っぽくなりやすい。したがって、上記添
加量の範囲とすることにより、小麦粉の作用を補填して
ルウに適切な粘度・舌触り・口どけを達成し(前記(5)
のコーンスターチの効果)、かつコーンスターチの風味
特性を活かし、他の風味原料由来のルウに特有の本来の
デリケートな香辛味や旨味を引き立たせて優れた風味を
得ることが可能となる(前記(4) のコーンスターチの効
果)。同様の根拠から、コーンスターチを10〜16%
用いることが更に好ましい。前記コーンスターチの代わ
りに、あるいはこれと併せて、他の澱粉系原料を用いる
こともできることはいうまでもない。
【0013】本発明においてルウは、前記澱粉系原料と
他の基本原料である油脂及び風味原料等を用いて、常法
により製造することができる。油脂は、食用油脂であれ
ば如何なるものでもよく、ルウ中に26〜44%用いる
のが良好な風味・粘度を達成する上で好ましい。風味原
料としては、乳製品、肉類・魚介類・野菜・果実等の汁
液、エキス、ブイヨン、香辛料、カレーパウダー等の他
の原料と共に加熱した場合に風味が引き立ついわゆる融
合型の風味原料や、食塩、砂糖、オニオンパウダー等の
パウダー品、調味料(アミノ酸等)等の単体で比較的高
温の加熱で風味立ちする粉体原料を用いることができ
る。風味原料は、ルウ中に1〜18%用いるのがこれら
に由来する良好な風味を達成する上で好ましい。
【0014】以上の原料の内、香辛料等の水不溶性原料
は、粒子径が106μ以下、好ましくは53μ以下とす
るのが望ましい。本発明においては、小麦粉及びコーン
スターチを特定量含む構成とすることにより、ルウに滑
らかな物性を付与することが可能となり、他の原料につ
いてもこれを上記範囲で微粒子状に含むようにすること
によって、ルウの舌触りと口どけを更に滑らかなものに
することが可能となる。本発明の第2態様においては、
必須原料である澱粉系原料を、食塩、砂糖(グラニュー
糖)等の吸湿性粉体原料を粉砕する場合のバインダーと
して用いることが重要である。食塩、砂糖等は高速粉砕
機等で粉砕した場合に、熱をもつことで相互に結着して
ダマになったり、次工程へ移送する配管に付着したりす
る問題がある。したがって、これらの原料を澱粉系原料
と一緒に粉砕することで、上記の問題を回避し、均質で
高品質の粉砕原料とすることができる。この場合に、例
えば、食塩については、食塩1重量部(以下、部と略称
する)に対して吸湿性粉体原料0.01〜1部、砂糖に
ついては、砂糖1部に対して吸湿性粉体原料0.1〜2
部の比率で各々両者を粉砕にかけることにより、粉砕に
よる結着等の問題を回避して粉砕を好適に行うことがで
きる。
【0015】粉体原料の添加量、粉砕条件等について、
更に具体的に説明すると、吸湿性粉体原料としては、食
塩、砂糖、ぶどう糖等が例示される。尚、本発明で均質
に微粉化される原料として、砂糖のうち、特にグラニュ
ー糖が本発明の粉砕効果を好適に得る上から好ましい。
澱粉系原料としては、コーンスターチ、小麦粉、加工澱
粉等が例示されるが、これらに限らず他の澱粉系原料を
使用することも可能である。これらのうち、特に、コー
ンスターチを用いて前記第1態様の技術を併用すれば、
吸湿性粉体原料の粉砕適性の向上効果と共に、食感が滑
らかとなり、風味立ちがよいルウを製造できるので、こ
れを用いるのが最も望ましい。つまり、コーンスターチ
は、ルウを調製した際に所望の粘度を出すための原料と
して好適なものであり、小麦粉と同様の粘度が達成で
き、しかも、物性的には小麦粉ルウに比べて滑らかであ
り、かつ風味にくせがないため、ルウ製品において、他
の風味原料の風味をシャープに引き出す効果を有するか
らである。また、加工澱粉も、粉砕、加熱混合時の影響
を受けにくいことから、好適なものとして挙げられる。
【0016】上記吸湿性粉体原料の粉砕前の中心粒径
(原料の粒度分布において累積として50重量%に相当
する粒径)としては、食塩で約212〜425μm、砂
糖で約425〜550μmが好適なものとして例示され
る。これらにより、澱粉系原料と共に粉砕した場合に後
記の好適粒径に円滑に粉砕することができる。尚、前記
中心粒径の規定において、食塩の場合、300μmを越
える大きさの原料が15%未満となり、150μmに満
たない大きさの原料が40%未満となり、砂糖の場合、
355μmを越える大きさの原料が40%未満となり、
150μmに満たない大きさの原料が30%未満となる
ことが望ましい。澱粉系原料の粉砕前の中心粒径として
は、約63〜106μm、好ましくは約53〜80μm
である。これにより、粉砕時に原料の発熱を極力回避す
ることができると共に、粉砕を円滑にして、好適な粉砕
適性が得られる。澱粉系原料の粒径が上記の範囲を外れ
ると、何れの場合もこれらの効果が十分に得られない場
合がある。
【0017】次に、粉砕処理については、本発明では、
吸湿性粉体原料を澱粉系原料と共に粉砕した原料を用い
るが、吸湿性粉体原料1部に対して0.01〜2部の澱
粉系原料の比率でこれらを混合して粉砕するのが望まし
い。特に食塩の場合は、この1部に対して0.01〜1
部の澱粉系原料を、砂糖では、この1部に対して0.1
〜2部の澱粉系原料を共に粉砕することが望ましい。以
上の比率により、何れの場合も粉砕時に原料の発熱を極
力回避することができると共に、粉砕を円滑にして、好
適な粉砕適性が得られる。澱粉系原料が以上の比率を越
えて用いられる場合は、粉砕に時間を要し、100μm
以下の微粉が多くなり所定の粒径の粉砕原料を得難いこ
とがある。反対に比率に満たない場合は、上記の粉砕効
果を十分に達成できない場合がある。粉砕処理は高速粉
砕機等を用いて行う。本発明によれば、剪断力により高
速で粉砕する何れの手段を用いても前記の好適な粉砕効
果が得られるので、吸湿性粉体原料を極めて効率的に粉
砕することができる。尚、粉砕処理を原料に冷風を送り
ながら行えば、粉砕時に原料の発熱を回避する効果が更
に向上するので望ましく、上記手段は粉砕時に発熱しや
すい砂糖の場合に特に有効である。以上の粉砕処理によ
り得られる吸湿性粉体原料の中心粒径としては、約12
5〜355μm、好ましくは約160〜310μmがよ
く、食塩では約125〜200μm、好ましくは約16
0〜180μmがよく、砂糖では約200〜330μ
m、好ましくは約270〜310μmがよい。これらを
含むことにより、製造時及び製品における粉体原料の沈
降分離を極力回避し、均質で高品質のルウを得ることが
できる。
【0018】次に、ルウの製造については、常法によ
り、油脂と小麦粉等の原料とを加熱攪拌混合して小麦粉
ルウを作った後に、粉体原料等を加え、攪拌混合後、充
填機にて型に流し、冷却固化して製造すればよい。この
際、粉体原料として前記のように粉砕された吸湿性粉体
原料を用いて製造されたルウによって本発明は達成され
る。吸湿性粉体原料はルウ中に3〜30%、食塩では3
〜12%、砂糖では4〜15%用いるのがよい。これら
によって、粉体原料の沈降分離を極少にして、風味がよ
く、粉体原料を均質に含む高品質のルウが得られる。
尚、第1の態様で、澱粉系原料として、小麦粉4〜18
%及びコーンスターチ8〜18%を用いることにより、
滑らかな粘度で優れた食感を有し、風味立ちのよい高品
質のルウが得られる。したがって、吸湿性粉体原料と共
に粉砕する澱粉系原料として、小麦粉及び/又はコーン
スターチを上記の範囲で用いれば、粉砕適性及び食感、
風味の何においても優れたルウとなる。また、ルウに含
まれる香辛料等の水不溶性原料の中心粒径を通常約53
〜90μmとするのが、滑らかな食感のルウを得る上で
好ましい。
【0019】以上の原料を用いて高品質のルウを製造す
る場合は、例えば、油脂と小麦粉とを加熱混合(通常1
00〜170℃)して小麦粉ルウを作った後、これに風
味原料を混合し仕上げ加熱処理するか、これらの原料を
一括して混合し仕上げ加熱処理すればよい。仕上げ加熱
処理は、小麦粉ルウ及び風味原料を加熱処理して、各原
料の風味を引き立たせ、かつ相互に馴染ませるために行
う。この効果を得る上で、仕上げ加熱処理は65℃以
上、好ましくは65〜131℃、更に好ましくは70〜
120℃で行うのがよい。上記範囲より高温であると、
原料に焦げ風味がでやすい等の問題があり、反対に低温
であると風味の引き立ちが不十分となりやすい。各原料
の風味を引き立たせ、かつ相互に馴染ませる効果を十分
かつ適切に得る上で、必要により、小麦粉ルウを一旦5
0〜70℃程度に冷却し、20〜70分間程度で65〜
131℃まで昇温して仕上げ加熱処理を行うのが望まし
い。しかして、上記の処理により、ルウの風味改善効果
がより好適に達成される。
【0020】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明は当該実施例によって何ら限定される
ものではない。 実施例1 1.原料の仕込み (1)小麦粉ルウ原料 油脂(ヘット及びラード)、小麦粉及びコーンスターチ
を使用した。 (2)水系原料 融合型風味原料(乳製品(チーズ、ヨーグルト等)、
肉、野菜、果実のエキス、ブイヨン、ジュース、各種香
辛料、その他の配合物であるカレーパウダー)を使用す
る。 (3)粉体原料 単独型風味原料(食塩、砂糖、スターチ、各種香辛料、
その配合物であるカレーパウダー、オニオンパウダー、
ビーフエキスパウダー、アミノ酸(調味料)、粉末醤
油、乳化剤等)を粉体原料として使用した。香辛料等の
水不溶性原料の粒子径は約106μ以下であった。
【0021】2.粉体原料の調製 食塩、砂糖等の粉体原料のうち、食塩は、予め食塩10
部にコーンスターチ1部を混合して高速粉砕機(HS−
5型、西村機械社製)で1700rpmで粉砕し、中心
粒径170±10μm、150μmパス=30〜50%
程度のものとし、砂糖は、グラニュー糖9部にコーンス
ターチ10部を混合して高速粉砕機で700rpmで粉
砕し、中心粒径240〜300μm、150μmパス=
10〜30%程度のものとして、均一な粒度で加工適性
の高い粉砕粉体原料を調製した。
【0022】3.小麦粉ルウの製造 油脂12部、小麦粉12部を加熱釜で約50分間かけて
約120℃まで加熱攪拌した後、約70℃まで冷却して
小麦粉ルウを製造した。
【0023】4.カレールウの製造 この小麦粉ルウに、前記のように粉砕した食塩8部、砂
糖8.5部、コーンスターチ11部の粉体原料と、カレ
ーパウダー6部及びアミノ酸1.5部を混合した粉体原
料と、果実ペースト5.7部を加えて再び加熱攪拌し、
約60分間かけて約114℃まで加熱後、充填機にて容
器に入れ、冷却固化してカレールウを製造した。
【0024】5 製品の特性 上記により、原料の沈降分離が回避された均質な高品質
のルウ製品が得られた。このルウに含まれる香辛料等の
水不溶性原料の中心粒径53〜90μm、106μmパ
ス=60〜85%程度であった。上記のカレールウ(固
形ルウ)を用いて、常法により、水、具材と煮込んで調
理したカレーは適度の粘度(60℃で約2000cp)
を有し、非常に滑らかな舌触りと口どけを有し、更に、
生臭さや粉っぽい風味が全くなく、香辛料、調味料等に
基づくルウに特有の本来のデリケートな香辛味や旨味が
シャープに引き出され、優れた食感及び風味を有するも
のであった。
【0025】実施例2〜4及び比較例1〜2 本発明の範囲内で小麦粉及びコーンスターチの使用割合
を変えた以外は、実施例1と同様にして製造した次の実
施例3及び4のカレールウ製品、及び粉体原料と澱粉系
原料として通常の原料(各々単独で粉砕したもの)を使
用した製品(次の実施例2及び比較例1)、の性能につ
いて官能テストにより評価した。実施例2及び実施例3
は、小麦粉4部、コーンスターチ18部、実施例4は、
小麦粉14部、コーンスターチ11部、比較例1は、小
麦粉22部、コーンスターチ5部としたものである。 実施例2は、以下の粒度の原料を用いた 粒 度 食塩 中心粒径425〜345μm グラニュー糖 中心粒径425〜550μm コーンスターチ 63μmパス=92%以上 比較例1は、以下の粒度の原料を用いた 粒 度 食塩 中心粒径310〜345μm グラニュー糖 中心粒径425〜550μm コーンスターチ 63μmパス=92%以上
【0026】(1)評価方法 沈降分離は、ルウを65℃で30分間放置後急冷固化
し、上層部(A)と下層部(B)の塩分又は糖分を測定
し、B−A/A+Bの値を求め、値が0に近いものを沈
降分離がないものと判定した。沈降分離の程度は、非常
に有る(++)、有る(+)、ほとんど無い(−)の3
段階で評価した。粘度は、実施例1を含めB型粘度計
(R100型粘度計、東機産業社製)により60℃の粘
度を測定したものである。また、粘度計で測定した粘度
以外に、カレー製品としての適切なとろみを有する(+
+)、カレー製品としての適切なとろみをほぼ有する
(+)、カレー製品としての適切なとろみに欠ける
(−)、の3段階で評価した。食感は、舌触りと口どけ
を、非常に滑らか(++)、滑らか(+)、滑らかさに
欠ける(−)、の3段階で評価した。風味は、小麦粉に
よる確かなコク味を有し、ルウに特有の本来のデリケー
トな香辛味や旨味が十分に引き出されている(++)、
上記のコク味をほぼ有し、上記の香辛味や旨味が引き出
されている(+)、上記のコク味と上記の香辛味や旨味
が欠ける、あるいは生臭さや粉っぽい風味がする
(−)、の3段階で評価した。
【0027】(2)結果 上記方法によって評価した結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】以上の結果より、粉体原料を澱粉系原料と
共に粉砕した原料を用いることにより、原料の沈降分離
を極少にして、均質な高品質のルウが得られることが分
かる。また、澱粉系原料として、コーンスターチを特定
割合で用いる場合、粘度、食感、風味の優れた高品質の
新しいタイプのルウが得られることが分かった。尚、本
発明で規定する他の使用割合等で同様に試験した結果、
ほぼ同様の結果が得られた。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1態様
は、澱粉系原料として、少なくとも小麦粉4%〜18%
及びコーンスターチ8%〜18%を用いて、原料を65
℃以上の温度で加熱することを特徴とするルウの製造方
法に係るものであり、これによれば、前記コーンスター
チの作用に加えて、ルウ中の原料を極微粒子状に含むよ
うにすることで、従来製品と比べて食感が滑らかとな
り、風味立ちがよい食感及び風味の改質された新しいタ
イプのルウ製品を得ることができる。更に、本発明の第
2態様は、吸湿性粉体原料を澱粉系原料と共に粉砕した
原料を用いて、原料を65℃以上の温度で加熱すること
を特徴とするルウの製造方法に係るものであり、これに
よれば、吸湿性粉体原料をコーンスターチ等の澱粉系原
料と共に粉砕した原料を用いて、原料の沈降分離を回避
して、ルウ中の原料を極微粒子状に含むようにすること
で、従来製品と比べて食感が滑らかとなり、風味立ちが
よい食感及び風味の改質された新しいタイプのルウを得
ることができる。また、以上の本発明によれば、粘度、
食感、風味の何れにおいても従来製品と差別化された新
しいタイプのルウを得ることが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 康治 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 Fターム(参考) 4B036 LC01 LE03 LF05 LG02 LH12 LH13 LH22 LP01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉ルウからなるルウ製品を製造する
    方法であって、少なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原
    料として小麦粉4重量%〜18重量%及びコーンスター
    チ10重量%〜18重量%を用い、油脂と小麦粉とを加
    熱混合して小麦粉ルウを作った後、これに風味原料を混
    合し65℃以上の温度で仕上げのために加熱処理する
    か、上記の原料を一括して混合し65℃以上の温度で仕
    上げのために加熱処理することを特徴とするルウの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 小麦粉ルウからなるルウ製品を製造する
    方法であって、少なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原
    料を用い、原料中の吸湿性粉体原料を澱粉系原料と共に
    湿熱処理することなく粉砕し、これらの原料を65℃以
    上の温度で仕上げのために加熱処理することを特徴とす
    るルウの製造方法。
  3. 【請求項3】 吸湿性粉体原料として食塩及び/又は砂
    糖を用い、澱粉系原料としてコーンスターチのみを用い
    る請求項2記載のルウの製造方法。
  4. 【請求項4】 小麦粉ルウからなるルウ製品を製造する
    方法であって、少なくとも油脂、風味原料及び澱粉系原
    料として小麦粉4重量%〜18重量%及びコーンスター
    チ8重量%〜18重量%を用い、上記の原料を65℃以
    上の温度で仕上げのために加熱処理した後、充填機にて
    型に流し、冷却固化することを特徴とするルウの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 吸湿性粉体原料1部に対して0.01〜
    2部の澱粉系原料の比率でこれらを混合して粉砕する請
    求項2記載のルウの製造方法。
  6. 【請求項6】 吸湿性粉体原料の粉砕前の中心粒径が、
    食塩で212〜425μm、砂糖で425〜550μm
    であり、澱粉系原料の粉砕前の中心粒径が、63〜10
    6μmである請求項3記載のルウの製造方法。
  7. 【請求項7】 粉砕処理により得られる吸湿性粉体原料
    の中心粒径が125〜355μmである請求項2記載の
    ルウの製造方法。
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