JP2002092809A - 磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセットInfo
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/78—Tape carriers
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/107—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープの形状変更や寸度変形に対する耐
性を高めた磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録
再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テー
プカセットを提供する。 【解決手段】 磁気テープ１０は、テープ幅方向の両端
部から内側のテープ長手方向にサーボトラック１６と、
サーボトラック１６に挟まれたデータ領域１２を有して
いる。データ領域１２のデータトラック１４のアジマス
角度θ°は、データトラックピッチｐ（ｍ）、磁気テー
プ幅Ｌ（ｍ）であり、磁気テープ１０の長手方向の最大
寸法変化率ａ（％）である場合に、０≦θ≦ｔａｎ−１
（１０ｐ／ａ×Ｌ）である。この様にアジマス角度θ°
を定めたので、磁気テープ１０が形状変更や寸度変形が
生じた場合であっても、オフトラックすること無く、デ
ータ領域１２に正確にデータトラック１４をトレースす
ることができる。
性を高めた磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録
再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テー
プカセットを提供する。 【解決手段】 磁気テープ１０は、テープ幅方向の両端
部から内側のテープ長手方向にサーボトラック１６と、
サーボトラック１６に挟まれたデータ領域１２を有して
いる。データ領域１２のデータトラック１４のアジマス
角度θ°は、データトラックピッチｐ（ｍ）、磁気テー
プ幅Ｌ（ｍ）であり、磁気テープ１０の長手方向の最大
寸法変化率ａ（％）である場合に、０≦θ≦ｔａｎ−１
（１０ｐ／ａ×Ｌ）である。この様にアジマス角度θ°
を定めたので、磁気テープ１０が形状変更や寸度変形が
生じた場合であっても、オフトラックすること無く、デ
ータ領域１２に正確にデータトラック１４をトレースす
ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、データトラックを
備えた磁気テープ記録媒体、及び、データトラックを記
録再生する磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ
記録方法、及び、磁気テープカセットに関する。
備えた磁気テープ記録媒体、及び、データトラックを記
録再生する磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ
記録方法、及び、磁気テープカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】データ領域にあるデータトラックを記録
再生するリニアシステムとしてＬＴＯ（Ｌｉｎｅａｒ
Ｔａｐｅ Ｏｐｅｎ）規格等がある。リニアシステムに
おいては、磁気テープ長手方向にサーボトラックを有し
ている磁気テープを長手方向に走行させ、固定した磁気
ヘッドをサーボトラックに接触させることによって、磁
気テープ長手方向のサーボトラックに記録してあるサー
ボトラック信号を読み出し、オフトラックを抑制するよ
うに磁気ヘッドを制御しながら、データ領域にあり、サ
ーボトラックと平行なデータトラックを正確にトレース
して記録再生を行っている。また、リニアシステムにお
いては、サーボトラック信号にエンコードされた位置情
報信号を読み出すことによって、データ頭出しを行って
いる。
再生するリニアシステムとしてＬＴＯ（Ｌｉｎｅａｒ
Ｔａｐｅ Ｏｐｅｎ）規格等がある。リニアシステムに
おいては、磁気テープ長手方向にサーボトラックを有し
ている磁気テープを長手方向に走行させ、固定した磁気
ヘッドをサーボトラックに接触させることによって、磁
気テープ長手方向のサーボトラックに記録してあるサー
ボトラック信号を読み出し、オフトラックを抑制するよ
うに磁気ヘッドを制御しながら、データ領域にあり、サ
ーボトラックと平行なデータトラックを正確にトレース
して記録再生を行っている。また、リニアシステムにお
いては、サーボトラック信号にエンコードされた位置情
報信号を読み出すことによって、データ頭出しを行って
いる。
【０００３】一方、上記リニアシステムとは異なり、磁
気テープのデータ領域のデータトラックが斜めであるヘ
リカルシステムは、磁気テープの一端にあり磁気テープ
長手方向のサーボトラックに記録してあるサーボトラッ
ク信号を読み出し、サーボトラッキング信号に基づい
て、ドラム磁気ヘッドを制御しながら、オフトラックを
抑制するようにドラム磁気ヘッドを制御している。ま
た、データ頭出しは、ＤＤＳ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｄａｔ
ａ Ｓｔｏｒａｇｅ）システムのように、データ内に埋
め込まれた（重畳された）位置情報信号を読み出した
り、Ｄ１システムのように、位置情報信号をデータ記録
時に同時に磁気テープ長手方向に記録していくシステム
がある。
気テープのデータ領域のデータトラックが斜めであるヘ
リカルシステムは、磁気テープの一端にあり磁気テープ
長手方向のサーボトラックに記録してあるサーボトラッ
ク信号を読み出し、サーボトラッキング信号に基づい
て、ドラム磁気ヘッドを制御しながら、オフトラックを
抑制するようにドラム磁気ヘッドを制御している。ま
た、データ頭出しは、ＤＤＳ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｄａｔ
ａ Ｓｔｏｒａｇｅ）システムのように、データ内に埋
め込まれた（重畳された）位置情報信号を読み出した
り、Ｄ１システムのように、位置情報信号をデータ記録
時に同時に磁気テープ長手方向に記録していくシステム
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
どちらのシステムも、例えば、温湿度によって磁気テー
プの形状変更や寸度変形が生じた場合に対して、サーボ
トラック信号や位置情報信号を正確に読み出すことがで
きなくなり、データを読み出すことができなくなる場合
もある。リニアシステムにおいて、磁気テープの形状変
更や寸度変形が生じた場合は、サーボトラックとデータ
領域の間の距離が変化してしまい、オフトラックが起こ
ったり、隣接するサーボトラックやデータトラックの上
書きなどが起こる。また、ヘリカルシステムにおいて
は、磁気テープの形状変更や寸度変形が生じた場合は、
アジマス角度の変化やデータトラックのピッチ間隔の変
化（特に減少）により、正確にデータを読み出すことが
できなくなる。
どちらのシステムも、例えば、温湿度によって磁気テー
プの形状変更や寸度変形が生じた場合に対して、サーボ
トラック信号や位置情報信号を正確に読み出すことがで
きなくなり、データを読み出すことができなくなる場合
もある。リニアシステムにおいて、磁気テープの形状変
更や寸度変形が生じた場合は、サーボトラックとデータ
領域の間の距離が変化してしまい、オフトラックが起こ
ったり、隣接するサーボトラックやデータトラックの上
書きなどが起こる。また、ヘリカルシステムにおいて
は、磁気テープの形状変更や寸度変形が生じた場合は、
アジマス角度の変化やデータトラックのピッチ間隔の変
化（特に減少）により、正確にデータを読み出すことが
できなくなる。
【０００５】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、磁気テープの形状変更や寸度変形に対する耐性
を高めた磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再
生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープ
カセットを提供することを目的とする。
もので、磁気テープの形状変更や寸度変形に対する耐性
を高めた磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再
生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープ
カセットを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の磁気テープ記録媒体は、磁気テープのデータ
領域にアジマス角度θ°でデータトラックが順次磁気記
録再生される磁気テープ記録媒体であって、前記磁気テ
ープ幅の両端部より前記磁気テープ内側にそれぞれ位置
し前記磁気テープの長手方向に平行な帯状であり、前記
磁気テープの長手方向に前記磁気テープの位置を示す位
置情報と、前記データトラックと平行なトラッキング情
報とを含むサーボトラック信号が予め記録されたサーボ
トラックを有し、前記アジマス角度θ°は、前記磁気テ
ープのテープ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデー
タトラックピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テー
プの長手方向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
の本発明の磁気テープ記録媒体は、磁気テープのデータ
領域にアジマス角度θ°でデータトラックが順次磁気記
録再生される磁気テープ記録媒体であって、前記磁気テ
ープ幅の両端部より前記磁気テープ内側にそれぞれ位置
し前記磁気テープの長手方向に平行な帯状であり、前記
磁気テープの長手方向に前記磁気テープの位置を示す位
置情報と、前記データトラックと平行なトラッキング情
報とを含むサーボトラック信号が予め記録されたサーボ
トラックを有し、前記アジマス角度θ°は、前記磁気テ
ープのテープ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデー
タトラックピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テー
プの長手方向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
【０００７】この磁気テープ記録媒体によれば、磁気テ
ープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっ
ても、オフトラックすること無く、データ領域に正確に
データトラックをトレースすることができる。また、サ
ーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたので、トラ
ッキング精度が向上した。更に、予めサーボトラックに
サーボトラック信号を記録しているので、磁気テープ記
録媒体を記録再生する磁気テープ記録再生装置固有の記
録再生トレースのばらつきに対する影響も少ない。
ープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっ
ても、オフトラックすること無く、データ領域に正確に
データトラックをトレースすることができる。また、サ
ーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたので、トラ
ッキング精度が向上した。更に、予めサーボトラックに
サーボトラック信号を記録しているので、磁気テープ記
録媒体を記録再生する磁気テープ記録再生装置固有の記
録再生トレースのばらつきに対する影響も少ない。
【０００８】本発明の磁気テープ記録媒体では、前記サ
ーボトラックは、前記データ領域を前記磁気テープ幅方
向で挟むように位置し、前記サーボトラック信号の前記
位置情報は、前記磁気テープの長手方向に磁気記録され
ていることを特徴とする。
ーボトラックは、前記データ領域を前記磁気テープ幅方
向で挟むように位置し、前記サーボトラック信号の前記
位置情報は、前記磁気テープの長手方向に磁気記録され
ていることを特徴とする。
【０００９】この磁気テープ記録媒体によれば、サーボ
トラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設けたの
で、トラッキング精度が向上した。また、磁気テープ記
録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっても、
位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記録されてい
るので、読み取りエラーが生じにくい。
トラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設けたの
で、トラッキング精度が向上した。また、磁気テープ記
録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっても、
位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記録されてい
るので、読み取りエラーが生じにくい。
【００１０】本発明の磁気テープ記録媒体では、前記サ
ーボトラックは、前記データ領域を前記磁気テープ幅方
向で挟むように位置し、前記サーボトラック信号の前記
位置情報は、前記磁気テープの長手方向の磁性面に光学
的に読み取り可能なパターン、若しくは、前記磁気テー
プの長手方向にピット孔で構成されることを特徴とす
る。
ーボトラックは、前記データ領域を前記磁気テープ幅方
向で挟むように位置し、前記サーボトラック信号の前記
位置情報は、前記磁気テープの長手方向の磁性面に光学
的に読み取り可能なパターン、若しくは、前記磁気テー
プの長手方向にピット孔で構成されることを特徴とす
る。
【００１１】この磁気テープ記録媒体によれば、サーボ
トラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設けたの
で、トラッキング精度が向上した。磁気テープ記録媒体
が形状変更や寸度変形が生じた場合であっても、位置情
報は、磁気テープの長手方向に磁性面に光学的に読み取
り可能なパターン、若しくは、磁気テープの長手方向に
ピット孔で構成されているので、読み取りエラーが生じ
にくい。
トラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設けたの
で、トラッキング精度が向上した。磁気テープ記録媒体
が形状変更や寸度変形が生じた場合であっても、位置情
報は、磁気テープの長手方向に磁性面に光学的に読み取
り可能なパターン、若しくは、磁気テープの長手方向に
ピット孔で構成されているので、読み取りエラーが生じ
にくい。
【００１２】本発明の磁気テープ記録媒体では、前記サ
ーボトラック信号の前記位置情報は、前記データ領域が
記録される磁性面とは反対面の前記磁気テープの長手方
向に磁気記録されている、若しくは、光学的に読み取り
可能なパターンであることを特徴とする。
ーボトラック信号の前記位置情報は、前記データ領域が
記録される磁性面とは反対面の前記磁気テープの長手方
向に磁気記録されている、若しくは、光学的に読み取り
可能なパターンであることを特徴とする。
【００１３】この磁気テープ記録媒体によれば、磁気テ
ープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっ
ても、位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記録さ
れている、若しくは、光学的に読み取り可能なパターン
であるので、読み取りエラーが生じにくい。また、サー
ボトラック信号の位置情報は、データ領域が記録される
磁性面とは反対面に記録されているので、位置情報が記
録されたサーボトラックの領域分データ領域を広げるこ
とが可能となり、記憶容量の増加が可能となる。
ープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合であっ
ても、位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記録さ
れている、若しくは、光学的に読み取り可能なパターン
であるので、読み取りエラーが生じにくい。また、サー
ボトラック信号の位置情報は、データ領域が記録される
磁性面とは反対面に記録されているので、位置情報が記
録されたサーボトラックの領域分データ領域を広げるこ
とが可能となり、記憶容量の増加が可能となる。
【００１４】本発明の磁気テープ記録再生装置では、磁
気テープのデータ領域にアジマス角度θ°でデータトラ
ックを順次磁気記録再生する磁気テープ記録再生装置で
あって、前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ
内側にそれぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行
な帯状であり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テ
ープの位置を示す位置情報と、前記データトラックと平
行なトラッキング情報とを含むサーボトラック信号が予
め記録されたサーボトラックを有した前記磁気テープに
対する前記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテー
プ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラック
ピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方
向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
気テープのデータ領域にアジマス角度θ°でデータトラ
ックを順次磁気記録再生する磁気テープ記録再生装置で
あって、前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ
内側にそれぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行
な帯状であり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テ
ープの位置を示す位置情報と、前記データトラックと平
行なトラッキング情報とを含むサーボトラック信号が予
め記録されたサーボトラックを有した前記磁気テープに
対する前記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテー
プ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラック
ピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方
向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
【００１５】この磁気テープ記録再生装置によれば、磁
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、オフトラックすること無く、データ領域に正
確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、オフトラックすること無く、データ領域に正
確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。
【００１６】本発明の磁気テープ記録再生装置では、前
記サーボトラックが、前記データ領域を前記磁気テープ
幅方向で挟むように位置し、前記磁気テープの長手方向
に磁気記録されている前記位置情報を読み取る位置情報
磁気ヘッドと、前記トラッキング情報を読み取るドラム
磁気ヘッドと、前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記
トラッキング情報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラ
ッキング制御を行い、前記位置情報磁気ヘッドで読み取
った前記位置情報により、データ頭出し制御を行う制御
部とを備えたことを特徴とする。
記サーボトラックが、前記データ領域を前記磁気テープ
幅方向で挟むように位置し、前記磁気テープの長手方向
に磁気記録されている前記位置情報を読み取る位置情報
磁気ヘッドと、前記トラッキング情報を読み取るドラム
磁気ヘッドと、前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記
トラッキング情報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラ
ッキング制御を行い、前記位置情報磁気ヘッドで読み取
った前記位置情報により、データ頭出し制御を行う制御
部とを備えたことを特徴とする。
【００１７】この磁気テープ記録再生装置によれば、サ
ーボトラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設け
たので、ドラム磁気ヘッドのトラッキング精度が向上し
た。また、磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が
生じた場合であっても、位置情報は、磁気テープの長手
方向に磁気記録されているので、位置情報磁気ヘッドに
よる読み取りエラーが生じにくい。
ーボトラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設け
たので、ドラム磁気ヘッドのトラッキング精度が向上し
た。また、磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が
生じた場合であっても、位置情報は、磁気テープの長手
方向に磁気記録されているので、位置情報磁気ヘッドに
よる読み取りエラーが生じにくい。
【００１８】本発明の磁気テープ記録再生装置では、前
記サーボトラックが、前記データ領域を前記磁気テープ
幅方向で挟むように位置し、前記磁気テープの長手方向
の磁性面に光学的に読み取り可能なパターン、若しく
は、前記磁気テープの長手方向にピット孔で構成される
前記位置情報に光を照射し前記光の反射率の変化を読み
取る位置情報光学ヘッドと、前記トラッキング情報を読
み取るドラム磁気ヘッドと、前記ドラム磁気ヘッドで読
み取った前記トラッキング情報により、前記ドラム磁気
ヘッドのトラッキング制御を行い、前記位置情報光学ヘ
ッドで読み取った前記位置情報により、データ頭出し制
御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
記サーボトラックが、前記データ領域を前記磁気テープ
幅方向で挟むように位置し、前記磁気テープの長手方向
の磁性面に光学的に読み取り可能なパターン、若しく
は、前記磁気テープの長手方向にピット孔で構成される
前記位置情報に光を照射し前記光の反射率の変化を読み
取る位置情報光学ヘッドと、前記トラッキング情報を読
み取るドラム磁気ヘッドと、前記ドラム磁気ヘッドで読
み取った前記トラッキング情報により、前記ドラム磁気
ヘッドのトラッキング制御を行い、前記位置情報光学ヘ
ッドで読み取った前記位置情報により、データ頭出し制
御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
【００１９】この磁気テープ記録再生装置によれば、サ
ーボトラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設け
たので、ドラム磁気ヘッドのトラッキング精度が向上し
た。磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた
場合であっても、位置情報は、磁気テープの長手方向に
磁性面に光学的に読み取り可能なパターン、若しくは、
磁気テープの長手方向にピット孔で構成されているの
で、位置情報光学ヘッドによる読み取りエラーが生じに
くい。
ーボトラックを両端部内側で、データ領域を挟んで設け
たので、ドラム磁気ヘッドのトラッキング精度が向上し
た。磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた
場合であっても、位置情報は、磁気テープの長手方向に
磁性面に光学的に読み取り可能なパターン、若しくは、
磁気テープの長手方向にピット孔で構成されているの
で、位置情報光学ヘッドによる読み取りエラーが生じに
くい。
【００２０】本発明の磁気テープ記録再生装置では、前
記データ領域が記録される磁性面とは反対面の前記磁気
テープの長手方向に磁気記録されている前記位置情報を
読み取る位置情報磁気ヘッド、若しくは、光学的に読み
取り可能なパターンである前記位置情報に光を照射し前
記光の反射率の変化を読み取る位置情報光学ヘッドと、
前記トラッキング情報を読み取るドラム磁気ヘッドと、
前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記トラッキング情
報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラッキング制御を
行い、前記位置情報磁気ヘッド、若しくは、前記位置情
報光学ヘッドで読み取った前記位置情報により、データ
頭出し制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
記データ領域が記録される磁性面とは反対面の前記磁気
テープの長手方向に磁気記録されている前記位置情報を
読み取る位置情報磁気ヘッド、若しくは、光学的に読み
取り可能なパターンである前記位置情報に光を照射し前
記光の反射率の変化を読み取る位置情報光学ヘッドと、
前記トラッキング情報を読み取るドラム磁気ヘッドと、
前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記トラッキング情
報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラッキング制御を
行い、前記位置情報磁気ヘッド、若しくは、前記位置情
報光学ヘッドで読み取った前記位置情報により、データ
頭出し制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
【００２１】この磁気テープ記録再生装置によれば、磁
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記
録されている、若しくは、光学的に読み取り可能なパタ
ーンであるので、位置情報光学ヘッドによる読み取りエ
ラーが生じにくい。また、サーボトラック信号の位置情
報は、データ領域が記録される磁性面とは反対面に記録
されているので、位置情報が記録されたサーボトラック
の領域分データ領域を広げることが可能となり、記憶容
量の増加が可能となる。
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、位置情報は、磁気テープの長手方向に磁気記
録されている、若しくは、光学的に読み取り可能なパタ
ーンであるので、位置情報光学ヘッドによる読み取りエ
ラーが生じにくい。また、サーボトラック信号の位置情
報は、データ領域が記録される磁性面とは反対面に記録
されているので、位置情報が記録されたサーボトラック
の領域分データ領域を広げることが可能となり、記憶容
量の増加が可能となる。
【００２２】本発明の磁気テープ記録再生方法では、磁
気テープのデータ領域にアジマス角度θ°でデータトラ
ックを順次磁気記録再生する磁気テープ記録再生方法で
あって、前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ
内側にそれぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行
な帯状であり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テ
ープの位置を示す位置情報と、前記データトラックと平
行なトラッキング情報とを含むサーボトラック信号が予
め記録されたサーボトラックを有した前記磁気テープに
対する前記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテー
プ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラック
ピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方
向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
気テープのデータ領域にアジマス角度θ°でデータトラ
ックを順次磁気記録再生する磁気テープ記録再生方法で
あって、前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ
内側にそれぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行
な帯状であり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テ
ープの位置を示す位置情報と、前記データトラックと平
行なトラッキング情報とを含むサーボトラック信号が予
め記録されたサーボトラックを有した前記磁気テープに
対する前記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテー
プ幅Ｌ（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラック
ピッチｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方
向の最大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ−１（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする。
【００２３】この磁気テープ記録再生方法によれば、磁
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、オフトラックすること無く、データ領域に正
確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。
気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合で
あっても、オフトラックすること無く、データ領域に正
確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。
【００２４】本発明の磁気テープカセットは、請求項１
〜４記載の磁気テープ記録媒体を収容した磁気テープカ
セットであって、前記磁気テープカセット筐体は、略直
方体形状であり、前記磁気テープカセット筐体内部に
は、前記磁気テープ記録媒体が長手方向に巻き付かれて
いるテープリールを有し、前記テープリールに巻き付か
れた前記磁気テープは、前記テープリールの回転によ
り、前記磁気テープカセット筐体から引き出し、或い
は、前記磁気テープカセット筐体内部に引き込むことが
可能であることを特徴とする。
〜４記載の磁気テープ記録媒体を収容した磁気テープカ
セットであって、前記磁気テープカセット筐体は、略直
方体形状であり、前記磁気テープカセット筐体内部に
は、前記磁気テープ記録媒体が長手方向に巻き付かれて
いるテープリールを有し、前記テープリールに巻き付か
れた前記磁気テープは、前記テープリールの回転によ
り、前記磁気テープカセット筐体から引き出し、或い
は、前記磁気テープカセット筐体内部に引き込むことが
可能であることを特徴とする。
【００２５】この磁気テープカセットによれば、磁気テ
ープを磁気テープカセットに収納して、テープリールに
より引き出し可能としたので、磁気テープへの埃の付着
が防止できる。
ープを磁気テープカセットに収納して、テープリールに
より引き出し可能としたので、磁気テープへの埃の付着
が防止できる。
【００２６】本発明の磁気テープカセットでは、前記磁
気テープカセット筐体から引き出される前記磁気テープ
記録媒体の長手方向端部を挟持する挟持部を備えたこと
を特徴とする。
気テープカセット筐体から引き出される前記磁気テープ
記録媒体の長手方向端部を挟持する挟持部を備えたこと
を特徴とする。
【００２７】この磁気テープ記録カセットによれば、挟
持部により磁気テープを引き出すことができるので、直
接磁気テープに接触することなく磁気テープを引き出す
ことができる。
持部により磁気テープを引き出すことができるので、直
接磁気テープに接触することなく磁気テープを引き出す
ことができる。
【００２８】
【発明の実施の形態】本発明の磁気テープ記録媒体と磁
気テープ記録装置について図面を参照しながら説明す
る。図１は、磁気テープを示す構成図、図２は、第１の
磁気テープ記録再生装置の要部構成図、図３は、ドラム
磁気ヘッドの斜視図、図４は、第２の磁気テープ記録再
生装置の要部構成図、図５は、第３の磁気テープ記録再
生装置の要部構成図である。
気テープ記録装置について図面を参照しながら説明す
る。図１は、磁気テープを示す構成図、図２は、第１の
磁気テープ記録再生装置の要部構成図、図３は、ドラム
磁気ヘッドの斜視図、図４は、第２の磁気テープ記録再
生装置の要部構成図、図５は、第３の磁気テープ記録再
生装置の要部構成図である。
【００２９】先ず、磁気テープ記録媒体の一例につい
て、図１を参照して説明する。磁気テープ記録媒体であ
る磁気テープ１０は、データが記録されるデータ領域１
２と、サーボトラック１６に大別される。また、データ
領域１２とサーボトラック１６は共に、磁気テープ１０
の磁性体が塗布されている磁性面に設けられている。
て、図１を参照して説明する。磁気テープ記録媒体であ
る磁気テープ１０は、データが記録されるデータ領域１
２と、サーボトラック１６に大別される。また、データ
領域１２とサーボトラック１６は共に、磁気テープ１０
の磁性体が塗布されている磁性面に設けられている。
【００３０】データ領域１２は、後述するドラム磁気ヘ
ッド２０の一つ以上の回転ヘッド２０ａによって、デー
タトラック１４が、磁気テープ幅方向（同図上下方向）
とアジマス角度θ°の角度をなし、且つ、データトラッ
クピッチｐ（ｍ）で記録される。尚、記録再生時には、
磁気テープ１０は磁気テープ長手方向に、ドラム磁気ヘ
ッド２０に向かって、図示しない搬送機構によって送ら
れる。また、アジマス角度θ°は、データトラックピッ
チｐ（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）であり、且つ、磁気
テープ１０の長手方向の最大寸法変化率ａ（％）である
場合に、下記の式（１）によって定めている。
ッド２０の一つ以上の回転ヘッド２０ａによって、デー
タトラック１４が、磁気テープ幅方向（同図上下方向）
とアジマス角度θ°の角度をなし、且つ、データトラッ
クピッチｐ（ｍ）で記録される。尚、記録再生時には、
磁気テープ１０は磁気テープ長手方向に、ドラム磁気ヘ
ッド２０に向かって、図示しない搬送機構によって送ら
れる。また、アジマス角度θ°は、データトラックピッ
チｐ（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）であり、且つ、磁気
テープ１０の長手方向の最大寸法変化率ａ（％）である
場合に、下記の式（１）によって定めている。
【００３１】式（１） ０≦θ≦ｔａｎ-1（１０ｐ／ａ×Ｌ）…（１）
【００３２】例えば、データトラックピッチｐ（ｍ）＝
１０-5（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）＝０．０５１
（ｍ）、最大寸法変化率ａ＝０．００５である時は、ア
ジマス角度θ°は、 ０≦θ≦０．０２９° となり、ほぼ磁気テープ１０の長手方向に対して垂直に
データトラック１４が形成される。この様に、データト
ラックピッチｐ（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）、最大寸
法変化率ａ（％）により、アジマス角度θ°を設定する
と、温湿度による磁気テープ１０の形状変更や寸度変形
が生じ、データトラックの重なりが生じても、ドラム磁
気ヘッド２０による、データトラックのトレースには影
響なく、正確にトレースすることができた。尚、磁気テ
ープ１０の最大寸法変化率ａ（％）は、例えば、温度５
０℃、且つ、湿度８０％における最大寸法変化率である
ので、磁気テープ１０や磁気テープ記録再生装置の動作
保証の環境条件を十分満たしている。
１０-5（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）＝０．０５１
（ｍ）、最大寸法変化率ａ＝０．００５である時は、ア
ジマス角度θ°は、 ０≦θ≦０．０２９° となり、ほぼ磁気テープ１０の長手方向に対して垂直に
データトラック１４が形成される。この様に、データト
ラックピッチｐ（ｍ）、磁気テープ幅Ｌ（ｍ）、最大寸
法変化率ａ（％）により、アジマス角度θ°を設定する
と、温湿度による磁気テープ１０の形状変更や寸度変形
が生じ、データトラックの重なりが生じても、ドラム磁
気ヘッド２０による、データトラックのトレースには影
響なく、正確にトレースすることができた。尚、磁気テ
ープ１０の最大寸法変化率ａ（％）は、例えば、温度５
０℃、且つ、湿度８０％における最大寸法変化率である
ので、磁気テープ１０や磁気テープ記録再生装置の動作
保証の環境条件を十分満たしている。
【００３３】サーボトラック１６は、データ領域１２の
データトラック１４の記録の有無に係わらずサーボトラ
ック信号が予め記録されている。サーボトラック１６
は、磁気テープ１０の幅方向に記録されたトラッキング
情報であるところのトラッキング信号が磁気記録されて
いるトラッキングトラック１６ｂと、磁気テープ１０の
長手方向に記録された位置情報であるところの位置信号
が磁気記録されている位置トラック１６ａからなる。
尚、本実施例では、サーボトラック１６をトラッキング
トラック１６ｂと位置トラック１６ａとに分けたが、ト
ラッキング信号と位置信号とを周波数をかえる等して重
畳させてもよい。
データトラック１４の記録の有無に係わらずサーボトラ
ック信号が予め記録されている。サーボトラック１６
は、磁気テープ１０の幅方向に記録されたトラッキング
情報であるところのトラッキング信号が磁気記録されて
いるトラッキングトラック１６ｂと、磁気テープ１０の
長手方向に記録された位置情報であるところの位置信号
が磁気記録されている位置トラック１６ａからなる。
尚、本実施例では、サーボトラック１６をトラッキング
トラック１６ｂと位置トラック１６ａとに分けたが、ト
ラッキング信号と位置信号とを周波数をかえる等して重
畳させてもよい。
【００３４】次に、図２、３を参照して第１の磁気テー
プ記録再生装置の構成について説明する。磁気テープ１
０は、磁気テープカセット５０から磁気テープ長手方向
にドラム磁気ヘッド２０に向かって、図示しない搬送機
構によって搬送される。ドラム磁気ヘッド２０は、一つ
以上の回転ヘッド２０ａを有しており、ドラム磁気ヘッ
ド駆動部３０によって、例えば、同図上方向に回転し
て、磁気テープ１０の幅方向と上記アジマス角度θ°の
角度をなして、データ領域１２にデータトラック１４を
記録、或いは、再生する。
プ記録再生装置の構成について説明する。磁気テープ１
０は、磁気テープカセット５０から磁気テープ長手方向
にドラム磁気ヘッド２０に向かって、図示しない搬送機
構によって搬送される。ドラム磁気ヘッド２０は、一つ
以上の回転ヘッド２０ａを有しており、ドラム磁気ヘッ
ド駆動部３０によって、例えば、同図上方向に回転し
て、磁気テープ１０の幅方向と上記アジマス角度θ°の
角度をなして、データ領域１２にデータトラック１４を
記録、或いは、再生する。
【００３５】尚、ドラム磁気ヘッド２０は、図３に示す
ようにそれ自体が略円柱形状であり、その円柱の中心軸
を中心として回転ヘッド２０ａが回転している。また、
記録再生時において、回転ヘッド２０ａは、磁気テープ
１０の幅の一方端（同図上方端）から接触し、トラッキ
ングトラック１６ｂのトラッキング信号を読み取り、制
御部４０に送る。そして、制御部４０によってドラム磁
気ヘッド駆動部３０を駆動してトラッキング制御を行
う。また、同時に、読み取ったトラッキング信号によ
り、データの記録再生する際の同期を行う。その後、回
転ヘッド２０ａは、データ領域１２に入り、データ領域
１２内で、データを記録、或いは、データトラック１４
をトレースしてデータを再生する。そして、データを記
録再生した後は、図２の下のトラッキングトラック１６
ｂのトラッキング信号を読み取り、データ記録再生の位
置の確認を行う。
ようにそれ自体が略円柱形状であり、その円柱の中心軸
を中心として回転ヘッド２０ａが回転している。また、
記録再生時において、回転ヘッド２０ａは、磁気テープ
１０の幅の一方端（同図上方端）から接触し、トラッキ
ングトラック１６ｂのトラッキング信号を読み取り、制
御部４０に送る。そして、制御部４０によってドラム磁
気ヘッド駆動部３０を駆動してトラッキング制御を行
う。また、同時に、読み取ったトラッキング信号によ
り、データの記録再生する際の同期を行う。その後、回
転ヘッド２０ａは、データ領域１２に入り、データ領域
１２内で、データを記録、或いは、データトラック１４
をトレースしてデータを再生する。そして、データを記
録再生した後は、図２の下のトラッキングトラック１６
ｂのトラッキング信号を読み取り、データ記録再生の位
置の確認を行う。
【００３６】位置情報磁気ヘッド２２は、磁気テープ１
０に対しては固定された固定ヘッドであり、磁気テープ
１０が搬送され、位置トラック１６ａに接触することに
よって位置トラック１６ａから位置信号を読み取る。読
み取った位置信号により、制御部４０は、磁気テープ１
０を所望の位置まで搬送させることによって、データの
頭出しが可能となる。ここで、位置情報磁気ヘッド２２
が１つの構成で説明したが、頭出し精度を高める為に、
図２の下側の位置トラック１６ａの位置信号を読み取る
位置情報磁気ヘッドを設けても良い。
０に対しては固定された固定ヘッドであり、磁気テープ
１０が搬送され、位置トラック１６ａに接触することに
よって位置トラック１６ａから位置信号を読み取る。読
み取った位置信号により、制御部４０は、磁気テープ１
０を所望の位置まで搬送させることによって、データの
頭出しが可能となる。ここで、位置情報磁気ヘッド２２
が１つの構成で説明したが、頭出し精度を高める為に、
図２の下側の位置トラック１６ａの位置信号を読み取る
位置情報磁気ヘッドを設けても良い。
【００３７】例えば、読み出したいデータが指定される
と、そのデータが記録されている位置情報を磁気テープ
１０のディレクトリ情報から検索し、そのデータが記録
されている位置まで、高速に磁気テープ１０を搬送す
る。尚、ディレクトリ情報は、例えば、磁気テープ１０
の初期位置に記録されても良いし、磁気テープカセット
５０内の図示しない情報記録媒体（例えば、半導体記録
媒体）に記録されている。頭出しを行った後は、トラッ
キング制御を行いながら、書き込まれたデータを読み出
すことができる。以上が第１の磁気テープ記録再生装置
の構成の説明である。
と、そのデータが記録されている位置情報を磁気テープ
１０のディレクトリ情報から検索し、そのデータが記録
されている位置まで、高速に磁気テープ１０を搬送す
る。尚、ディレクトリ情報は、例えば、磁気テープ１０
の初期位置に記録されても良いし、磁気テープカセット
５０内の図示しない情報記録媒体（例えば、半導体記録
媒体）に記録されている。頭出しを行った後は、トラッ
キング制御を行いながら、書き込まれたデータを読み出
すことができる。以上が第１の磁気テープ記録再生装置
の構成の説明である。
【００３８】次に、図４を参照して第２の磁気テープ記
録再生装置の構成について説明する。尚、第１の磁気テ
ープ記録再生装置と同様の構成については同番を付し
て、説明を省略する。第２の磁気記録再生装置が、第１
の磁気記録再生装置と異なる構成は、位置トラック１８
が、位置信号が磁気記録でなく、磁気テープ１０の長手
方向の磁性面に光学的に読み取り可能なパターンであ
る、若しくは、磁気テープ１０の長手方向にピット孔で
構成されていることである。そして、パターンやピット
孔である位置信号に光を照射し光の反射率の変化を読み
取る位置情報光学ヘッド２４によって、位置信号を読み
込む。よって、パターンやピット孔によっても、位置信
号を磁気テープ１０に記録することができ、パターンや
ピット孔を位置情報光学ヘッド２４によって読み取るこ
とによって、位置情報を読み取ることができる。
録再生装置の構成について説明する。尚、第１の磁気テ
ープ記録再生装置と同様の構成については同番を付し
て、説明を省略する。第２の磁気記録再生装置が、第１
の磁気記録再生装置と異なる構成は、位置トラック１８
が、位置信号が磁気記録でなく、磁気テープ１０の長手
方向の磁性面に光学的に読み取り可能なパターンであ
る、若しくは、磁気テープ１０の長手方向にピット孔で
構成されていることである。そして、パターンやピット
孔である位置信号に光を照射し光の反射率の変化を読み
取る位置情報光学ヘッド２４によって、位置信号を読み
込む。よって、パターンやピット孔によっても、位置信
号を磁気テープ１０に記録することができ、パターンや
ピット孔を位置情報光学ヘッド２４によって読み取るこ
とによって、位置情報を読み取ることができる。
【００３９】次に、図５を参照して第３の磁気テープ記
録再生装置の構成について説明する。尚、第１の磁気テ
ープ記録再生装置と同様の構成については同番を付し
て、説明を省略する。第３の磁気記録再生装置が、第１
の磁気記録再生装置と異なる構成は、位置トラック１９
が、データ領域１２が記録される磁性面とは反対面（裏
面）の磁気テープ１０の長手方向にあり、位置信号が磁
気記録されている。また、位置トラック１９が、データ
領域１２が記録される磁性面とは反対面（裏面）の磁気
テープ１０の長手方向にあり、位置信号が光学的に読み
取り可能なパターンで記録されている。
録再生装置の構成について説明する。尚、第１の磁気テ
ープ記録再生装置と同様の構成については同番を付し
て、説明を省略する。第３の磁気記録再生装置が、第１
の磁気記録再生装置と異なる構成は、位置トラック１９
が、データ領域１２が記録される磁性面とは反対面（裏
面）の磁気テープ１０の長手方向にあり、位置信号が磁
気記録されている。また、位置トラック１９が、データ
領域１２が記録される磁性面とは反対面（裏面）の磁気
テープ１０の長手方向にあり、位置信号が光学的に読み
取り可能なパターンで記録されている。
【００４０】そして、磁気記録された位置信号を読み取
る位置情報磁気ヘッド２６、或いは、パターンである位
置信号に光を照射し光の反射率の変化を読み取る位置情
報光学ヘッド２６によって、位置信号を読み込む。よっ
て、位置情報は、データ領域１２が記録される磁性面と
は反対面（裏面）に記録されているので、位置情報が記
録されたサーボトラック１６の領域分（位置トラック１
６ａ）データ領域１２を広げることが可能となり、記憶
容量の増加が可能となる。
る位置情報磁気ヘッド２６、或いは、パターンである位
置信号に光を照射し光の反射率の変化を読み取る位置情
報光学ヘッド２６によって、位置信号を読み込む。よっ
て、位置情報は、データ領域１２が記録される磁性面と
は反対面（裏面）に記録されているので、位置情報が記
録されたサーボトラック１６の領域分（位置トラック１
６ａ）データ領域１２を広げることが可能となり、記憶
容量の増加が可能となる。
【００４１】次に、図６、７を参照して磁気テープ１０
が内部に収納し、磁気テープ記録再生装置に充填される
磁気テープカセット５０の構成について説明する。図６
は、磁気テープカセットの外観斜視図、図７は、図６の
Ａ−Ａ断面図である。磁気テープカセット５０は、略直
方体形状であり、磁気テープ１０は、テープリール５０
ａに所定の長さが巻き回され、磁気テープカセット５０
から引き出される磁気テープ１０の長手方向端部は、挟
持部であるブロック５２で挟持されている。また、ブロ
ック５２は、磁気テープカセット５０の凹部に嵌め込む
ことにより、磁気テープカセット５０内への塵埃等の進
入を防止する蓋の機能も備えている。尚、ブロック５２
と蓋とを別体に構成しても良い。
が内部に収納し、磁気テープ記録再生装置に充填される
磁気テープカセット５０の構成について説明する。図６
は、磁気テープカセットの外観斜視図、図７は、図６の
Ａ−Ａ断面図である。磁気テープカセット５０は、略直
方体形状であり、磁気テープ１０は、テープリール５０
ａに所定の長さが巻き回され、磁気テープカセット５０
から引き出される磁気テープ１０の長手方向端部は、挟
持部であるブロック５２で挟持されている。また、ブロ
ック５２は、磁気テープカセット５０の凹部に嵌め込む
ことにより、磁気テープカセット５０内への塵埃等の進
入を防止する蓋の機能も備えている。尚、ブロック５２
と蓋とを別体に構成しても良い。
【００４２】磁気テープカセット５０の内部のテープリ
ール５０ａは、そのリール軸方向の一端をバネ５０ｂ等
の弾性部材で、リール軸方向の他端方向に付勢されてい
る。そして、テープリール５０ａの他端は、その表面に
ギア５０ｃが形成され、磁気テープカセット５０側の内
部端面に形成したギア５０ｄと係合することで、テープ
リール５０ａが勝手に回転しないように、テープリール
５０ａをブレーキする構造となっている。尚、ブレーキ
する構造は、ギア同士の係合によらず、例えば、一定の
摩擦係数を有する部材同士がしゅう接する構造としても
良い。
ール５０ａは、そのリール軸方向の一端をバネ５０ｂ等
の弾性部材で、リール軸方向の他端方向に付勢されてい
る。そして、テープリール５０ａの他端は、その表面に
ギア５０ｃが形成され、磁気テープカセット５０側の内
部端面に形成したギア５０ｄと係合することで、テープ
リール５０ａが勝手に回転しないように、テープリール
５０ａをブレーキする構造となっている。尚、ブレーキ
する構造は、ギア同士の係合によらず、例えば、一定の
摩擦係数を有する部材同士がしゅう接する構造としても
良い。
【００４３】磁気テープカセット５０は、磁気テープ記
録再生装置に装填されると、磁気テープ記録再生装置の
図示しないブレーキ解除装置によって、ギア５０ｃがリ
ール軸方向のバネ５０ｂ方向に付勢されブレーキ解除さ
れるので、テープリール５０ａは、回転自在となる。そ
の後、ブロック５２は、磁気テープ記録再生装置の図示
せぬブロック把持装置によって、磁気テープカセット５
０から引き出され、同時に、ブロック５２に挟持された
磁気テープ１０も引き出され、磁気テープ１０を磁気テ
ープ記録再生装置の所定位置にセットすることができ、
記録再生等が行われる。
録再生装置に装填されると、磁気テープ記録再生装置の
図示しないブレーキ解除装置によって、ギア５０ｃがリ
ール軸方向のバネ５０ｂ方向に付勢されブレーキ解除さ
れるので、テープリール５０ａは、回転自在となる。そ
の後、ブロック５２は、磁気テープ記録再生装置の図示
せぬブロック把持装置によって、磁気テープカセット５
０から引き出され、同時に、ブロック５２に挟持された
磁気テープ１０も引き出され、磁気テープ１０を磁気テ
ープ記録再生装置の所定位置にセットすることができ、
記録再生等が行われる。
【００４４】
【発明の効果】本発明の磁気テープ記録媒体によれば、
磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合
であっても、オフトラックすること無く、データ領域に
正確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。更に、予めサーボト
ラックにサーボトラック信号を記録しているので、磁気
テープ記録媒体を記録再生する磁気テープ記録再生装置
固有の記録再生トレースのばらつきに対する影響も少な
い。
磁気テープ記録媒体が形状変更や寸度変形が生じた場合
であっても、オフトラックすること無く、データ領域に
正確にデータトラックをトレースすることができる。ま
た、サーボトラックを両端部内側にそれぞれ設けたの
で、トラッキング精度が向上した。更に、予めサーボト
ラックにサーボトラック信号を記録しているので、磁気
テープ記録媒体を記録再生する磁気テープ記録再生装置
固有の記録再生トレースのばらつきに対する影響も少な
い。
【図１】磁気テープを示す構成図である。
【図２】第１の磁気テープ記録再生装置の要部構成図で
ある。
ある。
【図３】ドラム磁気ヘッドの斜視図である。
【図４】第２の磁気テープ記録再生装置の要部構成図で
ある。
ある。
【図５】第３の磁気テープ記録再生装置の要部構成図で
ある。
ある。
【図６】磁気テープカセットの外観斜視図である。
【図７】図６のＡ−Ａ断面図である。
１０ 磁気テープ １２ データ領域 １４ データトラック １６ サーボトラック １６ａ 位置トラック １６ｂ トラッキングトラック １８、１９ 位置トラック ２０ ドラム磁気ヘッド ２０ａ 回転ヘッド ２２ 位置情報磁気ヘッド ２４ 位置情報光学ヘッド ２６ 位置情報磁気ヘッド（位置情報光学ヘッド） ３０ ドラム磁気ヘッド駆動部 ４０ 制御部 ５０ 磁気テープカセット ５０ａ テープリール ５０ｂ バネ ５０ｃ、５０ｄ ギア ５２ ブロック Ｌ 磁気テープ幅 ａ 最大寸法変化率 ｐ データトラックピッチ θ アジマス角度
フロントページの続き (72)発明者 森田 清夫 神奈川県小田原市扇町２丁目12番１号 富 士写真フイルム株式会社内 Ｆターム(参考） 5D031 AA03 BB05 EE07 EE08 HH20 5D091 AA03 BB06 BB08 GG01 GG15 GG17 HH20
Claims (11)
- 【請求項１】 磁気テープのデータ領域にアジマス角度
θ°でデータトラックが順次磁気記録再生される磁気テ
ープ記録媒体であって、 前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ内側にそ
れぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行な帯状で
あり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テープの位
置を示す位置情報と、前記データトラックと平行なトラ
ッキング情報とを含むサーボトラック信号が予め記録さ
れたサーボトラックを有し、 前記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテープ幅Ｌ
（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラックピッチ
ｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方向の最
大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ-1（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする磁気テープ記録媒体。 - 【請求項２】 前記サーボトラックは、前記データ領域
を前記磁気テープ幅方向で挟むように位置し、 前記サーボトラック信号の前記位置情報は、前記磁気テ
ープの長手方向に磁気記録されていることを特徴とする
請求項１記載の磁気テープ記録媒体。 - 【請求項３】 前記サーボトラックは、前記データ領域
を前記磁気テープ幅方向で挟むように位置し、 前記サーボトラック信号の前記位置情報は、前記磁気テ
ープの長手方向の磁性面に光学的に読み取り可能なパタ
ーン、若しくは、前記磁気テープの長手方向にピット孔
で構成されることを特徴とする請求項１記載の磁気テー
プ記録媒体。 - 【請求項４】 前記サーボトラック信号の前記位置情報
は、前記データ領域が記録される磁性面とは反対面の前
記磁気テープの長手方向に磁気記録されている、若しく
は、光学的に読み取り可能なパターンであることを特徴
とする請求項１記載の磁気テープ記録媒体。 - 【請求項５】 磁気テープのデータ領域にアジマス角度
θ°でデータトラックを順次磁気記録再生する磁気テー
プ記録再生装置であって、 前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ内側にそ
れぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行な帯状で
あり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テープの位
置を示す位置情報と、前記データトラックと平行なトラ
ッキング情報とを含むサーボトラック信号が予め記録さ
れたサーボトラックを有した前記磁気テープに対する前
記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテープ幅Ｌ
（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラックピッチ
ｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方向の最
大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ-1（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする磁気テープ記録再生装置。 - 【請求項６】 前記サーボトラックが、前記データ領域
を前記磁気テープ幅方向で挟むように位置し、 前記磁気テープの長手方向に磁気記録されている前記位
置情報を読み取る位置情報磁気ヘッドと、 前記トラッキング情報を読み取るドラム磁気ヘッドと、 前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記トラッキング情
報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラッキング制御を
行い、前記位置情報磁気ヘッドで読み取った前記位置情
報により、データ頭出し制御を行う制御部とを備えたこ
とを特徴とする請求項５記載の磁気テープ記録再生装
置。 - 【請求項７】 前記サーボトラックが、前記データ領域
を前記磁気テープ幅方向で挟むように位置し、 前記磁気テープの長手方向の磁性面に光学的に読み取り
可能なパターン、若しくは、前記磁気テープの長手方向
にピット孔で構成される前記位置情報に光を照射し前記
光の反射率の変化を読み取る位置情報光学ヘッドと、 前記トラッキング情報を読み取るドラム磁気ヘッドと、 前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記トラッキング情
報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラッキング制御を
行い、前記位置情報光学ヘッドで読み取った前記位置情
報により、データ頭出し制御を行う制御部とを備えたこ
とを特徴とする請求項５記載の磁気テープ記録再生装
置。 - 【請求項８】 前記データ領域が記録される磁性面とは
反対面の前記磁気テープの長手方向に磁気記録されてい
る前記位置情報を読み取る位置情報磁気ヘッド、若しく
は、光学的に読み取り可能なパターンである前記位置情
報に光を照射し前記光の反射率の変化を読み取る位置情
報光学ヘッドと、 前記トラッキング情報を読み取るドラム磁気ヘッドと、 前記ドラム磁気ヘッドで読み取った前記トラッキング情
報により、前記ドラム磁気ヘッドのトラッキング制御を
行い、前記位置情報磁気ヘッド、若しくは、前記位置情
報光学ヘッドで読み取った前記位置情報により、データ
頭出し制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする請
求項５記載の磁気テープ記録再生装置。 - 【請求項９】 磁気テープのデータ領域にアジマス角度
θ°でデータトラックを順次磁気記録再生する磁気テー
プ記録再生方法であって、 前記磁気テープ幅の両端部より前記磁気テープ内側にそ
れぞれ位置し前記磁気テープの長手方向に平行な帯状で
あり、前記磁気テープの長手方向に前記磁気テープの位
置を示す位置情報と、前記データトラックと平行なトラ
ッキング情報とを含むサーボトラック信号が予め記録さ
れたサーボトラックを有した前記磁気テープに対する前
記アジマス角度θ°は、前記磁気テープのテープ幅Ｌ
（ｍ）、前記データ領域におけるデータトラックピッチ
ｐ（ｍ）、温湿度による前記磁気テープの長手方向の最
大寸法変化率ａ（％）である場合に、 ０≦θ≦ｔａｎ-1（１０ｐ／ａ×Ｌ） であることを特徴とする磁気テープ記録再生方法。 - 【請求項１０】 請求項１〜４記載の磁気テープ記録媒
体を収容した磁気テープカセットであって、 前記磁気テープカセット筐体は、略直方体形状であり、 前記磁気テープカセット筐体内部には、前記磁気テープ
記録媒体が長手方向に巻き付かれているテープリールを
有し、 前記テープリールに巻き付かれた前記磁気テープは、前
記テープリールの回転により、前記磁気テープカセット
筐体から引き出し、或いは、前記磁気テープカセット筐
体内部に引き込むことが可能であることを特徴とする磁
気テープカセット。 - 【請求項１１】 前記磁気テープカセット筐体から引き
出される前記磁気テープ記録媒体の長手方向端部を挟持
する挟持部を備えたことを特徴とする請求項１０記載の
磁気テープカセット。
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|---|---|---|---|
| JP2000272031A JP2002092809A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセット |
| US09/946,470 US6721123B2 (en) | 2000-09-07 | 2001-09-06 | Magnetic tape recording medium, magnetic tape recording and reproducing apparatus, magnetic tape recording method and magnetic tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000272031A JP2002092809A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセット |
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|---|---|
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Family
ID=18758232
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000272031A Pending JP2002092809A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセット |
Country Status (2)
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|---|---|
| US (1) | US6721123B2 (ja) |
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-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000272031A patent/JP2002092809A/ja active Pending
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2001
- 2001-09-06 US US09/946,470 patent/US6721123B2/en not_active Expired - Fee Related
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