JPS6251084A - テ−プカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フロッピーディスクの特徴をもたせ、記憶
容量を増大したテープカセットに関するものである。

〔発明の概要〕

上ハーフと、下ハーフによって形成された偏平薄形のカ
ートリッジ内に、センタコアと、回転駆動機構と、サプ
ライリール、及びテークアツプリールを設け、サプライ
リールから引き出された磁気テープをカートリッジ内の
偏平な空間に沿って周回するように案内してテークアツ
プリールに戻すように構成する。そのため、従来のフロ
ッピーディスクと同様に取扱うことができると同時にそ
の記憶容素な飛躍的に増大させることができるようにな
る。

〔従来の技術〕

フロッピーディスクは、フレキシブルな磁性円板を偏平
なカートリッジ内に収容し、この磁性円板を回転して信
号の記録・再生を行うようにしている。

したがって、形状がコンパクトになり、かつ。

高密度のデータを書き込み、又は読み出すことができる
から、マイクロコンピュータを始め、各種ＯＡ機器等に
直接装着できるようになる。

第３図はか〜るフロッピーディスクの一例を斜視図とし
たもので、上ハーフＨ１と下ハーフＨ２を重ね合わせた
カー）　ＩＪツジの内部の空間に磁性円板りが回転可能
に収容されており、一端には磁気ヘッド（、ｅラド）に
当接するための開口部Ｋを開閉するようなシャッタＳが
取り付けられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようなフロッピーディスクは磁性円板りの円周方向
に記録トラックが形成されるため、アクセス峙間は早い
が、小型になると記憶容量が足りなくなり、多量の情報
を記憶するメモリとしては問題がある。

そこで、ハードディスクや光ディスクの開発も行われて
いるが、これらは高い機械精度と、高度な記録再生技術
が要求されるため高価格になるという問題がある。

この発明は、かへる問題点を解消するためになされたも
ので、フロッピーディスクに代えて磁気テープを採用し
、かつ、フロッーディスクと互換性を有するようにした
テープカセットを提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明のテープカセットは、フロッピーディスクの記
録・再生装置に装着できるような形状のカートリッジの
形状とし、カートリッジ内に形成されている偏平な空間
にテープを走行させるように構成すると共に、テープを
センタコアによって駆動できるようにする。

〔作　用〕

テープを採用することによって記録面を増大することが
できるので、記憶容量が飛躍的に増大すると共に、従来
のセンタコアによるドライブ方法が採用できるため、フ
ロッピーディスクと互換性をもたせることができるよう
になる。

〔実施例〕

第１図は、この発明のテープカセットの平面図を示した
もので、破断ＭＲより下方の部分は上ハーフを除去して
カセット内の様子を示している。

又、第２図は中心線Ｌ−Ｌの断面を示す。

これらの図において、１０は同一寸法の下ハーフ１０ａ
と上ハーフ１０ｂを重ね合わせることによって形成され
たカートリッジを示している。

カー）　ＩＪツジ１０の寸法は、一点鎖線Ｑから左側の
寸法が、例えば、３．５インチのマイクロフロッピーデ
ィスクのカートリッジと同一形状、同一厚さとされてい
る。下ハーフ１０Ｈには、はぼ中央部に駆動用のセンタ
コアｌがモータの回転軸と係合する駆動穴１０Ａが設け
られており、さらに、上、下ハーフ１０ａ、１０ｂの双
方には、従来のフロッピーディスクカートリッジと同様
に磁気ヘッド（）９ツド）が臨むような開口部１０Ｂが
形成されている。

１０Ｃはこのテープカセットと、従来のマイクロフロッ
ピーディスクの識別を行うために設げられている突出部
、ＩＯＣ，ＩＯＣは位置決め用のタボ穴である。

１０Ｅは後述するテープのリール、及び回動機構を覆う
ように形成されているドーム部を示す。

さらに１上、下ハーフ１０ａ、１０ｂを貫通するような
検出穴１０Ｆ１　．１０Ｆ２が設けられ、この検出穴１
０Ｆ１　．１０Ｆ２でテープの走行状態を監視する。

１は駆動穴１０Ａに対接する上ハーフ１０ｂの内面に、
例えば、オイルレスメタル等を介して回転可能に取り付
けられているセンタコアで、このセンタコア１の中心部
には記録・再生装置の回動軸が衝合する軸穴ＩＡと駆動
ピンが嵌入する穴上が設けられ、その外周はタイミング
ベルト２が巻回されるように凹状のフランジＩＣが形成
されている。

歯付のタイミングベルト２の一端は第２図に示すように
軸Ｐ１に軸支されているプーリ３に連結され、このプー
リ３に刻設されているギヤ３Ａは軸Ｐ２に軸支されてい
る首振りギヤ４と噛合うように形成されている。５は軸
Ｐ２とスリップ板４Ａ。

スプリングコイル４Ｂを介してクラッチ機構で結合され
ている首振り板で、その一端は軸Ｐ１は遊嵌されている
。

このような伝達機構は、テープレコーダの正逆転機構に
みられるようにプーリ３の回転方向によって首振り板５
が左右に揺動し、首振りギヤ４を隣接する歯車（傘歯車
）６ａ又は６ｂに噛み合うように制御する。

７ａは前記傘歯車６ａとほぼ直交する軸９に軸支されて
いる傘歯車で、テープ１１を巻回しているサプライリー
ル８ａを駆動する。

サプライリール８ａから引き出されたテープ１１は平面
状態でカー）　ＩＪツジ内の偏平な空間を周回するよう
にテープガイド１２ａ、１３ａ、−１４ａ。

１５ａ、１６ａ、１７ａ、１７ｂによって案内され１図
示していないが、テークアツプリール８ｂにテープガイ
ド１２ｂ　、１３ｂ　、１４ｂ　、１５ｂ。

１６ｂ、１．７ｂで案内されて戻される。

１８は前記上、下ハーフ１０ａ、１０ｂの開口部１０Ｂ
を遮弊するように構成されている摺動形のシャッタで、
このシャッタ１８は公知のマイクロフロッピーディスク
に使用されているものと同様に制御される。

この発明のテープカセットは上述したような構造とされ
ているので、従来のマイクロフロッピーディスク再生装
置に装着すると、装置内の回転軸がセンタコア１の軸穴
ＩＡに衝合し１回転軸の回動と共に駆＠ビンが穴ＩＢに
突入してセンタコアｌを１ライブすることができる。す
ると、タイミングベルト２を介してデーＩＪ　３が回転
し１首振りギヤ４．傘歯車６ａ、７ａを介してサプライ
リール８ａが回動する。この場合センタコア１が正転（
矢印方向）している場合はよく知られているよ図示され
ていない傘歯車７ｂを介してテークアツプリール８ｂを
回転する。そのためテープ１１は矢印方向にサプライリ
ール８ａから引き出され、コーナにあるテープガイド１
５ａによってほぼ９（Ｐ方向−転臭され、テープガイド
１６ａ、１７ａで位置規制されて開口部ｌＯＢを通−過
し、図示されていないが、コーナにあるテープガイド１
５ｂにおいてほぼ９０°方向転換してドーム部１０Ｅの
中に配置されているテークアツプリール８ｂに巻きとら
れる。

したがって１通常のフロッピーディスク記録再生装置に
みられるように、カートリッジ１０の上下から開口部１
０Ｂに臨ませている磁気ヘッドとパッドによってテープ
１１を狭接すると、磁気ヘッドによってテープ１１の走
行方向（長手方向）に信号を記録し、又はテープ１１に
記録されている信号を再生することができる。

この場合、テープ１１の幅を約３／４　インチに設定す
ると、３．５インチのフロッピーディスクと対応して長
手方向に形成されるトラック数は約８０本設定できる。

しかしながら、この発明のテープカセットは、記録媒体
がディスクからテープに変換されているため％　１トラ
ツクの記録容量はディスクの数１０倍となり、例えば、
テープ長を１２ｍに設定すると約２０Ｍバイトの記憶容
量を一個のテープカセットで得ることができる。

そのため、ハードディスクのバックアップメモリとして
も利用でき、又、大容量のデータが必要とされるファイ
リングシステムにも応用できるようになる。

なお、記録トラック数の設定は従来のフロッピーディス
ク記録再生装置と同様に、トラック毎に磁気ヘッドを、
Ｑルスモータによって駆動される送りネジによってテー
プ１１の幅方向に移動することによって行えばよい。

従来のフロッピーディスクに供給されている記録信号が
そのま一記録又は再生できるようにテープ１１の走行ス
ピードを決定することが好ましい。

この場合、従来の３．５インチのフロッーディスクを対
象として考察すると、記録再生時にピークシフトエラー
、又はドルーピングエラーが発生しないように、その回
転数は約６ｏｏｒｐｍに設定されているから、そのとき
の最外周の線速度なり１最内周の線速度なり１２　　と
すると、この発明のテープカセットの走行スぎ一ドＶは
、ｖ２（ｖ（ｖｌの範囲にすることが好ましい。

概算によると、フロッピーディスクの中央トラックの線
速度は約１，９６８　ｍ／　ｓｅｃであるからテープエ
ンドで２．４８　ｒｒＬ／　ｓｅｃ以下、テープトップ
の部分で１．４５６７ｎ／　ｓｅｃ以上（平均２７１　
／　５ｅｃ）になるようにリール径、テープ厚さ１回転
ギヤ比等を設定すれば、従来の７０ツピーデイスクと同
等の記録密度と、エラー発生率が得られるようになる。

上、下ハーフ１０ａ、１０ｂに形成されている検出穴１
０Ｆ１　．１０Ｆ２はテープ１１の両路端に接続されて
いるリードテープの部分を検出するもので、例えば、リ
ードテープが透明体とされている場合は、この検出穴１
０Ｆ１．１０Ｆ、２に透光型の光電検出装置を配置する
ことによってテープ１１の終端を検出することができる
。そして。

テープトップが検出されていないときはテープカセット
装着と同時に記録再生装置を制御してテープ１１を巻き
戻し、テープトップが検出された状態テ待機させる。又
、テープエンドが検出されたときは駆動モータを逆転し
てＲＥＶモードにし、磁気ヘッドを１トラック分移動す
る。なお、巻き戻し時に記録・再生を行うようにすれば
、データのアクセス時間を％にすることができるように
なる。

この発明のテープカセットは上述したように従来のフロ
ッピーディスク記録・再生装置に装着して使用すること
ができ、フロッピーディスクに互換性を持たせることが
できるが、テープカセットが装着されたときは駆動系が
正転・逆転制御とされる必要があり、記録フォーマット
も少し異なる。

そのため、前述した突出部１０Ｃを設けることによって
フロッピーディスクカセットとテープカセットの識別を
行い１例えば、この突出部１０Ｇで作動するマイクロス
イッチによってモード切り換えを行うことが好ましい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明のテープカセットは、従
来のフロッピーディスクと少なくとも同一の口τディン
グが使用できるような形状とされているため、同一のフ
ロッピーディスク再生装置を使用することカーできる利
点を有し、その記憶容量を数１０倍に設定することがで
きるという顕著な効果を奏することができる。

又、テープの線速度をフロッピーディスクの最外周線速
よりおそく、最内周の線速度より早くなる範囲に設定し
ておくことにより、同一の記録面密度を得ることができ
、又、同一のエラー発生率内に押え込むことができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のテープカセットの平面図、第２図は
第１図の中心線Ｌ−Ｌの断面図、第３図はフロッピーデ
ィスクの斜視図である。 図中、１はセンタコア、２はタイミングベルト、１０は
カートリッジ、１０ａ、１０ｂは上、下ハープ、１１は
テープ、１２ａ　〜１７ａ、および＄１７　ｂはテープ
ガイドを示す。 ；１頁の続き ■Ｉｎｔ、ＣＩ、’　　　　　　　識別記号　　庁内整
理番号）発　明　者　　チャールズ・エッチ・　　アメ
リカ合衆国、カルマツコニカ　　　　　　　ジミルロー
ド　１５０に一内 １発　明　者　　ジョージ・クリフォー　　アメリカ合
衆国、カルド　　　　　　　　　　　　　ジミルロード
　１５０１ニー内 ）発　明　者　　ブルース・エフ嗜スペ　　アメリカ合
衆国、カルンサー　　　　　　　　　ジミルロード　１
５０に一内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上ハーフと下ハーフに囲まれた偏平な空間のほぼ
   中央部に配置し、回転駆動軸にチャッキングされるセン
   タコアと、前記センタコアと連結されている回転機構と
   、前記回転機構に連接されているサプライリール、及び
   テークアップリールと、前記サプライリールから引き出
   された磁気テープを前記偏平な空間に沿つて周回させた
   のち前記テークアップリールに戻すための複数個のテー
   プガイドを備え、前記磁気テープの走行面が一部分露出
   するような開口が前記上ハーフ、及び前記下ハーフに設
   けられていることを特徴とするテープカセット。
2. （２）上ハーフと下ハーフに囲まれた偏平な空間のほぼ
   中央部に設けられた回転駆動軸にチャッキングされるセ
   ンタコアと、前記センタコアとタイミングベルトによつ
   て連結されている回転機構と、前記回転機構の両側に連
   接されているサプライリール、及びテークアップリール
   と、前記サプライリールから引き出された磁気テープを
   前記偏平な空間に沿つて周回させたのち前記テークアッ
   プリールに戻すための複数個のテープガイドを備え、前
   記上ハーフと下ハーフで形成されたカートリッジの装着
   部分の寸法、及び形状をフロッピーディスクカートリッ
   ジと同一寸法、及び形状とし、前記磁気テープのスピー
   ドが前記同一寸法のフロッピーディスクの最外周線速度
   と、最内周線速度の範囲内となるように設定されている
   ことを特徴とするテープカセット。