JP2002091905A - 半導体装置およびアクセスウェイト数変更プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

半導体装置およびアクセスウェイト数変更プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002091905A
JP2002091905A JP2000284546A JP2000284546A JP2002091905A JP 2002091905 A JP2002091905 A JP 2002091905A JP 2000284546 A JP2000284546 A JP 2000284546A JP 2000284546 A JP2000284546 A JP 2000284546A JP 2002091905 A JP2002091905 A JP 2002091905A
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JP
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access
cpu
peripheral circuit
semiconductor device
waits
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Application number
JP2000284546A
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Yasubumi Mori
保文 森
Teruyuki Ito
輝之 伊藤
Yukihiko Shimazu
之彦 島津
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切に動作するとともに処理能力を向上させ
る半導体装置を得ること。 【解決手段】 CPU2とCPU2がアクセスする周辺
回路3−1〜3−Nとを内蔵した半導体装置1におい
て、CPU2による周辺回路3−1〜3−Nに対するア
クセスのウェイト数を示すウェイト数情報を変更可能に
保持するウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nと、ウェ
イト制御レジスタ4−1〜4−Nが保持するウェイト数
情報に基づいて、CPU2による周辺回路3−1〜3−
Nに対するアクセスのウェイト制御を行うウェイト制御
回路5−1〜5−Nとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CPUおよびC
PUがアクセスする周辺回路を内蔵した半導体装置およ
びCPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数
を変更するアクセスウェイト数変更プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ装置のモバイル化や
コンピュータ装置に用いられるCPU内蔵半導体装置の
高性能化に伴って、CPU内蔵半導体装置の省電力化技
術が求められている。従来の半導体装置では、電源電圧
および動作周波数は、一定の値に固定されており、電源
電圧や動作周波数を低く設定することによって消費電力
を低減している。従来の半導体装置内のCPUは、固定
された電源電圧および動作周波数によって駆動し、固定
されたウェイト数で半導体装置内の周辺回路に対するア
クセスを行う。
【0003】半導体装置の電源電圧、半導体装置の動作
周波数または周辺回路用の動作周波数が変化するとアク
セス処理に必要なウェイト数が変化する。したがって、
半導体装置の電源電圧、半導体装置の動作周波数または
周辺回路用の動作周波数を必要に応じて変更して消費電
力を低減する場合等、半導体装置の電源電圧、半導体装
置の動作周波数または周辺回路用の動作周波数が変化す
る場合、その変化範囲内において常にアクセスが可能な
値にウェイト数を固定しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、半導体装置内のCPUによる半導体
装置内の周辺回路に対するアクセスのウェイト数が固定
されているため、半導体装置の電源電圧、半導体装置の
動作周波数または周辺回路用の動作周波数が変化した場
合、CPUによる周辺回路に対するアクセスができなく
なる場合があり、適切な動作を行うことができないとい
う問題点があった。また、半導体装置の電源電圧、半導
体装置の動作周波数または周辺回路用の動作周波数の変
化範囲内において常にアクセスが可能な値にウェイト数
を固定する場合は、無駄な待ち時間が増大し、半導体装
置の処理能力が低下するという問題点があった。
【0005】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、適切に動作するとともに処理能力を向上させる
半導体装置およびアクセスウェイト数変更プログラムを
記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、この発明にかかる半導体装置に
あっては、CPUと該CPUがアクセスする周辺回路と
を内蔵した半導体装置において、前記CPUによる前記
周辺回路に対するアクセスのウェイト数を示すウェイト
数情報を変更可能に保持する保持手段と、前記ウェイト
数情報に基づいて、前記アクセスのウェイト制御を行う
制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0007】この発明によれば、保持手段が、ウェイト
数情報を変更可能に保持し、制御手段が、ウェイト数情
報に基づいて、アクセスのウェイト制御を行う。これに
より、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイ
ト数を変更することができる。
【0008】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
前記周辺回路を複数設け、前記保持手段が、前記各周辺
回路ごとのウェイト数情報を保持することを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、保持手段が各周辺回路
ごとのウェイト数情報を保持することによって、各周辺
回路ごとにウェイト数情報を変更することができる。
【0010】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
前記ウェイト数の情報が、前記CPUによる前記周辺回
路に対する書込みアクセスのウェイト数を示す書込みウ
ェイト数情報および前記CPUによる前記周辺回路に対
する読出しアクセスのウェイト数を示す読出しウェイト
数情報を含み、前記制御手段が、前記書込みウェイト数
情報に基づいて前記書込みアクセスのウェイト制御を行
い、前記読出しウェイト数情報に基づいて前記読出しア
クセスのウェイト制御を行うことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、保持手段が、書込みウ
ェイト数情報および読出しウェイト数情報をそれぞれ変
更可能に保持し、制御手段が、書込みウェイト数情報に
基づいて、書込みアクセスのウェイト制御を行い、読出
しウェイト数情報に基づいて、読出しアクセスのウェイ
ト制御を行う。これにより、書込みアクセスおよび読出
しアクセスについてそれぞれ別個にアクセスのウェイト
制御を行うことができる。
【0012】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUおよび該CPUがアクセスする周辺回路を内蔵し
た半導体装置において、前記CPUによる前記周辺回路
に対するアクセスのウェイト数を指定し、自半導体装置
外部から入力される指定信号を自半導体装置内部に入力
接続する入力接続手段と、前記入力接続手段を介して入
力された前記指定信号に基づいて、前記アクセスのウェ
イト制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、入力接続手段が、CP
Uによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を指定
する指定信号を半導体装置外部から半導体装置内部に入
力接続し、制御手段が、入力接続手段を介して入力され
た指定信号に基づいてアクセスのウェイト制御を行う。
これにより、CPUによる周辺回路に対するアクセスの
ウェイト数を変更することができる。
【0014】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUおよび該CPUがアクセスする周辺回路を内蔵し
た半導体装置において、前記アクセスに必要なウェイト
数に関するデータを検出するテストを行うテスト手段
と、前記テスト手段のテスト結果に基づいて、前記CP
Uによる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト数を
決定し、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手段
と、を具備することを特徴とする
【0015】この発明によれば、テスト手段が、アクセ
スに必要なウェイト数に関するデータを検出するテスト
を行い、制御手段が、テスト手段のテスト結果に基づい
て、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト
数を決定し、アクセスのウェイト制御を行う。これによ
り、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト
数を適切な値に変更することができる。
【0016】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
前記テスト手段が、前記周辺回路と同等の応答時間を有
するアクセス対象手段を有し、前記アクセス対象手段に
対するアクセスを行い、該アクセスが成功したか否かを
判定し、前記アクセス対象手段に対するアクセスに必要
なウェイト数を前記テスト結果として求めることを特徴
とする
【0017】この発明によれば、テスト手段が、周辺回
路と同等の応答時間を有するアクセス対象手段に対する
アクセスを行い、該アクセスが成功したか否かを判定
し、アクセス対象手段に対するアクセスに必要なウェイ
ト数をテスト結果として求める。これにより、CPUに
よる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を適切な値
に変更することができる。
【0018】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
前記テスト手段が、前記周辺回路の応答時間と同等の遅
延時間を有する遅延手段を有し、前記遅延手段による遅
延時間を前記テスト結果として検出することを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、テスト手段が、周辺回
路の応答時間と同等の遅延時間を有する遅延手段による
遅延時間をテスト結果として検出する。これにより、C
PUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を適
切な値に変更することができる。
【0020】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUおよび該CPUがアクセスする周辺回路を内蔵し
た半導体装置において、自半導体装置の電源電圧を検出
する電源電圧検出手段と、前記電源電圧検出手段の検出
結果に基づいて、前記CPUによる前記周辺回路に対す
るアクセスのウェイト数を決定し、前記アクセスのウェ
イト制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0021】この発明によれば、電源電圧検出手段が、
半導体装置の電源電圧を検出し、制御手段が、電源電圧
検出手段の検出結果に基づいて、CPUによる周辺回路
に対するアクセスのウェイト数を決定し、アクセスのウ
ェイト制御を行う。これにより、半導体装置の電源電圧
に応じて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数を変更することができる。
【0022】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUおよび該CPUがアクセスする周辺回路を内蔵し
た半導体装置において、自半導体装置を動作させる動作
クロック信号の周波数を検出する動作クロック検出手段
と、前記動作クロック検出手段の検出結果に基づいて、
前記CPUによる前記周辺回路に対するアクセスのウェ
イト数を決定し、前記アクセスのウェイト制御を行う制
御手段と、を具備することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、動作クロック検出手段
が、半導体装置を動作させる動作クロック信号の周波数
(動作周波数)を検出し、制御手段が、動作クロック検
出手段の検出結果に基づいて、CPUによる周辺回路に
対するアクセスのウェイト数を決定し、アクセスのウェ
イト制御を行う。これにより、半導体装置の動作周波数
に応じて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数を変更することができる。
【0024】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
前記動作クロック検出手段が、所定の周波数の比較用ク
ロック信号を生成する比較用クロック生成手段を有し、
前記比較用クロック信号と前記動作クロック信号とを比
較して前記動作クロック信号の周波数を検出することを
特徴とする。
【0025】この発明によれば、動作クロック検出手段
が、所定の周波数の比較用クロック信号を生成する比較
用クロック生成手段を有し、比較用クロック信号と動作
クロック信号とを比較して動作クロック信号の周波数を
検出する。これにより、半導体装置の動作周波数を検出
することができる。
【0026】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUおよび該CPUがアクセスする周辺回路を内蔵し
た半導体装置において、前記周辺回路を動作させる周辺
回路用動作クロック信号を生成する周辺回路用動作クロ
ック生成手段と、前記周辺回路用動作クロック生成手段
が生成する前記周辺回路用動作クロック信号の周波数に
基づいて、前記CPUによる前記周辺回路に対するアク
セスのウェイト数を決定し、前記アクセスのウェイト制
御を行う制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0027】この発明によれば、周辺回路用動作クロッ
ク生成手段が、周辺回路を動作させる周辺回路用動作ク
ロック信号を生成し、制御手段が、周辺回路用動作クロ
ック生成手段が生成する周辺回路用動作クロック信号の
周波数に基づいて、CPUによる周辺回路に対するアク
セスのウェイト数を決定し、アクセスのウェイト制御を
行う。これにより、周辺回路用の動作周波数に応じて、
CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を
変更することができる。
【0028】次の発明にかかる半導体装置にあっては、
CPUと該CPUがアクセスする周辺回路とを内蔵した
半導体装置を動作させる動作クロック信号の周波数、前
記半導体装置の電源電圧および/または前記周辺回路用
の動作クロック信号の周波数に基づいて、前記CPUに
よる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト数を変更
するアクセスウェイト数変更プログラムを記録したこと
を特徴とする。
【0029】この発明によれば、半導体装置を動作させ
る動作クロック信号の周波数、半導体装置の電源電圧お
よび/または周辺回路用の動作クロック信号の周波数に
基づいて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数が変更される。これにより、半導体装置の動作
周波数、半導体装置の電源電圧および/または周辺回路
用の動作周波数に応じて、CPUによる周辺回路に対す
るアクセスのウェイト数を適切な値に変更することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態
により、この発明が限定されるものではない。
【0031】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成
を示す図である。実施の形態1のLSIチップ1は、C
PU(Central Processing Unit)2と、CPU2がア
クセスする周辺回路3−1〜3−N(Nは周辺回路の個
数)と、CPU2による周辺回路3−1〜3−Nに対す
るアクセスを要求するバスリクエスト信号を伝達するバ
スリクエスト信号線6と、アクセス処理の終了を通知す
るバスコンプリート信号を伝達するバスコンプリート信
号線7と、CPU2と周辺回路3−1〜3−Nとを通信
接続する内部アドレス/データバス8と、アクセスのウ
ェイト数を変更させるプログラムを記録したROM(Re
ad Only Memory)9とを備える。
【0032】周辺回路3−1〜3−Nは、CPU2とと
もにLSIチップ1内に収められたメモリ,メモリコン
トローラ,タイマ,シリアルI/O等の回路であって、
個数は特に限定されず、一つまたは二つ以上設ける。周
辺回路3−1〜3−Nは、CPU2からのアクセスのウ
ェイト数(待ち時間のクロックサイクル数)の情報を変
更可能に保持するウェイト制御レジスタ4−1〜4−N
と、ウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nが保持するウ
ェイト数の情報に基づいて、CPU2による周辺回路3
−1〜3−Nに対するアクセスのウェイト制御を行うウ
ェイト制御回路5−1〜5−Nとを備える。
【0033】ウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nは、
ウェイト数の情報を保持する。ROM9は、ウェイト制
御レジスタ4−1〜4−Nのウェイト数の情報を変更さ
せるプログラムを記録する。CPU2は、ROM9のプ
ログラムに従って、LSIチップ1の電源電圧やLSI
チップ1の動作周波数(および、周辺回路用の動作クロ
ック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周波数)や
温度に応じてウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nのウ
ェイト数の情報を変更する。
【0034】また、CPU2は、ウェイト制御回路5−
1〜5−Nにバスリクエスト信号を送信し、内部アドレ
ス/データバス8を介して周辺回路3−1〜3−Nに対
するアクセスを行う。ウェイト制御回路5−1〜5−N
は、ウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nが保持するウ
ェイト数の情報に基づいて、アクセスの待ち時間をカウ
ントし、CPU2にバスコンプリート信号を送信する。
すなわち、バスリクエスト信号およびバスコンプリート
信号によってアクセス制御が行われる。
【0035】なお、ここでは、各周辺回路3−1〜3−
Nにウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nおよびウェイ
ト制御回路5−1〜5−Nを設けた例を示したが、周辺
回路3−1〜3−Nに共通して一つのウェイト制御レジ
スタを設けてもよいし、周辺回路3−1〜3−Nに共通
して一つのウェイト制御回路を設けてもよい。また、こ
こでは、ROM9をLSIチップ1に収めた例を示した
が、LSIチップ1外部に設けたROMを用い、CPU
2がそのROMの情報を読み出して制御を行うようにし
てもよい。また、ウェイト制御回路5−1〜5−Nは、
この発明の制御手段に対応し、ウェイト制御レジスタ4
−1〜4−Nは、この発明の保持手段に対応し、ROM
9は、この発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に対応する。
【0036】以上の構成において、実施の形態1の動作
について説明する。実施の形態1の動作では、たとえ
ば、CPU2から周辺回路3−1にアクセスする場合、
CPU2は、周辺回路3−1〜3−Nに対してバスリク
エスト信号を送信し、アクセスを開始する。つぎに、C
PU2は、内部アドレス/データバス8にアドレスデー
タを出力し、読出しアクセス(データを読み出すアクセ
ス)の場合は、データ取込みの準備をし、書込みアクセ
ス(データを書き込むアクセス)の場合は、書込みデー
タを出力する。周辺回路3−1〜3−Nは、バスリクエ
スト信号およびアドレスデータを受信する。そして、ア
クセス先の周辺回路3−1が動作し、読出しアクセスの
場合は、内部アドレス/データバス8に読出しデータを
出力し、書込みアクセスの場合は、内部アドレス/デー
タバス8から書込みデータを取り込む。
【0037】周辺回路3−1内のウェイト制御回路5−
1は、図示しないカウンタを有しており、バスリクエス
ト信号を受信すると、ウェイト制御レジスタ4−1から
ウェイト数の情報を取り込み、そのウェイト数分のクロ
ックサイクルをカウントし、カウント終了後、バスコン
プリート信号をCPU2に送信する。読出しアクセスの
場合、バスコンプリート信号を受信したCPU2は、内
部アドレス/データバス8からデータを取り込み、アク
セス完了を認識し、次のアクセスに移行する。一方、書
込みアクセスの場合、バスコンプリート信号を受信した
CPU2は、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移
行する。
【0038】たとえば、周辺回路3−1の応答時間が5
0ナノ秒であり、LSIチップ1の動作周期(1/動作
周波数)が30ナノ秒であるとすると、周辺回路3−1
に対するアクセスには2サイクル(60ナノ秒)のアク
セス時間が必要となり、1サイクルのウェイト数が必要
となる。動作周期を50ナノ秒以上にすると、必要なア
クセス時間は1サイクルとなり、必要なウェイト数は0
サイクルとなる。また、周辺回路3−1がメモリである
場合、LSIチップ1に供給する電源電圧を上昇させる
と、応答時間が短くなる。また、温度によっても周辺回
路3−1の応答時間が変化する。
【0039】CPU2は、LSIチップ1の電源電圧や
LSIチップ1の動作周波数(および、周辺回路用の動
作クロック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周波
数)や温度に応じて効率よくアクセス処理が実行される
ように、ウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nのウェイ
ト数の情報を変更する。たとえば、LSIチップ1の電
源電圧やLSIチップ1の動作周波(および、周辺回路
用の動作クロック信号を生成する場合は周辺回路用の動
作周波数)や温度とウェイト数との対応テーブル(図示
せず)がROM9に記録されており、CPU2は、この
対応テーブルに基づいて、ウェイト数の変更処理を行
う。
【0040】前述したように、実施の形態1によれば、
ウェイト制御レジスタ4−1〜4−Nが、CPU2によ
る周辺回路3−1〜3−Nに対するアクセスのウェイト
数の情報を変更可能にそれぞれ保持し、ウェイト制御回
路5−1〜5−Nが、ウェイト制御レジスタ4−1〜4
−Nが保持するウェイト数の情報に基づいて、アクセス
のウェイト制御をそれぞれ行う。これにより、CPU2
による周辺回路13−1に対するアクセスのウェイト数
をそれぞれ変更することができるため、LSIチップ1
の電源電圧、LSIチップ1の動作周波数、周辺回路用
の動作周波数または温度が変化した場合も、効率よくア
クセスし、適切に動作するとともに処理能力を向上させ
ることができる。特に、LSIチップ1の電源電圧やL
SIチップ1の動作周波(および、周辺回路用の動作ク
ロック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周波数)
を適宜変更し、消費電力を低減する場合に好適である。
【0041】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成
を示す図である。実施の形態2のLSIチップ11は、
CPU12と、CPU12がアクセスする周辺回路13
−1〜13−Nと、CPU12による周辺回路13−1
〜13−Nに対するアクセスを要求するバスリクエスト
信号を伝達するバスリクエスト信号線16と、アクセス
処理の終了を通知するバスコンプリート信号を伝達する
バスコンプリート信号線17と、CPU12と周辺回路
13−1〜13−Nとを通信接続する内部アドレス/デ
ータバス18と、アクセスのウェイト数を変更させるプ
ログラムを記録したROM19と、実行中のアクセスが
読出しアクセスであるか書込みアクセスであるかを示す
リード/ライト信号を伝達するリード/ライト信号線2
0とを備える。
【0042】周辺回路13−1〜13−Nは、CPU1
2とともにLSIチップ11内に収められたメモリ,メ
モリコントローラ,タイマ,シリアルI/O等の回路で
あって、個数は特に限定されず、一つまたは二つ以上設
ける。周辺回路13−1〜13−Nは、CPU12から
のアクセスのウェイト数の情報を変更可能に保持するウ
ェイト制御レジスタ14−1〜14−Nと、ウェイト制
御レジスタ14−1〜14−Nが保持するウェイト数の
情報に基づいて、CPU12による周辺回路13−1〜
13−Nに対するアクセスのウェイト制御を行うウェイ
ト制御回路15−1〜15−Nとを備える。
【0043】ウェイト制御レジスタ14−1〜14−N
は、読出しアクセスの場合のウェイト数(以下、読出し
ウェイト数と呼ぶ)を示す読出しウェイト数情報および
書込みアクセスの場合のウェイト数(以下、書込みウェ
イト数と呼ぶ)を示す書込みウェイト数情報を保持す
る。ROM19は、ウェイト制御レジスタ14−1〜1
4−Nに保持された読出しウェイト数情報および書込み
ウェイト数情報を変更させるプログラムを記録する。C
PU12は、ROM19のプログラムに従って、LSI
チップ11の電源電圧やLSIチップ11の動作周波数
(および、周辺回路用の動作クロック信号を生成する場
合は周辺回路用の動作周波数)や温度に応じてウェイト
制御レジスタ14−1〜14−Nに保持された読出しウ
ェイト数情報および書込みウェイト数情報を変更する。
【0044】また、CPU12は、バスリクエスト信号
をウェイト制御回路15−1〜15−Nに送信し、読出
しアクセスの場合は、リード/ライト信号をハイレベル
にしてウェイト制御回路15−1〜15−Nに送信し、
書込みアクセスの場合は、リード/ライト信号をローレ
ベルにしてウェイト制御回路15−1〜15−Nに送信
する。そして、CPU12は、内部アドレス/データバ
ス18を介して周辺回路13−1〜13−Nに対するア
クセスを行う。
【0045】ウェイト制御回路15−1〜15−Nは、
読出しアクセスの場合、ウェイト制御レジスタ14−1
〜14−Nが保持する読出しウェイト数情報に基づい
て、アクセスの待ち時間をカウントし、CPU12にバ
スコンプリート信号を送信する。また、ウェイト制御回
路15−1〜15−Nは、書込みアクセスの場合、ウェ
イト制御レジスタ14−1〜14−Nが保持する書込み
ウェイト数情報に基づいて、アクセスの待ち時間をカウ
ントし、CPU12にバスコンプリート信号を送信す
る。すなわち、読出しウェイト数と書込みウェイト数と
を独立して設定する。
【0046】なお、ここでは、各周辺回路13−1〜1
3−Nにウェイト制御レジスタ14−1〜14−Nおよ
びウェイト制御回路15−1〜15−Nを設けた例を示
したが、周辺回路13−1〜13−Nに共通して一つの
ウェイト制御レジスタを設けてもよいし、周辺回路13
−1〜13−Nに共通して一つのウェイト制御回路を設
けてもよい。また、ここでは、ROM19をLSIチッ
プ1に収めた例を示したが、LSIチップ11外部に設
けたROMを用い、CPU12がそのROMの情報を読
み出して制御を行うようにしてもよい。また、ウェイト
制御回路15−1〜15−Nは、この発明の制御手段に
対応し、ウェイト制御レジスタ14−1〜14−Nは、
この発明の保持手段に対応し、ROM19は、この発明
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に対応する。
【0047】以上の構成において、実施の形態2の動作
について説明する。実施の形態2の動作では、たとえ
ば、CPU12から周辺回路13−1にアクセスする場
合、CPU12は、周辺回路13−1〜13−Nに対し
てバスリクエスト信号およびリード/ライト信号を送信
し、アクセスを開始する。つぎに、CPU12は、内部
アドレス/データバス18にアドレスデータを出力し、
読出しアクセスの場合は、データ取込みの準備をし、書
込みアクセスの場合は、書込みデータを出力する。
【0048】周辺回路13−1〜13−Nは、バスリク
エスト信号,リード/ライト信号およびアドレスデータ
を受信する。そして、アクセス先の周辺回路13−1が
動作し、リード/ライト信号がハイレベルの場合、すな
わち読出しアクセスの場合は、内部アドレス/データバ
ス18に読出しデータを出力し、リード/ライト信号が
ローレベルの場合、すなわち書込みアクセスの場合は、
内部アドレス/データバス18から書込みデータを取り
込む。
【0049】周辺回路13−1内のウェイト制御回路1
5−1は、図示しないカウンタを有しており、バスリク
エスト信号およびリード/ライト信号を受信すると、そ
のリード/ライト信号がハイレベルであるかローレベル
であるかを判定する。そして、ハイレベルの場合は、読
出しアクセスであると判断し、ウェイト制御レジスタ1
4−1から読出しウェイト数情報を取り込む。一方、ロ
ーレベルの場合は、書込みアクセスであると判断し、ウ
ェイト制御レジスタ14−1から書込みウェイト数情報
を取り込む。
【0050】すなわち、リード/ライト信号に応じたウ
ェイト数の情報を取り込む。そして、そのウェイト数分
のクロックサイクルをカウントし、カウント終了後、バ
スコンプリート信号をCPU12に送信する。読出しア
クセスの場合、バスコンプリート信号を受信したCPU
12は、内部アドレス/データバス18からデータを取
り込み、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移行す
る。一方、書込みアクセスの場合、バスコンプリート信
号を受信したCPU12は、アクセス完了を認識し、次
のアクセスに移行する。
【0051】周辺回路13−1〜13−Nの応答時間
は、読出しアクセス時と書込みアクセス時で異なる場合
がある。たとえば、ライトバッファが設けられている場
合は、ライト時の応答時間が大幅に短縮される。ここ
で、周辺回路13−1の読出しアクセス時の応答時間が
60ナノ秒であり、書込みアクセス時の応答時間が20
ナノ秒であり、LSIチップ11の動作周期が25ナノ
秒であるとする。この場合、読出しアクセスには3サイ
クルのアクセス時間が必要となり、2サイクルのウェイ
ト数が必要となる。一方、書込みアクセスには1サイク
ルのアクセス時間が必要となり、0サイクルのウェイト
数が必要となる。
【0052】ウェイト制御レジスタ14−1〜14−N
のウェイト数の情報は、読出しウェイト数情報と書込み
ウェイト数情報とに分かれ、それぞれ別個に設定するこ
とができるので、読出しウェイト数は2サイクル、書込
みウェイト数は0サイクルというように、読出しウェイ
ト数情報と書込みウェイト数情報とを互いに異なるもの
に設定し、効率のよいアクセスを行うことができる。
【0053】また、CPU12は、LSIチップ11の
電源電圧やLSIチップ11の動作周波数(および、周
辺回路用の動作クロック信号を生成する場合は周辺回路
用の動作周波数)や温度に応じて、周辺回路13−1〜
13Nの動作が完了するクロックサイクル期間中にバス
コンプリート信号が送信されるように、ウェイト制御レ
ジスタ14−1〜14−Nの読出しウェイト数情報およ
び書込みウェイト数情報を変更する。読出しウェイト数
情報および書込みウェイト数情報は、それぞれ独立して
変更することができる。
【0054】たとえば、LSIチップ11の電源電圧や
LSIチップ11の動作周波(および、周辺回路用の動
作クロック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周波
数)や温度と読出しウェイト数および書込みウェイト数
との対応テーブル(図示せず)がROM19に記録され
ており、CPU12は、この対応テーブルに基づいて、
読出しウェイト数および書込みウェイト数の変更処理を
行う。
【0055】前述したように、実施の形態2によれば、
実施の形態1と同様の効果に加え、ウェイト制御レジス
タ14−1〜14−Nが、書込みウェイト数情報および
読出しウェイト数情報を変更可能にそれぞれ保持し、ウ
ェイト制御回路15−1〜15−Nが、ウェイト制御レ
ジスタ14−1〜14−Nが保持する書込みウェイト数
情報に基づいて、書込みアクセスのウェイト制御をそれ
ぞれ行い、ウェイト制御レジスタ14−1〜14−Nが
保持する読出しウェイト数情報に基づいて、読出しアク
セスのウェイト制御をそれぞれ行う。これにより、書込
みアクセスおよび読出しアクセスについてそれぞれ別個
にアクセスのウェイト制御を行うことができるため、処
理能力をさらに向上させることができる。
【0056】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成
を示す図である。実施の形態3のLSIチップ21は、
CPU22と、CPU22がアクセスする周辺回路23
−1〜23−Nと、CPU22による周辺回路23−1
〜23−Nに対するアクセスを要求するバスリクエスト
信号を伝達するバスリクエスト信号線26と、アクセス
処理の終了を通知するバスコンプリート信号を伝達する
バスコンプリート信号線27と、CPU22と周辺回路
23−1〜23−Nとを通信接続する内部アドレス/デ
ータバス28と、CPU22による周辺回路23−1〜
23−Nに対するアクセスのウェイト数を制御するウェ
イト制御信号を自半導体装置の外部から入力するウェイ
ト制御信号入力端子29と、実行中のアクセスが読出し
アクセスであるか書込みアクセスであるかを示すリード
/ライト信号を伝達するリード/ライト信号線30とを
備える。
【0057】周辺回路23−1〜23−Nは、CPU2
2とともにLSIチップ21内に収められたメモリ,メ
モリコントローラ,タイマ,シリアルI/O等の回路で
あって、個数は特に限定されず、一つまたは二つ以上設
ける。周辺回路23−1〜23−Nは、ウェイト制御信
号入力端子29を介して入力されたウェイト制御情報に
基づいて、CPU22による周辺回路23−1〜23−
Nに対するアクセスのウェイト制御を行うウェイト制御
回路25−1〜25−Nを備える。
【0058】CPU22は、バスリクエスト信号をウェ
イト制御回路25−1〜25−Nに送信し、読出しアク
セスの場合は、リード/ライト信号をハイレベルにして
ウェイト制御回路25−1〜25−Nに送信し、書込み
アクセスの場合は、リード/ライト信号をローレベルに
してウェイト制御回路25−1〜25−Nに送信する。
そして、CPU22は、内部アドレス/データバス28
を介して周辺回路23−1〜23−Nに対するアクセス
を行う。
【0059】図示しないLSIチップ21外部のウェイ
ト制御信号生成装置は、LSIチップ21の電源電圧や
LSIチップ21の動作周波数(および、周辺回路用の
動作クロック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周
波数)や温度に応じた読出しウェイト数および書込みウ
ェイト数を指定するウェイト制御信号を、ウェイト制御
信号入力端子29を介してウェイト制御回路25−1〜
25−Nに送信する。このウェイト制御信号の切り替え
は、CPU22による周辺回路23−1〜23−Nに対
するアクセスが行われていない状態の場合に行う。ま
た、LSIチップ21のリセット期間中に切り替えるこ
ともできる。
【0060】図示しないLSIチップ21外部のウェイ
ト制御信号生成装置は、ウェイト制御信号を切り替える
プログラムを記録したROMを有し、このROMに記録
されたプログラムに従ってウェイト制御信号を切り替え
て出力する。ウェイト制御回路25−1〜25−Nは、
受信したウェイト制御信号で指定された読出しウェイト
数および書込みウェイト数に応じて、ウェイト制御を行
う。すなわち、ウェイト制御回路25−1〜25−N
は、読出しアクセスの場合、受信したウェイト制御信号
で指定された読出しウェイト数に基づいて、アクセスの
待ち時間をカウントし、CPU22にバスコンプリート
信号を送信する。
【0061】また、ウェイト制御回路25−1〜25−
Nは、書込みアクセスの場合、受信したウェイト制御信
号で指定された書込みウェイト数に基づいて、アクセス
の待ち時間をカウントし、CPU22にバスコンプリー
ト信号を送信する。また、読出しウェイト数情報および
書込みウェイト数情報を保持するウェイト制御レジスタ
24−1〜24−Nを周辺回路23−1〜23−Nにそ
れぞれ設け、図示しないLSIチップ21外部のウェイ
ト制御信号生成装置が、LSIチップ21の電源電圧や
LSIチップ21の動作周波数(および、周辺回路用の
動作クロック信号を生成する場合は周辺回路用の動作周
波数)や温度に応じ、ウェイト制御レジスタ24−1〜
24−Nが保持する読出しウェイト数および書込みウェ
イト数を書き換えるようにしてもよい。
【0062】この場合、ウェイト制御回路25−1〜2
5−Nは、読出しアクセスのとき、ウェイト制御レジス
タ24−1〜24−Nが保持する読出しウェイト数情報
に基づいて、アクセスの待ち時間をカウントし、CPU
22にバスコンプリート信号を送信する。また、ウェイ
ト制御回路25−1〜25−Nは、書込みアクセスのと
き、ウェイト制御レジスタ24−1〜24−Nが保持す
る書込みウェイト数に基づいて、アクセスの待ち時間を
カウントし、CPU22にバスコンプリート信号を送信
する。
【0063】なお、ここでは、各周辺回路23−1〜2
3−Nにウェイト制御レジスタ24−1〜24−Nおよ
びウェイト制御回路25−1〜25−Nを設けた例を示
したが、周辺回路23−1〜23−Nに共通して一つの
ウェイト制御レジスタを設けてもよいし、周辺回路23
−1〜23−Nに共通して一つのウェイト制御回路を設
けてもよい。また、ウェイト制御回路25−1〜25−
Nは、この発明の制御手段に対応し、ウェイト制御信号
入力端子29は、この発明の入力接続手段に対応し、図
示しないウェイト制御信号生成装置のROMは、この発
明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に対応する。
【0064】以上の構成において、実施の形態3の動作
について説明する。実施の形態3の動作では、たとえ
ば、CPU22から周辺回路23−1にアクセスする場
合、CPU22は、周辺回路23−1〜23−Nに対し
てバスリクエスト信号およびリード/ライト信号を送信
し、アクセスを開始する。つぎに、CPU22は、内部
アドレス/データバス28にアドレスデータを出力し、
読出しアクセスの場合は、データ取込みの準備をし、書
込みアクセスの場合は、書込みデータを出力する。
【0065】周辺回路23−1〜23−Nは、バスリク
エスト信号,リード/ライト信号およびアドレスデータ
を受信する。そして、アクセス先の周辺回路23−1が
動作し、リード/ライト信号がハイレベルの場合、すな
わち読出しアクセスの場合は、内部アドレス/データバ
ス28に読出しデータを出力し、リード/ライト信号が
ローレベルの場合、すなわち書込みアクセスの場合は、
内部アドレス/データバス28から書込みデータを取り
込む。
【0066】周辺回路23−1内のウェイト制御回路2
5−1は、図示しないカウンタを有しており、バスリク
エスト信号およびリード/ライト信号を受信すると、そ
のリード/ライト信号がハイレベルであるかローレベル
であるかを判定する。そして、ハイレベルの場合は、読
出しアクセスであると判断し、ウェイト制御信号入力端
子29からのウェイト制御信号で指定された読出しウェ
イト数情報を取り込む。一方、ローレベルの場合は、書
込みアクセスであると判断し、ウェイト制御信号入力端
子29からのウェイト制御信号で指定された書込みウェ
イト数情報を取り込む。
【0067】すなわち、リード/ライト信号に応じたウ
ェイト数の情報を取り込む。そして、そのウェイト数分
のクロックサイクルをカウントし、カウント終了後、バ
スコンプリート信号をCPU22に送信する。読出しア
クセスの場合、バスコンプリート信号を受信したCPU
22は、内部アドレス/データバス28からデータを取
り込み、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移行す
る。一方、書込みアクセスの場合、バスコンプリート信
号を受信したCPU22は、アクセス完了を認識し、次
のアクセスに移行する。
【0068】前述したように、実施の形態3によれば、
ウェイト制御信号入力端子29が、CPU22による周
辺回路23−1〜23−Nに対するアクセスのウェイト
数を制御するウェイト制御信号をLSIチップ21外部
から入力し、ウェイト制御回路25−1〜25−Nが、
ウェイト制御信号入力端子29を介して入力されたウェ
イト制御信号に基づいてアクセスのウェイト制御を行
う。これにより、CPU22による周辺回路23−1〜
23−Nに対するアクセスのウェイト数を変更すること
ができるため、LSIチップ21の電源電圧、LSIチ
ップ21の動作周波数、周辺回路用の動作周波数または
温度が変化した場合も、効率よくアクセスし、適切に動
作するとともに処理能力を向上させることができる。
【0069】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成
を示す図である。実施の形態4のLSIチップ31は、
CPU32と、CPU32がアクセスする周辺回路33
−1〜33−Nと、CPU32による周辺回路33−1
〜33−Nに対するアクセスを要求するバスリクエスト
信号を伝達するバスリクエスト信号線36と、アクセス
処理の終了を通知するバスコンプリート信号を伝達する
バスコンプリート信号線37と、CPU32と周辺回路
33−1〜33−Nとを通信接続する内部アドレス/デ
ータバス38と、CPU32による周辺回路33−1〜
33−Nに対するアクセスに必要なウェイト数を検出す
るためのセルフテストを行うセルフテスト機能ブロック
39と、実行中のアクセスが読出しアクセスであるか書
込みアクセスであるかを示すリード/ライト信号を伝達
するリード/ライト信号線40とを備える。
【0070】周辺回路33−1〜33−Nは、CPU3
2とともにLSIチップ31内に収められたメモリ,メ
モリコントローラ,タイマ,シリアルI/O等の回路で
あって、個数は特に限定されず、一つまたは二つ以上設
ける。周辺回路33−1〜33−Nは、CPU32から
のアクセスのウェイト数の情報を変更可能に保持するウ
ェイト制御レジスタ34−1〜34−Nと、ウェイト制
御レジスタ34−1〜34−Nが保持するウェイト数の
情報に基づいて、CPU32による周辺回路33−1〜
33−Nに対するアクセスのウェイト制御を行うウェイ
ト制御回路35−1〜35−Nとを備える。
【0071】セルフテスト機能ブロック39は、テスト
を実行させ、テスト結果に応じたウェイト数の情報をウ
ェイト制御レジスタ34−1〜34−Nに書き込ませる
プログラムを記録したROM39aと、テストに用いる
テスト用レジスタ39bとを備える。テスト用レジスタ
39bの応答時間は、周辺回路33−1〜33Nの応答
時間と同じ値に設定する。テスト用レジスタ39bを各
周辺回路33−1〜33N上にそれぞれ設けてもよい。
【0072】セルフテスト機能ブロック39は、ROM
39aのプログラムに従って、テスト用レジスタ39b
に対するアクセステストを行い、テスト結果に応じたウ
ェイト数の情報をウェイト制御レジスタ34−1〜34
−Nに書き込む。また、ウェイト制御レジスタ34−1
〜34−Nを設けず、ウェイト制御回路35−1〜35
−Nがセルフテスト機能ブロック39のテスト結果を入
力し、このテスト結果に応じてウェイト制御を行うよう
にしてもよい。これらのテスト処理は、LSIチップ3
1のリセット期間中に行う。
【0073】このテストを行うことによって、LSIチ
ップ31の電源電圧やLSIチップ31の動作周波数
(および、周辺回路用の動作クロック信号を生成する場
合は周辺回路用の動作周波数)や温度に応じて変化する
適切なウエイト数を求めることができる。CPU32
は、バスリクエスト信号をウェイト制御回路35−1〜
35−Nに送信し、読出しアクセスの場合は、リード/
ライト信号をハイレベルにしてウェイト制御回路35−
1〜35−Nに送信し、書込みアクセスの場合は、リー
ド/ライト信号をローレベルにしてウェイト制御回路3
5−1〜35−Nに送信する。そして、CPU32は、
内部アドレス/データバス38を介して周辺回路33−
1〜33−Nに対するアクセスを行う。
【0074】ウェイト制御回路35−1〜35−Nは、
読出しアクセスの場合、ウェイト制御レジスタ34−1
〜34−Nが保持する読出しウェイト数情報に基づい
て、アクセスの待ち時間をカウントし、CPU32にバ
スコンプリート信号を送信する。また、ウェイト制御回
路35−1〜35−Nは、書込みアクセスの場合、ウェ
イト制御レジスタ34−1〜34−Nが保持する書込み
ウェイト数情報に基づいて、アクセスの待ち時間をカウ
ントし、CPU32にバスコンプリート信号を送信す
る。すなわち、読出しウェイト数と書込みウェイト数と
を独立して設定する。
【0075】なお、ここでは、各周辺回路33−1〜3
3−Nにウェイト制御レジスタ34−1〜34−Nおよ
びウェイト制御回路35−1〜35−Nを設けた例を示
したが、周辺回路33−1〜33−Nに共通して一つの
ウェイト制御レジスタを設けてもよいし、周辺回路33
−1〜33−Nに共通して一つのウェイト制御回路を設
けてもよい。また、ウェイト制御回路35−1〜35−
Nは、この発明の制御手段に対応し、セルフテスト機能
ブロック39は、この発明のテスト手段に対応し、RO
M39aは、この発明のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に対応する。
【0076】以上の構成において、実施の形態4の動作
について説明する。図5は、実施の形態4にかかるセル
フテスト機能ブロック39のテスト動作の処理手順を示
す図である。このテスト動作において、まず、セルフテ
スト機能ブロック39は、テスト用レジスタ39bに対
する書込みウェイト数として所定の初期値(最小値)を
設定する(S1)。つぎに、テスト用レジスタ39bに
対する書込みアクセスを行う。そして、テスト用レジス
タ39bの先頭アドレスから最終アドレスまで、順次、
所定のデータを書き込む(S3,S9,S2)。
【0077】最終アドレスに対する書込みアクセスが終
了すると(ステップS3肯定)、セルフテスト機能ブロ
ック39は、テスト用レジスタ39bに対する読出しウ
ェイト数として所定の初期値(最小値)を設定する(S
4)。つぎに、テスト用レジスタ39bの先頭アドレス
から、順次、データを読み出す読出しアクセスを行う
(S5)。そして、読み出したデータとステップS2で
書き込んだデータとが一致するか否かを判定する(S
6)。読み出したデータとステップS2で書き込んだデ
ータとが一致する場合は、読み出したアドレスが最終ア
ドレスであるか否かを判定する。そして、読み出したア
ドレスが最終アドレスであれば処理を終了し、読み出し
たアドレスが最終アドレスでなければ読出しアドレスを
インクリメントしてステップS5に戻る。
【0078】ステップS6で、読み出したデータとステ
ップS2で書き込んだデータとが一致しない場合は、テ
スト用レジスタ39bに対する読出しウェイト数の設定
値が所定の最大値であるか否かを判定する(S10)。
テスト用レジスタ39bに対する読出しウェイト数の設
定値が所定の最大値でない場合は、テスト用レジスタ3
9bに対する読出しウェイト数の設定値をインクリメン
トし(S12)、ステップS4に戻る。一方、テスト用
レジスタ39bに対する読出しウェイト数の設定値が所
定の最大値である場合は、書込みアクセスに失敗したと
判断し、テスト用レジスタ39bに対する書込みウェイ
ト数の設定値をインクリメントし(S11)、ステップ
S1に戻る。
【0079】このテスト動作が終了すると、セルフテス
ト機能ブロック39は、テスト用レジスタ39bに対す
る読出しウェイト数の設定値および書込みウェイト数の
設定値をウェイト制御レジスタ34−1〜34−Nに書
き込む。テスト用レジスタ39bの応答時間が周辺回路
33−1〜33Nの応答時間と異なる場合は、テスト用
レジスタ39bに対する読出しウェイト数の設定値およ
び書込みウェイト数の設定値から周辺回路33−1〜3
3Nの読出しウェイト数および書込みウェイト数を換算
し、その値をウェイト制御レジスタ34−1〜34−N
に書き込む。このテスト動作は、たとえば、LSIチッ
プ31のリセット期間中に行う。
【0080】つぎに、CPU32による周辺回路33−
1〜33−Nに対するアクセス動作について説明する。
たとえば、CPU32から周辺回路33−1にアクセス
する場合、CPU32は、周辺回路33−1〜33−N
に対してバスリクエスト信号およびリード/ライト信号
を送信し、アクセスを開始する。つぎに、CPU32
は、内部アドレス/データバス38にアドレスデータを
出力し、読出しアクセスの場合は、データ取込みの準備
をし、書込みアクセスの場合は、書込みデータを出力す
る。
【0081】周辺回路33−1〜33−Nは、バスリク
エスト信号,リード/ライト信号およびアドレスデータ
を受信する。そして、アクセス先の周辺回路33−1が
動作し、リード/ライト信号がハイレベルの場合、すな
わち読出しアクセスの場合は、内部アドレス/データバ
ス38に読出しデータを出力し、リード/ライト信号が
ローレベルの場合、すなわち書込みアクセスの場合は、
内部アドレス/データバス38から書込みデータを取り
込む。
【0082】周辺回路33−1内のウェイト制御回路3
5−1は、図示しないカウンタを有しており、バスリク
エスト信号およびリード/ライト信号を受信すると、そ
のリード/ライト信号がハイレベルであるかローレベル
であるかを判定する。そして、ハイレベルの場合は、読
出しアクセスであると判断し、ウェイト制御レジスタ3
4−1から読出しウェイト数情報を取り込む。一方、ロ
ーレベルの場合は、書込みアクセスであると判断し、ウ
ェイト制御レジスタ34−1から書込みウェイト数情報
を取り込む。
【0083】すなわち、リード/ライト信号に応じたウ
ェイト数の情報を取り込む。そして、そのウェイト数分
のクロックサイクルをカウントし、カウント終了後、バ
スコンプリート信号をCPU32に送信する。読出しア
クセスの場合、バスコンプリート信号を受信したCPU
32は、内部アドレス/データバス38からデータを取
り込み、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移行す
る。一方、書込みアクセスの場合、バスコンプリート信
号を受信したCPU32は、アクセス完了を認識し、次
のアクセスに移行する。
【0084】前述したように、実施の形態4によれば、
セルフテスト機能ブロック39が、テスト用レジスタ3
9bに対するアクセスを行い、そのアクセスが成功した
か否かを判定し、テスト用レジスタ39bに対するアク
セスに必要なウェイト数をテスト結果として求める。こ
れにより、CPU32による周辺回路33−1〜33−
Nに対するアクセスのウェイト数を適切な値に変更する
ことができるため、LSIチップ31の電源電圧、LS
Iチップ31の動作周波数、周辺回路用の動作周波数ま
たは温度が変化した場合も、効率よくアクセスし、適切
に動作するとともに処理能力を向上させることができ
る。
【0085】実施の形態5.この発明の実施の形態5
は、前述した実施の形態4において、アクセスに必要な
ウェイト数に関するデータを検出するテストを、テスト
用レジスタを用いたテストから遅延回路を用いたテスト
に変更したものである。図6は、この発明の実施の形態
5にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成を示
す図である。なお、実施の形態4と同一構成の部分につ
いては、図4と同一の符号を付している。
【0086】実施の形態5のLSIチップ41は、実施
の形態4のLSIチップ31において、セルフ機能ブロ
ック39に代えて、遅延回路を用いたテストを行うセル
フテスト機能ブロック42を設け、ウェイト制御回路3
5−1〜35−Nに代えて、セルフテスト機能ブロック
42のテスト結果に基づいてウェイト数の情報を決定す
るウェイト制御回路45−1〜45−Nを設けたもので
ある。周辺回路43−1〜43Nは、実施の形態4の周
辺回路33−1〜33Nに比して、ウェイト制御回路の
構成が異なる。
【0087】図7は、図6に示したセルフテスト機能ブ
ロック42の概略構成を示す図である。セルフテスト機
能ブロック42は、CPU32からバスリクエスト信号
が出力されると、ローレベルからハイレベルに立ち上が
る(またはハイレベルからローレベル立ち下がる)ステ
ップ信号を出力するフリップフロップ47と、フリップ
フロップ47が出力したステップ信号を入力し、その信
号を遅延させて出力する遅延回路46と、遅延回路46
が出力する信号を入力し、その信号を出力するフリップ
フロップ48と、フリップフロップ47が出力するステ
ップ信号を入力し、その信号を出力するフリップフロッ
プ49と、フリップフロップ48および49が出力する
信号を入力し、これらの信号の比較を行い、比較結果を
ウェイト制御回路45−1〜45−Nに出力する比較器
50とを備える。
【0088】遅延回路46は、たとえば、インバータチ
ェーンで構成され、フリップフロップ47から出力され
たステップ信号を遅延させてフリップフロップ48に出
力する。フリップフロップ47〜49は、LSIチップ
41の動作周波数によって同期動作する。比較器50
は、フリップフロップ48の出力信号およびフリップフ
ロップ49の出力信号を入力し、これらの信号の比較を
行い、これらの信号が一致する場合はハイレベルの信号
を、これらの信号が一致しない場合はローレベルの信号
を、ウェイト制御回路45−1〜45−Nに出力する。
【0089】ウェイト制御回路45−1〜45−Nは、
セルフテスト機能ブロック42のテスト結果を示す比較
器50からの信号を入力し、この信号が立ち上がると、
バスコンプリート信号をCPU32に出力する。なお、
ウェイト制御回路45−1〜45−Nは、この発明の制
御手段に対応し、セルフテスト機能ブロック42は、こ
の発明のテスト手段に対応する。
【0090】以上の構成において、実施の形態5の動作
について説明する。実施の形態5の動作において、セル
フテスト機能ブロック42のフリップフロップ47は、
CPU32からバスリクエスト信号が出力されると、出
力信号を立ち上げる。フリップフロップ49は、フリッ
プフロップ47の出力信号が立ち上がると、つぎの動作
クロック信号の立上りエッジに同期して、自フリップフ
ロップの出力信号を立ち上げる。一方、フリップフロッ
プ48は、フリップフロップ47の出力信号が立ち上が
ってから、遅延回路46による遅延時間経過後の動作ク
ロック信号の立上りエッジに同期して、自フリップフロ
ップの出力信号を立ち上げる。
【0091】遅延回路46の遅延時間は、周辺回路43
−1〜43−Nの応答時間と一致するように設定してお
く。遅延回路46の遅延時間は、周辺回路43−1〜4
3−Nの応答時間とともに、LSIチップ41の電源電
圧や温度の変化に伴って変化する。また、LSIチップ
41の動作能力に応じて遅延回路46の遅延時間が変化
するので、遅延回路46の遅延時間を検出することによ
って、LSIチップ41の動作能力を検出することがで
きる。さらに、LSIの製造工程において発生するゲー
トのサイズのばらつきや、電荷の注入量のはらつきに応
じて、遅延回路46の遅延時間が変化するので、LSI
の製造工程において、ゲートのサイズのばらつきや、電
荷の注入量のはらつきが発生する場合も、LSIチップ
41の動作能力を検出することができる。
【0092】たとえば、遅延回路46の遅延時間が動作
周期に比して小さい場合は、フリップフロップ48の出
力信号およびフリップフロップ49の出力信号は同時に
立ち上がり、比較器50は、ハイレベルの信号をウェイ
ト制御回路45−1〜45−Nに出力する。一方、遅延
回路46の遅延時間が動作周期に比して大きい場合は、
フリップフロップ49の出力信号のみ立ち上がり、比較
器50は、ローレベルの信号をウェイト制御回路45−
1〜45−Nに出力する。そして、遅延時間経過後の動
作クロック信号の立上りエッジに同期してフリップフロ
ップ48の出力信号が立ち上がると、ハイレベルの信号
をウェイト制御回路45−1〜45−Nに出力する。
【0093】これにより、ウェイト制御回路45−1〜
45−Nは、遅延回路46による遅延時間(クロックサ
イクル数)の情報を得ることができる。アクセス対象の
ウェイト制御回路は、比較器50からの信号が立ち上が
ると、CPU32にバスコンプリート信号を出力する。
あるいは、CPU32または図示しないテスト制御装置
が、図示しないROMに記録されたプログラムに従っ
て、セルフテスト機能ブロック42を制御してテストを
行い、そのテスト結果に応じたウェイト数の情報をウェ
イト制御レジスタ33−1〜33−Nに書き込むように
してもよい。この場合、ウェイト制御回路45−1〜4
5−Nは、実施の形態4のウェイト制御回路35−1〜
35−Nと同じ動作を行う。
【0094】前述したように、実施の形態5によれば、
セルフテスト機能ブロック42が、遅延回路46による
遅延時間(クロックサイクル数)をテスト結果として検
出する。これにより、CPU32による周辺回路43−
1〜43Nに対するアクセスのウェイト数を適切な値に
変更することができるため、LSIチップ41の電源電
圧、LSIチップ41の動作周波数または温度が変化し
た場合も、効率よくアクセスし、適切に動作するととも
に処理能力を向上させることができる。
【0095】実施の形態6.図8は、この発明の実施の
形態6にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構成
を示す図である。実施の形態6のLSIチップ51は、
CPU52と、CPU52がアクセスする周辺回路53
−1〜53−Nと、CPU52による周辺回路53−1
〜53−Nに対するアクセスを要求するバスリクエスト
信号を伝達するバスリクエスト信号線56と、アクセス
処理の終了を通知するバスコンプリート信号を伝達する
バスコンプリート信号線57と、CPU52と周辺回路
53−1〜53−Nとを通信接続する内部アドレス/デ
ータバス58と、実行中のアクセスが読出しアクセスで
あるか書込みアクセスであるかを示すリード/ライト信
号を伝達するリード/ライト信号線60と、LSIチッ
プ51の電源電圧を検出する電源電圧検出回路61とを
備える。
【0096】CPU52は、バスリクエスト信号をウェ
イト制御回路55−1〜55−Nに送信し、読出しアク
セスの場合は、リード/ライト信号をハイレベルにして
ウェイト制御回路55−1〜55−Nに送信し、書込み
アクセスの場合は、リード/ライト信号をローレベルに
してウェイト制御回路55−1〜55−Nに送信する。
そして、CPU52は、内部アドレス/データバス58
を介して周辺回路53−1〜53−Nに対するアクセス
を行う。
【0097】周辺回路53−1〜53−Nは、CPU5
2とともにLSIチップ51内に収められたメモリ,メ
モリコントローラ,タイマ,シリアルI/O等の回路で
あって、個数は特に限定されず、一つまたは二つ以上設
ける。周辺回路53−1〜53−Nは、電源電圧検出回
路61の検出結果に基づいて、CPU52による周辺回
路53−1〜53−Nに対するアクセスのウェイト制御
を行うウェイト制御回路55−1〜55−Nを備える。
電源電圧検出回路61は、電源端子62を介して入力さ
れる電源電圧と、電圧判定基準電圧入力端子63を介し
て入力される電源電圧値判定用の電圧判定基準電圧とを
比較して電源電圧値を検出する。電圧判定基準電圧を用
いずに、電源電圧のみから、その値を検出するようにし
てもよい。
【0098】電源電圧検出回路61は、たとえば、検出
結果が所定値よりも高ければハイレベル、検出結果が所
定値よりも低ければローレベルというように、検出結果
を示す信号を生成し、その信号を各ウェイト制御回路5
5−1〜55−Nに出力する。ウェイト制御回路55−
1〜55−Nは、電源電圧検出回路61の検出結果に基
づいて、読出しウェイト数および書込みウェイト数を決
定し、CPU52による周辺回路53−1〜53−Nに
対するアクセスのウェイト制御を行う。たとえば、電源
電圧検出回路61からの検出結果を示す信号がハイレベ
ルであれば、ウェイト数を1にし、電源電圧検出回路6
1からの検出結果を示す信号がローレベルであれば、ウ
ェイト数を2にする。
【0099】あるいは、各周辺回路53−1〜53−N
にウェイト制御レジスタを設け、各ウェイト制御レジス
タが電源電圧検出回路61の検出結果に応じたウェイト
数の情報を保持するようにしてもよい。この場合、ウェ
イト制御回路55−1〜55−Nは、各ウェイト制御レ
ジスタが保持するウェイト数の情報に基づいてウェイト
制御を行う。なお、ここでは、各周辺回路53−1〜5
3−Nにウェイト制御回路55−1〜55−Nを設けた
例を示したが、周辺回路53−1〜53−Nに共通して
一つのウェイト制御回路を設けてもよい。また、ウェイ
ト制御回路55−1〜55−Nは、この発明の制御手段
に対応する。
【0100】以上の構成において、実施の形態6の動作
について説明する。実施の形態6の動作では、電源電圧
検出回路61が電源電圧を検出し、検出結果を示す信号
をウェイト制御回路55−1〜55−Nに出力する。こ
の信号を受信したウェイト制御回路55−1〜55−N
は、読出しウェイト数および書込みウェイト数を決定す
る。
【0101】つぎに、CPU52による周辺回路53−
1〜53−Nに対するアクセス動作について説明する。
たとえば、CPU52から周辺回路53−1にアクセス
する場合、CPU52は、周辺回路53−1〜53−N
に対してバスリクエスト信号およびリード/ライト信号
を送信し、アクセスを開始する。つぎに、CPU52
は、内部アドレス/データバス58にアドレスデータを
出力し、読出しアクセスの場合は、データ取込みの準備
をし、書込みアクセスの場合は、書込みデータを出力す
る。
【0102】周辺回路53−1〜53−Nは、バスリク
エスト信号,リード/ライト信号およびアドレスデータ
を受信する。そして、アクセス先の周辺回路53−1が
動作し、リード/ライト信号がハイレベルの場合、すな
わち読出しアクセスの場合は、内部アドレス/データバ
ス58に読出しデータを出力し、リード/ライト信号が
ローレベルの場合、すなわち書込みアクセスの場合は、
内部アドレス/データバス58から書込みデータを取り
込む。
【0103】周辺回路53−1内のウェイト制御回路5
5−1は、図示しないカウンタを有しており、バスリク
エスト信号およびリード/ライト信号を受信すると、そ
のリード/ライト信号がハイレベルであるかローレベル
であるかを判定する。そして、ハイレベルの場合は、読
出しアクセスであると判断し、電源電圧検出回路61の
検出結果に基づいて読出しウェイト数情報を決定する。
一方、ローレベルの場合は、書込みアクセスであると判
断し、電源電圧検出回路61の検出結果に基づいて書込
みウェイト数情報を決定する。
【0104】そして、そのウェイト数分のクロックサイ
クルをカウントし、カウント終了後、バスコンプリート
信号をCPU52に送信する。読出しアクセスの場合、
バスコンプリート信号を受信したCPU52は、内部ア
ドレス/データバス58からデータを取り込み、アクセ
ス完了を認識し、次のアクセスに移行する。一方、書込
みアクセスの場合、バスコンプリート信号を受信したC
PU52は、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移
行する。
【0105】前述したように、実施の形態6によれば、
電源電圧検出回路61が、LSIチップ51の電源電圧
を検出し、ウェイト制御回路55−1〜55−Nが、電
源電圧検出回路61の検出結果に基づいて、CPU52
による周辺回路53−1〜53−Nに対するアクセスの
ウェイト数をそれぞれ決定し、アクセスのウェイト制御
をそれぞれ行う。これにより、LSIチップ51の電源
電圧に応じて、CPU52による周辺回路53−1〜5
3−Nに対するアクセスのウェイト数を変更することが
できるため、適切に動作するとともに処理能力を向上さ
せることができる
【0106】実施の形態7.この発明の実施の形態7
は、前述した実施の形態6において、さらに、LSIチ
ップの動作周波数を検出し、動作周波数および電源電圧
に基づいてアクセスのウェイト数を決定するようにした
ものである。図9は、この発明の実施の形態7にかかる
半導体装置(LSIチップ)の概略構成を示す図であ
る。なお、実施の形態6と同一構成の部分には、図8と
同一の符号を付している。
【0107】実施の形態7のLSIチップ71は、実施
の形態6のLSIチップ51において、さらに、LSI
チップ71の動作周波数検出に用いる比較用クロック信
号を生成するリングオシレータ74と、リングオシレー
タ74が生成した比較用クロック信号とLSIチップ7
1を動作させる基準クロック信号(動作クロック信号)
とを比較し、動作周波数(動作クロック信号の周波数)
を検出する周波数検出回路72とを備える。また、実施
の形態7のLSIチップ71は、実施の形態6のウェイ
ト制御回路55−1〜55−Nに代えて、周波数検出回
路72の検出結果および電源電圧検出回路61の検出結
果に基づいて読出しウェイト数および書込みウェイト数
を決定するウェイト制御回路75−1〜75−Nを備え
る。
【0108】実施の形態7の周辺回路73−1〜73−
Nと実施の形態6の53−1〜53−Nとは、ウェイト
制御回路の構成が異なる。LSIチップ71は、基準ク
ロック信号に加え、LSIチップ71の動作用の他のク
ロック信号を外部から入力してもよい。リングオシレー
タ74は、比較用クロック信号を生成する。周波数検出
回路72は、LSIチップ71の動作クロック信号の所
定周期分の期間内において、比較用クロック信号のクロ
ック数をカウントすることによって、LSIチップ71
の動作周波数を検出する。周波数検出回路は、たとえ
ば、検出結果が所定値よりも高ければハイレベル、検出
結果が所定値よりも低ければローレベルというように、
検出結果を示す信号を生成し、その信号を各ウェイト制
御回路75−1〜75−Nに出力する。
【0109】ウェイト制御回路75−1〜75−Nは、
周波数検出回路72の検出結果および電源電圧検出回路
61の検出結果に基づいて、読出しウェイト数および書
込みウェイト数を決定し、CPU52による周辺回路7
3−1〜73−Nに対するアクセスのウェイト制御を行
う。たとえば、電源電圧検出回路61からの検出結果を
示す信号がハイレベルであって周波数検出回路72から
の検出結果を示す信号がローレベルであれば、ウェイト
数を1にし、電源電圧検出回路61からの検出結果を示
す信号がローレベルであって周波数検出回路72からの
検出結果を示す信号がハイレベルであれば、ウェイト数
を3にする。
【0110】あるいは、各周辺回路73−1〜73−N
にウェイト制御レジスタを設け、各ウェイト制御レジス
タが電源電圧検出回路61および周波数検出回路72の
検出結果に応じたウェイト数の情報を保持するようにし
てもよい。この場合、ウェイト制御回路75−1〜75
−Nは、各ウェイト制御レジスタが保持するウェイト数
の情報に基づいてウェイト制御を行う。
【0111】なお、ここでは、各周辺回路73−1〜7
3−Nにウェイト制御回路75−1〜75−Nを設けた
例を示したが、周辺回路73−1〜73−Nに共通して
一つのウェイト制御回路を設けてもよい。また、ウェイ
ト制御回路75−1〜75−Nは、この発明の制御手段
に対応し、リングオシレータ74は、この発明の比較用
クロック生成手段に対応し、周波数検出回路72は、こ
の発明の動作クロック検出手段に対応する。
【0112】以上の構成において、実施の形態7の動作
について説明する。実施の形態7の動作では、周波数検
出回路72が動作周波数を検出し、電源電圧検出回路6
1が電源電圧を検出し、ウェイト制御回路75−1〜7
5−Nが読出しウェイト数および書込みウェイト数を決
定する。他の動作は、実施の形態6と同じである。
【0113】前述したように、実施の形態7によれば、
周波数検出回路72が、LSIチップ71の動作周波数
を検出し、ウェイト制御回路75−1〜75−Nが、周
波数検出回路72の検出結果に基づいて、CPU52に
よる周辺回路73−1〜73−Nに対するアクセスのウ
ェイト数を決定し、アクセスのウェイト制御を行う。こ
れにより、LSIチップ71の動作周波数に応じて、C
PU52による周辺回路73−1〜73−Nに対するア
クセスのウェイト数を変更することができるため、適切
に動作するとともに処理能力を向上させることができ
る。
【0114】実施の形態8.図10は、この発明の実施
の形態8にかかる半導体装置(LSIチップ)の概略構
成を示す図である。実施の形態8のLSIチップ81
は、CPU82と、CPU82がアクセスする周辺回路
83−1〜83−Nと、CPU82による周辺回路83
−1〜83−Nに対するアクセスを要求するバスリクエ
スト信号を伝達するバスリクエスト信号線86と、アク
セス処理の終了を通知するバスコンプリート信号を伝達
するバスコンプリート信号線87と、CPU82と周辺
回路83−1〜83−Nとを通信接続する内部アドレス
/データバス88と、実行中のアクセスが読出しアクセ
スであるか書込みアクセスであるかを示すリード/ライ
ト信号を伝達するリード/ライト信号線90と、周辺回
路83−1〜83−N用の動作クロック信号を生成する
クロックコントローラ91とを備える。
【0115】クロックコントローラ91は、周辺回路8
3−1〜83−N用の動作クロック信号の分周比の情報
を切替え可能に保持するクロック選択レジスタ92と、
クロック選択レジスタ92に保持された分周比の情報に
基づいて、LSIチップ81の動作クロック信号を分周
して周辺回路83−1〜83−N用の動作クロック信号
を生成し、その信号を周辺回路83−1〜83−Nに供
給するクロック選択回路93とを備える。クロック選択
レジスタ92が保持する分周比の情報の切替えは、たと
えば、CPU82からの書込みによって行う。クロック
選択レジスタ92の分周比は、分周なし,2分周,4分
周等、複数の値から選択する。
【0116】周辺回路83−1〜83−Nは、CPU8
2とともにLSIチップ81内に収められたタイマ,ク
ロックドシリアルI/O等の回路であって、個数は特に
限定されず、一つまたは二つ以上設ける。周辺回路83
−1〜83−Nは、クロック選択レジスタ92が保持す
る分周比の情報に基づいて、CPU82による周辺回路
83−1〜83−Nに対するアクセスのウェイト制御を
行うウェイト制御回路85−1〜85−Nを備える。ウ
ェイト制御回路85−1〜85−Nは、クロック選択レ
ジスタ92が保持する分周比の情報に基づいて、読出し
ウェイト数および書込みウェイト数を決定し、CPU8
2による周辺回路83−1〜83−Nに対するアクセス
のウェイト制御を行う。
【0117】クロック選択回路93は、クロック選択レ
ジスタ92に保持された分周比の情報に基づいて、LS
Iチップ81の動作クロック信号を分周して周辺回路8
3−1〜83−N用の動作クロック信号を生成し、その
信号を周辺回路83−1〜83−Nに供給する。CPU
82は、バスリクエスト信号をウェイト制御回路85−
1〜85−Nに送信し、読出しアクセスの場合は、リー
ド/ライト信号をハイレベルにしてウェイト制御回路8
5−1〜85−Nに送信し、書込みアクセスの場合は、
リード/ライト信号をローレベルにしてウェイト制御回
路85−1〜85−Nに送信する。そして、CPU82
は、内部アドレス/データバス88を介して周辺回路8
3−1〜83−Nに対するアクセスを行う。
【0118】ウェイト制御回路85−1〜85−Nは、
読出しアクセスの場合、周辺回路83−1〜83−N用
の動作周波数に基づいて決定した読出しウェイト数情報
に基づいて、アクセスの待ち時間をカウントし、CPU
82にバスコンプリート信号を送信する。また、ウェイ
ト制御回路85−1〜85−Nは、書込みアクセスの場
合、周辺回路83−1〜83−N用の動作周波数に基づ
いて決定した書込みウェイト数情報に基づいて、アクセ
スの待ち時間をカウントし、CPU82にバスコンプリ
ート信号を送信する。
【0119】あるいは、各周辺回路83−1〜83−N
にウェイト制御レジスタを設け、各ウェイト制御レジス
タがクロック選択レジスタの分周比の情報に応じたウェ
イト数の情報を保持するようにしてもよい。この場合、
ウェイト制御回路85−1〜85−Nは、各ウェイト制
御レジスタが保持するウェイト数の情報に基づいてウェ
イト制御を行う。なお、ここでは、各周辺回路83−1
〜83−Nにウェイト制御回路85−1〜85−Nを設
けた例を示したが、周辺回路83−1〜83−Nに共通
して一つのウェイト制御回路を設けてもよい。また、ウ
ェイト制御回路85−1〜85−Nは、この発明の制御
手段に対応し、クロックコントローラ91は、この発明
の周辺回路用動作クロック生成手段に対応する。
【0120】以上の構成において、実施の形態8の動作
について説明する。実施の形態8の動作では、クロック
コントローラ91が周辺回路83−1〜83−N用の動
作クロック信号を生成するとともに、周辺回路83−1
〜83−N用の動作周波数を示す分周比の情報を周辺回
路83−1〜83−Nに送信する。つぎに、CPU82
による周辺回路83−1〜83−Nに対するアクセス動
作について説明する。たとえば、CPU82から周辺回
路83−1にアクセスする場合、CPU82は、周辺回
路83−1〜83−Nに対してバスリクエスト信号およ
びリード/ライト信号を送信し、アクセスを開始する。
つぎに、CPU82は、内部アドレス/データバス88
にアドレスデータを出力し、読出しアクセスの場合は、
データ取込みの準備をし、書込みアクセスの場合は、書
込みデータを出力する。
【0121】周辺回路83−1〜83−Nは、バスリク
エスト信号,リード/ライト信号およびアドレスデータ
を受信する。そして、アクセス先の周辺回路83−1が
動作し、リード/ライト信号がハイレベルの場合、すな
わち読出しアクセスの場合は、内部アドレス/データバ
ス88に読出しデータを出力し、リード/ライト信号が
ローレベルの場合、すなわち書込みアクセスの場合は、
内部アドレス/データバス88から書込みデータを取り
込む。
【0122】周辺回路83−1内のウェイト制御回路8
5−1は、図示しないカウンタを有しており、バスリク
エスト信号およびリード/ライト信号を受信すると、そ
のリード/ライト信号がハイレベルであるかローレベル
であるかを判定する。そして、ハイレベルの場合は、読
出しアクセスであると判断し、クロックコントローラ9
1の分周比の情報に基づいて読出しウェイト数情報を決
定する。一方、ローレベルの場合は、書込みアクセスで
あると判断し、クロックコントローラ91の分周比の情
報に基づいて書込みウェイト数情報を決定する。たとえ
ば、分周比が2分周であれば、ウェイト数が「1」、分
周比が4分周であればウェイト数が「3」というように
ウェイト数情報を決定する。
【0123】そして、そのウェイト数分のクロックサイ
クルをカウントし、カウント終了後、バスコンプリート
信号をCPU82に送信する。読出しアクセスの場合、
バスコンプリート信号を受信したCPU82は、内部ア
ドレス/データバス88からデータを取り込み、アクセ
ス完了を認識し、次のアクセスに移行する。一方、書込
みアクセスの場合、バスコンプリート信号を受信したC
PU82は、アクセス完了を認識し、次のアクセスに移
行する。
【0124】前述したように、実施の形態8によれば、
クロックコントローラ91が、周辺回路83−1〜83
−Nを動作させる周辺回路用動作クロック信号を生成
し、ウェイト制御回路85−1〜85−Nが、クロック
コントローラ91が生成する周辺回路用動作クロック信
号の周波数に基づいて、CPU82による周辺回路83
−1〜83−Nに対するアクセスのウェイト数を決定
し、アクセスのウェイト制御を行う。これにより、周辺
回路用動作周波数に応じて、CPU82による周辺回路
83−1〜83−Nに対するアクセスのウェイト数を変
更することができるため、適切に動作するとともに処理
能力を向上させることができる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、保持手段が、ウェイト数情報を変更可能に保持し、
制御手段が、ウェイト数情報に基づいて、アクセスのウ
ェイト制御を行う。これにより、CPUによる周辺回路
に対するアクセスのウェイト数を変更することができる
ため、適切に動作するとともに処理能力を向上させるこ
とができる、という効果を奏する。
【0126】次の発明によれば、保持手段が各周辺回路
ごとのウェイト数情報を保持することによって、各周辺
回路ごとにウェイト数情報を変更することができるた
め、処理能力をさらに向上させることができる、という
効果を奏する。
【0127】次の発明によれば、保持手段が、書込みウ
ェイト数情報および読出しウェイト数情報をそれぞれ変
更可能に保持し、制御手段が、書込みウェイト数情報に
基づいて、書込みアクセスのウェイト制御を行い、読出
しウェイト数情報に基づいて、読出しアクセスのウェイ
ト制御を行う。これにより、書込みアクセスおよび読出
しアクセスについてそれぞれ別個にアクセスのウェイト
制御を行うことができるため、処理能力をさらに向上さ
せることができる、という効果を奏する。
【0128】次の発明によれば、入力接続手段が、CP
Uによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を指定
する指定信号を半導体装置外部から半導体装置内部に入
力接続し、制御手段が、入力接続手段を介して入力され
た指定信号に基づいてアクセスのウェイト制御を行う。
これにより、CPUによる周辺回路に対するアクセスの
ウェイト数を変更することができるため、適切に動作す
るとともに処理能力を向上させることができる、という
効果を奏する。
【0129】次の発明によれば、テスト手段が、アクセ
スに必要なウェイト数に関するデータを検出するテスト
を行い、制御手段が、テスト手段のテスト結果に基づい
て、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト
数を決定し、アクセスのウェイト制御を行う。これによ
り、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト
数を適切な値に変更することができるため、適切に動作
するとともに処理能力を向上させることができる、とい
う効果を奏する。
【0130】次の発明によれば、テスト手段が、周辺回
路と同等の応答時間を有するアクセス対象手段に対する
アクセスを行い、該アクセスが成功したか否かを判定
し、アクセス対象手段に対するアクセスに必要なウェイ
ト数をテスト結果として求める。これにより、CPUに
よる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を適切な値
に変更することができるため、適切に動作するとともに
処理能力を向上させることができる、という効果を奏す
る。
【0131】次の発明によれば、テスト手段が、周辺回
路の応答時間と同等の遅延時間を有する遅延手段による
遅延時間をテスト結果として検出する。これにより、C
PUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を適
切な値に変更することができるため、適切に動作すると
ともに処理能力を向上させることができる、という効果
を奏する。
【0132】次の発明によれば、電源電圧検出手段が、
半導体装置の電源電圧を検出し、制御手段が、電源電圧
検出手段の検出結果に基づいて、CPUによる周辺回路
に対するアクセスのウェイト数を決定し、アクセスのウ
ェイト制御を行う。これにより、半導体装置の電源電圧
に応じて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数を変更することができるため、適切に動作する
とともに処理能力を向上させることができる、という効
果を奏する。
【0133】次の発明によれば、動作クロック検出手段
が、半導体装置を動作させる動作クロック信号の周波数
(動作周波数)を検出し、制御手段が、動作クロック検
出手段の検出結果に基づいて、CPUによる周辺回路に
対するアクセスのウェイト数を決定し、アクセスのウェ
イト制御を行う。これにより、半導体装置の動作周波数
に応じて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数を変更することができるため、適切に動作する
とともに処理能力を向上させることができる、という効
果を奏する。
【0134】次の発明によれば、動作クロック検出手段
が、所定の周波数の比較用クロック信号を生成する比較
用クロック生成手段を有し、比較用クロック信号と動作
クロック信号とを比較して動作クロック信号の周波数を
検出するため、半導体装置の動作周波数を検出すること
ができる、という効果を奏する。
【0135】次の発明によれば、周辺回路用動作クロッ
ク生成手段が、周辺回路を動作させる周辺回路用動作ク
ロック信号を生成し、制御手段が、周辺回路用動作クロ
ック生成手段が生成する周辺回路用動作クロック信号の
周波数に基づいて、CPUによる周辺回路に対するアク
セスのウェイト数を決定し、アクセスのウェイト制御を
行う。これにより、周辺回路用の動作周波数に応じて、
CPUによる周辺回路に対するアクセスのウェイト数を
変更することができるため、適切に動作するとともに処
理能力を向上させることができる、という効果を奏す
る。
【0136】次の発明によれば、半導体装置を動作させ
る動作クロック信号の周波数、半導体装置の電源電圧お
よび/または周辺回路用の動作クロック信号の周波数に
基づいて、CPUによる周辺回路に対するアクセスのウ
ェイト数が変更される。これにより、半導体装置の動作
周波数、半導体装置の電源電圧および/または周辺回路
用の動作周波数に応じて、CPUによる周辺回路に対す
るアクセスのウェイト数を適切な値に変更することがで
きるため、適切に動作するとともに処理能力を向上させ
ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図5】 実施の形態4にかかるテスト動作の処理手順
を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図7】 図6に示したセルフテスト機能ブロックの概
略構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態6にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態7にかかる半導体装置
の概略構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態8にかかる半導体装
置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,71,81 半導
体装置、2,12,22,32,52,82 CPU、
3−1〜3−N,13−1〜13−N,23−1〜23
−N,33−1〜33−N,43−1〜43−N,53
−1〜53−N,73−1〜73−N,83−1〜83
−N 周辺回路、4−1〜4−N,14−1〜14−
N,24−1〜24−N,34−1〜34−N ウェイ
制御レジスタ、5−1〜5−N,15−1〜15−N,
25−1〜25−N,35−1〜35−N,45−1〜
45−N,55−1〜55−N,75−1〜75−N,
85−1〜85−N ウェイト制御回路、6,16,2
6,36,56,86 バスリクエスト信号線、7,1
7,27,37,57,87 バスコンプリート信号
線、8,18,28,38,58,88 内部アドレス
/データバス、9,19,39a ROM,20,3
0,40,60,90 リード/ライト信号線、29
ウェイト制御信号入力端子、39,42 セルフテスト
機能ブロック、46ディレイ回路、47〜49 フリッ
プフロップ、50 比較器、61 電源電圧検出回路、
62 電源端子、63 電圧判定基準電圧入力端子、7
2 周波数検出回路、74 リングオシレータ、76
動作クロック信号入力端子、91クロックコントロー
ラ、92 クロック選択レジスタ、93 クロック選択
回路、94 動作クロック信号入力端子。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 U (72)発明者 島津 之彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EB03 FA02 FA04 FA08 FB03 FB04 GD35 GE05 5B062 AA05 DD10 HH02 5B077 AA17 AA18 BB04 GG05 GG23 GG24 GG25 NN02 5B079 AA06 AA07 BA01 BB04 BC01 BC03 BC05 CC02 CC16 5F038 DF04 DF05 DF08 DF17 DT08 DT18 EZ20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと該CPUがアクセスする周辺回
    路とを内蔵した半導体装置において、 前記CPUによる前記周辺回路に対するアクセスのウェ
    イト数を示すウェイト数情報を変更可能に保持する保持
    手段と、 前記ウェイト数情報に基づいて、前記アクセスのウェイ
    ト制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺回路を複数設け、 前記保持手段は、前記各周辺回路ごとのウェイト数情報
    を保持することを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ウェイト数情報は、前記CPUによ
    る前記周辺回路に対する書込みアクセスのウェイト数を
    示す書込みウェイト数情報および前記CPUによる前記
    周辺回路に対する読出しアクセスのウェイト数を示す読
    出しウェイト数情報を含み、 前記制御手段は、前記書込みウェイト数情報に基づいて
    前記書込みアクセスのウェイト制御を行い、前記読出し
    ウェイト数情報に基づいて前記読出しアクセスのウェイ
    ト制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 CPUおよび該CPUがアクセスする周
    辺回路を内蔵した半導体装置において、 前記CPUによる前記周辺回路に対するアクセスのウェ
    イト数を指定し、自半導体装置外部から入力される指定
    信号を自半導体装置内部に入力接続する入力接続手段
    と、 前記入力接続手段を介して入力された前記指定信号に基
    づいて、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手段
    と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 CPUおよび該CPUがアクセスする周
    辺回路を内蔵した半導体装置において、 前記アクセスに必要なウェイト数に関するデータを検出
    するテストを行うテスト手段と、 前記テスト手段のテスト結果に基づいて、前記CPUに
    よる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト数を決定
    し、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記テスト手段は、前記周辺回路と同等
    の応答時間を有するアクセス対象手段を有し、前記アク
    セス対象手段に対するアクセスを行い、該アクセスが成
    功したか否かを判定し、前記アクセス対象手段に対する
    アクセスに必要なウェイト数を前記テスト結果として求
    めることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記テスト手段は、前記周辺回路の応答
    時間と同等の遅延時間を有する遅延手段を有し、前記遅
    延手段による遅延時間を前記テスト結果として検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 CPUおよび該CPUがアクセスする周
    辺回路を内蔵した半導体装置において、 自半導体装置の電源電圧を検出する電源電圧検出手段
    と、 前記電源電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記CP
    Uによる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト数を
    決定し、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手段
    と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 CPUおよび該CPUがアクセスする周
    辺回路を内蔵した半導体装置において、 自半導体装置を動作させる動作クロック信号の周波数を
    検出する動作クロック検出手段と、 前記動作クロック検出手段の検出結果に基づいて、前記
    CPUによる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト
    数を決定し、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手
    段と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記動作クロック検出手段は、所定の
    周波数の比較用クロック信号を生成する比較用クロック
    生成手段を有し、前記比較用クロック信号と前記動作ク
    ロック信号とを比較して前記動作クロック信号の周波数
    を検出することを特徴とする請求項9に記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 CPUおよび該CPUがアクセスする
    周辺回路を内蔵した半導体装置において、 前記周辺回路を動作させる周辺回路用動作クロック信号
    を生成する周辺回路用動作クロック生成手段と、 前記周辺回路用動作クロック生成手段が生成する前記周
    辺回路用動作クロック信号の周波数に基づいて、前記C
    PUによる前記周辺回路に対するアクセスのウェイト数
    を決定し、前記アクセスのウェイト制御を行う制御手段
    と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 CPUと該CPUがアクセスする周辺
    回路とを内蔵した半導体装置を動作させる動作クロック
    信号の周波数、前記半導体装置の電源電圧および/また
    は前記周辺回路用の動作クロック信号の周波数に基づい
    て、前記CPUによる前記周辺回路に対するアクセスの
    ウェイト数を変更させるアクセスウェイト数変更プログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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