JP2004070851A - データ入出力装置 - Google Patents

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JP2004070851A JP2002232453A JP2002232453A JP2004070851A JP 2004070851 A JP2004070851 A JP 2004070851A JP 2002232453 A JP2002232453 A JP 2002232453A JP 2002232453 A JP2002232453 A JP 2002232453A JP 2004070851 A JP2004070851 A JP 2004070851A
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Masaya Kondo
近藤 真哉
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Abstract

【課題】本発明は、同一チップ上に搭載され、データを一時記憶するデータバッファメモリと順序制御手段から構成されているデータ入出力装置であって、データバッファメモリを使用して、外部からデータを取り込み、効率よく順序制御手段に外部からのデータを伝達するデータ入出力装置を提供する。
【解決手段】少なくとも、書込アドレス発生回路と、読出アドレス発生回路と、データ転送制御回路と、デュアルポートメモリとシングルポートメモリで構成するデータバッファと、順序制御手段とを有するデータ入力装置において、データ転送制御回路は書込と読出のアドレス間の比較手段と比較結果を表すステータス信号出力手段を備え、順序制御手段は前記ステータス信号に応じてデータバッファを制御する手段を備え、データバッファメモリは順序制御手段の制御により外部データを入出力する手段を備えていることにより、上記目的を達成する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一チップ上に搭載され、デュアルポートメモリとシングルポートメモリから構成された、データを一時記憶するデータバッファメモリ及びプロセッサ(順序制御手段)から構成されていることを特徴とし、外部からデータを取り込み、効率よくプロセッサ(順序制御手段)に外部からのデータを伝達するデータ入出力装置に関する。
【0002】
近年、画像処理装置、携帯機器等の電子機器の小型化の為に使用されるASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれる大規模集積回路では、高機能化要求による回路規模の増大が著しい。例えば、それらの機器が扱う画像又は音声のデータ量は急激に増加していることに伴って、大規模集積回路上の一時記憶の為のデータバッファメモリ容量が増大し、同一チップ上のメモリ部分が占める面積は総チップ面積の5割〜8割を占めるにいたっている。
【0003】
そこで、高密度化によるチップ面積の縮小と共に、データ入出力装置の技術分野では、データバッファメモリ部分が占める面積縮小が求められている。
【0004】
【従来の技術】
デュアルポートメモリ(以下「DPM」という)とはデータ入出力、アドレス入力及びコントロール入力からなるポートを2ポート持ち、メモリ部に対し両ポートから独立してアクセス可能なメモリをいい、メモリ部を介するデータの入出力を2方向に対し並列で行える為、プロセッサ間のデータ経由手段、データバス間のデータ経由手段、チップ外部とチップ内部データバス或いはプロセッサ間のデータ経由手段として用いられている。
【0005】
DPMの種類には、双方のポートからの同一アドレスに対する書き込み動作の競合を回避する為の手段として、調停回路を備える調停型DPM、双方のポートに対して、専用のワード線、データ線及びアドレスデコーダ等を備える完全並列型DPM等がある。
しかし、いずれのDPMについても、シングルポートのメモリに比較し、調停回路などの周辺回路が余計に必要な為、プロセッサと同一チップ上に組み込む場合には、全体のチップ面積を増大させる原因となっている。
【0006】
そこで、ASICにDPMを用いる場合には、チップ面積増大の防止の為、図7に示す従来例(特開平7−302241 図1参照)が提案された。
ここで、図7に示されるデータプロセッサ27は内部データバス30に共通接続されたCPU26、RAM25、外部インターフェイス回路40、アドレスレジスタ回路50、リードデータレジスタ回路60、ライトデータレジスタ回路65及びDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)70を備えるとともにDMACに接続されたデータ転送起動制御回路80を備える。また、リードデータレジスタ回路60及びライトデータレジスタ回路65は内部データバスと外部とから双方向にデータを書込及び読出可能である。さらに、データプロセッサ27は外部プロセッサ90と伴に外部バス100に接続している。
【0007】
そして、上記のデータプロセッサ27は、内部及び外部からのアクセスに対し、データレジスタ60、65をRAMのバッファとして用い、該データレジスタに対する外部からのアクセスに同期してそのデータレジスタ60、65とRAM25との間のデータ転送制御を行う構成によって、大記憶容量のDPMと同様な機能をチップサイズの増大がなく実現させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、小記憶容量のDPMと同様な機能をもつデータレジスタを一時記憶としてプロセッサ(順序制御手段)と同一チップに組み込む場合に、チップサイズの増大を防止する為、DPMとプロセッサ(順序制御手段)間のデータバス上にシングルポートメモリを接続して、外部データを一時退避させる構成をとると、次のような問題が生じる。
【0009】
本来、外部データを取り込み一時記憶する為には、シングルポートメモリでもよいのであるが、プロセッサ(順序制御手段)がデータを要求した時と同時に外部からデータの入力があった時には、シングルポートメモリには1ポートしかないので、外部データの取り込みが優先となり、プロセッサ(順序制御手段)はデータが取り込めないという不都合があった。これを解消する為にDPMが用いられていられているのである。しかるに、DPM採用によるチップ面積増大を防止する為、プロセッサ(順序制御手段)とDPM間のデ−タバス上にシングルポートメモリを接続し、データを退避する構成をとった場合には、プロセッサ(順序制御手段)のデータ取り込みが外部データの取り込みにより中断するのは避けられるが、他方、DPMからシングルポートメモリへのデータ退避動作(以下「データ退避」という)と、シングルポートメモリからのデータ取り込み動作(以下「Sデータ取り込み」という)と、DPMからのデータ取り込み動作(以下「Dデータ取り込み」という)の間でDPMとプロセッサ(順序制御手段)間のデータバス使用について調整を行う必要が生じた。
【0010】
従って、外部データの取り込みにより、プロセッサ(順序制御手段)に対するデータ取り込みの中断が起きることはなくなったが、上記のデータバス使用についての調整の為、プロセッサ(順序制御手段)はDPM等に命令を送る必要があり、命令送付の間及び命令が各部分で実行されるまでの間はデータバス上のデータ転送に空白期間ができ、プロセッサ(順序制御手段)のデータ取り込みの期間が減少することとなった。
【0011】
また、それまでは、プロセッサ(順序制御手段)はDPMにデータ出力命令を出すだけであったが、上記のデータバス使用についての調整に伴って、Sデータ取り込み、Dデータ取り込み及びデータ退避の調整を行う為、シングルポートメモリ、DPMの状態の監視とその命令出力にその能力をとられ、負荷が増大することになった。
【0012】
以上から、従来例ではDPMの容量増加は避けられ、チップサイズの増大は抑えられることにはなるが、プロセッサ(順序制御手段)の負荷が増大すること及び、プロセッサ(順序制御手段)によるデータ取り込み期間の減少は避けられない。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、
プロセッサ(順序制御手段)の負荷はそれ程増大させずに、プロセッサ(順序制御手段)のデータ取り込み期間を増加させ、より効率的に外部データがプロセッサ(順序制御手段)に入出力できる装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為、請求項1に記載した発明は
少なくとも第1のアドレス発生回路(書込アドレス発生回路)と、第2のアドレス発生回路(読出アドレス発生回路)と、データ転送制御回路と、デュアルポートメモリと、シングルポートメモリと、プロセッサ(順序制御手段)とを備えたデータ入出力装置であって、
前記書込アドレス発生回路はデータ入出力装置外部から入力されたの第1の命令信号(以下「外部入力命令信号」という)に応じて、前記デュアルポートメモリの第1のポートに第1のアドレス(書込アドレス)を順次増加させながら発生する手段を備え、
前記読出アドレス発生回路はプロセッサ(順序制御手段)から入力された第2の命令信号(読出信号)に応じて、前記デュアルポートメモリの第2のポートに第2のアドレス(読出アドレス)を順次増加させながら発生する手段を備え、
前記データ転送制御回路は前記書込アドレスと前記読出アドレスとを比較する手段と、前記読出アドレスと前記書込アドレスが異なる時は前記プロセッサ(順序制御手段)に第1のステータス信号を出力する手段を備え、
(ここで、ステータス信号とは、状態を知らせる信号を意味する。)
前記プロセッサ(順序制御手段)は前記第1のステータス信号に応じて、前記デュアルポートメモリの第2のポートと前記読出アドレス発生回路に前記読出命令信号(DPMからシングルポートメモリに対してのデータ退避の為に、DPMに命令する信号)を出力する手段と、前記シングルポートメモリに第3の命令信号(DPMからシングルポートメモリに対してのデータ退避為に、前記シングルポートメモリに命令する信号)と第4の命令信号(シングルポートメモリからプロセッサ(順序制御手段)へのSデータ取り込み命令信号)と第3のアドレス(シングルポートメモリからプロセッサ(順序制御手段)へのSデータ取り込み時に使用する読出アドレス)を出力する手段を備え、
前記DPMは前記外部入力命令信号に応じて、前記書込アドレスを用いて、前記デュアルポートメモリの第1のポートにデータ入出力装置外部から入力された第1のデータ(以下「外部データ」という)と第4のアドレス(データ入出力装置外部から入力されたアドレスをいい以下「外部アドレス」という)を記憶する手段と、前記読出命令信号に応じて前記第2のアドレスを用いて、前記第2のポートから前記外部データと前記外部アドレスを前記シングルポートメモリと前記DPMの前記第2ポート間の第1のデータバスを通じて出力する手段を備え、
前記シングルポートメモリは前記第3の命令信号に応じて、前記外部アドレスを用いて、前記外部データを記憶する記憶する手段と、前記第4の命令信号に応じて、前記第3のアドレスを用いて、前記外部データを前記プロセッサ(順序制御手段)と前記シングルポートメモリ間の第2のデータバスを通じて出力する手段を備えることを特徴とするデータ入出力装置を提供する。
【0014】
上記のデータ入出力装置では、プロセッサ(順序制御手段)の外部データ取り込み動作はシングルポートメモリから行うSデータ取り込みのみとなり、データバス上での競合をSデータ取り込みとデータ退避に絞ることができる。従って、命令信号の切り換え頻度が減少し、命令信号の切り換えに伴うデータ転送の空白期間の減少が達成される為、プロセッサ(順序制御手段)による外部データの取り込みは効率よく行える。
【0015】
また、プロセッサ(順序制御手段)はDPMに関する外部データの入出力タイミング管理をデータ転送制御回路に任せた為、Sデータ取り込みとデータ退避間の調整のみを行えばよく、負荷が軽減する。
よって、データ入出力装置はより効率的に外部データの取り込みが行える。
また、請求項2に記載する発明では、
請求項1に記載したプロセッサ(順序制御手段)は前記第1のステータス信号に応じた前記第2の命令信号発生及び前記第3の命令信号発生が前記第4の命令信号発生とは排他とする手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置を提供する。
【0016】
請求項2に記載のデータ入出力装置では、
データ退避信号である前記第2の信号及び第3の信号とSデータ取り込み信号である前記第4の信号発生はプロセッサ(順序制御手段)の命令信号に含まれることとし、プロセッサ(順序制御手段)が前記第2の命令信号発生及び前記第3の命令信号発生と前記第4の信号発生を排他的に行うことによりデータ退避とSデータ取り込みの調整を容易かつ確実なものとすることができる。
【0017】
加えて、請求項3に記載する発明では、
請求項1に記載したデータ転送回路は前記プロセッサ(順序制御手段)が発生する同期クロックに同期してカウントを行い、所定の周期で第2のステータス信号を出力する時間計測回路と、前記第2のステータス信号及び前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを比較した結果を示す第3のステータス信号から前記第3の信号を発生する手段をさらに備え、請求項1に記載したプロセッサ(順序制御手段)は同期クロック発生回路と、前記第2の命令信号及び前記第3の命令信号及び前記第4の信号を含む命令信号を発生する手段と、前記第3のステータス信号を受けた際に、現在行っている命令信号発生の直後に第2の命令信号発生及び第3の命令信号発生を行う手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置を提供する。
【0018】
請求項3に記載のデータ入出力装置では、プロセッサ(順序制御手段)は、データ退避とSデータ取り込みの調整を所定の周期毎に判断すればよく、さらにプロセッサ(順序制御手段)の負荷を軽減する。
従って、プロセッサ(順序制御手段)の負荷はそれ程増大させずに、プロセッサ(順序制御手段)のデータ取り込み期間を増加させ、より効率的に外部データがプロセッサ(順序制御手段)に入出力できる装置を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1に、請求項1の発明に係わるデータ入出力部を示す。
請求項1の発明に係わるデータ入出力部はプロセッサ1(以下、プロセッサは順序制御回路及びクロック発生回路を含むとともに、一般的なプロセッサの機能をすべて備えるものとする)、アドレス切り換えスイッチ2、シングルポートメモリ3、DPMメモリ4、書込・読出信号切り換えスイッチ5、プロセッサ1とシングルポートメモリ間のデータバス6、シングルポートメモリ3とDPM間のデータバス7、DPM用書き込みアドレス発生回路8、DPM用読み出しアドレス発生回路9、データ転送制御部10、読出信号オン・オフスイッチ14を備え、シングルポートメモリ3はプロセッサ1の一時記憶領域として動作する。
【0020】
また、図2に請求項2の発明に係わるデータ入出部を示す。請求項2の発明に係わるデータ入出力部は請求項1の発明に係わるデータ入出力部を構成するプロセッサ1が命令発生部13をさらに備えていることにある。
ここで、本発明に係わるデータ入出力部は他の半導体集積回路とともに、1個の半導体基板上に形成され、大規模集積回路を構成し、外部機器等と接続されており、前記大規模集積回路のデータ入出力部分として動作し、外部機器からのランダムなデータ入力に対するインターフェイスとなっている。以下に本発明に係わる入出力部の詳細動作を説明する。
【0021】
本発明に係わるデータ入出力部は外部データの受け取り、及び、DPMからシングルポートメモリへのデータ退避にあたって、図3の信号波形図で示すような動作をする。
ここで、信号波形は上段から下段に向け、外部からのデータ波形、外部からの書込信号波形、DPM用書込アドレス信号波形、DPM用読出アドレス信号波形、データ転送制御部からプロセッサに送付されるデータ転送可能信号、プロセッサからDPM及びシングルポートメモリに送付される読出・書込命令、DPMからシングルポートメモリに送付されるデータ波形を示している。
【0022】
すなわち、大規模集積回路に対し、外部機器から、書き込み信号、アドレス情報及び外部データが入力された場合(図3に示す信号波形図中外部からのデータに相当)、DPMの外部側のポートからアドレス情報及び外部データを受け入れ、書き込み信号(図3に示す外部からの書込信号波形に相当)に応じて、書き込みアドレス発生回路が出力したアドレス(図3に示すアドレスBすなわち、DPM用書込アドレス信号波形に相当)を使用して、DPMはアドレス情報及び外部データを記憶する。
【0023】
この時、書き込みアドレス発生回路は、書き込み信号に対して、シーケンシャルにアドレスを発生させる。
次にデータ転送制御回路は常に書き込みアドレス発生回路が保持しているアドレスと読み出しアドレス発生回路が保持しているアドレスを比較して、比較の結果、読み出しアドレスと書き込みアドレスが異なる場合は、プロセッサに対して、アドレスが異なっている旨の信号(以下「データ転送可能信号」という)を出力する。
【0024】
上記データ転送可能信号を受けたプロセッサは、DPMの読み出し側のポートと読み出しアドレス発生回路に読み出し信号を、シングルポートメモリに書き込み信号を前記データ転送可能信号が出力されなくなるまで、データ退避の為、繰り返し出力する。従って、DPMからシングルポートメモリに対しデータ退避(図3に示すDPMからシングルポートメモリに対するデータ退避に相当)が行われる。
【0025】
この時、読み出しアドレス発生回路はプロセッサからのDPM読み出し信号に応じて、アドレス(図3に示すアドレスAに相当)をシーケンシャルに発生する。
その結果、読み出しアドレスは順次インクリメントされ、最終的には書き込みアドレスと一致する。従って、データ転送制御部はデータ転送可能信号の出力を中止するので、DPMからシングルポートRAMに向かって行う外部データとそれに付随するアドレス情報のデータ退避は終了する。
【0026】
さらに、本発明に係わるデータ入出力部は、Sデータ取り込みの時に、次のように動作する。すなわち、プロセッサはデータ転送信号を受け取っていない場合には、動作切り換えスイッチに切り換え信号を出力し、DPM及び読み出しアドレス発生回路には読み出し信号が到達しないように、スイッチを切り換え、また、プロセッサからのシングルポートメモリ用のアドレスのみをシングルポートに供給するようにスイッチを切り換える。
【0027】
その後、プロセッサはシングルポートメモリに読み出し信号及び読み出しアドレスを出力することにより、Sデータ転送を実行する。
一方、プロセッサがデータ転送信号を受け取っているときには、Sデータ終了の後、前記のデータ退避動作を行う。
以上より、図1に記載したプロセッサはデータ退避の時期をデータ転送信号により、知ることができるので、Sデータ転送とデータ退避をプロセッサにとって都合のよいときに切り換えができる
また、図2に記載したプロセッサはシングルポートメモリに対する読出信号とDPMとシングルポート間のデータ退避を行う為の信号とは、かならず排他的に出力されるので、図2中のアドレス切り換えスイッチ2、書込・読出信号切り換えスイッチ5及び読出信号オン・オフスイッチがなくても、シングルポートメモリ上で命令信号とアドレスが衝突することがなく、確実にSデータ転送とデータ退避の調整を行うことができる。
【0028】
図4及び図6に請求項3に係わる実施例を示す。
請求項3の発明に係わるデータ入出力部はプロセッサ1、アドレス切り換えスイッチ2、シングルポートメモリ3、DPM4、書込・読出信号切り換えスイッチ5、プロセッサ1とシングルポートメモリ3間のデータバス6、シングルポートメモリ3とDPM4間のデータバス7、DPM4用書き込みアドレス発生回路8、DPM4用読み出しアドレス発生回路9、データ転送制御部10、読出信号オン・オフスイッチ14を備え、さらに、図6に示すように、データ転送制御部は書込アドレスと読出アドレスの比較回路11及びタイマー部12を備えている。(図6は図4に比較し、データ転送制御部を詳細に図示したものであり、その他の本発明に係わるデータ入出力部の構成部分は同じである)
ここで、シングルポートメモリ3はプロセッサ1の一時記憶領域として動作し、本データ入出力部は他の半導体集積回路とともに、1個の半導体基板上に形成され、大規模集積回路を構成する。加えて、請求項3の発明に係わるデータ入出力部は外部機器等と接続されており、前記大規模集積回路のデータ入出力部分として動作し、外部機器からのランダムなデータ入力に対するインターフェイスとなっている点は請求項1及び請求項2の発明に係わる実施例と同様である。以下に請求項3の発明に係わる入出力部の詳細動作を説明する。
【0029】
請求項3の発明に係わるデータ入出力部は外部データの受け取り、及び、DPMからシングルポートメモリへのデータ退避にあたって、図5の信号波形図で示すような動作をする。
ここで、信号波形は上段から下段に向け、外部からのデータ波形、外部からの書込信号波形、DPM用書込アドレス信号波形、DPM用読出アドレス信号波形、データ転送制御部内の比較器11の出力信号、データ転送制御部内のタイマー部12からの出力信号、データ転送制御部からプロセッサに出力される割り込み信号、プロセッサからDPM及びシングルポートメモリに送付される読出・書込命令を示している。
【0030】
すなわち、大規模集積回路に対し、外部機器から、書き込み信号、アドレス情報及び外部データが入力された場合(図5に示す信号波形図中外部からのデータに相当)、DPMの外部側のポートからアドレス情報及び外部データを受け入れ、書き込み信号(図5に示す外部からの書込信号波形に相当)に応じて、書き込みアドレス発生回路が出力したアドレス(図5に示すアドレスBすなわち、DPM用書込アドレス信号波形に相当)を使用して、DPMはアドレス情報及び外部データを記憶する。
【0031】
この時、書き込みアドレス発生回路は、書き込み信号に対して、シーケンシャルにアドレスを発生させる。
次にデータ転送制御回路は常に書き込みアドレス発生回路が保持しているアドレスと読み出しアドレス発生回路が保持しているアドレスを比較して、比較の結果、読み出しアドレスと書き込みアドレスが異なる場合は、データ転送制御部内の比較器11はアドレスが異なっている旨の信号(図5に示す比較器からの出力信号に相当)を出力する。一方、データ転送制御部内のタイマー部はプロセッサから送付されてきたクロックをカウントし、一定の周期毎に信号(図5に示すタイマー部からの出力信号に相当)を出力する。そこで、上記の比較結果の信号と一定周期の信号のアンド論理をとって、データ転送制御回路は割り込み信号(図5に示すデータ制御回路からの割り込み信号に相当)をプロセッサに対して出力する。
【0032】
上記割り込み信号を受けたプロセッサは、DPMの読み出し側のポートと読み出しアドレス発生回路には読み出し信号を、シングルポートメモリには書込信号を前記割り込み信号が出力される度に、現在行っている命令信号の出力の後で、データ退避の為に出力する。従って、DPMからシングルポートメモリに対しデータの退避(図3示すDPMからシングルポートメモリに対するデータ転送に相当)が行われる。
【0033】
この時、読み出しアドレス発生回路はプロセッサからの読み出し信号に応じて、アドレス(図5に示すアドレスAに相当)をシーケンシャルに発生する。
その結果、読み出しアドレスは順次インクリメントされ、最終的には書き込みアドレスと一致する。従って、データ転送制御部は割り込み信号の出力を中止するので、DPMからシングルポートRAMに向かって行う外部データとそれに付随するアドレス情報のデータ退避は終了する。
【0034】
さらに、請求項3の発明に係わるデータ入出力部は、Sデータ取り込みの時に、次のように動作する。すなわち、プロセッサは割り込み信号を受け取っていない場合には、動作切り換えスイッチに切り換え信号を出力し、DPM及び読み出しアドレス発生回路には読み出し信号が到達しないように、スイッチを切り換え、また、プロセッサからのシングルポートメモリ用のアドレスのみをシングルポートに供給するようにスイッチを切り換える。
【0035】
その後、プロセッサはシングルポートメモリに読み出し信号及び読み出しアドレスを出力することにより、Sデータ取り込みを実行する。
一方、プロセッサが割り込み信号を受け取っているときには、Sデータ取り込み終了の直後に前記のデータ退避動作を行う。
以上より、プロセッサによるデータ退避動作は、データ転送制御回路の割り込み信号受信の後、現在行っている命令信号の発生終了をまって行われることとしたので、Sデータ取り込みとデータ退避動作との切り換えをプロセッサは容易に行え、プロセッサの負荷が軽減される。
【0036】
以上、実施例1、実施例2及び実施例3いずれも、本発明に係わるデータ入出力部が、大規模集積回路の入出力部として使用された場合を例としてあげたが、プロセッサ間のデータ経由手段、データバス間のデータ経由手段としても使用できる。
【0037】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、
集積回路内のプロセッサの負荷はそれ程増大させずに、プロセッサのデータ取り込み期間を増加させ、より効率的に外部データをプロセッサに入出力できる装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1
【図2】実施例2
【図3】信号波形図(実施例1及び2に対応)
【図4】実施例3
【図5】信号波形図(実施例3に対応)
【図6】実施例3の補足
【図7】従来例
【符号の説明】
1 プロセッサ
2 アドレス切り換えスイッチ
3 シングルポートメモリ
4 DPM
5 書込・読出信号切り換えスイッチ
6 プロセッサとシングルポートメモリ間のデータバス
7 シングルポートメモリとDPM間のデータバス
8 DPM用書込アドレス発生回路
9 DPM用読出アドレス発生回路
10 データ転送制御部
11 比較器
12 タイマー部
13 命令発生部
14 読出信号オン・オフスイッチ
15 同一チップ上の他の回路
20 外部機器
25 RAM
26 CPU
27 データプロセッサ
30 内部データバス
40 外部インターフェイス回路
50 アドレスレジスタ回路
60 リードデータレジスタ回路
65 ライトデータレジスタ回路
70 DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)
80 データ転送起動制御回路
90 外部プロセッサ
100 外部データバス

Claims (3)

  1. 少なくとも第1のアドレス発生回路と、第2のアドレス発生回路と、データ転送制御回路と、デュアルポートメモリと、シングルポートメモリと、順序制御手段を備えたデータ入出力装置であって、
    前記第1のアドレス発生回路は外部から入力された第1の命令信号に応じて、前記デュアルポートメモリの第1のポートに第1のアドレスを順次増加させながら発生する手段を備え、
    前記第2のアドレス発生回路は前記順序制御手段から入力された第2の命令信号に応じて、前記デュアルポートメモリの第2のポートに第2のアドレスを順次増加させながら発生する手段を備え、
    前記データ転送制御回路は前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを比較する手段と、前記第1のアドレスと前記第2のアドレスが異なる時は前記順序制御手段に第1のステータス信号を出力する手段を備え、
    前記順序制御手段は前記第1のステータス信号に応じて、前記デュアルポートメモリの前記第2ポートと前記第2のアドレス発生回路に対して前記第2の命令信号を出力する手段と、前記シングルポートメモリに対して第3の命令信号、第4の命令信号及び第3のアドレスを出力する手段を備え、
    前記デュアルポートメモリは前記第1の命令信号に応じて、前記第1のアドレスを用いて、前記第1のポートに外部から入力された第1のデータと第4のアドレスを記憶する手段と、前記第2の命令信号に応じて前記第2のアドレスを用いて、前記第2のポートから前記第1のデータと前記第4のアドレスを前記シングルポートメモリと前記第2のポート間の第1のデータバスを通じて出力する手段を備え、
    前記シングルポートメモリは前記第3の命令信号に応じて、前記第4のアドレスを用いて、前記第1のデータを記憶する記憶する手段と、前記第4の命令信号に応じて、前記第3のアドレスを用いて、前記第1のデータを前記順序制御手段と前記シングルポートメモリ間の第2のデータバスを通じて出力する手段を備えたことを特徴とするデータ入出力装置。
  2. 請求項1に記載の順序制御手段は前記第2の命令信号発生及び前記第3の命令信号発生が前記第4の命令信号発生とは排他となる手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置。
  3. 請求項1に記載のデータ制御回路は前記順序制御手段が発生する同期クロックに同期してカウントを行い、所定の周期で第2のステータス信号を出力する時間計測回路と、前記第2のステータス信号及び前記第1のアドレスと前記第2のアドレスとを比較した結果を示す第3のステータス信号から前記第1のステータス信号を発生する手段をさらに備え、
    請求項1に記載の順序制御手段は同期クロック発生回路と、前記第2の命令信号及び前記第3の命令信号を含む命令信号を発生する手段と、前記第1のステータス信号を受けた際に、現在行っている命令信号発生の直後に前記第2の命令信号発生を行う手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ入出力装置。
JP2002232453A 2002-08-09 2002-08-09 データ入出力装置 Withdrawn JP2004070851A (ja)

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JP2012222441A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Denso Corp 車載通信装置
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