JP3141146B2 - ワンチップマイクロコンピュータ - Google Patents

ワンチップマイクロコンピュータ

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JP3141146B2
JP3141146B2 JP05184909A JP18490993A JP3141146B2 JP 3141146 B2 JP3141146 B2 JP 3141146B2 JP 05184909 A JP05184909 A JP 05184909A JP 18490993 A JP18490993 A JP 18490993A JP 3141146 B2 JP3141146 B2 JP 3141146B2
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU,ROM,RA
Mをチップに内蔵し、チップ外部のメモリ等のアクセス
が可能なワンチップマイクロコンピュータ(以下、1チ
ップマイコンという)に関する。
【0002】
【従来の技術】1チップマイコンはCPU,メモリ,周
辺回路等を内蔵しており、内蔵回路のみをアクセスする
モードの他に、チップ外部のメモリ等をアクセス可能な
モード、1チップマイコンをMPUとして用いるモード
などを有する。このような1チップマイコンでのデバッ
グ時には、実行中のプロセスが内蔵ROM、内蔵RA
M、外部メモリのいずれをアクセスしているかを知るこ
とがバグの原因究明に大きな役割を果たすが、従来の1
チップマイコンでは、CPUのアドレスバスから取り出
したアドレスデータから内蔵ROM,内蔵RAM,外部
空間のうちのどれがアクセスされているかを判別してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の1チップマイコ
ンは以上のような構成であるので、デバッグ時に内蔵R
OM,内蔵RAM,チップ外部のいずれがアクセスされ
ているかをチップ外部から判定するには、アドレスバス
から全アドレスを取り出さなければならず、さらに取り
出したアドレスデータからアドレス空間を判別するため
に外付けのハードウェアが必要であった。また、CPU
のアドレスバスが直接チップの外部に出ていなければ、
プログラムの実行中に内蔵ROM,内蔵RAM,外部空
間のうちのいずれがアクセスされているかをチップ外部
から知ることはできなかった。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、アドレスデータの一部をチッ
プ外部に出力することにより、必要最小限のビット数で
プログラム実行中のアクセス空間を外部から判別できる
1チップマイコンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る1チップマ
イコンは、CPUが生成するアドレスのうち、アクセス
空間が配置されたアドレス空間を識別可能な、例えば上
位2ビットを空間識別子として抽出してチップ外部に出
力する回路及び出力端子を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に係る1チップマイコンは、CPUが生
成するアドレスのうち、アクセス空間が配置されたアド
レス空間を識別可能な、例えば上位2ビットを空間識別
子として抽出して出力端子からチップ外部に出力し、ユ
ーザは実行中のプログラムがアクセスしている空間が、
内蔵ROM空間,内蔵RAM空間,外部空間のいずれで
あるかをリアルタイムに判別できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係る1チップマイコンの構
成を示すブロック図である。図中、101はチップであ
って、チップ101にはCPU102,内蔵ROM10
3,内蔵RAM104及び外部との間のデータ入出力を
制御する外部バスI/F部105が搭載され、CPU1
02と内蔵ROM103,内蔵RAM104,外部バス
I/F部105はデータバス(32ビット)113及び
アドレスバス(32ビット)114により接続されてい
る。
【0008】CPU102は、内蔵ROM103から命
令を読み出して実行する命令実行部106と、命令実行
部106から与えられるアドレス,アクセス要求130
に応じてチップ内部のデータバス113,アドレスバス
114との間でのデータ入出力を制御するバスI/F部
107とを有し、リード時にはメモリからのリードデー
タがデータバス113及びバスI/F部107を介して
命令実行部106に入力される一方、ライト時には命令
実行部106から出力されたライトデータがバスI/F
部107及びデータバス113を介してメモリに書き込
まれる。
【0009】バスI/F部107は、命令実行部106
からバスアクセスの要求とともに送られたアドレス13
0を保持するアドレスレジスタ(32ビット)110
と、命令実行部106からバスアクセスの要求があった
場合、アドレスのうちの上位2ビット(=空間識別子:
詳細は後述)及び後述するモード信号レジスタ111が
保持するモード信号に基づき、内蔵ROM選択信号11
5,内蔵RAM選択信号116または外部有効信号11
7のいずれかを有効にして内蔵ROM103,内蔵RA
M104またはチップ外部へのアクセスを選択し、さら
に、命令実行部106からの制御信号130に基づいて
リード/ライト信号119をリードイネーブルまたはラ
イトイネーブルに設定するアクセス制御回路108と、
リード時にはデータバス113から入力されるメモリか
らのリードデータを、またライト時にはデータバス11
3に出力されるメモリへのライトデータを保持するデー
タレジスタ(32ビット)109と、ユーザにより設定
されたチップ外部からのモード信号(2ビット)126
を保持するモード信号レジスタ(2ビット)111とを
有し、命令実行部106からバスアクセスの要求があっ
た場合、アドレスレジスタ110が保持するアドレス
(32ビット)をアドレスバス114に出力する。
【0010】外部バスI/F部105は、バスI/F部
107からアドレスバス114を介して入力された、C
PU102の生成アドレス32ビットのうち、上位2ビ
ットの空間識別子120を出力端子から出力する。ユー
ザには後述のような空間の割り付け(図4参照)がわか
っているので、ユーザは出力端子から出力される2ビッ
トの空間識別子120によって、実行中のプログラムが
いずれの空間にアクセスしているかを判別できる。
【0011】また、チップ外部のアクセス時、外部バス
I/F部105は32ビットのアドレスのうち、下位2
4ビットのアドレス124をチップ外部に出力し、アク
セス制御回路108により有効にされた外部有効信号1
17を受けて、チップ外部に対する外部有効信号121
を有効にし、同様にリード/ライト信号119を受けて
チップ外部へのリード/ライト信号122をリードイネ
ーブルまたはライトイネーブルに設定し、チップ外部か
らデータバス113へ、またデータバス113からチッ
プ外部へデータ(32ビット)125を入出力する。
【0012】また、外部バスI/F部105は有効/無
効を示すフィールド及びウェイト数の設定フィールドか
ら構成されるウェイト制御レジスタ112を有し、ウェ
イト制御レジスタ112が有効の場合は外部空間へのア
クセスが行われたときに、外部から返されるデータ終了
信号123にウェイト制御レジスタ112に設定された
ウェイト数を挿入してからデータ終了信号118をCP
U102に出力する一方、ウェイト制御レジスタ112
が無効の場合は外部からデータ終了信号123が返され
るとただちにデータ終了信号118をCPU102に出
力する。なお、ウェイト制御レジスタ112は内蔵RA
M116空間の内蔵周辺機能 (アドレスh’0000 0000
〜h’0000 0FFF)のひとつとして割り当てられている。
データ終了信号118はアクセスのバスサイクルの終了
を示す信号であって、リード動作時はリードデータが準
備できたことを示し、ライト動作時はそのサイクルでラ
イト動作が完了することを示す。
【0013】次に本発明の1チップマイコンにおけるア
クセス制御回路108の具体的な動作について説明す
る。本発明の1チップマイコンは、内蔵ROM103,
内蔵RAM104のみを使用するsingleモードと、内蔵
ROM103,内蔵RAM104に加えて外部にアドレ
ス領域を拡張する拡張モードと、1チップマイコンをM
PUとして用い、内蔵ROM103の空間を外部メモリ
として使用するMPUモードとの3つのモードを備え
る。各モードはユーザにより2ビットのモード指定信号
であらかじめ指定されてモード信号レジスタ111に保
持され、“b’00”でsingleモード、“b’01”で拡張モ
ード、“b’10”でMPUモードに固定される。
【0014】アクセス制御回路108は、singleモード
のときアドレス上位2ビットが“b’00”で内蔵RAM
選択信号116をイネーブル(“0”)、“b’11”で
内蔵ROM選択信号115をイネーブル(“0”)にす
る。拡張モードのときは、アドレス上位2ビットが
“b’00”で内蔵RAM選択信号116をイネーブル、
“b’01”“b’10”で外部有効信号117をイネーブル
(“0”)、“b’11”で内蔵ROM選択信号115を
イネーブルにする。MPUモードのときは、アドレス上
位2ビットが“b’00”で内蔵RAM選択信号116を
イネーブル、“b’01”“b’10”“b’11”で外部有効
信号117をイネーブルにする。
【0015】次に、本発明の1チップマイコンのアクセ
ス動作を、図3のタイミングチャートを基に説明する。
なお、本実施例では、リード/ライト信号119,12
2は“1”でリードイネーブル、“0”でライトイネー
ブルとし、データ終了信号118,123は“0”でイ
ネーブルとする。内蔵メモリを使用する場合(図3(a)
)、クロックの立ち上がりに同期して内蔵ROM選択
信号115または内蔵RAM選択信号116がイネーブ
ルとなり、同時にアドレス・空間識別子、リード/ライ
ト信号119が有効となる。リードアクセス時には、ア
ドレスが確定した半クロック後に内蔵メモリからの読み
出しデータがデータバス113に出力される。ライトア
クセス時には、アドレスと同じタイミングでデータをデ
ータバス113上に出力し、次のクロックまでに内蔵メ
モリへの書き込みを終了する。以上のように、内蔵メモ
リを使用する場合は、リード/ライト動作は1サイクル
で完了する。
【0016】外部メモリを使用してウェイトがかかる場
合(図3(b) )、クロックの立ち上がりに同期して外部
有効信号117がイネーブルとなり、同時にアドレス・
空間識別子、リード/ライト信号119が有効となる。
リードアクセス時には、データ終了信号118がイネー
ブル(“0”)となるまでリード/ライト信号119の
有効な値を保持し、データ終了信号118がイネーブル
となるときに読み出しデータがデータバス113上に出
力される。ライトアクセス時には、データ終了信号11
8がイネーブルとなったサイクルでデータ書き込みが終
了する。外部バスI/F部105からCPU102へ出
力されるデータ終了信号118にかかるウェイト数は、
外部へのアクセスに要する時間に応じてウェイト制御レ
ジスタ112に設定された値、もしくは外部から与えら
れる値である。
【0017】図4は本発明の1チップマイコンのアドレ
ス空間の割り付け状態を示す図である。本発明の1チッ
プマイコンは32ビット論理アドレスで表現される4G
Bのアドレス空間を持ち、このアドレス空間は1GB単
位で4空間(RAM空間,拡張空間,システム空間,R
OM空間)に分割され、アドレス上位2ビット(=空間
識別子)により管理されており、ユーザは出力端子から
外部に出力される空間識別子によってアクセス中の空間
がいずれの空間であるかを判別でき、また、アクセス制
御回路108は前述のように空間識別子によってアクセ
ス空間を選択する。
【0018】各空間は以下のように性格付けされる。 〈RAM空間〉RAM空間には各種レジスタ等の内蔵周
辺機能および内蔵RAMが割り付けられる。内蔵周辺機
能は“h’0000 0000 ”から“h’0000 0FFF ”に実装さ
れ、内蔵RAMは“h’0000 1000 ”から“h’3FFF FFF
F ”方向に実装される。 〈ROM空間〉内蔵ROMは“h’FFFF FFFF ”を起点
として“h’C000 0000 ”方向に延びるように実装され
る。 〈システム空間〉システム空間は“h’8000 0000 ”か
ら“h’BFFF FFFF ”に実装され、ユーザアクセス不可
のリザーブド領域とし、レジデントモニタ, インサーキ
ットモニタ,ICEモニタ等が優先的に使用する。 〈拡張空間〉拡張空間は、“h’4000 0000 ”から“h’
7FFF FFFF ”に実装され、内蔵ROM, 内蔵RAMに加
えて、外部にアドレス領域を拡張する命令(=拡張モー
ド)に使用する。
【0019】図5は本発明の1チップマイコンのチップ
内でCPU102が生成する論理アドレスとチップ外部
に出力される空間識別子120及びアドレス124との
関係を示す図である。本発明の1チップマイコンがチッ
プ外部に出力するアドレス124はチップ内で生成され
る論理アドレス32ビットのうちの下位24ビット(A
8〜A31)である。各1GBのアドレス空間は空間識
別子SID0〜SID1により特定され、その空間内の
アドレスはアドレスA8〜A31により表現される。論
理アドレスのA2〜A7は内部においても外部において
もアドレス指定には全く使用されない。
【0020】図6は本発明の1チップマイコンの論理ア
ドレスと実デバイスのアドレス表現との関係を示す図で
ある。論理アドレスA2〜A7がアドレス指定には全く
使用されないので、論理アドレスA2〜A7が全て
“0”であれば、各1GBの空間の“真値の16MB領
域”を除いた63個の16MB領域(ゴースト領域とい
う)に関するアクセスはすべて“真値の16MB領域”
へのアクセスに縮退してしまう。しかし、メモリ拡張し
た場合でも、拡張したメモリ領域のアドレスは“真値の
16MB領域”と同じ24ビット表現(A8〜A31)
を使用して符号拡張して用いればよい。
【0021】図7は本発明の1チップマイコンのウェイ
ト属性を示した図である。実効アドレスとそのアドレス
へのアクセスにおけるウェイトとの関係は、各空間(R
AM/拡張/システム/ROM)単位での属性管理を原
則とする。singleモードでは内蔵ROM,内蔵RAMの
みを使用するのでROM空間,RAM空間へのアクセス
はウェイトがかからない。拡張モードでは外部の拡張空
間をアクセスするときにウェイトがかかる。MPUモー
ドではROM空間が選択されると外部にアクセスするの
でROM空間へのアクセスにウェイトがかかる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の1チップマイコ
ンは、必要最小限のビット数からなる空間識別子によっ
て実行中のプログラムがアクセスしている空間を外部か
らリアルタイムに知ることができ、また、CPUが生成
するアドレスの一部を空間識別子として利用するので空
間識別子を簡単な回路構成で取り出せるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1チップマイコンの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の1チップマイコンのアクセス制御回路
の動作を示す図である。
【図3】本発明の1チップマイコンのアクセス動作のタ
イミングチャートである。
【図4】本発明の1チップマイコンのアドレス空間の割
り付け状態を示す図である。
【図5】本発明の1チップマイコンの論理アドレスと実
デバイスのアドレス表現との関係を示す図である。
【図6】本発明の1チップマイコンの各空間の論理アド
レスと実デバイスのアドレス表現との関係を示す概念図
である。
【図7】本発明の1チップマイコンのウェイト属性を示
す図である。
【符号の説明】
101 チップ 102 CPU 103 内蔵ROM 104 内蔵RAM 105 外部バスI/F部 106 命令実行部 107 バスI/F部 108 アクセス制御回路 110 アドレスレジスタ(32ビット) 111 モード信号レジスタ(2ビット) 112 ウェイト制御レジスタ 114 アドレスバス(32ビット) 115 内蔵ROM選択信号 116 内蔵RAM選択信号 117 外部有効信号 118 データ終了信号 120 空間識別子(2ビット) 121 外部有効信号 123 データ終了信号 124 アドレス(24ビット) 126 モード信号(2ビット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 俊一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 システム・エル・エス・ア イ開発研究所内 (72)発明者 水垣 重夫 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 北伊丹製作所内 (72)発明者 中尾 裕一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 北伊丹製作所内 (72)発明者 土居 俊雄 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 北伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 平2−208785(JP,A) 特開 平2−19933(JP,A) 特開 平4−296944(JP,A) 特開 平4−15837(JP,A) 特開 平1−314344(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 G06F 9/30 360 G06F 11/22 340 G06F 12/08 G06F 15/78 510

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU,ROM及びRAMを内蔵し、命
    令の実行に従ってCPUが生成するアドレスにより内蔵
    ROM,内蔵RAMまたはチップ外部の選択的アクセス
    が可能なワンチップマイクロコンピュータにおいて、C
    PUが生成するアドレスのうち、アクセス空間を識別可
    能な一部ビットを、アクセス空間の空間識別子として抽
    出してチップ外部に出力する回路と、空間識別子の出力
    端子とを備えたことを特徴とするワンチップマイクロコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 CPU及びROM,RAMを内蔵し、命
    令の実行に従ってCPUが生成するアドレスにより内蔵
    ROM,内蔵RAMまたはチップ外部の選択的アクセス
    が可能なワンチップマイクロコンピュータにおいて、C
    PUが生成するアドレスの上位の所定数のビットを、ア
    クセス空間の空間識別子として抽出してチップ外部に出
    力する回路と、空間識別子の出力端子とを備え、空間識
    別子として抽出される上位ビットの値が異なるアドレス
    空間に、内蔵ROM,内蔵RAM及びチップ外部の空間
    がそれぞれ配置されていることを特徴とするワンチップ
    マイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記空間識別子が2ビットである請求項
    1または2記載のワンチップマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 アクセス空間の開始アドレスから始まる
    空間(アクセス空間の最終アドレスを起点として開始ア
    ドレス方向へ延びる空間)に内蔵ROM空間が、またア
    クセス空間の最終アドレスを起点として開始アドレス方
    向へ延びる空間(開始アドレスから始まる空間)に内蔵
    RAM空間がそれぞれ配置されており、空間識別子を除
    くビットのうち、内蔵ROM空間または内蔵RAM空間
    の一部領域全域を表現するに十分なビット数のアドレス
    データを符号拡張して内蔵ROM空間または内蔵RAM
    空間の他の一部領域のアドレスを表現する手段を備えた
    請求項1または2記載のワンチップマイクロコンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記空間識別子に基づいて、内蔵RO
    M,内蔵RAMまたはチップ外部へのアクセスのいずれ
    かを選択するアクセス制御回路を備えた請求項1または
    2記載のワンチップマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 チップ外部にアクセス可能な拡張モード
    と、チップをマイクロプロセッサとして用いるMPUモ
    ードとを有し、前記アクセス制御回路が、拡張モードで
    は前記空間識別子でチップ外部へのアクセスが選択され
    た場合のみチップ外部へのアクセスを選択し、MPUモ
    ードでは前記空間識別子で内蔵ROMへのアクセスが選
    択された場合にもチップ外部へのアクセスを選択する請
    求項5記載のワンチップマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 チップ外部から入力されるモード信号を
    保持するレジスタを備えた請求項6記載のワンチップマ
    イクロコンピュータ。
  8. 【請求項8】 拡張モードではチップ外部へのアクセス
    時のみ、MPUモードでは内蔵ROMへのアクセス時の
    み、アクセス動作の完了をCPUに伝達するタイミング
    にウェイトをかける回路を備えた請求項6記載のワンチ
    ップマイクロコンピュータ。
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