JP3190121B2 - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサに
よりメモリーなどの周辺I/Oの制御装置に関するもの
である。
よりメモリーなどの周辺I/Oの制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例における制御装置のブロッ
ク図を示す。図3において、1は外部からウェイト信号
を入力することにより周辺I/Oへのアクセスタイミン
グ可変のマイクロプロセッサである。
ク図を示す。図3において、1は外部からウェイト信号
を入力することにより周辺I/Oへのアクセスタイミン
グ可変のマイクロプロセッサである。
【0003】まずマイクロプロセッサ1が周辺I/Oを
アクセスする際の動作について図4を参照しながら説明
する。図4(A)はノンウェイト状態におけるマイクロ
プロセッサのマシンサイクルの様子を示すタイミングチ
ャートであり、クロック信号に同期してT1,T2,T
3の3つのステートより成る。
アクセスする際の動作について図4を参照しながら説明
する。図4(A)はノンウェイト状態におけるマイクロ
プロセッサのマシンサイクルの様子を示すタイミングチ
ャートであり、クロック信号に同期してT1,T2,T
3の3つのステートより成る。
【0004】ウェイト信号はT2ステートのクロックの
立ち下がりでマイクロプロセッサにサンプリングされ、
“1”であればノンウェイト状態となりT2ステートの
直後にT3ステートが来る。逆に“0”であれば図4
(B)(C)に示すようにTwステートがT2ステート
の直後に挿入される。またTwステートのクロックの立
ち下がりにおいてもウェイト信号がサンプリングされ、
“0”であれば次もTwステートが挿入され、ウェイト
信号が“1”であることが検出された次のステートがT
3ステートとなる。
立ち下がりでマイクロプロセッサにサンプリングされ、
“1”であればノンウェイト状態となりT2ステートの
直後にT3ステートが来る。逆に“0”であれば図4
(B)(C)に示すようにTwステートがT2ステート
の直後に挿入される。またTwステートのクロックの立
ち下がりにおいてもウェイト信号がサンプリングされ、
“0”であれば次もTwステートが挿入され、ウェイト
信号が“1”であることが検出された次のステートがT
3ステートとなる。
【0005】一般に、マイクロプロセッサはアクセスす
べき対象のアドレスを示すアドレス信号と、そのアドレ
ス信号が安定かつ有効であるタイミングを示すアドレス
イネーブル信号を出力するが、アドレス信号はT1ステ
ートのクロックの立ち上がりで変化するものとし、アド
レスイネーブル信号はT1ステートのクロックの立ち下
がりからT3ステートのクロックの立ち下がりまでがア
クティブとなるものとすると、上記のようにウェイト信
号のアクティブ時間幅をコントロールすることにより、
アドレス信号およびアドレスイネーブル信号のアクティ
ブ時間幅をコントロールすることができる。
べき対象のアドレスを示すアドレス信号と、そのアドレ
ス信号が安定かつ有効であるタイミングを示すアドレス
イネーブル信号を出力するが、アドレス信号はT1ステ
ートのクロックの立ち上がりで変化するものとし、アド
レスイネーブル信号はT1ステートのクロックの立ち下
がりからT3ステートのクロックの立ち下がりまでがア
クティブとなるものとすると、上記のようにウェイト信
号のアクティブ時間幅をコントロールすることにより、
アドレス信号およびアドレスイネーブル信号のアクティ
ブ時間幅をコントロールすることができる。
【0006】アドレスイネーブル信号とアドレス信号の
AND条件をとった信号が周辺I/Oチップセレクト信
号として用いられるので、結局、ウェイト信号のアクテ
ィブ時間幅をコントロールすることにより周辺I/Oの
チップセレクト信号のアクティブ時間幅をコントロール
することができる。
AND条件をとった信号が周辺I/Oチップセレクト信
号として用いられるので、結局、ウェイト信号のアクテ
ィブ時間幅をコントロールすることにより周辺I/Oの
チップセレクト信号のアクティブ時間幅をコントロール
することができる。
【0007】逆に言えば、アクセスタイムの変化する周
辺I/Oに対してマイクロプロセッサが正常にアクセス
を行うにはウェイト信号のアクティブ時間幅をコントロ
ールしてやればよい。
辺I/Oに対してマイクロプロセッサが正常にアクセス
を行うにはウェイト信号のアクティブ時間幅をコントロ
ールしてやればよい。
【0008】さて図3において、2はメモリーなどの周
辺I/O、3はマイクロプロセッサから出力されるアド
レス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとり
周辺I/Oのチップセレクト信号を生成するアドレスデ
コーダ、4はマイクロプロセッサおよびウェイト信号発
生手段にクロック信号を供給する発振器、5はクロック
信号とチップセレクト信号をもとにマイクロプロセッサ
が正常に周辺I/Oにアクセスするためのウェイト信号
を発生させるウェイト信号発生手段である。
辺I/O、3はマイクロプロセッサから出力されるアド
レス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとり
周辺I/Oのチップセレクト信号を生成するアドレスデ
コーダ、4はマイクロプロセッサおよびウェイト信号発
生手段にクロック信号を供給する発振器、5はクロック
信号とチップセレクト信号をもとにマイクロプロセッサ
が正常に周辺I/Oにアクセスするためのウェイト信号
を発生させるウェイト信号発生手段である。
【0009】以上を踏まえて従来例における制御装置の
動作を図3および図4(B)(C)を参照しながら説明
する。マイクロプロセッサ1には発振器4よりクロック
信号が供給されており、マイクロプロセッサ1はこのク
ロック信号に同期して周辺I/O2とのアクセスを行
う。マイクロプロセッサ1が周辺I/O2にアクセスし
ようとする際、マイクロプロセッサ1はT1ステートの
クロック信号の立ち上がりに同期してアドレス信号を出
力し、同クロック信号の立ち下がりに同期してアドレス
イネーブル信号を出力する。
動作を図3および図4(B)(C)を参照しながら説明
する。マイクロプロセッサ1には発振器4よりクロック
信号が供給されており、マイクロプロセッサ1はこのク
ロック信号に同期して周辺I/O2とのアクセスを行
う。マイクロプロセッサ1が周辺I/O2にアクセスし
ようとする際、マイクロプロセッサ1はT1ステートの
クロック信号の立ち上がりに同期してアドレス信号を出
力し、同クロック信号の立ち下がりに同期してアドレス
イネーブル信号を出力する。
【0010】アドレスデコーダ3において、このアドレ
ス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとった
信号が生成され、これがチップセレクト信号として周辺
I/O2とウェイト信号発生手段5に出力される。チッ
プセレクト信号がアクティブとなることによりマイクロ
プロセッサ1のバスの専有権を周辺I/O2が有したこ
ととなりマイクロプロセッサ1とのアクセスが可能とな
る。そのときウェイト信号発生手段5では前記チップセ
レクト信号により周辺I/O2がアクセスされたことが
わかるので発振器4より供給されたクロック信号に同期
して必要とされる時間分ウェイト信号をアクティブとす
る。このためマイクロプロセッサ1のマシンサイクルに
Twステートが挿入されその結果チップセレクト信号の
アクティブ時間幅が延長され、周辺I/O2のアクセス
タイムが保証される。
ス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとった
信号が生成され、これがチップセレクト信号として周辺
I/O2とウェイト信号発生手段5に出力される。チッ
プセレクト信号がアクティブとなることによりマイクロ
プロセッサ1のバスの専有権を周辺I/O2が有したこ
ととなりマイクロプロセッサ1とのアクセスが可能とな
る。そのときウェイト信号発生手段5では前記チップセ
レクト信号により周辺I/O2がアクセスされたことが
わかるので発振器4より供給されたクロック信号に同期
して必要とされる時間分ウェイト信号をアクティブとす
る。このためマイクロプロセッサ1のマシンサイクルに
Twステートが挿入されその結果チップセレクト信号の
アクティブ時間幅が延長され、周辺I/O2のアクセス
タイムが保証される。
【0011】ここでウェイト信号のアクティブ時間幅を
どのくらいに設定するかについて説明する。メモリーな
どに代表される周辺I/O2は使用温度が上昇するとと
もにアクセスタイムが増大することが知られている。
どのくらいに設定するかについて説明する。メモリーな
どに代表される周辺I/O2は使用温度が上昇するとと
もにアクセスタイムが増大することが知られている。
【0012】このことから、たとえば装置の使用開始当
初は図4(B)に示すようにウェイト信号のアクティブ
時間幅をクロック信号の1サイクル分としTwステート
を1ステート挿入するだけでアクセスタイムが保証でき
たものが、装置内の温度が上昇するに従い、ある温度以
上では図4(C)に示すようにTwステートを2ステー
ト挿入しなければならない場合がありうる。このような
場合、従来の制御装置は装置内の温度の上昇をウェイト
信号発生手段に知らしめる構成となっていないため、保
証する使用条件での最大装置内温度における周辺I/O
2のアクセスタイムに対応したTwステートの挿入数を
実現するウェイト信号のアクティブ時間幅を設定するこ
とになる。
初は図4(B)に示すようにウェイト信号のアクティブ
時間幅をクロック信号の1サイクル分としTwステート
を1ステート挿入するだけでアクセスタイムが保証でき
たものが、装置内の温度が上昇するに従い、ある温度以
上では図4(C)に示すようにTwステートを2ステー
ト挿入しなければならない場合がありうる。このような
場合、従来の制御装置は装置内の温度の上昇をウェイト
信号発生手段に知らしめる構成となっていないため、保
証する使用条件での最大装置内温度における周辺I/O
2のアクセスタイムに対応したTwステートの挿入数を
実現するウェイト信号のアクティブ時間幅を設定するこ
とになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の制御
装置では、最大装置内温度における周辺I/Oのアクセ
スタイムに対応してウェイト信号のアクティブ時間幅を
設定しているため、それより装置内温度の低い状況でも
必要以上にTwステートが挿入され、マイクロプロセッ
サにおける処理の低速化をまねくという問題があった。
装置では、最大装置内温度における周辺I/Oのアクセ
スタイムに対応してウェイト信号のアクティブ時間幅を
設定しているため、それより装置内温度の低い状況でも
必要以上にTwステートが挿入され、マイクロプロセッ
サにおける処理の低速化をまねくという問題があった。
【0014】本発明は上記問題を解決するもので、マイ
クロプロセッサが温度に対応した適切なタイミングで周
辺I/Oとのアクセスを行いマイクロプロセッサにおけ
る処理の高速化を図ることができる制御装置を提供する
ことを目的としている。
クロプロセッサが温度に対応した適切なタイミングで周
辺I/Oとのアクセスを行いマイクロプロセッサにおけ
る処理の高速化を図ることができる制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の制御装置は、外部からウェイト信号を入力
することにより周辺I/Oへのアクセスタイミングを可
変できるマイクロプロセッサと、一定の基準電圧を生成
する基準電圧生成手段と、装置内の温度を電圧に変換す
る温度−電圧変換手段と、前記基準電圧生成手段からの
出力電圧と前記温度−電圧変換手段からの出力電圧を比
較し、その結果に基づいてウェイト切換信号を出力する
電圧比較手段と、前記電圧比較手段からのウェイト切換
信号に応じて前記マイクロプロセッサに入力するウェイ
ト信号のアクティブ時間幅を変化させるウェイト信号発
生手段とを備えたものである。
に、本発明の制御装置は、外部からウェイト信号を入力
することにより周辺I/Oへのアクセスタイミングを可
変できるマイクロプロセッサと、一定の基準電圧を生成
する基準電圧生成手段と、装置内の温度を電圧に変換す
る温度−電圧変換手段と、前記基準電圧生成手段からの
出力電圧と前記温度−電圧変換手段からの出力電圧を比
較し、その結果に基づいてウェイト切換信号を出力する
電圧比較手段と、前記電圧比較手段からのウェイト切換
信号に応じて前記マイクロプロセッサに入力するウェイ
ト信号のアクティブ時間幅を変化させるウェイト信号発
生手段とを備えたものである。
【0016】
【作用】本発明は、上記した構成により、一定の基準電
圧を生成する基準電圧生成手段の出力電圧と装置内の温
度を電圧に変換する温度−電圧変換手段の出力電圧を電
圧比較手段において比較しその結果をウェイト信号発生
手段に信号として伝達することにより、ウェイト信号発
生手段は装置内温度がある一定温度より大きいか小さい
かを検知することが可能となり、したがって装置内温度
の変化に応じてマイクロプロセッサに入力するウェイト
信号のアクティブ時間幅を変化させることができる。
圧を生成する基準電圧生成手段の出力電圧と装置内の温
度を電圧に変換する温度−電圧変換手段の出力電圧を電
圧比較手段において比較しその結果をウェイト信号発生
手段に信号として伝達することにより、ウェイト信号発
生手段は装置内温度がある一定温度より大きいか小さい
かを検知することが可能となり、したがって装置内温度
の変化に応じてマイクロプロセッサに入力するウェイト
信号のアクティブ時間幅を変化させることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について図を参照しな
がら説明する。図1は本発明における制御装置の一実施
例のブロック図である。図1において、1はマイクロプ
ロセッサ、2はメモリーなどの周辺I/O,3はアドレ
スデコーダ、4は発振器、これらは従来例と同様のもの
であるので同一の番号を付し説明を省略する。
がら説明する。図1は本発明における制御装置の一実施
例のブロック図である。図1において、1はマイクロプ
ロセッサ、2はメモリーなどの周辺I/O,3はアドレ
スデコーダ、4は発振器、これらは従来例と同様のもの
であるので同一の番号を付し説明を省略する。
【0018】9はクロック信号とチップセレクト信号を
もとに後述の電圧比較手段8からのウェイト切換信号に
応じたウェイト信号を発生させるウェイト信号発生手
段、6は電源から一定の基準電圧を生成する3端子レギ
ュレータなどの基準電圧生成手段、7はサーミスタなど
を利用して装置内の温度が高いほど低い電力を出力する
ように構成した温度−電圧変換手段、8は基準電圧生成
手段からの出力電圧と前記温度−電圧変換手段からの出
力電圧を比較する電圧比較手段で、基準電圧生成手段か
らの出力電圧の方が高い場合(温度が高い)は“0”、
温度−電圧変換手段からの出力電圧の方が高い場合(温
度が低い)は“1”となるウェイト切換信号をウェイト
信号発生手段9に対し出力する。これに対応してウェイ
ト信号発生手段9は、ウェイト切換信号が“1”である
場合にはクロック信号1サイクル分の時間アクティブと
なるウェイト信号を出力し、ウェイト切換信号が“0”
である場合はクロック信号2サイクル分の時間アクティ
ブとなるウェイト信号を出力する。
もとに後述の電圧比較手段8からのウェイト切換信号に
応じたウェイト信号を発生させるウェイト信号発生手
段、6は電源から一定の基準電圧を生成する3端子レギ
ュレータなどの基準電圧生成手段、7はサーミスタなど
を利用して装置内の温度が高いほど低い電力を出力する
ように構成した温度−電圧変換手段、8は基準電圧生成
手段からの出力電圧と前記温度−電圧変換手段からの出
力電圧を比較する電圧比較手段で、基準電圧生成手段か
らの出力電圧の方が高い場合(温度が高い)は“0”、
温度−電圧変換手段からの出力電圧の方が高い場合(温
度が低い)は“1”となるウェイト切換信号をウェイト
信号発生手段9に対し出力する。これに対応してウェイ
ト信号発生手段9は、ウェイト切換信号が“1”である
場合にはクロック信号1サイクル分の時間アクティブと
なるウェイト信号を出力し、ウェイト切換信号が“0”
である場合はクロック信号2サイクル分の時間アクティ
ブとなるウェイト信号を出力する。
【0019】次に本実施例の制御装置の動作を図1およ
び図2を参照しながら説明する。マイクロプロセッサに
は発振器4よりクロック信号が供給されており、マイク
ロプロセッサ1はこのクロック信号に同期して周辺I/
O2とのアクセスを行なう。マイクロプロセッサ1が周
辺I/O2にアクセスしようとする際、マイクロプロセ
ッサ1はT1ステートのクロック信号の立ち上がりに同
期してアドレス信号を出力し、同クロック信号の立ち下
がりに同期してアドレスイネーブル信号が出力される。
び図2を参照しながら説明する。マイクロプロセッサに
は発振器4よりクロック信号が供給されており、マイク
ロプロセッサ1はこのクロック信号に同期して周辺I/
O2とのアクセスを行なう。マイクロプロセッサ1が周
辺I/O2にアクセスしようとする際、マイクロプロセ
ッサ1はT1ステートのクロック信号の立ち上がりに同
期してアドレス信号を出力し、同クロック信号の立ち下
がりに同期してアドレスイネーブル信号が出力される。
【0020】アドレスデコーダ3において、このアドレ
ス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとった
信号が生成され、これがチップセレクト信号として周辺
I/O2とウェイト信号発生手段5に出力される。チッ
プセレクト信号がアクティブとなることによりマイクロ
プロセッサ1のバスの専有権を周辺I/O2が有したこ
ととなりマイクロプロセッサ1とのアクセスが可能とな
る。そのときウェイト信号発生手段5では前記チップセ
レクト信号により周辺I/O2がアクセスされたことが
わかるので発振器4より供給されたクロック信号に同期
してウェイト切換信号に対応した時間分アクティブなウ
ェイト信号を発生させる。このためマイクロプロセッサ
1のマシンサイクルにTwステートが挿入されその結果
チップセレクト信号のアクティブ時間幅が延長され、周
辺I/O2のアクセスタイムが保証される。
ス信号とアドレスイネーブル信号のAND条件をとった
信号が生成され、これがチップセレクト信号として周辺
I/O2とウェイト信号発生手段5に出力される。チッ
プセレクト信号がアクティブとなることによりマイクロ
プロセッサ1のバスの専有権を周辺I/O2が有したこ
ととなりマイクロプロセッサ1とのアクセスが可能とな
る。そのときウェイト信号発生手段5では前記チップセ
レクト信号により周辺I/O2がアクセスされたことが
わかるので発振器4より供給されたクロック信号に同期
してウェイト切換信号に対応した時間分アクティブなウ
ェイト信号を発生させる。このためマイクロプロセッサ
1のマシンサイクルにTwステートが挿入されその結果
チップセレクト信号のアクティブ時間幅が延長され、周
辺I/O2のアクセスタイムが保証される。
【0021】図2(A)は保証する使用条件での最小装
置内温度におけるマイクロプロセッサ1の周辺I/O2
へのアクセスの様子を示すタイミングチャートであり、
この時点ではまだ温度−電圧変換手段7からの出力電圧
の方が基準電圧生成手段6からの出力電圧より高く、電
圧比較手段8から出力されるウェイト切換信号は“1”
である。したがって、ウェイト信号発生手段4はクロッ
ク信号1サイクル分の時間アクティブとなり、Twステ
ートが1ステート挿入され、その分チップセレクト信号
のアクティブ時間幅が延長される。
置内温度におけるマイクロプロセッサ1の周辺I/O2
へのアクセスの様子を示すタイミングチャートであり、
この時点ではまだ温度−電圧変換手段7からの出力電圧
の方が基準電圧生成手段6からの出力電圧より高く、電
圧比較手段8から出力されるウェイト切換信号は“1”
である。したがって、ウェイト信号発生手段4はクロッ
ク信号1サイクル分の時間アクティブとなり、Twステ
ートが1ステート挿入され、その分チップセレクト信号
のアクティブ時間幅が延長される。
【0022】図2(B)は保証する使用条件での最大装
置内温度におけるマイクロプロセッサ1の周辺I/O2
へのアクセスの様子を示すタイミングチャートであり、
この時点では基準電圧生成手段6からの出力電圧の方が
温度−電圧変換手段7からの出力電圧より高くウェイト
切換信号は“0”である。したがって、ウェイト信号発
生手段4はクロック信号2サイクル分の時間アクティブ
となり、Twステートが2ステート挿入され、その分チ
ップセレクト信号のアクティブ時間幅が延長される。
置内温度におけるマイクロプロセッサ1の周辺I/O2
へのアクセスの様子を示すタイミングチャートであり、
この時点では基準電圧生成手段6からの出力電圧の方が
温度−電圧変換手段7からの出力電圧より高くウェイト
切換信号は“0”である。したがって、ウェイト信号発
生手段4はクロック信号2サイクル分の時間アクティブ
となり、Twステートが2ステート挿入され、その分チ
ップセレクト信号のアクティブ時間幅が延長される。
【0023】ここで、周辺I/O2のアクセスタイム
が、Twステートが1ステート挿入されたときのチップ
セレクト信号のアクティブ時間幅よりも大きくなる装置
内温度において、電圧比較手段8がちょうど“0”のウ
ェイト切換信号を出力するように基準電圧生成手段6の
基準電圧を設定しておけば、マイクロプロセッサ1が装
置内温度に対応した適切なタイミングで周辺I/Oとの
アクセスを行い、マイクロプロセッサ1における処理の
高速化を図ることができる。
が、Twステートが1ステート挿入されたときのチップ
セレクト信号のアクティブ時間幅よりも大きくなる装置
内温度において、電圧比較手段8がちょうど“0”のウ
ェイト切換信号を出力するように基準電圧生成手段6の
基準電圧を設定しておけば、マイクロプロセッサ1が装
置内温度に対応した適切なタイミングで周辺I/Oとの
アクセスを行い、マイクロプロセッサ1における処理の
高速化を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置内温
度の変化をウェイト信号発生手段が検知し装置内温度の
変化に応じてマイクロプロセッサに入力するウェイト信
号のアクティブ時間幅を変化させることが可能となり、
これによりマイクロプロセッサが装置内温度に対応した
適切なタイミングで周辺I/Oとのアクセスを行い、マ
イクロプロセッサにおける処理の高速化を図ることがで
きる優れた制御装置が得られる。
度の変化をウェイト信号発生手段が検知し装置内温度の
変化に応じてマイクロプロセッサに入力するウェイト信
号のアクティブ時間幅を変化させることが可能となり、
これによりマイクロプロセッサが装置内温度に対応した
適切なタイミングで周辺I/Oとのアクセスを行い、マ
イクロプロセッサにおける処理の高速化を図ることがで
きる優れた制御装置が得られる。
【図1】本発明における制御装置の一実施例のブロック
図
図
【図2】本発明における制御装置の一実施例のタイミン
グチャート図
グチャート図
【図3】従来例における制御装置のブロック図
【図4】従来例における制御装置のタイミングチャート
図
図
1 マイクロプロセッサ 2 周辺I/O 3 アドレスデコーダ 4 発振器 6 基準電圧生成手段 7 温度−電圧変換手段 8 電圧比較手段 9 ウェイト信号発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/30 - 9/355 G06F 13/10 G06F 13/42 G06F 1/04 - 1/14
Claims (2)
- 【請求項1】 外部からウェイト信号を入力することに
より周辺I/Oへのアクセスタイミングを可変できるマ
イクロプロセッサと、一定の基準電圧を生成する基準電
圧生成手段と、装置内の温度を電圧に変換する温度−電
圧変換手段と、前記基準電圧生成手段からの出力電圧と
前記温度−電圧変換手段からの出力電圧を比較し、その
結果に基づいてウェイト切換信号を出力する電圧比較手
段と、前記電圧比較手段からのウェイト切換信号に応じ
て前記マイクロプロセッサに入力するウェイト信号のア
クティブ時間幅を変化させるウェイト信号発生手段とを
備えたことを特徴とする制御装置。 - 【請求項2】 ウェイト信号発生手段は、クロック信号
とチップセレクト信号をもとに、電圧比較手段からのウ
ェイト切換信号に応じたウェイト信号を発生させること
を特徴とする請求項1記載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19034692A JP3190121B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19034692A JP3190121B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635697A JPH0635697A (ja) | 1994-02-10 |
JP3190121B2 true JP3190121B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16256671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19034692A Expired - Fee Related JP3190121B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190121B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002091905A (ja) | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびアクセスウェイト数変更プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
WO2024024516A1 (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | ソニーグループ株式会社 | 通信装置、駆動装置、表示装置、及び通信方法 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP19034692A patent/JP3190121B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635697A (ja) | 1994-02-10 |
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