JP2002085253A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JP2002085253A JP2002085253A JP2000281723A JP2000281723A JP2002085253A JP 2002085253 A JP2002085253 A JP 2002085253A JP 2000281723 A JP2000281723 A JP 2000281723A JP 2000281723 A JP2000281723 A JP 2000281723A JP 2002085253 A JP2002085253 A JP 2002085253A
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- hinge
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Abstract
により変化する結果、蓋が閉まらなくなる等の相互干渉
の不都合を自動的に解消することである。 【解決手段】 炊飯器本体1にヒンジピン2を介して蓋
3を開閉自在に取付けてなる炊飯器において、上記ヒン
ジピン2を蓋3に対しては軸受け部6に設けたピン穴7
に挿通して取付け、炊飯器本体1に対してはそれに設け
たヒンジ受け部14に前後方向に移動できる余裕をもっ
て取付け、そのピン受け部14の余裕部分にコイルばね
16を介在し、炊飯器本体1と蓋3との寸法変化をコイ
ルばね16に抗するヒンジピン2の移動により吸収する
ようにした。
Description
ーを含む)に関し、特に蓋のヒンジ構造に関するもので
ある。
取付けて構成される。蓋を開閉自在に取付けるために、
炊飯器本体と蓋の各ピン穴に1本のヒンジピンを隙間無
く挿通する構成が採られる。蓋は、そのヒンジピンを中
心として回動して開閉される。このため、炊飯器本体と
蓋は材料の変形や加工誤差等による場合を除いては、相
対的な移動は不可能である。
時点では、炊飯器本体の胴部と蓋との間の隙間は規定値
内に収まっているが、樹脂成形時の寸法ばらつきや、経
年変化による変形により、前記の隙間が無くなって炊飯
器本体と蓋とが干渉したり、段差が生じたりすることが
あり、極端な例では蓋が閉まらなくなる恐れもあった。
に対応できるヒンジ構造を持った炊飯器を提供すること
を課題とする。
めに、この発明は、炊飯器本体にヒンジピンを介して蓋
を開閉自在に取付けてなる炊飯器において、上記ヒンジ
ピンを上記の炊飯器本体と蓋のいずれか一方に対しては
ピン穴に挿通して取付け、他方に対しては前後方向に移
動できる余裕を持ったヒンジ受け部に取付け、そのヒン
ジ受け部の移動の余裕部分に弾性体を介在した構成を採
用した。
ンジピンはピン穴に挿通されるとともに、ヒンジ受け部
において弾性体に押圧された一定位置にあり、蓋の開閉
動作を支持する。炊飯器本体と蓋の経年変化等により変
形が生じると、ヒンジピンが取付け部の弾性体の押圧力
に抗して移動し、寸法変化を吸収する。
所又は前後いずれか1ヶ所に介在した構成をとることが
できる。前後2ヶ所に設けると、前後方向への移動によ
る寸法変化の吸収が可能となる。
又は弾性体に対して進退する調整具を設けた構成を採る
ことができる。この構成によると、生産工程等において
調整具を操作してヒンジピンの位置を調整することによ
り、炊飯器本体と蓋との間の隙間を調整することができ
る。
に基づいて説明する。図1に示すように、実施形態の炊
飯器は、炊飯器本体1と、その炊飯器本体1にヒンジピ
ン2を介して開閉自在に取付けられた蓋3とからなる。
ー4を外し、また蓋3については外蓋5を外した状態で
示している。同図に示すように、上記のヒンジピン2
は、蓋3の後端部において左右対向して設けられた軸受
け部6、6のピン穴7、7に回転可能に挿通されてい
る。ヒンジピン2には、ヒンジばね8の一対のコイル部
9、9が挿通される。コイル部9の両端の自由端部1
1、11は蓋3の内部の差込み穴12、12に差し込ま
れる。上記のコイル部9、9の間のコの字状の連結部1
3は、炊飯器本体1に取り付ける前は、図示のように自
由状態にある。
ジ受け部14,14が設けられる。また、そのヒンジ受
け部14、14の中間部分にばね受け部15が設けら
れ、前記の連結部13をこのばね受け部15に係合させ
る。各ヒンジ受け部14は左右方向と、後部上方に開放
されており、その内部はヒンジピン2に対し前後方向に
一定の移動余裕a(図3(a)参照)がある大きさに形
成されている。
1の左右のヒンジ受け部14、14の外側にはめ、ヒン
ジピン2をヒンジ受け部14、14に通し、同時に前記
ヒンジばね8の連結部13をばね受け部15に係合し
て、蓋2に開放方向への付勢力を付与する。また、図3
(a)に示すように、ヒンジピン2を一方に寄せるとと
もに、前記の移動余裕aの部分にコイルばね16を介在
し、該ヒンジピン2を一方(図示の場合前方)に押圧す
る。
内方側から調整ねじ17をねじ込みヒンジピン2に押し
当てることにより、ヒンジピン2の前後方向の位置を調
整するようにしてもよい。また、図3(c)のように、
ヒンジピン2の前後2ヶ所にコイルばね16、16を介
在するようにしてもよい。
イルばね16の押圧力を受けた状態で蓋3を支持し、そ
の回転中心を与える。蓋3又は炊飯器本体1が経年変化
等により前後方向の相対的なずれが発生した場合はヒン
ジピン2がコイルばね16の押圧力に打ち勝って移動し
そのずれを吸収する。
体1の胴部1aの寸法が蓋3に比べて若干小さかったと
しても、蓋3を閉めるときに蓋3が後方へ押される形に
なり、これをコイルばね16が吸収し蓋3は確実に閉め
られる。また、経年変化により炊飯器本体1が収縮した
場合にもコイルばね16が炊飯器本体1の寸法変化を吸
収する。
に支持するヒンジ受け部14を炊飯器本体1側に設け、
ピン穴7を有する軸受け部6を蓋3側に設けているが、
この関係を逆にして、ヒンジ受け部14を蓋3側に設
け、ピン穴7を有する軸受け部6を炊飯器本体1側に設
けた構成であっても同様の作用が行われる。
等の弾性体を用いることができる。
の差込み穴12を上下方向、水平方向に複数ヶ所設け、
そのいずれか一つを選択して自由端部11を差し込むこ
とにより、ヒンジばね8のばね力を変化できるようにし
たものである。これによると、蓋3の開き角のばらつき
を均等化でき、補修による蓋3の開き角の変更も容易に
できる。さらに、材質等の違いにより重量に差のある蓋
3について同一仕様のヒンジばね8を共用することがで
きる。
器本体と蓋との間に経年変化等により前後方向に相対的
なずれが生じたとしても、ヒンジピンが弾性体の弾力に
抗して移動し、そのずれを吸収する。これにより、蓋が
閉まらなくなる等の不都合が解消される。
の断面図
の斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 炊飯器本体にヒンジピンを介して蓋を開
閉自在に取付けてなる炊飯器において、上記ヒンジピン
を上記の炊飯器本体と蓋のいずれか一方に対してはピン
穴に挿通して取付け、他方に対しては前後方向に移動で
きる余裕を持ったヒンジ受け部に取付け、そのヒンジ受
け部の移動の余裕部分に弾性体を介在したことを特徴と
する炊飯器。 - 【請求項2】 上記の弾性体を上記ヒンジピンの前後2
ヶ所又は前後いずれか1ヶ所に介在したことを特徴とす
る請求項1に記載の炊飯器。 - 【請求項3】 上記のヒンジ受け部に、上記のヒンジピ
ン又は弾性体に対して進退する調整具を設けたことを特
徴とする請求項1又は2に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000281723A JP3643021B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000281723A JP3643021B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002085253A true JP2002085253A (ja) | 2002-03-26 |
JP3643021B2 JP3643021B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=18766337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000281723A Expired - Fee Related JP3643021B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3643021B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011058730A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Rinnai Corp | 調理器用開閉式操作盤の開閉構造 |
CN105020261A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-11-04 | 美的集团股份有限公司 | 弹性销轴和烹饪器具 |
-
2000
- 2000-09-18 JP JP2000281723A patent/JP3643021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011058730A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Rinnai Corp | 調理器用開閉式操作盤の開閉構造 |
CN105020261A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-11-04 | 美的集团股份有限公司 | 弹性销轴和烹饪器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3643021B2 (ja) | 2005-04-27 |
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