JP4459378B2 - ドアチェック装置のアームおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、他方の端部側が、ドア側に設けられ、内部に前記係止部に係脱する係脱機構が設けられた有底凹状ケースの底面の穴を貫通し、有底凹部からの抜け止めを行う抜け止め部材が取り付けられるドアチェック装置のアームおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7を用いて、従来のドアチェック装置の構成を説明する。ここで、図6は従来のドアチェック装置の斜視図、図7は図6の切断線A−Aにおける断面図、図8は図6中の主要部の分解斜視図である。
【0003】
これらの図において、ボデーブラケット1は車体側に取り付けられ、ケース2がドア板D側に取り付けられる。このケース2には、中央に有底凹部2cが形成され、有底凹部2cの両側に、ドア側に取り付けられるベース部2bが設けられている。又、有底凹部2cの底壁には、この有底凹部2c内にアーム3が貫通配置されるための穴2aが穿設されている。尚、このケース2はプレス成形により生産される。
【0004】
アーム3は、一方の端部側がボデーブラケット1にヒンジピン8を用いて回転可能に取り付けられ、その回転中心軸方向(ヒンジピン8の軸方向)における厚みを長手方向にわたって変化させることにより、図6及び図8に示すように、係止用凹部3aと凸部3bとが形成されている。
【0005】
本従来例におけるアーム3は、金属からなる本体3cと、アーム3の美観を向上させると共に摺動抵抗を減らすために本体3cを覆う樹脂層3dとからなっており、上記係止用凹部3a及び凸部3bを、樹脂層3dの厚みを変化させることにより形成している。
【0006】
アーム3の他方の端部側は、ケース2の有底凹部2cの穴2aより突出し、そこに、ストッパクッション4を介して、抜け止め部材としてのストッパプレート5が穴3eに取り付けられ、ケース2の有底凹部2cからの抜け止めがなされている。
【0007】
ケース2の有底凹部2c内には、アーム3の回転中心軸方向から摺接部12a,13aでもってアーム3を挟むように、同一形状の第1及び第2のシュー12,13が対向配置され、ケース2の有底凹部2c内で且つ第1及び第2のシュー12,13の背面側の空間には、それぞれ、第1及び第2のシュー12,13をアーム3側に付勢する第1及び第2の付勢部材として、クッション14,15が配置されている。
【0008】
ケース2の有底凹部2cの開口2eは、金属製のカバー10で覆われている。このカバー10には、ケース2の有底凹部2cの穴2aと対向する位置に、アーム3が挿通される穴10aが形成されている。
【0009】
カバー10の穴10aには、カバー10の内への塵埃や異物の侵入阻止を図るために、弾性を有する樹脂又はゴム等でなるシール部材11が貼付される。このシール部材11には、アーム3の上面および下面にそれぞれ押接する可撓部11bが形成され、可撓部11b間には、アーム3が挿通するスリット11aが形成されている。
【0010】
上記構成のドアチェック装置の作動を説明する。まず、ドアが閉まっている状態から、ドアを開方向に移動すると、この開方向の移動に伴って、ケース2がアーム3に対して図7における右方向に移動する。これにより、シュー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の凸部3bを乗り越え、第1の係止用凹部3aに係合する。この位置がドアの半開位置で、ドアの開閉が一旦規制される。
【0011】
更に、ドアを開方向に移動させると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の次の凸部3bを乗り越え、第2の係止用凹部3aに係合する。この位置がドアの全開位置で、この全開位置では、有底凹部2cがストッパクッション4に当接しており、ドアはそれ以上の開放を禁止される。
【0012】
この全開位置からドアを閉方向に移動させると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の凸部3bを開方向の場合と逆方向に乗り越えながら進み、半開位置を経由して、全閉位置に戻ることになる。
【0013】
次に、アーム3のさらなる説明を図9を用いて行う。(a)図は図6のアームの平面図、(b)図は(a)図の切断線A-Aにおける断面図である。
図において、3fはヒンジピン8が嵌合する穴である。
【0014】
樹脂層3dは、アーム3の他方の端部側を除いた部分に射出成形法にて形成されている。
図10はアーム3に樹脂層3dを形成する方法を説明する図である。
【0015】
金型20を構成する上型21と下型23との間の空間に本体3cを位置決め保持する必要がある。
本従来例では、樹脂層3dが形成されない他方の端部側は、本体3cに金型が直接係合し、上下方向および左右方向の位置決めがなされる。即ち、図9(a)に示すように、左右方向は、樹脂層3dが形成されない本体3cの側面C,D、図9(b)に示すように、上下方向は上面E,下面Fを上型21,下型23が把持することにより位置決め保持される。
【0016】
一方、樹脂層3dで覆われるアーム3の一方の端部側は、位置決めピンを用いて上下および左右方向の位置決めを行っている。
即ち、本体3cの中間部に、位置決めピン用の穴3gを形成し、上型21と下型23とに、本体3cの穴3gに係合し、本体3cを位置決めする位置決めピン31と位置決めピン33とを設けている。
【0017】
位置決めピン33は本体3cの穴3gに嵌合する小径部33aと、本体3cの下面の穴3gの開口の周縁に当接する大径部33bとからなっている。
位置決めピン31は、先端面がアーム3の本体3cの上面に当接すると共に、この先端面に位置決めピン33の小径部33aが嵌合する穴31aが形成されている。
【0018】
また、ヒンジピン8が嵌合する穴3fを形成するために、上型21,下型23には、回転軸ピン35,37が設けられる。
そして、金型20の空隙内に熱可塑性樹脂が押し込まれ、樹脂層3dが成形される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のドアチェック装置のアーム3においては、位置決めピン31,33を用いて金型20内でアーム3の本体3cを位置決め保持するので、その樹脂層3dには、図9に示すように位置決めピン31,33の跡として位置決め穴3g′が残る。
【0020】
この位置決め穴3g′はアーム3の中間部にあるので、ドアチェック装置に組み付けた場合、アーム3の見栄えが悪いという問題点がある。
この問題点を解消するために、回転軸ピンに位置決め機能を持たせた図11,図12に示すような製造方法が考えられる。図11はその製造方法を説明する図、図12は図11の位置決め回転ピンを示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【0021】
これらの図において、位置決め回転軸ピン35′,37′の円周面には、本体3cの上面,下面に当接する複数(本例では3つ)の突起35a′、37a′が形成されている。
【0022】
このような位置決め回転軸ピン35′,37′を用いると、アーム3は、図13に示すように、穴3fの開口縁部に位置決め回転軸ピン35′,37′の突起35a′、37a′の位置決め跡3jが残るが、穴3fの開口縁部は、ボデーブラケット1内に隠れるので、アーム3の見栄えが悪くなることは無い。
【0023】
しかし、このような位置決め回転軸ピン35′,37′を用いる場合、見栄えがよい反面、以下のような問題点がある。
(1) 回転軸と位置決め穴とを共用しているので、ヒンジピン8が嵌合する穴3fの強度が低下する。
【0024】
(2) 位置決め回転軸ピン35′,37′の円周面に形成された本体3cの上面,下面に当接する3つの突起35a′、37a′の強度が弱く、破損しやすい。
(3) 円周面に突起35a′、37a′が形成されるので、位置決め回転軸ピン35′,37′の製造コストが高い。
【0025】
さらに、図14に示すように、アーム3の本体3cに穴を開ける際に、バーリング加工の手法を用い、穴本体3hの開口の縁部に円筒部3iを形成し、穴3fの強度を向上させた場合(以下、このようなアームを段付きアームという)、図11,図12に示す位置決め回転軸ピン35′,37′は以下の理由で使用できない。
【0026】
(1) バーリング加工を用いた場合、穴本体3hと段部3iとの高さhが一定とならず、上下方向の位置決めに使用できない。
(2) バーリング加工を用いた場合、穴本体3hの開口縁部にはRが形成され、位置決め回転軸ピン35′の突起35a′が当接する本体3cの面積が極端に少なくなり、位置決めできない。
【0027】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の課題は、見栄えのよいドアチェック装置のアームおよびその製造方法を提供することにある。
第2の課題は、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が低下しないドアチェック装置のアームおよびその製造方法を提供することある。
【0028】
第3の課題は、製造コストが安いドアチェック装置のアームおよびその製造方法を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、一方の端部側に、車体側に固着されるボデーブラケットに取り付けられるヒンジピンに回転可能に係合する穴が開設され、中間部に係止部が形成され、他方の端部側が、ドア側に設けられ、前記係止部に係脱する係脱機構に係合するドアチェック装置のアームにおいて、前記アームを本体と、前記本体の他方の端部側を除いた表面に、金型を用いて形成された樹脂層とから構成し、前記一方の端部側の穴の近傍で、前記ブラケットと対向し、前記穴の内壁面を介した部分に、前記金型内で前記本体を支持する位置決めピンが嵌合した位置決め穴が形成されたことを特徴とするドアチェック装置のアームである。
【0030】
一方の端部側の穴の近傍で前記ブラケットと対向する部分に、前記金型内で前記本体を支持する位置決めピンが嵌合した位置決め穴が形成されたことにより、位置決め穴はブラケット内に隠れ、アームの見栄えがよい。
【0031】
ヒンジピンが嵌合する穴に位置決め用の跡が形成されないので、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が低下しない。
さらに、従来用いられてきた位置決めピンを使用することができるので、製造コストも安くなる。
【0032】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の前記ヒンジピンが嵌合する前記アームの本体の穴は、前記本体に形成された穴本体と、該穴本体の開口周縁部に形成された円筒とからなることを特徴とするドアチェック装置のアームである。
【0033】
ヒンジピンが嵌合する前記アームの本体の穴は、前記本体に形成された穴本体と、該穴本体の開口周縁部に形成された円筒とからなることにより、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が向上する。
【0034】
請求項3記載の発明は、一方の端部側に、車体側に固着されるボデーブラケットに取り付けられるヒンジピンに回転可能に係合する穴が開設され、中間部に係止部が形成され、他方の端部側が、ドア側に設けられ、前記係止部に係脱する係脱機構に係合するドアチェック装置のアームの製造方法において、前記アームを本体と、前記本体の他方の端部側を除いた表面に形成された樹脂層とから構成し、前記金型を用いて前記樹脂層を形成する際に、前記一方の端部側の穴の近傍で、前記ブラケットと対向し、前記穴の内壁面を介した部分で、前記本体を支持するようにしたことを特徴とするドアチェック装置のアームの製造方法である。
【0035】
一方の端部側の穴の近傍で前記ブラケットと対向する部分で前記本体を支持することにより、位置決め穴がブラケット内に隠れ、アームの見栄えがよい。
ヒンジピンが嵌合する穴に位置決め用の跡が形成されないので、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が低下しない。
【0036】
さらに、従来用いられてきた位置決めピンを使用することができるので、製造コストも安くなる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。
本実施の形態例と従来例との相違点は、アームのみで他の部分は同一なので、アームを中心に説明する。
【0038】
最初に、実施の形態例のアームの平面図である図1および図1の切断線H-Hにおける断面図である図2を用いて説明する。
アーム103は、一方の端部側がボデーブラケット101にヒンジピンを用いて回転可能に取り付けられ、その回転中心軸方向(ヒンジピンの軸方向)における厚みを長手方向にわたって変化させることにより、係止用凹部103aと凸部103bとが形成されている。
【0039】
アーム103は、金属からなる本体103cと、アーム103の美観を向上させると共に摺動抵抗を減らすために本体103cを覆う樹脂層103dとからなっており、上記係止用凹部103a及び凸部103bを、樹脂層103dの厚みを変化させることにより形成している。
【0040】
そして、樹脂層3dは、アーム3の他方の端部側を除いた部分に射出成形法にて形成されている。
アーム103の一方の端部側には、ヒンジピンが嵌合する穴103fが、他方の端部側には、ストッパプレートが取り付けられる穴103eがそれぞれ形成されている。
【0041】
そして、穴103fの近傍でボデーブラケット101と対向する部分には、樹脂層103dを形成する際に金型内で本体103cを支持する位置決めピン(詳細は後述する)が嵌合した位置決め穴103g′が形成されている。
【0042】
次に、図3を用いて上記構成のアーム103を製造方法を説明する。
金型120を構成する上型121と下型123との間の空間に本体103cを位置決め保持する必要がある。
【0043】
本実施の形態例では、樹脂層103dが形成されない他方の端部側は、本体103cに金型が直接係合し、上下方向および左右方向の位置決めがなされる。即ち、図1に示すように、左右方向は、樹脂層103dが形成されない本体103cの側面C,D、図2に示すように、上下方向は上面E,下面Fを上型121,下型123が把持することにより位置決め保持される。
【0044】
一方、樹脂層103dで覆われるアーム103の一方の端部側は、位置決めピンを用いて上下および左右方向の位置決めを行っている。
即ち、一方の端部側の穴103fの近傍でボデーブラケット101と対向する部分に、位置決めピン用の穴103gを形成し、上型121と下型123とに、本体103cの穴103gに係合し、本体103cを位置決めする位置決めピン131と位置決めピン133とを設けている。
【0045】
位置決めピン133は本体103cの穴103gに嵌合する小径部133aと、本体103cの下面の穴103gの開口の周縁に当接する大径部133bとからなっている。
【0046】
位置決めピン131は、先端面がアーム103の本体103cの上面に当接すると共に、この先端面に位置決めピン133の小径部133aが嵌合する穴131aが形成されている。
【0047】
また、ヒンジピン108が嵌合する穴103fを形成するために、上型121,下型123には、回転軸ピン135,137が設けられる。
そして、金型120の空隙内に熱可塑性樹脂が押し込まれ、樹脂層103dが成形される。
【0048】
その後、上型121と下型123とを分離することにより、回転軸ピン135があった箇所には、ヒンジピンが嵌合する穴103fが形成され、位置決めピン131,133があった箇所には、位置決め穴103g′が形成される。
【0049】
上記アームの構成およびアームの製造方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) アーム103の一方の端部側の穴103fの近傍でボデーブラケット101と対向する部分に、金型120内でアーム103の本体103cを支持する位置決めピン131,133が嵌合した位置決め穴103g′が形成されたことにより、位置決め穴103g′はブラケット101内に隠れ、アーム103の見栄えがよい。
【0050】
(2) ヒンジピンが嵌合する穴103fに位置決め用の跡が形成されないので、ヒンジピンが嵌合する穴103fの強度が低下しない。
(3) 従来用いられてきた位置決めピンを使用することができるので、製造コストも安くなる。
【0051】
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。例えば、図4に示すように、アーム103の一方の端部側に形成されるヒンジピンが嵌合する穴103fの強度をあげるために、本体103cに穴を開ける際に、バーリング加工等の手法を用い、穴本体103hの開口の縁部に円筒部103iを形成した場合でも、図5に示すように、一方の端部側の穴103fの近傍でボデーブラケット101と対向する部分に、位置決めピン用の穴103gを形成し、上型121と下型123とに、本体103cの穴103gに係合し、本体103cを位置決めする位置決めピン131と位置決めピン133とを設けることで、上記実施の形態例と同様に樹脂層103dを形成することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、一方の端部側の穴の近傍で前記ブラケットと対向する部分に、前記金型内で前記本体を支持する位置決めピンが嵌合した位置決め穴が形成されたことにより、位置決め穴はブラケット内に隠れ、アームの見栄えがよい。
【0053】
ヒンジピンが嵌合する穴に位置決め用の跡が形成されないので、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が低下しない。
さらに、従来用いられてきた位置決めピンを使用することができるので、製造コストも安くなる。
【0054】
請求項2記載の発明によれば、ヒンジピンが嵌合する前記アームの本体の穴は、前記本体に形成された穴本体と、該穴本体の開口周縁部に形成された円筒とからなることにより、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が向上する。
【0055】
請求項3記載の発明よれば、一方の端部側の穴の近傍で前記ブラケットと対向する部分で前記本体を支持することにより、位置決め穴がブラケット内に隠れ、アームの見栄えがよい。
【0056】
ヒンジピンが嵌合する穴に位置決め用の跡が形成されないので、ヒンジピンが嵌合する穴の強度が低下しない。
さらに、従来用いられてきた位置決めピンを使用することができるので、製造コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例のアームの平面図である。
【図2】図1の切断線H-Hにおける断面図である。
【図3】図1に示すアームの製造方法を説明する図である。
【図4】他の実施の形態例のアームの断面図である。
【図5】図4に示すアームの製造方法を説明する図である。
【図6】従来のドアチェック装置の斜視図である。
【図7】図6の切断線A−Aにおける断面図である。
【図8】図6中の主要部の分解斜視図である。
【図9】 (a)図は図6のアームの平面図、(b)図は(a)図の切断線A-Aにおける断面図である。
【図10】アームに樹脂層を形成する方法を説明する図である。
【図11】アームに樹脂層を形成する他の方法を説明する図である。
【図12】図11の位置決め回転ピンを示す図である。
【図13】図11に示す製造方法で製造されたアームの平面図である。
【図14】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
101 ボデーブラケット
103 アーム
103c 本体
103d 樹脂層
103f 穴
103g′ 位置決め穴
Claims (3)
- 一方の端部側に、車体側に固着されるボデーブラケットに取り付けられるヒンジピンに回転可能に係合する穴が開設され、
中間部に係止部が形成され、
他方の端部側が、ドア側に設けられ、前記係止部に係脱する係脱機構に係合するドアチェック装置のアームにおいて、
前記アームを
本体と、
前記本体の他方の端部側を除いた表面に、金型を用いて形成された樹脂層とから構成し、
前記一方の端部側の穴の近傍で、前記ブラケットと対向し、前記穴の内壁面を介した部分に、前記金型内で前記本体を支持する位置決めピンが嵌合した位置決め穴が形成されたことを特徴とするドアチェック装置のアーム。 - 前記ヒンジピンが嵌合する前記アームの本体の穴は、
前記本体に形成された穴本体と、
該穴本体の開口周縁部に形成された円筒とからなることを特徴とする請求項1記載のドアチェック装置のアーム。 - 一方の端部側に、車体側に固着されるボデーブラケットに取り付けられるヒンジピンに回転可能に係合する穴が開設され、
中間部に係止部が形成され、
他方の端部側が、ドア側に設けられ、前記係止部に係脱する係脱機構に係合するドアチェック装置のアームの製造方法において、
前記アームを
本体と、
前記本体の他方の端部側を除いた表面に形成された樹脂層とから構成し、
前記金型を用いて前記樹脂層を形成する際に、前記一方の端部側の穴の近傍で、前記ブラケットと対向し、前記穴の内壁面を介した部分で、前記本体を支持するようにしたことを特徴とするドアチェック装置のアームの製造方法。
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