JP4590326B2 - 自動車用ドアチェッカ - Google Patents

自動車用ドアチェッカ Download PDF

Info

Publication number
JP4590326B2
JP4590326B2 JP2005239634A JP2005239634A JP4590326B2 JP 4590326 B2 JP4590326 B2 JP 4590326B2 JP 2005239634 A JP2005239634 A JP 2005239634A JP 2005239634 A JP2005239634 A JP 2005239634A JP 4590326 B2 JP4590326 B2 JP 4590326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
door
detent
check plate
fully closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005239634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007056461A (ja
Inventor
勝博 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rikenkaki Kogyo KK
Original Assignee
Rikenkaki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rikenkaki Kogyo KK filed Critical Rikenkaki Kogyo KK
Priority to JP2005239634A priority Critical patent/JP4590326B2/ja
Priority to CA 2556531 priority patent/CA2556531A1/en
Priority to US11/507,017 priority patent/US20070040392A1/en
Priority to CNB2006101159788A priority patent/CN100447369C/zh
Publication of JP2007056461A publication Critical patent/JP2007056461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4590326B2 publication Critical patent/JP4590326B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C17/00Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
    • E05C17/02Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
    • E05C17/04Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing
    • E05C17/12Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod
    • E05C17/20Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide
    • E05C17/203Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide concealed, e.g. for vehicles
    • E05C17/206Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of a single rod sliding through a guide concealed, e.g. for vehicles with elastomeric springs to hold wing open
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/002Weather or dirt protection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/28Extension link

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、自動車のボディに回動可能に軸支されるドアに固着されるケースと、このケースを移動可能に貫通して前記ボディに回動自在に連結されるチェックプレートと、このチェックプレートの上下一対のディテント面と協働してドアを所定の開き位置に保持すべく前記ケースに摺動可能に保持される上下一対のディテント部材と、前記ケース内に縮設されて前記ディテント部材及びディテント面間にディテント力を発生させる弾性材製の弾発部材とからなる、自動車用ドアチェッカの改良に関する。
かゝるドアチェッカは、特許文献1に開示されるように、既に知られている。
特開平9−256714号公報
かゝる自動車用ドアチェッカでは、ドアを全閉状態にしたとき、チェックプレートはケースからドアの内部に長く突出することになる。ところで、ドアの内部には、ドアガラスの出入り口から雨水や洗車水が多少とも浸入するので、その水滴が上記チェックプレートの上面に落ちると、該上面に付着しているダストを伴ないながらケース内に流入することがあり、その流入によれば、ダストがケースとディテント部材及び弾発部材との隙間に噛み込んで、異音を発生させたり、ケース内でのディテント部材の摺動性を阻害してチェック特性を変化させたりする等の不具合を生じることがある。
そこで、ケースやチェックプレートをカバーで覆って、ケース内への雨水等の流入を防ぐようにすることも知られているが、そうしたものでも、ケース内の防水を完全に図ることはできない上、部品点数が多くなり、コスト高となってしまう。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ドアの内部に浸入した雨水等がチェックプレートの上面に落ちても、それを速やかにチェックプレートから排出してケース内への流入を防いで前記不具合を未然に回避し得る、簡単で安価な前記自動車用ドアチェッカを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、自動車のボディに回動可能に軸支されるドアに固着されるケースと、このケースを移動可能に貫通して前記ボディに回動自在に連結されるチェックプレートと、このチェックプレートの上下一対のディテント面と協働してドアを所定の開き位置に保持すべく前記ケースに摺動可能に保持される上下一対のディテント部材と、前記ケース内に縮設されて前記ディテント部材及びディテント面間にディテント力を発生させる弾性材製の弾発部材とからなる、自動車用ドアチェッカにおいて、前記ドアの全閉時、前記チェックプレートの、前記ケースから前記ドア内部に突出する部分で、少なくとも前記ケースに近接した部位に、上下の前記ディテント面を貫通する排水孔を設けると共に、その上側の前記ディテント面には、該上側のディテント面をドアの全閉時に前記ケースに向かって流れる水滴をケース到達前に捕捉して前記排水孔に誘導する誘導溝を設けたことを第1の特徴とする。
さらにまた本発明は、自動車のボディに回動可能に軸支されるドアに固着されるケースと、このケースを移動可能に貫通して前記ボディに回動自在に連結されるチェックプレートと、このチェックプレートの上下一対のディテント面と協働してドアを所定の開き位置に保持すべく前記ケースに摺動可能に保持される上下一対のディテント部材と、前記ケース内に縮設されて前記ディテント部材及びディテント面間にディテント力を発生させる弾性材製の弾発部材とからなる、自動車用ドアチェッカにおいて、前記ドアの全閉時、前記チェックプレートの、前記ケースから前記ドア内部に突出する部分で、少なくとも前記ケースに近接した部位の上側のディテント面には、該上側のディテント面をドアの全閉時に前記ケースに向かって流れる水滴をケース到達前に捕捉して該チェックプレートの両外側方へ誘導するために該チェックプレートの両外側方に開口する排水溝を設けたことを第の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、ドアの全閉時、ケースからドア内部に長く突出するチェックプレートの上側のディテント面に、ドア内部に浸入した雨水や洗車水の水滴が落ちて、ダストを伴ってケース側に流れていっても、その水滴はケースに到達する手前で排水孔にダストと共に捕捉されて落下することになり、これにより水滴及びダストのケース内への流入を防ぐことができる。したがって、ケースとディテント部材及び弾発部材との隙間にダストが噛み込ん発生する種々の不具合を未然に防ぐことができる。しかもこのドアチェッカは特別なカバー類を使用しないので、構造が簡単で安価に提供することができる。
その上、上側のディテント面をケースに向かって流れる水滴は、ケース到達前に誘導溝により確実に捕捉して第1排水孔に誘導することができるため、水滴及びダストのケース内への流入防止を、より確実なものとすることができる。
本発明の第の特徴によれば、ドアの全閉時、ケースからドア内部に長く突出するチェックプレートの上側のディテント面に、ドア内部に浸入した雨水や洗車水の水滴が落ちて、ダストを伴ってケース側に流れていっても、その水滴はケースに到達する手前で排水溝に捕捉されて、チェックプレートの両外側方へ誘導され、そして落下することになり、これにより水滴及びダストのケース内への流入を防ぐことができる。したがって、ケースとディテント部材及び弾発部材との隙間にダストが噛み込ん発生する種々の不具合を未然に防ぐことができる。しかもこのドアチェッカは特別なカバー類を使用しないので、構造が簡単で安価に提供することができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るドアチェッカを取付けた自動車の要部斜視図、図2は上記ドアチェッカの要部を縦断した平面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4部拡大図、図5は図4の5−5線断面図、図6は上記ドアチェッカの要部の分解斜視図、図7は本発明の第2実施例を示す、図2と対応する平面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は図8の9−9線拡大断面図である。
先ず、図1〜図6に示す本発明の第1実施例の説明より始める。
図1において、自動車のボディBに、その乗降口を開閉すべくドアDがヒンジHを介して回動可能に取付けられており、これらボディB及びドアD間に、ドアDに本発明のドアチェッカCが取付けられる。
図1〜図3に示すように、上記ドアチェッカCは、ドアDの端壁内面に固着されるケース1を有する。このケース1は、一端を開放した箱形のケース本体1aと、その開放端を覆いながらケース本体1aに結合されるカバー1bとからなっており、これらケース本体1a及びカバー1bはドアDの端壁に、該端壁の内面にカバー1bを当接させて上下一対のボルト2,2により締結される。このカバー1b及びケース本体1aには、ドアDの端壁に開口する透孔3と同軸に並ぶ透孔4,5が穿設されており、これら三つの透孔3,4,5を貫通するチェックプレート6の基端がブラケット7に枢軸8を介して相互に回動可能に連結され、このブラケット7は、枢軸8を前記ヒンジHのピボット軸と平行に配置して、ボディBにボルト9により固着される。チェックプレート6は、略水平に配置され、その上下両面がディテント面10,10になっている。
チェックプレート6は、ブラケット7と直接連結されて略水平に配置される鋼板製のプレート本体6aと、このプレート本体6aの一端部を除いて、その周面を被覆するようにモールド結合される合成樹脂製の被覆体6bとから構成される(図3及び図5参照)。この被覆体6bは、チェックプレート6の上下のディテント面10,10の間隔が、該プレート6の基端側(ブラケット7側)から遊端側に向って漸増するように形成され、そしてディテント面10,10には、その長手方向中間部に半開ディテントノッチ10aが、また遊端部近傍に全開ディテントノッチ10bが形成され、その全開ディテントノッチ10bに隣接する全開ストッパ12がプレート本体6aに付設される。この全開ストッパ12は、プレート本体6aにピン13で固着される鋼板製のストッパプレート14と、このストッパプレート14に装着されて全開ディテントノッチ10bに臨むストッパゴム15とからなっており、そのストッパゴム15の全開ディテントノッチ10bに臨む端面に多数のクッション突起15aが隆起している。
図3及び図6において、前記ケース1には、チェックプレート6の一対のディテント面10,10と協働してドアDを所定の開き位置に保持する上下一対の合成樹脂製のディテント部材16,16がチェックプレート6の板厚方向に沿って摺動可能に嵌合保持される。これらディテント部材16,16は、前記半開ディテントノッチ10a及び全開ディテントノッチ10bに係合し得る半円筒状の係合部16aを備える。また両ディテント部材16,16は、互いに協働してチェックプレート6の前後両側面を摺動可能に支承する案内壁16b,16bを備える。
またケース1内には、ディテント部材16,16をそれぞれチェックプレート6のディテント面10,10に対して弾発付勢する上下一対の弾発部材17,17が圧縮状態で収容される。各弾発部材17は、エラストマ等の弾性材からなる。
図2及び図3は、ドアDを全閉状態にしたときのドアアチェッカCの状態を示しており、このときチェックプレート6は、全開ストッパ12側をケース1からドアD内部に長く突出させた状態となる。このように、チェックプレート6の、ケース1からドアD内部に長く突出する部分であって、ケース1に近接した部位には、その上下のディテント10,10を貫通する第1排水孔20が設けられる。この第1排水孔20は、鋼板製のプレート本体6aに設けられる小径孔20aと、合成樹脂製の被覆体6bに設けられて小径孔20aと上下に並ぶ大径孔20bとで構成される。
また上下のディテント10,10には、第1排水孔20の上下開口端から全開ストッパ12側に向かって広がり且つチェックプレート6の両側面に開口するハの字状配置の一対の誘導溝22,22が形成される。
さらにチェックプレート6には、上記第1排水孔20より全開ストッパ12側に位置する上下の半開ディテントノッチ10aの底部を上下に貫通する第2排水孔21が設けられる。この第2排水孔21も、前記第1排水孔20と同様にプレート本体6aの小径孔20aと被覆体6bの大径孔20bとで構成される。
図4及び図5に示すように、上記第1排水孔20及び第2排水孔21は、何れも鋼板製のプレート本体6aに設けられる小径孔20aと、合成樹脂製の上下の被覆体6bに設けられる大径孔20bとで構成される。
次に、この実施例の作用について説明する。
ドアDを全閉位置から開放していくと、それに応じてディテント部材16,16の係合部16a,16aがチェックプレート6のディテント面10,10を上るように滑っていき、それに伴い弾発部材17,17は圧縮されるので、その反発力の増加によりディテント部材16,16のディテント面10,10に対する圧接力を増大させていき、これによってドアDの開放トルクが適度に増大していく。
そして、ドアDを所定の半開位置まで来ると、ディテント部材16,16の係合部16a,16aが弾発部材17,17の弾発力をもってチェックプレート6の半開ディテントノッチ10a,10aに落ち込むことにより、ドアDの開放トルクが急増するので、ドアDを所定の半開位置に保持することができる。
またドアDに更なる開放力を加えて、ディテント部材16,16の係合部16a,16aを半開ディテントノッチ10a,10aから脱出させ、ドアDが所定の全開位置に達すると、今度は係合部16a,16aが全開ディテントノッチ10b,10bに落ち込み、同時にストッパゴム15にケース1が弾力的に受止められることにより、ドアDを全開位置に保持することができる。
またドアDを全開位置から閉じる過程でも、上記と同様にディテント部材16,16の係合部16a,16aと半開ディテントノッチ10a,10aとの係合により、ドアDを所定の半開位置に保持することができ、また更に閉じるときは、ディテント部材16,16の係合部16a,16aがチェックプレート6のディテント面10,10を下るように滑ることで、ドアDの閉鎖トルクが適度に減少し、その閉鎖を軽快に行うことができる。
ドアDが全閉状態にあるとき、ケース1からドアD内部に長く突出するチェックプレート6の上側のディテント10に、ドアD内部に浸入した雨水や洗車水の水滴が落ちると、その上側のディテント10はケース1に向かって下る勾配を持っているから、水滴は上側のディテント10を、それに付着しているダストを伴ってケース1に向かって下るが、チェックプレート6には、ケース1の直前箇所と半開ディテントノッチ10aの底部とに上下方向の第1排水孔20及び第2排水孔21がそれぞれ設けられるので、半開ディテントノッチ10aに落ち込んだ水滴は第2排水孔にダストと共に捕捉されて落下し、また半開ディテントノッチ10aよりケース1側を下る水滴はケース1に到達する手前で第1排水孔20にダストと共に捕捉されて落下することになり、これにより水滴及びダストのケース1内への流入を防ぐことができる。したがって、ケース1とディテント部材16及び弾発部材17との隙間にダストが噛み込ん発生する種々の不具合を未然に防ぐことができる。しかもこのドアチェッカCは特別なカバー類を使用しないので、構造が簡単で安価に提供することができる。
特に、前記第1及び第2第1排水孔20は、チェックプレート6の強度メンバとなる鋼板製のプレート本体6aに設けられる小径孔20aと、ディテント10,10を形成する合成樹脂製の被覆体6bに設けられる大径孔20bとを上下に並べて構成されるので、その大径孔20bで前記水滴を効果的に捕捉し得ると共に、プレート本体6aには大径孔を設けずに済むことで、チェックプレート6の強度を確保することができる。
またディテント10,10には、第1排水孔20の上下開口端から全開ストッパ12側に向かって広がり且つチェックプレート6の両側面に開口するハの字状配置の一対の誘導溝22,22が形成ているから、上側のディテント10をケース1に向かって流れる水滴は、一対の誘導溝22,22により確実に捕捉されて第1排水孔20に誘導されることになり、水滴及びダストのケース1内への流入防止を、より確実なものとすることができる。このように誘導溝22,22を設ける場合には、被覆体6bに設ける孔はプレート本体6aの小径孔20aと同径のものとすることができる。
次に、図7〜図9に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では、ドアDの全閉時、チェックプレート6の、ケース1からドアD内部に長く突出する部分であって、ケース1に近接した部位の上下ディテント10,10に、前記第1排水孔20に代えて、相互間にランド部24を残してチェックプレート6の外側方向に下る一対の排水溝23,23が形成される。その他の構成は前実施例と同様であるので、図7〜図9中、前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複した説明を省略する。
この第2実施例によれば、ドアD内に浸入した雨水や洗車水の水滴がチェックプレート6の上側のディテント10に落ち、ダストを伴ってケース1側に流れていっても、その多くは、ケース1に到達する手前で一対の排水溝23,23に捕捉されて、チェックプレート6の両外側方へ誘導され、そして落下することになり、これにより水滴及びダストのケース1内への流入を防ぐことができる。したがって、前実施例と同様に、ケース1とディテント部材16及び弾発部材17との隙間にダストが噛み込ん発生する種々の不具合を未然に防ぐことができる。
しかも上記一対の排水溝23,23間にはランド部24が存在するので、ドアDの開閉時、ディテント部材16は、ディテント面10に連続するランド部24上を摺動することで、違和感の発生を防ぐことができる。しかもこの第2実施例のドアチェッカCも特別なカバー類を使用しないので、構造が簡単で安価に提供することができる。
尚、上記各実施例において、誘導溝22,22及び排水溝23,23を上下のディテント10,10に設けたことは、自動車の左右のドアアチェッカCにおいてチェックプレート6が上下逆に配置されても、誘導溝22,22及び排水溝23,23に所期の機能を発揮させるためである。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、第2実施例の排水溝23,23を、屈折部を全開ストッパ12側に向けたV字状、若しくはチェックプレート6の長手方向に対して傾斜した直線状に変更すれば、ディテント10,10にランド部を残ずとも、ドアDの開閉に違和感を与えることなく、水滴の捕捉、排出を行うことができる。またチェックプレート6の上下のディテント面10,10が水平に配置されるドアチェッカにも本発明は有効である。即ち、水平なディテント面10に落ちた水滴も、自動車の姿勢や加、減速等の運転状態によりケース1側に流れていくことがあり、その水滴は、これをケース1の手前で排水孔又は排水溝により捕捉、排出して、ケース内への流入を防ぐことができる。
本発明の第1実施例に係るドアチェッカを取付けた自動車の要部斜視図。 上記ドアチェッカの要部を縦断した平面図。 図2の3−3線断面図。 図2の4部拡大図。 図4の5−5線断面図。 上記ドアチェッカの要部の分解斜視図。 本発明の第2実施例を示す。 図7の8−8線断面図。 図8の9−9線拡大断面図。
B・・・・・ボディ
C・・・・・ドアチェッカ
D・・・・・ドア
1・・・・・ケース
6・・・・・チェックプレート
10・・・・ディテント面
16・・・・ディテント部材
17・・・・弾発部材
18・・・・収容室
18a・・・ディテント部材の外端面
18b・・・ケースの内端面
20・・・・穴部
21・・・・隔壁
22・・・・シールリップ

Claims (2)

  1. 自動車のボディ(B)に回動可能に軸支されるドア(D)に固着されるケース(1)と、このケース(1)を移動可能に貫通して前記ボディ(B)に回動自在に連結されるチェックプレート(6)と、このチェックプレート(6)の上下一対のディテント面(10,10)と協働してドア(D)を所定の開き位置に保持すべく前記ケース(1)に摺動可能に保持される上下一対のディテント部材(16,16)と、前記ケース(1)内に縮設されて前記ディテント部材(16,16)及びディテント面(10,10)間にディテント力を発生させる弾性材製の弾発部材(17,17)とからなる、自動車用ドアチェッカにおいて、
    前記ドア(D)の全閉時、前記チェックプレート(6)の、前記ケース(1)から前記ドア(D)内部に突出する部分で、少なくとも前記ケース(1)に近接した部位に、上下の前記ディテント面(10,10)を貫通する排水孔(20)を設けると共に、その上側の前記ディテント面(10)には、該上側のディテント面(10)をドアの全閉時に前記ケース(1)に向かって流れる水滴をケース(1)到達前に捕捉して前記排水孔(20)に誘導する誘導溝(22)を設けたことを特徴とする、自動車用ドアチェッカ。
  2. 自動車のボディ(B)に回動可能に軸支されるドア(D)に固着されるケース(1)と、このケース(1)を移動可能に貫通して前記ボディ(B)に回動自在に連結されるチェックプレート(6)と、このチェックプレート(6)の上下一対のディテント面(10,10)と協働してドア(D)を所定の開き位置に保持すべく前記ケース(1)に摺動可能に保持される上下一対のディテント部材(16,16)と、前記ケース(1)内に縮設されて前記ディテント部材(16,16)及びディテント面(10,10)間にディテント力を発生させる弾性材製の弾発部材(17,17)とからなる、自動車用ドアチェッカにおいて、
    前記ドア(D)の全閉時、前記チェックプレート(6)の、前記ケース(1)から前記ドア(D)内部に突出する部分で、少なくとも前記ケース(1)に近接した部位の上側のディテント面(10)には、該上側のディテント面(10)をドアの全閉時に前記ケース(1)に向かって流れる水滴をケース(1)到達前に捕捉して該チェックプレート(6)の両外側方へ誘導するために該チェックプレート(6)の両外側方に開口する排水溝(23)を設けたことを特徴とする、自動車用ドアチェッカ。
JP2005239634A 2005-08-22 2005-08-22 自動車用ドアチェッカ Expired - Fee Related JP4590326B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005239634A JP4590326B2 (ja) 2005-08-22 2005-08-22 自動車用ドアチェッカ
CA 2556531 CA2556531A1 (en) 2005-08-22 2006-08-21 Door checker for automobile
US11/507,017 US20070040392A1 (en) 2005-08-22 2006-08-21 Door checker for automobile
CNB2006101159788A CN100447369C (zh) 2005-08-22 2006-08-22 汽车用门开度限位器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005239634A JP4590326B2 (ja) 2005-08-22 2005-08-22 自動車用ドアチェッカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007056461A JP2007056461A (ja) 2007-03-08
JP4590326B2 true JP4590326B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=37766748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005239634A Expired - Fee Related JP4590326B2 (ja) 2005-08-22 2005-08-22 自動車用ドアチェッカ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20070040392A1 (ja)
JP (1) JP4590326B2 (ja)
CN (1) CN100447369C (ja)
CA (1) CA2556531A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7703818B2 (en) * 2006-10-20 2010-04-27 Gm Global Technology Operations, Inc. Vehicle door latch striker
WO2009022684A1 (ja) * 2007-08-15 2009-02-19 Nhk Spring Co., Ltd. スライドロック装置
GB2461519B (en) * 2008-07-01 2013-04-17 Jaguar Cars Vehicle door systems
US7905525B2 (en) * 2008-12-19 2011-03-15 James Badia Security latch device with a latching arm cover
JP2012193567A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Mitsui Kinzoku Act Corp 自動車用ドアチェッカ
JP5913898B2 (ja) * 2011-10-17 2016-04-27 ゲスタンプ・エドシャ・ジャパン株式会社 ドアチェックリンク装置
JP6064239B2 (ja) 2012-08-10 2017-01-25 三井金属アクト株式会社 チェックリンク装置
JP6032594B2 (ja) * 2012-08-31 2016-11-30 理研化機工業株式会社 自動車用ドアチェッカ
JP6007745B2 (ja) * 2012-11-20 2016-10-12 アイシン精機株式会社 ドア駆動装置
CN103057491B (zh) * 2013-01-18 2015-11-25 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 一种防止车门关闭过重的智能调节系统及方法
CN103174346A (zh) * 2013-03-04 2013-06-26 江苏皓日汽车零部件有限公司 前门限位器总成
DE102013210442A1 (de) * 2013-06-05 2014-12-11 Ford Global Technologies, Llc Türfeststeller für Fahrzeugtüren von Kraftfahrzeugen
CN105765148B (zh) * 2013-11-13 2017-09-12 爱信精机株式会社 车门的开度调整块、开度调整装置以及门锁机构
US9316032B2 (en) 2014-03-04 2016-04-19 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle door checker
JP6725870B2 (ja) * 2016-02-26 2020-07-22 三菱自動車工業株式会社 車両用ドア構造
CN106121408B (zh) * 2016-06-30 2018-02-13 丰业迪睦斯(芜湖)汽车部件有限公司 汽车车门限位器
US10815708B2 (en) * 2017-07-06 2020-10-27 Porter Systems Positioner mechanism using linear adjusting lock
GB2567237B (en) * 2017-10-09 2019-09-25 Ford Global Tech Llc A vehicle door check mechanism
CN109972940A (zh) * 2019-04-25 2019-07-05 海尼兴汽车零部件(南京)有限公司 一种车门限位器及汽车
CN111927228A (zh) * 2020-06-29 2020-11-13 东风商用车有限公司 静音式限位臂
CN111827815B (zh) * 2020-07-16 2022-06-17 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 一种车门开启限位器的排尘结构
CN112252870B (zh) * 2020-10-09 2022-04-19 浙江吉利控股集团有限公司 一种高储能限位器结构
US11613170B2 (en) * 2021-08-26 2023-03-28 Fca Us Llc Stowable check strap assembly for vehicle door

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564371U (ja) * 1978-10-28 1980-05-02
JPS61159575U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03
JPS6279071U (ja) * 1985-11-01 1987-05-20
JP2001317259A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Fec Chain:Kk ドアチェック装置のアームおよびその製造方法
JP2003534475A (ja) * 2000-05-20 2003-11-18 エドシャ・アクチェンゲゼルシャフト 球状圧力摺動ドア固定装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3393281B2 (ja) * 1995-12-26 2003-04-07 株式会社大井製作所 自動車用ドアチェックリンク
JP3052059B2 (ja) * 1996-03-22 2000-06-12 理研化機工業株式会社 自動車用ドアチェッカ
JP3742036B2 (ja) * 2002-07-11 2006-02-01 理研化機工業株式会社 自動車用ドアチェッカ
JP3632018B2 (ja) * 2002-08-21 2005-03-23 理研化機工業株式会社 自動車用ドアチェッカ
US7143473B2 (en) * 2005-01-13 2006-12-05 Rikenkaki Kogyo Kabushiki Kaisha Door checker for automobile

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564371U (ja) * 1978-10-28 1980-05-02
JPS61159575U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03
JPS6279071U (ja) * 1985-11-01 1987-05-20
JP2001317259A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Fec Chain:Kk ドアチェック装置のアームおよびその製造方法
JP2003534475A (ja) * 2000-05-20 2003-11-18 エドシャ・アクチェンゲゼルシャフト 球状圧力摺動ドア固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070040392A1 (en) 2007-02-22
CN1920233A (zh) 2007-02-28
CA2556531A1 (en) 2007-02-22
JP2007056461A (ja) 2007-03-08
CN100447369C (zh) 2008-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4590326B2 (ja) 自動車用ドアチェッカ
JP4364171B2 (ja) 自動車用ドアチェッカ
JP3542343B2 (ja) 自動車用ドアチェッカ
US6164718A (en) Guide link for sliding panels in slide-and-lift sunroof constructions for motor vehicles
JP4474339B2 (ja) 自動車用ドアチェッカ
GB2392952A (en) Hinge with anti-gravity member to block movement under sudden acceleration
KR20190059227A (ko) 차량용 환기 밸브
JP2006069430A (ja) 車両用スライドドア装置
US11332081B2 (en) Structure of a sliding trim cover for opposite sliding doors
EP2307216B1 (en) Vehicle door systems
JP4065173B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JPS631743Y2 (ja)
JP3636585B2 (ja) 車両用のドアチェック装置
JP4744412B2 (ja) 作業車両の開閉蓋の防水構造
US20060082194A1 (en) Roof arrangement for a vehicle
KR100716847B1 (ko) 자동차의 도어 체커
KR100461141B1 (ko) 자동차용글로브박스오픈장치
KR100657666B1 (ko) 사이드 가니쉬
KR200158569Y1 (ko) 도어체크링크의 유동방지구조
KR20080009916A (ko) 리어 도어 글라스 떨림 방지 구조
KR100526812B1 (ko) 버스의 슬라이드용 창문구조
KR100520205B1 (ko) 자동차의 테일게이트용 웨지
KR200153382Y1 (ko) 차량용 윈도우 글래스 레귤레이터의 스톱퍼 장착구조
JP2016121479A (ja) 自動車用チェックリンク装置
JP6135354B2 (ja) アウトスライド扉の下部シール構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees