JP3266583B2 - ドアチェック装置 - Google Patents

ドアチェック装置

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JP3266583B2
JP3266583B2 JP22480899A JP22480899A JP3266583B2 JP 3266583 B2 JP3266583 B2 JP 3266583B2 JP 22480899 A JP22480899 A JP 22480899A JP 22480899 A JP22480899 A JP 22480899A JP 3266583 B2 JP3266583 B2 JP 3266583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るドアチェック装置に関し、特に、車体側に固着される
ボデーブラケットと、一方の端部がボデーブラケットに
回転可能に取り付けられたアームであって、その回転中
心軸方向における厚みを長手方向にわたって変化させる
ことにより、係止用凹部が形成されたアームと、ドア側
に取り付けられ、中央に設けられた有底凹部の底壁に
は、この有底凹部内にアームが貫通配置されるための穴
が穿設されたケースと、アームの他方の端部側に設けら
れ、ケースの有底凹部からの抜け止めを行う抜け止め部
材と、ケースの有底凹部内に、アームの回転中心軸方向
からアームを挟むように配置され、アームとの摺接部が
係止用凹部と係脱可能な第1及び第2のシューと、ケー
スの有底凹部内で且つ第1及び第2のシューの背面側の
空間にそれぞれ配置され、第1及び第2のシューをアー
ム側に付勢する第1及び第2の付勢部材と、を備えたド
アチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図7を用いて、従来のドアチェッ
ク装置の構成を説明する。ここで、図4は従来のドアチ
ェック装置の斜視図、図5は図4におけるアームとスト
ッパプレートとの取付けを説明する分解斜視図、図6は
図4の切断線A−Aにおける断面図、図7は図4中の主
要部の分解斜視図である。
【0003】これらの図において、ボデーブラケット1
は車体側に取り付けられ、ケース2がドア側に取り付け
られる。このケース2には、中央に有底凹部2cが形成
され、有底凹部2cの両側に、ドア側に取り付けられる
ベース部2bが設けられている。又、有底凹部2cの底
壁には、この有底凹部2c内にアーム3が貫通配置され
るための穴2aが穿設されている。尚、このケース2は
プレス成形により生産される。
【0004】アーム3は、一方の端部がボデーブラケッ
ト1にピン8を用いて回転可能に取り付けられ、その回
転中心軸方向(ピン8の軸方向)における厚みを長手方
向にわたって変化させることにより、図4及び図7に示
すように、係止用凹部3aと凸部3bとが形成されてい
る。本形態例におけるアーム3は、金属からなる本体3
cと、アーム3の美観を向上させると共に摺動抵抗を減
らすために本体3cを覆う樹脂層3dとからなってお
り、上記係止用凹部3a及び凸部3bを、樹脂層3dの
厚みを変化させることにより形成している。
【0005】アーム3の他方の端部は、ケース2の有底
凹部2cの穴2aより突出し、そこに、ストッパクッシ
ョン4を介して、抜け止め部材としてのストッパプレー
ト5が取り付けられ、ケース2の有底凹部2cからの抜
け止めがなされている。
【0006】ストッパプレート5は、図5に示すように
略E字形をしており、嵌合脚部5aと、嵌合脚部5aの
両側に設けられた外側脚部5b,5cと、嵌合脚部5a
及び外側脚部5b,5cの一端を橋絡する橋絡部5dと
からなる。
【0007】アーム3とストッパプレート5との取り付
けは、ケース2の有底凹部2cの穴2aより突出するア
ーム3の端部に矩形状穴3eを穿設しておき、この矩形
状穴3eへストッパプレート5の嵌合脚部5aを嵌合さ
せ、外側脚部5b,5cを幅方向にかしめることにより
行っている。
【0008】ケース2の有底凹部2c内には、アーム3
の回転中心軸方向から摺接部12a,13aでもってア
ーム3を挟むように、同一形状の第1及び第2のシュー
12,13が対向配置され、ケース2の有底凹部2c内
で且つ第1及び第2のシュー12,13の背面側の空間
には、それぞれ、第1及び第2のシュー12,13をア
ーム3側に付勢する第1及び第2の付勢部材として、ク
ッション14,15が配置されている。
【0009】ケース2の有底凹部2cの開口2eは、金
属製のカバー10で覆われている。このカバー10に
は、ケース2の有底凹部2cの穴2aと対向する位置
に、アーム3が挿通される穴10aが形成されている。
カバー10の穴10aには、カバー10の内への塵埃や
異物の侵入阻止を図るために、弾性を有する樹脂又はゴ
ム等でなるシール部材11が貼付されている。
【0010】上記構成のドアチェック装置の作動を説明
する。まず、ドアが閉まっている状態から、ドアを開方
向に移動すると、この開方向の移動に伴って、ケース2
がアーム3に対して図6における右方向に移動する。こ
れにより、シュー12,13の摺接部12a,13aが
アーム3の凸部3bを乗り越え、第1の係止用凹部3a
に係合する。この位置がドアの半開位置で、ドアの開閉
が一旦規制される。
【0011】更に、ドアを開方向に移動させると、シュ
ー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の次の
凸部3bを乗り越え、第2の係止用凹部3aに係合す
る。この位置がドアの全開位置で、この全開位置では、
有底凹部2cがストッパクッション4に当接しており、
ドアはそれ以上の開放を禁止される。
【0012】この全開位置からドアを閉方向に移動させ
ると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアー
ム3の凸部3bを開方向の場合と逆方向に乗り越えなが
ら進み、半開位置を経由して、全閉位置に戻ることにな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記ドアチェック装置
において、ケース2の有底凹部2cの側壁面であってア
ーム3の回転中心軸と平行な側壁面2fと、これに対向
する第1及び第2のシュー12,13の側面12b,1
3bは、図7に示すように、接触部が平面で形成され、
面接触するように構成されている。
【0014】このため、ケース2の有底凹部2cにおけ
る両側の側壁面2f間の間隔をW1、各シュー12,1
3における側面12b間及び側面13b間の間隔をW2
としたとき、自然状態における両者が、W1<W2なる
関係にあると、シュー12,13をケース2に無理に嵌
合させることになり、シュー12,13の摺動抵抗が極
端に増大する。そこで、この事態を回避し、シュー1
2,13の円滑な動きを確保するため、寸法差ΔW(=
W1−W2)を設計段階で大きめに設定している。
【0015】その結果、嵌合時のケース2の有底凹部2
cと第1及び第2のシュー12,13との隙間(ガタ)
が大きくなり、車両の振動によりケース2内でシュー1
2,13も振動し、ケース2とシュー12,13との衝
突による異音(騒音)が発生することがあった。
【0016】又、ケース2の生産に用いるプレス金型
は、その使用期間に応じて摩耗するため、このプレス金
型を用いて生産したケース2における上記間隔W1が、
ケース2の累積生産数に応じて大きくなり、寸法差ΔW
も増大し、異音も大きくなる。そこで、寸法差ΔWが許
容値を超えた時点で、ケース2の有底凹部2cにおける
間隔W1に合わせて、シュー12,13における間隔W
2を増大させる変更を行わなければならないが、この寸
法変更に伴う生産設備費用が多大であり、製造コストが
高くなるという問題もあった。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、シューの振動による異音の発生が無
く、製造コストも低減できるドアチェック装置を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、車体側に固着されるボデーブラケッ
トと、一方の端部が前記ボデーブラケットに回転可能に
取り付けられたアームであって、その回転中心軸方向に
おける厚みを長手方向にわたって変化させることによ
り、係止用凹部が形成されたアームと、ドア側に取り付
けられ、中央に設けられた有底凹部の底壁には、この有
底凹部内に前記アームが貫通配置されるための穴が穿設
されたケースと、前記アームの他方の端部側に設けら
れ、前記ケースの有底凹部からの抜け止めを行う抜け止
め部材と、前記ケースの有底凹部内に、前記アームの回
転中心軸方向から前記アームを挟むように配置され、前
記アームとの摺接部が前記係止用凹部と係脱可能な第1
及び第2のシューと、前記ケースの有底凹部内で且つ前
記第1及び第2のシューの背面側の空間にそれぞれ配置
され、前記第1及び第2のシューを前記アーム側に付勢
する第1及び第2の付勢部材と、を備えたドアチェック
装置において、前記ケースの有底凹部の側壁面であって
前記アームの回転中心軸と平行な側壁面に対向する、前
記第1及び第2のシューの側面に、前記アームの回転中
心軸と平行に延び、前記ケースの有底凹部の側壁面を押
圧する線状の突起を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0019】このように構成すれば、第1及び第2のシ
ューの側面に形成した突起は、その弾性変形により、ケ
ースの有底凹部の側壁面を押圧する。このため、第1及
び第2のシューとケースとの間には隙間が無く、ケース
とシューとの衝突による異音は発生しない。
【0020】又、ケースの生産に用いているプレス金型
が摩耗し、このプレス金型を用いて生産したケースにお
ける上記間隔W1がかなり大きくなっても、突起が間隔
W1の増大分だけ伸びてガタを吸収するので、第1及び
第2のシューとケースとの間に隙間は生じず、ケースと
シューとの衝突による異音は発生しない。従って、シュ
ーの寸法変更を長期にわたって行う必要が無く、その
分、製造コストを低く抑えることが可能になる。
【0021】起として、第1及び第2のシューの側面
に、アームの回転中心軸と平行に延びた線状の突起を形
成したことにより、ケースに線接触する線状の突起がシ
ューの移動方向に設けられることになり、シューの摺動
抵抗が格段に小さくなり、シューの円滑な移動を確保で
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、第1及び第2の
シューの形状にあり、他の構成は、従来のドアチェック
装置の構成と変わるところはない。そこで、第1及び第
2のシュー以外の構成として、図4〜図7に示したドア
チェック装置と同一の構成を有したものを本発明の実施
の形態例とし、この形態例について、以下、説明する。
【0023】尚、本発明の実施の形態例における第1及
び第2のシュー以外の構成は、既に図4〜図7に示して
いるので、新たに図示することは省略するが、各部の説
明に際して、必要に応じて、図4〜図7で用いた符号を
そのまま使用する。
【0024】図1は本発明の形態例における第2のシュ
ーの斜視図、図2は本発明の形態例における第2のシュ
ーの平面図、図3は本発明の形態例における第2のシュ
ーの左側面図である。図1〜図3から明らかなように、
本形態例における第2のシュー13も、従来のドアチェ
ック装置における第2のシュー13と同様に、アーム3
に摺接するように突き出た摺接部13aと、ケース2の
有底凹部2c内の側壁面2fに対向する側面13bを有
している。
【0025】このシュー13の双方の側面13bには、
アーム3の回転中心軸と平行に延びた線状の2本の突起
13c,13dが形成されている。この突起13c,1
3dは、シュー13がケース2の有底凹部2cと嵌合し
たとき、弾性変形により収縮し、有底凹部2cの側壁面
2fをその反発力で押圧するものであり、突起13c,
13dの突出高さは、押圧機能を発揮できるように設定
されている。
【0026】ここに示したシュー13は、図2における
上側が、ケース2の有底凹部2cの開口端側(穴2aと
は反対側)に位置する。そして、この図2における上側
縁部には、シュー13の幅方向に膨らんだ直線状の凸部
13eが形成されている。
【0027】ケース2の有底凹部2cの開口端は末広が
り状に開口している。言い換えれば、開口端角部が、鋭
角ではなく、かなりアールをもって円弧状に形成されて
いる。このため、シュー13の縁部とケース2の有底凹
部2c内の側壁面2fとの間に隙間が生じる。そこで、
この隙間に入り込むように、上記凸部13eが形成され
ている。
【0028】この凸部13eは、突起13c,13dに
比べてかなり広幅であり、且つ、ケース2の有底凹部2
cと嵌合したときにも、有底凹部2cの側壁面2fを押
圧しない形状をしている。
【0029】本形態例における第1のシュー12は、こ
の第2のシュー13と同一形状を有している。このよう
に形成された第1及び第2のシュー12,13は、ケー
ス2の有底凹部2c内に、アーム3の回転中心軸方向か
ら摺接部12a,13aでもってアーム3を挟むように
対向配置される。そして、ケース2の有底凹部2c内で
且つ第1及び第2のシュー12,13の背面側の空間に
配置されたクッション14,15により、アーム3側に
付勢される。
【0030】本形態例における作動も、図4〜図7に示
したドアチェック装置の作動と全く同様である。まず、
ドアが閉まっている状態から、ドアを開方向の移動する
と、この開方向の移動に伴って、ケース2がアーム3に
対して移動する。これにより、シュー12,13の摺接
部12a,13aがアーム3の凸部3bを乗り越え、係
止用凹部3aに係合し、ドアが半開位置に拘束される。
【0031】更に、ドアを開方向に移動させると、シュ
ー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の次の
凸部3bを乗り越え、次の係止用凹部3aに係合し、ド
アが全開位置に到達し、それ以上の開放は禁止されるこ
とになる。
【0032】この全開位置からドアを閉方向に移動させ
ると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアー
ム3の凸部3bを開方向の場合と逆方向に乗り越えなが
ら進み、半開位置を経由して、全閉位置に戻ることにな
る。
【0033】本形態例によれば、第1及び第2のシュー
12,13の側面13bに形成した突起13c,13d
は、その弾性変形により、ケース2の有底凹部2cの側
壁面2fを押圧する。このため、第1及び第2のシュー
12,13とケース2との間には隙間が無く、ケース2
とシュー12,13との衝突による異音は発生しない。
【0034】又、ケース2の生産に用いているプレス金
型が摩耗し、このプレス金型を用いて生産したケース2
における上記間隔W1がかなり大きくなっても、シュー
12,13の側面13bに形成した突起13c,13d
が間隔W1の増大分だけ伸びてガタを吸収するので、第
1及び第2のシュー12,13とケース2との間に隙間
は生じず、ケース2とシュー12,13との衝突による
異音は発生しない。従って、シュー12,13の寸法変
更を長期にわたって行わなくてよく、その分、製造コス
トを低く抑えることが可能になる。
【0035】又、ケース2に線接触する線状の突起13
c,13dがシュー12,13の移動方向に配置される
ことになり、シュー12,13の摺動抵抗が格段に小さ
くなり、シュー12,13の円滑な移動を確保できる。
【0036】尚、上記形態例では、各シュー12,13
について、双方の側面12b,13bに突起13c,1
3dを形成したが、片側の側面12b,13bのみに突
起13c,13dを形成するようにしてもよい。
【0037】又、上記形態例では、一つの側面に線状の
突起を2本(13c,13d)形成したが、これに限ら
ず、例えば3本形成してもよい。更に、線状の突起では
なく、点状の突起を直線状に配置したり、二次元的に配
置してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、第1及び第2のシューの側面に形成した突起
は、その弾性変形により、ケースの有底凹部の側壁面を
押圧する。このため、第1及び第2のシューとケースと
の間には隙間が無く、ケースとシューとの衝突による異
音は発生しない。
【0039】又、ケースの生産に用いているプレス金型
が摩耗し、このプレス金型を用いて生産したケースにお
ける有底凹部がかなり大きくなっても、突起がその増大
分だけ伸びてガタを吸収するので、第1及び第2のシュ
ーとケースとの間に隙間は生じず、ケースとシューとの
衝突による異音は発生しない。従って、シューの寸法変
更を長期にわたって行わなくてもよく、その分、製造コ
ストを低く抑えることが可能になる。
【0040】よって、シューの振動による異音の発生が
無く、製造コストも低減できるドアチェック装置を実現
できる。起として、第1及び第2のシューの側面に、
アームの回転中心軸と平行に延びた線状の突起を形成し
たので、ケースに線接触する線状の突起がシューの移動
方向に設けられることになり、シューの摺動抵抗が格段
に小さくなり、シューの円滑な移動を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例における第2のシューの斜視図
である。
【図2】本発明の形態例における第2のシューの平面図
である。
【図3】本発明の形態例における第2のシューの左側面
である。
【図4】従来のドアチェック装置の斜視図である。
【図5】図4におけるアームとストッパプレートとの取
付けを説明する分解斜視図である。
【図6】図4の切断線A−Aにおける断面図である。
【図7】図4中の主要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ボデーブラケット 2 ケース 2a 穴 2c 有底凹部 2f 側壁面 3 アーム 3a 係止用凹部 3b 凸部 4 ストッパクッション 5 ストッパプレート 8 ピン 12,13 シュー 12a,13a 摺接部 12b,13b 側面 13c,13d 突起 14,15 クッション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−210005(JP,A) 実開 昭63−54758(JP,U) 実開 平4−137185(JP,U) 実願 平3−43995号(実開 平4− 137185号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 17/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固着されるボデーブラケット
    と、 一方の端部が前記ボデーブラケットに回転可能に取り付
    けられたアームであって、その回転中心軸方向における
    厚みを長手方向にわたって変化させることにより、係止
    用凹部が形成されたアームと、 ドア側に取り付けられ、中央に設けられた有底凹部の底
    壁には、この有底凹部内に前記アームが貫通配置される
    ための穴が穿設されたケースと、 前記アームの他方の端部側に設けられ、前記ケースの有
    底凹部からの抜け止めを行う抜け止め部材と、 前記ケースの有底凹部内に、前記アームの回転中心軸方
    向から前記アームを挟むように配置され、前記アームと
    の摺接部が前記係止用凹部と係脱可能な第1及び第2の
    シューと、 前記ケースの有底凹部内で且つ前記第1及び第2のシュ
    ーの背面側の空間にそれぞれ配置され、前記第1及び第
    2のシューを前記アーム側に付勢する第1及び第2の付
    勢部材と、 を備えたドアチェック装置において、 前記ケースの有底凹部の側壁面であって前記アームの回
    転中心軸と平行な側壁面に対向する、前記第1及び第2
    のシューの側面に、前記アームの回転中心軸と平行に延
    び、前記ケースの有底凹部の側壁面を押圧する線状の突
    起を形成したことを特徴とするドアチェック装置。
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