JP2001140527A - ドアチェック装置 - Google Patents

ドアチェック装置

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JP2001140527A
JP2001140527A JP32273099A JP32273099A JP2001140527A JP 2001140527 A JP2001140527 A JP 2001140527A JP 32273099 A JP32273099 A JP 32273099A JP 32273099 A JP32273099 A JP 32273099A JP 2001140527 A JP2001140527 A JP 2001140527A
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JP
Japan
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arm
cover
door
hole
case
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Application number
JP32273099A
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English (en)
Inventor
Masaki Sugiura
雅紀 杉浦
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FEC CHAIN KK
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FEC CHAIN KK
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数、組み付け工数の低減が可能なドア
チェック装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 クッション(第1及び第2の付勢部材)
114,115に、カバー10の穴10aを覆い、アー
ム3に摺接するシール部114a,115aを一体的に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側に固着され
るボデーブラケットと、一方の端部が前記ボデーブラケ
ットに回転可能に取り付けられたアームであって、その
回転中心軸方向における厚みを長手方向にわたって変化
させることにより、係止用凹部が形成されたアームと、
ドア側に取り付けられ、中央に設けられた有底凹部の底
壁には、この有底凹部内に前記アームが貫通配置される
ための穴が穿設されたケースと、前記アームの他方の端
部側に設けられ、前記ケースの有底凹部からの抜け止め
を行う抜け止め部材と、前記ケースの有底凹部内に、前
記アームの回転中心軸方向から前記アームを挟むように
配置され、前記アームとの摺接部が前記係止用凹部と係
脱可能な第1及び第2のシューと、前記ケースの有底凹
部内で且つ前記第1及び第2のシューの背面側の空間に
それぞれ配置され、前記第1及び第2のシューを前記ア
ーム側に付勢する第1及び第2の付勢部材と、 前記有
底凹部の開口を覆うと共に、前記有底凹部内に形成され
た穴と対向する位置に前記アームが挿通する穴が形成さ
れたカバーとを備えたドアチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜図5を用いて、従来のドアチェッ
ク装置の構成を説明する。ここで、図3は従来のドアチ
ェック装置の斜視図、図4は図3の切断線A−Aにおけ
る断面図、図5は図3中の主要部の分解斜視図である。
【0003】これらの図において、ボデーブラケット1
は車体側に取り付けられ、ケース2がドア板D側に取り
付けられる。このケース2には、中央に有底凹部2cが
形成され、有底凹部2cの両側に、ドア側に取り付けら
れるベース部2bが設けられている。又、有底凹部2c
の底壁には、この有底凹部2c内にアーム3が貫通配置
されるための穴2aが穿設されている。尚、このケース
2はプレス成形により生産される。
【0004】アーム3は、一方の端部がボデーブラケッ
ト1にピン8を用いて回転可能に取り付けられ、その回
転中心軸方向(ピン8の軸方向)における厚みを長手方
向にわたって変化させることにより、図3及び図5に示
すように、係止用凹部3aと凸部3bとが形成されてい
る。本従来例におけるアーム3は、金属からなる本体3
cと、アーム3の美観を向上させると共に摺動抵抗を減
らすために本体3cを覆う樹脂層3dとからなってお
り、上記係止用凹部3a及び凸部3bを、樹脂層3dの
厚みを変化させることにより形成している。
【0005】アーム3の他方の端部は、ケース2の有底
凹部2cの穴2aより突出し、そこに、ストッパクッシ
ョン4を介して、抜け止め部材としてのストッパプレー
ト5が取り付けられ、ケース2の有底凹部2cからの抜
け止めがなされている。
【0006】ケース2の有底凹部2c内には、アーム3
の回転中心軸方向から摺接部12a,13aでもってア
ーム3を挟むように、同一形状の第1及び第2のシュー
12,13が対向配置され、ケース2の有底凹部2c内
で且つ第1及び第2のシュー12,13の背面側の空間
には、それぞれ、第1及び第2のシュー12,13をア
ーム3側に付勢する第1及び第2の付勢部材として、ク
ッション14,15が配置されている。
【0007】ケース2の有底凹部2cの開口2eは、金
属製のカバー10で覆われている。このカバー10に
は、ケース2の有底凹部2cの穴2aと対向する位置
に、アーム3が挿通される穴10aが形成されている。
【0008】カバー10の穴10aには、カバー10の
内への塵埃や異物の侵入阻止を図るために、弾性を有す
る樹脂又はゴム等でなるシール部材11が貼付される。
このシール部材11には、アーム3の上面および下面に
それぞれ押接する可撓部11bが形成され、可撓部11
b間には、アーム3が挿通するスリット11aが形成さ
れている。
【0009】上記構成のドアチェック装置の作動を説明
する。まず、ドアが閉まっている状態から、ドアを開方
向に移動すると、この開方向の移動に伴って、ケース2
がアーム3に対して図4における右方向に移動する。こ
れにより、シュー12,13の摺接部12a,13aが
アーム3の凸部3bを乗り越え、第1の係止用凹部3a
に係合する。この位置がドアの半開位置で、ドアの開閉
が一旦規制される。
【0010】更に、ドアを開方向に移動させると、シュ
ー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の次の
凸部3bを乗り越え、第2の係止用凹部3aに係合す
る。この位置がドアの全開位置で、この全開位置では、
有底凹部2cがストッパクッション4に当接しており、
ドアはそれ以上の開放を禁止される。
【0011】この全開位置からドアを閉方向に移動させ
ると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアー
ム3の凸部3bを開方向の場合と逆方向に乗り越えなが
ら進み、半開位置を経由して、全閉位置に戻ることにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のドアチェッ
ク装置においては、ドア板Dの開口DH(図4参照)を
介して、カバー10の内へ塵埃や異物が侵入するのを阻
止するために、カバー10の穴10aにシール部材11
を貼付して、ドア板Dに組み付けられたドアチェック装
置のケース2及びカバー10を取り付けるが、以下のよ
うな課題がある。
【0013】(1)シール部材11を用いることにより
部品手数が多くなり、又、シール部材11をカバー10
へ貼付する手間もかかる。 (2)図4に示すように、ドアチェック装置のケース2
及びカバー10は、ドア板Dに、ボルトBを用いて取り
付けられるが、カバー10とドア板Dと間に弾性材でな
るシール部材11が介在するので、カバー10とドア板
Dとの間に隙間Sが発生し、この隙間Sから塵埃や異物
が侵入しやくすなる。
【0014】(3)図5に示すように、シール部材11
はシート状の弾性材を打ち抜いて形成されるもので、ア
ーム3の上面及び下面に押接する可撓部11bの長さX
には上限がある。このため、所望のシール特性を得られ
ない場合がある。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の課題は、部品点数、組み付け工数の低
減が可能なドアチェック装置を提供することにある。第
2の課題は、カバーとドア板との間に隙間が発生せず、
塵埃や異物が侵入の低減されるドアチェック装置を提供
することにある。
【0016】第3の課題は、所望のシール特性を得られ
るドアチェック装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、車体側に固着されるボデーブラケットと、一方の
端部が前記ボデーブラケットに回転可能に取り付けられ
たアームであって、その回転中心軸方向における厚みを
長手方向にわたって変化させることにより、係止用凹部
が形成されたアームと、ドア側に取り付けられ、中央に
設けられた有底凹部の底壁には、この有底凹部内に前記
アームが貫通配置されるための穴が穿設されたケース
と、前記アームの他方の端部側に設けられ、前記ケース
の有底凹部からの抜け止めを行う抜け止め部材と、前記
ケースの有底凹部内に、前記アームの回転中心軸方向か
ら前記アームを挟むように配置され、前記アームとの摺
接部が前記係止用凹部と係脱可能な第1及び第2のシュ
ーと、前記ケースの有底凹部内で且つ前記第1及び第2
のシューの背面側の空間にそれぞれ配置され、前記第1
及び第2のシューを前記アーム側に付勢する第1及び第
2の付勢部材と、前記有底凹部の開口を覆うと共に、前
記有底凹部内に形成された穴と対向する位置に前記アー
ムが挿通する穴が形成されたカバーと、を備えたドアチ
ェック装置において、前記第1及び第2の付勢部材に、
前記カバーの穴を覆い、前記アームに摺接するシール部
を一体的に形成したことを特徴とするドアチェック装置
である。
【0018】前記第1及び第2の付勢部材に、前記カバ
ーの穴を覆い、前記アームに摺接するシール部を一体的
に形成したことにより、別部品としてのシール部材が不
要となり、部品点数、組み付け工数の低減が可能とな
る。
【0019】又、シール部が一体的に形成された第1及
び第2の付勢部材は、ケースの有底凹部内に設けらるの
で、カバーとドア板との間に隙間が発生せず、塵埃や異
物の侵入が低減される。
【0020】更に、シール部の長さを自由に設定できる
ので、所望のシール特性を得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、第1及び第2の
付勢部材としてのクッションの形状にあり、他の構成
は、従来のドアチェック装置の構成と変わるところはな
い。そこで、第1及び第2の付勢部材以外の構成とし
て、図3〜図5に示したドアチェック装置と同一の構成
を有したものを本発明の実施の形態例とし、この形態例
について、以下、説明する。
【0022】尚、本発明の実施の形態例における第1及
び第2のシュー以外の構成は、既に図4〜図7に示して
いるので、新たに図示することは省略するが、各部の説
明に際して、必要に応じて、図4〜図7で用いた符号を
そのまま使用する。
【0023】図1は本発明の実施の形態例における要部
分解斜視図、図2は図1の断面図である。図1及び図2
から明らかなように、本形態例における第1及び第2の
付勢部材としてのクッション114,115には、カバ
ー10側には、カバー10の穴10aを覆い、アームに
3に摺接する薄板状のシール部114a,115aが一
体的に形成されている。
【0024】そして、従来例で説明を行なったカバー1
0に貼付されるシール部材は、用いていない。本形態例
における作動も、図3〜図5に示したドアチェック装置
の作動と全く同様である。まず、ドアが閉まっている状
態から、ドアを開方向の移動すると、この開方向の移動
に伴って、ケース2がアーム3に対して移動する。これ
により、シュー12,13の摺接部12a,13aがア
ーム3の凸部3bを乗り越え、係止用凹部3aに係合
し、ドアが半開位置に拘束される。
【0025】更に、ドアを開方向に移動させると、シュ
ー12,13の摺接部12a,13aがアーム3の次の
凸部3bを乗り越え、次の係止用凹部3aに係合し、ド
アが全開位置に到達し、それ以上の開放は禁止されるこ
とになる。
【0026】この全開位置からドアを閉方向に移動させ
ると、シュー12,13の摺接部12a,13aがアー
ム3の凸部3bを開方向の場合と逆方向に乗り越えなが
ら進み、半開位置を経由して、全閉位置に戻ることにな
る。
【0027】本形態例によれば、第1及び第2の付勢部
材としてのクッション114,115に、カバー10の
穴10aを覆い、アーム3に摺接するシール部114
a,115aを一体的に形成したことにより、別部品と
してのシール部材が不要となり、部品点数、組み付け工
数の低減が可能となる。
【0028】又、シール部114a,115aが一体的
に形成されたクッション114,115は、ケース2の
有底凹部2c内に設けらるので、カバー10とドア板D
との間に隙間が発生せず、塵埃や異物の侵入が低減され
る。
【0029】更に、図1に示すように、シール部114
a,115aの長さ(Y)を自由に設定できるので、所
望のシール特性を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、前
記第1及び第2の付勢部材に、前記カバーの穴を覆い、
前記アームに摺接するシール部を一体的に形成したこと
により、別部品としてのシール部材が不要となり、部品
点数、組み付け工数の低減が可能となる。
【0031】又、シール部が一体的に形成された第1及
び第2の付勢部材は、ケースの有底凹部内に設けらるの
で、カバーとドア板との間に隙間が発生せず、塵埃や異
物の侵入が低減される。
【0032】更に、シール部の長さを自由に設定できる
ので、所望のシール特性を得られる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態例における要部分解斜視図
である。
【0035】
【図2】図1の断面図である。
【0036】
【図3】従来のドアチェック装置の斜視図である。
【0037】
【図4】図3の切断線A−Aにおける断面図である。
【0038】
【図5】図3中の主要部の分解斜視図である。
【0039】
【符号の説明】
2 ケース 2c 有底凹部 3 アーム 10 カバー 10a 穴 12,13 シュー 114 クッション(第1の付勢部材) 115 クッション(第2の付勢部材) 114a,115a シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固着されるボデーブラケット
    と、 一方の端部が前記ボデーブラケットに回転可能に取り付
    けられたアームであって、その回転中心軸方向における
    厚みを長手方向にわたって変化させることにより、係止
    用凹部が形成されたアームと、 ドア側に取り付けられ、中央に設けられた有底凹部の底
    壁には、この有底凹部内に前記アームが貫通配置される
    ための穴が穿設されたケースと、 前記アームの他方の端部側に設けられ、前記ケースの有
    底凹部からの抜け止めを行う抜け止め部材と、 前記ケースの有底凹部内に、前記アームの回転中心軸方
    向から前記アームを挟むように配置され、前記アームと
    の摺接部が前記係止用凹部と係脱可能な第1及び第2の
    シューと、 前記ケースの有底凹部内で且つ前記第1及び第2のシュ
    ーの背面側の空間にそれぞれ配置され、前記第1及び第
    2のシューを前記アーム側に付勢する第1及び第2の付
    勢部材と、 前記有底凹部の開口を覆うと共に、前記有底凹部内に形
    成された穴と対向する位置に前記アームが挿通する穴が
    形成されたカバーと、 を備えたドアチェック装置において、 前記第1及び第2の付勢部材に、前記カバーの穴を覆
    い、前記アームに摺接するシール部を一体的に形成した
    ことを特徴とするドアチェック装置。
JP32273099A 1999-11-12 1999-11-12 ドアチェック装置 Pending JP2001140527A (ja)

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