JP2002080662A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JP2002080662A
JP2002080662A JP2000272570A JP2000272570A JP2002080662A JP 2002080662 A JP2002080662 A JP 2002080662A JP 2000272570 A JP2000272570 A JP 2000272570A JP 2000272570 A JP2000272570 A JP 2000272570A JP 2002080662 A JP2002080662 A JP 2002080662A
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rubber
copolymer rubber
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ethylene
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Katsumi Oka
克己 岡
Toshihiro Nishimura
敏弘 西村
Fumio Tsutsumi
文雄 堤
Yutaka Abe
豊 阿部
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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    • C08L2205/06Polymer mixtures characterised by other features having improved processability or containing aids for moulding methods

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ロール加工性及び押出加工性等の加工性に優
れ、成形表面肌が良好で、接着性に優れる配合ゴムが得
られるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合
ゴム組成物の提供。 【解決手段】(イ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子
量共重合ゴム(b)からなり、(ロ)低分子量共重合ゴ
ム(a)は、135℃のデカリン中で測定した極限粘度
が0.4〜1.6d1/gのエチレン・α−オレフィン
・非共役ジエン共重合ゴム、(ハ)高分子量成分共重合
ゴム(b)は、ムーニー粘度が60〜150のエチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム、(ニ)低
分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)と
のヨウ素価の差が5以下であり、(ホ)低分子量共重合
ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)の重量割合
((a)/(b))が50/50〜80/20、(ヘ)
ムーニー粘度(ML1+4,100℃)が20〜50で
あるゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン・α−オ
レフィン・非共役ジエン共重合ゴムをゴム成分とし、ロ
ール加工性及び押出加工性等の加工性に優れ、しかもタ
ッキネス(接着性)に優れた配合ゴムを与え、しかも機
械的性質、低温及び高温物性が良好な加硫ゴムが得られ
るゴム組成物に関する。本発明のゴム組成物は、ホー
ス、スポンジ材、シール材、電気絶縁材、インジェクシ
ョン加工材料、工業用ゴム製品、自動車用ゴム材料を含
む幅広い用途に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、エチレン・α−オレフィン・非共
役ジエン共重合ゴムは、主鎖に不飽和結合を持たないた
め、ジエン系ゴムに比べ、耐候性、耐熱性、耐オゾン性
に優れ、ホース、スポンジ材、シール材、インジェクシ
ョン加工材料、自動車用ゴム材料を含む幅広い用途に用
いられている。昨今、これら製品の適用範囲の広がりに
伴い、高温領域、低温領域いずれにおいても、より優れ
た物性と加工性を有するゴム材料が求められている。
【0003】従来、加工性に優れたゴム材料として、エ
チレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムを用
いる場合、低分子量の共重合体を用いるか、あるいはエ
チレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムにプ
ロセスオイルを多量に配合して用いることが行なわれて
いる。しかしながら、低分子量のエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合ゴムは、得られる成形品の物
性、特に強度の低下を伴う問題がある。また、プロセス
オイルを多量に使用すると、ブリードアウトによる金型
汚染が発生する問題があり、しかも、加硫接着不良が発
生し易く、得られる成形品の物性が低下する問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ロー
ル加工性及び押出加工性等の加工性に優れ、成形表面肌
が良好で、接着性に優れる配合ゴムが得られるエチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム組成物を提
供することにある。本発明の他の目的は、機械的特性に
優れるとともに、低温及び高温での物性が良好な加硫ゴ
ムが得られるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン
共重合ゴム組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定の低
分子量エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合
ゴムと特定の高分子量エチレン・α−オレフィン・非共
役ジエン共重合ゴムとを組み合わせたゴム組成物が上記
目的を達成し得ること、さらにはこのゴム組成物を特定
のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
と組み合わせると該共重合ゴムの加工性が改良されるこ
とを知見し、本発明に至った。即ち、本発明によれば、
下記構成の共重合ゴム組成物が提供されて、本発明の上
記目的が達成される。 1.(イ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合
ゴム(b)からなり、(ロ)低分子量共重合ゴム(a)
は、135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が
0.4〜1.6dl/g、エチレン含量が40〜60重
量%およびヨウ素価が5〜35であるエチレン・α−オ
レフィン・非共役ジエン共重合ゴムであり、(ハ)高分
子量成分共重合ゴム(b)は、ムーニー粘度(ML1+
4,100℃)が60〜150、エチレン含量が60〜
80重量%およびヨウ素価が5〜35であるエチレン・
α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムであり、
(ニ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
(b)とのヨウ素価の差が5以下であり、(ホ)低分子
量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)の重量
割合((a)/(b))が50/50〜80/20であ
り、そして(ヘ)ムーニー粘度(ML1+4,100
℃)が20〜50である、ことを特徴とする組成物。 2.上記1に記載のゴム組成物を30〜80重量%、ム
ーニー粘度(ML1+4,100℃)が30〜90、エ
チレン含量が45〜60重量%およびヨウ素価が5〜3
5であるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重
合ゴム(c)を20〜70重量%(ここで、両者の合計
は100重量%である)の割合で含有することを特徴と
するゴム組成物。以下、上記エチレン・α−オレフィン
・非共役ジエン共重合体(c)を単に共重合ゴム(c)
という。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
詳述する。本発明は、低分子量共重合ゴム(a)と高分
子量共重合ゴム(b)からなる第1のゴム組成物とこの
ゴム組成物と共重合ゴム(c)とからなる第2のゴム組
成物を含む。以下、特に断りのない限り、単にゴム組成
物と記載したときは、両者を指している。
【0007】[第1のゴム組成物の説明]低分子量共重合
ゴム(a)は、135℃のデカリン中で測定した極限粘
度〔η〕が0.4〜1.6dl/g、好ましくは0.5
〜1.2dl/g、エチレン含量が40〜60重量%、
好ましくは45〜55重量%およびヨウ素価が5〜3
5、好ましくは7〜30であるエチレン・α−オレフィ
ン・非共役ジエン共重合ゴムである。極限粘度〔η〕が
0.4dl/g未満であると、加硫が遅くなりかつ加硫
ゴムの強度が低くなり、一方1.6dl/gを越えると
流動性、接着性が減少し、低分子量共重合ゴム(a)を
用いる効果が低下するので、いずれも好ましくない。極
限粘度〔η〕が上記範囲にあるエチレン・α−オレフィ
ン・非共役ジエン共重合ゴムのムーニー粘度(ML1+
4、100℃)は19以下である。また、エチレン含量
が40重量%未満であると配合ゴムの形状保持性がな
く、押出し形状の維持が困難となる。一方、60重量%
を越えるとシート肌、接着性等の加工性に劣り、好まし
くない。ヨウ素価が5未満であると、架橋が不十分とな
り、加硫ゴムの圧縮永久歪が悪化し、ヨウ素価が40を
超えると、混練りの際、ゲル化を起こしやすくなり、押
出し等の成形工程でブツ発生等のトラブルが発生しやす
くなる。
【0008】高分子量成分共重合ゴム(b)は、ムーニ
ー粘度(ML1+4、100℃)が60〜150、好ま
しくは70〜130、エチレン含量が60〜80重量
%、好ましくは65〜78重量%およびヨウ素価が5〜
35、好ましくは7〜30であるエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合ゴムである。ムーニー粘度が
60未満であると、本発明の第1のゴム組成物が低粘度
となり配合ゴムの形状保持性が低下し、一方150を越
えると第1のゴム組成物の押出し性、流動性が低下し、
いずれも好ましくない。また、エチレン含量が60重量
%未満であると、本発明の第1のゴム組成物の加硫物の
強度が低下し、かつ圧縮永久歪みが悪化し、80重量%
を越えると加硫物の低温特性が低下し、好ましくない。
ヨウ素価が5未満であると、架橋が不十分となり、圧縮
永久歪が悪化し、ヨウ素価が40を超えると、混練りの
際、ゲル化を起こしやすくなり、押出し等の成形工程で
ブツ発生等のトラブルが発生しやすくなる。
【0009】さらに、低分子量共重合ゴム(a)のヨウ
素価と高分子量共重合ゴム(b)のヨウ素価との差は5
以下、好ましくは3以下である。両者のヨウ素価、即ち
非共役ジエン成分の量が同じか、近いことにより、均一
に架橋反応が進み、加硫ゴムの低温特性、高温物性等の
点で好ましい結果が得られる。
【0010】相対的に分子量が低く、エチレン含量が低
い低分子量共重合ゴム(a)と、相対的に分子量が高
く、エチレン含量が高い低分子量共重合ゴム(a)と
を、ヨウ素価の差を小さくして、併用することにより、
プロセス油を多量に使用しなくとも、ロール加工性及び
押出加工性等の加工性に優れる第1のゴム組成物が得ら
れ、その配合ゴムは接着性に優れ、加硫ゴムは低温及び
高温領域での物性が良好である。
【0011】第1のゴム組成物を構成する低分子量共重
合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)の重量割合
((a)/(b))は、50/50〜80/20であ
り、好ましくは55/45〜80/20である。そし
て、低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
(b)とを上記割合で含有する本発明の第1のゴム組成
物のムーニー粘度(ML1+4,100℃)は20〜5
0、好ましくは20〜40である。低分子量共重合ゴム
(a)と高分子量共重合ゴム(b)が上記の割合であ
り、かつムーニー粘度が上記範囲であると、ロール加工
性及び押出し加工性が良好で、しかも流動性及び形状保
持性も良好であり、さらには加硫ゴムの強度、伸び、低
温特性、高温特性等において好ましい結果が得られる。
【0012】低分子量共重合ゴム(a)及び高分子量共
重合ゴム(b)のα−オレフィンとしては、炭素数3〜
20のα- オレフィンが好ましく、具体的には、プロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、
1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘ
キサデセン、1−エイコセンなどが挙げられる。これら
のα−オレフィンは、単独でまたは組み合わせて用いる
ことができる。これらの中では、プロピレン、1−ブテ
ン、1−オクテン、特にはプロピレンが好ましく用いら
れる。非共役ジエンとしては、具体的には、5−エチリ
デン−2−ノルボルネン、5−プロピリデン−2−ノル
ボルネン、ジシクロペンタジエン、5−ビニル−2−ノ
ルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イ
ソプロピリデン−2−ノルボルネン、ノルボルナジエン
等の環状の非共役ジエン;1,4−ヘキサジエン、4−
メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−
ヘキサジエン、5−メチル−1,5−ヘプタジエン、6
−メチル−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,7
−オクタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン等
の鎖状の非共役ジエンが挙げられる。これらは、単独で
または組み合わせて用いることができる。中でも、1,
4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリ
デン−2−ノルボルネンが、特には5−エチリデン−2
−ノルボルネンが好ましく用いられる。
【0013】[第2のゴム組成物の説明]本発明の第2の
ゴム組成物は、上記した第1のゴム組成物と共重合ゴム
(c)とを特定割合組み合わせたゴム組成物である。即
ち、第2のゴム組成物は、第1のゴム組成物を30〜8
0重量%、好ましくは40〜70重量%、共重合ゴム
(c)を20〜70重量%、好ましくは30〜60重量
%の割合で含有する。ここで、両者の合計は100重量
%である。第2のゴム組成物は、共重合ゴム(c)単独
よりロール加工性及び押出し加工性等の加工性において
より改善されている。第1のゴム組成物の割合が30重
量%未満であると加工性の改良効果が小さい。また、第
1のゴム組成物の割合が80重量%を越える場合は、実
質上第1のゴム組成物と同じであり、共重合ゴム(c)
を改良した組成物ではなくなる。
【0014】共重合ゴム(c)のムーニー粘度(ML1
+4,100℃)は、30〜90、好ましくは35〜7
0である。エチレン含量は、45〜60重量%、好まし
くは45〜55重量%である。ヨウ素価は、5〜35、
好ましくは7〜30である。また、共重合ゴム(c)に
用いられるα−オレフィンおよび非共役ジエンの種類
は、上記低分子量共重合ゴム(a)及び高分子量共重合
ゴム(b)の場合と、好ましい態様を含んで、同様であ
る。このような共重合ゴム(c)は、通常良く用いられ
ている一般的なEPDMである。
【0015】以下、第1および第2のゴム組成物のいず
れにも適用される事項を説明する。本発明のゴム組成物
には、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、軟化剤、充填
剤、発泡剤、その他各種配合剤を用途に応じて適宜な量
配合し、配合ゴムを調製し、加硫することにより、加硫
ゴムが得られる。配合する際、予め低分子量共重合ゴム
(a)と高分子量共重合ゴム(b)を、あるいは低分子
量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)と共重
合ゴム(c)を混合してもよいし、別々に配合して配合
ゴム中で混合した状態としてもよい。また、ゴム組成物
は二段重合で得られたものでもよいし、各々の共重合ゴ
ムを含有するポリマー溶液をブレンドして得られたもの
であってもよい。
【0016】加硫剤としては、イオウ、イオウ系化合物
および有機過酸化物を挙げることができる。イオウとし
ては、具体的には、粉末イオウ、沈降イオウ、コロイド
イオウ、表面処理イオウ、不溶性イオウなどが挙げられ
る。イオウ系化合物としては、具体的には、塩化イオ
ウ、二塩化イオウ、高分子多硫化物などが挙げられる。
また、加硫温度で活性イオウを放出して加硫するイオウ
化合物、たとえばモルホリンジスルフィド、アルキルフ
ェノ−ルジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジ
メチルジチオカルバミン酸セレンなどが挙げられる。イ
オウまたはイオウ系化合物は、ゴム組成物100重量部
に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5
重量部の量で用いられる。
【0017】また、加硫剤としてイオウまたはイオウ系
化合物を使用するときは、加硫促進剤を併用することが
好ましい。加硫促進剤としては、具体的には、N−シク
ロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、
N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェ
ンアミド、N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾ
リルスルフェンアミド等のスルフェンアミド系化合物;
2−メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−(2’,4’−
ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−
(4’−モルホリノジチオ)ベンゾチアゾ−ル、ジベン
ゾチアジルジスルフィド等のチアゾ−ル系化合物;ジフ
ェニルグアニジン、ジオルソトリルグアニジン、ジオル
ソニトリルグアニジン、オルソニトリルバイグアナイ
ド、ジフェニルグアニジンフタレ−ト等のグアニジン化
合物;アセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチルアル
デヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、
アセトアルデヒドアンモニア等のアルデヒドアミンまた
はアルデヒド−アンモニア系化合物;2−メルカプトイ
ミダゾリン等のイミダゾリン系化合物;チオカルバニリ
ド、ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリア、トリメ
チルチオユリア、ジオルソトリルチオユリア等のチオユ
リア系化合物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、
テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウ
ラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィ
ド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウ
ラム系化合物;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエ
チルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカ
ルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバミン酸亜
鉛、ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチル
ジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバ
ミン酸セレン、ジメチルジチオカルバミン酸テルル等の
ジチオ酸塩系化合物;ジブチルキサントゲン酸亜鉛等の
ザンテ−ト系化合物;亜鉛華等の化合物を挙げることが
できる。
【0018】これらの加硫促進剤は、ゴム組成物100
重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは0.
2〜10重量部の量で用いられる。
【0019】有機過酸化物としては、通常ゴムの過酸化
物加硫に使用される化合物であればよい。たとえば、ジ
クミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン、t−ブチルヒドロパーオキサイド、
t−ブチルクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシン)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5
−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメ
チル−2,5−モノ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサ
ン、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソ
プロピル)ベンゼンなどが挙げられる。なかでも、ジク
ミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサンが好ましく用いられる。これらの有機過酸
化物は1種または2種以上組み合わせて用いられる。有
機過酸化物は、ゴム組成物100gに対して、0.00
03〜0.05モル、好ましくは0.001〜0.03
モルの範囲で使用されるが、要求される物性値に応じて
適宜最適量を決定することが望ましい。
【0020】加硫剤として有機過酸化物を使用するとき
は、加硫助剤を併用することが好ましい。加硫助剤とし
ては、具体的には、イオウ;p- キノンジオキシム等の
キノンジオキシム系化合物;ポリエチレングリコ−ルジ
メタクリレ−ト等のメタクリレ−ト系化合物;ジアリル
フタレ−ト、トリアリルシアヌレ−ト等のアリル系化合
物;その他マレイミド系化合物;ジビニルベンゼンなど
が挙げられる。このような加硫助剤は、使用する有機過
酸化物1モルに対して0.5〜2モル、好ましくは約等
モルの量で用いられる。
【0021】軟化剤としては、プロセスオイル、潤滑
油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、
ワセリン、コールタールピッチ、ヒマシ油、アマニ油、
サブ、密ロウ、リシノール酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜
鉛、アタクチックポリプロピレン、クマロンインデン樹
脂などを挙げることができる。軟化剤は、予めゴム組成
物に伸展油として油展されていてもよい。
【0022】本発明で使用することができる充填剤とし
ては、カーボンブラック、微粉ケイ酸、ガラス粉末、ガ
ラスビーズ、マイカ、炭酸カルシウム、チタン酸カリウ
ムウイスカー、タルク、クレー、硫酸バリウム、ガラス
フレーク、フッ素樹脂等を挙げることができる。なかで
も、カーボンブラックは加硫ゴムの強度の向上、加硫ゴ
ムのコストダウンの点から好ましく用いられる。カーボ
ンブラックには、SRF、GPF、FEF、HAF、I
SAF、SAF、FT、MT等の種類があり、いずれも
使用することができるが、なかでもSRF、FEF、G
PFの使用が好ましい。
【0023】本発明のゴム組成物から発泡体を製造する
ときは、発泡剤が配合される。発泡剤としては、重炭酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、炭
酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム、N、N'−ジメ
チルN、N'−ジニトロンテレフタルアミド、N、N'−
ジニトロンペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボン
アミド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾシクロヘキ
シルニトリル、アゾジアミノネンゼン、バリウムアゾジ
カルボキシレート、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ト
ルエンスルホニルヒドラジド、P,P'−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)、ジフエニルスルホン−
3、3'−ジスルホニルヒドラジド、カルシウムアジ
ド、4、4'−ジフエニルジスルホニルアジドバラトル
エンマルホニルアジドを挙げることができる。発泡剤
は、ゴム組成物100重量部に対して0.5〜30重量
部、好ましくは1〜15重量部の割合で配合される。ま
た必要に応じて発泡剤と併用して、発泡助剤を使用して
も差支えない。
【0024】また、ゴム加硫物を製造するに当たって、
ゴム成分として、本発明の目的の達成を損なわない範囲
で、本発明のゴム組成物と共に他の種類のゴムまたは他
のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
を併用してもさしつかえない。
【0025】ゴム組成物及び上記各添加剤を、従来から
公知の混練機を用いて混練することにより配合ゴムを調
製することができる。すなわち、これらの成分を、オー
プンロールミル、バンバリーミキサー、ニーダーなどを
用い混練して配合ゴムとすることができる。
【0026】その後、配合ゴムを押出機や金型により所
望の形状に成形後、高周波加熱装置、エアーオーブン、
PCM、LCM等の加熱装置により、加硫して加硫ゴム
製品を得ることができる。また、それ自体公知の加硫装
置を用いて、金型内で、成形、加硫させる方法で加硫ゴ
ム製品を製造してもよい。さらに、射出成形装置を用い
て、配合ゴムを成形・加硫して加硫ゴム製品を製造する
ことができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。但し、本発明は、これらの実施例に何ら
制約されるものではない。実施例および比較例における
各測定・評価は、下記の手順で行なった。 (1)エチレン含量(重量%) 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (2)ヨウ素価 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (3)ムーニー粘度(ML1+4、100℃) 測定温度100℃、余熱時間1分、粘度を読んだときま
での時間4分で測定した。 (4)押出加工性(ガーベダイ評点) 表1、表2に示される低分子量共重合ゴム成分(a)お
よび高分子量共重合ゴム成分(b)を配合した配合ゴム
について、ASTM−D2230Aに準拠して評価し
た。 (5)ロール加工性および表面肌 前ロール及び後ロールの温度を50℃にして、表1に示
す低分子量共重合ゴム(a)および高分子量共重合ゴム
(b)を配合した配合ゴムを5分間巻き付け、加工性を
3段階評価した。また、5分後に切り取ったシートから
目視により表面肌を3段階評価した。 <ロール加工性評価> 3:ゴムバンドがロールに完全に密着しており、バンク
がスムーズに回転している。 2:ロールの頂点からバンクの間でゴムバンドがロール
表面から時々離れる。 1:ロールの頂点からバンクの間でゴムバンドがロール
表面から離れる。 <表面肌評価> ○:表面凸凹がなく、光沢が良好である。 △:表面凸凹がなく、光沢がない。 ×:表面凸凹があり、光沢がない。
【0028】(6)タッキネス 表1、表2に示される低分子量ゴム成分(a)および高
分子量ゴム成分(b)を配合した配合ゴムを2mmシー
トに調整し、東洋精機製ピクマタックテスターを用い
て、25℃の雰囲気下で荷重500g、加圧時間40
秒、剥離速度20mm/1分の条件で測定した。 (7)引張り試験 JIS K 6301準拠して、100%モジュラス(M
100)、引張り破断点応力(TB)、引張り破断伸び
(EB)を測定した。 (8)高温引張り試験 120℃雰囲気下で引張り試験と同一の方法により、引
張り破断点応力(TB)、引張り破断伸び(EB)を測
定した。 (9)ゲーマンねじり試験 ASTM D 1053に準拠してT10を測定した。
【0029】実施例1〜4、比較例1〜8 表1、表2に示される実施例1〜4および比較例1〜8
の低分子量共重合ゴム成分(a)および高分子量共重合
ゴム成分(b)の合計量100重量部に対し、下記配合
剤(2)〜(5)を用いて50℃に設定したBR型バン
バリーミキサー(内容量1.7リットル)により、回転
数60rpmで4分間混練して、コンパウンド(配合ゴ
ム)を得た。このコンパウンドに対してロール加工性お
よびシート肌の評価を行った。また、本コンパウンドシ
ートから、タッキネス評価用試料を確保した。その後、
50mm押出機にガーベダイ(ASTM−D2330A
法に準拠したもの)を装着し、シリンダー温度60℃、
ダイ温度80℃に設定して、コンパウンドの押出しを行
って、押出加工性を評価した。上記と同様にしてハンバ
リー混練りして得たコンパウンドを50℃に保持した1
0インチロールにより下記配合剤(6)〜(8)を5分
間混練して、コンパウンドを得た。シート成形を行った
後、160℃のスチームプレスで30分間加硫を行い、
加硫ゴムを得て加硫ゴム物性の評価を行った。評価結果
を、表1に示す。
【0030】なお、各配合剤は次のとおりである。 (1)ゴム成分 100重量部 (2)HAFカーボンN330 70重量部 (3)出光興産(株)製ダイアナプロセスオイルPW−90 20重量部 (4)日本化学工業(株)製亜鉛華1号 5重量部 (5)日本油脂(株)製ステアリン酸 1重量部 (6)テトラメチルチウラムモノスルフィド 1.5重量部 (7)2−メルカプトベンゾチアゾール 0.5重量部、 (8)イオウ 1.5重量部
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】表1、表2に示される結果から以下のこと
が明らかである。本発明のエチレン・α−オレフィン・
非共役ジエン共重合ゴム組成物は、ロール加工性及び押
出加工性に優れ、配合ゴムの表面肌が良好で接着性が高
く、得られた加硫ゴムは機械的強度に優れ、しかも良好
な低温特性および高温特性を有する。これに対して、比
較例1はゴム組成物のムーニー粘度が50を越えてお
り、配合ゴムのロール加工性、表面肌、押出加工性、タ
ッキネス(接着性)に劣っている。比較例2は低高分子
量共重合ゴム(b)の極限粘度が1.6dl/gを越え
ており、配合ゴムのロール加工性、表面肌、押出し加工
性、タッキネスに劣っている。比較例3は低分子量共重
合ゴム(a)の極限粘度が0.4dl/gを下回ってお
り、加硫ゴムの強度、伸び、高温特性に劣っている。比
較例4は低分子量共重合ゴム(a)のチレン成分含量が
40重量%を下回っており、加硫ゴムの強度、伸び、高
温特性に劣っている。比較例5は高分子量共重合ゴム
(b)のムーニー粘度が150を上回っており、配合ゴ
ムのロール加工性、表面肌、押出加工性、タッキネスに
劣っている。比較例6は高分子量共重合ゴム(b)のエ
チレン成分含量が80重量%を上回り、比較例7は高分
子量共重合ゴム(b)の割合が過剰であり、いずれも配
合ゴムのロール加工性、表面肌、押出加工性、タッキネ
スに劣り、加硫ゴムの低温特性に劣っている。比較例8
は低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
(b)のヨウ素価の差が5を上回っており、加硫ゴムの
強度、伸び、高温特性及び低温特性に劣っている。
【0034】実施例5〜6、比較例9〜10 実施例2のゴム組成物と表3に組成および物性が記載さ
れている共重合ゴム(c)を表3に記載される割合で使
用し、実施例1〜4と同様にしてコンパウンド(配合ゴ
ム)を調製しその加工性について評価した。ここで、比
較例9、比較例10の共重合ゴム(c)は、実施例5、
実施例6の各々の共重合ゴム(c)と同じものを用い
た。また、配合剤(2)〜(5)の配合割合は、低分子
量共重合ゴム成分(a)、高分子量共重合ゴム成分
(b)および共重合ゴム(c)の合計量100重量部に
対する割合である。結果を表3に示した。
【0035】
【表3】
【0036】表3に示される結果より、本発明の第1の
組成物と共重合ゴム(c)からなる第2の組成物は、共
重合ゴム(c)単独よりも加工性において優れているこ
とが明らかである。
【0037】
【発明の効果】本発明の第1のゴム組成物を用いた配合
ゴムは、ロール加工性、押出加工性、成形表面肌、接着
性に優れ、加工が容易であり、その加硫ゴムは機械的強
度に優れ、しかも良好な低温特性及び高温特性を有す
る。したがって、本発明の第1のゴム組成物は、ホー
ス、コーナースポンジ材、シール材、インジェクション
加工材料、電線被覆材、工業用ゴム製品、自動車用ゴム
材料を含む幅広い用途に有用である。さらに本発明の第
2のゴム組成物を用いた配合ゴムも、ロール加工性、押
出加工性、成形表面肌等の加工性に優れ、加工が容易で
ある。これは第1のゴム組成物がエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合ゴムの加工性を改良すること
ができることを意味する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 豊 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4J002 BB15W BB15X BB15Y

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)低分子量共重合ゴム(a)と高分
    子量共重合ゴム(b)からなり、 (ロ)低分子量共重合ゴム(a)は、135℃のデカリ
    ン中で測定した極限粘度〔η〕が0.4〜1.6dl/
    g、エチレン含量が40〜60重量%およびヨウ素価が
    5〜35であるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエ
    ン共重合ゴムであり、 (ハ)高分子量成分共重合ゴム(b)は、ムーニー粘度
    (ML1+4,100℃)が60〜150、エチレン含
    量が60〜80重量%およびヨウ素価が5〜35である
    エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムで
    あり、 (ニ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
    (b)とのヨウ素価の差が5以下であり、 (ホ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
    (b)の重量割合((a)/(b))が50/50〜8
    0/20であり、そして (ヘ)ムーニー粘度(ML1+4,100℃)が20〜
    50である、ことを特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゴム組成物を30〜8
    0重量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)が3
    0〜90、エチレン含量が45〜60重量%およびヨウ
    素価が5〜35であるエチレン・α−オレフィン・非共
    役ジエン共重合ゴム(c)を20〜70重量%(ここ
    で、両者の合計は100重量%である)の割合で含有す
    ることを特徴とするゴム組成物。
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