JP2002080498A - クリキュラ黄金繭など野蚕繭からのセリシン及びフィブロイン分離方法並びに分離セリシンの利用方法 - Google Patents
クリキュラ黄金繭など野蚕繭からのセリシン及びフィブロイン分離方法並びに分離セリシンの利用方法Info
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Abstract
利活用すると共に環境汚染などを防ぎ、さらに、得られ
るフィブロインについても、従来のように化学薬品を使
用して精製するものではなく、薬品を使用しない新手法
で、且つ低コストの全く残留化学物質を含まないフィブ
ロインパウダーを精製する。 【解決手段】クリキュラ(黄金繭)、ヨナクニ繭、タサ
ール繭、エリサン繭、ムガサン繭等を温度130℃〜2
50℃下、5〜25気圧、2〜15分間の条件による爆
砕法によりセリシンを分離し、凍結乾燥してセリシンパ
ウダーを得たり、或いは濃縮溶液とする。前記分離セリ
シンを、コーティングによる繊維、紙、布などへ染色利
用し、また前記分離セリシンの抗菌性、UVカット効
果、抗酸化性等機能性を紙類、インテリア品、化粧品、
繊維製品、食品、日常品に利用する。また、セリシン分
離後の繭糸から、低コストで残留化学物質を含まない野
蚕フィブロインパウダーを得る。
Description
るセリシンを高級繊維製品、和紙、インテリアなどの染
色法や抗菌性、UVカット、抗酸化製品などへの利用に
関するものである。
byx mori)の繭または糸は、糸の外層部を構成
するセリシンを化学処理などにより除いて、その内部の
フィブロインタンパク質を繊維およびシルクパウダーと
して利用してきた。その精錬法やパウダー化には化学薬
品が使用されている。精錬後、着物や洋装の織物とし
て、またシルクパウダーは化粧品や食品として利用され
ている。精錬時に除かれたセリシンは廃棄されていた。
法は、家蚕系とは全く異なり未だ完成されておらず、精
錬やパウダー化も一部実施されているに過ぎず、その一
部のものが繊維素材として利用されている。野蚕の場合
もセリシンは廃棄され、精錬やパウダー化には同様に化
学薬品が使用されている。何れの場合も、今まで当該セ
リシンの利活用はなく、これを廃棄物として環境汚染を
起こさないように処理することが望まれているのが実情
である。なお、従来の精錬に使用されてきた化学薬品と
しては炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダ、界面活性剤、苛性ソ
ーダ、石鹸などが使用されている。また、従来の上記精
錬によれば、得られたフィブロインにも化学薬品による
処理の悪影響、不具合が生じていた。
糸、絹織物の生産過程に生ずる不要な廃棄物と考えられ
ており、上述の通りその利用は殆どなされてこなかっ
た。殊に、野生の絹糸昆虫(野蚕)の場合には、上記に
ついての考え方、実用面においては皆無であった。野蚕
繭からのセリシンの除去(分離)は、家蚕について使用
される方法では不可能で、新しい方法の開発が必要とさ
れてきた。
れば、クリキュラ(黄金繭)、ヨナクニサン繭、タサー
ルサン繭、エリサン繭、ムガサン繭、等各種野蚕のセリ
シン分離方法により達成される。この本発明において
は、クリキュラ(黄金繭)、ヨナクニサン繭、タサール
サン繭、エリサン繭、ムガサン繭、等各種野蚕について
のセリシン分離方法であり、野蚕全般に広く利用し得
る。
り達成され、前記分離方法は、爆砕法による。当該爆砕
法は、高温高圧下において成されることを特徴とする。
この発明においては、化学薬品などを使用しない、環境
に優しい処理が可能となる。
り達成され、前記爆砕法は、温度130℃〜250℃、
5〜25気圧、2分〜15分の条件により成される。こ
の発明においては、セリシンの分離が適正に行われる。
り達成され、前記爆砕法により得られる分離セリシン
を、凍結乾燥することを特徴とする。この発明において
は、当該セリシンパウダーは保存性が良好(半永久保存
可能)であり、後述の諸製品に利用可能である。
り達成され、前記爆砕法により得られる分離セリシン
を、溶液濃縮化することを特徴とする。この発明におい
ては、当該濃縮セリシン液は保存性が良好(半永久保存
可能)であり、後述の諸製品に利用可能である。その使
用に際しては、当該濃縮液を希釈して使用し得る。この
発明においては、低コスト化が可能となる。
り達成され、前記分離セリシンを、コーティングによる
繊維、紙、布などへ染色利用したことを特徴とする。本
発明においては、上記セリシン溶液の濃度、混合により
種々の色合いの染色が可能である。
り達成され、前記分離セリシンの抗菌性、UVカット効
果、抗酸化性等機能性を紙類、利用したことを特徴とす
る。この発明においては、上記のセリシンパウダー、液
状セリシンなどの塗布などによりインテリア品、化粧
品、繊維製品、食品、日常品などに幅広く利用可能であ
る。
り達成され、前記爆砕法におけるセリシン分離におい
て、温度及び気圧並びに時間の各条件設定如何により、
得られたセリシン溶液濃度を決定し、それにより被染色
物の染色色合いが異なることを特徴とする。この発明に
おいては、爆砕時における温度、気圧、時間の設定によ
り、セリシン溶液の濃度が異なり、これを染色する物に
施すことにより、色合いの異なる染色が可能となる。
を詳細に説明する。尚、以下に述べる実施形態は、本発
明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の
限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明に
おいて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これ
らの態様に限られるものではない。
砕法により野蚕繭セリシンの分離を行うものであり、こ
れにより野生繭セリシンの利用を可能とした。このセリ
シンの分離のために行う爆砕法は、野蚕繭に対して全く
新しい方法であり、野蚕繭からセリシンの分離を可能と
し、セリシンの機能性の利用を可能とした。
圧力を利用した新手法であり、環境に優しく今後の利用
範囲の拡大が予測される。本発明は、木材などの粉砕に
用いられる爆砕機を用いて野蚕繭からセリシンを分離す
る新しい方法である。この方法は、繭殻などを投入口よ
り当該爆砕機に入れ、開閉器を締め、高圧蒸気送入し、
瞬時に目的の温度で加熱蒸煮してセリシンを分離する。
従来の家蚕糸からセリシンを取り除く、いわゆる精錬法
(化学薬品を使用)とは全く異なる方法で、高熱と高圧
による化学薬品を使用しないでセリシンを分離する新手
法である。さらに残ったフィブロインも目的温度を高め
てパウダーにすることのできる、新しい手法である。即
ち、セリシン分離後の繭糸から、従来のように化学薬品
を使用して精製するものではなく、薬品を使用しない新
手法で、低コストで残留化学物質を含まない野蚕フィブ
ロインパウダーを得る。
℃、190℃、210℃で、5分間、5〜25気圧でク
リキュラ繭を処理すると、色調の異なる4種のセリシン
の分離が可能となる。この条件は、家蚕繭について試験
的に行った条件、150℃、2分間、4気圧以下とは全
く異なる条件で、シルクに関しては予想されない範囲の
条件であった。これら野蚕セリシンで家蚕糸を染色する
と色調の異なる淡黄金ー黄金ー褐色に染色され、天然の
黄金色の再現が可能である。当該手法で分離したセリシ
ンは、抗菌性が強く、液状で数カ月放置しても黴びや雑
菌の増殖は皆無である。この強い抗菌性を利用して抗菌
性商品の製造に利用できる。また、和紙や布に塗布する
ことによりUVカット効果が生じる。このように分離さ
れたセリシンは、液状および乾燥後粉末として保存で
き、目的により液状および粉剤として利用できる。な
お、この新手法は野蚕繭のすべてに利用できる。当該セ
リシン溶液を所望濃度に希釈したものに、被染色物を浸
漬することにより、被染色物表面に皮膜が生じてコーテ
ィングされ、従来の染色とは異なる、分離セリシンによ
る所望の特有な色々の染色が可能となる。
la trifenestrata、俗に黄金繭と呼
ぶ)切繭。→爆砕機にて、下記条件により爆砕する。 150℃、5分間(No.1)、5〜6気圧 170℃、5分間(No.2)、8〜9気圧 190℃、5分間(No.3)、10〜13気圧 210℃、5分間、2層に分離する。(No.4)、18〜25気圧 〃 (No.5) → 各種溶液(No.1〜5)を濃縮(風乾にて)する。→
濃縮液にて生糸、絹布の染色(コーティング)・・・黄
金繭の黄金色の再現を目指す。→上記セリシン溶液の濃
度、混合により種々の色合いの染色が可能。黄色、濃褐
色、淡褐色、淡緑色など。→さらに乾燥(凍結)し、セ
リシンパウダーを作製する(半永久保存が可能)。→コ
ーティングにより、(1)抗菌性、(2)UVカット効
果、など機能性を高め、食品、化粧品、生活用諸製品に
利用可能。→ No.1 → 淡黄色溶液 No.2 → 黄褐色溶液 No.3 → 濃褐色溶液 No.4 → 淡黄色溶液 No.5 → 乳白色溶液、を得た。 上記方法は、各種野蚕繭、サクサン、エリサン、ヨナク
ニサン、テンサン、アナフェなどにも利用でき、機能性
の範囲は広がる。以下に、本発明における染色例、抗菌
性に関する数値を例示する。
少変更することにより、さらに色調、機能性の異なるセ
リシンの分離が可能である。また、A条件処理後にC条
件を行うと、さらに黄金色に近い、またより濃色に染色
することができる。以上のように、その染色範囲はさら
に拡大可能であり、機能性についても同様である。
蚕のセリシンの分離と機能性の利用が可能となった。ま
た、本発明におけるセリシンの分離方法には、化学薬品
を使用しないので、環境に優しいエコロジー産業の育成
が可能である。なおまた、昆虫繭のセリシン中の色調
(色素を含めて)を織物などに再現させることができ、
黄金繭の色調を家蚕生糸においても再現可能である。さ
らに、各種昆虫の特色あるセリシンの機能性の利活用を
可能とし、特に、抗菌性、UVカット、抗酸化性効果な
どを幅広く諸製品に利用可能である。なおさらに、家蚕
系の精錬において高額の費用を投じて行ってきた従来の
セリシン廃棄処理を低コストで実施可能とし、さらにセ
リシンを有効利用とする転換が可能となった。
キュラ(黄金繭)、ヨナクニサン繭、タサールサン繭、
エリサン繭、ムガサン繭、等各種野蚕のセリシン分離方
法によるので、野蚕全般に広く利用し得る効果がある。
分離方法は、爆砕法による。当該爆砕法は、高温高圧下
において成されるので、化学薬品などを使用しない、環
境に優しい処理が可能となる効果がある。
爆砕法は、温度130℃〜250℃、5〜25気圧、2
分〜15分の条件により成されるので、セリシンの分離
が適正に行われる効果がある。
爆砕法により得られる分離セリシンを、凍結乾燥される
ので、当該セリシンパウダーは保存性が良好(半永久保
存可能)であり、後述の諸製品に利用可能である。
爆砕法により得られる分離セリシンを、溶液濃縮化され
るので、当該濃縮セリシン液は保存性が良好(半永久保
存可能)であり、後述の諸製品に利用可能である。ま
た、この発明においては、低コスト化が可能となる。
分離セリシンを、コーティングによる繊維、紙、布など
へ染色利用可能としたので、上記セリシン溶液の濃度、
混合により種々の色合いの染色が可能である。
分離セリシンの抗菌性、UVカット効果、抗酸化性等機
能性を利用可能としたので、上記のセリシンパウダー、
液状セリシンなどの塗布などにより、紙類、インテリア
品、化粧品、繊維製品、食品、日常品など幅広く利用可
能である。
爆砕法におけるセリシン分離において、温度及び気圧並
びに時間の各条件設定如何により、得られたセリシン溶
液濃度を決定し、それにより被染色物の染色色合いが異
なるようにしたので、爆砕時における温度、気圧、時間
にの設定により、セリシン溶液の濃度が異なり、これを
染色する物に施すことにより、色合いの異なる染色が可
能となる。
Claims (8)
- 【請求項1】 クリキュラ(黄金繭)、ヨナクニサン
繭、タサールサン繭、エリサン繭、ムガサン繭、等各種
野蚕のセリシン及びフィブロイン分離方法。 - 【請求項2】 前記分離方法は、爆砕法によることを特
徴とする、請求項1に記載の野蚕のセリシン及びフィブ
ロイン分離方法。 - 【請求項3】 前記爆砕法は、温度130℃〜250
℃、5〜25気圧、2分〜15分の条件により成される
ことを特徴とする、請求項1および2に記載の野蚕のセ
リシン及びフィブロイン分離方法。 - 【請求項4】 前記爆砕法により得られた分離セリシン
を、凍結乾燥することを特徴とする、セリシンパウダ
ー。 - 【請求項5】 前記爆砕法により得られた分離セリシン
を、溶液濃縮化したことを特徴とする、セリシン液。 - 【請求項6】 前記分離セリシンを、コーティングによ
る繊維、紙、布などへ染色利用したことを特徴とする、
分離セリシンによる染色方法。 - 【請求項7】 前記分離セリシンの抗菌性、UVカット
効果、抗耐化性等機能性を利用したことを特徴とする、
紙類、インテリア品、化粧品、繊維製品、食品、日常
品。 - 【請求項8】 前記爆砕法におけるセリシン分離におい
て、温度及び気圧並びに時間の各条件設定如何により、
得られたセリシン溶液濃度を決定し、それにより被染色
物の染色色合いが異なることを特徴とする、分離セリシ
ンによる染色方法。
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JP2000267942A JP2002080498A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | クリキュラ黄金繭など野蚕繭からのセリシン及びフィブロイン分離方法並びに分離セリシンの利用方法 |
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