JP2002080141A - 画像形成装置およびその駆動伝達装置 - Google Patents

画像形成装置およびその駆動伝達装置

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JP2002080141A
JP2002080141A JP2001070048A JP2001070048A JP2002080141A JP 2002080141 A JP2002080141 A JP 2002080141A JP 2001070048 A JP2001070048 A JP 2001070048A JP 2001070048 A JP2001070048 A JP 2001070048A JP 2002080141 A JP2002080141 A JP 2002080141A
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clutch
clutch shaft
shaft
image forming
bearing
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JP2001070048A
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Iwao Matsumae
巌 松前
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチ軸の一端を、側板等のフレーム部材
で、他端を、着脱自在なカバー部材で支持する画像形成
装置において、カバー部材を取り外しても、クラッチ軸
が傾くことなく、クラッチの交換を容易とする。 【解決手段】 クラッチ40を取り付けたクラッチ軸3
2は、一端を軸受35を介して側板(フレーム部材)3
0で、また軸受36を介してその側板とは別のブラケッ
ト(支持部材)38で支持し、他端を軸受42を介して
カバー部材44で回転自在に支持する。ブラケット38
は、取付ねじ53をねじ孔30cにねじ付け、側板30
に取り付ける。ブラケットは、中心軸47を立て、クラ
ッチギヤ41と噛み合う上流側第1伝達ギヤ48を回転
自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、またはそれらの複合機など、用紙・
カード・OHPフィルム等の記録媒体に画像を記録する
画像形成装置、およびそのような画像形成装置におい
て、クラッチを有するクラッチ軸を用い、モータの回転
を、給紙コロやレジストローラ等の回転体に伝達する駆
動伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般には、画像形成装置には、例
えば図8に示すように、レジストローラ等の用紙搬送ロ
ーラ対1を備え、その用紙搬送ローラ対1の一方の回転
軸2の両端を各々軸受3および軸受4を介して不図示の
側板で支持し、一方の側板から突出する回転軸2の先端
に、電磁クラッチ等のクラッチ5を取り付けていた。ク
ラッチ5には、例えばクラッチギヤ6と噛み合う上流側
第1伝達ギヤ7およびそれと噛み合う上流側第2伝達ギ
ヤ8を介してモータ9の回転を伝達していた。これによ
り、クラッチ5をオンオフして用紙搬送ローラ対1の回
転を制御し、用紙の搬送を一時的に停止したり、再搬送
したりしていた。
【0003】しかし、このような画像形成装置では、用
紙搬送ローラ対1の一方の回転軸2上にクラッチ5を取
り付けるから、その1つの回転軸2に回転を伝達したり
その回転伝達を遮断したりすることしかできず、複数の
回転体に回転を伝達したりその回転伝達を遮断したりす
ることができなかった。また、回転軸2上にクラッチ5
を取り付けるから、用紙搬送ローラを容易に着脱するこ
とができない欠点があった。
【0004】故に、従来の画像形成装置の中には、例え
ば図9に示すように、第1の用紙搬送ローラ対1Aおよ
び第2の用紙搬送ローラ対1Bにモータ9の回転を伝達
するギヤ列10に、クラッチギヤ6を設け、クラッチ5
を有するクラッチ軸11の一端を軸受12を介して側板
13で、他端を軸受14を介してカバー部材15で支持
するものがある。カバー部材15は、例えば2つの取付
ねじ16で側板13に取り付けていた。
【0005】これにより、クラッチ5をオンオフして、
第1の用紙搬送ローラ対1Aおよび第2の用紙搬送ロー
ラ対1Bに同時に回転を伝達したりその回転伝達を遮断
したりすることができるようにしていた。
【0006】また、例えば図10に示すように、給紙ユ
ニット18にコロ軸19を回転自在に取り付け、そのコ
ロ軸19上の給紙コロ20に対向してパッド台21を備
え、コロ軸19の一端には軸継手22の被掛止部23を
設けるものがある。被掛止部23に係合する軸継手22
の掛止ピン24は、クラッチ軸11の一端に設ける。ク
ラッチ軸11は、一端を軸受12を介して側板13で、
他端を軸受14を介してカバー部材15で支持し、軸上
にはクラッチ5を取り付ける。カバー部材15は、例え
ば2つの取付ねじ16で側板13に取り付けていた。
【0007】これにより、コロ軸19をクラッチ軸11
に軸継手22を介して係脱して給紙ユニット18を着脱
自在としていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
画像形成装置の駆動伝達装置にあっては、クラッチ5が
故障することがある。そのときは、サービスマンが取付
ねじ16を外してカバー部材15を取り除き、一方の軸
受14を外して後、クラッチ軸11上から外してクラッ
チ5を取り出し、修理するか新しいものと交換してい
た。
【0009】しかしながら、カバー部材15を取り除く
と、例えば図11に示すように、クラッチ軸11が鎖線
で示す状態から実線で示す状態に傾き、クラッチ5の交
換が面倒となる問題があった。
【0010】そこで、この発明の第1の課題は、上述し
たように、一端を側板等のフレーム部材で、他端を着脱
自在なカバー部材で支持する画像形成装置において、カ
バー部材を取り外しても、クラッチ軸が傾くことなく、
クラッチの交換を容易とすることにある。
【0011】この発明の第2の課題は、そのような画像
形成装置において、クラッチ軸とそのクラッチ軸上のギ
ヤと噛み合う上流側第1伝達ギヤの中心軸との軸間距離
精度を高め、回転伝達を正確に行い得るようにすること
にある。
【0012】この発明の第3の課題は、そのような画像
形成装置において、第1伝達ギヤの中心軸とその第1伝
達ギヤと噛み合う上流側第2伝達ギヤの中心軸との軸間
距離精度を高め、回転伝達を正確に行い得るようにする
ことにある。
【0013】この発明の第4の課題は、上述した画像形
成装置において、部品を共通化して部品点数の削減を図
ることにある。
【0014】この発明の第5の課題は、そのような画像
形成装置において、クラッチ軸の軸方向の動きを規制し
てフレーム部材から軸受が外れることを防ぎ、組付けミ
スをなくすとともに、支持部材の組付けを簡単とするこ
とにある。
【0015】この発明の第6の課題は、上述した画像形
成装置において、カバー部材を取り除いたときに、クラ
ッチ軸がなお一層傾かないようにし、クラッチの交換を
さらに容易とすることにある。
【0016】この発明の第7の課題は、上述した画像形
成装置において、回転軸または回転軸を含むユニットの
着脱を容易とすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、上述した第1の課題を達成すべく、クラッチ
軸上にそのクラッチ軸に回転を伝達したりその回転伝達
を遮断したりするクラッチを設け、該クラッチ軸の一端
をフレーム部材で、他端を、着脱自在なカバー部材で各
々回転自在に支持する画像形成装置において、クラッチ
軸の一端を、フレーム部材とともにそのフレーム部材と
は別の支持部材で支持してなる、ことを特徴とする。
【0018】請求項2に係る発明は、上述した第2の課
題を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置におい
て、クラッチ軸上のギヤと噛み合う上流側第1伝達ギヤ
を、支持部材で回転自在に支持してなる、ことを特徴と
する。
【0019】請求項3に係る発明は、上述した第3の課
題を達成すべく、請求項2に記載の画像形成装置におい
て、第1伝達ギヤと噛み合う上流側第2伝達ギヤを、支
持部材で位置決めしてなる、ことを特徴とする。
【0020】請求項4に係る発明は、上述した第4の課
題を達成すべく、請求項1、2または3に記載の画像形
成装置において、フレーム部材と支持部材で、共通の軸
受を介してクラッチ軸を支持してなる、ことを特徴とす
る。
【0021】請求項5に係る発明は、上述した第5の課
題を達成すべく、請求項4に記載の画像形成装置におい
て、クラッチ軸に取り付けるワッシャと軸受とでフレー
ム部材を挟んでクラッチ軸の軸方向の動きを規制してな
る、ことを特徴とする。
【0022】請求項6に係る発明は、上述した第6の課
題を達成すべく、請求項1、2、3、4または5に記載
の画像形成装置において、支持部材を折り曲げて対向部
を形成し、それらの対向部の双方でクラッチ軸の一端を
支持してなる、ことを特徴とする。
【0023】請求項7に係る発明は、上述した第7の課
題を達成すべく、請求項1、2、3、4、5または6に
記載の画像形成装置において、回転軸をクラッチ軸に軸
継手を介して係脱自在に備えてなる、ことを特徴とす
る。
【0024】請求項8に係る発明は、上述した第1の課
題を達成すべく、クラッチ軸上にそのクラッチ軸に回転
を伝達したりその回転伝達を遮断したりするクラッチを
設け、該クラッチ軸の一端をフレーム部材で、他端を、
着脱自在なカバー部材で各々回転自在に支持する画像形
成装置の駆動伝達装置において、クラッチ軸の一端を、
フレーム部材とともにそのフレーム部材とは別の支持部
材で支持してなる、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1はこの発明による
画像形成装置で、その駆動伝達装置を分解して示す斜視
図であり、図2はその組立状態説明図である。
【0026】図中符号30は、フレーム部材である側板
である。側板30には、軸受孔30aをあける。また、
その軸受孔30aを挟んで一対のねじ孔30bをあけ
る。側板30には、さらに、別の一対のねじ孔30cを
あける。
【0027】軸受孔30aには、クラッチ軸32を通
す。クラッチ軸32には、一端に、軸継手を構成する一
方の掛止ピン33を貫通する。一端寄りには、ワッシャ
34を取り付ける。他端には、フライス面32aを形成
してなる。そして、クラッチ軸32は、軸受孔30aに
通してから軸受35を貫通する。クラッチ軸32を貫通
した軸受35は、軸受孔30aにはめ付けてワッシャ3
4に当てる。
【0028】クラッチ軸32は、さらに、軸受36を貫
通する。軸受36は、支持部材であるブラケット38の
軸受孔38aにはめ付けてワッシャ37で位置決めす
る。またさらに、電磁クラッチ等のクラッチ40を貫通
してフライス面32aと係合し、ワッシャ39で抜け止
めする。クラッチ40は、クラッチギヤ41を設け、オ
ンオフによりそのクラッチギヤ41の回転をクラッチ軸
32に伝達したりその回転伝達を遮断したりする。
【0029】クラッチ軸32は、最後に、軸受42を貫
通してワッシャ43で抜け止めする。軸受42は、カバ
ー部材44の軸受孔44aにはめ付ける。カバー部材4
4は、この例では、取付ねじ45を一対のねじ孔30b
にねじ込んで側板30に取り付ける。
【0030】ところで、ブラケット38には、中央に軸
孔38bをあける。また、その軸孔38bを挟んでねじ
挿通孔38cをあける。さらに、先端に、軸孔38bを
中心として半径Rの円弧孔38dを形成する。
【0031】そして、ブラケット38の軸孔38bに基
部を圧入して中心軸47を立てる。中心軸47の先端に
は、クラッチギヤ41と噛み合う上流側の第1伝達ギヤ
48を取り付ける。これにより、第1伝達ギヤ48をブ
ラケット38で回転自在に支持する。
【0032】ブラケット38の円弧孔38dには、中心
軸49を入れる。中心軸49の基部は、フレーム50の
軸孔50aに圧入する。一方、中心軸49の先端には、
第1伝達ギヤ48と噛み合う上流側の第2伝達ギヤ52
を回転自在に取り付ける。
【0033】そして、側板30とブラケット38との間
に不図示のスペーサを挟み、取付ねじ53をねじ挿通孔
38cに通して一対のねじ孔30cにねじ込み、ブラケ
ット38を側板30に取り付ける。もちろん、スペーサ
を挟むことなしに、側板30やブラケット38を折り曲
げてそれらを段付きとし、ブラケット38を側板30に
例えば同様にねじ付けて取り付けるようにしてもよい。
【0034】なお、図示例では、支持部材であるブラケ
ット38で、クラッチ軸32と中心軸47の軸間距離を
定め、また第2伝達ギヤ52を正確に位置決めすべくブ
ラケット38の円弧孔38dを中心軸49に掛け止めて
中心軸47と中心軸49の軸間距離を定めるから、クラ
ッチ軸32へと回転を伝達するギヤ列55の軸間距離精
度を高めて回転伝達を正確に行うことができる。フレー
ム50は、中心軸49を位置決め後、適宜固定する。
【0035】これにより、クラッチ軸32の一端を、側
板30とともにその側板30とは別のブラケット38で
支持し、また他端を、着脱自在なカバー部材44で各々
回転自在に支持する。
【0036】そして、不図示のモータの回転を伝達して
第2伝達ギヤ52を回転し、その回転を第1伝達ギヤ4
8を介して伝達してクラッチギヤ41を回転し、クラッ
チ40をオンしたときその回転をクラッチ軸32に伝達
して、軸継手を構成する一方の掛止ピン33を介して、
給紙ユニットの給紙コロ(回転体)を回転する。図示省
略するが、この画像形成装置では、給紙ユニットを着脱
自在とし、その給紙コロを有するコロ軸等の回転軸をク
ラッチ軸32に軸継手を介して係脱自在に備えてなる。
【0037】クラッチ40が故障したときには、ワッシ
ャ43を外すとともに取付ねじ45を外し、図2中実線
で示すようにカバー部材44を取り除き、一方の軸受4
2を外してから、ワッシャ39を外してクラッチ軸32
から取り出し、クラッチ40を修理するか新しいものと
交換する。
【0038】このカバー部材44を取り除いたときに
も、クラッチ軸32の一端を、側板30とブラケット3
8とで支持するから、クラッチ軸32が従来のように傾
くことなく、クラッチ40の交換を容易とすることがで
きる。
【0039】ところで、図1および図2に示す例では、
軸受35・36を別部材としたが、図3に示すように一
体の軸受70として部品点数を削減してもよい。図3に
示す軸受70は、図4に示すように、小判形部71と鍔
部72と円筒部73とでつくる。
【0040】小判形部71は、図3に示すように、側板
30の小判形の軸受孔74にはめ込む。この小判形部7
1の厚さaは、側板30の厚さbより0.5mm程度大
きくする。円筒部73は、ブラケット38の円形の軸受
孔75にはめ込む。そして、側板30とブラケット38
とで鍔部72を挟む。
【0041】この図3に示す例では、ワッシャ34を小
判形部71より大きくつくる。そして、ワッシャ34と
鍔部72とで側板30を挟むようにする。これにより、
側板30の軸受孔74にクラッチ軸32を挿入して軸受
70の両側にワッシャ34・37を取り付けたとき、ク
ラッチ軸32の軸方向の動きを阻止し、その後にブラケ
ット38やカバー部材44を取り付けるとき、軸受孔7
4から軸受70が抜け落ちたりすることなく、組付けミ
スをなくしてブラケット38やカバー部材44の取り付
けを容易とすることができる。
【0042】なお、ワッシャ34・37には、樹脂製と
して例えば図5に示すように取っ手部76を設けると、
その着脱を容易とすることができる。図3において、図
1と対応する部分には図1に付したと同一の符号を付
し、重複説明を省略する。
【0043】図6はこの発明による画像形成装置の他例
で、その駆動伝達装置を分解して示す斜視図であり、図
7はその組立状態説明図である。
【0044】この例では、クラッチ軸32の一端に、フ
ライス面32bを形成するとともに、中間にワッシャ3
4で規制して軸受35を取り付け、また他端には同様に
フライス面32aを形成してそこにクラッチ40を取り
付け、ワッシャ39で抜け止めする。
【0045】そして、同様に、軸受42を貫通してワッ
シャ43で抜け止めする。軸受42は、カバー部材44
の軸受孔44aにはめ付ける。カバー部材44は、2つ
の取付ねじ45で側板30に取り付ける。
【0046】軸受35は、フレーム部材である側板30
の軸受孔30aにはめ付け、さらに支持部材であるブラ
ケット60の軸受孔60aにはめ付ける。ブラケット6
0は、板部材をコの字型に折り曲げて対向部60A・6
0Bを形成してなり、それらの対向部60A・60B
に、対向して軸受孔60a・60bを形成する。
【0047】他方の軸受孔60bにも、別の軸受62を
はめ付ける。そして、軸受35を貫通したクラッチ軸3
2を第1のギヤ63に通してから別の軸受62にも貫通
し、クラッチ軸32にワッシャ64を取り付けてそれら
を抜け止めする。このとき、第1のギヤ63は、その中
心孔63aにフライス面32bを係合し、両軸受35・
62間でクラッチ軸32とともに一体に回転するように
する。
【0048】ところで、対向部60A・60B間には軸
65を掛け渡し、その軸65で第2のギヤ66を回転自
在に支持する。第2のギヤ66は、第1のギヤ63と噛
み合う。
【0049】そして、図示省略するが、ばね付勢してブ
ラケット60にクラッチ軸32を中心として図中矢示方
向の回動習性を与え、側板30に立てた不図示のストッ
パに当てて止める。
【0050】これにより、給紙ユニットを矢印A方向に
取り付けるときには、それに備える給紙コロ67と同軸
上に設ける給紙ギヤ68を第2のギヤ66に押し当て、
ブラケット60を回動習性に抗して若干回動し、回動習
性に基づきそれらのギヤ68・66を確実に噛み合わ
す。
【0051】そして、不図示のモータの回転を不図示の
ギヤ列を介して伝達してクラッチギヤ41を回転し、ク
ラッチ40をオンしたときその回転をクラッチ軸32に
伝達して、第1のギヤ63と第2のギヤ66との噛み合
いを介して給紙ギヤ68に伝達し、コロ軸(回転軸)6
9の回転とともに給紙コロ67を回転して給紙ユニット
内の記録媒体を送り出す。
【0052】クラッチ40が故障したときには、ワッシ
ャ43を外すとともに取付ねじ45を外し、図7中実線
で示すようにカバー部材44を取り除き、一方の軸受4
2から外してから、ワッシャ39を外してクラッチ軸3
2から取り出し、クラッチ40を修理するか新しいもの
と交換する。
【0053】このカバー部材44を取り除いたときに
は、側板30とともにブラケット60の対向部60A・
60Bの双方でクラッチ軸32の一端を支持するととも
に、ブラケット60が側板30に当たることから、クラ
ッチ軸32が従来のように傾くことを一層防止し、クラ
ッチ40の交換を容易とすることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に係る発
明によれば、クラッチ軸の一端を、フレーム部材ととも
にそのフレーム部材とは別の支持部材で支持するから、
カバー部材を取り除いたときにも、フレーム部材と支持
部材とで支持してクラッチ軸が傾くことを防止し、クラ
ッチの交換を容易とすることができる。
【0055】請求項2に係る発明によれば、クラッチ軸
を支持する支持部材で、クラッチ軸上のギヤと噛み合う
上流側第1伝達ギヤを支持するから、第1伝達ギヤの中
心軸とクラッチ軸との軸間距離精度を高め、回転伝達を
正確に行うことができる。
【0056】請求項3に係る発明によれば、第1伝達ギ
ヤと噛み合う上流側第2伝達ギヤを支持部材で位置決め
するから、第1伝達ギヤの中心軸と第2伝達ギヤの中心
軸の軸間距離精度を高め、回転伝達を正確に行うことが
できる。
【0057】請求項4に係る発明によれば、フレーム部
材と支持部材で、共通の軸受を介してクラッチ軸を支持
するから、軸受を共通化して部品点数の削減を図ること
ができる。
【0058】フレーム部材で軸受を介してクラッチ軸を
支持して後、フレーム部材に支持部材やカバー部材を取
り付けるとき、それらの支持部材やカバー部材で隠れて
フレーム部材から軸受が外れていることに気が付かず、
組付けミスを生じたり、組付けに手数がかかることがあ
った。請求項5に係る発明によれば、クラッチ軸に取り
付けるワッシャと軸受とでフレーム部材を挟んでクラッ
チ軸の軸方向の動きを規制するから、フレーム部材から
軸受が外れることを防ぎ、組付けミスをなくすととも
に、支持部材の組付けを簡単とすることができる。
【0059】請求項6に係る発明によれば、支持部材を
折り曲げて対向部を形成し、フレーム部材とともにそれ
らの対向部の双方でクラッチ軸の一端を支持するから、
クラッチ軸が傾くことを一層防止して、クラッチ交換を
さらに容易とすることができる。
【0060】請求項7に係る発明によれば、回転軸をク
ラッチ軸に軸継手を介して係脱自在に備えるから、回転
軸または回転軸を含むユニットの着脱を容易とすること
ができる。
【0061】請求項8に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様に、クラッチ軸の一端を、フレーム部材
とともにそのフレーム部材とは別の支持部材で支持する
から、カバー部材を取り除いたときにも、フレーム部材
と支持部材とで支持してクラッチ軸が傾くことを防止
し、クラッチの交換を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置で、その駆動伝達
装置を分解して示す斜視図である。
【図2】その組立状態説明図である。
【図3】その変形例の組立状態説明図である。
【図4】それに用いる軸受の斜視図である。
【図5】ワッシャの斜視図である。
【図6】この発明による画像形成装置の他例で、その駆
動伝達装置を分解して示す斜視図である。
【図7】その組立状態説明図である。
【図8】従来の画像形成装置における駆動伝達装置の説
明斜視図である。
【図9】従来の画像形成装置における他の駆動伝達装置
の説明斜視図である。
【図10】従来の画像形成装置におけるさらに他の駆動
伝達装置の説明斜視図である。
【図11】従来の画像形成装置における問題点の説明構
成図である。
【符号の説明】
30 側板(フレーム部材) 32 クラッチ軸 35 軸受 36 軸受 38 ブラケット(支持部材) 40 クラッチ 41 クラッチギヤ 44 カバー部材 47 中心軸 48 第1伝達ギヤ 49 中心軸 50 フレーム 52 第2伝達ギヤ 60 ブラケット(支持部材) 60A・60B 対向部 69 コロ軸(回転軸) 70 軸受 71 小判形部 72 鍔部 73 円筒部 74 軸受孔 75 軸受孔 76 取っ手部
フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 AA03 DA12 EA01 EA10 LA02 LA05 LA07 LB03 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC21 JA18 KB04 KB06 KB13 LD24 LD30 3J009 DA14 DA17 EA11 EA21 EA41 EB24 EC06 ED06 FA17 FA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ軸上にそのクラッチ軸に回転を
    伝達したりその回転伝達を遮断したりするクラッチを設
    け、該クラッチ軸の一端をフレーム部材で、他端を、着
    脱自在なカバー部材で各々回転自在に支持する画像形成
    装置において、前記クラッチ軸の一端を、前記フレーム
    部材とともにそのフレーム部材とは別の支持部材で支持
    してなる、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ軸上のギヤと噛み合う上流
    側第1伝達ギヤを、前記支持部材で回転自在に支持して
    なる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1伝達ギヤと噛み合う上流側第2
    伝達ギヤを、前記支持部材で位置決めしてなる、請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記フレーム部材と前記支持部材で、共
    通の軸受を介して前記クラッチ軸を支持してなる、請求
    項1、2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記クラッチ軸に取り付けるワッシャと
    前記軸受とで前記フレーム部材を挟んで前記クラッチ軸
    の軸方向の動きを規制してなる、請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材を折り曲げて対向部を形成
    し、それらの対向部の双方で前記クラッチ軸の一端を支
    持してなる、請求項1、2、3、4または5に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 回転軸を前記クラッチ軸に軸継手を介し
    て係脱自在に備えてなる、請求項1、2、3、4、5ま
    たは6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 クラッチ軸上にそのクラッチ軸に回転を
    伝達したりその回転伝達を遮断したりするクラッチを設
    け、該クラッチ軸の一端をフレーム部材で、他端を、着
    脱自在なカバー部材で各々回転自在に支持する画像形成
    装置の駆動伝達装置において、前記クラッチ軸の一端
    を、前記フレーム部材とともにそのフレーム部材とは別
    の支持部材で支持してなる、画像形成装置の駆動伝達装
    置。
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