JP2501283Y2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2501283Y2
JP2501283Y2 JP1989088226U JP8822689U JP2501283Y2 JP 2501283 Y2 JP2501283 Y2 JP 2501283Y2 JP 1989088226 U JP1989088226 U JP 1989088226U JP 8822689 U JP8822689 U JP 8822689U JP 2501283 Y2 JP2501283 Y2 JP 2501283Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子写真装置に用いられる現像装置に関す
る。
[従来の技術] はじめに、電子写真装置の概略構成を第3図に基づき
説明する。
図において、1は像担持体で矢印A方向に回転され
る。像担持体1は、まず、帯電器2で表面が均一に帯電
された後、図示しない光学系からのレーザビーム3によ
って表面に静電潜像が形成される。像担持体1に形成さ
れた静電潜像は、像担持体1の回転に伴い、現像装置の
磁性粉体現像剤4によって現像された後、転写器5にお
いて転写紙に転写される。
ここで、現像装置は、磁気作用を利用して磁性粉体現
像剤4を像担持体1に供給するように形成されている。
具体的には、現像装置は、磁性粉体現像剤4を収納する
装置本体11と、この装置本体11の開口部に回転自在に設
けられた磁気作用により磁性粉体現像剤4を像担持体1
に供給するマグネットローラ12と、このローラ12を回転
駆動する駆動手段(51,52)とを含み構成されている。
なお、図中15は現像剤4を撹拌するための撹拌ローラで
あり、装置本体11に回転支持されている。
マグネットローラ12は、筒状の現像スリーブ13と、こ
のスリーブ13内に設けられた磁性粉体現像剤4を当該ス
リーブ13に磁気的に担持させて像担持体1に供給するマ
グネット14とから構成されている。ここで、現像剤4を
像担持体1に良好な状態で付着させて印字品質を向上さ
せるために、通常、現像スリーブ13を第3図に矢印で示
す反時計方向に低速回転(例えば200rpm)させるととも
に、マグネット14をスリーブ13とは反対方向に高速回転
(例えば1500rpm)させている。
そのため、上述した駆動手段は、図中に2点鎖線で示
すように複数の歯車等からなる速度変換機構51と1個の
駆動モータ52とを含み、現像スリーブ13とマグネット14
とをそれぞれ異なる方向に異なる回転数でもって回転さ
せるように形成されている。
ところで、現像装置の装置本体11は、現像剤4の交換
などに便利なように電子写真装置の本体に着脱自在に装
着されている。そのため、上述した駆動手段も装置本体
11側のマグネットローラ12に対し連結分離可能とする必
要がある。そこで、従来、駆動手段を構成する速度変換
機構51の歯車の一部をマグネットローラ12と接続し、そ
の他の速度変換機構51を構成する歯車と駆動モータ52と
を電子写真装置の本体側に設け、この区分された速度変
換機構51の歯車を接続・分離することにより、マグネッ
トローラ12と駆動モータ52とを速度変換機構51を介して
連結・分離するように形成していた。
[考案が解決しようとする課題] 現像装置は上述したような構成であるので、この現像
装置が加工誤差や組立誤差等によって所定の装着位置よ
り位置づれして装着された場合には、上述したマグネッ
トローラ12と駆動モータ52とが良好な状態で連結され
ず、ローラ12が円滑に回転駆動されないことが多い。
しかし、現像装置の加工精度、組立精度を向上させる
にも限度があり、また位置決めを行なうために過大な時
間と手間がかかり取扱的、コスト的に問題がある。ま
た、上述した駆動手段は、電子写真装置本体の小型化を
図るために該本体の狭いスペースに押し込められている
ことが多く、組立・調整に更に手間がかかりやすくな
る。
そこで、このような問題を一掃する方策として、速度
変換機構51や駆動モータ52等を全て現像装置本体11に取
付けてしまうことが考えられる。しかし、速度変換機構
51等を装置本体11に取付けるには、狭いスペースに多数
の歯車や各歯車を支持するためのシャフト等を互いに位
置関係を調整しつつ雑然と1つ1つ組込んで行かなけれ
ばならず、組立に多くの時間をさかなければならない。
本考案の目的は、電子写真装置本体に対して迅速かつ
容易に着脱することが可能で、かつ組立・調整を容易に
行なうことができ、しかも簡易な構成でマグネットロー
ラを円滑回転させることができる現像装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、マグネットローラ支持用の軸受・速度変換
機構および駆動モータをフレームを用いてブロック化
し、このフレームを現像装置本体に着脱自在に取付けて
組立・調整を容易に行なえるように形成したものであ
る。
すなわち、低速回転する現像スリーブとこの現像スリ
ーブ内に収容された高速回転するマグネットとからなる
マグネットローラを有する現像装置において、 前記マグネットローラの少なくとも一端側の軸受と、
前記現像スリーブとマグネットとの回転比を得るための
速度変換機構を形成する複数歯車の支軸と、駆動モータ
とをフレームに装着してブロック化し、かつ該フレーム
を装置本体に着脱可能に形成したことを特徴とする。
[作用] 本考案では、マグネットローラの少なくとも一端側軸
受と、速度変換機構の複数歯車の支軸と、駆動モータと
がフレームを介してブロック化され、このフレームを現
像装置本体に取付けることにより、マグネットローラと
モータとを速度変換機構を介して容易にかつ組立精度よ
く連結させることができる。これにより、組立・調整が
容易に行なえるとともにマグネットローラを円滑に回転
させることができる。
また、速度変換機構および駆動モータ等がブロック化
されて装置本体に装着されているので、電子写真装置本
体に対する着脱も迅速かつ容易に行える。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例に係る現像装置10は、第1図に示すように、
装置本体11、マグネットローラ12(現像スリーブ13,マ
グネット14)、フレーム16、軸受21および速度変換機構
等を含み構成されている。
なお、第3図において示した構成要素と同一のものに
ついては同一の符号を付し、その説明を省略もしくは簡
略化する。
現像装置10は、装置本体11が電子写真装置本体に着脱
自在に装着されることに合せて、マグネットローラ12を
回転支持するための軸受21と、このローラ12を減速駆動
するための速度変換機構および駆動モータ45をブロック
化し、このブロック化された軸受21等を装置本体11に着
脱自在に装着して組立・調整を容易に行なえるように構
成したものである。
すなわち、現像装置10は、マグネットローラ12の少な
くとも一端側の軸受21と、現像スリーブ13とマグネット
14との回転比を得るための速度変換機構を形成する複数
歯車(36,37,38,39)の支軸(31,32,33)と、駆動モー
タ45とをフレーム16に装着してブロック化し、かつ該フ
レーム16を装置本体11に着脱可能に形成されている。
本実施例においては、マグネットローラ12のマグネッ
ト14は、その両端部が現像スリーブ13の小径部13a,13a
より外方に突出するように形成されている。
また、本実施例においては、フレーム16には、第1図
に示すように、穴17が形成されており、穴17には軸受21
が装着されている。軸受21は、ベアリング止め22とベア
リング23とから形成されている。この軸受21には、現像
スリーブ13の小径部13aが回転支持されており、このス
リーブ13の小径部13aと大径部13bとの間には、第2図に
示すように、当該スリーブ13と像担持体(1)との間の
隙間を調整するためのギャップ調整用ローラ26がベアリ
ング25を介して回転支持されている。また、現像スリー
ブ13の小径部13aの先端部分にはスリーブ駆動歯車35が
装着されている。また、マグネット14の小径部14aには
マグネット駆動歯車34が装着されている。マグネット駆
動歯車34には、第1図に示すように、タイミングベルト
46およびタイミングプーリ45aを介して駆動モータ45が
接続されている。
なお、現像スリーブ13の図中右方の小径部13aには、
ギャップ調整ローラ26がベアリング25を介して回転支持
されている。また、マグネット14の図中右方の小径部14
aには、スペーサ24およびベアリング27を介して装置本
体11に回転支持されている。
また、フレーム16の図中左端部および中央部には、そ
れぞれ穴18,19が形成されており、当該フレーム16には
穴18より外方にタイミングプーリ45aを突出させた状態
で駆動モータ45が装着されている。また、フレーム16の
穴19には、ブッシュ41bを介して撹拌ローラ(15)の一
端部が回転自在に被嵌しており、該一端部には歯車41が
ワッシャ41aを介して装着されている。
更に、フレーム16には、支軸31,32,33が互いに所定の
位置関係をもって設けられており、支軸31には歯車36,3
8が回転支持されている。また、支軸32には、歯車37が
回転支持されており、更に支軸33には歯車39が回転支持
されている。
ここで、歯車36は、マグネット駆動歯車34と歯車37と
に噛合しており、歯車37はスリーブ駆動歯車35と噛合し
ている。スリーブ駆動歯車35は歯車38と噛合しており、
歯車38は歯車39と噛合している。また、歯車39は撹拌ロ
ーラ駆動歯車41と噛合している。ここで、上述した各歯
車は、支軸31,32,33および軸受21に支持されたマグネッ
トローラ12によって正確に位置決めされるので確実に噛
合する。
次に、作用について説明する。
現像装置10に速度変換機構等を装着するには、まず、
フレーム16にマグネットローラ用軸受21、速度変換機構
および駆動モータ45を装着する。この際、速度変換機構
の各歯車(34,35,36,37,38,39,41)は支軸31,32,33に所
定の手順で取付けることにより正しく噛合わせることが
できる。次に、このフレーム16を、軸受21にマグネット
ローラ12の第1図左端部が嵌挿されかつ撹拌ローラ(1
5)がブッシュ41bに嵌挿されるように装置本体11に装着
する。
こうして、現像装置10の装置本体11に速度変換機構等
が装着されたところで、この現像装置10を電子写真装置
本体の所定位置に装着する。その状態で、駆動モータ45
を駆動すると、マグネット14が、タイミングベルト46お
よびマグネット駆動歯車34を介して高速回転(本実施例
では1500rpm)される。また、現像スリーブ13が、タイ
ミングベルト46、マグネット駆動歯車34、歯車36,37お
よびスリーブ駆動歯車35を介してマグネット14とは反対
方向に低速回転(本実施例では200rpm)される。更に、
撹拌ローラ(15)が、タイミングベルト46、各歯車34,3
6,37,35,38,39,41を介して回転される。
しかして、この実施例によれば、マグネットローラ12
の少なくとも一端側の軸受21と、現像スリーブ13とマグ
ネット14との回転比を得るための速度変換機構を形成す
る複数歯車の支軸(31,32,33)と、駆動モータ45とをフ
レーム16に装着してブロック化し、かつ該フレーム16を
装置本体1に着脱可能に形成した構成であるので、マグ
ネットローラ12と駆動モータ45とを速度変換機構を介し
て容易にかつ組立精度よく連結させることができる。こ
れにより、組立・調整を容易に行なうことができ、しか
も簡易な構成でマグネットローラ12を円滑回転させるこ
とができる。また、速度変換機構および駆動モータ45等
がブロック化されて装置本体11に装着されているので、
電子写真装置本体に対する着脱も迅速かつ容易に行え
る。
また、フレーム16に複数歯車の支軸(支軸31,32,33)
を所定の位置関係をもって設けたので、該支軸に歯車を
装着するだけで各歯車を確実に噛合させることができ、
組立・調整を一段と容易にすることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、マグネットローラの少なくとも一端
側の軸受と、現像スリーブとマグネットとの回転比を得
るための速度変換機構を形成する複数歯車の支軸と、駆
動モータとをフレームに装着するとともに、このフレー
ムを装置本体に着脱可能に形成した構成であるので、マ
グネットローラと駆動モータとを速度変換機構を介して
容易にかつ組立精度よく連結させることができる。これ
により、組立・調整が容易に行えるとともに、簡易な構
成でマグネットローラを円滑回転させることができる。
また、速度変換機構および駆動モータ45等がブロック化
されて装置本体11に装着されているので、電子写真装置
本体に対する着脱も迅速かつ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同じ
く要部を示す断面図および第3図は従来の現像装置の一
般構造を示す断面図である。 12……マグネットローラ、13……現像スリーブ、14……
マグネット、16……フレーム、21……軸受、31,32,33…
…支軸、45……駆動モータ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低速回転する現像スリーブとこの現像スリ
    ーブ内に収容された高速回転するマグネットとからなる
    マグネットローラを有し、電子写真装置本体に着脱自在
    に装着される現像装置において、 前記マグネットローラの少なくとも一端側の軸受と、前
    記現像スリーブとマグネットとの回転比を得るための速
    度変換機構を形成する複数歯車の支軸と、駆動モータと
    をフレームに装着してブロック化し、かつ該フレームを
    装置本体に着脱可能に形成したことを特徴とする現像装
    置。
JP1989088226U 1989-07-27 1989-07-27 現像装置 Expired - Lifetime JP2501283Y2 (ja)

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JPH0329870U JPH0329870U (ja) 1991-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5552075A (en) * 1978-10-11 1980-04-16 Hitachi Metals Ltd Driving device of magnet roll
JPS62121473A (ja) * 1985-11-20 1987-06-02 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像形成装置

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JPH0329870U (ja) 1991-03-25

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