JPH087401Y2 - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH087401Y2
JPH087401Y2 JP1988096138U JP9613888U JPH087401Y2 JP H087401 Y2 JPH087401 Y2 JP H087401Y2 JP 1988096138 U JP1988096138 U JP 1988096138U JP 9613888 U JP9613888 U JP 9613888U JP H087401 Y2 JPH087401 Y2 JP H087401Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
rotor
drive motor
photoconductor
magnet rotor
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Application number
JP1988096138U
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English (en)
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JPH0217765U (ja
Inventor
泰 石川
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子写真記録装置に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来から電子写真記録装置では、画像情報に応じて変
調されたレーザ光をポリゴンスキャナなどの走査手段を
介して一定速度で回転する感光体ドラム上に軸方向に走
査し、それによって静電潜像を形成している。そして、
この感光体ドラムの回転駆動は、現像ローラなどの他の
部材の駆動源としても用いられる一つの共用の駆動モー
タによって行なっており、タイミングベルトや歯車など
の動力伝達手段を介して各部材に動力を伝達していた。
ところで、高品質の印字を得るためには、感光体ドラ
ムを常に一定の速度で回転させて、画像情報に応じた歪
みのない正確な静電潜像を得る必要がある。ところが、
上記の構成によると、動力伝達手段の回転ムラや共用駆
動モータの負荷トルクの変動などによって、感光体ドラ
ムの回転速度が変化してしまい、その表面に形成される
静電潜像に歪みが生じ、高品質の再生画像を得ることが
できないという欠点がある。
このような問題を解決するため、特開昭58−125048号
公報では感光体ドラムを回転させるための専用の駆動モ
ータを設け、この駆動モータの回転軸と感光体ドラムの
回転軸とを軸継手を介して結合させ、駆動モータの回転
が直接感光体ドラムに伝達されるようにしている。
しかしながら、この構成によると、軸継手や駆動モー
タおよび感光体ドラムの回転軸の高精度な位置出しが必
要となり、製造に手間がかかり、コスト高になるという
欠点がある。また、両回転軸は位置ずれが生じないよう
に互いに堅固に結合させなくてはならず、両者の結合作
業が煩雑となるという欠点があり、特に感光体回りをカ
ートリッジ化した場合には、駆動モータが装置本体側に
設けてあるため、カートリッジの着脱時に離脱作業や結
合作業を行わなくてはならず、カートリッジ着脱が極め
て煩雑になるという欠点がある。
[考案の目的] そこで本考案の目的は、感光体ドラムの回転速度の変
動を無くして高品質な再生画像を得られる電子写真記録
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の特徴は、専用の駆動モータによって回転駆動
される感光体カートリッジが、装置本体に対して着脱自
在に設けてある電子写真記録装置において、上記駆動モ
ータは、回転子としての永久磁石ロータとこのロータを
駆動する固定子としてのコアレスコイルとからなる同軸
対向型コアレスモータであり、上記感光体カートリッジ
において回転自在に支持すべく感光体ドラムの側面より
突出する回転軸には、上記感光体ドラムの上記側面から
離間させて上記永久磁石ロータが直結してあり、上記装
置本体側には、上記コイルが上記永久磁石ロータと同軸
的に対面するように固定してあるところにある。
[実施例] 本考案の詳細を、添付図面に示す好適な一実施例にそ
って説明する。
図面に示すように、装置本体1には感光体カートリッ
ジ2が、この装置本体に対して着脱自在に設けてある。
感光体カートリッジ2内には、筒状の感光体ドラム3が
回転軸4a、4bによって回転自在に軸支されている。具体
的に説明すると、感光体ドラム3の両側面はフランジ3
a、3bによって挟持され、このフランジには回転軸4a、4
bが、この側面のフランジから突出した状態で固着して
あり、感光体カートリッジ2の取付部2a、2bにはボール
ベアリング5a、5bが配設してあり、このボールベアリン
グによって感光体ドラム3が回転軸4a、4bによって回転
自在に軸受されている。感光体カートリッジ2内には、
感光体ドラム3の軸方向に平行に、残留トナーの回収手
段6が設けてある。
感光体ドラム3を専用に駆動する駆動モータとして同
軸対面型のコアレスモータ(以下単に駆動モータとい
う)7を用いている。感光体カートリッジ2の上方の取
付部2aから突出している回転軸4aには、感光ドラム3の
側面から離間させて駆動モータ7の回転子としての永久
磁石ロータ8が直接固着してある。即ち回転軸4aの端部
には受板8aの中心部が固着され、この受板の外面にドー
ナツ状の永久磁石8bが固着してある。装置本体1には、
駆動モータ7の固定子9としてのコアレスコイル9bが固
定されている。即ち、装置本体1に取付枠10が固着さ
れ、この取付枠にコアレスコイル9bを取り付けるための
プリント基板9aが固定され、このプリント基板には駆動
モータ7の駆動回路が形成されているそして、プリント
基板9aの配線パターンの所定位置には、多数のコアレス
コイル9b…がドーナツ状の永久磁石8bと対面するように
接続され、この多数のコアレスコイル群の中心は、感光
体ドラム3および永久磁石ロータ8と同軸的に設けられ
ている。プリント基板9a上の配線パターンには、駆動モ
ータ7の駆動回路を構成する回路素子11…が実装されて
いる。
このように駆動モータ7の回転子の永久磁石ロータ8
は、感光体ドラム3の回転軸4aに直結されているので、
固定子9としてのコアレスコイル9bへの通電により回転
子としての永久磁石ロータ8が回転運動することによっ
て、感光体ドラム3が回転子8によって直接回転駆動さ
れる。したがって従来のように、ギヤなどの動力伝達手
段の回転ムラや、駆動モータの軸と感光体ドラムの軸と
の位置ずれおよび軸継手の偏心などによって感光体ドラ
ムの回転速度が変動することがない。
また、感光体カートリッジ2側に設けた回転子8と装
置本体1側に設けた固定子9とは互いに対向していれば
よく、機械的な係合関係が無いためにこの感光体カトリ
ッジ2の着脱作業が極めて容易になる。
[考案の効果] 本考案の電子写真記録装置では、感光体カートリッジ
内の感光体ドラムを専用に駆動する同軸体面型コアレス
モータを具備し、このモータの回転子としての永久磁石
ロータを感光体ドラムの回転軸に直結しているので、動
力伝達のためのギヤや軸継手を用いないですむ。そのた
め、軸継手や駆動モータの回転軸および感光体の回転軸
の芯出しが不要となるので構成が簡単になり、ギヤによ
る振動や軸継手の偏心に起因する振動等も無くなる。し
たがって感光体ドラムの回転精度が高まって速度変動が
少なくなるので、静電潜像の歪みがなくなり高品質な再
生画像が形成できる。感光体カートリッジ側の感光体ド
ラムの駆動部分と、装置本体側とに機械的な係合関係が
無いため、感光体カートリッジの着脱が極めて容易にな
る。さらに構成が簡単となり小型化が達成でき、低価格
化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の要部を示す断面図である。 1……装置本体、2……感光体カートリッジ、3……感
光体ドラム、3a……側面(フランジ)、4a……回転軸、
7……駆動モータ、8……回転子としての永久磁石ロー
タ、8b……永久磁石、9……固定子、9b……コアレスコ
イル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用の駆動モータによって回転駆動される
    感光体カートリッジが、装置本体に対して着脱自在に設
    けてある電子写真記録装置において、 上記駆動モータは、回転子としての永久磁石ロータとこ
    のロータを駆動する固定子としてのコアレスコイルとか
    らなる同軸対向型コアレスモータであり、 上記感光体カートリッジにおいて回転自在に支持すべく
    感光体ドラムの側面より突出する回転軸には、上記感光
    体ドラムの上記側面から離間させて上記永久磁石ロータ
    が直結してあり、 上記装置本体側には、上記コイルが上記永久磁石ロータ
    と同軸的に対面するように固定してある ことを特徴とする電子写真記録装置。
JP1988096138U 1988-07-20 1988-07-20 電子写真記録装置 Expired - Lifetime JPH087401Y2 (ja)

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JP1988096138U JPH087401Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電子写真記録装置

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JP1988096138U JPH087401Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電子写真記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH0217765U JPH0217765U (ja) 1990-02-06
JPH087401Y2 true JPH087401Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=31320964

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2711012B2 (ja) * 1990-05-31 1998-02-10 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051101B2 (ja) * 1980-05-27 1985-11-12 株式会社リコー 感光体ドラム駆動装置
JPS6119248U (ja) * 1984-07-10 1986-02-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置の像担持体駆動力伝達構造
JPH01244473A (ja) * 1988-03-25 1989-09-28 Canon Inc 記録装置

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JPH0217765U (ja) 1990-02-06

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