JP2711012B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents
プロセスカートリッジInfo
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- JP2711012B2 JP2711012B2 JP2139648A JP13964890A JP2711012B2 JP 2711012 B2 JP2711012 B2 JP 2711012B2 JP 2139648 A JP2139648 A JP 2139648A JP 13964890 A JP13964890 A JP 13964890A JP 2711012 B2 JP2711012 B2 JP 2711012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive drum
- drum
- transmitting member
- force transmitting
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機等の画像形成装置に着脱可能に配設
されるプロセスカートリッジに関する。
されるプロセスカートリッジに関する。
(従来の技術) 複写機等の画像形成装置においては、感光ドラム(像
担持体)、帯電器、現像器、クリーニング器といった画
像形成機器をカートリッジ容器内に一体的に組み付け、
これらをプロセスカートリッジとして装置本体内に着脱
可能に配設してメンテナンスの容易化が図られているも
のは多い。
担持体)、帯電器、現像器、クリーニング器といった画
像形成機器をカートリッジ容器内に一体的に組み付け、
これらをプロセスカートリッジとして装置本体内に着脱
可能に配設してメンテナンスの容易化が図られているも
のは多い。
そして、このプロセスカートリッジ内の感光ドラムは
プロセスカートリッジが装置本体内に装着されると、該
装置本体側の駆動源により回転されることとなるが、こ
のために感光ドラムの端部には装置本体側の駆動力を感
光ドラムに伝える被駆動力伝達部材が取り付けられてい
る。
プロセスカートリッジが装置本体内に装着されると、該
装置本体側の駆動源により回転されることとなるが、こ
のために感光ドラムの端部には装置本体側の駆動力を感
光ドラムに伝える被駆動力伝達部材が取り付けられてい
る。
この被駆動力伝達部材(以下、ドラムギヤと称す)と
感光ドラムとの取り付け方法につき、第4図により説明
すると、ドラムギヤ110はその側面の突出部111を円筒状
の感光ドラム100の端部に差し込み、接着剤により感光
ドラム100とドラムギヤ110とは結合されている。
感光ドラムとの取り付け方法につき、第4図により説明
すると、ドラムギヤ110はその側面の突出部111を円筒状
の感光ドラム100の端部に差し込み、接着剤により感光
ドラム100とドラムギヤ110とは結合されている。
この場合、感光ドラム100とドラムギヤ110の突部111
とを締り嵌め状態で嵌合させると、接着剤の入り込む余
裕が無くなって結合が不十分になると共に、中間嵌めや
隙間嵌め状態で係合させると接着剤は十分に塗布される
が、組立時感光ドラム100に対してドラムギヤ110に倒れ
や偏芯を生じ妥当でない。
とを締り嵌め状態で嵌合させると、接着剤の入り込む余
裕が無くなって結合が不十分になると共に、中間嵌めや
隙間嵌め状態で係合させると接着剤は十分に塗布される
が、組立時感光ドラム100に対してドラムギヤ110に倒れ
や偏芯を生じ妥当でない。
このため、ドラムギヤ110の突部111と感光ドラム100
とを締り嵌め状態で嵌合させると共に、ドラムギヤ110
の突部111の周方向(感光ドラム100の回転方向)に接着
剤溜りを成す溝112を形成し、該溝112等に接着剤を塗布
して感光ドラム100とドラムギヤ110とを結合したものも
多い。
とを締り嵌め状態で嵌合させると共に、ドラムギヤ110
の突部111の周方向(感光ドラム100の回転方向)に接着
剤溜りを成す溝112を形成し、該溝112等に接着剤を塗布
して感光ドラム100とドラムギヤ110とを結合したものも
多い。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、ドラムギヤ110の突部111の周方向に溝
112を形成し、該溝112内の接着剤により感光ドラム100
とドラムギヤ110とを係合した場合、該係合部の強度は
感光ドラム100の回転方向の力に対しては十分に大きい
が、感光ドラム100の軸方向の力に対しては小さいとい
う欠点があった。
112を形成し、該溝112内の接着剤により感光ドラム100
とドラムギヤ110とを係合した場合、該係合部の強度は
感光ドラム100の回転方向の力に対しては十分に大きい
が、感光ドラム100の軸方向の力に対しては小さいとい
う欠点があった。
又、回転方向に直交する向きにドラムギヤ110の突部1
11に複数の溝を形成することも考えられるが、この場
合、結合部の強度は感光ドラム100の軸方向の力に対し
ては十分に大きいが、感光ドラム100の回転方向の力に
対しては小さいという欠点がある。
11に複数の溝を形成することも考えられるが、この場
合、結合部の強度は感光ドラム100の軸方向の力に対し
ては十分に大きいが、感光ドラム100の回転方向の力に
対しては小さいという欠点がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、カートリッジ容器内の感光ドラムと該感光
ドラム用の被駆動力伝達部材とを嵌合した後に接着剤に
より結合する場合においても、その結合部の強度が感光
ドラムの軸方向及び回転方向の何れの力に対しても十分
に大きいプロセスカートリッジを提供するにある。
とする処は、カートリッジ容器内の感光ドラムと該感光
ドラム用の被駆動力伝達部材とを嵌合した後に接着剤に
より結合する場合においても、その結合部の強度が感光
ドラムの軸方向及び回転方向の何れの力に対しても十分
に大きいプロセスカートリッジを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、カート
リッジフレームと、感光ドラムと、前記感光ドラムに作
用するプロセス手段と、画像形成装置本体に装着された
際に、画像形成装置本体に設けられた駆動力伝達部材と
係合して前記感光ドラムを所定の回転方向へ回転させる
駆動力を受けるための被駆動力伝達部材であって、前記
感光ドラムの一端部に嵌合して取り付けられた被駆動力
伝達部材と、を有し、前記被駆動力伝達部材の前記感光
ドラムと嵌合する嵌合部の外周面に、前記感光ドラムの
長手方向において、前記被駆動力伝達部材の設けられた
側に配置された前記カートリッジフレーム部分の外側か
ら見て、前記感光ドラムの軸線方向に対して、前記感光
ドラムが前記駆動力を受けて回転する前記回転方向へ傾
斜させて複数の溝を設けて、前記複数の溝に接着剤を溜
めた状態で前記嵌合部を前記感光ドラムの端部に嵌合さ
せて、前記感光ドラムと前記被駆動力伝達部材とを結合
したことを特徴とする。
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、カート
リッジフレームと、感光ドラムと、前記感光ドラムに作
用するプロセス手段と、画像形成装置本体に装着された
際に、画像形成装置本体に設けられた駆動力伝達部材と
係合して前記感光ドラムを所定の回転方向へ回転させる
駆動力を受けるための被駆動力伝達部材であって、前記
感光ドラムの一端部に嵌合して取り付けられた被駆動力
伝達部材と、を有し、前記被駆動力伝達部材の前記感光
ドラムと嵌合する嵌合部の外周面に、前記感光ドラムの
長手方向において、前記被駆動力伝達部材の設けられた
側に配置された前記カートリッジフレーム部分の外側か
ら見て、前記感光ドラムの軸線方向に対して、前記感光
ドラムが前記駆動力を受けて回転する前記回転方向へ傾
斜させて複数の溝を設けて、前記複数の溝に接着剤を溜
めた状態で前記嵌合部を前記感光ドラムの端部に嵌合さ
せて、前記感光ドラムと前記被駆動力伝達部材とを結合
したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、被駆動力伝達部材の感光ドラムと嵌
合する嵌合部の外周に、接着剤溜りを構成する複数の溝
を感光ドラムの軸線方向に対して、感光ドラムが駆動力
を受けて回転する回転方向へ傾斜させて形成したため、
被駆動力伝達部材を接着剤によってその回転方向(周方
向)及び軸方向の何れの方向にも感光ドラムに強固に結
合することができる。
合する嵌合部の外周に、接着剤溜りを構成する複数の溝
を感光ドラムの軸線方向に対して、感光ドラムが駆動力
を受けて回転する回転方向へ傾斜させて形成したため、
被駆動力伝達部材を接着剤によってその回転方向(周方
向)及び軸方向の何れの方向にも感光ドラムに強固に結
合することができる。
又、接着剤を溜めるための複数の溝は、感光ドラムの
長手方向において、被駆動力伝達部材の設けられた側に
配置されたカートリッジフレーム部分の外側から見て、
感光ドラムの軸線方向に対して該感光ドラムが駆動力を
受けて回転する方向へ傾斜させて形成されているため、
被駆動力伝達部材が回転すると、被駆動力伝達部材は、
感光ドラムに対して食い込む方向へ力を受ける。従っ
て、回転時に被駆動力伝達部材と感光ドラムとの嵌合部
に弛み等が生じにくく、被駆動力伝達部材を感光ドラム
により一層強固に結合することができる。
長手方向において、被駆動力伝達部材の設けられた側に
配置されたカートリッジフレーム部分の外側から見て、
感光ドラムの軸線方向に対して該感光ドラムが駆動力を
受けて回転する方向へ傾斜させて形成されているため、
被駆動力伝達部材が回転すると、被駆動力伝達部材は、
感光ドラムに対して食い込む方向へ力を受ける。従っ
て、回転時に被駆動力伝達部材と感光ドラムとの嵌合部
に弛み等が生じにくく、被駆動力伝達部材を感光ドラム
により一層強固に結合することができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図はプロセスカートリッジ1の断面図を示すもの
で、10は一定方向に回転される像担持体としての感光ド
ラムである。該感光ドラム10の周りには帯電器11、現像
器12、クリーニング器13といった画像形成機器が配設さ
れ、これらの機器がカートリッジ容器1a内に一体的に組
み込まれてプロセスカートリッジ1を形成している。
で、10は一定方向に回転される像担持体としての感光ド
ラムである。該感光ドラム10の周りには帯電器11、現像
器12、クリーニング器13といった画像形成機器が配設さ
れ、これらの機器がカートリッジ容器1a内に一体的に組
み込まれてプロセスカートリッジ1を形成している。
プロセスカートリッジ1は内部の機器が寿命に達した
り、現像器12内のトナーTが使い尽くされた場合、この
プロセスカートリッジ1全体を画像形成装置の装置本体
に対して交換し、メンテナンスの容易化を図るためのも
のである。従って、プロセスカートリッジ1は容易に装
置本体に対して着脱できるようになっている。
り、現像器12内のトナーTが使い尽くされた場合、この
プロセスカートリッジ1全体を画像形成装置の装置本体
に対して交換し、メンテナンスの容易化を図るためのも
のである。従って、プロセスカートリッジ1は容易に装
置本体に対して着脱できるようになっている。
ここで、このプロセスカートリッジ1内の機器の作用
を説明すると、帯電器11により一様帯電された感光ドラ
ム10に不図示のスキャナユニットより画像光Lが露光さ
れると、感光ドラム10上には静電潜像が形成される。該
静電潜像は感光ドラム10の回転と共に現像器12の方へ向
けられ、該現像器12によってトナーが供給されてトナー
像として顕像化される。そして、該トナー像は感光ドラ
ム10の回転と共に不図示の転写帯電器の方へ向けられ、
該転写帯電器により転写紙上に転写される。尚、転写の
終了した感光ドラム10はその残留トナーを有する部分が
クリーニング器13よりクリーニングされ、次の画像形成
のために備えられる。
を説明すると、帯電器11により一様帯電された感光ドラ
ム10に不図示のスキャナユニットより画像光Lが露光さ
れると、感光ドラム10上には静電潜像が形成される。該
静電潜像は感光ドラム10の回転と共に現像器12の方へ向
けられ、該現像器12によってトナーが供給されてトナー
像として顕像化される。そして、該トナー像は感光ドラ
ム10の回転と共に不図示の転写帯電器の方へ向けられ、
該転写帯電器により転写紙上に転写される。尚、転写の
終了した感光ドラム10はその残留トナーを有する部分が
クリーニング器13よりクリーニングされ、次の画像形成
のために備えられる。
尚、14はドラムシャッターであり、これはプロセスカ
ートリッジ1が装置本体外にある場合、感光ドラム10の
カートリッジ容器1aからの露出部の保護をするためのも
のである。
ートリッジ1が装置本体外にある場合、感光ドラム10の
カートリッジ容器1aからの露出部の保護をするためのも
のである。
而して、プロセスカートリッジ1内の感光ドラム10は
被駆動力伝達部材であるドラムギヤ20を介して装置本体
側の駆動ギヤ30により回転されるが、以下にプロセスカ
ートリッジ1の上記ドラムギヤ20周りについて第2図を
参照しつつ説明する。
被駆動力伝達部材であるドラムギヤ20を介して装置本体
側の駆動ギヤ30により回転されるが、以下にプロセスカ
ートリッジ1の上記ドラムギヤ20周りについて第2図を
参照しつつ説明する。
ドラムギヤ20はギヤ部21と、該ギヤ部21の内側面側に
設けられた断面円形の突部22及びギヤ部21の外側面側に
設けられた軸受部23とから構成され、前記突部22が円筒
状の感光ドラム10の端部に締り嵌め状態で嵌合してお
り、前記軸受部23がカートリッジ容器1aの側壁1a−1に
枢支されている。そして、ドラムギヤ20のギヤ部21が装
置本体側の駆動ギヤ30に噛合しているため、被駆動ギヤ
30の回転によりドラムギヤ20を介して感光ドラム10はカ
ートリッジ容器1aに枢支されつつ図示矢印方向Pに一定
速度で回転することとなる。
設けられた断面円形の突部22及びギヤ部21の外側面側に
設けられた軸受部23とから構成され、前記突部22が円筒
状の感光ドラム10の端部に締り嵌め状態で嵌合してお
り、前記軸受部23がカートリッジ容器1aの側壁1a−1に
枢支されている。そして、ドラムギヤ20のギヤ部21が装
置本体側の駆動ギヤ30に噛合しているため、被駆動ギヤ
30の回転によりドラムギヤ20を介して感光ドラム10はカ
ートリッジ容器1aに枢支されつつ図示矢印方向Pに一定
速度で回転することとなる。
ドラムギヤ20の前記突部22は感光ドラム10の端部に締
り嵌め状態で嵌合しているが、感光ドラム10を介して感
光ドラム10表面を帯電させる帯電ローラ等を回転する
等、感光ドラム10の回転負荷の上昇に対しても、感光ド
ラム10とドラムギヤ20間の嵌合状態を十分に保持すべ
く、ドラムギヤ20の突部22と感光ドラム10とは接着剤を
介して結合されている。
り嵌め状態で嵌合しているが、感光ドラム10を介して感
光ドラム10表面を帯電させる帯電ローラ等を回転する
等、感光ドラム10の回転負荷の上昇に対しても、感光ド
ラム10とドラムギヤ20間の嵌合状態を十分に保持すべ
く、ドラムギヤ20の突部22と感光ドラム10とは接着剤を
介して結合されている。
この場合、接着剤を感光ドラム10の内面とドラムギヤ
20の突部22の外面間に十分に保持すべく、ドラムギヤ20
の突部22の外周面に接着剤溜りとして機能する幅Aの複
数の接着溝24が形成されている。該接着溝24は感光ドラ
ム10のドラム軸Q方向に対して90度より小さい所定角θ
だけ傾斜した状態となっており、且つ、ドラムギヤ20の
突部22をビスと考えた場合、ドラムギヤ20の回転により
このビスを締め込んでいく方向に前記接着溝24は傾斜さ
れている。
20の突部22の外面間に十分に保持すべく、ドラムギヤ20
の突部22の外周面に接着剤溜りとして機能する幅Aの複
数の接着溝24が形成されている。該接着溝24は感光ドラ
ム10のドラム軸Q方向に対して90度より小さい所定角θ
だけ傾斜した状態となっており、且つ、ドラムギヤ20の
突部22をビスと考えた場合、ドラムギヤ20の回転により
このビスを締め込んでいく方向に前記接着溝24は傾斜さ
れている。
従って、接着溝24内に十分な接着剤を保持させた状態
でドラムギヤ20の突部22を感光ドラム10に嵌合すれば、
この接着溝24内の接着剤等を介して感光ドラム10とドラ
ムギヤ20とは十分強固に結合されることとなる。
でドラムギヤ20の突部22を感光ドラム10に嵌合すれば、
この接着溝24内の接着剤等を介して感光ドラム10とドラ
ムギヤ20とは十分強固に結合されることとなる。
而して、感光ドラム10とドラムギヤ20とが接着溝24を
介して斜めに結合されているため、該結合部の突部22の
周方向幅Cは、第3図に示すように、C=A/cosθとな
り、接着溝24をドラム軸Q方向に配設した場合に比べて
C−Aだけ結合部の長さが大きくなる。従って、感光ド
ラム10とドラムギヤ20とは結合部の長さが大きくなった
分だけその周方向に強固に結合されることでなる。又、
接着溝24がドラムギヤ20の回転に対してその突部22が感
光ドラム10の内部に食い込むように形成されているた
め、ドラムギヤ20の回転に伴ってドラムギヤ20と感光ド
ラム10との結合部に緩み等が生じにくく、ドラムギヤ20
と感光ドラム10の結合はより強固になる。
介して斜めに結合されているため、該結合部の突部22の
周方向幅Cは、第3図に示すように、C=A/cosθとな
り、接着溝24をドラム軸Q方向に配設した場合に比べて
C−Aだけ結合部の長さが大きくなる。従って、感光ド
ラム10とドラムギヤ20とは結合部の長さが大きくなった
分だけその周方向に強固に結合されることでなる。又、
接着溝24がドラムギヤ20の回転に対してその突部22が感
光ドラム10の内部に食い込むように形成されているた
め、ドラムギヤ20の回転に伴ってドラムギヤ20と感光ド
ラム10との結合部に緩み等が生じにくく、ドラムギヤ20
と感光ドラム10の結合はより強固になる。
更に、感光ドラム10とドラムギヤ20とが接着溝24を介
して斜めに結合されているため、該結合部のドラム軸Q
方向の長さも、接着溝24を突部22の周方向に配設した場
合に比べてその結合部の長さを十分長く取ることがで
き、感光ドラム10とドラムギヤ20とはドラム軸Qの方向
に対しても強固に結合されることとなる。
して斜めに結合されているため、該結合部のドラム軸Q
方向の長さも、接着溝24を突部22の周方向に配設した場
合に比べてその結合部の長さを十分長く取ることがで
き、感光ドラム10とドラムギヤ20とはドラム軸Qの方向
に対しても強固に結合されることとなる。
従って、感光ドラム10とドラムギヤ20との嵌合部に感
光ドラム10の軸方向又は周方向についての種々の力が作
用しても、前記嵌合部における感光ドラム10とドラムギ
ヤ20との結合状態は強固であり、接着剤が感光ドラム10
又はドラムギヤ20の突部22から剥がれることはない。
光ドラム10の軸方向又は周方向についての種々の力が作
用しても、前記嵌合部における感光ドラム10とドラムギ
ヤ20との結合状態は強固であり、接着剤が感光ドラム10
又はドラムギヤ20の突部22から剥がれることはない。
以上のように、感光ドラム10とドラムギヤ20との嵌合
部の周面に複数の接着溝24を斜めに配設するだけの簡単
な手段により、感光ドラム10の軸方向又は周方向の力に
対しても感光ドラム10とドラムギヤ20とは強固に結合さ
れ、該ドラムギヤ20で感光ドラム10を適正に駆動するこ
とができることとなる。
部の周面に複数の接着溝24を斜めに配設するだけの簡単
な手段により、感光ドラム10の軸方向又は周方向の力に
対しても感光ドラム10とドラムギヤ20とは強固に結合さ
れ、該ドラムギヤ20で感光ドラム10を適正に駆動するこ
とができることとなる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、被駆
動力伝達部材の感光ドラムと嵌合する嵌合部の外周に、
接着剤溜りを構成する複数の溝を感光ドラムの軸線方向
に対して、感光ドラムが駆動力を受けて回転する回転方
向へ傾斜させて形成したため、被駆動力伝達部材を接着
剤によってその回転方向(周方向)及び軸方向の何れの
方向にも感光ドラムに強固に結合することができるとい
う効果が得られる。
動力伝達部材の感光ドラムと嵌合する嵌合部の外周に、
接着剤溜りを構成する複数の溝を感光ドラムの軸線方向
に対して、感光ドラムが駆動力を受けて回転する回転方
向へ傾斜させて形成したため、被駆動力伝達部材を接着
剤によってその回転方向(周方向)及び軸方向の何れの
方向にも感光ドラムに強固に結合することができるとい
う効果が得られる。
又、接着剤を溜めるための複数の溝は、感光ドラムの
長手方向において、被駆動力伝達部材の設けられた側に
配置されたカートリッジフレーム部分の外側から見て、
感光ドラムの軸線方向に対して該感光ドラムが駆動力を
受けて回転する方向へ傾斜させて形成されているため、
被駆動力伝達部材が回転すると、被駆動力伝達部材は、
感光ドラムに対して食い込む方向へ力を受ける。従っ
て、回転時に被駆動力伝達部材と感光ドラムとの嵌合部
に弛み等が生じにくく、被駆動力伝達部材を感光ドラム
により一層強固に結合することができるという効果が得
られる。
長手方向において、被駆動力伝達部材の設けられた側に
配置されたカートリッジフレーム部分の外側から見て、
感光ドラムの軸線方向に対して該感光ドラムが駆動力を
受けて回転する方向へ傾斜させて形成されているため、
被駆動力伝達部材が回転すると、被駆動力伝達部材は、
感光ドラムに対して食い込む方向へ力を受ける。従っ
て、回転時に被駆動力伝達部材と感光ドラムとの嵌合部
に弛み等が生じにくく、被駆動力伝達部材を感光ドラム
により一層強固に結合することができるという効果が得
られる。
第1図はプロセスカートリッジの断面図、第2図はプロ
セスカートリッジの感光ドラム端部周りの断面図、第3
図はドラムギヤに設けられた接着溝の説明図、第4図は
従来技術を説明するための図である。 1……プロセスカートリッジ、10……感光ドラム、20…
…ドラムギヤ(被駆動力伝達部材)、24……接着溝
(溝)、30……駆動ギヤ(駆動力伝達部材)。
セスカートリッジの感光ドラム端部周りの断面図、第3
図はドラムギヤに設けられた接着溝の説明図、第4図は
従来技術を説明するための図である。 1……プロセスカートリッジ、10……感光ドラム、20…
…ドラムギヤ(被駆動力伝達部材)、24……接着溝
(溝)、30……駆動ギヤ(駆動力伝達部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宍戸 一男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 矢野 寛治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 津田 忠之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 池本 功 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 佐々木 新一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−201772(JP,U) 実開 昭62−137713(JP,U) 実開 平2−17765(JP,U) 実開 昭47−6282(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
ートリッジにおいて、 カートリッジフレームと、 感光ドラムと、 前記感光ドラムに作用するプロセス手段と、 画像形成装置本体に装着された際に、画像形成装置本体
に設けられた駆動力伝達部材と係合して前記感光ドラム
を所定の回転方向へ回転させる駆動力を受けるための被
駆動力伝達部材であって、前記感光ドラムの一端部に嵌
合して取り付けられた被駆動力伝達部材と、 を有し、 前記被駆動力伝達部材の前記感光ドラムと嵌合する嵌合
部の外周面に、前記感光ドラムの長手方向において、前
記被駆動力伝達部材の設けられた側に配置された前記カ
ートリッジフレーム部分の外側から見て、前記感光ドラ
ムの軸線方向に対して、前記感光ドラムが前記駆動力を
受けて回転する前記回転方向へ傾斜させて複数の溝を設
けて、前記複数の溝に接着剤を溜めた状態で前記嵌合部
を前記感光ドラムの端部に嵌合させて、前記感光ドラム
と前記被駆動力伝達部材とを結合したことを特徴とする
プロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139648A JP2711012B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139648A JP2711012B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434442A JPH0434442A (ja) | 1992-02-05 |
JP2711012B2 true JP2711012B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15250168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2139648A Expired - Fee Related JP2711012B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | プロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711012B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS476282U (ja) * | 1971-02-15 | 1972-09-21 | ||
JPS62137713U (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-31 | ||
JPS62201772U (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-23 | ||
JPH087401Y2 (ja) * | 1988-07-20 | 1996-03-04 | 株式会社精工舎 | 電子写真記録装置 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP2139648A patent/JP2711012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434442A (ja) | 1992-02-05 |
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