JP4872771B2 - 原稿分離供給装置及びこれを備えた画像読取装置 - Google Patents

原稿分離供給装置及びこれを備えた画像読取装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取専用機、複写機、ファクシミリ装置等に設置される画像読取装置に原稿を供給する為の原稿分離供給装置と、この原稿分離供給装置を備えた画像読取装置に関する。
上記のような画像読取装置は、原稿供給トレイに載せられた多数枚の原稿を1枚ずつ分離供給する為の原稿分離供給装置を備える。この原稿分離供給装置から分離供給された原稿は、原稿搬送路に沿って搬送され、原稿搬送路の途中に配置された原稿読取走査手段によって逐次その画像情報が読取られ、原稿搬送路の下流側端に設けられた原稿排出トレイに排出される。このような画像読取装置に設けられる原稿分離供給装置としては、いわゆるリタードローラ方式や分離パッド方式のものが多く用いられており、前者のリタードローラ方式の原稿分離供給装置の例として、特許文献1及び特許文献2に開示されたものが挙げられる。これらのリタードローラ方式の原稿分離供給装置は、セパレートローラと、これに弾性的に接するリタードローラとよりなり、リタードローラは、セパレートローラによる原稿供給作用に抗するよう回転駆動され、両ローラが接する部分(ニップ部)に重なって送られようとする原稿をリタードローラの回転による押戻し作用によって押戻して、セパレートローラに接する1枚だけを分離供給するものである。
上記のようなリタードローラ方式の原稿分離供給装置の場合、経時的なローラ表面の磨耗等により、原稿の分離供給性が低下することがある為、部品交換をする必要が生じることがある。その為、これらのローラは、簡易な着脱機構を介して原稿分離供給装置の筐体(装置本体)に取付けられるよう構成されている。ところで、リタードローラの場合、駆動伝達系とセパレートローラに弾力を付与する弾力付与手段の機構とが絡むため、着脱機構の構造が問題となる。特許文献1では、ローラ本体の軸方向両端部を支持する一対の支持部材のうちの一方を軸方向に可動としてローラ本体を着脱可能としている。また、特許文献2に開示の原稿分離供給装置の場合、リタードローラの軸に固定された被駆動伝達ギヤとこれに噛み合う駆動伝達ギヤとの軸間を決めるブラケット(アーム)をリタードローラ軸に取付け、装置本体側に取付けられた駆動伝達ギヤの軸にブラケットを着脱自在に取付可能とすることにより、リタードローラがブラケットと共に着脱可能とされる。
上記特許文献1に開示されたリタードローラの着脱機構は、リタードローラ本体のみが着脱交換自在とされているから、交換部品がシンプルであり、交換部品の低コスト化が図られる。この場合、一対の支持部材に支持されたリタードローラ本体は、その軸方向に沿った回転駆動用の伝動軸に連結されることになるが、同時にばね部材によってセパレートローラ側(伝動軸に直交する方向)に弾力付与される。その為、伝動軸の両端部(駆動源側とリタードローラ側)にユニバーサルジョイントを2個設け、この伝動軸に直交する方向の弾力を吸収して伝動軸を介した駆動伝達を円滑にするよう構成されており、装置本体側に複雑な駆動伝達機構を設けることを余儀なくされている。また、リタードローラに弾力付与する為のばね部材がリタードローラの軸方向中央部に1個設けられている為、このばね部材により付与される弾力が、連結負荷を伴う駆動伝達側と、この負荷を伴わない反駆動伝達側との間においてアンバランスを生じる。その為、リタードローラとセパレートローラとの接触圧が軸方向で均一とならず、これが原因で上記ニップ部から原稿が斜めに繰出され、その後の搬送過程及び画像読取過程で、原稿搬送ジャムを生じたり、或いは画像読取ミスを生じたりすることがある。
一方、特許文献2に開示された原稿分離供給装置の場合、装置本体側に取付けられた駆動伝達ギヤとリタードローラ軸に固定された被駆動伝達ギヤとの噛み合いによって駆動伝達がなされるよう構成されるから、特許文献1のような2個のユニバーサルジョイントを介した複雑な駆動伝達機構を不要とする。しかし、リタードローラと上記ブラケットとが組み合わされて1部品を構成している為、交換部品としてのコストが嵩むことになる。また、リタードローラに弾力付与する為のばね部材がリタードローラの軸方向中央部に1個設けられている為、上記と同様このばね部材により付与される弾力が、連結負荷を伴う駆動伝達側と、この負荷を伴わない反駆動伝達側との間においてアンバランスを生じ、これが原因で上記ニップ部から原稿が斜めに繰出され、その後の原稿搬送過程等において上記同様の不具合を生じることがある。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、交換部品の低コスト化と装置構成の簡素化を図ると共に、原稿の分離供給を円滑に行うことができる原稿分離供給装置と、これを用いた画像読取装置を提供することを目的としている。
第1の発明に係る原稿分離供給装置は、原稿供給トレイ上に載せられた原稿を、セパレートローラ及び該セパレートローラに弾性的に接するリタードローラの作用によって1枚ずつ分離して供給する原稿分離供給装置であって、上記リタードローラと、該リタードローラを同心的に保持するリタードローラ軸と、該リタードローラ軸に同心的に固定された被駆動伝達ギヤとによりリタードローラユニットが構成され、装置本体には、上記リタードローラに駆動伝達する為の駆動伝達手段が設置され、該駆動伝達手段は、回転駆動軸と、上記被駆動伝達ギヤに噛み合って該回転駆動軸からの回転駆動力を伝達する駆動伝達ギヤと、該駆動伝達ギヤの軸心回りに揺動自在に支持され上記リタードローラ軸を軸方向両端部で支持する軸受部を有する一対のブラケット部材と、両ブラケット部材側に設けられ、上記リタードローラをセパレートローラに弾性的に接するよう弾力を付与する為の一対の弾力付与手段とを備え、上記リタードローラユニットは、上記ブラケット部材に対してリタードローラ軸を介し上記軸受部に着脱自在に支持され、上記一対のブラケット部材には、互いに対向し且つ同心的な一対の支持軸が固定され、一方の支持軸には前記駆動伝達ギヤがその軸心回りに回転自在に支持され、上記回転駆動軸には、一対の揺動アームがその軸心回りに揺動可能に支持されると共に上記駆動伝達ギヤに噛み合う駆動側ギヤが同心的に固定され、該揺動アームはその揺動端部において上記一対の支持軸にその軸心回りに相対回転可能に連結され、これにより、回転駆動軸から駆動伝達ギヤを介した被駆動伝達ギヤまでの駆動伝達系及びこれらの支持機構が構成されていることを特徴とする。
また、前記装置本体に、前記ブラケット部材を支持する為のベースフレームを設置し、該ベースフレームは、ブラケット部材の軸受部を直線移動可能に支持するガイド支持部と、前記弾力付与手段の保持部とを備えているものとしても良い。この場合、上記直線移動方向が、前記ガイド支持部に支持された軸受部の軸心とセパレートローラの軸心とを結ぶ線に沿うものとすることが望ましい。更に、前記ブラケット部材を、軸受部材と、該軸受部材の外周にその軸心回りに回転自在に嵌め合わされたブラケットとよりなるものとし、該軸受部材とブラケットの軸受部材に対する嵌め合い部分とにより前記軸受部を構成し、該軸受部材が上記ガイド支持部に直線移動可能に支持されているものとすることができる。
第2の発明に係る画像読取装置は、上記のいずれかの原稿分離供給装置と、該原稿分離供給装置より分離供給される原稿を搬送する原稿搬送路と、該原稿搬送路の途中に配置された画像読取走査手段と、上記原稿搬送路の下流側端に設けられた原稿排出トレイとを備えたことを特徴とする。
第1の発明に係る原稿分離供給装置によれば、リタードローラと、該リタードローラを同心一体に保持するリタードローラ軸と、該リタードローラ軸に同心的に固定された被駆動伝達ギヤとより構成されるリタードローラユニットが、装置本体に対し、装置本体側に設けられるブラケット部材の軸受部に着脱自在に支持されるものであるから、交換部品としてのリタードローラユニットの部品コストを低くすることができ、ユーザーの負担を軽減化できる。また、本体装置側の回転駆動軸の回転駆動力を伝達する駆動伝達ギヤにリタードローラ軸に固定された被駆動伝達ギヤを噛み合わせることによってリタードローラへの回転駆動伝達機構が構成されるから、装置構成の簡素化が図られる。更に、一対のブラケット部材に支持されるリタードローラをセパレートローラに弾性的に接するよう弾力を付与する為の弾力付与手段が、両ブラケット側に一対設けられているから、駆動伝達ギヤと被駆動伝達ギヤとが噛み合うことによる駆動伝達側の連結負荷は、リタードローラ軸の両端部に付与される弾力によって緩和され、リタードローラとセパレートローラとの接触圧が軸方向でアンバランスになることがなく、原稿の円滑な分離供給がなされる。
そして、第1の発明に係る原稿分離供給装置では、更に、前記のように、回転駆動軸に揺動自在に支持された一対の揺動アームとブラケット部材との一対の支持軸を介した結関係、回転駆動軸に固定された駆動側ギヤと駆動伝達ギヤ及び駆動伝達ギヤと被駆動伝達ギヤとのそれぞれの噛み合い関係によって、回転駆動軸から駆動伝達ギヤを介した被駆動伝達ギヤまでの駆動伝達系及びこれらの支持機構を構成しているので、一連の駆動伝達系において、揺動アームの回転駆動軸回りの揺動、ブラケット部材の揺動アームに対する支持軸回りの相対回転とが相関して、各ギヤの軸間距離が一定に保たれた状態で駆動伝達がなされ、且つ弾力付与手段によるリタードローラのセパレートローラに対する弾性的接触の維持が無理なくなされる。従って、ユニバーサルジョイントのような連結手段を介在させる必要がなく、装置構成がより簡素化される。
また、前記装置本体に、前記ブラケット部材を支持する為のベースフレームを設置し、該ベースフレームは、ブラケット部材の軸受部を直線移動可能に支持するガイド支持部と、前記弾力付与手段の保持部とを備えているものとした場合、ブラケット部材の軸受部には弾力付与手段により上記直線移動方向に沿って弾力が付与され、これによりリタードローラはセパレートローラに対して常に一定した方向より弾性的に接することになる。この場合、上記直線移動方向が、前記ガイド支持部に支持された軸受部の軸心とセパレートローラの軸心とを結ぶ線に沿うものとすれば、上記弾力付与手段による弾力がリタードローラとセパレートローラとのニップ部を経てセパレートローラの軸心に向かうことになり、このニップ部におけるセパレートローラとリタードローラとの協働作用による原稿の分離供給機能が極めて好適に発揮される。
更に、前記ブラケット部材を、軸受部材と、該軸受部材の外周にその軸心回りに回転自在に嵌め合わされたブラケットとよりなるものとし、該軸受部材とブラケットの軸受部材に対する嵌め合い部分とにより前記軸受部を構成し、該軸受部材が上記ガイド支持部に直線移動可能に支持されているものとすれば、前記揺動アームと、これに取付けられた駆動伝達ギヤの軸心回りに揺動自在に支持されたブラケット部材との連結関係において、弾力付与手段の弾力の付与による軸受部材の上記ガイド支持部に直線移動が、ブラケットの上記軸受部材の軸心回りの回転によって円滑になされ、且つリタードローラ軸の軸心と被駆動伝達ギヤの軸心間の距離も一定に保たれ、リタードローラに対する駆動伝達が支障なく円滑になされる。
第2の発明に係る画像読取装置においては、上記原稿分離供給装置から供給された原稿が、原稿搬送路に沿って斜行することなく円滑に搬送され、斜行が原因で原稿ジャムを起こすことなく、画像読取走査手段によって逐次その画像情報が読取られ、原稿排出トレイに順次排出される。画像読取走査手段には原稿が斜めになることなく導入されるから、読取画像が歪むような読取不具合を生じることもない。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略的縦断面図、図2は同画像読取装置に備えられた原稿分離供給装置の一実施形態を示す拡大断面図、図3は同原稿分離供給装置の要部の斜視図、図4は図3におけるX−X線矢視断面図、図5は図4におけるY−Y線矢視断面図、図6は図4におけるZ−Z線矢視断面図、図7は同原稿分離供給装置に採用されるブラケット部材の取付構造を示す分解斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の画像読取装置1は、近年の大量文書の電子化ニーズの高まりに対応するものであり、シート原稿Sをセットする為の大容量の原稿供給トレイ2を装置本体1Aの下部に備え、読取後の原稿Sを排出堆積させる原稿排出トレイ3を装置本体1Aの上部に備える。また、この画像読取装置1は、上記原稿供給トレイ2の原稿Sを装置本体1Aの内部に供給する為の原稿供給口1aと、装置本体1Aの内部で読取られた後の原稿Sを上記原稿排出トレイ3に排出する為の原稿排出口1bとを備える。
上記画像読取装置1の装置本体1Aの内部には、原稿供給口1aと原稿排出口1bとを繋ぐ倒U形の湾曲した原稿搬送路Pが形成され、この原稿搬送路Pに沿って複数の搬送ローラ対4…が設置されている。また、原稿搬送路Pの途中には2個のイメージスキャナ装置(画像読取走査手段)5,6が、原稿Sの表裏に対応するよう配置され、原稿搬送路Pを搬送される原稿Sの両面の画像情報が逐次読取られるよう構成されている。この場合、イメージスキャナ装置5,6をいずれか一方のみとし、片面読取の画像読取装置を構成するようにしても良い。また、いずれかのイメージスキャナ装置をフラットベットタイプのイメージスキャナと併用するよう構成してもよい。
上記原稿トレイ2は、昇降機構7を構成するラック7aによって支持され、ラック7aと共に昇降機構7を構成するピニオン7bの正逆回転によって、ピニオン7bに噛み合うラック7aが昇降し、これによって原稿トレイ2が上下昇降する。この昇降機構7は、原稿トレイ2の上に堆積セットされた多数枚の原稿Sが、後記する原稿分離供給装置10によって最上層原稿より装置本体1A内に供給される結果、堆積量が減少するのに伴い原稿トレイ2を上昇させ、常に最上層の原稿Sが、原稿分離供給装置10の分離供給作用を受けるよう構成されている。ラック7aの下方部に設置されたギヤ7cは、抵抗ギヤであって、例えば、トルクグリスがギヤ軸に塗布されており、回転に対する抵抗が発生するようになされ、ラック7aの降下の際に噛み合い、その衝撃を緩和する。原稿トレイ2を昇降させる昇降機構7としては、図例のようなラックアンドピニオン機構に限定されず、例えば、ベルト又はプーリーを用いて昇降させるものであっても良い。
上記原稿トレイ2は、原稿Sの幅端を揃えて供給の際の斜行を防止する為のサイドガイド2aと、原稿トレイ2の上の原稿Sの有無を検出する原稿検知センサ2bとを備え、この原稿検知センサ2bは制御部8に電気的に接続されている。制御部8は、昇降機構7の作動制御、後記する原稿分離供給装置10の各部の作動制御、原稿搬送路Pの各搬送ローラ対4…の作動制御及びイメージスキャナ5,6の走査制御等を行う。原稿排出トレイ3は、排出されてくる多数枚の原稿Sを揃えて収容し得る大容量の上面開口箱型形状とされている。また、画像読取装置1の装置本体1A上部には、画像読取開始信号等を入力する為の操作パネル9が設けられている。
前記原稿供給口1aの近傍には、原稿分離供給装置10が設置されており、以下、この原稿分離供給装置10について詳述する。本原稿分離供給装置10は、図2に示すように、ピックアップローラ11と、その下流側のセパレートローラ12と、このセパレートローラ12の下面に弾性的に接するリタードローラ13とを基本構成要素とする。前記昇降機構7によって原稿供給トレイ2が押上げられると、該原稿供給トレイ2上に多数枚が積層状態でセットされた原稿Sの最上層原稿Sの前端部が、ピックアップローラ11の下面に押付けられる。この状態でピックアップローラ11が矢印a方向に回転すると、ピックアップローラ11の回転摩擦作用によって最上層原稿Sが繰出され、その前端部がセパレートローラ12とリタードローラ13とが弾性的に接触するニップ部に導入される。
セパレートローラ12及びリタードローラ13は共にゴム等の摩擦性の部材から構成され、セパレートローラ12の表面と原稿(紙)Sとの摩擦係数μ1≧リタードローラ13の表面と原稿(紙)Sとの摩擦係数μ2>原稿(紙)S同士の摩擦係数μ3、となるようにその材質の選定がなされる。セパレートローラ12は矢印b方向(a方向と同方向)に回転するよう駆動伝達され、また、リタードローラ13には、セパレートローラ12の回転に対してカウンター回転となる矢印c方向に回転力が作用するようその駆動伝達系が構成されている。そして、リタードローラ13とそのリタードローラ軸13aとの間にトルクリッミッタ13b(図3、図4参照)が介在され、リタードローラ13に矢印c方向とは反対の方向eに所定の力以上の負荷が加わった時は、回転が停止又は同方向eにつれ回りするよう構成されている。
上記のように、ピックアップローラ11によって繰出された原稿Sは、その前端部よりセパレートローラ12とリタードローラ13とが弾性的に接触するニップ部に導入されるが、この導入前ではセパレートローラ12とリタードローラ13とが直接摩擦状態で接しているから、上記摩擦係数の関係とトルクリッミタ13bの作用とにより、リタードローラ13は矢印e方向に回転する。また、原稿Sが1枚だけ導入される場合にも、上記摩擦係数の関係とトルクリッミタ13bの作用とにより、リタードローラ13は矢印e方向に回転又は停止状態となる。しかし、繰出された原稿Sが複数枚重なった状態で導入されると、原稿S同士の摩擦係数μ3が小さいから、上記矢印e方向に作用する負荷が小さく、これによりトルクリッミタ13bを介してリタードローラ軸13aから駆動伝達されてリタードローラ13が矢印c方向に回転する。このリタードローラ13の矢印c方向への回転に伴う摩擦作用により、下側の原稿Sが押し戻され、重なった状態で導入されようとする原稿Sの内の上側の原稿Sのみが分離され、原稿搬送路Pに向け分離供給される。原稿供給口1a及び原稿排出口1bにかけての原稿搬送路Pには、原稿Sの繰出・供給及び搬送を円滑に行わせる為のガイド板1c,1dが適宜設けられている。ガイド板1cは、装置本体1Aに対して開閉可能に取付けられ、ピックアップローラ11及びセパレートローラ12を支持するメンテナンスカバー体(不図示)の一部を構成する。
上記リタードローラ13と、該リタードローラ13をトルクリッミタ13bを介して同心的に保持するリタードローラ軸13aと、該リタードローラ軸13aに同心的に固定された被駆動伝達ギヤ13cとによりリタードローラユニット13Aが構成される。この場合、トルクリッミタ13bは、必ずしもリタードローラ13とリタードローラ軸13aとの間に設ける必要がなく、被駆動伝達ギヤ13cとリタードローラ軸13aとの間、或いは後記する駆動伝達系の任意の箇所に設けることも可能である。
前記装置本体1Aには、上記リタードローラ13に駆動伝達する為の駆動伝達手段14が設置されている。この駆動伝達手段14は、装置本体1A上に回転自在に設置されて不図示の回転駆動源に連結される回転駆動軸15と、該回転駆動軸15に同心的に固定された駆動側ギヤ16と、回転駆動軸15にその軸心回りに揺動可能に支持された一対の揺動アーム17,17と、上記駆動側ギヤ16に噛み合う駆動伝達ギヤ18と、互いに対向し上記揺動アーム17,17がその揺動端部において軸心回りに相対回転可能に連結される同心的な一対の支持軸19,19を有する一対のブラケット部材20,20とよりなる。回転駆動軸15は、リタードローラ軸13aに平行な状態で設置される。また、上記駆動伝達ギヤ18は支持軸19,19の一方にその軸心回りに回転自在に支持されている。更に、上記一対の揺動アーム17,17は、回転駆動軸15に平行な連結板17aによって互いに平行関係で連結一体とされている。
上記ブラケット部材20は、軸受部材21,22と、該軸受部材21,22の外周にその軸心回りに回転自在に嵌め合わされたブラケット23,23とよりなり、装置本体1A上に設置されたベースフレーム24に支持される。ベースフレーム24は、装置本体1A上にビス24aa等で固定される方形のベース板24aと、このベース板24aの両端に形成された垂直フレーム24b,24cとよりなる。垂直フレーム24b,24cは、上記軸受部材21,22の組込用を兼ねる圧縮ばね(弾力付与手段)の取付空間24ba,24caと、軸受部材21,22を直線移動可能に支持する為の垂直切欠溝(ガイド支持部)24bb,24cbと、上記取付空間24ba,24caの下辺に形成された圧縮ばね保持用の円柱状保持部24bc,24ccとを備えている。垂直切欠溝24bb,24cbは、取付空間24ba,24caに続き形成されている。
上記ブラケット23,23は、回転駆動軸15に平行な連結板23aによって互いに平行関係で連結一体とされ、その各先端部には軸受部材21,22との嵌め合い用円孔23b,23bが形成されている。この嵌め合い用円孔23b,23bの上部は切欠かれて切欠開放部23ba,23baとされており、この開放部23ba,23baの開放幅dは、円孔23b,23bの径Dより小とされている。
上記軸受部材21,22は、リタードローラ軸13aを支持する軸孔21a,22aと、両側部に凹溝21b,22bと、下面に圧縮ばね保持用の円柱状保持部21c,22cと、軸孔21a,22aと同心のブラケット支持用円形突起21d,22dとを備えた成型体からなる。軸孔21a,22aは、リタードローラ軸13aを回転自在に支持するものであり、その径はリタードローラ軸13aの径と同じとされている。反駆動側となる軸受部材21の軸孔21aは、上側部分がその径と同幅で開放されてU形状とされ、この開放部21aaを介しリタードローラ軸13aの反駆動側部分が上から軸孔21aに支持されるようになされている。一方、駆動側となる軸受部材21の軸孔22aは、リタードローラ軸13aを軸方向より挿入し得る円形とされ、その入口部は徐々に径が小さくなるテーパ面22aaとされている。
上記軸受部材21,22における凹溝21b,22bの溝幅は、上記垂直フレーム24b,24cの板厚よりやや大とされ、上記垂直切欠溝24bb,24cbの内側辺部が嵌り込んで相対移動が可能なように構成されている。ブラケット支持用突起21d,22dは、円形の上下を平行にカットしたカット部21da,22daを備えた形状であり、その外径D1は、上記ブラッケット23,23における円孔23b,23bの径Dと略同じかやや小とされ、また、各カット部21da,22da間の幅d1は、該円孔23b,23bにおける上側開放部23ba,23baの開放幅dよりやや小とされている。
上記のような構成のブラケット部材20をベースフレーム24に組付ける要領について説明する。先ず、軸受部材21,22を垂直フレーム24b,24cにおける取付空間24ba,24ca内に配置し、これらを上方に持ち上げながら、凹溝21b,22bに垂直切欠溝24bb,24cbの内側辺部を嵌め込み、この垂直切欠溝24bb,24cbに支持させた状態で、軸受部材21,22の円柱状保持部21c,22cと垂直フレーム24b,24cの円柱状保持部24bc,24ccとの間に圧縮ばね(弾力付与手段)25,26を圧縮状態で介在保持させる。この状態では、軸受部材21,22は、垂直切欠溝24bb,24cbに沿って圧縮ばね25,26による上向きの復元弾力を受け、直線移動可能な状態で維持される。この直線移動方向は、軸受部材21,22の軸孔21a,22aに支持されるリタードローラ軸13aの軸心とセパレートローラ12の軸心とを結ぶ線に沿うものである。
次いで、ブラケット23,23を開放部23ba,23baが横向きになるようにして、該開放部23ba,23baを軸受部材21,22における突起21d,22dのカット部21da,22daに沿わせながらブラケット23の円孔23b,23bを突起21d,22dの外周に嵌め合わせる。その後、ブラケット23,23を円孔23b,23bの軸心まわりに90°回転させて保持させ、これによりブラケット23,23が軸受部材21,22の突起21d,22dに対してその軸心回りに回転可能に支持される。また、軸受部材21,22とブラケット23,23の軸受部材21,22に対する嵌め合い部分とによりブラケット部材20,20の軸受部20A,20Aが構成される。このブラケット部材20の組付けの際、前記支持軸19,19には、回転駆動軸15に揺動可能に支持された揺動アーム17,17が、その揺動端部において相対回転可能に取付けられ、同時に駆動側ギヤ16と駆動伝達ギヤ18とが噛み合い関係に維持される。これによって、回転駆動軸15から駆動伝達ギヤ18までの駆動伝達系、及びリタードローラ13に駆動伝達する為の駆動伝達手段14が確立する。
上記のように構成された駆動伝達手段14に対して、リタードローラユニット13Aを取付支持させる場合、リタードローラ軸13aを傾け、その駆動側先端部を、軸受部材22のテーパ面22aaに沿わせて軸孔22aに対して斜め上方より挿入しながら水平状態とし、リタードローラ軸13aの反駆動側端部を軸受部材21の軸孔21aに支持させる。リタードローラ軸13aの両端部側には、ブラケット23,23に近接する止めリング13aa,13aaが取付けられており、これによりリタードローラユニット13Aが軸方向に沿った移動が規制された状態で支持される。また、この支持状態で被駆動伝達ギヤ13cがブラケット23に取付けられた駆動伝達ギヤ18と噛み合い、被駆動伝達ギヤ13cまでの駆動伝達系が確立する。
リタードローラユニット13Aを上記のように駆動伝達手段14の所定位置に支持させた状態で、前記メンテナンスカバー体(不図示)を閉めロックさせると、図2に示すように、セパレートローラ12とリタードローラ13とが、圧縮ばね25,26の弾力に抗して弾性的に接した状態とされ、これにより原稿分離供給装置10が構成される。圧縮ばね25,26は、軸受部材21,22のそれぞれに直接弾力が作用するよう構成されているから、リタードローラ13に対し、その長手方向両端部において個別に弾力が作用することになる。従って、両圧縮ばね25,26のばね定数の適宜設定や、ばね圧調整手段を個々に設けることにより、リタードローラ13のセパレートローラ12に対する弾性接触圧をその長手方向においてバランスさせることが容易になされる。特に、反駆動側の軸受部材21と駆動側の軸受部材22においては、駆動伝達系の連結負荷の有無が影響する為、これらに直接圧縮ばね25,26の弾力を付与することにより、上記リタードローラ13のセパレートローラ12に対する長手方向における弾性接触圧のバランス調整が的確になされる。
また、軸受部材21,22がガイド支持部としての垂直切欠溝24bb,24cbにガイド支持されているから、圧縮ばね25,26による弾力は、垂直切欠溝24bb,24cbに沿って直線的に付与され、リタードローラ13には常にその軸心がセパレートローラ12の軸心に向くよう弾力が付与される。この場合、軸受部材21,22とブラケット23,23とは、前記軸受部20A、20Aにおける相互の嵌め合い関係によってその軸心回りに相対回転可能とされ、また、回転駆動軸15に揺動可能に取付けられた揺動アーム17,17が支持軸19,19を介してブラケット23,23に軸心回りに相対回転可能に連結されているから、被駆動伝達ギヤ13cと駆動伝達ギヤ18との軸心間距離及び駆動伝達ギヤ18と駆動側ギヤ16との軸心間距離が常に一定に保たれた状態で、軸受部材21,22の垂直切欠溝24bb,24cbに沿った直線的な垂直移動が円滑になされ、駆動伝達に支障を来たすこともない。
そして、装置本体1A側に設置される駆動伝達手段14は、上述のように簡易な組付け関係で構成されるから、組付けの作業性に優れる。また、リタードローラユニット13Aは、上述のように駆動伝達手段14に対して簡易に着脱できるから部品交換の煩わしさが少なく、また、構成部品も少ないから交換部品としてのコストダウンも図ることができ、ユーザーに対する負担を軽減することができる。
尚、図1に示すような画像読取装置1において、原稿分離供給装置10及び各搬送ローラ対4…は、駆動源(モータ)を1個とし、それぞれの駆動は電磁クラッチの制御によって行なわれることが多い。この場合、原稿分離供給装置10によって繰出し供給される原稿が、下流側直近の搬送ローラ対4にニップされた際、原稿分離供給装置10関連の電磁クラッチをオフとし、セパレートローラ12及びリタードローラ13の駆動を停止する制御がなされる。この時、搬送ローラ対4…は駆動して原稿の搬送を継続しているから、停止中のセパレートローラ12及びリタードローラ13は原稿に引っ張られてつれ回りし、これによって次原稿が、原稿間の摩擦によって引き込まれ、分離されずに重なった状態で送られることになる。このような事態を生じさせない為、リタードローラ13の駆動伝達系にワンウェイクラッチ(不図示)を介在させ、駆動源からの逆転方向の駆動力(リタードローラに付与される本来の回転駆動力)は伝達するが、正転させる方向(つれ回り方向)の回転をロックするよう構成することもできる。
また、上記のような原稿分離供給装置の場合、原稿が下流側直近の搬送ローラ対4にニップされた際には、ピックアップローラ11の駆動も停止するよう制御されるが、短い原稿の場合、上記搬送ローラ対4に達する前に原稿の後端がピックアップローラ11を抜けることがある為、回転を継続しているピックアップローラ11の作用を受けて次原稿の繰出しが開始され、これが原稿ジャムの原因となることがある。このような事態を生じさせない為、原稿がセパレートローラ12によって供給が開始された時点でピックアップローラ11を堆積原稿の上面から離す為の手段(不図示)を組み込んでも良い。
上記実施形態では、読取専用の画像読取装置を例示したが、ファクシミリ装置や複写機の読取装置にも本発明を適用することができ、図1に示す装置本体の構成もこれに限定されるものではない。画像読取走査手段としては、光源と、ミーラー及びレンズ等の光学系と、CCD等の撮像手段とが組み合った公知のイメージスキャナ装置が用いられる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略的縦断面図である。 同画像読取装置に備えられた原稿分離供給装置の一実施形態を示す拡大断面図である。 同原稿分離供給装置の要部の斜視図である。 図3におけるX−X線矢視断面図である。 図4におけるY−Y線矢視断面図である。 図4におけるZ−Z線矢視断面図である。 同原稿分離供給装置に採用されるブラケット部材の取付構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 画像読取装置
1A 装置本体
2 原稿供給トレイ
3 原稿排出トレイ
5 イメージスキャナ装置(画像読取走査手段)
6 イメージスキャナ装置(画像読取走査手段)
10 原稿分離供給装置
12 セパレートローラ
13 リタードローラ
13A リタードローラユニット
13a リタードローラ軸
13c 被駆動伝達ギヤ
14 駆動伝達手段
15 回転駆動軸
16 駆動側ギヤ
17 揺動アーム
18 駆動伝達ギヤ
19 支持軸
20 ブラケット部材
20A 軸受部
21,22 軸受部材
23 ブラケット
24 ベースフレーム
24bb,24cb ガイド支持部
24bc,24cc 弾力付与手段の保持部
25,26 圧縮ばね(弾力付与手段)
P 原稿搬送路
S 原稿

Claims (5)

  1. 原稿供給トレイ上に載せられた原稿を、セパレートローラ及び該セパレートローラに弾性的に接するリタードローラの作用によって1枚ずつ分離して供給する原稿分離供給装置であって、
    上記リタードローラと、該リタードローラを同心的に保持するリタードローラ軸と、該リタードローラ軸に同心的に固定された被駆動伝達ギヤとによりリタードローラユニットが構成され、
    装置本体には、上記リタードローラに駆動伝達する為の駆動伝達手段が設置され、該駆動伝達手段は、回転駆動軸と、上記被駆動伝達ギヤに噛み合って該回転駆動軸からの回転駆動力を伝達する駆動伝達ギヤと、該駆動伝達ギヤの軸心回りに揺動自在に支持され上記リタードローラ軸を軸方向両端部で支持する軸受部を有する一対のブラケット部材と、両ブラケット部材側に設けられ、上記リタードローラをセパレートローラに弾性的に接するよう弾力を付与する為の一対の弾力付与手段とを備え、
    上記リタードローラユニットは、上記ブラケット部材に対してリタードローラ軸を介し上記軸受部に着脱自在に支持され
    上記一対のブラケット部材には、互いに対向し且つ同心的な一対の支持軸が固定され、一方の支持軸には前記駆動伝達ギヤがその軸心回りに回転自在に支持され、上記回転駆動軸には、一対の揺動アームがその軸心回りに揺動可能に支持されると共に上記駆動伝達ギヤに噛み合う駆動側ギヤが同心的に固定され、該揺動アームはその揺動端部において上記一対の支持軸にその軸心回りに相対回転可能に連結されていることを特徴とする原稿分離供給装置。
  2. 請求項1に記載の原稿分離供給装置において、
    前記装置本体には、前記ブラケット部材を支持する為のベースフレームが設置され、該ベースフレームは、ブラケット部材の軸受部を直線移動可能に支持するガイド支持部と、前記弾力付与手段の保持部とを備えていることを特徴とする原稿分離供給装置。
  3. 請求項2に記載の原稿分離供給装置において、
    前記直線移動方向が、前記ガイド支持部に支持された軸受部の軸心とセパレートローラの軸心とを結ぶ線に沿うものであることを特徴とする原稿分離供給装置。
  4. 請求項2又は3に記載の原稿分離供給装置において、
    前記ブラケット部材は、軸受部材と、該軸受部材の外周にその軸心回りに回転自在に嵌め合わされたブラケットとよりなり、該軸受部材とブラケットの軸受部材に対する嵌め合い部分とにより前記軸受部が構成され、該軸受部材が前記ガイド支持部に直線移動可能に支持されていることを特徴とする原稿分離供給装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の原稿分離供給装置と、該原稿分離供給装置より分離供給される原稿を搬送する原稿搬送路と、該原稿搬送路の途中に配置された画像読取走査手段と、上記原稿搬送路の下流側端に設けられた原稿排出トレイとを備えたことを特徴とする画像読取装置。
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